JP5935574B2 - 液面検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液面検出装置に関する。
従来、車両のタンクに貯蔵される燃料等の液面の高さを検出するために、液面検出装置が利用されている。
液面検出装置の一種として特許文献1に開示の装置は、タンク内に固定されるボディと、ボディに対して回転中心線周りに回転可能なロータと、液面の高さに応じてタンク内で上下運動するフロートと、フロートとロータとを連結する線状のアームとを備えている。こうした液面検出装置では、アームを介してフロートの上下運動をロータの回転運動に変換することで、液面高さに応じたロータの回転角度を回転センサにより検出している。
特開2005−10093号公報
しかし、特許文献1に開示の装置では、アームは、ロータの回転中心線とは垂直な面であってアームが接触する接触面(図7(a)の33に示す)に沿って直線状に延伸し、フロートとの連結側が屈曲部(図7(a)の52に示す)により屈曲している。また、アームは、ロータとの連結側端部をロータに設けられた挿通穴(図7(a)の34に示す)に挿通されると共に、接触面へ挟持部により挟持されることによりロータに対して固定されている。そのため、接触面に沿って屈曲部から延伸するアーム上に想定された仮想直線を仮想延伸線Lとすると、アームに連結されるフロートに浮力等の力が加わった場合、仮想延伸線Lからフロートまでの長さ(図7(a)のDに示す)分のモーメント力が発生する。このモーメント力が大きくなると、アームは、挿通穴に挿通されているにも関わらず、仮想延伸線L周り(図7(a)の矢印で示す)に回転してしまう可能性がある。
ここで、仮想延伸線Lが液面に対して垂直であるならば(図7(a)の一点鎖線参照)、フロートは、アームが仮想延伸線L周りへ回転しても液面に対して水平に移動する(図7(b)参照)ため、フロートの液面に対する高さは一定となる。しかし、仮想延伸線Lが液面に対して斜めになっている状態(図7(a)の実線参照)においてフロートへ浮力等の力が加わると、フロートは、液面の高さ方向へも移動してしまう(図7(c)参照)恐れがある。その結果、液面検出装置では、回転センサの検出するロータの回転角度と対応させたフロートの液面の高さを、タンク内の液面の高さとして正確に検出できなくなる恐れがある。
さらに、アームのうちロータとの連結側端部は、アームが仮想延伸線L周りへ回転することにより、挿通穴に挿通された状態で動いてしまう。その結果、挿通穴は、連結側端部からの力が加わることにより削れてしまい、ガタが生じる。これによれば、フロートに浮力等の力が加わらなくても、タンク内の液面の高さを正確に検出できなくなる恐れがある。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、液面の高さの検出精度を向上させた液面検出装置を提供することにある。
本発明は、タンク内の液面の高さに応じてタンク内で上下運動するフロートと、タンクに固定されるボディと、ボディに対して回転中心線周りに回転可能なロータと、フロートとロータとを連結してフロートの上下運動をロータの回転運動に変換するアームと、液面の高さに応じたロータの回転角度を検出する回転センサと、を備え、アームは、挟持部によりロータへ挟持されると共に、フロートとの連結側を屈曲部により屈曲して形成され、ロータのうちロータの回転中心線に垂直な面であってアームが接触する面を接触面とし、接触面に沿って屈曲部から延伸するアーム上に想定された仮想直線を仮想延伸線とすると、アームの一部には、アームが仮想延伸線周りに回転しようとする力を接触面に接触して支持するアーム支え部が形成されており、アーム支え部は、仮想延伸線の両側の少なくとも一方の側に蛇行する蛇行部である。
本発明によると、ロータのうちロータの回転中心線に垂直な面であってアームが接触する面を接触面とし、屈曲部から延伸するアーム上に想定された仮想直線を仮想延伸線とすると、アームの一部に形成されているアーム支え部は、接触面に接触することにより、アームが仮想延伸線周りに回転しようとする力を支持する。そのため、アームのうち屈曲して形成された連結側に連結されるフロートに対する浮力等の力によりアームに仮想延伸線周りのモーメント力が加わっても、アーム支え部が接触面へ接触して、アームが仮想延伸線周りへ回転してしまうことを抑制する。これによれば、タンク内の液面の高さに応じてタンク内で上下運動するフロートの高さの変化を抑えることができる。その結果、回転センサの検出するロータの回転角度と対応させたフロートの液面の高さを、タンク内の液面の高さとして正確に検出することが可能となる。
