JP3767603B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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本発明は燃料ポンプを有する燃料供給装置に関するものである。
燃料タンクの燃料をエンジンに供給する燃料ポンプは各種のものがあるが,燃料タンクの内部に装着し,モータによって駆動される円周流式の燃料ポンプがある。上記インタンク式の燃料ポンプは,燃料タンク内に配設したサブタンクに被われており,サブタンクは燃料ポンプに吸い込まれる燃料を蓄えてある。
そして,最初に燃料をサブタンク内に導く手段として,サブタンクの底部には逆止弁が設けられている。この逆止弁は,燃料タンク内の燃料液面がサブタンク内の燃料液面より高い場合に,燃料タンク内の燃料をサブタンク内に流入させ,逆に燃料タンク内の燃料液面がサブタンク内の燃料液面よりも低い場合には,サブタンク内の燃料が燃料タンクへ逆流するのを阻止する静的な燃料導入手段である。
また,燃料ポンプの作動中には,燃料ポンプの動力の一部を利用するジェットポンプなど動的な燃料導入手段によって燃料タンクの燃料がサブタンクに汲み上げられる。
例えば、特許文献1では、燃料吸込機構として、燃料ポンプより吐出された燃料の内、燃料タンク内へ戻されたリターン燃料の流体エネルギを利用して、燃料タンク内底部の燃料をサブタンク内に汲み入れるジェットポンプを具備している。
特開平3−253760号
しかしながら,リターン燃料を燃料吸い上げに利用する方法は,エンジンでの燃料消費がふえた場合に,リターン燃料が減少し燃料吸込機構のパワーが減少するという現象が生ずる。
本発明の目的は,上記のごとき従来技術の問題点に鑑み,常に一定の燃料吸上能力を期待できる燃料供給装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、以下の技術的手段を備える。
即ち、請求項記載の発明では、燃料タンク内に配設され燃料を燃料タンク外の燃料消費装置に圧送するタービン式燃料ポンプと、前記タービン式燃料ポンプを収容し前記燃料ポンプに吸入される燃料を前記燃料タンクから導入して蓄えるサブタンクと、前記燃料タンク内の燃料を前記サブタンク内に汲み上げるジェットポンプとを備える燃料供給装置において、前記ジェットポンプは、前記タービン式燃料ポンプの空気穴と連通するベーパ通路、前記ベーパ通路の端部に設けられたノズル、および前記ノズルに対向する位置に設けられたスロートを有し、前記空気穴から噴出する燃料を利用して駆動されることを特徴としている。
特に、請求項1記載の発明では、前記ノズルおよび前記スロートは、それぞれ一端から他端に渡って横置きにされており、前記サブタンクの底部には、前記スロートを介して、前記サブタンク内と前記サブタンク外とが連通する連通路が区画され、前記連通路には、前記サブタンク外から前記サブタンク内への燃料の流通を可能にする逆止弁が設けられ、前記空気穴から放出した燃料が前記ノズルから噴出すると、前記逆止弁が開き、前記燃料タンク内の燃料を、前記スロートを介して前記サブタンク内に汲み上げることを特徴としている。
本発明では、上記技術的手段を採用することによって、タービン式燃料ポンプの空気穴からの燃料によってジェットポンプを駆動し、燃料タンク内の燃料をサブタンク内に汲み上げることができる。そのため、燃料の吐出圧力さえ一定であれば,常に一定の燃料吸上能力を期待することができる。
以下、本発明の実施例および参考例を図面に基づいて説明する。
(参考例1)
参考例1にかかる燃料供給装置につき,図1,図2を用いて説明する。本例は,図1に示すように,燃料8を蓄える燃料タンク11と、燃料タンク11内に配設され、燃料8を燃料タンク11外のエンジンに圧送する燃料ポンプ17と、燃料ポンプ17を被い、燃料ポンプ17に吸入される燃料8を蓄えるサブタンク12と、サブタンク12の下部に設けられ、燃料タンク11の燃料8をサブタンク12に導入する一方サブタンク12内部の燃料8を燃料タンク11に流出させない逆止弁41と、燃料ポンプ17の作動時に燃料タンク11の底部の燃料8をサブタンク12内に汲み上げてサブタンク12の燃料液面レベルを上昇させる燃料吸込機構30とを有する燃料供給装置10である。
