JP2789707B2 - 車両用燃料供給装置 - Google Patents
車両用燃料供給装置Info
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- JP2789707B2 JP2789707B2 JP1238719A JP23871989A JP2789707B2 JP 2789707 B2 JP2789707 B2 JP 2789707B2 JP 1238719 A JP1238719 A JP 1238719A JP 23871989 A JP23871989 A JP 23871989A JP 2789707 B2 JP2789707 B2 JP 2789707B2
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- Japan
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- tank
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/08—Feeding by means of driven pumps electrically driven
- F02M37/10—Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir
- F02M37/106—Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir the pump being installed in a sub-tank
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/02—Feeding by means of suction apparatus, e.g. by air flow through carburettors
- F02M37/025—Feeding by means of a liquid fuel-driven jet pump
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、燃料タンク内に燃料ポンプを搭載した車両
用燃料供給装置に関する。
用燃料供給装置に関する。
［従来の技術］ 従来より、燃料ポンプをサブタンク内に収容して燃料
タンク内に搭載した車両用燃料供給装置（特開平１−15
9456号公報参照）がある。
タンク内に搭載した車両用燃料供給装置（特開平１−15
9456号公報参照）がある。
このようなサブタンクを備えた燃料供給装置は、燃料
タンク内の燃料サブタンク内に移送し、そのサブタンク
内に蓄えられた燃料を燃料ポンプによって吐出するもの
である。
タンク内の燃料サブタンク内に移送し、そのサブタンク
内に蓄えられた燃料を燃料ポンプによって吐出するもの
である。
吐出された燃料は、吐出パイプを介して燃料タンクの
外部へ圧送され、高圧燃料フィルタで過された後、噴
射量に応じてエンジンの燃焼室に供給される。
外部へ圧送され、高圧燃料フィルタで過された後、噴
射量に応じてエンジンの燃焼室に供給される。
高圧燃料フィルタで過された燃料の大部分はリター
ンパイプを介してサブタンク内に戻され、消費された燃
料分は、サブタンクの底部に設けられたジェットポンプ
によって燃料タンク内からサブタンク内に供給される。
ンパイプを介してサブタンク内に戻され、消費された燃
料分は、サブタンクの底部に設けられたジェットポンプ
によって燃料タンク内からサブタンク内に供給される。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、上記の高圧燃料フィルタは、通常エンジン
ルーム内に配置されているため、燃料漏れに対する十分
な処置を必要とし、そのために多額のコストを要してい
た。
ルーム内に配置されているため、燃料漏れに対する十分
な処置を必要とし、そのために多額のコストを要してい
た。
また、近年におけるエンジン排気量の増大に伴い、高
圧燃料フィルタの搭載スペースも限られてきている。
圧燃料フィルタの搭載スペースも限られてきている。
本発明は上記事情に基づいて成されたもので、その目
的は、燃料漏れ対策に要するコストの低減、およびエン
ジンルーム内のスペース拡大を計ることのできる車両用
燃料供給装置を提供することにある。
的は、燃料漏れ対策に要するコストの低減、およびエン
ジンルーム内のスペース拡大を計ることのできる車両用
燃料供給装置を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手
