JP2014025822A - コンタクトプレートの固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造工程を簡素化し、製造コストを低減できるコンタクトプレートの固定構造を提供する。
【解決手段】本発明に係るコンタクトプレートの固定構造は、ホルダ60にコンタクトプレート50を固定するものである。コンタクトプレート50は、先端側に接点部52Aが設けられた第1弾性アーム部52と、第1弾性アーム部52に間隔を置いて同一方向に延設された第2弾性アーム部53と、それぞれ係止孔54Aが設けられた一対の係止アーム部54とを有する。ホルダ60は、第1弾性アーム部52、第2弾性アーム部53及び一対の係止アーム部54が挟み込むことによって装着されるプレート装着部60Bを有する。プレート装着部60Bは、第1弾性アーム部52と第2弾性アーム部53との間隔を広げる方向に弾性変形させた状態で装着されるように形成されていると共に、各係止孔54Aが係止する一対の係止突起71を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば液体の液面に浮くフロートに固定されたフロートアームに設けられるホルダに、コンタクトプレートを固定するコンタクトプレートの固定構造に関する。
従来から、自動車などの燃料タンクの内部には、貯留した液体の残量を液面の位置から自動的に検出する液面レベル検出装置が設けられている。この種の液面レベル検出装置は、固定側機構と、固定側機構に対して可動する可動側機構とによって大略構成されている。
固定側機構は、可動側機構(後述するホルダ)を回動可能に支持する支持フレームと、可動側機構の一部(後述する可動端子)の摺動軌跡状に配置される固定端子が設けられた回路基板と、回路基板が検出した出力信号に基づいて液体の残留をメータなどの表示器に表示する処理回路とを備えている。
可動側機構は、液面に浮くフロートと、先端にフロートが固定されたフロートアームと、可動端子を有するコンタクトプレートと、コンタクトプレートと一体に設けられてフロートアームの他端を支持するホルダとを備えている。
ここで、コンタクトプレート及びホルダの詳細について、図7及び図8を参照しながら説明する(例えば、特許文献1参照)。図7(a)は、コンタクトプレート及びホルダを示す側面図であり、図7(b)は、コンタクトプレート及びホルダを示す底面図である。図8は、ホルダにコンタクトプレートを固定する工程を説明するための図である。
図7及び図8に示すように、コンタクトプレート110は、ホルダ120と一体に形成されている。コンタクトプレート110は、固定端子(不図示)上を摺動可能な第1接点部111Aが設けられた第1可動端子111と、固定端子(不図示)上を摺動可能な第2接点部112Aが設けられた第2可動端子112とを備えている。
ホルダ120には、上述したコンタクトプレート110がインサート部品として一体に形成されている。ホルダ120には、フロートアーム(不図示)の回転軸が挿入される軸穴121が形成されている。
このようなホルダ120は、フロート(不図示)の液面レベルの変位に伴って回動するフロートアーム(不図示)及びコンタクトプレート110とともに回動するようになっている。つまり、コンタクトプレート110の回動によって、第1接点部111A及び第2接点部112Aが固定端子(不図示)上を摺動する。そして、第1接点部111A及び第2接点部112Aと固定端子との抵抗によって、液面レベル検出装置は、貯留した液体の残量を液面の位置から検出できる。
特開2010−210258号公報
しかしながら、上述した従来のホルダ120にコンタクトプレート110をインサート成形する場合、図8に示すように、ホルダ120への位置決めとして、コンタクトプレート110に製品時に不要となるキャリア部113を設ける必要があった。つまり、図8(a)及び図8(b)に示すように、所望の金型(不図示)内に、キャリア部113が設けられたコンタクトプレート110を位置決めした状態で樹脂等を流し込むことによって、コンタクトプレート110とホルダ120とを一体に成形している。