上記サブタンク12は、燃料ポンプ17の吐出口171とエンジンとを連結する吐出管路172に連通するダイヤフラム弁25と、ダイヤフラム弁25の作動によって大気と連通する開口部201(図2)を上部に有すると共に燃料8の液面下に開口する底部202を有する有蓋開底の燃料貯溜槽20とを有している。
そして、ダイヤフラム弁25は、燃料ポンプ17非作動時には燃料貯溜槽20の開口部201(図2)を閉塞し、燃料ポンプ17作動時には上記吐出管路172の燃料圧により開口部201を開放する。なお、上記燃料吸込機構30は、燃料ポンプ17から吐出された燃料の一部の流体エネルギーによって燃料タンク11の燃料を汲み上げるジェットポンプである。
以下それぞれについて詳説する。図1に示すように、サブタンク12の上方には、フランジ44があり、フランジ44には吐出管路172を構成するメインチューブ441と、燃料のリターンチューブ442と、電気回路のコネクタ443とが配設されている。サブタンク12は、上記フランジ44の投影面積より若干小さい投影面積を有する。
サブタンク12の上面を形成するサポータ13は、燃料ポンプ17とのジョイント部131と、リターンチューブ442の挿入口132とを有し、その上面にダイヤフラム弁25を装着し、下方に燃料貯溜槽20を取付けてある。上記挿入口132の直下には、Oリング133を介してリターンチューブ442と連結されると共に下方に後述するジェットポンプのノズル301を形成したリターンパイプ45が配設されている。
上記サポータ13はサブタンク12のボディ121にスナップフィット結合により一体化さている。サポータ13のジョイント部131の他端部は摺動シール134を介してフランジ44のメインチューブ441と連結されており、その連結部には残圧保持弁135が配設されている。残圧保持弁135は燃料の流れによって閉弁する。また、ジョイント部131の中ほどからは、分岐管136が分岐し、ダイヤフラム弁25に連結されている。分岐管136を構成するホースはフッ素ゴム又は11NY、12NYの樹脂ホースである。
サブタンク15の底部の燃料貯り121には、燃料ポンプ17の吸込口173が配設されている。そして、吸込口173の上方には、インペラ175が配設され、インペラ175は上方のモータ176の駆動軸と連結されている。一方、燃料ポンプ17の他端の吐出口171は、シールリング174を介してサポータ13のジョイント部131に連結されている。
ダイヤフラム弁25は、図2に示すように、サポータ13の上面に装着されており、カバー251とダイヤフラム252とにより圧力室253を構成している。圧力室253は分岐管136を経て前記ジョイント部131に連結されている。ダイヤフラム252の底面にはプレート254が取付けられており、プレート254にはシャフト255が固着されている。
上記プレート254とシャフト255は、ダイヤフラム252と共に上下運動を行う。上記シャフト255は、燃料貯溜槽20の上面203のシャフト穴204を貫通し、燃料貯溜槽20内に突出したシャフト255の下端部にはシャフト255の抜け止め用のストッパ256とストッパ256の上面に配設したOリング257が取付けられている。
そして燃料貯溜槽20の上面203には、上記Oリング257と合致する位置に開口部201が穿設されている。また、上面203とダイヤフラム弁25のプレート254の間には、ダイヤフラム252を押し上げる方向に付勢されたコイルスプリング259が介設されている。
なお、ダイヤフラム252の下面側、即ち燃料貯溜槽20の上面203とサポータ13との間には通気穴258が開設されており、サブタンク12の空部(液面の上方)と連通している。また、サブタンク12の空部は、図1に示すように上部に設けた開口123により燃料タンク11の空部と連通している。一方、燃料貯溜槽20の底部202は、燃料貯り121の液面下に開口している。