段を採用する。
段を採用する。
請求項１では、 壁面に開口部を有する燃料タンクと、前記開口部を塞
ぐカバーと、前記燃料タンク内に搭載される燃料ポンプ
と、前記燃料タンク内に収容され、流入口が前記燃料ポ
ンプの吐出口に接続されて、前記燃料ポンプから吐出さ
れた燃料を濾過する高圧燃料フィルタと、前記カバーに
取り付けられ、前記燃料タンク内で前記燃料ポンプと前
記高圧燃料フィルタとを支持する支持部材と、前記燃料
タンクの内外を連通して設けられるとともに、前記高圧
燃料フィルタの流出口に接続されて、前記高圧燃料フィ
タで濾過された燃料を前記燃料タンクの外部へ導く吐出
パイプとを備えていること。
ぐカバーと、前記燃料タンク内に搭載される燃料ポンプ
と、前記燃料タンク内に収容され、流入口が前記燃料ポ
ンプの吐出口に接続されて、前記燃料ポンプから吐出さ
れた燃料を濾過する高圧燃料フィルタと、前記カバーに
取り付けられ、前記燃料タンク内で前記燃料ポンプと前
記高圧燃料フィルタとを支持する支持部材と、前記燃料
タンクの内外を連通して設けられるとともに、前記高圧
燃料フィルタの流出口に接続されて、前記高圧燃料フィ
タで濾過された燃料を前記燃料タンクの外部へ導く吐出
パイプとを備えていること。
請求項２では、 前記支持部材は、内部に前記燃料ポンプを収容するサ
ブタンクを有し、前記高圧燃料フィルタは、前記燃料ポ
ンプの上方で前記サブタンクに支持されていること。
ブタンクを有し、前記高圧燃料フィルタは、前記燃料ポ
ンプの上方で前記サブタンクに支持されていること。
請求項３では、 前記支持部材は、前記カバーから前記燃料タンク内の
下方へ向って延びるステーを有し、前記サブタンクは、
前記ステーの下端部に支持されていること。
下方へ向って延びるステーを有し、前記サブタンクは、
前記ステーの下端部に支持されていること。
請求項４では、 前記サブタンクは、上端に開口部を有するサブタンク
本体と、前記開口部を塞ぐサブタンクカバーとを備え、
前記高圧燃料フィルタは、前記サブタンクカバーに脱着
可能に取り付けられること。
本体と、前記開口部を塞ぐサブタンクカバーとを備え、
前記高圧燃料フィルタは、前記サブタンクカバーに脱着
可能に取り付けられること。
請求項５では、 前記高圧燃料フィルタと前記カバーとは前記カバーの
外側面と略直角方向に離れて配設されるとともに、前記
カバーには、前記吐出パイプと前記サブタンク内に燃料
を戻すためのリターンパイプとが貫通して設けられ、且
つ前記燃料ポンプに通電するためのコネクタが前記カバ
ーの外側面に設けられていること。
外側面と略直角方向に離れて配設されるとともに、前記
カバーには、前記吐出パイプと前記サブタンク内に燃料
を戻すためのリターンパイプとが貫通して設けられ、且
つ前記燃料ポンプに通電するためのコネクタが前記カバ
ーの外側面に設けられていること。
［作用および本発明の効果］ 上記構成を有する本発明の車両用燃料供給装置は、高
圧燃料フィルタを燃料タンク内に収容し、且つ燃料ポン
プの吐出口と吐出パイプとの間に配置している。これに
より、高圧燃料フィルタをエンジンルーム内に配置した
従来の場合よりシール性の要求が低いため、燃料漏れ対
策に要する費用を低減することができる。
圧燃料フィルタを燃料タンク内に収容し、且つ燃料ポン
プの吐出口と吐出パイプとの間に配置している。これに
より、高圧燃料フィルタをエンジンルーム内に配置した
従来の場合よりシール性の要求が低いため、燃料漏れ対
策に要する費用を低減することができる。
また、カバーに取り付けられた支持部材によって燃料
ポンプと高圧燃料フィルタとを支持している。言い換え
ると、燃料ポンプを支持するのと同じ支持部材によって
高圧燃料フィルタも支持しているため、簡単な構成で燃
料タンクに収容することができる。
ポンプと高圧燃料フィルタとを支持している。言い換え
ると、燃料ポンプを支持するのと同じ支持部材によって
高圧燃料フィルタも支持しているため、簡単な構成で燃
料タンクに収容することができる。
更に、高圧燃料フィルタをエンジンルーム内から燃料
タンク内に移したことで、エンジンルーム内における各
種機能器の搭載スペースを拡大することが可能である。
タンク内に移したことで、エンジンルーム内における各
種機能器の搭載スペースを拡大することが可能である。
［実施例］ 次に、本発明の車両用燃料供給装置を図面に示す一実
施例に基づき説明する。
施例に基づき説明する。
第１図は車両用燃料供給装置の縦断面図である。
本実施例の車両用燃料供給装置は、燃料ポンプ１を燃
料タンク２内に搭載するもので、その燃料ポンプ１は、