本発明の第一実施形態による液面検出装置を示す正面図である。 図1の側面図である。 図1の部分拡大図において、図1のIII−III線断面図である。 図1の部分拡大図において、第二実施形態による液面検出装置を示す。 (a)、(b)図1の部分拡大図において、第三実施形態による液面検出装置を示す。(c)(a)、(b)のC−C線断面図である。 図1の部分拡大図において、第四実施形態による液面検出装置を示す。 (a)特許文献1に記載の液面検出装置を示す正面図である。(b)(a)に記載の矢印bから見たフロートを示す。(c)(a)に記載の矢印cから見たフロートを示す。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第一実施形態)
図1、2に示すように本発明の第一実施形態による燃料レベルゲージとしての液面検出装置1は、車両の燃料タンク2に取付けられ、燃料タンク2内に貯留される燃料3の液面3aの高さを検出し、車両のコンビネーションメータ(図示しない)等に向けて検出結果を出力する。
(基本構成)
以下、第一実施形態の液面検出装置1の基本構成を説明する。液面検出装置1は、ボディ20、ロータ30、フロート40、アーム50、回転センサ60及び配線70等を備えている。
ボディ20は、樹脂により略矩形板状に形成され、本体部21及び支持軸22を有している。本体部21は、燃料タンク2の内部に固定されている。支持軸22は、ロータ30に同軸上に嵌合することにより、ロータ30を回転中心線Oまわりに回転可能に軸受している。
ロータ30は、樹脂により略円盤状に形成され、マグネット31及び挟持部32を有している。マグネット31は、ボディ20の支持軸22を径方向に挟んだ両側に、それぞれ配置されている。各マグネット31は、それぞれ着磁されていることにより、両者間に磁界を常時発生させながらロータ30と共に回転する。
ロータ30の回転中心線Oに垂直な面であってアーム50の接触する面を接触面33とすると、挟持部32は、樹脂により接触面33から突出して形成されている。挟持部32は、図3に示すように、アーム50を保持する保持部32aと、保持部32aへ固定するアーム50を挿入するための開口部32bを有している。保持部32aは、断面を円形に形成されるとともに、その直径寸法D2は、アーム50の直径寸法D1より小さく形成されている。これによれば、保持部32aによりアーム50を保持固定する際に、保持部32aは、弾性力によりアーム50を径方向に締め付けることになる。
また、開口部32bは、接触面33からの幅寸法Wを、保持部32aの直径寸法D2より小さく形成されている。これによれば、保持部32aのうち、直径寸法D2と幅寸法Wの長さの差の部分により、アーム50が開口部32bから飛び出してしまうことを抑えている。アーム50を開口部32bから押し込むと、挟持部32が弾性変形して、保持部32aによりアーム50は保持固定される。以上により、挟持部32は、アーム50を接触面33に対して垂直方向(図3のVに示す)及び平行方向(図3のHに示す)に固定している。
フロート40は、燃料3よりも比重が小さなゴム乃至は樹脂によりブロック状に形成されることにより、燃料タンク2内において燃料3の液面3aに浮遊可能となっている。フロート40には、その略重心を通るように貫通孔41が円筒孔状に形成されている。フロート40は、燃料タンク2内の液面3aの高さに応じて上下運動する。
アーム50は、ステンレス鋼等の金属により、横断面が円形の長手線状であり、屈曲部52により屈曲して形成されている。アーム50の中間部は、挟持部32によりロータ30へ挟持されることで、当該ロータ30と一体に回転する。アーム50の中間部からは、ロータ30の回転中心線Oとは平行にロータ30を貫通するストッパ部53が延伸し、ストッパ部53は、ボディ20の有するストッパ面23に当接することにより、フロート40の可動範囲を規制する。アーム50においてストッパ部53とは反対の端部は、フロート40の貫通孔41を任意の上下位置で水平方向に沿って貫通することで、当該フロート40を保持している。また、屈曲部52は、ロータ30との接触面33とは異なる箇所に設けられ、約90度の角度を有している。
以上の構成により、フロート40とロータ30とを連結するアーム50は、燃料3の液面3aに追従するフロート40の上下運動を、ロータ30の回転運動に変換する。
回転センサ60は、磁電変換素子62及び三つのターミナル61を有している。例えばホール素子又は磁気抵抗素子等である磁電変換素子62は、支持軸22内に封止保持されている。磁電変換素子62は、各マグネット31間に発生する磁界を感知することにより、それらマグネット31と一体回転するロータ30の回転運動に応じた電気信号を出力する。ここでロータ30の回転角度は、液面3aの高さに対応したフロート40の上下運動に追従する物理量となることから、磁電変換素子62の出力信号は、実質的に当該液面3aの高さを表す電気信号となる。
