JP2006308392A - 液面検出装置の取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液面検出装置が取り付けられた保持部材の容器への固定作業中における液面検出装置の損傷を防止可能な液面検出装置の取り付け構造を提供する。
【解決手段】 燃料レベルゲージ1を、燃料タンク12へのフューエルポンプケース13の挿入方向である図1中矢印方向から見てフューエルポンプケース13の輪郭線Cの内側に配置するとともに、フューエルポンプケース13にプロテクタ13aを設けて燃料レベルゲージ1を覆っている。これにより、フューエルポンプケース13の燃料タンク12への固定作業中に、燃料レベルゲージ1を燃料タンク12の開口孔12aの縁に接触させてフロート8やアーム7が損傷させるという不具合を確実に防止可能な液面検出装置の取り付け構造を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、容器等に収容される液体の液面レベルを検出する液面検出装置を容器内に設置するための液面検出装置の取り付け構造に関するもので、特に、液体に浮かぶフロートを備えこのフロートの位置に基づいて液面レベルを検出する方式の液面検出装置の取り付け構造に関するものである。
この種の液面検出装置は、たとえば、自動車の燃料タンクに収容される燃料量を監視するための液面検出装置として利用されている。
従来の液面検出装置としては、たとえば、液面上に浮かぶフロートを直線状に移動案内するガイドと、フロートに回転可能に結合されたフロート側アームと、指針軸と、指針軸に固定され且つフロート側に嵌め込まれその軸方向に相対的に移動する軸側アームとを備え、液面の変動に応じたフロートの直線運動により指針軸を回転させ、指針軸に固定された指針により液面位置を指示するものがある(たとえば、特許文献1参照)。
実開昭62−143219号公報 ところで、自動車の燃料タンク内には、液面検出装置以外の機器が配置される場合がある。たとえば、燃料タンク内の燃料をエンジンへ送出する燃料ポンプなどが配置されている。
そこで、これらの複数の機器類を燃料タンク内へ設置する作業工数を低減するために、液面検出装置を燃料タンク内に設置される他の機器に予め取り付けて一体化すること、いわゆるモジュール化することが行われている。
この場合、液面検出装置が取り付けられたモジュールを燃料タンク内へ固定する一工程により複数の機器の取り付けが完了するので、複数の機器を燃料タンク内へ設置するための工数を低減することができる。
上述した従来の液面検出装置の取り付け構造によると、液面検出装置が取り付けられたモジュールの燃料タンク内への取り付け作業中、燃料タンクの開口孔からモジュールを燃料タンク内に挿入する際に、開口孔の縁に接触して液面検出装置が損傷する可能性がある。また、液面検出装置が取り付けられたモジュールを搬送中においても、他の部材等と接触して液面検出装置が損傷する可能性がある。
本発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、その目的は、液面検出装置が取り付けられた保持部材を容器へ固定する際に、液面検出装置が損傷することを防止可能な液面検出装置の取り付け構造を提供することである。
本発明は、上記目的を達成する為に以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の液面検出装置の取り付け構造は、回転部材と、回転部材を回動自在に保持する本体部材と、回転部材に固定され回転部材と一体的に回転する変位部材と、本体部材に固定されて変位部材の回転角度位置を検出する検出手段と、容器内に貯蔵される液体の液面上に浮かぶフロートと、フロートを直線状に移動案内するガイド部材と、一端側がフロートに回転可能に結合され且つ他端側が回転部材に摺動運動可能に結合され液面の上下動によるフロートの上下動を回転部材の回転運動に変換するアームと、本体部材に設けられて検出手段を外部の電気回路に接続するターミナルとを備え、本体部材はガイド部材に保持固定され、検出手段により検出された変位部材の回転角度位置に基づき液面位置を検出する液面検出装置を容器内に設置する取り付け構造であって、液面検出装置はガイド部材を介して容器内に固定される保持部材に固定され、液面検出装置は容器への保持部材の挿入方向から見て保持部材の輪郭線の内側に配置されることを特徴としている。
これにより、液面検出装置、すなわち液面検出装置が取り付けられた保持部材を容器内に固定する作業工程において、たとえば、保持部材を容器の開口孔を通過させる際に液面検出装置が容器の開口孔の縁にぶつかって損傷することを防止することができる。したがって、液面検出装置が取り付けられた保持部材を容器へ固定する際に、液面検出装置が損傷することを防止可能な液面検出装置の取り付け構造を提供することができる。