このため、コンタクトプレート110とホルダ120との成形後に、図8(c)に示すように、製品時に不要となるキャリア部113を切断する作業を行わなければならなかった。従って、ホルダ120にコンタクトプレート110を固定するための製造工程が煩雑となり、製造コストの増大を招いてしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決すべくなされたものであり、製造工程を簡素化し、製造コストを低減できるコンタクトプレートの固定構造の提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、コンタクトプレートをホルダに固定するコンタクトプレートの固定構造であって、前記コンタクトプレートは、先端側に接点部が設けられた第1弾性アーム部と、前記第1弾性アーム部に間隔を置いて同一方向に延設された第2弾性アーム部と、前記第1弾性アーム部と前記第2弾性アーム部の撓み変形方向とはほぼ直交する方向を撓み変形方向として互いに間隔を置いて設けられ、それぞれ係止部が設けられた一対の係止アーム部とを有し、前記ホルダは、前記第1弾性アーム部、前記第2弾性アーム部及び一対の前記係止アーム部が挟み込むことによって装着されるプレート装着部を有し、前記プレート装着部は、前記第1弾性アーム部と前記第2弾性アーム部との少なくとも一方が前記第1弾性アーム部と前記第2弾性アーム部との間隔を広げる方向に弾性変形させた状態で装着されるように形成されていると共に、一対の前記係止アーム部の各係止部が係止する一対の被係止部を有することを要旨とする。
かかる特徴によれば、プレート装着部には、第1弾性アーム部と第2弾性アーム部との少なくとも一方が第1弾性アーム部と第2弾性アーム部との間隔を広げる方向に弾性変形させた状態で装着されるように形成されている。そして、ホルダにコンタクトプレートが完全に装着されると、各係止部が一対の被係止部に係止される。
このとき、コンタクトプレートには、第1弾性アーム部或いは第2弾性アーム部の撓み変形方向への撓みによって、ホルダにコンタクトプレートが取り付けられる取付方向の逆方向へ力が生じている。これにより、各係止部が一対の被係止部に引っ掛かり、ホルダにコンタクトプレートが確実に固定される。
従って、従来のホルダとコンタクトプレートとをインサート成形する場合と比べて、コンタクトプレートにキャリア部を設ける必要がなく、キャリア部を切断する作業が不要となる。この結果、ホルダにコンタクトプレートを固定するための製造工程を簡素化し、製造コストを低減できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係るコンタクトプレートの固定構造であって、前記プレート装着部は、前記第1弾性アーム部と接する第1壁面と、前記第2弾性アーム部と接する第2壁面とを有し、前記第1壁面及び前記第2壁面は、前記ホルダに前記コンタクトプレートが取り付けられる取付方向に向かって互いに離れるように傾斜することを要旨とする。
かかる特徴によれば、第1壁面及び第2壁面は、ホルダにコンタクトプレートが取り付けられる取付方向に向かって互いに離れるように傾斜する。これにより、第1弾性アーム部或いは第2弾性アーム部の撓み変形方向への撓みが生じ易くなり、コンタクトプレートに取付方向の逆方向へ力が生じ易くなる。このため、各係止部が一対の被係止部に引っ掛かる力が増大し、ホルダとコンタクトプレートとの固定強度を増大できる。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴に係るコンタクトプレートの固定構造であって、前記第1弾性アーム部及び前記第2弾性アーム部は、前記取付方向に向かって互いに離れるように傾斜し、前記第1壁面及び前記第2壁面の前記取付方向に沿った直線との傾斜角は、前記第1弾性アーム部及び前記第2弾性アーム部の前記直線との傾斜角よりも大きいことを要旨とする。
かかる特徴によれば、第1壁面及び第2壁面の傾斜角は、第1弾性アーム部及び第2弾性アーム部の傾斜角よりも大きい。これにより、第1弾性アーム部或いは第2弾性アーム部の撓み変形方向への撓みが生じ易くなり、コンタクトプレートに取付方向の逆方向へ力が生じ易くなる。このため、各係止部が一対の被係止部に引っ掛かる力が増大し、ホルダとコンタクトプレートとの固定強度を増大できる。
本発明の特徴によれば、製造工程を簡素化し、製造コストを低減できるコンタクトプレートの固定構造を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る液面レベル検出装置を示す概略図である。 図2(a)は、ホルダ60にコンタクトプレートが装着された状態を示す平面図であり、図2(b)は、ホルダにコンタクトプレートが装着された状態を示す側面図(図2(a)のA矢視図)である。 図3(a)は、ホルダの上側から見た斜視図であり、図3(b)は、ホルダの下側から見た斜視図である。 図4(a)は、コンタクトプレートの側面図であり、図4(b)は、コンタクトプレートの断面図(図4(a)のB−B断面図)である。 図5は、ホルダにコンタクトプレートを固定する工程を示す側面図である。 図6(a)は、図5のC拡大図であり、図6(b)は、図5のD拡大図である。 図7(a)背景技術に係るコンタクトプレート及びホルダを示す側面図であり、図7(b)は、背景技術に係るコンタクトプレート及びホルダを示す底面図である。 図8は、背景技術に係るホルダにコンタクトプレートを固定する工程を説明するための図である。
