JP2006316700A - 燃料ポンプモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジェットポンプを備える燃料ポンプモジュールにおいて、ジェットポンプのスロート部を複雑化することなくジェットポンプの負圧洩れを防止する。
【解決手段】 ジェットポンプ31のスロート部34から噴射された燃料を反射させてスロート部34を燃料で遮断する反射部56を、吐出側フィルタを収納するフィルタケース15aの下面15bに設けた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ジェットポンプを備えた燃料ポンプモジュールに関する。
従来、燃料タンクの燃料を燃料ポンプによって内燃機関へ供給する燃料ポンプモジュールとして、燃料を貯留するリザーバと、このリザーバに燃料タンクの燃料を移送するジェットポンプとを備えた燃料タンクがある。
ジェットポンプは、駆動流が供給されるノズルと、燃料タンクに連通した負圧室と、リザーバに連通したスロート部とを備えている。そして、ジェットポンプは、ノズルから負圧室を介してスロート部へ噴射した燃料によって、負圧室に圧力低下(負圧)を発生させる。この負圧によって、燃料タンクの燃料を負圧室へ吸い込んで、ノズルからの噴射燃料とともに、スロート部からリザーバへ噴射する。このような、ジェットポンプは、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2000−97122号公報
ところで、ジェットポンプは、スロート部の開口が燃料で遮断(シール)されていないと、負圧室に圧力低下(負圧)が生じない、いわゆる負圧洩れが生じ、燃料の移送能力を維持できなくなってしまう。このような負圧洩れは、スロート部の長さが比較的短いジェットポンプで発生しやすい。
特許文献1は、この課題の解決を図るべく、ジェットポンプのスロート部の端末部(開口側端部)に、軸方向端面に位置する反射面および径方向に開口する排出口を設け、ノズルから噴射した燃料を該反射面で反射させて、該排出口を遮断する噴流の液膜を形成する構成を開示している。この構造では、液膜によって、負圧洩れを防止している。
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、スロート部の開口側端部に、軸方向端面に位置する反射面および径方向に開口する排出口を設けるため、スロート部の構造が複雑化してしまい、製造が困難化してしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ジェットポンプを備える燃料ポンプモジュールにおいて、ジェットポンプのスロート部を複雑化することなくジェットポンプの負圧洩れを防止することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、リザーバの燃料を吸入して吐出する燃料ポンプと、前記燃料タンクから吸引した燃料を、上方に開口したスロート部から前記リザーバの内部に噴射するジェットポンプと、前記燃料ポンプから吐出された燃料を濾過する吐出側フィルタと、前記ジェットポンプのスロート部の上方に設けられ、燃料ポンプが吐出する燃料を濾過する吐出側フィルタを収納するフィルタケースと、このフィルタケースの下面に下方開口の凹状に形成されて前記スロート部を囲繞し、前記スロート部から噴射された燃料を反射させて前記スロート部を燃料で遮断する反射部と、を備えることを特徴とする。
したがって、反射部によってスロート部が燃料で遮断されるので、ジェットポンプでの負圧洩れが防止される。この反射部は、スロート部の開口側先端部ではなく、フィルタケースの下面に設けられているので、スロート部を複雑化することなくジェットポンプの負圧洩れを防止することができる。
また、請求項2の発明は、燃料タンクから吸引した燃料を、上方に開口したスロート部からリザーバの内部に噴射するジェットポンプと、上面開口に形成されて前記スロート部を内包し、前記スロート部から噴射された燃料を貯留して前記スロート部を燃料で遮断する貯留部と、を備えることを特徴とする。
したがって、貯留部によってスロート部が燃料で遮断されるので、ジェットポンプでの負圧洩れが防止される。この貯留部は、スロート部を内包する構造であるので、スロート部の開口部を複雑化することがない。即ち、スロート部を複雑化することなくジェットポンプの負圧洩れを防止することができる。