燃料タンク２内でサブタンク３に収容されている。
料タンク２内に搭載するもので、その燃料ポンプ１は、
燃料タンク２内でサブタンク３に収容されている。
燃料タンク２は、上壁面（第１図上壁面）に、燃料ポ
ンプ１を収容したサブタンク３を挿入するための開口部
2aが設けられている。この開口部2aは、パッキン４を介
してカバー５によって気密に塞がれている。
ンプ１を収容したサブタンク３を挿入するための開口部
2aが設けられている。この開口部2aは、パッキン４を介
してカバー５によって気密に塞がれている。
カバー５の外側面には、燃料ポンプ１に通電するため
のコネクタ24が設けられ、このコネクタ24からカバー５
の裏側（第１図の下側）へ取り出された給電線25が燃料
ポンプ１に接続されている。
のコネクタ24が設けられ、このコネクタ24からカバー５
の裏側（第１図の下側）へ取り出された給電線25が燃料
ポンプ１に接続されている。
燃料ポンプ１は、通電を受けるとサブタンク３内の底
部に配設された燃料フィルタ６を介してサブタンク３内
の燃料を吸入し、燃料ポンプ１の吐出口1aより加圧され
た燃料を吐出する。
部に配設された燃料フィルタ６を介してサブタンク３内
の燃料を吸入し、燃料ポンプ１の吐出口1aより加圧され
た燃料を吐出する。
燃料ポンプ１から吐出された燃料は、高圧燃料フィル
タ（後述する）７を介して燃料ポンプ１の吐出口1aと連
絡された吐出パイプ８を通って燃料タンク２の外部へ圧
送される。圧送された燃料は、図示しない燃料噴射弁を
介してエンジンの燃料室に供給され、余剰燃料がリター
ンパイプ９を通って再びサブタンク３内に導かれる。な
お、前記の吐出パイプ８及びリターンパイプ９は、それ
ぞれカバー５を貫通して設けられている。
タ（後述する）７を介して燃料ポンプ１の吐出口1aと連
絡された吐出パイプ８を通って燃料タンク２の外部へ圧
送される。圧送された燃料は、図示しない燃料噴射弁を
介してエンジンの燃料室に供給され、余剰燃料がリター
ンパイプ９を通って再びサブタンク３内に導かれる。な
お、前記の吐出パイプ８及びリターンパイプ９は、それ
ぞれカバー５を貫通して設けられている。
サブタンク３は、上端が開口された樹脂製のサブタン
ク本体10と、そのサブタンク本体10の開口部を塞ぐサブ
タンクカバー11とからなり、カバー５に固着された３本
のステー12によって支持されている。なお、本発明の支
持部材は、ステー12とサブタンク３とで構成されてい
る。
ク本体10と、そのサブタンク本体10の開口部を塞ぐサブ
タンクカバー11とからなり、カバー５に固着された３本
のステー12によって支持されている。なお、本発明の支
持部材は、ステー12とサブタンク３とで構成されてい
る。
サブタンク本体10とサブタンクカバー11とは、サブタ
ンク本体10の上端外周壁に形成された係止窓10aに、サ
ブタンクカバー11の周縁部に設けた爪11aを、サブタン
ク本体10の内側から嵌め込んで係止させることにより組
み付けられる。
ンク本体10の上端外周壁に形成された係止窓10aに、サ
ブタンクカバー11の周縁部に設けた爪11aを、サブタン
ク本体10の内側から嵌め込んで係止させることにより組
み付けられる。
また、サブタンク３は、各ステー12に形成された縦長
の窓12aと、サブタンクカバー11の外周部に設けられた
３か所の突起（図示しない）とを係合させることでステ
ー12に支持されている。
の窓12aと、サブタンクカバー11の外周部に設けられた
３か所の突起（図示しない）とを係合させることでステ
ー12に支持されている。
ステー12に形成された窓12aの上端部には、内側に向
かって突設する長方形状のストッパ13が設けられてい
る。このストッパ13は、打ち抜き等で窓12aを形成する
際に、長方形状に切り残した部分を内側に起こして形成
される。
かって突設する長方形状のストッパ13が設けられてい
る。このストッパ13は、打ち抜き等で窓12aを形成する
際に、長方形状に切り残した部分を内側に起こして形成
される。
従って、サブタンク３は、ステー12に対して周方向の
動きが規制されるとともに、上下方向に所定の範囲でス
ライド可能に支持されている。サブタンク３の上下方向
の移動は、サブタンクカバー11の上端面がストッパ13に
当接することで上方への移動が規制され、サブタンクカ
バー11の突起が窓12aの下端部に当接することで下方へ
の移動が規制される。
動きが規制されるとともに、上下方向に所定の範囲でス
ライド可能に支持されている。サブタンク３の上下方向
の移動は、サブタンクカバー11の上端面がストッパ13に
当接することで上方への移動が規制され、サブタンクカ
