JP2005010047A - 液面検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数および組付け工数の増加を抑えて磁電変換素子周囲への液体浸入を防止可能な液面検出装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ボディ5内の端面54とホール素子7との間に、各ターミナル8の全周に密着するようにシールゴム10を配置するとともに、各ターミナル8を、シールゴム10にインサート成形した。さらに、ホール素子7、シールゴム10およびターミナル8を、ボディ5の樹脂成形時にボディ5内に一体的にインサート成形した。これにより、従来の液面検出装置の場合のように、各ターミナルと本体部間にO−リング等のシール部材を装着する等して部品点数および組付け工数の増大、コスト増加を招くことなしに、ホール素子7周囲への燃料9の浸入を防止可能な燃料レベルゲージ1、およびその製造方法を提供することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器内に貯蔵される液体の液面レベルを測定する液面検出装置に関するもので、特に、磁電変換素子を用いた非接触式の液面検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の液面検出装置は、例えば、自動車の燃料タンクに貯蔵される燃料量を監視するための液面検出装置として利用されている。
【0003】
この種の液面検出装置においては、液面レベルの測定対象である液体に浮かぶフロートと、マグネットを保持するとともに孔部を備えるマグネットホルダと、フロートとマグネットホルダとを連結してフロートの上下動をマグネットホルダの回転運動に変換するアームと、軸部を有し、軸部を孔部に嵌合させてマグネットホルダを軸部の周りに回動自在に保持する本体部と、マグネットの磁束と交差するように本体部に内蔵される磁電変換素子とを備え、磁電変換素子により磁電変換素子と交差するマグネットの磁束密度を検出してマグネットホルダの回転角度すなわち液面レベルを検出している(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
上述の液面検出装置においては、本体部に内蔵されるターミナルの一端を磁電変換素子に接続するとともに、ターミナルの他端を本体部の端部から外部に延出している。磁電変換素子は、このターミナルの他端を介して、外部に電気的に接続される。
【0005】
また、上述の液面検出装置は、液面レベルが最高位置(いわゆる満タン状態)から最低位置(いわゆる空状態)までの液面の変動範囲の少なくとも一部の範囲において、液体中に浸漬されている。
【0006】
ところで、磁電変換素子に液体が接触した場合、液体の種類によっては磁電変換素子が腐蝕されて正常な作動が妨げられる可能性がある。
【0007】
このため、液面検出装置においては、磁電変換素子を液体に接触させないように保持することが必要となる。
【0008】
そこで、従来の液面検出装置においては、たとえば、本体部を樹脂材料の型成形により形成し、且つ磁電変換素子およびターミナルを、本体部の型成形時に本体部内にインサート成形することが行われている。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−206959号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、磁電変換素子およびターミナルを、本体部の型成形時に本体部内にインサート成形場合、金属製のターミナルと樹脂製の本体部とでは両者の熱膨張係数が異なるため、液面検出装置の使用過程において、ターミナルと本体部間に隙間が生じる場合がある。この隙間に液体が浸入し磁電変換素子まで到達して、磁電変換素子が腐蝕され、液面検出装置が作動不良となる可能性がある。
【0011】
この問題の解決策として、たとえば、液面検出素子の本体部に接続する外部配線のコネクタに防水タイプのものを使用する、あるいは、ターミナルが本体部から突出する部分おいて、ターミナル、本体部間にO−リング等のシール部材を装着して、ターミナル、本体部間の隙間への液体の浸入を阻止することが考えられる。
【0012】
しかしながら、外部配線のコネクタに防水タイプのものを使用する場合、コネクタの体格が増大する、コストが増大する等の問題がある。
【0013】
また、ターミナル、本体部間にO−リング等のシール部材を装着する方法では、円形断面のターミナルの場合は良好なシール性が得られるが、長方形断面の平板状ターミナルにおいては高いシール性を維持するのは困難である。また、部品点数の増加、組付け工数増大によりコスト増加を招いてしまう。
【0014】
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、その目的は、部品点数の増加および組付け工数の増加を抑えて磁電変換素子周囲への液体の浸入を防止可能な液面検出装置およびその製造方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成する為に以下の技術的手段を採用する。
【0016】