本発明の請求項2に記載の液面検出装置の取り付け構造は、回転部材と、回転部材を回動自在に保持する本体部材と、回転部材に固定され回転部材と一体的に回転する変位部材と、本体部材に固定されて変位部材の回転角度位置を検出する検出手段と、容器内に貯蔵される液体の液面上に浮かぶフロートと、フロートを直線状に移動案内するガイド部材と、一端側がフロートに回転可能に結合され且つ他端側が回転部材に摺動運動可能に結合され液面の上下動によるフロートの上下動を回転部材の回転運動に変換するアームと、本体部材に設けられて検出手段を外部の電気回路に接続するターミナルとを備え、本体部材はガイド部材に保持固定され、検出手段により検出された変位部材の回転角度位置に基づき液面位置を検出する液面検出装置を容器内に設置する取り付け構造であって、液面検出装置はガイド部材を介して容器内に固定される保持部材に固定され、保持部材は液面検出装置を覆うプロテクタを備えることを特徴としている。
これにより、液面検出装置、すなわち液面検出装置が取り付けられた保持部材を容器内に固定する作業工程において、たとえば、保持部材を容器の開口孔を通過させる際に液面検出装置が容器の開口孔の縁にぶつかって損傷することを防止することができる。したがって、液面検出装置が取り付けられた保持部材を容器へ固定する際に、液面検出装置が損傷することを防止可能な液面検出装置の取り付け構造を提供することができる。
本発明の請求項3に記載の液面検出装置の取り付け構造は、プロテクタは、少なくともフロートおよびアームを覆うことを特徴としている。
フロートおよびアームは、容器内の液面変動に連動して回転運動することにより液面の変動を検出部材の回転運動に変換する重要な機能を果たしている。このため、フロートおよびアームは、他の部材と接触すると変形し易く、さらに変形すると、上述した機能を正常に果たせなくなる。
本発明の請求項3に記載の液面検出装置の取り付け構造によれば、プロテクタにより、液面検出装置の重要部分を確実に保護できるので、液面検出装置が取り付けられた保持部材を容器へ固定する際に、液面検出装置が損傷することを防止可能な液面検出装置の取り付け構造を提供することができる。
本発明の請求項4に記載の液面検出装置の取り付け構造は、プロテクタはプロテクタ内への液体の流入速度およびプロテクタ外への液体の流出速度を規制する規制手段を備えることを特徴としている。
一般に、液面検出装置においては、液面検出精度を高めるためにフロートが液面の動きに高い応答性で追随するように工夫している。しかし、液面が容器内における液体貯蔵量の増減以外の要因により変動した場合、たとえば、容器の振動等により液面が急激に変動した場合において、フロートがその液面変動に敏感に追随しないこと、つまり変動開始直前の位置を保つことが望ましい。すなわち、液面が容器内における液体貯蔵量の増減以外の要因により変動した場合における液面検出装置からの検出信号は、いわゆるノイズであり、検出信号中のノイズレベルはできるだけ小さいことが望ましい。
容器内の液面が、プロテクタの上端よりも下側にあるときにおいては、フロートはプロテクタの内側にある液面の動きに追随して上下している。
したがって、プロテクタにプロテクタ内への液体の流入速度およびプロテクタ外への液体の流出速度を規制する規制手段を設け、流出速度および流入速度に対する規制度合いを適宜設定すれば、容器の振動等により液面が変動した場合において、プロテクタ内側の液面変動を外側の液面変動に対して鈍感にすることができる。言い換えると、プロテクタ外側の液面が急激に変動したときに、プロテクタ内側の液面が変動し始めるタイミングを遅らせ且つその変化を緩やかにすることができる。
これにより、液面が容器内における液体貯蔵量の増減以外の要因により変動した場合に、液面検出装置からの検出信号中のノイズを小さくすることができる。
本発明の請求項5に記載の液面検出装置の取り付け構造は、規制手段はプロテクタ外部の液面変動に対応したプロテクタ内部の液面変動を遅延させることを特徴としている。
これにより、液面が容器内における液体貯蔵量の増減以外の要因により変動した場合に、液面検出装置からの検出信号中のノイズを確実に小さくすることができる。
本発明の請求項6に記載の液面検出装置の取り付け構造は、規制手段はプロテクタに設けられた貫通孔であることを特徴としている。
これにより、プロテクタに規制手段を容易に設けることができる。また、貫通孔の直径寸法や貫通孔の個数を変えることにより、流出速度および流入速度に対する規制度合いを、必要に応じて適宜設定することができる。
本発明の請求項7に記載の液面検出装置は、本体部材は検出手段を外部の電気回路に接続するためターミナルを備えることを特徴としている。
このような構成によれば、液面検出装置は、本体部材を介して外部の電気回路に接続されることになる。また、本体部材は、変位部材が固定された回転部材を回転可能に保持し且つ変位部材の回転角度位置を検出する検出手段が固定されている。すなわち、本体部材には、液面検出機能が集約されている。これにより、液面検出装置を、フロートの移動距離が異なる、言い換えると最高液面位置と最低液面位置との隔たりが異なる容器に適用する場合に、本体部材は共通に使用することができる。したがって、フロートの移動距離が異なる複数種類の液面検出装置のコスト上昇を抑えることができる。
本発明の請求項8に記載の液面検出装置の取り付け構造は、変位部材は永久磁石であり、検出手段は磁電変換素子であることを特徴としている。
この場合、検出手段は、回転部材に接触することなしに、つまり回転部材の回転、言い換えると液面変動に対応したフロートの上下動を妨げることなしに回転部材の回転角度を検出できる。したがって、液面位置を高精度で検出することができる。
