JP4821678B2 - ポンプユニット - Google Patents

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本発明は、複数の燃料室を有する燃料タンクの一方の燃料室から他方の燃料室へ燃料を移送するポンプユニットに関する。
第1燃料室と第2燃料室とを有する燃料タンクの第1燃料室に収容され、第2燃料室の燃料を第1燃料室に移送するポンプユニットが知られている(特許文献1参照)。このポンプユニットは、仕切り壁によって主室と副室とに区分けされたサブタンクと、主室に収容され、主室内の燃料を汲み上げる電動ポンプと、副室に収容され、電動ポンプが汲み上げた燃料が供給されることにより発生する負圧を利用して第2燃料室の燃料を第1燃料室に移送するジェットポンプとを有する。
特開2004−28054号公報
ここで、ポンプユニットの移送能力を制御する方法の一つに電動ポンプとジェットポンプとの間の流路に、電動ポンプが吐出する過剰な圧力を排出することにより通路内の圧力を調整する圧力調整弁を設け、ジェットポンプに発生する負圧を制御する方法がある。この方法によれば、電動ポンプへの電力を制御してポンプユニットの移送能力を制御する方法に比べ容易に移送能力を制御することができる。
しかしながら、電動ポンプとジェットポンプとがそれぞれ主室と副室とに収容されている形式のポンプユニットでは、上記流路は主室と副室とを仕切る仕切り壁を乗り越えるようにして設けられるため、この流路に圧力調整弁を設けると、圧力調整弁の位置は比較的上方に配置されることとなる。このため、主室内の燃料の液位が低くなると、圧力調整弁から排出された燃料が主室内の燃料に叩き付けられ、燃料が泡立ち、燃料に気泡が混入する。主室内に気泡が混入した燃料が蓄積されると、電動ポンプはその気泡を吸い込み、燃料を汲み上げることができなくなり、第2燃料室から第1燃料室への燃料の移送ができなくなるという問題が発生する。また、エンジンに燃料を供給するポンプが主室内の気泡を吸引すると適切な量の燃料をエンジンに供給することができなくなったり、そのポンプのポンプ部が焼き付いたりするという問題が発生する恐れがある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、複数の燃料室を有する燃料タンクに設けられ、一方の燃料室の燃料を他方の燃料室へ移送するポンプユニットにおいて、信頼性の高いポンプユニットを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1燃料室と第2燃料室とを有する燃料タンクの第1燃料室に収容され、第2燃料室の燃料を第1燃料室に移送するポンプユニットであって、燃料を蓄積する第1容器であって、第1燃料室からの燃料が流入する連通孔が底部に形成され、その連通孔に第1容器外から第1容器内への流通のみを許容する逆止弁を有する第1容器と、第1容器に収容され、第1容器内の燃料を汲み上げる電動ポンプと、第1容器の側壁に設けられ、燃料を蓄積する第2容器と、第2容器に収容され、電動ポンプから汲み上げられた燃料によって駆動するジェットポンプであって、第2燃料室と第1接続配管にて接続され、第2燃料室内の燃料を第1燃料室に移送するジェットポンプと、電動ポンプから前記ジェットポンプに供給される燃料の一部を排出することによりジェットポンプに供給される燃料圧力を調整する圧力調整弁と、第1燃料室の燃料残量に応じた信号を発生する残量計測器と、を備え、圧力調整弁は排出される燃料を排出する排出口を有し、排出口は第1容器の底部に配置され、残量計測器が発生した信号は、第1燃料室の燃料残量が所定残量よりも少なくなったときに運転者に対して給油を促す警告を発生する警告装置に送信され、排出口は、警告装置が警告を発生するときの第1燃料室の液位よりも下に配置されていることていることを特徴としている。
この構成によれば、圧力調整弁の排出口が第1容器の底部に配置されているので、排出口を第1容器内の燃料に沈めておくことができる。これにより、排出口から燃料が排出されても、排出された燃料が第1容器内の燃料に叩き付けられ、燃料が泡立つことがなくなる。その結果、燃料に気泡が混入するのを抑制することができ、電動ポンプやエンジンに燃料を供給するポンプが気泡を吸い込むことによる問題の発生を抑制することができる。