本発明の請求項1に記載の液面検出装置は、液面レベルの測定対象である液体に浮かぶフロートと、マグネットを保持するとともに孔部を備えるマグネットホルダと、フロートとマグネットホルダとを連結してフロートの上下動をマグネットホルダの回転運動に変換するアームと、軸部を有し、該軸部を孔部に嵌合させてマグネットホルダを軸部の周りに回動自在に保持する本体部と、マグネットの磁束と交差するように本体部に内蔵される磁電変換素子と、本体部に内蔵され磁電変換素子を外部と電気的に接続するためのターミナルとを備え、ターミナルの一端は磁電変換素子に接続されるとともにターミナルの他端は本体部の端部から外部に延出され、磁電変換素子により磁電変換素子と交差するマグネットの磁束密度を検出し、この検出信号に基づいてマグネットホルダの回転角度すなわち液面レベルを検出する液面検出装置であって、本体部は樹脂材料からなり、端部と磁電変換素子の間においてターミナルの全周に密着するようにゴム材料が配置され、ゴム材料は、その成形時においてターミナルをインサート成形することによりターミナルと一体化され、磁電変換素子およびターミナルと一体化されたゴム材料は、本体部の成形時に本体部内にインサート成形される構成とした。
【0017】
この場合、ゴム材料はターミナル表面に焼付けされ、両者間の気密は確実に維持される。さらに、ゴム材料は本体部にインサート成形時に圧縮変形されるので、成形後もその弾性力によりゴム材料と本体部間の気密も確実に維持される。したがって、液面検出装置が液体中に浸漬されても、磁電変換素子周囲への液体の浸入を確実に阻止することができる。
【0018】
さらに、予めゴム材料をターミナルと一体化し、それを本体部にインサート成形により内蔵させるので、部品点数の増大、組付け工数の増大を抑制することができる。
【0019】
これにより、部品点数の増加および組付け工数の増加を抑えて磁電変換素子周囲への液体の浸入を防止可能な液面検出装置を提供することができる。
【0020】
なお、本発明の請求項1に記載の液面検出装置では、予めゴム材料をゴム材料成形時にターミナルと一体化しているため、ターミナルが複数個であっても、全てのターミナルを同時に容易にゴム材料と一体化できる。したがって、ターミナル個数の多少に拘わらず、部品点数の増加および組付け工数の増加を抑えて磁電変換素子周囲への液体の浸入を防止可能な液面検出装置を提供することができる。
【0021】
本発明の請求項2に記載の液面検出装置は、ゴム材料の一部は端部から本体部の外側に露出する構成としている。
【0022】
この場合、外部から、ゴム材料の露出している部分を押圧する、たとえば、外部配線のコネクタを液面検出装置の本体部に装着する際にコネクタの一部をゴム材料に押し当てる等によりゴム材料を圧縮変形させれば、ゴム材料と本体部間の接触圧力を高めて、両者間のシール性をより高めることができる。
【0023】
本発明の請求項3に記載の液面検出装置の製造方法では、磁電変換素子とターミナルを接続する工程と、磁電変換素子が接続されたターミナルにゴム材料を型成形により一体化する工程と、磁電変換素子が接続され且つゴム材料を型成形により一体化されたターミナルを本体部内にインサート成形する工程とを備える構成としている。
【0024】
これにより、磁電変換素子周囲への液体の浸入を防止可能な液面検出装置の製造方法を提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態による液面検出装置を、自動車の燃料タンク内に装着されて燃料の液面位置を検出する燃料レベルゲージに適用した場合を例として、図に基づいて説明する。なお、各図において、同一構成部分には同一符号を付してある。
【0026】
図1は、本発明の一実施形態による液面検出装置である燃料レベルゲージ1の正面図であり、燃料9の液面91が最低位にある状態を示している。図1において、分かり易さのために、アーム3の一部を破断省略して示している。
【0027】
図2は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の断面図であり、図1のII−II線断面図である。
【0028】
図3は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の断面図であり、図2のIII−III線断面図である。
【0029】
図4は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の部分断面図であり、図1のIV−IV線断面図である。
【0030】
図5は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1における、マグネット6の磁束分布を説明する模式図である。
【0031】
なお、図1および図2において、図の上方が、燃料レベルゲージ1が自動車に取り付けられた状態における上方となっている。
【0032】
また、図1および図2において、燃料の液面91を、最低位にある状態、つまり燃料タンク(図示せず)がほぼ空状態の場合示している。
【0033】
なお、図1中には、燃料の液面91が最高位状態、つまり満タン時における液面91、フロート2およびアーム2を破線で示している。したがって、燃料9の液面91位置が最高位状態から最低位状態に変化し、それに連動してフロート2が図1に示すように上下動すると、マグネットホルダ4は角度θだけ回転する。すなわち、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1におけるマグネットホルダ4の回転範囲は角度θである。