三つのターミナル61は、磁電変換素子62へ稼動電圧を供給する入力端子、磁電変換素子62へ接地電圧を供給する接地端子、並びに磁電変換素子62から出力される電気信号を外部へ送信する出力端子のうちいずれかとして、機能する。
(特徴)
以下、第一実施形態による液面検出装置1の特徴的構成につき、詳細に説明する。
図1に示すように、アーム50の一部には、アーム支え部51が形成されている。ここで、ロータ30の接触面33に沿って屈曲部52から延伸するアーム50上に想定された仮想直線を仮想延伸線Lとする。仮想延伸線Lは、アーム50におけるストッパ部53及び屈曲部52を結んだ直線である。また、ロータ30には、挟持部32の他に、接触面33から突出するL字状の二つの留め具35が形成され、アーム支え部51は、二つの留め具35の内側に接触している。これによれば、二つの留め具35は、アーム支え部51を有するアーム50を仮想延伸線L方向に固定している。アーム支え部51は、仮想延伸線L周りの時計周りと反時計周りの両側においてロータ30の接触面33に沿って設けられている。
アーム支え部51は、アーム50を仮想延伸線Lに対して垂直及び平行に向かって交互に延伸させることにより、仮想延伸線Lに沿って蛇行する蛇行部51である。ここで、蛇行部51は、ロータ30の回転中心線Oを仮想延伸線L方向に跨ぐように配置され、回転中心線Oに対して点対称に連続して形成される二つのコの字状となっており、二つのコの字は、全域において接触面33に接触している。以上の構成によれば、アーム支え部51は、アーム50が仮想延伸線L周りに回転しようとする力を接触面33に接触して支持する。
ここまで説明した第一実施形態によると、ロータ30のうちロータ30の回転中心線Oに垂直な面であってアーム50が接触する面を接触面33とし、屈曲部52から延伸するアーム50上に想定された仮想直線を仮想延伸線Lとすると、アーム50の一部に形成されているアーム支え部51は、接触面33に接触することにより、アーム50が仮想延伸線L周りに回転しようとする力を支持する。そのため、フロート40に対する浮力等の力によりアーム50に仮想延伸線L周りのモーメント力が加わっても、アーム支え部51が接触面33へ接触して、アーム50が仮想延伸線L周りへ回転してしまうことを抑制する。これによれば、タンク2内の液面3aの高さに応じてタンク2内で上下運動するフロート40の高さの変化を抑えることができる。その結果、回転センサ60の検出するロータ30の回転角度と対応させたフロート40の液面3aの高さを、タンク2内の液面3aの高さとして正確に検出することが可能となる。
さらに、第一実施形態によると、屈曲部52から延伸するアーム50上にある仮想延伸線Lの両側に形成されているアーム支え部51が、仮想延伸線Lの両側の接触面33へそれぞれ接触することで、アーム50が仮想延伸線Lの時計周り又は反時計周りに回転しようとする力をそれぞれ支えることができる。これによれば、アーム50が仮想延伸線Lの時計回り又は反時計周りへ回転してしまうことを抑制して、タンク2内の液面3aの高さに応じてタンク2内で上下運動するフロート40の高さの変化を確実に抑えることができる。
加えて、第一実施形態によると、アーム支え部51である蛇行部51は、仮想延伸線Lの両側の少なくとも一方の側に蛇行するため、アーム支え部51は、アーム50を曲げ加工により形成することができる。そのため、アーム支え部51を容易に加工して、アーム50の仮想延伸線L周りへ回転しようとする力を支えることができる。これによれば、アーム50の仮想延伸線L周りへの回転を抑制して、タンク2内の液面3aの高さに応じてタンク2内で上下運動するフロート40の高さの変化を容易に抑えることができる。
さらに加えて、第一実施形態によると、フロート40の上下運動の可動範囲は、アーム50から延伸するストッパ部53がボディ20の有するストッパ面23に当接することにより規制される。ストッパ部53がストッパ面23に当接する位置は、フロート40の上下限においてそれぞれキャリブレーションされている。ここで、アーム50のアーム軸周りへの回転を抑制すると、ストッパ部53の位置の変化を抑えることができる。そのため、フロート40の上下限においてストッパ部53は、キャリブレーションされた位置でストッパ面23と当接して、フロート40の上下限におけるタンク2内の液面3aの高さの検出精度を高めることができる。また、可動範囲の上下限において、フロート40への浮力等によりアーム50が仮想延伸線L周りに回転すると、ストッパ面23が削れてしまう。これに対して、本実施形態では、アーム支え部51が接触面33に接触することでアーム50の仮想延伸線L周りへの回転を抑制する。そのため、ストッパ面23にストッパ部53からの荷重が加わりにくくなり、ストッパ面23が削れてしまうことを抑制できる。これによれば、ストッパ面23によりフロート40の可動範囲の上下限をキャリブレーションされた液面3aの高さとして検出することが可能となる。
