JP2013096754A - 液面検出装置の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】リザーバカップの内部にも外部にも液面検出装置を取付可能な取付構造の提供。
【解決手段】燃料タンク90内の燃料91の液面91aを検出する液面検出装置100の取付構造において、第一係止突起25aと延伸部52との組は、第二係止突起25bとストッパ面24a,24bとの組に対して、ボディ20の回転中心線Oを含む仮想水平面Hを上下に挟んで反対側に位置し、第一係止突起25aよりも下方の第二係止突起25bがリザーバカップ93の内部において係止部81に係止されることにより、ボディ20が係止部81に取付けられる内部取付状態と、第二係止突起25bよりも下方の第一係止突起25aがリザーバカップ93の外部において係止部81に係止されることにより、ボディ20が係止部81に取付られる外部取付状態とが想定され、内部取付状態と外部取付状態との一方が選択されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液面検出装置の取付構造に関する。
従来、車両の燃料タンクに貯蔵される燃料等の液面を検出するために、液面検出装置が利用されている。この種の液面検出装置としては、例えば特許文献1に開示されているように、燃料タンク内のリザーバカップの周壁に取付けられるボディと、このボディに対して回転中心線周りに回転可能なロータと、液面に浮くフロートと、このフロートとロータとを連結する線状のアームとを備えており、フロートの上下運動がフロートを介してロータの回転運動に変換される構成とされている。また、アームのうちロータの連結側の端部はロータの回転中心線から延伸して突き出しており、この突き出している部分がボディに形成されたストッパ面に当接することによりロータの回転範囲を規制するストッパ部とされている。さらに、アームのうちフロートの連結側には、フロートの中心を貫通して該フロートに嵌合する延伸部が設けられている。ここで、ロータの回転中心線を含む仮想水平面(以下、単に「仮想水平面」ともいう)を想定したとき、仮想水平面よりも上方にはストッパ部が、また仮想水平面よりも下方には延伸部が設けられている。
さて、こうした液面検出装置の取付構造としては、様々な構造が提案されている。例えば特許文献1に開示の取付構造では、液面検出装置のボディが挿入される挿入隙間を周壁との間にあけるように弾性変形可能な係止片がリザーバカップに設けられ、この係止片の係止孔に係止されるように係止突起が液面検出装置のボディに設けられている。故に、係止片を弾性変形させてボディを挿入隙間に挿入してから、係止片を復元させて係止突起を係止孔に係止させるスナップフィットにより、リザーバカップ周壁に対する液面検出装置の取付けを簡単に実現できるのである。ここで特許文献1に開示の取付構造では、液面検出装置のボディを上方から挿入して係止突起を係止孔に係止させることで、液面検出装置をリザーバカップ周壁に取付けて抜けを防止しているため、取付方向は一方向に決まっている。そのため、ボディにおいて係止突起は、仮想水平面に対してアームの延伸部と同じ側となる下方に、設けられている。
特開2010−48780号公報
ところで、特許文献1に開示の取付構造は、液面検出装置をリザーバカップの外部に取付ける構造となっている。このようなリザーバカップ外部の取付構造では、リザーバカップ周壁と燃料タンクとの間のスペースが限られている場合、リザーバカップ周壁を内部側へ凹ませる、もしくは平面状に形成して、液面検出装置の取付スペースを確保することが考えられている。しかし、この場合には、リザーバカップの構成が複雑となってしまうことから、本発明者は、既にスペースの存在するリザーバカップの内部を利用して液面検出装置を取付ける構造につき、鋭意検討を行った。
液面検出装置をリザーバカップ内部に取付ける場合、リザーバカップの周壁及び係止片間の挿入隙間に液面検出装置のボディを上方から挿入する必要が生じる。また、液面検出装置をリザーバカップ内部に取付ける場合、アームの延伸部を、仮想水平面よりも上方にてロータの回転中心線から延伸させてリザーバカップ外部にて下方に折返すことで、アームの構成を簡素にすることが望ましい。これらの要求に応えるには、係止突起とアームのストッパ部とを仮想水平面よりも下方に位置させる必要があるが、この構成を実現するには、ストッパ部及び延伸部に対する係止突起の位置関係がリザーバカップ外部の取付構造の場合とは異なるボディを、特別に作らなければならず、液面検出装置の汎用性が低くなってしまう。