【0034】
燃料レベルゲージ1は、液体である燃料9を貯蔵する燃料タンク(図示せず)内に固定されて、液面91レベルを検出するものである。
【0035】
フロート2は、樹脂等からなり、燃料の液面91に確実に浮かぶように見掛けの比重が設定されている。
【0036】
アーム3は、たとえば金属棒から形成され、フロート2とマグネットホルダ4とを連結している。すなわち、アーム3の一方の端部には、図1に示すように、フロート2が固定され、アーム3の他方の端部は、マグネットホルダ4に固定されている。液面91レベルの変動にともないフロート2が上下動すると、この動きは、アーム3によりマグネットホルダ4に伝達されて、マグネットホルダ4の回転運動に変換される。
【0037】
マグネットホルダ4は、樹脂等からなり、図2に示すように、マグネット6を内蔵するとともに、後述する本体部であるボディ5に回動可能に係合している。マグネットホルダ4は、図2に示すように、ボディ5に設けられた軸部51に回動可能に嵌合する孔部41を備えている。また、アーム3を保持固定するための係止部42および貫通孔46を備えている。
【0038】
係止部42は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、図1および図2に示すように、マグネットホルダ4のボディ5と反対側の端面上に2個配置されている。係止部42は、アーム3を保持固定するための溝43を備えている。溝43は、図4に示すように、開口部44と保持部45からなっている。なお、図4は、アーム3が未装着状態を示すとともに、アーム3を一点鎖線により示している。保持部45は、その軸方向、すなわち図4の紙面垂直方向に直交する断面形状を、図4に示すように、円形に形成されるとともに、その直径寸法D2は、アーム3の直径寸法D1より小さく形成されている。開口部44は、その軸方向、すなわち図3の紙面垂直方向に直交する幅寸法Wを、図4に示すように、保持部45の直径寸法D2より小さく形成されている。係止部42の溝43にアーム3を装着する場合、図4の左側から、係止部42の溝43にアーム3を押込んでいくと、係止部42が弾性変形して、保持部45にアーム3が保持固定される。このとき、係止部42は弾性変形した状態であり、この係止部42の弾性力によりアーム3が保持される。また、2個の係止部42は、それぞれの保持部45の中心軸を一致させて配置されている。
【0039】
貫通孔46は、図1および図2に示すように、マグネットホルダ4の孔部41と平行に形成されている。貫通孔46の直径寸法は、アーム3の直径寸法D1と同等かわずかに小さく形成されている。すなわち、両者の大きさは、燃料レベルゲージ1の組付け工程でアーム3をマグネットホルダ4に取り付ける際に、アーム3を貫通孔46に手で容易に挿入可能且つ貫通孔46に挿入後アーム3が手で回動可能な程度の締まり嵌めとなっている。また、貫通孔46は、図1に示すように、その中心軸が、両係止部42の保持部45の中心軸と交差するように配置されている。
【0040】
マグネットホルダ4に内蔵されるマグネット6は、たとえばフェライト磁石等からなり、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては筒型のものが用いられ、孔部41と同心上に配置されている。さらに、マグネット6は、図4に示すように、その内周面に2極着磁されている。したがって、マグネット6の磁束は、孔部41の径方向に流れている。また、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1では、マグネット6は、マグネットホルダ4の樹脂成形時に一体的にインサート成形されている。
【0041】
本体部であるボディ5は、たとえば樹脂等から形成されている。ボディ5は、図2に示すように、軸部51を備え、この軸部51によりマグネットホルダ4を回動自在に保持している。軸部51の先端近傍には、リング状の溝52が軸部51と同心上に設けられている。軸部51にマグネットホルダ4の孔部41を嵌合させた後、この溝52に止め輪11を装着することにより、マグネットホルダ4のボディ5から離れる方向(図2の左方)への移動が規制される。また、ボディ5は、マグネットホルダ4の回転範囲を規制するためのストッパ53を備えている。ストッパ53は、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、図1に示すように、液面91位置の最高位側および最低位側のそれぞれに対応して2個設けられている。各ストッパ53は、ボディ5と一体成形により形成され、アーム3のフロート2と反対側の端部、つまり、図2に示すように、アーム3の貫通孔46から突き出している部分に当接するように設けられている。言い換えると、アーム3がマグネットホルダ4にアーム3が装着されていない状態でマグネットホルダ4がボディに組み付けられた場合、マグネットホルダ4はストッパ53に当接せずに自由に回転することができる。なお、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1は、ボディ5を介して燃料タンク(図示せず)に固定されている。
【0042】
また、ボディ5は、マグネットホルダ4の回転角度を検出する磁電変換素子であるホール素子7を内蔵するとともに、ホール素子7を外部と電気的に接続するためのターミナル8を備えている。