次に、本発明に係るコンタクトプレートの固定構造が用いられた液面レベル検出装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(液面レベル検出装置の構成)
まず、本実施形態に係るコンタクトプレートの固定構造が用いられた液面レベル検出装置1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る液面レベル検出装置1を示す概略図である。図2(a)は、ホルダ60にコンタクトプレート50が装着された状態を示す平面図であり、図2(b)は、ホルダ60にコンタクトプレート50が装着された状態を示す側面図(図2(a)のA矢視図)である。図3(a)は、ホルダ60の上側から見た斜視図であり、図3(b)は、ホルダ60の下側から見た斜視図である。図4(a)は、コンタクトプレート50の側面図であり、図4(b)は、コンタクトプレート50の断面図(図4(a)のB−B断面図)である。
図1に示すように、液面レベル検出装置1は、自動車などの燃料タンク3の内部に貯留した液体5の残量を液面の位置から自動的に検出するものである。液面レベル検出装置1は、固定側機構10と、固定側機構10に対して可動する可動側機構20とによって構成されている。
固定側機構10は、可動側機構20(後述するホルダ60)を回動可能に支持する支持フレーム11と、可動側機構20の一部(後述する接点部52A)の摺動軌跡状に配置される導体パターンが施された固定端子12Aが設けられた回路基板12と、回路基板12が検出した出力信号に基づいて液体の残留をメータなどの表示器(不図示)に表示する処理回路13とを備えている。
可動側機構20は、液面に浮くフロート30と、先端にフロート30が固定されたフロートアーム40と、フロートアーム40の他端に設けられて接点部52Aを有するコンタクトプレート50と、コンタクトプレート50が取り付けられてフロートアーム40を支持するホルダ60とを備えている。
フロート30は、燃料タンクに貯留した液体の残量によって変位する。フロートアーム40は、基端に回動軸41が設けられており、フロート30の液面レベルの変位に伴って回動軸41を中心に回動する。
コンタクトプレート50は、ホルダ60に装着され、フロート30の液面レベルの変位に伴って回動するフロートアーム40及びコンタクトプレート50とともに回動するようになっている。図2及び図4に示すように、コンタクトプレート50は、プレート本体51と、第1弾性アーム部52と、第2弾性アーム部53と、一対の係止アーム部54とを有している。
第1弾性アーム部52は、プレート本体51の一側から折り曲げられることによって形成される。第1弾性アーム部52は、撓み変形方向GDに沿って撓み変形するようになっている。第1弾性アーム部52の先端側には、固定端子12A(図1参照)上を摺動可能な可動端子としての接点部52Aが設けられている。
第2弾性アーム部53は、プレート本体51の他側から折り曲げられることによって形成される。第2弾性アーム部53は、第1弾性アーム部52に間隔を置いて同一方向に延設されており、第1弾性アーム部52と同様に撓み変形方向GDに沿って撓み変形するようになっている。
各係止アーム部54は、プレート本体51の両側端から折り曲げられることによって形成されている。各係止アーム部54は、第1弾性アーム部52と第2弾性アーム部53との撓み変形方向GDとはほぼ直交する方向(以下、直交方向CD)を撓み変形方向として互いに間隔を置いて設けられている。各係止アーム部54には、係止部としての係止孔54Aが設けられている。
ホルダ60は、フロート30の液面レベルの変位に伴って回動するフロートアーム40とともに回動するようになっている。図2及び図3に示すように、ホルダ60は、ホルダ本体60Aと、ホルダ本体60Aと一体に設けられたプレート装着部60Bとを有している。
ホルダ本体60Aには、フロートアーム40を支持する第1支持部61と、連結部63を介して第1支持部61と連結して第1支持部61に対向する第2支持部62とによって構成されている。
第1支持部61には、加締部64Aが設けられてフロートアーム40を保持する保持溝64と、フロートアーム40の回動軸41が挿入される第1挿入孔65とが形成されている。保持溝64は、第1支持部61、連結部63及び第2支持部62にかけて設けられている。第2支持部62には、第1挿入孔65と同軸上に形成されてフロートアーム40の回動軸41が挿入される第2挿入孔66が形成されている。