また、排出口は、警告装置が運転者に対して給油を促す警告を発生するときの第1燃料室の液位よりも下に配置されているので、排出口を燃料中に配置させておくことができる。このため、排出口から過剰圧力燃料が排出されても、燃料が泡立つことがなくなり、燃料に気泡が混入することを抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、電動ポンプは、第1容器の底部側にサクションフィルタを有しており、排出口は、サクションフィルタの表面に対向するように配置されていることを特徴としている。この構成によれば、排出口は電動ポンプのサクションフィルタの表面に対向するように配置されているので、電動ポンプは排出口から排出される燃料の噴流を利用して汲み上げることができる。このため電動ポンプの効率が向上し、ポンプユニットの効率も向上する。
請求項に記載の発明によれば、第1容器には、電動ポンプを支持するカバーが被せられており、カバーには、電動ポンプとジェットポンプとの通路の一部となる第2接続配管と、第2接続配管から分岐し第1容器の底部に向かって延びる分岐配管とが一体的に形成され、圧力調整弁は、分岐配管に設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、電動ポンプを支持するカバーにジェットポンプへ燃料を供給する第2接続配管と、第2接続配管から分岐し第1容器の底部に向かって延びる分岐配管とが一体的に形成されているので、部品点数の増加を抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、圧力調整弁は、分岐配管の底部側端部に設けられ、分岐配管に接続される吸入口と排出口とを有する本体部と、本体部に収容され吸入口を開閉する弁体とを有することを特徴としている。この構成によれば、圧力調整弁は分岐配管の底部側端部に設けられ、さらに圧力調整弁の本体部には排出口が形成されているので、本体部と排出口との間に何らかの通路を形成する必要がなくなり、ポンプユニットの構造が簡単となる。
請求項に記載の発明によれば、圧力調整弁は、電動ポンプとジェットポンプとの通路途中に設けられ、圧力調整弁は、通路に接続される吸入口を有する本体部と、本体部に収容され吸入口を開閉する弁体と、本体部に接続され先端に排出口が形成される変形可能なホース部とを有していることを特徴としている。この構成によれば、圧力調整弁は、本体部に接続され、先端に排出口が形成される変形可能なホース部を有しているので、第1容器内での排出口の配置の自由度が増加する。
ジェットポンプは第2容器に収容されているため、電動ポンプを停止してサイホン現象が発生すると、第2容器内の燃料が第1接続配管を介して第2燃料室へ逆流する。この逆流は第2容器内の燃料の液位が下がり第1接続配管が大気圧状態となるまで続く。第2容器の上端部が第1燃料室の燃料の液位よりも下にあるとき、第2容器へは常に第1燃料室の燃料が流入することとなる。すなわち、第2容器への燃料の流入が続く限り燃料は逆流する。
請求項に記載の発明によれば、第2容器の上端部は、第1容器の上端部よりも高いことを特徴としている。この構成によれば、第2容器の上端部は、第1容器の上端部よりも高い位置にあるため、第2容器内への燃料の流入は、第2容器の上端部が第1容器の上端部よりも低い位置にある場合に比べ、早く停止する。その結果、可能な限り早く燃料の逆流を停止することができ、第1接続配管を介して逆流する燃料の量を抑えることができる。
第2燃料室の燃料が少なくなるとジェットポンプは、空気を吸い込むことがある。この空気は、ジェットポンプから噴出されるため、第2容器の燃料が泡立ち燃料に気泡が混入する。第2容器の上端部は、第1容器の上端部よりも高い位置にあるため、燃料に混入した気泡が第2容器から溢れ、隣接する第1容器に流入する恐れがある。第1容器に気泡が流入すると、電動ポンプやエンジンに燃料を供給するポンプはその気泡を吸い込み、燃料を汲み上げることができなくなる。