以下、本発明の実施形態による液面検出装置の取り付け構造を、自動車の燃料タンク内に装着されて燃料の液面位置を検出する液面検出装置としての燃料レベルゲージの取り付け構造に適用した場合を例として、図に基づいて説明する。なお、各図において、同一構成部分には同一符号を付してある。
図1は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1が固定される保持部材としてのフューエルポンプケース13の正面図であり、容器である燃料タンク12に取り付けられた状態を示す。
図2は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1が固定される保持部材としてのフューエルポンプケース13の断面図であり、図1中のII−II線断面図である。
なお、図1において、図の上方が、燃料レベルゲージ1が当該自動車に取り付けられた状態における上方となっている。
図3は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の正面図であり、図2中のIII矢視図である。
図4は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の断面図であり、図3中のIV−IV線断面図である。
図5は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の断面図であり、図4中のV−V線断面図である。
図6は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1のマグネットホルダ4の正面図である。
図1〜図6に示される燃料レベルゲージ1は、燃料タンク12内における燃料10の液面11高さHを測ることで燃料タンク12内の燃料残存量を検出するために用いられるものである。燃料レベルゲージ1は、燃料タンク12の底面における最も低い位置に配置されている。
先ず、燃料レベルゲージ1の構成について説明する。
燃料レベルゲージ1は、大きくは、フロートガイド2、センサホルダ3、マグネットホルダ4、マグネット5、磁気抵抗素子6、アーム7、フロート8およびターミナル9等から構成されている。燃料レベルゲージ1は、保持部材であるフューエルポンプケース13に、フロートガイド2を介して固定されている。なお、フューエルポンプケース13は、燃料タンク12内の燃料10をエンジンへ送出するためのフューエルポンプ(図示せず)を収容保持するもので、燃料タンク12内の底部に設置されている。
ガイド部材であるフロートガイド2は、図3に示すように、ベース21およびガイドレール22から構成されている。フロートガイド2のベース21の高さ寸法H1は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1を満タン時液面レベルの異なる多種類の燃料タンク12に適用可能とするために、燃料レベルゲージ1が適用され得る燃料タンク12のうち、満タン時液面レベルが最も低い燃料タンク12における燃料レベルゲージ1設置位置から燃料タンク12上面までの高さよりも低く設定されている。
ベース21は、たとえば樹脂材料から形成されている。ベース21は、図3に示すように、ガイドレール22を保持固定するための保持孔21a、21bを備えている。ベース21は、図4に示すように、後述するセンサホルダ3が密着されるとともに、燃料レベルゲージ1をそれが取り付けられる保持部材であるフューエルポンプケース13への取り付け面となる支持面21cが形成されている。また、ベース21には、図3に示すように、固定手段である取り付け孔21hが2個設けられている。取り付け孔21hは、それらを介してフロートガイド2、つまり燃料レベルゲージ1を保持部材であるフューエルポンプケース13にねじ止めするためのものである。ベース21には、図4に示すように、後述するセンサホルダ3の軸部31を挿通させるための貫通孔21eが設けられている。ベース21は、図3に示すように、後述するフロート8を図3の上下方向に移動案内するためのレール部21fを備えている。ベース21は、図3に示すように、後述するフロート8の最低位置を規制するストッパ部21gを備えている。
ガイドレール22は、たとえば断面円形状のステンレス鋼の棒材を所定位置で折り曲げることにより、図3に示すような形状に形成されている。すなわち、ガイドレール22は、後述するフロート8の案内溝81に挿入される互いに平行な直線状部分であるレール部22a、22b、およびフロート8の最高位置を規制するストッパ部22cを備えている。ストッパ部22c位置Aは、この燃料レベルゲージ1が適用され燃料タンク12の液面レベルの最高位置、すなわち満タン時液面位置におけるフロート位置H2対応するように形成されている。レール部22bは、ガイドレール22がベース21に固定されると、べース21のレール部21fと滑らかにつながるように、つまりフロート8が滑らかに上下動できるような形状に作られている。ガイドレール22は、その両端部が、ベース21の保持孔21a、21bに圧入固定されている。