バー11の突起が窓12aの下端部に当接することで下方へ
の移動が規制される。
上記した高圧燃料フィルタ７は、燃料ポンプ１の吐出
口1aと吐出パイプ８とに接続されて、サブタンクカバー
11に対して脱着可能に組み付けられている。
口1aと吐出パイプ８とに接続されて、サブタンクカバー
11に対して脱着可能に組み付けられている。
この高圧燃料フィルタ７は、ろ紙、焼結合金、あるい
は金網などから成るろ材14と、そのろ材14を内包するフ
ィルタケース15およびフィルタカバー16とから構成され
ている。
は金網などから成るろ材14と、そのろ材14を内包するフ
ィルタケース15およびフィルタカバー16とから構成され
ている。
フィルタケース15の中央部には、内部に燃料の流入口
7aを設けた円筒部15aが形成され、該円筒部15a内に、シ
ール部材17を介して燃料ポンプ１の吐出口1aが嵌め合わ
されている。フィルタカバー16には、カバー中央部をケ
ース内方へ円筒状に屈曲して形成した流出口7bに、シー
ル部材18を介して吐出パイプ８が嵌め合わされている。
7aを設けた円筒部15aが形成され、該円筒部15a内に、シ
ール部材17を介して燃料ポンプ１の吐出口1aが嵌め合わ
されている。フィルタカバー16には、カバー中央部をケ
ース内方へ円筒状に屈曲して形成した流出口7bに、シー
ル部材18を介して吐出パイプ８が嵌め合わされている。
この高圧燃料フィルタ７を組み付けたサブタンク３
は、吐出パイプ８の外周に固定された環状のスプリング
押さえ19とフィルタカバー16との間に配設されたスプリ
ング20により、燃料タンク２の底部側へ付勢されてい
る。
は、吐出パイプ８の外周に固定された環状のスプリング
押さえ19とフィルタカバー16との間に配設されたスプリ
ング20により、燃料タンク２の底部側へ付勢されてい
る。
サブタンク本体10の底面には、サブタンク３内に燃料
を流入させる逆止弁（図示しない）が設けられている。
を流入させる逆止弁（図示しない）が設けられている。
この逆止弁は、サブタンク３内と燃料タンク２内との
圧力差によって開閉するもので、例えば、サブタンク３
内の燃料液面が燃料タンク２内の燃料液面より高い場合
には閉じ、燃料タンク２内の燃料液面がサブタンク３内
の燃料液面より約5mm以上高い場合には開く。
圧力差によって開閉するもので、例えば、サブタンク３
内の燃料液面が燃料タンク２内の燃料液面より高い場合
には閉じ、燃料タンク２内の燃料液面がサブタンク３内
の燃料液面より約5mm以上高い場合には開く。
サブタンク本体10には、リターンパイプ９を介して戻
された燃料を、サブタンク本体10の底部に構成されたジ
ェットポンプ（下述する）21に導く導入通路22、および
ジェットポンプ21より噴出された燃料をサブタンク３内
に供給する供給通路23が一体に設けられている。
された燃料を、サブタンク本体10の底部に構成されたジ
ェットポンプ（下述する）21に導く導入通路22、および
ジェットポンプ21より噴出された燃料をサブタンク３内
に供給する供給通路23が一体に設けられている。
導入通路22は、サブタンク本体10の底部から上部まで
延びて設けられ、底部側でジェットポンプ21のノズル21
aに連絡されている。そして、導入通路22の上端部に
は、リターンパイプ９が液密に挿入されている。
延びて設けられ、底部側でジェットポンプ21のノズル21
aに連絡されている。そして、導入通路22の上端部に
は、リターンパイプ９が液密に挿入されている。
供給通路23は、サブタンク本体10の底部で、ジェット
ポンプ21のスロート21bと連絡されるとともに、下流端
部（第１図上端）が、サブタンク３内の上方に開口して
設けられている。
ポンプ21のスロート21bと連絡されるとともに、下流端
部（第１図上端）が、サブタンク３内の上方に開口して
設けられている。
ジェットポンプ21は、リターンパイプ９および導入通
路22を介して戻された余剰燃料をノズル21aから高速で
噴出させ、その噴流作用によって、サブタンク３の外部
でノズル21aと対向して開口するスロート21b内に燃料タ
ンク２底部の燃料を吸引しながら供給通路23に導くもの
である。
路22を介して戻された余剰燃料をノズル21aから高速で
噴出させ、その噴流作用によって、サブタンク３の外部
でノズル21aと対向して開口するスロート21b内に燃料タ
ンク２底部の燃料を吸引しながら供給通路23に導くもの
である。
次に、上記構成を有する車両用燃料供給装置の作動を
簡単に説明する。
簡単に説明する。
サブタンク３内には、逆止弁を介して燃料タンク２内
の燃料が供給されている。
