JP4222322B2 - 液面検出装置 - Google Patents

液面検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4222322B2
JP4222322B2 JP2005025394A JP2005025394A JP4222322B2 JP 4222322 B2 JP4222322 B2 JP 4222322B2 JP 2005025394 A JP2005025394 A JP 2005025394A JP 2005025394 A JP2005025394 A JP 2005025394A JP 4222322 B2 JP4222322 B2 JP 4222322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
arm
liquid level
rotation angle
buffer member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005025394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006214756A (ja
Inventor
功 宮川
篤 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005025394A priority Critical patent/JP4222322B2/ja
Publication of JP2006214756A publication Critical patent/JP2006214756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4222322B2 publication Critical patent/JP4222322B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)

Description

本発明は、液面に浮くフロートを備えた液面検出装置に関するものである。
液面検出装置は、自動車の燃料タンクに貯蔵される燃料等の液面レベルを監視するために利用される。
例えば、フロートと、フロートに取り付けられたアームと、アームの回転角度を検出する回転角度検出器とを備える液面検出装置が開示されている(特許文献1を参照)。
具体的には、フロートは、測定対象である液体に浮かぶものであり、アームは、フロートの上下動を回転軸を中心に回転運動に変換するものである。この液面検出装置は、回転角度検出器によりアームの回転角度すなわち液面レベルを検出することができる。
また、フロートの可動範囲を大きくするため、フロートの外周に弾性部材を装着して、フロートがタンク内面に衝突する影響を軽減する(タンク内面との衝突による衝撃を和らげる)ようにしている。
実開昭55−109826号公報
特許文献1では、弾性部材をフロートの外周にバンドのように装着する為、燃料により弾性部材が膨潤し、フロートから脱落する恐れがある。
このことは、特許文献1で開示されている液面検出装置に限らず、フロートを備えた液面検出装置に共通する問題である。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、フロートまたはフロート近傍の設置部位から脱落しない緩衝部材を備えた液面検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成する為に以下の技術的手段を採用する。
請求項1,2に記載の液面検出装置は、液面に浮くフロートと、フロートに取り付けられフロートの上下運動を回転軸を中心に回転運動に変換するアームと、アームの回転角度を検出する回転角度検出器と、フロートの上下運動方向においてフロートの上限面より上方とフロートの下限面より下方の少なくとも一方に部分的に配設され且つその配設部位から脱落しないように構成された緩衝部材とを備える構成とする。
この構成では、緩衝部材を、フロートの上下運動方向においてフロートの上限面より上方とフロートの下限面より下方の少なくとも一方に部分的に配設し且つその配設部位から脱落しないように構成する。これにより、フロートの上下運動による外部との衝突による衝撃を和らげる緩衝部材の機能を確保しつつ、緩衝部材がその配設部位から脱落することを防止できる。
請求項に記載の液面検出装置は、緩衝部材がフロートの貫通孔に挿入され、貫通孔から引っ張り出された抜け留め部と、貫通孔を挟んで抜け留め部とは反対側においてフロートの凹部に配設される緩衝部とを有する構成とする。
この構成では、緩衝部材がフロートの穴に配設されるため、簡易な構成で上述の効果を得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置は、円形断面のフロートよりも大径の円盤状の緩衝部材が上下運動方向に垂直な方向にあるフロートの側面側に配設され、当該緩衝部材の孔に挿入されたアームの先端に抜け留めが形成される構成とする。