また、請求項3の発明は、上記請求項2の発明において、前記ジェットポンプのスロート部の上方に設けられ、燃料ポンプから吐出された燃料を濾過する吐出側フィルタを収納するフィルタケースと、このフィルタケースの下面に下方開口の凹状に形成されて前記スロート部に対向し、前記スロート部から噴射される燃料を反射させて前記貯留部に導く反射部と、を備えることを特徴とする。
したがって、反射部によって、スロート部から噴射される燃料が反射されて貯留部に導かれるので、スロート部から噴射された燃料を確実に貯留部に溜めることができる。
以下、本発明を具現化した第1の実施形態について図1ないし図4を参照して説明する。本実施形態では、内燃機関を搭載した自動車の燃料タンクの内部に装着される燃料ポンプモジュールが例示される。
図1は、燃料タンクの内部に装着した燃料ポンプモジュールの概略構成を示す側面図、図2は、燃料ポンプモジュールを示す縦断側面図、図3は、燃料ポンプモジュールの図2とは別の部分を示す縦断側面図である。
図1ないし図3に示すように、本実施形態にかかる燃料ポンプモジュール1は、燃料タンク4の上部に設けられた開口4aを塞ぐように取り付けられる蓋部2と、蓋部2の下方で燃料タンク4内に収容される垂下部3とを備えている。
燃料タンク4は、メインタンク4Aとサブタンク4Bとを有し、車体床下のフロアトンネル部等を跨ぐ所謂鞍型タンクとして構成されており、燃料ポンプモジュール1は、メインタンク4Aの内部に配置されている。
垂下部3は、蓋部2に上下動自在に支持されている。本実施形態では、蓋部2から下方に伸びるガイド部5aに、垂下部3に設けられた嵌合部5bが上下動自在に嵌合されている。
また、蓋部2と垂下部3との間には、圧縮バネとしてのスプリング6を介装し、このスプリング6の付勢力によって、垂下部3が蓋部2に対して下方に押され、垂下部3の底面が、燃料タンク4の底面4b上に押し付けられるようにしてある。これにより、燃料タンク4内の内圧変化等で燃料タンク4の高さ(上壁と底壁との間隔)が変化したような場合にも、垂下部3の底面が燃料タンク4の底面4bに当接するため、残量が少ない場合にも、燃料を燃料タンク4から垂下部3の後述するリザーバ26に導入しやすくなる。
垂下部3は、樹脂からなるケーシング15に、燃料ポンプ11や、吐出側フィルタ12、レギュレータ13、サクションフィルタ14、ジェットポンプ部16等を取り付けたものである。この垂下部3の下部には、ジェットポンプ部16によって供給された燃料を内部に貯留するリザーバ26が形成されている。また、垂下部3には、燃料に浮かぶフロート10の位置によって燃料の残量を計測する燃料レベルゲージ9や、リザーバ26の内部に位置させた傘バルブ17等も設けてある。
燃料ポンプ11は、リザーバ26の燃料を、燃料タンク4外である内燃機関の燃料噴射弁に向けて吐出するものである。なお、燃料ポンプ11は、蓋部2と垂下部3との間で配索されるケーブル(図示せず)、および蓋部2の上面に設けられたコネクタ7を介して外部電源(または制御装置;いずれも図示せず)に接続されている。
吐出側フィルタ12は、燃料ポンプ11によって吐出された燃料を濾過するものである。この吐出側フィルタ12は、ケーシング15の側部に円環状に形成されたフィルタケース15aに収納されている。
吐出側フィルタ12の下流側には、レギュレータ13が設けられている。このレギュレータ13は、燃料ポンプ11の吐出側、すなわち燃料噴射弁に至る燃料供給ライン(図示せず)の圧力(燃圧)を調整するものであり、圧力調整のために燃料供給ラインから燃料を排出する。このレギュレータ13から排出された燃料は、駆動流路であるリターン流路51を介してジェットポンプ部16に供給される。
サクションフィルタ14は、燃料ポンプ11によって吸入される燃料を濾過するものである。
リザーバ26は、樹脂製であり、上部ケーシング26aと下部ケーシング26bとが接合によって一体化されて構成されている。これらの上部ケーシング26aと下部ケーシングとは、垂下部3のケーシング15を構成している。
ジェットポンプ部16は、燃料タンク4内の燃料を、垂下部3のリザーバ26の内部に移送するものである。このジェットポンプ部16についての詳細は、後述する。