そこで、ストッパ部及び延伸部に対する係止突起の位置関係はそのままで、液面検出装置をリザーバカップ内部に取付ける取付構造を、想定してみる。この取付構造では、仮想水平面よりも下方にて回転中心線から延伸する延伸部を、リザーバカップ内部にて上方に折返し、さらにリザーバカップ外部にて下方のフロートに向かって折返す必要が生じるため、アームの構成が複雑となってしまうのである。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡素な構成と高い汎用性とをもって、リザーバカップの内部にも外部にも液面検出装置を取付可能な取付構造を、提供することにある。
請求項1に記載の発明は、燃料タンク内から流入したリザーバカップ内の燃料をリザーバカップ外へ吐出するポンプモジュールに取付けられ、リザーバカップ外における液面を検出する液面検出装置の取付構造において、液面検出装置は、リザーバカップの周壁に取付けられるボディと、液面に浮くフロートと、ボディに対して回転中心線周りに回転可能なロータと、フロートとロータとを連結してフロートの上下運動をロータの回転運動に変換する線状のアームとを備え、ボディは、ストッパ面を有し、アームのうちロータとの連結側の端部は、回転中心線から延伸するストッパ部を形成し、アームのうちフロートとの連結側は、回転中心線から延伸する延伸部を形成し、ボディは、第一係止突起と第二係止突起とをさらに有し、回転中心線を含む水平面を仮想水平面と定義したとき、第一係止突起と延伸部との組は、第二係止突起とストッパ面との組に対して、仮想水平面を上下に挟んで反対側に位置し、リザーバカップは、ボディが上方から挿入される挿入隙間を周壁との間にあける係止部を有し、係止部は第一係止突起又は第二係止突起を係止可能であり、第一係止突起よりも下方の第二係止突起がリザーバカップの内部において係止部に係止されることにより、ボディが係止部に取付られる内部取付状態と、第二係止突起よりも下方の第一係止突起が前記リザーバカップの外部において係止部に係止されることにより、ボディが前記係止部に取付られる外部取付状態とが想定され、内部取付状態と外部取付状態の一方が選択されている。
この発明において、ボディの第二係止突起がリザーバカップ内部にて係止部に係止される内部取付状態が選択されている場合、回転中心線を含む仮想水平面を上下に挟んで第一係止突起よりも下方に、当該第二係止突起が位置することになる。これによれば、係止部とリザーバカップ周壁との間の挿入隙間にボディを上方から挿入した後、第二係止突起を係止部に係止させることにより、内部取付状態を簡単に実現し得る。従って、リザーバカップの構成を複雑にしなくても、リザーバカップ内部を利用した液面検出装置の取付けが可能となるのである。
一方、ボディの第一係止突起がリザーバカップ外部にて係止部に係止される外部取付状態が選択されている場合、回転中心線を含む仮想水平面を上下に挟んで第二係止突起よりも下方に、当該第一係止突起が位置することになる。これによれば、係止部とリザーバカップ周壁との間の挿入隙間にボディを上方から挿入した後、係止部を第一係止突起を係止部に係止させるスナップフィットにより、外部取付状態を簡単に実現し得る。従って、アームのストッパ部及び延伸部に対する各係止突起の位置関係が同一である液面検出装置を、リザーバカップの内部にも外部にも取付けることができるので、汎用性を高めること可能となるのである。
さらに内部取付状態では、第一係止突起が第二係止突起よりも上方に設けられることになるため、線状のアームにおいて仮想水平面を上下に挟んで第一係止突起と同じ側に設けられる延伸部は、仮想水平面上の回転中心線から上方に延伸してリザーバカップ外部に短い経路で到達し得る。また一方、外部取付状態では、第一係止突起が第二係止突起よりも下方に設けられることになるため、線状のアームにおいて仮想水平面を上下に挟んで第一係止突起と同じ側を延伸する延伸部は、リザーバカップ外部にて最下方に移動したフロートとの間の経路につき、短くできる。このように、内部取付状態及び外部取付状態において短経路で延伸するアームについては、その構成を簡素にすることが可能となるのである。
以上によれば、簡素な構成と高い汎用性とをもって、リザーバカップの内部にも外部にも液面検出装置を取付可能な取付構造を、提供できるのである。
請求項2に記載の発明によると、内部取付状態における延伸部は、仮想水平面よりも上方において回転中心線から延伸し、リザーバカップの外部において下方に折返されてフロートへ向かって延伸し、外部取付状態における延伸部は、仮想水平面よりも下方において、回転中心線からフロートへ向かって延伸する。
この発明によれば、内部取付状態における延伸部は、リザーバカップ内部のうち仮想水平面よりも上方にてロータの回転中心線から延伸することで、リザーバカップ外部にてフロートへ向かう折返し点に到るまでの経路を、可及的に短縮できる。また一方、外部取付状態における延伸部は、リザーバカップ外部のうち仮想水平面よりも下方にて回転中心線から延伸することで、当該下方のフロートに到るまでの経路を可及的に短縮できる。これらのことから、内部取付状態及び外部取付状態において短経路でフロートに到達し得る簡素な構成のアームを、採用可能となるのである。