これに対し、請求項に記載の発明によれば、第2容器の第1容器とは反対側の上端部には、切欠き部が形成されていることを特徴としている。この構成によれば、第2容器に気泡が混入した燃料を切欠き部を介して第1容器とは反対側に強制的に排出させることができる。その結果、気泡が第1容器に流入することを抑制でき、電動ポンプやエンジンに燃料を供給するポンプが気泡を吸い込むことを抑制できる。
請求項に記載の発明によれば、切欠き部の下端部は、第1容器の上端部よりも高いことを特徴としている。この構成によれば、切欠き部の下端部は第1容器の上端部よりも高い位置にあるため、電動ポンプを停止したときに第1接続配管を逆流する燃料の量を抑えることができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一若しくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)に燃料タンクの燃料(軽油)を供給する燃料供給システムの概略構成を示す。燃料供給システムは、独立した第1燃料室91と第2燃料室94とを有する燃料タンク9、第2燃料室94の燃料を第1燃料室91へ移送するポンプユニット1とを有している。
第1燃料室91には、エンジン100へ燃料を供給する燃料供給配管95と、エンジン100にて使用されなかった燃料を第1燃料室91に戻すリターン配管97が設置されている。燃料供給配管95の端部には、メインサクションフィルタ96が設けられ、燃料供給配管95の途中には、第1燃料室91の燃料を吸引、加圧するポンプ101が設けられている。
第1燃料室91には、上記燃料供給配管95、上記リターン配管97の他にポンプユニット1が設置されている。ポンプユニット1は、第2燃料室94の燃料を第1燃料室91に移送する。本実施形態のポンプユニット1は、具体的には、サブタンク3、ジェットポンプ74等から構成されている。
サブタンク3は、請求項に記載の第1容器に相当するものであって、第1燃料室91の燃料の一部を蓄積する。燃料供給配管95、メインサクションフィルタ96、およびリターン配管97は、サブタンク3に収容されるように設置されている。そして、サブタンク3には、ジェットポンプ74を駆動させるための電動ポンプ5が収容されている。サブタンク3の側壁には、ジェットポンプ74を収容する請求項に記載の第2容器としてのジェットポンプ収容室7が形成されている。
電動ポンプ5は、制御装置102(以下、ECUという)からの制御信号に基づき駆動するポンプであり、サブタンク3内の燃料を汲み上げ、ジェットポンプ74にその燃料を供給する。電動ポンプ5の吸引口には、電動ポンプ用サクションフィルタ52が設けられている。ポンプの形式は、再生ポンプ等の非容積型のポンプであってもよいし、プランジャポンプ等の容積型ポンプであってもよい。
ジェットポンプ74は、電動ポンプ5にて汲み上げられた燃料がその本体に供給されることにより発生する負圧を利用したポンプであり、この負圧を利用して第2燃料室94の燃料を第1燃料室91に移送する。ジェットポンプ74の本体には、電動ポンプ5と接続される供給配管98と、第2燃料室94と接続される移送配管99とが接続されている。
電動ポンプ5にて汲み上げられた燃料は、供給配管98を介してジェットポンプ74に供給され、ジェットポンプ74内に負圧が発生する。第2燃料室94の燃料は、その負圧によって吸引され、移送配管99を介して第1燃料室91に移送される。
供給配管98の途中には、分岐配管45が設けられており、その分岐配管45の先端部には圧力調整弁8が設けられている。圧力調整弁8は、供給配管98内の圧力を所定の圧力に調整する弁である。供給配管98内が所定の圧力以上となったとき、圧力調整弁8が開き、余分な圧力燃料(過剰圧力燃料)が排出され、供給配管98内の圧力が所定の圧力となる。圧力調整弁8から排出される過剰圧力燃料は、サブタンク3に戻る。
圧力調整弁8によって供給配管98内の圧力を所定の圧力とすることで、ジェットポンプ74の移送能力を調整することができる。移送能力を調整する方法としては、電動ポンプ5のポンプ回転数を制御する方法が考えられるが、それには電動ポンプ5を制御する新たな制御装置を設けなければなない。本実施形態では、制御装置に比べ構成が簡単な圧力調整弁8を用いて移送能力を調整している。このため、ポンプユニット1の製造コストの上昇を抑えることができる。