上記構成において、燃料ポンプ11の吐出ポート11aから吐出された燃料は、垂下部3の上部に形成された燃料通路から、吐出側フィルタ12へ至る。
この吐出側フィルタ12によって濾過された燃料は、蓋部2と垂下部3との間の内部空間に配索されたチューブ25、蓋部2上面から突出して形成されたフィードパイプ8、および燃料配管(図示せず)を経由して、内燃機関に向けて送出される。ただし、吐出側フィルタ12によって濾過された燃料の一部は、レギュレータ13から排出され、ジェットポンプ部16を経由してリザーバ26の内部に戻される。
次に、ジェットポンプ部16について詳しく説明する。図4は、本実施形態にかかる燃料ポンプモジュール1の第1のジェットポンプを示す縦断側面図である。
図2及び図4に示すように、ジェットポンプ部16は、メインタンク4Aの内部の燃料をリザーバ26に移送する第1のジェットポンプ31と、サブタンク4Bの内部の燃料をリザーバ26に移送する第2のジェットポンプ41とを有している。第1のジェットポンプ31と、第2のジェットポンプ41とは、燃料の噴射方向を上方に設定されて、並列配置されている。第1のジェットポンプ31は、フィルタケース15aの下方に配置されている。
第1及び第2のジェットポンプ31,41は、それぞれ、ノズル32,42と、先細のテーパ状に形成されるとともにノズル32,42を内包する負圧室33,43と、ノズル32,42の下流側に位置して負圧室33,43に連なるスロート部34,44とを有している。
ノズル32,42は、リザーバ26とは別部品構成であり、リザーバ26に接合によって一体化されている。
ノズル32,42の入口側は、レギュレータ13に接続されたリターン流路51に接続されている。このリターン流路51は、レギュレータ13から排出された燃料をノズル32,42に導く流路である。このリターン流路51からノズル32,42へ供給される燃料によって第1及び第2のジェットポンプ31,41が作動する。このリターン流路51は、リザーバ26に一体に形成されている。詳しくは、リターン流路51の上流側51aは、リザーバ26の上部ケーシング26aに一体に形成され、下流側51bは、リザーバ26の下部ケーシング26bに一体に形成されている。
また、リターン流路51には、リリーフバルブ55が設けられている。このリリーフバルブ55は、リターン流路51中の燃料圧力が所定値を越えた場合にリターン流路51中の燃料をリザーバ26の内部に排出して、リターン流路51中の燃料圧力の上昇を防止する。
また、第1のジェットポンプ31の負圧室33には、移送流路である第1の移送流路52(図4)が接続されている。第1の移送流路52の上流側は、リザーバ26の底部26cにおいて下方に開口してメインタンク4Aの底部に連通している。この第1の移送流路52は、メインタンク4Aの内部の燃料を第1のジェットポンプ31に導く。この第1の移送流路52は、リザーバ26の下部ケーシング26bに一体に形成されている。
また、第2のジェットポンプ41の負圧室43には、移送流路である第2の移送流路が接続されている。この第2の移送流路は、リザーバ26の下部ケーシング26bに一体に形成されたパイプ部53及びこのパイプ部53の上流側に位置しサブタンク4Bの底部に連通した移送チューブ54の内部に形成されている。この第2の移送流路は、サブタンク4Bの内部の燃料を第2のジェットポンプ41に導く。
また、スロート部34,44は、リザーバ26の内部に突出して設けられている。第1のジェットポンプ31のスロート部34は、上方にフィルタケース15aがあるため、第2のジェットポンプ41のスロート部44よりも短く形成されている。これらのスロート部34,44は、負圧室33,43とともに、リザーバ26の上部ケーシング26aに樹脂モールド成形によって一体成形されている。
また、図4に示すように、第1のジェットポンプ31の上方に位置するフィルタケース15aの下面15bには、下方開口の凹状に形成されて第1のジェットポンプ31のスロート部34の開口側端部を囲繞した反射部56が設けられている。この反射部56は、フィルタケース15aの下面15bの一部を構成する天井面56aと、この天井面56aの縁部から下方に突出して形成された円筒状の周壁56bとから構成されている。この周壁56bの内側に、スロート部34の開口側端部が位置している。この構造の反射部56は、第1のジェットポンプ31のスロート部34から噴射された燃料を反射させてスロート部34を燃料で遮断する。即ち、スロート部34に液膜シールを形成する。