請求項3に記載の発明によると、リザーバカップは、挿入隙間に挿入されるボディを案内するガイドを有し、当該ガイドは、第一係止突起又は第二係止突起が下方から係合する係止部よりも、上方に位置し、ボディは、ガイドによって下方から支持される支持面を有する。
この発明によれば、ボディの第一係止突起又は第二係止突起が係止部に下方から係合し、係止部よりも上方のガイドがボディの支持面を下方から支持することで、ボディは、それら係止部及びガイドを有するリザーバカップを上下に挟み込んで取付けられる。これによれば、ボディの上下方向の取付位置は一定に保たれ得る。また、挿入隙間に挿入されるボディの案内作用を発揮するガイドによれば、ボディの水平方向の取付位置も一定に保たれ得る。このように上下方向と水平方向との定位置にボディが取付けられることから、リザーバカップの内部にも外部にも安定して液面検出装置を取付可能な取付構造を、提供できるのである。
請求項4に記載の発明によると、ガイドは弾性変形可能に形成され、周壁との間にボディを挟持する。
この発明によれば、弾性変形した状態でリザーバカップ周壁との間にボディを挟持するガイドは、当該ボディに対して垂直の復元力を作用させる。この復元力の作用によりガイドとボディとの接触界面では、静止摩擦力が増加するため、ボディのリザーバカップに対する取付位置が維持され易くなる。従って、リザーバカップの内部にも外部にも確実に液面検出装置を取付可能な取付構造を、提供できる。
本発明の第一実施形態による液面検出装置の外部取付状態の正面図である。 図1のII−II線断面図である。 本発明の第一実施形態による液面検出装置の内部取付状態の正面図である。 図1の液面検出装置の正面図である。 図4のボディの正面図である。 図4のVI−VI線断面視図である。 図4のVII−VII線断面視図である。 図4に対する取付前の状態の液面検出装置を示す正面図である。 図4の液面検出装置の(a)挿入前の第一支持部とガイド、(b)挿入隙間に挿入途中である第一支持部とガイド、(c)挿入後の第一支持部とガイドを、それぞれ示す正面模式図である。 図4の液面検出装置の(a)取付前の第一係止突起と係止部、(b)取付途中の第一係止突起と係止部、(c)取付後の第一係止突起と係止部を、それぞれ示す断面模式図である。 図3の液面検出装置の正面図である。 図11の液面検出装置の(a)取付前の第一係止突起と係止部、(b)取付途中の第一係止突起と係止部、(c)取付後の第一係止突起と係止部を、それぞれ示す断面模式図である。 図11の液面検出装置の(a)挿入前の第二支持部とガイド、(b)挿入隙間に挿入途中である第二支持部とガイド、(c)挿入後の第二支持部とガイドを、それぞれ示す正面模式図である。 図11に対する取付前の状態の液面検出装置を示す正面図である。 本発明の第二実施形態による液面検出装置の外部取付状態における正面図である。 図15に対する取付前の状態の液面検出装置を示す正面図である。 本発明のその他の実施形態による液面検出装置の外部取付状態にける正面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第一実施形態)
図1〜3は、本発明の第一実施形態による燃料レベルゲージとしての液面検出装置100を、示している。液面検出装置100は、車両の燃料タンク90内からリザーバカップ93内へ流入した燃料91を燃料タンク90外へと吐出するポンプモジュール94のうち、当該リザーバカップ93の周壁95に、取付けられる。液面検出装置100は、リザーバカップ93の外部において燃料タンク90内に貯留される燃料91の液面91aの高さを検出し、車両のコンビネーションメータ(図示しない)等に向けて検出結果を出力する。ここで本実施形態では、液面検出装置100をリザーバカップ93の内部に取付ける内部取付状態(図3参照)と、液面検出装置100をリザーバカップ93の外部に取付ける外部取付状態(図1,2参照)とが、想定されている。かかる想定下、製品としての液面検出装置100においては、内部取付状態と外部取付状態のうち一方が選択されている。
(基本構成)
以下、第一実施形態の液面検出装置100の基本構成を説明する。液面検出装置100は、ボディ20、ロータ30、フロート60、アーム50、検出回路40及び配線70等を備えている。
ボディ20は、樹脂により形成され、本体部23、支持軸21及び一対のストッパ面24a,24bを有している。板状の本体部23は、リザーバカップ93の周壁95に一体に設けられた板状の取付ベース96に、取付けられる。円筒状の支持軸21は、本体部23から水平方向に突出している。ボディ20のうちストッパ面24a,24bが形成される部位は、図1の紙面垂直方向手前に突出された一対の壁部が形成されており、この一対の壁部の互いに対向する位置がくの字形状に形成されていて、そのくの字の1つの面が平坦面状のストッパ面24a,24bとされている。そして、このストッパ面24a,24bは、ロータ30を挟んでそれぞれ水平方向に間隔をあけて位置している。これによりストッパ部51は、ロータ30の所定の回転位置にてストッパ面24a,24bと当接することで、ロータ30の回転範囲を規制可能となっている。