プレート装着部60Bは、第1弾性アーム部52、第2弾性アーム部53及び一対の係止アーム部54が挟み込むことによって装着される。プレート装着部60Bは、第1弾性アーム部52及び第2弾性アーム部53が第1弾性アーム部52と第2弾性アーム部53との間隔を広げる方向に弾性変形させた状態で装着されるように形成されている。
プレート装着部60Bは、プレート本体51が接する前面67と、第1弾性アーム部52が接する第1壁面としての底面68と、開口69Aが形成されて第2弾性アーム部53が接する第2壁面としての上面69と、各係止アーム部54が接する一対の第3壁面としての両側面70とを備えている。
底面68及び上面69は、ホルダ60にコンタクトプレート50が取り付けられる取付方向FDに向かって互いに離れるように傾斜している。底面68及び上面69の取付方向FDに沿った直線Lとの傾斜角θ1,θ2(図2(b)参照)は、第1弾性アーム部52及び第2弾性アーム部53の直線Lとの傾斜角θ3,θ4(図4(a)参照)よりも大きく形成されている。
両側面70は、取付方向FDに向かって互いに離れるように傾斜している。両側面70の直線Lとの傾斜角θ5(図2(a)参照)は、各係止アーム部54の直線Lとの傾斜角θ6(図4(b)参照)よりも大きく形成されている。両側面70には、一対の係止アーム部54の各係止孔54Aが係止する被係止部として一対の係止突起71が設けられている。各係止突起71は、取付方向FDの手前側に設けられた傾斜面72と、取付方向FDの奥側に設けられた係止面73とによって構成されている。
(コンタクトプレートの固定構造)
次に、上述したホルダ60へコンタクトプレート50の固定する構造(コンタクトプレートの固定構造)について、図面を参照しながら説明する。図5は、ホルダ60にコンタクトプレート50を固定する工程を示す側面図である。図6(a)は、図5のC拡大図であり、図6(b)は、図5のD拡大図である。
図5に示すように、ホルダ60のプレート装着部60Bに、コンタクトプレート50の第1弾性アーム部52、第2弾性アーム部53及び一対の係止アーム部54を挟み込むように、コンタクトプレート50を装着する。そして、一対の係止アーム部54が傾斜面72を乗り越えて、ホルダ60にコンタクトプレート50が完全に装着されると、各係止孔54Aが一対の係止突起71に係止される。
このとき、図6(a)及び図6(b)に示すように、コンタクトプレート50には、第1弾性アーム部52及び第2弾性アーム部53の撓み変形方向GDへの撓みによって、取付方向FDの逆方向(矢印F)へ力が生じている。これにより、各係止孔54Aは、一対の係止突起71の係止面73に引っ掛かる。
特に、上述したように、傾斜角θ1,θ2が傾斜角θ3,θ4よりも大きく形成されることや、傾斜角θ5が傾斜角θ6よりも大きく形成されることによって、コンタクトプレート50に取付方向FDの逆方向(矢印F)へ力が生じ易くなり、各係止孔54Aが一対の係止突起71の係止面73に引っ掛かる力が増大する。
(液面レベル検出方法)
次に、上述した液面レベル検出装置1を用いて液体5の残量を検出する方法について、簡単に説明する。
液面レベル検出装置1では、フロート30の液面レベルの変位に伴ってフロートアーム40が回動すると、コンタクトプレート50及びホルダ60も回動する。このとき、コンタクトプレート50における第1弾性アーム部52の接点部52Aは、固定端子12A(図1参照)上を摺動する。
そして、接点部52Aと固定端子12Aとの抵抗を回路基板12が出力信号に変換し、該出力信号に基づいて処理回路13が液体5の残留をメータなどの表示器(不図示)にアナログ表示又はデジタル表示する。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態では、プレート装着部60Bには、第1弾性アーム部52及び第2弾性アーム部53が第1弾性アーム部52と第2弾性アーム部53との間隔を広げる方向に弾性変形させた状態で装着されるように形成されている。そして、ホルダ60にコンタクトプレート50が完全に装着されると、各係止孔54Aが一対の係止突起71に係止される。
このとき、コンタクトプレート50には、第1弾性アーム部52及び第2弾性アーム部53の撓み変形方向GDへの撓みによって、取付方向FDの逆方向(図5及び図6の矢印F)へ力が生じている。これにより、各係止孔54Aが一対の係止突起71に引っ掛かり、ホルダ60にコンタクトプレート50が確実に固定される。
従って、従来のホルダとコンタクトプレートとをインサート成形する場合と比べて、コンタクトプレート50にキャリア部を設ける必要がなく、キャリア部を切断する作業が不要となる。この結果、ホルダ60にコンタクトプレート50を固定するための製造工程を簡素化し、製造コストを低減できる。