このような構造のジェットポンプ部16では、レギュレータ13から排出された駆動燃料である燃料が、リターン流路51を介してノズル32,42に供給され、ノズル32,42から負圧室33,43を介してスロート部34,44に向けて噴射される。このノズル32,42による燃料の噴射によって、負圧室33,43において負圧(圧力低下)が生じる。そして、この負圧によって、メインタンク4Aの内部の燃料が、第1の移送流路52を経由して第1のジェットポンプ31の負圧室33に吸引された後、ノズル32からの噴射燃料とともにスロート部34を通って、リザーバ26の内部に移送される。同様に、サブタンク4Bの内部の燃料が、第2の移送流路を経由して、第2のジェットポンプ41の負圧室43に吸引された後、ノズル42からの噴射燃料とともにスロート部44を通って、リザーバ26の内部に移送される。
このとき、第1のジェットポンプ31では反射部56によって、スロート部34が燃料で遮断されるので、リザーバ26の液面aが第1のジェットポンプ31のスロート部34よりも低い場合でも、第1のジェットポンプ31では、負圧洩れが発生することが防止され、負圧室33に確実に負圧を発生させることができる。なお、第2のジェットポンプ41のスロート部44は、負圧洩れが発生しない長さに形成されている。
以上説明したように、本実施形態によれば、反射部56によって第1のジェットポンプ31のスロート部34が燃料で遮断されるので、第1のジェットポンプ31での負圧洩れが防止される。このとき、反射部56は、スロート部34の開口側先端部ではなく、フィルタケース15aの下面15bに設けられているので、スロート部34を複雑化することなく第1のジェットポンプ31の負圧洩れを防止することができる。
また、第1のジェットポンプ31に接続された第1の移送流路52がリザーバ26の底部26cにおいて下方に開口してメインタンク4Aの底部に連通しているので、メインタンク4Aの燃料が少なくなった場合でも、メインタンク4Aの燃料を移送することができる。
また、第2の移送流路に接続された移送チューブ54が、サブタンク4Bの底部に連通しているので、サブタンク4Bの燃料が少なくなった場合でも、サブタンク4Bの燃料を移送することができる。
次に、本発明を具現化した第2の実施形態について図5及び図6を参照して説明する。前述した実施形態と同じ部分は、同一符号で示し説明も省略する。
図5は、本実施形態にかかる燃料ポンプモジュールを示す縦断側面図、図6は、本実施形態にかかる燃料ポンプモジュールの第1のジェットポンプを示す縦断側面図である。
本実施形態は、第1のジェットポンプ31での負圧洩れ防止のための構成が第1の実施形態と異なる。本実施形態では、第1のジェットポンプ31に対して、貯留部61が設けられている。貯留部61は、リザーバ26の底部26cから上方へ突出した、上面開口の円筒状に形成されており、その内部に、第1のジェットポンプ31のノズル34が配置されている。貯留部61の縦壁61aは、第1のジェットポンプ31のノズル34よりも高く形成されており、この構造によって、貯留部61は、第1のジェットポンプ31のスロート部34を内包している。この貯留部61、スロート部34から噴射された燃料を貯留してスロート部34を燃料で遮断する。
また、本実施形態の反射部56の周壁56bは、第1の実施形態よりもその長さが短く形成されてスロート部34に対向するとともに、貯留部61の上側に位置している。この周壁56bの径は、貯留部61の径よりも小さく形成されており、第1ジェットポンプ31のスロート部34から噴射される燃料を反射させて貯留部61に導く。
このような構成においては、貯留部61によって、スロート部34が燃料で遮断されるので、リザーバ26の液面aが第1のジェットポンプ31のスロート部34よりも低い場合でも、第1のジェットポンプ31で負圧洩れが発生することが防止され、負圧室33に確実に負圧を発生させることができる。この貯留部61は、スロート部34を内包する構造であるので、スロート部34の開口部を複雑化することがない。即ち、スロート部34を複雑化することなく第1のジェットポンプ31の負圧洩れを防止することができる。