ロータ30は、樹脂により形成され、軸受部33、マグネット31を有している。軸受部33は、ボディ20の支持軸21に同軸上に嵌合することにより軸受され、ロータ30は支持軸21の軸線周りに回転自在とされている。
これにより、図1,2に示す外部取付状態が選択されている場合、ロータ30は、リザーバカップ93の外部において水平方向に沿う回転中心線O周りに回転自在となっている。一方、内部取付状態が選択されている場合、ロータ30は、リザーバカップ93の内部においてロータ30が回転中心線O周りに回転自在となっている。
図2に示すように強磁性材製のマグネット31は、回転中心線Oを中心とした扇形断面を有する部分円環状に形成されていて、マグネット31は、ボディ20の支持軸21を径方向に挟んだ両側にそれぞれ位置するようにしてロータ30の内部に保持されている。各マグネット31は、それぞれ着磁されていることにより両者間に磁界を常時発生させながら、ロータ30と共に回転する。
図1〜3に示すようにフロート60は、燃料91よりも比重が小さなゴム乃至は樹脂により形成されることにより、リザーバカップ93の外部において燃料タンク90内の燃料91の液面91aに浮遊可能となっている。フロート60には、その重心を通るように貫通孔61が形成されている。
アーム50は、ステンレス鋼等の金属線材により長手棒状に形成されている。アーム50において長手方向の中間部において所定角度に屈曲されており、その屈曲部を境に一端の長手方向部位は、ロータ30に取付けられており、他端側は延伸部52とされ、その延伸部52の先端部位は所定角度折り曲げられた状態でフロート60の貫通孔61に挿通されて該フロート60に固定されている。なお、アーム50の上記一端側の先端部位はアーム50の板厚方向に形成した貫通穴を貫通するよう屈曲形成されており、その先端部位はアーム50に紙面裏面側に突き出している(図2参照)。突き出している部分は、ストッパ部51とされ、ストッパ部51は、ボディ20に形成されたストッパ面24a,24bに当接することによりロータ30の回転範囲を規制する。
図1,2に示す外部取付状態が選択されている場合、アーム50としてはその長手方向の中間部において略90度に屈曲されたアーム50を用い、リザーバカップ93の外部において回転中心線Oから下方へ屈曲状に延伸する延伸部52を、フロート60の貫通孔61に挿通することによりフロート60を保持する構成となる。
一方、図3に示す内部取付状態が選択されている場合、アーム50としてはその長手方向の中間部において略90度より大きい角度の屈曲されたアーム50を用い、延伸部52をリザーバカップ93の内部において回転中心線Oから上方へと延伸し、リザーバカップ93の外部に達した箇所にて下方に折返されるようにしている。そして、このような折返構造とされる内部取付状態の延伸部52は、リザーバカップ93の外部において折返し点から下方へ屈曲状に延伸し、貫通孔61に挿通されることによりフロート60を保持している。
回転軌道上にストッパ面24a,24bが位置するように、配置されている。ここで、図1,2に示す外部取付状態が選択されている場合、ストッパ面24aに対するストッパ部51の当接により、燃料タンク90の底面90bに対するフロート60の接触が防止される。また、外部取付状態が選択されている場合、ストッパ面24bに対するストッパ部51の当接により、燃料タンク90の天井面90aに対するフロート60の接触が防止される。以上より、ストッパ部51は、所定の回転位置にてストッパ面24a,24bと当接することで、アーム50の取付けられたロータ30の回転範囲を規制可能となっているのである。なお、図3に示す内部取付状態が選択されている場合、各ストッパ面24a,24bにより防止される接触形態が外部取付状態の場合とは逆となる。
以上の構成により、フロート60とロータ30とを連結するアーム50は、燃料91の液面91aに追従するフロート60の上下移動を回転運動に変換して、ロータ30の回転運動に変換する。
図1〜3に示すように検出回路40は、磁電変換素子42及び三つのターミナル41を有している。例えばホール素子又は磁気抵抗素子等である磁電変換素子42は、本体部23の支持軸21内に封止保持されている。磁電変換素子42は、各マグネット31間に発生する磁界を感知することにより、それらマグネット31と一体回転するロータ30の回転角度に応じた電気信号を出力する。ここでロータ30の回転角度は、燃料91の液面91a高さに応じたフロート60の上下動に追従する物理量となることから、磁電変換素子42の出力信号は、実質的に当該液面91a高さを表す電気信号となる。