の燃料が供給されている。
燃料ポンプ１が通電されると、燃料フィルタ６を介し
てサブタンク３内から吸引した燃料が吐出口1aより吐出
される。
てサブタンク３内から吸引した燃料が吐出口1aより吐出
される。
吐出された燃料は、高圧燃料フィルタ７で過された
後、吐出パイプ８を介して図示しない燃料噴射弁に導か
れ、噴射量に応じてエンジンの燃焼室に供給される。
後、吐出パイプ８を介して図示しない燃料噴射弁に導か
れ、噴射量に応じてエンジンの燃焼室に供給される。
消費されない余剰燃料は、リターンパイプ９を介して
燃料タンク２内に戻される。
燃料タンク２内に戻される。
リターンパイプ９を介して戻された燃料は、導入通路
22を通ってジェットポンプ21に導かれ、ノズル21aから
高速で噴出される。このとき、ノズル21aから噴出され
る燃料とともに、燃料タンク２底部の燃料がスロート21
b内に吸引され、供給通路23を通ってサブタンク３内に
供給される。
22を通ってジェットポンプ21に導かれ、ノズル21aから
高速で噴出される。このとき、ノズル21aから噴出され
る燃料とともに、燃料タンク２底部の燃料がスロート21
b内に吸引され、供給通路23を通ってサブタンク３内に
供給される。
燃料ポンプ１の作動中は、このジェットポンプ21の働
きによってサブタンク３内に燃料が供給されるため、サ
ブタンク３内にほぼ一定量の燃料が蓄えられる。
きによってサブタンク３内に燃料が供給されるため、サ
ブタンク３内にほぼ一定量の燃料が蓄えられる。
上述した本実施例の車両用燃料供給装置は、高圧燃料
フィルタ７を燃料タンク２内に配置したことにより、エ
ンジンルーム内に配置していた従来のような高いシール
性を確保する必要はなく、従って、燃料漏れ対策に要す
る費用を低減することができる。
フィルタ７を燃料タンク２内に配置したことにより、エ
ンジンルーム内に配置していた従来のような高いシール
性を確保する必要はなく、従って、燃料漏れ対策に要す
る費用を低減することができる。
しかもサブタンクの上部に高圧燃料フィルタを設けて
いるのでたとえ高圧燃料フィルタから燃料洩れがあって
も洩れた燃料をサブタンク内に溜めることができる。従
ってサブタンク外部の燃料液面が低下してもサブタンク
内燃料液面を高く維持できるので、高圧燃料フィルタに
高いシール性を確保する必要がなく簡素な構成とするこ
とができる。すなわち高圧燃料フィルタを簡単な構成に
しながらサブタンク内燃料液面を周囲より高く維持して
燃料残量が少ないときにも燃料ポンプの吸上げを好適に
維持できる。
いるのでたとえ高圧燃料フィルタから燃料洩れがあって
も洩れた燃料をサブタンク内に溜めることができる。従
ってサブタンク外部の燃料液面が低下してもサブタンク
内燃料液面を高く維持できるので、高圧燃料フィルタに
高いシール性を確保する必要がなく簡素な構成とするこ
とができる。すなわち高圧燃料フィルタを簡単な構成に
しながらサブタンク内燃料液面を周囲より高く維持して
燃料残量が少ないときにも燃料ポンプの吸上げを好適に
維持できる。
また、高圧燃料フィルタ７を燃料タンク２内に移した
ことで、エンジンルーム内における各種機器の搭載スペ
ースを拡大することができる。
ことで、エンジンルーム内における各種機器の搭載スペ
ースを拡大することができる。
なお、上記実施例では、高圧燃料フィルタ７と燃料ポ
ンプ１の吐出口1aおよび吐出パイプ８とをそれぞれシー
ル部材17、18を介して接続したが、高圧燃料フィルタ７
に対して、燃料ポンプ１の吐出口1aおよび吐出パイプ８
をそれぞれ圧入固定することで、シール部材17、18を省
略することも可能である。
ンプ１の吐出口1aおよび吐出パイプ８とをそれぞれシー
ル部材17、18を介して接続したが、高圧燃料フィルタ７
に対して、燃料ポンプ１の吐出口1aおよび吐出パイプ８
をそれぞれ圧入固定することで、シール部材17、18を省
略することも可能である。
第１図は車両用燃料供給装置の縦断面図である。 図中 １……燃料ポンプ 1a……燃料ポンプの吐出口 ２……燃料タンク 2a……開口部 ３……サブタンク（支持部材） ５……カバー ７……高圧燃料フィルタ 7a……高圧燃料フィルタの流入口 7b……高圧燃料フィルタの流出口 ８……吐出パイプ ９……リターンパイプ 10……サブタンク本体 11……サブタンクカバー 12……ステー（支持部材） 24……コネクタ
Claims (5)
- 【請求項１】壁面に開口部を有する燃料タンクと、 前記開口部を塞ぐカバーと、 前記燃料タンク内に搭載される燃料ポンプと、 前記燃料タンク内に収容され、流入口が前記燃料ポンプ