回転部材であるマグネットホルダ4は、たとえば樹脂材料等から円環状に形成されている。マグネットホルダ4は、図4に示すように、変位部材としての永久磁石であるマグネット5を内蔵保持している。マグネットホルダ4は、円環状の中心孔である孔部41を備え、この孔部41が後述する本体部材であるセンサホルダ3の軸部31に回動可能に嵌合している。すなわち、マグネットホルダ4の孔部41の内周には、図4に示すように、突起部42が設けられ、この突起部42が、センサホルダ3の軸部31に設けられた溝部32に嵌合することにより、マグネットホルダ4が軸部31の軸方向(図4の左右方向)に移動することが規制される。マグネットホルダ4がセンサホルダ3に対して回転運動すると、マグネット5も、マグネットホルダ4と一体的に回転する、すなわちセンサホルダ3に対して変位することになる。
マグネット5は、たとえば円環状のものが孔部41と同軸上に配置されて、あるいは扇形のものが2個孔部41に対して対称配置されている。いずれの場合も、マグネット5により形成される磁束が、センサホルダ3の軸部31の軸方向と直交し且つマグネットホルダ4の回転と連動して軸部31を中心として回転するように、その着磁状態が設定されている。
マグネットホルダ4は、たとえば、樹脂成型時にマグネット5をインサート成型することにより作られる。
マグネットホルダ4には、後述するアーム7が摺動可能に結合されている。すなわち、アーム7は、図3に示すように、マグネットホルダ4の孔部41の軸方向に直交する方向に摺動運動可能に結合されている。マグネットホルダ4には、アーム7がマグネットホルダ4に対して摺動運動するときのガイドとなる一対の案内突起43が、図6に示すように、孔部41を挟んで2対設けられている。一対の案内突起43の間隔は、アーム7の直径寸法よりわずかに大きく形成されている。つまり、両案内突起43間をアーム7が滑らかに且つ傾かずに摺動可能なように設定されている。これらの案内突起43には、図3に示すように、キャップ44が装着されて、アーム7が案内突起43から外れることを防止している。
本体部材であるセンサホルダ3は、たとえば樹脂材料等から形成されている。センサホルダ3は、図6に示すように、軸部31を備え、この軸部31の外周にマグネットホルダ4の孔部41が嵌合することにより、マグネットホルダ4を回動自在に保持している。軸部31には、図4に示すように、マグネットホルダ4の孔部41に形成された突起部42と係合する溝部32が、軸部31と同軸上に設けられている
センサホルダ3の軸部31内には、図4に示すように、変位部材であるマグネット5の変位を検出する検出手段としての磁電変換素子素子である磁気抵抗素子6が内蔵されている。磁気抵抗素子6は、図4に示すように、軸部31の軸方向においてマグネット5との重なり長さをできるだけ長くして配置されている。これにより、磁気抵抗素子6と交差するマグネット5の磁束量を多くして、磁気抵抗素子6の出力電圧を高めて、燃料レベルゲージ1の液面11検出精度を高めるとともに、強い耐ノイズ性を備えることができる。
センサホルダ3は、磁気抵抗素子6を外部の電気回路と接続するためのターミナル9を備えている。本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、磁気抵抗素子6の電極数は2個であり、それにともなって、ターミナル9は、図3に示すように、2個設けられている。ターミナル9には、図3に示すように、電線91が接続されている。磁気抵抗素子6は、各電線91を通じて外部の電気回路、たとえば、磁気抵抗素子6からの検出信号を受けて液面11位置を測定し燃料タンク12内の残存量を算出する制御回路等に接続されている。
センサホルダ3は、たとえば、磁気抵抗素子6のリード61にターミナル9をヒュージングあるいはかしめ等により接続し、それを樹脂成型時にインサート成型した後に、ターミナル9に電線91をヒュージングあるいはかしめ等により接続して作られる。
センサホルダ3は、センサホルダ3をフロートガイド2に固定するための固定爪33を備えている。固定爪33は、図3に示すように4個設けられている。固定爪33は、図5に示すように、フロートガイド2のベース21に設けられた係止孔21dに挿通、係止する。
センサホルダ3およびマグネットホルダ4は、センサホルダ3の軸部31にマグネットホルダ4の孔部41が回転可能に結合された状態において、いわゆる回転角度検出装置としての機能を発揮可能となる。
フロート8は、略直方体状に樹脂材料等から形成されている。フロート8は、燃料10の液面11に確実に浮かぶように、発泡成形あるいは空洞成型等により見掛けの比重を燃料よりも小さく設定されている。
フロート8の各面のうち、ガイドレール22のレール部22a、22bと対向する面には、図5に示すように、案内溝81、82がそれぞれ設けられている。フロート8は、案内溝81をガイドレール22のレール部22aと嵌合させ、且つ案内溝82をガイドレール22のレール部22aあるいはベース21のレール部21fと嵌合させてガイドレール22に装着されている。案内溝81、82の形状は、レール部22a、22b、レール部21fの形状よりも若干大きく形成されている。すなわち、フロート8が、ガイドレール22内をレール部22a、22b、レール部21fに沿って滑らかに直線移動可能なように設定されている。