三つのターミナル41は、磁電変換素子42と電気接続された状態で本体部23に樹脂封止にて埋設されている。各ターミナル41には、それぞれ配線70が一つずつ接続されている。各ターミナル41は、外部から磁電変換素子42へ稼動電圧を供給する入力端子、接地電圧を供給する接地端子、並びに磁電変換素子42から出力される電気信号を外部へ送信する出力端子のうちいずれかとして、機能する。
(取付構造)
以下、第一実施形態による液面検出装置100の取付構造につき、詳細に説明する。ここで図1〜3に示すように、液面検出装置100においてロータ30の回転中心線Oを含む水平面Hを、仮想水平面Hと定義する。
まず、図1,2,4〜11に示すように外部取付状態が選択されている場合の取付構造の詳細を、説明する。なお、図4〜11では、図面を見やすくするため、フロート60、アーム50、ロータ30、及びストッパ面24a,24bを省略して示している。
図1に示すようにボディ20は、第一スライド部20a、第二スライド部20b、第一係止突起25a、第二係止突起25b、第一支持面26a及び第二支持面26bを、本体部23等との樹脂成形により一体に有している。図1,4,5に示すように、第一スライド部20aと第二スライド部20bとは、本体部23を上下に挟む両側に平板状に設けられている。
図1,2,4,5に示すように第一係止突起25aと第二係止突起25bとは、ボディ20において仮想水平面Hを上下に挟んだ両端部をなす各スライド部20a,20bから、それぞれ相反側へと突出している。そして特に本実施形態の外部取付状態では、回転中心線Oから下方のフロート60へ向かって延伸する延伸部52と共に第一係止突起25aが仮想水平面Hよりも下方に配置される一方、ストッパ面24a,24bと共に第二係止突起25bが仮想水平面Hよりも上方に配置される。即ち、第一係止突起25aと延伸部52との組は、第二係止突起25bとストッパ面24a,24bとの組に対して、仮想水平面Hを上下に挟んで反対側に位置している。各係止突起25a,25bの突出側先端部には、それぞれ鉤状の係止爪28a,28bが設けられている。
図1,4,5に示すように第一支持面26aと第二支持面26bとは、ボディ20のうち上下方向の中間部に形成される本体部23においてそれぞれ相反側、即ち下方と上方とを向くように、仮想水平面Hに略平行な平坦面状に形成されている。
図1,2,4,6に示す外部取付状態のリザーバカップ93において、周壁95の外周部に設けられることになる取付ベース96には、係止部81及びガイド84とが樹脂成形により一体に形成されている。
凸片状の係止部81は、下端部の接続部81bが取付ベース96に接続されることにより、リザーバカップ93において片持ち支持されている。図4〜6に示すように係止部81は、接続部81bよりも上方において取付ベース96との間に挿入隙間83をあける弾性部81aを、弾性変形可能に有している。弾性部81aには、リザーバカップ93の径方向に貫通して挿入隙間83と連通する係止孔82が、形成されている。以上の構成下、ボディ20において挿入隙間83に上方から挿入された第一係止突起25aのうち、係止爪28aが図4,6の如く係止部81の係止孔82の上内面に係止されている。かかる係止状態では、第一係止突起25aが係止孔82に下方から係合していることにより、取付ベース96に対するボディ20の上方への動きが規制されている。
図4,7に示すように矩形片状のガイド84は、第一係止突起25aにより下方から支持される係止孔82よりも上方にて、水平方向に間隔をあけた二箇所に配置されている。各ガイド84は横断面形状がL字形状とされており、上下方向に延伸するリブ部84bが取付ベース96に樹脂成形にて一体に接続されることにより、リザーバカップ93に支持されている。また、各ガイド84は、リブ部84bと一体に樹脂成形に形成した弾性変形可能な弾性部84aを備えており、該弾性部84aと取り付けベース96との間にガイド隙間85を形成している。各ガイド84において弾性部84aは、図7に示すようにリブ部84b側から互いに向けて近づくにつれ、ガイド隙間85を小さくするように、形成されている。以上の構成下、ボディ20においてガイド隙間85に上方から挿入された第一スライド部20aは、当該隙間85が上述の如く小さくなることに起因して弾性変形した弾性部84aの復元力によって、取付ベース96との間に挟持されている。それと共に各ガイド84は、図4に示すように、上端面によって第一支持面26aを下方から支持している。
ここで、以上説明した取付構造の適用される液面検出装置100を、リザーバカップ93外部の取付ベース96に取付ける方法につき、説明する。最初に、図8の如く各ガイド84の上方に第一支持面26aを離間させた位置から、それら各ガイド84の形成するガイド隙間85にボディ20の第一スライド部20aを図9(a)〜(c)の如くスライド挿入する。さらに、各ガイド84により第一スライド部20aを案内しながら、係止部81の形成する挿入隙間83に第一係止突起25aを図10(a)の如く挿入する。その結果、第一係止突起25aの係止爪28aが係止部81の接続部81bと当接すると共に、第一支持面26aが各ガイド84の上面に当接し、該第一支持面26aは各ガイド84の上面に位置決めされる。