【0043】
磁電変換素子であるホール素子7は、図2に示すように、軸部51内に配置されている。一方、軸部51の外周側には、マグネットホルダ4に固定されるマグネット6が軸部51と同心上に配置されている。このため、ホール素子7は、図5に示すように、常にマグネット6の磁束Mと交差している。
【0044】
ここで、ホール素子7の作動について簡単に説明する。
【0045】
ホール素子7は、半導体からなり、ホール素子7に電圧が印加された状態で外部から磁界が加えられると、ホール素子7を通過する磁束密度に比例したホール電圧を発生する。つまり、ホール素子7と磁束Mが直交するときにホール素子7を通過する磁束密度が最大となりホール電圧が最高となる。そして、ホール素子7と磁束Mが平行となるときにホール素子7を通過する磁束密度が最小となりホール電圧が最低となる。
【0046】
本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1では、液面91の変動によりマグネットホルダ4が回転すると、ホール素子7とマグネット6の磁束Mとの交差角度が変化し、それにともなって、ホール素子7の出力電圧であるホール電圧が変化する。したがって、このホール電圧を検出することにより、マグネットホルダ4の回転角度、すなわち液面91レベルを測定することができる。
【0047】
ターミナル8は、導電性金属から形成され、図2に示すように、その一端が、ホール素子7のリード71に電気的に接続されている。この接続は、たとえば、かしめ、あるいはヒュージング等による。一方、ターミナル8の他端は、ボディ5の端部である端面54から外方へ突出して、外部のワイヤーハーネス(図示せず)のコネクタ(図示せず)に接続している。本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の場合、ホール素子7は、図3に示すように、3本のリード71を有しているので、ターミナル8もそれに対応して3本設けられている。
【0048】
また、ボディ5内には、端面54とホール素子7との間に、各ターミナル8の全周に密着するようにゴム材料であるシールゴム10が配置されている。シールゴム10は、燃料に対して安定性を有する、つまり燃料に接触しても腐蝕されたり膨潤したりしない特性を備えるものが用いられる。また、シールゴム10は型成形により形成されるが、その際、3本のターミナルが、シールゴム10にインサート成形され、シールゴム10と一体化される。このため、シールゴム10は、各ターミナル8の全周に亘りその表面に焼付け付着されて両者は強固に密着する。
【0049】
また、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1では、ホール素子7およびターミナル8は、ボディ5の樹脂成形時に一体的にインサート成形されている。
【0050】
次に、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の組付け方法について、特に、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の特徴である、シールゴム10の形成方法およびボディ5への装着方法を中心に説明する。
【0051】
このときまでに、3個のターミナル8は、一体的にプレス加工により形成されている。すなわち、図3に示すように、3個のターミナル8は、連結部81を介してつながって1個の部品となっている。このとき、3個のターミナル8のホール素子7側端部は、ホール素子7の3個のリード71のピッチと同一間隔で配置されている。また、マグネットホルダ4は、マグネット6がインサート成形されて完成している。さらに、アーム3へのフロート2の組付けが完了している。
【0052】
先ず、ホール素子7の各リード71を各ターミナル8にヒュージング等により接続する。
【0053】
次に、シールゴム10を型成形により形成するが、このとき、前述の工程でホール素子7が接続されたターミナル8をインサート成形して、シールゴム10と一体化する。これにより、シールゴム10は、各ターミナル8の全周に亘りその表面に強固に焼付け付着される。
【0054】
以上説明した、各工程においては、3個のターミナル8は連結部81を介してつながって1個の部品となっている。このため、ホール素子7と各ターミナル8との接続工程、およびシールゴム10型成形時のインサート成形において作業性を向上することができる。
【0055】
次に、各ターミナル8から連結部81を切断して切り離す。なお、この時点では、3個のターミナル8は、ホール素子7およびシールゴム10を介して一体的に連結されているので、切り離し前と同様に、取り扱い作業性は良好である。
【0056】
次に、ボディ5を、樹脂材料により型成形して形成するが、このとき、前述の工程でターミナル10と一体成形されたシールゴム10を、同時にインサート成形する。これにより、ホール素子7は、ボディ5内の所定位置、つまり軸部51内に配置され、且つターミナル8の連結部81側端部は端面54から外方へ突出して、外部のワイヤーハーネス(図示せず)のコネクタ(図示せず)に接続可能となる。
【0057】