フロート8には、図5に示すように、水平方向に貫通する貫通孔83が設けられている。貫通孔83には、図5に示すように、後述するアーム7の端部が挿入されている。貫通孔83の直径寸法は、アーム7の直径寸法より若干大きく設定されている。これにより、燃料タンク12内の液面11位置変動に応じてフロート8が上下方向に移動すると、アーム7は、フロート8に対して回転する。
アーム7は、たとえば断面円形状の金属製棒状部材から略L字状に形成されている。アーム7の一端は、図5に示すように、フロート8の貫通孔83に回転可能に係合している。一方、アーム7の他端は、図3に示すように、マグネットホルダ4の案内突起43およびキャップ44により形成される孔部に摺動可能に係合している。マグネットホルダ4およびフロート8をアーム7を介してこのように結合したことにより、液面の上下動に応じてフロート8が上下動すると、アーム7は、マグネットホルダ4に対して摺動運動すると同時に、マグネットホルダ4を回転させる。すなわち、アーム7は、フロート8の上下動をマグネットホルダ4の回転運動に変換する機能を果たしている。
燃料10の液面11変動にフロート8を確実に追従させて燃料レベルゲージ1の検出精度を高めるためには、フロート8に作用する浮力を大きくする必要があるが、構成上、アーム7は、その重量がフロート8の重量を増加させるように作用する。したがって、アーム7は、できるだけ軽量化することが望ましく、たとえばアルミニウム等の軽金属、あるいはそのパイプ材等から形成されている。
次に、本発明の一実施形態による、燃料レベルゲージ1の組立方法について順を追って説明する。
なお、センサホルダ3およびマグネットホルダ4は、以下に説明する工程より前に既に完成している。
先ず、フロートガイド2を組立てる。すなわち、フロート8の案内溝81、82をガイドレール22のレール部22a、22bにそれぞれ嵌挿しつつ、ガイドレール22の両端をベース21の保持孔21a、21bに圧入固定する。
次に、センサホルダ3をフロートガイド2に固定する。すなわち、センサホルダ3の軸部31をベース21の貫通孔21eに挿通させつつ、センサホルダ3の4個の係止爪33をそれぞれに対応したベース21の係止孔21dに挿通係止させる。
次に、マグネットホルダ4をセンサホルダ3に装着する。すなわち、マグネットホルダ4の孔部41をベース21から突出しているセンサホルダ3の軸部31に嵌合させ、さらに図4において右方向に押し込んで、マグネットホルダ4の突起部42をセンサホルダ3の溝部32に係合させる。これにより、マグネットホルダ4が軸部31の軸方向(図4の左右方向)に移動することが規制され、且つマグネットホルダ4がセンサホルダ3に回転可能に保持される。
次に、アーム7を装着する。すなわち、アーム7の一端をフロート8の貫通孔83に挿入し、アーム7の他端をマグネットホルダ4の一対の案内突起間に嵌め、その上からキャップ44をかぶせるように取り付ける。これにより、アーム7はマグネットホルダ4に摺動可能に保持される。
以上で、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の組付けが完了する。
完成した燃料レベルゲージ1は、フロートガイド2に設けられた取り付け孔21hを介して、フューエルポンプケース13にねじ止めにより固定される。そして、フューエルポンプケース13が燃料タンク12内に固定されることにより、燃料レベルゲージ1が燃料タンク12内に設置される。
次に、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の液面検出作動時について説明する。
燃料10の液面11高さの変動に応じてフロート8が図3の上下方向に移動すると、アーム7は、センサホルダ3の軸部31を中心として回転運動する。このとき、フロート8の貫通孔83から軸部31の中心までの距離は、フロート8の上下動にともなって変化する。しかし、アーム7がマグネットホルダ4に摺動可能に保持されているため、貫通孔83から軸部31の中心までの距離の変動分だけ、アーム7はマグネットホルダ4に対して直線運動する。これにより、上述の距離の変動分は吸収され、フロート8の上下動に連動してマグネットホルダ3は滑らかに回転運動することができる。
そして、アーム7の回動に連動してマグネット5が回転すると、磁気抵抗素子6を横切る磁束密度が変化して磁気抵抗素子6の出力電圧が変化する。この磁気抵抗素子6の出力電圧に基づいてフロート8の位置、すなわち燃料タンク12内の液面11位置Hが認識され、液面11位置Hに基づいて、燃料タンク12内の残存燃料量が算出される。
次に、以上説明した燃料レベルゲージ1が固定される保持部材としてのフューエルポンプケース13の構成、および燃料レベルゲージ1の取り付け構造について説明する。
フューエルポンプケース13は、たとえば樹脂材料等から形成されている。フューエルポンプケース13は、図2に示すように、その断面が円形を成して略有底円筒状に形成されている。フューエルポンプケース13は、図2に示すように、仕切り板13eにより2つの部屋を備えている。図2において、仕切り板13の上側の部屋にはフューエルポンプ(図示せず)が収容固定され、且つ仕切り板13の下側の部屋には燃料レベルゲージ1が収容固定されている。すなわち、燃料レベルゲージ1は、フロートガイド2の支持面21cを仕切り板13eに密着させた状態で、フロートガイド2の取り付け孔21hを介してボルト(図示せず)締め等により仕切り板13eに固定されている。