こうした挿入作業中、図10(b)の如く係止爪28aに押されて弾性変形する係止部81は、図10(c)の如く係止爪28aが接続部81bに当接すると、形状復元により係止孔82への係止爪28aの進入状態となる。このようなスナップフィットにより、第一係止突起25aが係止部81に係止されて、図4に示すように液面検出装置100が取付ベース96に取付けられた外部取付状態となる。
次に、図3,11〜13に示すように内部取付状態が選択されている場合の取付構造の詳細を、外部取付状態の場合とは異なる点を中心に説明する。なお、図12〜14では、図面を見やすくするため、フロート60、アーム50及びロータ30を省略して示している。
図3に示すように内部取付状態のボディ20は、外部取付状態の場合とは上下逆さまにして、リザーバカップ93の周壁95の内側に設けられた取付ベース96に取付けられる。このボディ20の第二支持面26bならびに第二係止突起25bに対応する第二ガイド24、係止部81はそれぞれリザーバカップ93の内側に形成されている。
また、液面検出装置100は図3に示すようにリザーバカップ93の内側に配置されるため、該液面検出装置100のアーム50の延伸部52は、リザーバカップ93の周壁95の上部を越えて該周壁95の外側に露出して該液面検出装置100の下方側に伸びるように設定されている。そして、この延伸部52の先端は図3の紙面とは垂直方向の奥側に屈曲され、その先端にフロート60が保持されている。要は、液面検出装置100を図1のようにリザーバカップ93の周壁95の外側に取付ける場合に対してアーム50の形状を変更する必要がある。
本実施形態では、延伸部52のうち回転中心線Oから折返し点へ向って上方に延伸する部分52aと共に第一係止突起25aが仮想水平面Hよりも上方に配置される一方、ストッパ面24a,24bと共に第二係止突起25bが仮想水平面Hよりも下に配置される。即ち内部取付状態にあっても、第一係止突起25aと延伸部52との組は、第二係止突起25bとストッパ面24a,24bとの組に対して、仮想水平面Hを上下に挟んで反対側に位置している。
また、図3,11に示すように内部取付状態では、第一支持面26aと第二支持面26bとが本体部23にてそれぞれ上方と下方とに向けられている。さらに内部取付状態では、ボディ20において挿入隙間83に上方から挿入された第二係止突起25bのうち、係止爪28bが図11,図12(c)の如く係止部81の係止孔82の上内面に係止されている。かかる係止状態では、第二係止突起25bが係止孔82に下方から係合していることにより、取付ベース96に対するボディ20の上方への動きが規制されている。
加えて、内部取付状態のボディ20においてガイド隙間85に上方から挿入された第二スライド部20bは、外部取付状態と同様の原理で弾性変形した弾性部84aの復元力によって、図12(c)の如く取付ベース96との間に挟持されている。それと共に、内部取付状態の各ガイド84は、図11に示すように、上端面によって第二支持面26bを下方から支持している。
ここで、以上説明した取付構造の適用される液面検出装置100をリザーバカップ93内部の取付ベース96に取付ける方法につき、説明する。最初に、図14の如く各ガイド84の上方に第二支持面26bを離間させた位置から、それら各ガイド84の形成するガイド隙間85にボディ20の第二スライド部20bを図13(a)〜(c)の如くスライド挿入する。さらに、各ガイド84により第二スライド部20bを案内しながら、係止部81の形成する挿入隙間83に第二係止突起25bを図12(a)の如く挿入する。その結果、第二係止突起25bの係止爪28bが係止部81の接続部81bと当接すると共に、第二支持面26bが各ガイド84に当接する。
こうした挿入作業中、図12(b)の如く係止爪28bに押されて弾性変形する係止部81は、図12(c)の如く係止爪28bが接続部81bに当接すると、形状復元により係止孔82への係止爪28bの進入状態となる。このようなスナップフィットにより、第二係止突起25bが係止部81に係止されて、図11に示すように液面検出装置100が取付ベース96に取付けられた内部部取付状態となる。
(作用効果)
ここまで説明した液面検出装置100の取付構造による作用効果を、以下に説明する。第二係止突起25bがリザーバカップ93内部にて係止部81の係止孔82に係止される内部取付状態では、ロータ30の回転中心線Oを含んだ仮想水平面Hを上下に挟んで第一係止突起25aよりも下方に、当該第二係止突起25bが位置することになる。これによれば、弾性変形させた係止部81とリザーバカップ93の周壁95のうち取付ベース96との間の挿入隙間83にボディ20を上方から挿入した後、係止部81を復元させて第二係止突起25bを係止部81に係止させることで、内部取付状態を簡単に実現し得る。従って、リザーバカップ93の構成を複雑にしなくても、リザーバカップ93内部を利用した液面検出装置100の取付けが可能となるのである。