(第二実施形態)
図4に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例である。第二実施形態のアーム支え部251は、接触面33に沿って設けられると共に、アーム50を仮想延伸線Lに対して斜めの両側に向かって交互に延伸させることにより、仮想延伸線Lに沿って蛇行する蛇行部251である。ここで、蛇行部251は、回転中心線Oを仮想延伸線L方向に跨ぐように配置され、回転中心線Oに対して点対称に連続して形成される二つのV字状となっている。以上の構成によれば、アーム支え部251は、アーム50が仮想延伸線L周りに回転しようとする力を接触面33に接触して支持する。
以上説明した第二実施形態では、アーム支え部251は、仮想延伸線Lに対して斜めに延伸して形成される蛇行部251である。ここで、図1に示すように蛇行部51を仮想延伸線Lに対して直角に延伸させて(51aから51b)形成する場合、さらに仮想延伸線Lに沿って延伸させる(51bから51c)必要があり、曲げ回数が多くなってしまう。しかし、本実施形態では、アーム50を仮想延伸線Lに対して斜めに延伸させて少ない曲げ回数で蛇行部251を形成することができる。これによれば、さらに容易にアーム支え部251として蛇行部251を形成して、アーム50の仮想延伸線L周りへ回転しようとする力を支えることができる。その結果、アーム50の仮想延伸線L周りへの回転を抑制して、タンク2内の液面3aの高さに応じてタンク2内で上下運動するフロート40の高さの変化をさらに容易に抑えることができる。
(第三実施形態)
図5(a)〜(c)に示すように、本発明の第三実施形態は、第一・第二実施形態の変形例である(図5(a)〜(c)は、第一実施形態の変形例を示す)。図5(a)に示すように、第三実施形態のアーム支え部351は、接触面33に沿って設けられると共に、アーム50を仮想延伸線Lを挟んで一方の側に、回転中心線Oを仮想延伸線L方向に跨いでコの字状に形成することにより、仮想延伸線Lに沿って蛇行する蛇行部351である。ここで、蛇行部351は、アーム50を図5(b)に示す仮想延伸線Lを挟み、図5(a)に対して他方の側に、回転中心線Oを仮想延伸線L方向に跨いでコの字状に形成することにより設けるとしてもよい。
ロータ30の接触面33からは、図5(c)にC−C線断面図を示す係止部334がL字状に突出して形成され、アーム支え部351は、係止部334によりロータ30の接触面33へ係止されている。
以上説明した第三実施形態によると、アーム支え部351をロータ30の接触面33へ係止する係止部334は、アーム50の仮想延伸線L周りへ回転しようとする力により、アーム支え部351がロータ30の接触面33から浮いてしまうことを抑制する。仮に仮想延伸線Lを挟んで一方の側にアーム支え部351を形成すれば、係止部334により係止して、アーム50の仮想延伸線Lの時計周り又は反時計周りに回転しようとする力をそれぞれ支えることができる。これによれば、アーム支え部351を小さく形成することにより、ロータ30の接触面33が小さい場合においてもアーム50の仮想延伸線L周りの回転を抑制できる。その結果、ロータ30の接触面33の面積に拘らずタンク2内の液面3aの高さに応じてタンク2内で上下運動するフロート40の高さの変化を確実に抑えることができる。
また、この特徴によると、アーム支え部351の蛇行部351は、一つのコの字状に形成されるため、アーム50の仮想延伸線Lに沿った方向の距離を短くして、仮にロータ30の接触面33の面積がわずかであっても、アーム50の仮想延伸線L周りの回転を抑制することができる。
(第四実施形態)
図6に示すように、本発明の第四実施形態は、第一〜第三実施形態の変形例である。第四実施形態のアーム支え部451は、ロータ30の接触面33に設けられた二つの留め具35の間に、接触面33に沿う平板451として形成されている。平板451は、ステンレス鋼等の金属により形成され、アーム50の仮想延伸線Lを挟んだ両側に溶接されている。平板451は、全域において接触面33に接触している。ここで、第四実施形態の平板451は、請求項における平面部に相当する。以上の構成によれば、アーム支え部451は、アーム50が仮想延伸線L周りに回転しようとする力を接触面33に接触して支持する。