フューエルポンプケース13は、その一端側に、図1に示すように、フランジ部13cを備え、且つフランジ部13cには、図1に示すように、インロー部13dが設けられている。インロー部13dは、その外径寸法が、後述する燃料タンク12の開口孔12aに手作業で用意に嵌合可能に設定されている。フューエルポンプケース13は、図1の上方から燃料タンク12の開口孔12aを通して燃料タンク12内へ挿入され、インロー部13dを開口孔12aに嵌合させ、フランジ部13cを燃料タンク12の上面に密着させて、燃料タンク12にボルト(図示せず)締め等により固定されている。
フューエルポンプケース13は、燃料タンク12へのフューエルポンプケース13の挿入方向、すなわち図1において矢印で示す方向から見て、その輪郭線Cは円形を成し、燃料レベルゲージ1は、図2に示すように、輪郭線Cの内側に配置されている。
フューエルポンプケース13は、図1および図2に示すように、燃料レベルゲージ1を覆うプロテクタ13aを備えている。プロテクタ13aは、図1に示すように、燃料レベルゲージ1のフロート8およびアーム7を完全に覆っている。詳しくは、燃料レベルゲージ1が固定されたフューエルポンプケース13を燃料タンク12へ挿入固定する作業中において、フロート8およびアーム7を完全に覆うように形成されている。この作業時においては、フロート8は、図1に示すように、燃料10の液面11の最低位置と同様の位置にある。本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の取り付け構造におけるプロテクタ13a形状の場合、燃料10の液面11があるレベル以上にあるときは、フロート8およびアーム7は、プロテクタ13aの外側、すなわち図1においてプロテクタ13aの上方に位置している。プロテクタ13aは、フューエルポンプケース13の円筒形状と同じ円筒面とフューエルポンプケース13の底面13fを延長してなる底面とから成っている。すなわち、プロテクタ13aは、図1において、上方に開口するポケット状に形成されている。また、プロテクタ13aは、フューエルポンプケース13の樹脂成型時に一体成型で形成されている。
プロテクタ13aには、規制手段としての貫通孔13bが設けられている。プロテクタ13aと仕切り板13eとに囲まれた空間とその外部との燃料の流入・流出は、プロテクタ13aと仕切り板13eとに囲まれた空間上端の開口部、および貫通孔13bを介して行われる。特に、燃料10の液面11位置が、図1においてプロテクタ13aの上端以下である場合は、貫通孔13bのみを介して行われる。
ここで、貫通孔13bの大きさを決める際の考え方について説明する。
自動車の走行中の振動により燃料タンク12内の液面11が揺れると、それに連動してフロート8も上下する。貫通孔13bの開口面積が十分に大きいと、プロテクタ13a内の液面11は、プロテクタ13a内の液面11とほぼ同期して変動する。このため、燃料レベルゲージ1により検出された液面11位置に基づいて燃料タンク12内の残存燃料量を算出しそれを指示する計器である燃料計の指示値が変動し、運転者が正確な残存燃料量を読み取ることが困難となる。
そこで、この問題を解決するために、貫通孔13bが、プロテクタ13aと仕切り板13eとに囲まれた空間とその外部との燃料の流入・流出に対して抵抗、つまり絞りとして機能するように、貫通孔13bの開口面積、すなわち貫通孔13bの直径を設定している。
すなわち、プロテクタ13外側の液面11が急激に変動しても、プロテクタ13内側の液面11は直ぐには変動せず、遅れ時間を経て変動し始め且つ変動速度が小さくなるように設定している。
すなわち、自動車の走行中の振動によりプロテクタ13外側の液面11が急激に変動した場合において、プロテクタ13内側の液面11は、しばらくの間はそのままのレベルを保ちやがて緩やかに変動する。
これにより、自動車の走行中の振動により燃料タンク12内の液面11が揺れても、燃料計の指示値の変動を抑制できるので、運転者が正確な残存燃料量を読み取ることが可能となる。
次に、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の取り付け構造の作用効果、特に、フューエルポンプケース13の燃料タンク12への固定作業時における効果について説明する。
フューエルポンプケース13は、図1の上方から燃料タンク12の開口孔12aを通して燃料タンク12内へ挿入される。このとき、燃料レベルゲージ1が、燃料タンク12へのフューエルポンプケース13の挿入方向である図1中矢印方向から見て、フューエルポンプケース13の輪郭線Cの外側にはみ出している、さらには、プロテクタ13aがない場合は、フューエルポンプケース13を燃料タンク12の開口孔12aを通して燃料タンク12内へ挿入する際に、燃料レベルゲージ1が開口孔12aの縁に接触してフロート8やアーム7が損傷する可能性がある。
本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の取り付け構造では、燃料レベルゲージ1を、燃料タンク12へのフューエルポンプケース13の挿入方向である図1中矢印方向から見てフューエルポンプケース13の輪郭線Cの内側に配置するとともに、フューエルポンプケース13にプロテクタ13aを設けて燃料レベルゲージ1を覆っている。