サブタンク3の側壁には、第1燃料室91の燃料残量を計測する残量計測器としてのセンダゲージ6が設けられている。センダゲージ6は、第1燃料室91の燃料残量に応じた信号をECU102に送信する。ECU102では、センダゲージ6からの当該信号に基づき燃料残量を算出し、表示装置103に燃料残量を表示させる信号を送信する。
また、ECU102は、算出した燃料残量が所定の燃料残量よりも下回ったと判断すると、警告装置104に運転者に対して給油を促す警告を作動させるための信号を送信する。なお、この信号の送信時期は、燃料タンク9の形状や当該燃料タンク9を搭載する車両の仕様によって異なる。
次に、ポンプユニット1の詳細を図2および図3に基づいて説明する。図2は、本実施形態のポンプユニット1の断面図であり、図3は、図2中のIII方向の矢視図である。
図2に示すように、ポンプユニット1は、第1燃料室91の開口部92から第1燃料室91内に挿入して配置されており、第1燃料室91の底面93に設置されている。開口部92には、ポンプユニット1の一構成部品であるフランジ2が取り付けられ、開口部92がフランジ2により閉塞される。
フランジ2は樹脂製であり、略円盤状に形成されている。フランジ2には、燃料供給継手管21、リターン継手管22、移送継手管23および電気コネクタ24が一体に樹脂成形されている。燃料供給継手管21は、エンジン100側の燃料供給配管95と、第1燃料室91側の燃料供給配管95である燃料供給ホース11とを接続する管である。リターン継手管22は、エンジン100側のリターン配管97と、第1燃料室91側のリターン配管97であるリターンホース12とを接続する管である。移送継手管23は、第2燃料室94側の移送配管99と第1燃料室91側の移送配管99である移送ホース13とを接続する管である。電気コネクタ24は、図3に示すように、電動ポンプ5およびセンダゲージ6と図示しないリード線にて電気的に接続しており、ECU102からの制御信号を電動ポンプ5に送信したり、電動ポンプ5に電力を供給したり、センダゲージ6からの第1燃料室91の燃料残量に応じた信号をECU102に送信したりする。
図2に示すように、フランジ2のサブタンク3側の端面には、サブタンク3との連結を図るためのシャフト25の上端部が圧入等で固定されている。シャフト25の下端部は、図3に示すようにサブタンク3に形成されている挿入部33に挿入されている。挿入部33は、フランジ2とサブタンク3とが相対的に上下方向に移動可能となるようにシャフト25の下端部を緩く挿入させている。なお、図2では、シャフト25は1本のみしか図示されていないが、図3に示すように、シャフト25は2本ある。したがって、挿入部33も図3に示すように、2箇所形成されている。
図2に示すように、フランジ2とサブタンク3との間には、スプリング26が圧縮された状態で設けられている。スプリング26は、フランジ2とサブタンク3とを互いに引き離す方向に付勢する。これにより、樹脂製の第1燃料室91が温度変化による内圧の変化や燃料量の変化で膨張または収縮することで、第1燃料室91の開口部92と底面93との距離が変動してもサブタンク3を底面93の位置変動に追従させることができる。
サブタンク3は樹脂製であり、上方が開口している容器である。サブタンク3の内部には、端部にメインサクションフィルタ96が設けられた燃料供給ホース11、リターンホース12および電動ポンプ5が収容されている。図示していないが、サブタンク3の底部32には連通孔が形成されており、その連通孔にはサブタンク3外からサブタンク3内への流通のみを許容する逆止弁が設けられている。これにより、サブタンク3内の液位が第1燃料室91の液位よりも低くなると、第1燃料室91の燃料は、サブタンク3内に流入する。つまり、サブタンク3内の液位は、常に第1燃料室91の液位よりも高い位置にある。
電動ポンプ5は、図2に示す状態、つまり吐出口51を鉛直方向上側に、燃料吸入側を鉛直方向下側にしてサブタンク3内に収容されている。電動ポンプ5は、内部に図示しないモータを有し、モータとともに回転するインペラの回転により燃料吸引力を発生する。電動ポンプ5の燃料吸入側には電動ポンプ用サクションフィルタ52が設けられており、燃料中に含まれる異物を除去する。