サブタンク12の底部は上下の2段底となっており、上底部には開口穴125が開設されており、逆止弁41が装着されている。逆止弁41は燃料ポンプ17の吸込口173より若干上方にある。
また、サブタンク12の底部の逆止弁41の反対側には、燃料吸込機構30を構成するジェットポンプが配設されている。ジェットポンプは、前記リターンパイプ45の下部に穿設されたジェットノズル301と、該ジェットノズル301に対向する吸上口302を有する吸上管303とを有する。
ジェットポンプはリターンチューブ442から返還された燃料8をジェットノズル301から噴射し、上記吸上口302から燃料タンク11の燃料8を吸い上げ、放出口304からサブタンク12内に燃料8を放出する。
次に、本例の燃料供給装置10の作用効果について述べる。燃料タンク11に燃料が投入されると逆止弁41が開き、サブタンク12内に燃料が導入され燃料ポンプ17が燃料吐出可能となる。そして、燃料ポンプ17のモータ176を作動させれば、吐出口171から燃料を吐出し、メインチューブ441から図示しないエンジンに燃料を供給する。
エンジンの余剰燃料は、リターン(返還)燃料として、リターンチューブ442からサブタンク12に戻り、リターンパイプ45のジェットノズル301から噴射する。その結果、燃料タンク11の燃料は吸上管303からサブタンク12に汲み上げられ、サブタンク12の液面を上昇させる。
一方、燃料ポンプ17の動作と同時に、分岐管136の圧力が所定値(約2.55〜3.0kgf/cm2)まで上昇し、図2に示すダイヤフラム弁25のダイヤフラム252が下降してシャフト255を押し下げる。その結果、Oリング257が燃料貯溜槽20の上部の開口部201を開放し、燃料貯溜槽20の空部とサブタンク12の空部とが連通し、燃料貯溜槽20の液面はサブタンク12の液面と一致する。
他方、燃料ポンプ17の動作と共に燃料吸込機構30によって燃料タンク11の燃料8が汲み上げられ、サブタンク12の液面が上昇し、同時に燃料貯溜槽20の液面が上昇する。その結果、終にはサブタンク12上部から燃料がオーバーフローするに至る。それ故、燃料タンク11内の燃料が少ない場合でも、サブタンク12内の液面は高く保持され、サブタンク12内の燃料がほぼ使い尽くされるまで運転可能となる。
一方、運転を停止して燃料ポンプ17がストップすると上記分岐管136の燃料圧も大気圧近くまで低下し、ダイヤフラム弁25の動作が復帰する。即ち、図2に示すコイルスプリング259の付勢力によりOリング257が燃料貯溜槽20上面の開口部201を閉塞する。そして、燃料貯溜槽20上面203は閉鎖状態となり、燃料貯溜槽20内の燃料液面はその状態に保持される。
その結果、長期間駐車したこと等により燃料タンクやサブタンク内の燃料が大量に失われた状態にあっても本例の燃料貯溜槽20内には燃料が確保されて残留する。そして、燃料ポンプ17を始動させれば、分岐管136の圧力が上昇して燃料タンク弁25が作動し、燃料貯溜槽20の開口部201が大気(サブタンクの空部)と連通する。その結果、燃料貯溜槽20内の液面が低下して燃料をサブタンク内に放出し、エンジンを始動することができる。
上記のように、本例によれば長時間の駐車後においても燃料貯溜槽から燃料が失われず、エンジンに燃料を確実に供給し、車両を始動することのできる燃料供給装置10を提供することができる。
(参考例2)
本例は、図3に示すように、参考例1において、エンジンからの燃料リターンがないリターンレスシステムの燃料供給装置10である。そして、ジェットポンプは吐出燃料の分岐流体エネルギーによって駆動するようにしてある。即ち、本例は、図4に示すように、ダイヤフラム弁26の圧力室263に分岐パイプ137を設ける。そして、図3に示すように吐出管路172から分岐した吐出燃料の一部をこの分岐パイプ137に流通させ、燃料吸込機構30のジェットポンプを駆動する。また、この分岐パイプ137を設けることにより、吐出燃料圧力のレギュレータの機能をも果たしている。