これにより、フューエルポンプケース13の燃料タンク12への固定作業中に、燃料レベルゲージ1を燃料タンク12の開口孔12aの縁に接触させてフロート8やアーム7が損傷させるという不具合を確実に防止することができる。
また、燃料レベルゲージ1が取り付けられたフューエルポンプケース13の搬送中において、他の部材等と接触して燃料レベルゲージ1が損傷することを防止できる。
なお、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の取り付け構造においては、燃料タンク12へのフューエルポンプケース13の挿入方向である図1中矢印方向から見てフューエルポンプケース13の輪郭線Cの内側に燃料レベルゲージ1を配置するとともに、フューエルポンプケース13にプロテクタ13aを設けて燃料レベルゲージ1を覆っているが、プロテクタ13aを省略してもよい。通常、燃料タンク12の開口孔12aは、燃料タンク12の強度確保等の観点から、その大きさを必要最小限度に抑えている。すなわち、燃料タンク12へのフューエルポンプケース13の挿入方向である図1中矢印方向から見てフューエルポンプケース13の輪郭線Cよりも幾分大きい形状に設定されている。したがって、このような場合においては、プロテクタ13a無しでも、フューエルポンプケース13と燃料タンク12の開口孔12aの縁が接触した際における開口孔12aの縁のフューエルポンプケース13の輪郭線C内側への食い込み量をわずかにできる。これにより、燃料レベルゲージ1のフロート8やアーム7が損傷する不具合を防止することができる。
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の取り付け構造においては、フューエルポンプケース13のプロテクタ13aに設けた貫通孔13bを円形としているが、円形に限らず他の形状、たとえば長方形、楕円形等でもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の取り付け構造においては、フューエルポンプケース13のプロテクタ13aに設けた貫通孔13bの個数を一個としているが、複数でもよい。さらに、設置位置も、プロテクタ13aの底面ではなく側面としてもよく、また底面と側面の両方に設けてもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、検出手段として磁気抵抗素子6を用いているが、磁気抵抗素子6に限定する必要はなく、他の種類の磁電変換素子を用いてもよい。たとえば、ホール素子、あるいは磁気ダイオード等を用いてもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、変位部材および検出手段の組合せを、永久磁石および磁電変換素子としているが、別の変位部材および検出手段の組合せで置き換えてもよい。たとえば、変位部材を導電部材からなる摺動片、いわゆるブラシとし、且つ検出手段を抵抗素子としてもよい。この場合、ブラシが液面の変動に対応して回転すると、抵抗素子上におけるブラシとの接触点の位置が変わり、これにより、ブラシと抵抗素子の端部との間の抵抗値が変化する。この抵抗値に基づいて、液面を測定することができる。
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の取り付け構造においては、燃料レベルゲージ1の保持部材であるフューエルポンプケース13への固定をねじ締めで行っているが、ねじに限る必要は無く、他の手段による固定方法、たとえば、対象部材に設けた係止爪をフロートガイド2に設けた係止孔に係合させる構成としてもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の取り付け構造においては、燃料レベルゲージ1の保持部材をフューエルポンプケース13としているが、フューエルポンプケース13に限定する必要は無く、燃料タンク12内に固定される他の機器としてもよい。
また、以上説明した、本発明の一実施形態においては、液面検出装置の取り付け構造を自動車用の燃料レベルゲージ1の取り付け構造に適用した場合を例に説明したが、その用途は自動車用の燃料レベルゲージ1に限らず、民生用各種装置に組み込まれる液面検出装置の取り付け構造に適用してもよい。また、液面検出対象としての液体も、燃料に限る必要はなく、水、潤滑油、各種薬品等であってもよい。
本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1が固定される保持部材としてのフューエルポンプケース13の正面図であり、容器である燃料タンク12に取り付けられた状態を示す。 本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1が固定される保持部材としてのフューエルポンプケース13の断面図であり、図1中のII−II線断面図である。 本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の正面図であり、図2中のIII矢視図である。 本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の断面図であり、図3中のIV−IV線断面図である。 本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の断面図であり、図4中のV−V線断面図である。 本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1のマグネットホルダ4の正面図である。