サブタンク3の開口部31には、電動ポンプ5を支持するカバー4が設けられている。電動ポンプ5は、カバー4に設けられる支持部44に電動ポンプ5の吐出口51を挿入させることにより支持される。
カバー4は、支持部44を有する下カバー43と、上カバー41から構成されている。下カバー43には、吐出口51に向かって延びる支持部44が形成されるとともに、サブタンク3の底部32に向かって延びる分岐配管45が一体的に形成されている。さらに、下カバー43の上端面には、溝部46が形成されている。この溝部46は、支持部44と分岐配管45とを連通する通路となるものであり、溝部46の底部には、支持部44および分岐配管45に対応する位置に貫通孔47、48が形成されている。分岐配管45は、下カバー43に一体的に形成されているので、部品点数の増加を抑制することができる。
上カバー41は、下カバー43の溝部46を覆うカバーであり、ジェットポンプ74に通じる供給ホース14が接続される第2接続配管としての継手配管42が形成されている。
分岐配管45の底部側端部には、圧力調整弁8が設けられている。圧力調整弁8は、本体部81、本体部81に収容される弁体84から構成されている。本体部81は、分岐配管45と接続する吸入口82と、吸入口82と反対側に排出口83とを有する。排出口83は、図2および図3に示すように、底部32に設置されている電動ポンプ用サクションフィルタ52の表面に対向するように配置されている。弁体84は、吸入口82と排出口83との間に収容され、スプリング85により吸入口82を閉塞する方向に付勢されている。本実施形態では、本体部81は分岐配管45の底部側端部に一体的に形成されている。排出口83の配置については後ほど詳細に説明する。
分岐配管45内の燃料圧力が所定の圧力以上となると、弁体84はその圧力によって吸入口82と排出口83とを連通する方向に移動し、分岐配管45内の燃料の一部が過剰圧力燃料として排出される。これにより、分岐配管45内の圧力が所定の圧力に維持される。分岐配管45と供給ホース14とは溝部46を介して連通しているので、供給ホース14内の圧力も分岐配管45と同じ圧力となる。
サブタンク3の側壁には、供給ホース14が接続されるジェットポンプ74を収容するジェットポンプ収容室7が形成されている。この収容室7は、サブタンク3と同様に上方が開口している容器である。収容室7の開口部71のサブタンク3の底部32からの高さは、サブタンク3の開口部31よりも高い。そして、サブタンク3とは反対側の開口部71には、切欠き部72が形成されている。切欠き部72の下端部73のサブタンク3の底部32からの高さは、サブタンク3の開口部31よりも高い。
ジェットポンプ74は、上端部に供給ホース14が接続され、電動ポンプ5からの燃料を収容室7の底部に向かって噴出するように収容室7に収容されている。ジェットポンプ74は、開口部71の縁に設けられた凹溝部にはめ込まれて支持されている。ジェットポンプ74の中間部には、移送ホース13が接続されている。
電動ポンプ5からの燃料がジェットポンプ74に供給されると、移送ホース13が接続されている付近に負圧が発生する。この負圧により移送ホース13内の燃料が吸引され、第2燃料室94の燃料が収容室7に移送される。
図3に示すように、サブタンク3の側壁には、センダゲージ6が設けられている。センダゲージ6は、センサ部61およびアーム部62から構成されている。センサ部61は、サブタンク3の側壁に取り付けられている。アーム部62は、一方の端部がセンサ部61に接続され、他方の端部に図示しないフロートを有している。フロートは、第1燃料室91内の燃料に浮遊可能である。第1燃料室91内の燃料の液位に応じて、フロートが上下に移動する。アーム部62は、上記一方の端部を中心に回転可能である。アーム部62の一方の端部は、フロートの上下の移動に応じて回転する。センサ部61はアーム部62の回転角度を検出し、その角度に応じた信号を図2に図示する電気コネクタ24を経由して図1に図示するECU102に送信する。この回転角度に応じた信号が第1燃料室91の燃料残量に応じた信号となる。