また、反射部56によって、第1ジェットポンプ31のスロート部34から噴射される燃料が反射されて貯留部61に導かれるので、スロート部34から噴射された燃料を確実に貯留部61に溜めることができる。
なお、本発明は、次のような別の実施形態に具現化することができる。以下の別の実施形態でも上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、燃料ポンプ11等、燃料ポンプモジュール1の主要構成部品を、第1及び第2のジェットポンプ31,41とともに垂下部3側に設けたが、第1及び第2のジェットポンプ31,41以外の燃料ポンプモジュール1の主要構成部品を蓋部2側に設けた形態としても本発明は同様に実施することができる。
また、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項3に記載の燃料ポンプモジュールでは、上記反射部の径は、上記貯留部の径よりも小さいことが望ましい。
このようにすることで、第1ジェットポンプ31のスロート部34から噴射される燃料を確実に貯留部61に導くことができる。
本発明の実施形態にかかる燃料ポンプモジュールの燃料タンクに装着された状態での概略構成を示す側面図。 本発明の第1の実施形態にかかる燃料ポンプモジュールを示す縦断側面図。 本発明の第1の実施形態にかかる燃料ポンプモジュールを示す縦断側面図。 本発明の第1の実施形態にかかる燃料ポンプモジュールの第1のジェットポンプを示す縦断側面図。 本発明の第2の実施形態にかかる燃料ポンプモジュールを示す縦断側面図。 本発明の第2の実施形態にかかる燃料ポンプモジュールの第1のジェットポンプを示す縦断側面図。
符号の説明
1 燃料ポンプモジュール
4 燃料タンク
11 燃料ポンプ
12 吐出側フィルタ
15a フィルタケース
15b フィルタケースの下面
26 リザーバ
31 第1のジェットポンプ(ジェットポンプ)
33 スロート部
56 反射部
61 貯留部

Claims (3)

  1. 燃料タンクの内部に設けられ、燃料を貯留するリザーバと、
    このリザーバの燃料を吸入して吐出する燃料ポンプと、
    前記燃料タンクから吸引した燃料を、上方に開口したスロート部から前記リザーバの内部に噴射するジェットポンプと、
    前記燃料ポンプから吐出された燃料を濾過する吐出側フィルタと、
    前記ジェットポンプのスロート部の上方に設けられ、前記吐出側フィルタを収納するフィルタケースと、
    このフィルタケースの下面に下方開口の凹状に形成されて前記スロート部を囲繞し、前記スロート部から噴射された燃料を反射させて前記スロート部を燃料で遮断する反射部と、
    を備えることを特徴とする燃料ポンプモジュール。
  2. 燃料タンクの内部に設けられ、燃料を貯留するリザーバと、
    このリザーバの燃料を吸入して吐出する燃料ポンプと、
    前記燃料タンクから吸引した燃料を、上方に開口したスロート部から前記リザーバの内部に噴射するジェットポンプと、
    上面開口に形成されて前記スロート部を内包し、前記スロート部から噴射された燃料を貯留して前記スロート部を燃料で遮断する貯留部と、
    を備えることを特徴とする燃料ポンプモジュール。
  3. 前記燃料ポンプから吐出された燃料を濾過する吐出側フィルタと、
    前記ジェットポンプのスロート部の上方に設けられ、前記吐出側フィルタを収納するフィルタケースと、
    このフィルタケースの下面に下方開口の凹状に形成されて前記スロート部に対向し、前記スロート部から噴射される燃料を反射させて前記貯留部に導く反射部と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の燃料ポンプモジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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RU2615551C2 (ru) * 2011-05-04 2017-04-05 Роберт Бош Гмбх Струйный насос для подачи топлива

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