ここで、ボディ5の型成形時において、シールゴム10は、樹脂の射出圧力によりその周囲を押圧され圧縮変形する。成形後においても、シールゴム10は圧縮状態を保つので、その弾性力により、シールゴム10とボディ5との間に面圧が発生している。また、ボディ5の型成形時に樹脂は高温となっているので、シールゴム10と樹脂は強固に付着している。
【0058】
すなわち、シールゴム10とターミナル8間、およびシールゴム10とボディ5間において高いシール性が得られる。
【0059】
したがって、燃料レベルゲージ1の使用過程において、ターミナルと本体部間に隙間が生じ、この隙間に燃料9が浸入しても、シールゴム10により、燃料9がホール素子7まで到達することを確実に阻止することができる。
【0060】
次に、マグネットホルダ4をボディ5に組付ける。すなわち、マグネットホルダ4の孔部41にボディ5の軸部51を挿入して、マグネットホルダ4をボディ5に当接させ、続いて、止め輪11を軸部51の溝52に装着する。
【0061】
次に、この状態で、専用の調整装置(図示せず)にセットし、マグネットホルダ4を回転させて、ホール素子7の出力電圧の確認および調整を実施する。この場合、たとえばマグネットホルダ4の貫通孔46に調整装置のピン(図示せず)を挿入してマグネットホルダ4を回転させるとともに、このピンを貫通孔46から突き出させてストッパ53に当接させることで、アーム3が未装着状態でも、装着状態と同じ作動をさせることができる。この作業は、マグネットホルダ4にアーム3が未装着状態で実施されるので、調整作業が容易に行えるとともに、調整装置の体格を小型化することが可能となる。
【0062】
次に、アーム3をマグネットホルダ4に取り付ける。このとき、先ず、アーム3の先端部を貫通孔46に嵌合させ、続いて、貫通孔46を支点としてアーム3を回転させながら、アーム3を係止部42の溝43に、アーム3が保持部45に完全に嵌まるように押込む。
【0063】
以上で、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の組付けが完了する。
【0064】
以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、ボディ5内の端面54とホール素子7との間に、各ターミナル8の全周に密着するようにシールゴム10を配置する、言い換えると、3個のターミナル8を1個のシールゴム10により一体化するとともに、各ターミナル8を、シールゴム10にインサート成形した。さらに、ホール素子7、シールゴム10およびターミナル8を、ボディ5の樹脂成形時にボディ5内に一体的にインサート成形した。
【0065】
これにより、従来の液面検出装置の場合のように、各ターミナルと本体部間にO−リング等のシール部材を装着する等により、部品点数および組付け工数の増大、コスト増加を招くことなしに、ホール素子7周囲への燃料9の浸入を防止可能な燃料レベルゲージ1を提供することができる。
【0066】
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の製造方法によれば、部品点数および組付け工数の増大、コスト増加を招くことなしに、ホール素子7周囲への燃料9の浸入を防止可能な燃料レベルゲージ1の製造方法を提供することができる。
【0067】
図6には、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1における変形例の断面図を示す。図6は、図2中のIII−III断面図に相当する。
【0068】
この変形例では、ボディ5内において、シールゴム10を、その一部を端面54からボディ5の外側に露出させている。
【0069】
この場合、外部から、シールゴム10を押圧する、たとえば、外部配線のコネクタ(図示せず)をボディ5に装着する際にコネクタの一部をシールゴム10に押し当てる等によりシールゴム10を圧縮変形させれば、シールゴム10とボディ5間の接触圧力を高めて、両者間のシール性をより高めることができる。
【0070】
なお、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、ターミナル8の個数、つまりホール素子7のリード71の個数を3個としているが、3個に限る必要はなく、1個あるいは3個以上としてもよい。
【0071】
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の製造方法においては、各ターミナル8から連結部81を切断して切り離す工程を、ターミナル8をシールゴム10の型成形時にインサート成形してシールゴム10と一体化する工程後、且つボディ5にインサート成形する前に実施している。しかし、この順番に限る必要は無く、各ターミナル8から連結部81を切断して切り離す工程を、シールゴム10と一体化されたターミナル8をボディ5の型成形時にインサート成形してボディ5と一体化した後に実施してもよい。
【0072】
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の製造方法においては、ホール素子7の各リード71を各ターミナル8に接続する工程を、ターミナル8をシールゴム10の型成形時にインサート成形してシールゴム10と一体化する工程の前に実施しているが、この順序を逆にしてもよい。すなわち、ターミナル8をシールゴム10の型成形時にインサート成形した後に、ホール素子7の各リード71を各ターミナル8に接続してもよい。
【0073】