一方、第一係止突起25aがリザーバカップ93外部にて係止部81の係止孔82に係止される外部取付状態では、仮想水平面Hを上下に挟んで第二係止突起25bよりも下方に、当該第一係止突起25aが位置することになる。これによれば、弾性変形させた係止部81とリザーバカップ93の取付ベース96との間の挿入隙間83にボディ20を上方から挿入した後、係止部81を復元させて第一係止突起25aを係止部81に係止させることで、外部取付状態を簡単に実現し得る。従って、アーム50のストッパ部51及び延伸部52に対する各係止突起25a,25bの位置関係が同一である液面検出装置100を、リザーバカップ93の内部にも外部にも取付けることができるので、汎用性を高めることが可能となる。
さらに、内部取付状態においてアーム50の延伸部52は、リザーバカップ93内部のうち仮想水平面Hよりも上方にてロータ30の回転中心線Oから延伸することで、リザーバカップ93外部での下方への折返し点に到るまでの経路を、可及的に短縮できる。また一方、外部取付状態においてアーム50の延伸部52は、リザーバカップ93外部のうち仮想水平面Hよりも下方にて回転中心線Oから延伸することで、当該下方のフロート60に到るまでの経路を可及的に短縮できる。これらのことから、内部取付状態及び外部取付状態において短経路でフロート60に到達し得る簡素な構成のアーム50を、採用可能となるのである。
加えて内部取付状態では、第二係止突起25bが係止部81の係止孔82に下方から係合し、また係止部81よりも上方の各ガイド84が第二支持面26bを、下方から支持することで、ボディ20は、それら要素82,84を有するリザーバカップ93を上下に挟み込んで取付けられる。また一方、外部取付状態では、第一係止突起25aが係止部81の係止孔82に下方から係合し、係止部81よりも上方の各ガイド84が第一支持面26aを下方から支持することで、ボディ20は、それら要素82,84を有するリザーバカップ93を上下に挟み込んで取付けられる。こうした挟み込みによれば、ボディ20の上下方向の取付位置は一定に保たれ得る。また、挿入隙間83に挿入されるボディ20の案内作用を発揮するガイド84によれば、ボディ20の水平方向の取付位置も一定に保たれ得るのである。
さらに加えて、弾性変形した状態でリザーバカップ93の取付ベース96との間にボディ20を挟持するガイド84は、当該ボディ20に対して垂直の復元力を作用させる。この復元力の作用によりガイド84とボディ20との接触界面では、静止摩擦力が増加するので、ボディ20のリザーバカップ93に対する取付位置が維持され易くなるのである。
以上説明したことから第一実施形態によれば、リザーバカップ93の内部にも外部にも液面検出装置100を安定して確実に取付可能な取付構造を、簡素な構成と高い汎用性とをもって提供できる。
(第二実施形態)
図15に本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。第二実施形態の液面検出装置2100の取付構造において、ボディ2020の各スライド部2020a,2020bは、それぞれ上下方向の中間部に凹部2020cを有している。また、それに応じてリザーバカップ2093の各ガイド2084は、外部取付状態及び内部取付状態のいずれであっても、それぞれ上下方向の中間部に凹部2084cを有している(図15は、外部取付状態のみ代表的に示している)。
このような取付構造の適用される液面検出装置2100をリザーバカップ2093の外部に取付ける際には、最初に、第一スライド部2020aのうち凹部2020cよりも下方部分を図16の如く各ガイド2084の凹部2084cに通して、取付ベース96に当接させる。この後、第一実施形態に準じて各ガイド2084の形成するガイド隙間85に第一スライド部20aをスライド挿入し、第一係止突起25aを係止部81に係止させて、図15の外部取付状態を実現する。なお、液面検出装置2100をリザーバカップ2093の内部に取付ける際には、上述の外部取付けの説明において第一スライド部2020a及び第一係止突起25aをそれぞれ第二スライド部2020b及び第二係止突起25bと置き換えた作業を、実行する。
以上説明した第二実施形態においても第一実施形態と同様な原理により、リザーバカップ93の内部にも外部にも安定して確実に液面検出装置100を取付可能な取付構造を、簡素な構成と高い汎用性とをもって提供できるのである。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的に第一及び第二実施形態においては、図17に変形例(同図は第一実施形態の変形例)を示すように、ガイド84,2084により、第一,第二支持面26a,bのいずれか一方を支持しない構成を採用してもよい。また、第一及び第二実施形態においては、ガイド84,2084を設けない構成を採用してもよい。さらに、第一及び第二実施形態においては、係止突起25a,25bをそれぞれ複数ずつ設け、それに応じてリザーバカップ93,2093の外部又は内部に複数の係止部81を設けてもよい。