ECU102は、センダゲージ6からの燃料残量に応じた信号が、図2に図示する1点鎖線の位置(以下、この位置をウォーニングレベルという)まで下がったことを示す信号であると判断すると、上述したように図1に図示する警告装置104に運転者に対して給油を促す警告を作動させるための信号を送信する。
次に、ポンプユニット1の作動について説明する。ECU102から制御信号と電力が電動ポンプ5に供給されると、電動ポンプ5は、サブタンク3内の燃料を汲み上げ、吐出口51から汲み上げた燃料を吐出する。吐出された燃料は、支持部44を通り継手配管42と分岐配管45に供給される。継手配管42に供給された燃料は、供給ホース14を介してジェットポンプ74に供給される。
ジェットポンプ74が駆動することにより、第2燃料室94の燃料が第2燃料室94側の移送配管99、移送継手管23および移送ホース13を介して収容室7に移送される。収容室7が燃料で満たされると、その燃料は開口部71から第1燃料室91に溢れ出る。
ここで、第2燃料室94の燃料が減少して移送配管99に空気が混入するとジェットポンプ74から第2燃料室94内の空気が噴出する。すると、収容室7内の燃料が泡立ち、燃料に気泡が混入する。本実施形態では、燃料として軽油を使用している。特に、軽油はガソリンエンジン用の燃料に比べ粘性が高いため、混入した気泡が消滅するまでに比較的長い時間を要する。
収容室7の開口部71は、サブタンク3の開口部31よりも高い位置にあるため、収容室7から溢れ出た気泡を含んだ燃料がサブタンク3に流入する恐れがある。気泡を含んだ燃料を電動ポンプ5や図1に図示するポンプ101が吸引すると、電動ポンプ5が燃料を汲み上げることができなくなったり、エンジン100に適切な量の燃料を供給することができなくなったりする。また、ポンプ101では、ポンプ部が焼き付くという不具合が発生する恐れがある。
本実施形態では、収容室7のサブタンク3とは反対側の開口部71に切欠き部72が形成されているため、気泡を含んだ燃料は、この切欠き部72から強制的に排出されることとなり、サブタンク3への流入を抑制することができる。
電動ポンプ5が停止すると、ジェットポンプ74も停止するため、第2燃料室94からの移送が停止する。図1に示すように、第2燃料室94の燃料の液位が第1燃料室91の液位よりも低くなった状態で電動ポンプ5が停止すると、収容室7内の燃料がジェットポンプ74、移送ホース13、移送継手管23および移送配管99を介して第2燃料室94に逆流する、いわゆるサイホン現象が発生する。この現象は、車両が坂道等に駐車されたときに発生しやすい。この逆流は、ジェットポンプ74、移送ホース13、移送継手管23、移送配管99に空気が流入し大気圧状態となるまで続く。
本実施形態では、移送ホース13または供給ホース14にサイホン現象を停止させるための空気穴が形成されていないため、この逆流は、第1燃料室91の燃料の液位が収容室7の開口部71の高さよりも低くなり、かつ収容室7の燃料の液位がジェットポンプ74の吐出口よりも低くなり、その吐出口から空気が流入するまで続く。
本実施形態では、収容室7の開口部71は、サブタンク3の開口部31よりも高い位置にあるため、開口部71が開口部31よりも低い位置にある場合に比べ、早い時期に第1燃料室91の燃料の液位は収容室7の開口部71の高さよりも低くなる。このため、第2燃料室94への燃料の逆流を早く停止させることができ、逆流する燃料の量を抑えることができる。
本実施形態では、移送ホース13または供給ホース14に空気穴が形成されていないため、電動ポンプ5を駆動させたとき、電動ポンプ5が汲み上げた燃料がこの空気穴から漏れることがない。このため、電動ポンプ5に供給した電力に対するポンプユニット1の仕事量の低下を抑制することができる。
次に、分岐配管45に設けられた圧力調整弁8について説明する。本実施形態では、圧力調整弁8および分岐配管45は、排出口83の高さが上記ウォーニングレベルよりも低い位置となるように形成されている。排出口83の高さをウォーニングレベルよりも低い位置とすることで、排出口83を、燃料に沈めることができる。これにより、排出口83から排出される過剰圧力燃料がサブタンク3内の燃料に叩き付けられることがなくなり、サブタンク3内の燃料が泡立つことを抑制することができる。その結果、電動ポンプ5やポンプ101が、気泡が混入した燃料を吸引することを抑制でき、上述した不具合の発生を抑制することができる。