分岐パイプ137は、図4に示すように、ダイヤフラム弁26のカバー261に取付けられ、圧力室263と燃料吸込機構30のリターンパイプ45(図3)とを連結する。そして、燃料ポンプ17の吐出燃料の一部は、分岐管136からダイヤフラム弁26の圧力室263を経て、分岐パイプ137に流入する。次いで、図3に示す燃料吸込機構30のリターンパイプ45に流入してジェットノズル301から噴出し、そのジェットエネルギーによって燃料タンク11の燃料を吸上管303からサブタンク14に汲み上げる。
このような構成とするため、燃料吸込機構30は燃料貯溜槽20に隣接させ、逆止弁41と開口穴125とは、燃料ポンプ17に隣接させてある。また、フランジ440にリターンチューブ(参考例1 符号442)は不要となる。そして、サブタンク120の空部と燃料タンク11の空部とを連通させる上部開口123は、サポータ130に開設されている。その他については、参考例1と同様である。
(実施例1)
本例は、図5に示すように、参考例1において、燃料吸込機構31であるジェットポンプをタービン式燃料ポンプ18の空気穴180(図6)から噴出する燃料を利用して駆動するようにした本発明の実施例である。タービン式燃料ポンプ18は、容積式のポンプに比べて低騒音、低脈動の利点があり近年多用されている。一方、タービン式燃料ポンプ18は、自吸力がないので呼び水の空気穴(従来0.9〜1.0φ)が必要である。
そしてこの空気穴からは、燃料ポンプ18作動中に燃料が常時放出されている。本例は、この空気穴180の形状を変更して燃料通路とし、端部にノズル(金属ノズル182)を形成し、ジェットポンプを駆動するようにしたものである。
即ち、図6に示すように、燃料ポンプ18の下方に空気穴180に連通するベーパ通路181を設けその下端部に金属ノズル182を圧入し固定する。そして、この金属ノズル182に対向する位置に、燃料吸込機構31であるジェットポンプを構成するスロート311を配設する。スロート311は内径6〜7mm程度である。
金属ノズル182から燃料が噴出すると、ジェットポンプの吸上パイプ312からスロート311へ燃料が吸い込まれる。スロート311の燃料吐出口313は、図5に示すように、サブタンク15の燃料貯り151よりも上方に開口している。
燃料ポンプ18の底部とサブタンク15の底部との間にはドーナツ形のクッション183を介設させてある。また、吸上パイプ312の下方には逆止弁42を設けてある。一方、フランジ47のリターンチューブ442直下のサポータ140の上面にはリターン燃料を受けるフィルタ138が配設されている。
サポータ140の燃料ポンプ18とのジョイント部141は、その上方において摺動シール142を介してメインチューブ441に接続されており、下方には残圧保持弁135を装着してある。
次に本例の作用効果について述べる。近年、エンジンから燃料供給装置へのリターン燃料を減少させ、これによってエンジンからの熱損失を減少し、また燃料蒸発を低減するニーズが高まっている。そして、リターン燃料を燃料吸い上げに利用する方法は、エンジンでの燃料消費がふえた場合に、リターン燃料が減少し燃料吸込機構のパワーが減少するという現象が生ずる。
本例の燃料供給装置は、リターン燃料の流体エネルギーを利用する燃料吸込機構ではないから、上記のような懸念は不要である。即ち、燃料の吐出圧力さえ一定であれば、常に一定の燃料吸上能力を期待することができる。
本例では、燃料ポンプ18の燃料吐出圧力2.55〜3kgf/cm2に対して0.8〜1.0kgf/cm2で25〜25リットル/Hrのエネルギーを得ることができ、エンジン消費流量が増えたとしても150mm程度のサブタンクの液面上昇は十分可能である。また、リターン燃料のように燃料が加熱されていないので減圧沸騰による耐ベーパーロック性に対する懸念も不要である。