また、第一、第二実施形態、及び変形例においては、配線70は第一スライド部20bの第二係止突起25b側でなく、本体部23の側面側に設けてもよい。
さらに、第一、第二実施形態、及び変形例においては、ボディ20の一端側及び他端側に第一係止突起25a、第二係止突起25bを形成し、リザーバカップ93、2093の周壁にこの第一係止突起25a、第二係止突起25bが係止される係止孔82を形成したが、ボディ20の一端側及び他端側に係止突起を形成してここに係止孔を形成し、リザーバカップ93、2093の周壁にこの係止孔を係止する突起状の係止部を形成してもよい。
20 ボディ、20a,2020a 第一スライド部、20b,2020b 第二スライド部、23 本体部、24a,24b ストッパ面、25a 第一係止突起、25b 第二係止突起、26a 第一支持面、26b 第二支持面、28a,28b 係止爪、30 ロータ、50 アーム、51 ストッパ部、52 延伸部、60 フロート、61 貫通孔、70 配線、81 係止部、81a 弾性部、81b 接続部、82 係止孔、83 挿入隙間、84,2084 ガイド、84a 弾性部、84b リブ部、90 燃料タンク、90a 天井面、90b 底面、91 燃料、91a 液面、93,2093 リザーバカップ、94 ポンプモジュール、95 周壁、96 取付ベース、100,2100 液面検出装置、2020c 凹部、2084c 凹部、H 仮想水平面、O 回転中心線

Claims (4)

  1. 燃料タンク内から流入した前記リザーバカップ内の燃料を前記リザーバカップ外へ吐出するポンプモジュールに取付けられ、前記リザーバカップ外における液面を検出する液面検出装置の取付構造において、
    前記液面検出装置は、
    前記リザーバカップの周壁に取付けられるボディと、前記液面に浮くフロートと、前記ボディに対して回転中心線周りに回転可能なロータと、前記フロートと前記ロータとを連結して前記フロートの上下運動を前記ロータの回転運動に変換する線状のアームとを備え、
    前記ボディは、ストッパ面を有し、前記アームのうち前記ロータとの連結側の端部は、前記回転中心線から延伸するストッパ部を形成し、前記アームのうち前記フロートとの連結側は、前記回転中心線から延伸する延伸部を形成し、
    前記ボディは、第一係止突起と第二係止突起とをさらに有し、
    前記回転中心線を含む水平面を仮想水平面と定義したとき、
    前記第一係止突起と前記延伸部との組は、前記第二係止突起と前記ストッパ面との組に対して、前記仮想水平面を上下に挟んで反対側に位置し、
    前記リザーバカップは、前記ボディが上方から挿入される挿入隙間を周壁との間にあける係止部を有し、前記係止部は前記第一係止突起又は前記第二係止突起を係止可能であり、
    前記第一係止突起よりも下方の前記第二係止突起が前記リザーバカップの内部において前記係止部に係止されることにより、前記ボディが前記係止部に取付られる内部取付状態と、前記第二係止突起よりも下方の前記第一係止突起が前記リザーバカップの外部において前記係止部に係止されることにより、前記ボディが前記係止部に取付られる外部取付状態とが想定され、前記内部取付状態と前記外部取付状態の一方が選択されていることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記内部取付状態における前記延伸部は、前記仮想水平面よりも上方において前記回転中心線から延伸し、前記リザーバカップの外部において下方に折返されて前記フロートへ向かって延伸し、
    前記外部取付状態における前記延伸部は、前記仮想水平面よりも下方において、前記回転中心線から前記フロートへ向かって延伸することを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記リザーバカップは、前記挿入隙間に挿入される前記ボディを案内するガイドを有し、当該ガイドは、前記第一係止突起又は前記第二係止突起が下方から係合する前記係止部よりも、上方に位置し、
    前記ボディは、前記ガイドによって下方から支持される支持面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の液面検出装置。
  4. 前記ガイドは弾性変形可能に形成され、前記周壁との間に前記ボディを挟持する請求項3に記載の液面検出装置。
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