排出口83は、その高さがウォーニングレベルよりも低く、分岐配管45が他の部品と干渉しない位置であればどこでもよい。例えば、分岐配管45および排出口83を図3中の破線で示す位置に配置してもよい。排出口83が電動ポンプ用サクションフィルタ52の表面に対向するように分岐配管45を配置するのが好ましい。この位置に排出口83を配置させることにより、電動ポンプ5は排出口83から排出される燃料の噴流を利用して燃料を汲み上げることができる。これにより、電動ポンプ5の効率を向上させることができ、ひいてはポンプユニット1の効率も向上させることができる。
本実施形態では、分岐配管45は、サブタンク3の底部32に向かって延びるようにカバー4に形成され、圧力調整弁8は、その分岐配管45の底部側端部に設けられている。そして、圧力調整弁8の本体部81には、排出口83が形成されている。このため、本体部81と排出口83との間に何らかの通路を形成する必要がなくなり、ポンプユニット1の構造が簡単となる。
また、本実施形態のポンプユニット1を第1燃料室と第2燃料室とが上部で接続されているような、いわゆる鞍型形式の燃料タンクに適用してもよい。また、燃料タンクに蓄積する燃料はガソリンエンジン用の燃料であってもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係るポンプユニットを、図4を用いて以下に説明する。
上記第1実施形態に係るポンプユニット1に設けられる圧力調整弁8は、カバー4と一体的に形成された分岐配管45の底部側端部に設けているが、第2実施形態に係るポンプユニット1aに設けられる圧力調整弁8aは、供給ホース14に設けられている点で第1実施形態と異なる。
具体的には、圧力調整弁8aは、図4に示すように、供給ホース14のジェットポンプ74側のジョイント部分に設けられている。圧力調整弁8aは、供給ホース14と接続される吸入口82aを有する本体部81aと、本体部81aに収容され吸入口82aを開閉する弁体84aと、弁体84aを吸入口82aに付勢するスプリング85aと、本体部81aに接続される変形可能なホース部86を有している。ホース部86の先端は、排出口83aとなっている。排出口83aは、図4中の1点鎖線で示すウォーニングレベルよりも低い位置にある。
供給ホース14内の燃料圧力が所定の圧力以上となると、弁体84aはその圧力によって吸入口82aが開く方向に移動し、供給ホース14内の燃料の一部がホース部86を介して排出口83aから排出される。
本実施形態では、圧力調整弁8aが比較的高い位置にあっても、本体部81aに設けられたホース部86によって過剰圧力燃料がサブタンク3の底部32まで運ばれる。このため、排出口83aから燃料が排出される際にサブタンク3内の燃料に気泡を混入させることを抑制できる。また、ホース部86は、変形可能であるため、排出口83aの配置の自由度が増加する。
本発明のポンプユニットを適用する燃料供給システムの概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係るポンプユニットの断面図である。 図2中のIII方向の矢視図である。 本発明の第2実施形態に係るポンプユニットの断面図である。
符号の説明
1 ポンプユニット、11 燃料供給ホース、12 リターンホース、13 移送ホース(第1接続配管)、14 供給ホース、2 フランジ、23 移送継手管(第1接続配管)、3 サブタンク(第1容器)、31 開口部(上端部)、32 底部、4 カバー、41 上カバー、42 継手配管(第2接続配管)、43 下カバー、44 支持部、45 分岐配管、46 溝部、5 電動ポンプ、51 吐出口、52 電動ポンプ用サクションフィルタ、6 センダゲージ(残量計測器)、7 ジェットポンプ収容室(第2容器)、71 開口部(上端部)、72 切欠き部、73 下端部、74 ジェットポンプ、8 圧力調整弁、