更に、リターン燃料のないシステムにも対応できるという利点がある。なお、本例では、残圧保持弁135が分岐管136よりも燃料ポンプ18側に設けてある。従って燃料ポンプ18停止時においてダイヤフラム弁25に加わる圧力は、参考例1、参考例2よりは高圧力であり、ダイヤフラム弁25は、この少ない圧力差によって動作する。
即ち、燃料ポンプ18作動時のシステム圧力(例えば3kgf/cm2又は2.55kgf/cm2など)より0.2kgf/cm2程度低下した圧力(上記例では2.8kgf/cm2又は2.35kgf/cm2)にて、燃料タンク弁25は閉動作する。その他については、参考例1と同様である。
(実施例2)
本例は、図7に示すように、実施例1において、残圧保持弁135を参考例1と同様に分岐管136の下流に設けたもう1つの実施例である。即ち、サポータ150のジョイント部151の下流側に残圧保持弁135を装着してある。従って、燃料タンク弁25の動作圧力は、参考例1と同様である。その他については、実施例1と同様である。
(実施例3)
本例は、図8に示すように、実施例1においてダイヤフラム弁26に分岐パイプ137を設けてレギュレータの機能を果たすようにすると共に、リターンチューブ(図5 符号442)を無くしたもう1つの実施例である。即ち、図8に示すように、ダイヤフラム弁26の圧力室263(図4)にリターンパイプ450を連結し、このリターンパイプ450をサブタンク16の内部と連通させる。そして吐出燃料のレギュレータの機能を果たすようにする。
また、フランジ48にリターンチューブが無いから、それに対応してサポータ160にはフィルタ(図3 符号138)も不要である。また、逆止弁41は、ジェットポンプの吸上パイプ312の下方に設けず、参考例1、参考例2と同様にサブタンク16の底部に配設した。
その結果、吸上パイプ312における逆止弁41の圧損がなくなり、燃料吸込機構31のジェットポンプの吸上パワーが上昇する。それ故ジェットポンプのスロート310の放出口314を上部に設けて、サブタンク15の液面を実施例1より上昇させることができる。その他については、実施例1と同様である。
参考例1の燃料供給装置の断面図。 参考例1のダイヤフラム弁周辺の拡大図。 参考例2の燃料供給装置の断面図。 参考例2のダイヤフラム弁周辺の拡大図。 実施例1の燃料供給装置の断面図。 実施例1のジェットポンプ周辺拡大図。 実施例2の燃料供給装置の断面図。 実施例3の燃料供給装置の断面図。
符号の説明
10...燃料供給装置、
11...燃料タンク
15...サブタンク、
18...タービン式燃料ポンプ、
31...燃料吸込機構、
180...空気穴、
181...ベーパ通路、
182...金属ノズル、
311...スロート、

Claims (1)

  1. 燃料タンク内に配設され燃料を燃料タンク外の燃料消費装置に圧送するタービン式燃料ポンプと、
    前記タービン式燃料ポンプを収容し前記燃料ポンプに吸入される燃料を前記燃料タンクから導入して蓄えるサブタンクと、
    前記サブタンクの底部に設けられ、前記燃料タンク内の燃料を前記サブタンク内に汲み上げるジェットポンプとを備える燃料供給装置において、
    前記ジェットポンプは、前記タービン式燃料ポンプの空気穴と連通するベーパ通路、前記ベーパ通路の端部に設けられたノズル、および前記ノズルに対向する位置に設けられたスロートを有し、前記空気穴から噴出する燃料を利用して駆動されており、
    前記ノズルおよび前記スロートは、それぞれ一端から他端に渡って横置きにされており、
    前記サブタンクの底部には、前記スロートを介して、前記サブタンク内と前記サブタンク外とが連通する連通路が区画され、
    前記連通路には、前記サブタンク外から前記サブタンク内への燃料の流通を可能にする逆止弁が設けられ、
    前記空気穴から放出した燃料が前記ノズルから噴出すると、前記逆止弁が開き、前記燃料タンク内の燃料を、前記スロートを介して前記サブタンク内に汲み上げることを特徴とする燃料供給装置。
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