以上説明した第四実施形態によると、アーム支え部451である平面部451は、ロータ30の接触面33に沿っているため、アーム50の仮想延伸線L周りへ回転しようとする力を平面部451により支えることができる。これによれば、アーム支え部451として平面部451を形成するだけで、アーム50の仮想延伸線L周りへの回転を抑制できる。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的には、第一実施形態〜第四実施形態において、ロータ30の接触面33には、二つの留め具35が形成されているとしたが、二つの留め具35は、設けなくてもよい。また、第一実施形態〜第四実施形態において、アーム50は、横断面を円形であるとしたが、横断面を四角形であるとしてもよい。
さらに第一〜第四実施形態において、アーム50の一端部には、ストッパ部53が設けられているとしたが、ストッパ部をロータ30から突出して形成するとしてもよい。加えて、第一実施形態及び第二実施形態において蛇行部51、251は、回転中心線Oに対して点対称に連続して形成される二つのコの字状又はV字状となっているとしたが、二つに限定せず三つ以上のコの字状又はV字状あるいは円弧などその他の形状としてもよい。
さらに加えて、第一〜第三実施形態において蛇行部51、251、351は、ロータ30の回転中心線Oを仮想延伸線L方向に跨ぐように配置されているとしたが、回転中心線Oを跨がずに配置されているとしてもよい。また、第三実施形態において、蛇行部351は、仮想延伸線L周りの一方に設けられているとしたが、仮想延伸線L周りの両側に設けられているとしてもよい。
さらに、第三実施形態において、蛇行部351は、コの字状としたが、V字状又は円弧など他の形状であってもよいし、複数のコの字又はV字、または他の形状を設けるとしてもよい。加えて、第四実施形態において、アーム支え部451は、接触面33に沿う平板451としたが、アーム50の一部をつぶし加工しアーム支え部451を形成してもよい。第四実施形態において、係止部334によりアーム支え部451を係止してもよい。
1 液面検出装置、20 ボディ、30 ロータ、32 挟持部、33 接触面、40 フロート、50 アーム、51、251、351 アーム支え部(蛇行部)、451 アーム支え部(平板)、52 屈曲部、53 ストッパ部、60 回転センサ

Claims (5)

  1. タンク(2)内の液面(3a)の高さに応じて前記タンク内で上下運動するフロート(40)と、
    前記タンクに固定されるボディ(20)と、
    前記ボディに対して回転中心線(O)周りに回転可能なロータ(30)と、
    前記フロートと前記ロータとを連結して前記フロートの上下運動を前記ロータの回転運動に変換するアーム(50)と、
    前記液面の高さに応じた前記ロータの回転角度を検出する回転センサ(60)と、を備え、
    前記アームは、挟持部(32)により前記ロータへ挟持されると共に、前記フロートとの連結側を屈曲部(52)により屈曲して形成され、
    前記ロータのうち前記ロータの回転中心線に垂直な面であって前記アームが接触する面を接触面(33)とし、
    前記接触面に沿って前記屈曲部から延伸する前記アーム上に想定された仮想直線を仮想延伸線(L)とすると、
    前記アームの一部には、前記アームが前記仮想延伸線周りに回転しようとする力を前記接触面に接触して支持するアーム支え部(51、251、351)が形成されており、
    前記アーム支え部は、前記仮想延伸線の両側の少なくとも一方の側に蛇行する蛇行部であることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記アーム支え部は、前記仮想延伸線の両側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記アーム支え部は、係止部(334)により前記ロータの前記接触面へ係止されることを特徴とする請求項1または2に記載の液面検出装置。
  4. 前記蛇行部は、前記仮想延伸線に対して斜めに延伸して形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  5. 前記アームから延伸するストッパ部(53)は、前記ボディの有するストッパ面(23)に当接することにより前記フロートの可動範囲を規制することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の液面検出装置。
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