81 本体部、82 吸入口、83 排出口、84 弁体、85 スプリング、9 燃料タンク、91 第1燃料室、94 第2燃料室、95 燃料供給配管、96 メインサクションフィルタ、97 リターン配管、98 供給配管、99 移送配管(第1接続配管)、100 エンジン、102 制御装置(ECU)、104 警告装置

Claims (8)

  1. 第1燃料室と第2燃料室とを有する燃料タンクの前記第1燃料室に収容され、前記第2燃料室の燃料を前記第1燃料室に移送するポンプユニットであって、
    燃料を蓄積する第1容器であって、前記第1燃料室からの燃料が流入する連通孔が底部に形成され、その連通孔に第1容器外から第1容器内への流通のみを許容する逆止弁を有する第1容器と、
    前記第1容器に収容され、前記第1容器内の燃料を汲み上げる電動ポンプと、
    前記第1容器の側壁に設けられ、燃料を蓄積する第2容器と、
    前記第2容器に収容され、前記電動ポンプから汲み上げられた燃料によって駆動するジェットポンプであって、前記第2燃料室と第1接続配管にて接続され、前記第2燃料室内の燃料を前記第1燃料室に移送するジェットポンプと、
    前記電動ポンプから前記ジェットポンプに供給される燃料の一部を排出することにより前記ジェットポンプに供給される燃料圧力を調整する圧力調整弁と、
    前記第1燃料室の燃料残量に応じた信号を発生する残量計測器と、を備え、
    前記圧力調整弁は前記排出される燃料を排出する排出口を有し、前記排出口は前記第1容器の底部に配置され、
    前記残量計測器が発生した前記信号は、前記第1燃料室の燃料残量が所定残量よりも少なくなったときに運転者に対して給油を促す警告を発生する警告装置に送信され、
    前記排出口は、前記警告装置が前記警告を発生するときの前記第1燃料室の液位よりも下に配置されていることを特徴とするポンプユニット。
  2. 前記電動ポンプは、前記第1容器の底部側にサクションフィルタを有しており、
    前記排出口は、前記サクションフィルタの表面に対向するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のポンプユニット。
  3. 前記第1容器には、前記電動ポンプを支持するカバーが被せられており、
    前記カバーには、前記電動ポンプと前記ジェットポンプとの通路の一部となる第2接続配管と、前記第2接続配管から分岐し前記第1容器の底部に向かって延びる分岐配管とが一体的に形成され、
    前記圧力調整弁は、前記分岐配管に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のポンプユニット。
  4. 前記圧力調整弁は、前記分岐配管の底部側端部に設けられ、
    前記分岐配管に接続される吸入口と前記排出口とを有する本体部と、前記本体部に収容され前記吸入口を開閉する弁体とを有することを特徴とする請求項3に記載のポンプユニット。
  5. 前記圧力調整弁は、前記電動ポンプと前記ジェットポンプとの通路途中に設けられ、
    前記圧力調整弁は、前記通路に接続される吸入口を有する本体部と、前記本体部に収容され前記吸入口を開閉する弁体と、前記本体部に接続され、先端に前記排出口が形成される変形可能なホース部とを有していることを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載のポンプユニット。
  6. 前記第2容器の上端部は、前記第1容器の上端部よりも高いことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のポンプユニット。
  7. 前記第2容器の前記第1容器とは反対側の前記上端部には、切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のポンプユニット。
  8. 前記切欠き部の下端部の前記第1容器の底部からの高さは、前記第1容器の前記上端部よりも高いことを特徴とする請求項7に記載のポンプユニット。
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