の吐出口に接続されて、前記燃料ポンプから吐出された
燃料を濾過する高圧燃料フィルタと、 前記カバーに取り付けられ、前記燃料タンク内で前記燃
料ポンプと前記高圧熱料フィルタとを支持する支持部材
と、 前記燃料タンクの内外を連通して設けられるとともに、
前記高圧燃料フィルタの流出口に接続されて、前記高圧
燃料フィルタで濾過された燃料を前記燃料タンクの外部
へ導く吐出パイプとを備えた車両用燃料供給装置。 - 【請求項２】前記支持部材は、内部に前記燃料ポンプを
収容するサブタンクを有し、 前記高圧燃料フィルタは、前記燃料ポンプの上方で前記
サブタンクに支持されていることを特徴とする請求項１
に記載した車両用燃料供給装置。 - 【請求項３】前記支持部材は、前記カバーから前記燃料
タンク内の下方へ向かって延びるステーを有し、 前記サブタンクは、前記ステーの下端部に支持されてい
ることを特徴とする請求項２に記載した車両用燃料供給
装置。 - 【請求項４】前記サブタンクは、上端に開口部を有する
サブタンク本体と、前記開口部を塞ぐサブタンクカバー
とを備え、 前記高圧燃料フィルタは、前記サブタンクカバーに脱着
可能に取り付けられることを特徴とする請求項２または
３に記載した車両用燃料供給装置。 - 【請求項５】前記高圧燃料フィルタと前記カバーとは前
記カバーの外側面と略直角方向に離れて配設されるとと
もに、前記カバーには、前記吐出パイプと前記サブタン
ク内に燃料を戻すためのリターンパイプとが貫通して設
けられ、且つ前記燃料ポンプに通電するためのコネクタ
が前記カバーの外側面に設けられていることを特徴とす
る請求項１〜４に記載した何れかの車両用燃料供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1238719A JP2789707B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 車両用燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1238719A JP2789707B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 車両用燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03105055A JPH03105055A (ja) | 1991-05-01 |
| JP2789707B2 true JP2789707B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=17034248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1238719A Expired - Lifetime JP2789707B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 車両用燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2789707B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2693411B1 (fr) * | 1992-07-13 | 1994-09-09 | Plastic Omnium Cie | Ensemble d'aspiration pour réservoir à carburant. |
| DE4305985C2 (de) * | 1993-02-26 | 1997-07-17 | Technoflow Tube Systems Gmbh | Einrichtung für die Kraftstoffversorgung eines Kraftfahrzeugmotors |
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0612100B2 (ja) * | 1989-01-19 | 1994-02-16 | 京三電機株式会社 | 自動車用燃料供給装置 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1238719A patent/JP2789707B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03105055A (ja) | 1991-05-01 |
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