本実施形態では、底面68及び上面69は、取付方向FDに向かって互いに離れるように傾斜している。これにより、第1弾性アーム部52及び第2弾性アーム部53の撓み変形方向GDへの撓みが生じ易くなり、取付方向FDの逆方向(図5及び図6の矢印F)へ力が生じ易くなる。このため、各係止孔54Aが一対の係止突起71に引っ掛かる力が増大し、ホルダ60とコンタクトプレート50との固定強度を増大できる。
特に、傾斜角θ1,θ2が傾斜角θ3,θ4よりも大きく形成されることや、傾斜角θ5が傾斜角θ6よりも大きく形成されることによって、コンタクトプレート50に取付方向FDの逆方向(矢印F)へ力が生じ易くなり、各係止孔54Aが一対の係止突起71に引っ掛かる力が増大する。
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、コンタクトプレートの固定構造は、液面レベル検出装置1に用いられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、コンタクトプレート及びホルダが回動する装置(例えば、ポテンショメータ)に用いられていてもよい。
また、液面レベル検出装置1は、自動車などの燃料タンク3の内部に設けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、タンクの内部に設けられるものであればよい。
また、第1弾性アーム部52及び第2弾性アーム部53の両方が撓み変形するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、第1弾性アーム部52と第2弾性アーム部53との少なくとも一方が撓み変形方向GDに撓み変形するものであってもよい。つまり、コンタクトプレート50やホルダ60の構成については、実施形態で説明したものに限定されるものではない。
また、係止アーム部54の係止部としては係止孔54Aによって構成され、ホルダ60の被係止部としては係止突起71によって構成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、逆の関係であってもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
1…液面レベル検出装置
10…固定側機構
20…可動側機構
30…フロート
40…フロートアーム
41…回動軸
50…コンタクトプレート
52…第1弾性アーム部
52A…接点部(可動側端子)
53…第2弾性アーム部
54…係止アーム部
54A…係止孔(係止部)
60…ホルダ
60A…ホルダ本体
60B…プレート装着部
67…前面
68…上面
69…下面
70…両側面
71…係止突起(被係止部)
72…傾斜面
73…係止面

Claims (3)

  1. コンタクトプレートをホルダに固定するコンタクトプレートの固定構造であって、
    前記コンタクトプレートは、
    先端側に接点部が設けられた第1弾性アーム部と、
    前記第1弾性アーム部に間隔を置いて同一方向に延設された第2弾性アーム部と、
    前記第1弾性アーム部と前記第2弾性アーム部の撓み変形方向とはほぼ直交する方向を撓み変形方向として互いに間隔を置いて設けられ、それぞれ係止部が設けられた一対の係止アーム部とを有し、
    前記ホルダは、前記第1弾性アーム部、前記第2弾性アーム部及び一対の前記係止アーム部が挟み込むことによって装着されるプレート装着部を有し、
    前記プレート装着部は、前記第1弾性アーム部と前記第2弾性アーム部との少なくとも一方が前記第1弾性アーム部と前記第2弾性アーム部との間隔を広げる方向に弾性変形させた状態で装着されるように形成されていると共に、一対の前記係止アーム部の前記係止部が係止する一対の被係止部を有することを特徴とするコンタクトプレートの固定構造。
  2. 請求項1に記載のコンタクトプレートの固定構造であって、
    前記プレート装着部は、前記第1弾性アーム部と接する第1壁面と、前記第2弾性アーム部と接する第2壁面とを有し、
    前記第1壁面及び前記第2壁面は、前記ホルダに前記コンタクトプレートが取り付けられる取付方向に向かって互いに離れるように傾斜することを特徴とするコンタクトプレートの固定構造。
  3. 請求項2に記載のコンタクトプレートの固定構造であって、
    前記第1弾性アーム部及び前記第2弾性アーム部は、前記取付方向に向かって互いに離れるように傾斜し、
    前記第1壁面及び前記第2壁面の前記取付方向に沿った直線との傾斜角は、前記第1弾性アーム部及び前記第2弾性アーム部の前記直線との傾斜角よりも大きいことを特徴とするコンタクトプレートの固定構造。
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