符号の説明
1 燃料レベルゲージ(液面検出装置)
2 フロートガイド(ガイド部材)
21 ベース
21a 保持孔
21b 保持孔
21c 支持面
21d 係止孔
21e 貫通孔
21f レール部
21g ストッパ部
21h 取り付け孔(固定手段)
22 ガイドレール
22a レール部
22b レール部
22c ストッパ部
3 センサホルダ(本体部材)
31 軸部
32 溝部
33 係止爪
4 マグネットホルダ(回転部材)
41 孔部
42 突起部
43 案内突起
44 キャップ
5 マグネット(変位部材、永久磁石)
6 磁気抵抗素子(検出手段、磁電変換素子)
7 アーム
8 フロート
81 案内溝
82 案内溝
83 貫通孔
9 ターミナル
91 電線
10 燃料(液体)
11 液面
12 燃料タンク(容器)
12a 貫通孔
13 フューエルポンプケース(保持部材)
13a プロテクタ
13b 連通孔(規制手段、貫通孔)
13c フランジ部
13d インロー部
13e 仕切り板
13f 底面
C 輪郭線
H 高さ寸法
H1 高さ寸法
H2 満タン時フロート位置

Claims (8)

  1. 回転部材と、
    前記回転部材を回動自在に保持する本体部材と、
    前記回転部材に固定され前記回転部材と一体的に回転する変位部材と、
    前記本体部材に固定されて前記変位部材の回転角度位置を検出する検出手段と、
    容器内に貯蔵される液体の液面上に浮かぶフロートと、
    前記フロートを直線状に移動案内するガイド部材と、
    一端側が前記フロートに回転可能に結合され且つ他端側が前記回転部材に摺動運動可能に結合され前記液面の上下動による前記フロートの上下動を前記回転部材の回転運動に変換するアームとを備え、
    前記本体部材は前記ガイド部材に保持固定され、
    前記検出手段により検出された前記変位部材の回転角度位置に基づき前記液面位置を検出する液面検出装置を前記容器内に設置する取り付け構造であって、
    液面検出装置は前記ガイド部材を介して前記容器内に固定される保持部材に固定され、
    液面検出装置は前記容器への前記保持部材の挿入方向から見て前記保持部材の輪郭線の内側に配置されることを特徴とする液面検出装置の取り付け構造。
  2. 回転部材と、
    前記回転部材を回動自在に保持する本体部材と、
    前記回転部材に固定され前記回転部材と一体的に回転する変位部材と、
    前記本体部材に固定されて前記変位部材の回転角度位置を検出する検出手段と、
    容器内に貯蔵される液体の液面上に浮かぶフロートと、
    前記フロートを直線状に移動案内するガイド部材と、
    一端側が前記フロートに回転可能に結合され且つ他端側が前記回転部材に摺動運動可能に結合され前記液面の上下動による前記フロートの上下動を前記回転部材の回転運動に変換するアームとを備え、
    前記本体部材は前記ガイド部材に保持固定され、
    前記検出手段により検出された前記変位部材の回転角度位置に基づき前記液面位置を検出する液面検出装置を前記容器内に設置する取り付け構造であって、
    液面検出装置は前記ガイド部材を介して前記容器内に固定される保持部材に固定され、
    前記保持部材は前記液面検出装置を覆うプロテクタを備えることを特徴とする液面検出装置の取り付け構造。
  3. 前記プロテクタは、少なくとも前記フロートおよび前記アームを覆うことを特徴とする請求項2に記載の液面検出装置の取り付け構造。
  4. 前記プロテクタは前記プロテクタ内への液体の流入速度および前記プロテクタ外への液体の流出速度を規制する規制手段を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の液面検出装置の取り付け構造。
  5. 前記規制手段は前記プロテクタ外部の液面変動に対応した前記プロテクタ内部の液面変動を遅延させることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の液面検出装置の取り付け構造。
  6. 前記規制手段は前記プロテクタに設けられた貫通孔であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の液面検出装置の取り付け構造。
  7. 前記本体部材は前記検出手段を外部の電気回路に接続するためターミナルを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の液面検出装置。
  8. 前記変位部材は永久磁石であり、
    前記検出手段は磁電変換素子であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の液面検出装置の取り付け構造。
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