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、係止部42の個数を2個としているが、2個に限る必要はなく、1個あるいは3個以上としてもよい。
【0074】
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、マグネット6の材質をフェライト磁石としているが、他の材質、たとえば希土類磁石、あるいはボンド系磁石としてもよい。
【0075】
また、以上説明した、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1においては、磁気検出素子としてホール素子7を用いているが、これ以外の磁気検出素子、たとえば磁気抵抗素子、あるいは磁気ダイオード等を用いてもよい。
【0076】
また、以上説明した本発明の一実施形態は、液面検出装置を自動車用の燃料レベルゲージ1に適用した場合を例に説明したが、その用途は自動車用の燃料レベルゲージ1に限らず、それ以外の液面検出装置に適用してもよい。また、液面検出対象としての液体も、燃料に限る必要はなく、水、潤滑油、各種薬品等であってもよい。この場合、シールゴム10の材質として、液面検出装置が適用される液体に対して安定性を有する、つまり当該液体に接触しても腐蝕されたり膨潤したりしない特性を備えるものが用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の正面図であり、液面91レベルが最低位の状態を示す。
【図2】本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の断面図であり、図1中のII−II線断面図である。
【図3】本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の部分断面図であり、図2中のIII−III線断面図である。
【図4】本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の部分断面図であり、図1中のIV−IV線断面図である。
【図5】本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1における、マグネット6の磁束分布を説明する模式図である。
【図6】本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1における変形例の部分断面図を示す。
【符号の説明】
1 燃料レベルゲージ(液面検出装置)
2 フロート
3 アーム
4 マグネットホルダ
41 孔部
42 係止部
43 溝
44 開口部
45 保持部
46 貫通孔
5 ボディ(本体部)
51 軸部
52 溝
53 ストッパ
54 端面(端部)
6 マグネット
7 ホール素子(磁電変換素子)
71 リード
8 ターミナル
81 連結部
9 燃料(液体)
91 液面
10 ゴム(ゴム材料)
11 止め輪
D1 直径寸法
D2 直径寸法
W 幅寸法
θ 回転角度

Claims (3)

  1. 液面レベルの測定対象である液体に浮かぶフロートと、
    マグネットを保持するとともに孔部を備えるマグネットホルダと、
    前記フロートと前記マグネットホルダとを連結して前記フロートの上下動を前記マグネットホルダの回転運動に変換するアームと、
    軸部を有し、該軸部を前記孔部に嵌合させて前記マグネットホルダを前記軸部の周りに回動自在に保持する本体部と、
    前記マグネットの磁束と交差するように前記本体部に内蔵される磁電変換素子と、
    前記本体部に内蔵され前記磁電変換素子を外部と電気的に接続するためのターミナルとを備え、
    前記ターミナルの一端は前記磁電変換素子に接続されるとともに前記ターミナルの他端は前記本体部の端部から外部に延出され、
    前記磁電変換素子により前記磁電変換素子と交差する前記マグネットの磁束密度を検出し、この検出信号に基づいて前記マグネットホルダの回転角度すなわち前記液面レベルを検出する液面検出装置であって、
    前記本体部は樹脂材料からなり、
    前記端部と前記磁電変換素子の間において前記ターミナルの全周に密着するようにゴム材料が配置され、
    前記ゴム材料は、その成形時において前記ターミナルをインサート成形することにより前記ターミナルと一体化され、
    前記磁電変換素子および前記ターミナルと一体化された前記ゴム材料は、前記本体部の成形時に前記本体部内にインサート成形されることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記ゴム材料の一部は前記端部から前記本体部の外側に露出することを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液面検出装置の製造方法であって、
    前記磁電変換素子と前記ターミナルを接続する工程と、前記磁電変換素子が接続された前記ターミナルに前記ゴム材料を型成形により一体化する工程と、前記磁電変換素子が接続され且つ前記ゴム材料を型成形により一体化された前記ターミナルを前記本体部内にインサート成形する工程とを備えることを特徴とする液面検出装置の製造方法。
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