この構成では、緩衝部材がフロートの側面側に配設されるため、簡易な構成で上述の効果を得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置は、緩衝部材がゴム材料から形成される構成とする。
この構成では、緩衝部材がゴム材料から形成されるため、低コストで上述の効果を得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置は、回転角度検出器が、アームの回転運動に連動して回転運動するマグネットと、マグネットの磁束と交差するように且つ回転運動しないように固定された磁電変換素子とを備え、アームの回転角度が、磁電変換素子により磁電変換素子と交差するマグネットの磁束密度を測定することにより検出される構成とする。
この構成では、回転角度検出器がマグネットと磁電変換素子とを備えるもので、この構成においても、上述の効果を得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置は、回転角度検出器が、回転運動しないように固定され且つその端部を介して外部に電気的に接続される電気抵抗体とアームの回転運動に連動して回転運動し且つ外部に電気的に接続される摺動接点とを備え、摺動接点が、電気抵抗体に押圧接触し且つホルダの回動により電気抵抗体上を円弧状に摺動し、アームの回転角度が、摺動接点と電気抵抗体の端部間の電気抵抗を測定することにより検出される構成とする。
この構成では、回転角度検出器が電気抵抗体と摺動接点とを備えるもので、この構成においても、上述の効果を得ることができる。
以下、本発明による液面検出装置を、自動車に搭載される燃料レベルゲージ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による液面検出装置である燃料レベルゲージ1の燃料タンク10内に設置された状態を示す正面図である。図1において、分かり易さのために、アーム3の一部を破断省略して示している。
図2は、図1中のII−II線断面図である。
図3は、図1中のIII−III線断面図である。
図4は、図1に示す燃料レベルゲージ1が備えるフロート2の可動範囲の説明図である。図4においても、分かり易さのために、アーム3の一部を破断省略して示している。
図5は、図4中のV−V線断面図である。
図6は、図1に示す燃料レベルゲージ1における、回転角度検出器の一部を構成するマグネット6の磁束分布を説明する模式図である。
図7(a)は、図2に示す燃料レベルゲージ1が備えるフロート2近傍の正面図であり、図7(b)は、図7(a)中のVIIB矢指図である。
図8(a)は、図7に示す燃料レベルゲージ1が備える緩衝部材21の正面図であり、図8(b)は、図8(a)中のVIIIB−VIIIB線断面図である。
図1、図2、及び図4において、各図中の矢印が示す上方は、燃料レベルゲージ1が自動車に取り付けられた状態の上方を示す。
図1および図2において、燃料レベルゲージ1は、燃料90の液面91のレベルを検出するものであり、模式的に示す燃料タンク10内に固定される。また、燃料90の液面91は、低位側の状態を示す。
フロート2は、樹脂等からなり、燃料9の液面91に確実に浮かぶように見掛けの比重が設定され、略長方形の断面形状を有する。
アーム3は、たとえば金属棒から形成され、フロート2とマグネットホルダ4とを連結する。アーム3の一方の端部には、図1に示すように、フロート2が固定され、アーム3の他方の端部は、マグネットホルダ4に固定される。液面91のレベルの変動にともないフロート2が上下方向(図中の矢印が示す上下方向)へ動くと、この動きは、アーム3によりマグネットホルダ4に伝達されて、マグネットホルダ4の回転運動に変換される。
マグネットホルダ4は、樹脂等からなり、図2に示すように、回転角度検出器の一部を構成するマグネット6を内蔵するとともに、後述するボディ5に回動可能に係合する。マグネットホルダ4は、図1と図2に示すように、ボディ5に設けられた軸部51に回動可能に嵌合する孔部41と、アーム3を保持固定するための係止部42と、貫通孔43とを有する。
係止部42は、マグネットホルダ4のボディ5と反対側の端面上に2個配置され、図3に示すように、アーム3を保持固定するための溝42aを有する。溝42aは、図3に示すように、開口部42bと保持部42cからなる。なお、図3は、アーム3が未装着な状態を示すとともに、アーム3を一点鎖線により示す。
保持部42cは、その軸方向、すなわち図3の紙面垂直方向に直交する断面形状が円形に形成されるとともに、その直径寸法D1がアーム3の直径寸法D2より小さく形成される。開口部42bは、その軸方向、すなわち図3の紙面垂直方向に直交する幅寸法Wが保持部42cの直径寸法D2より小さく形成される。2個の係止部42は、それぞれの保持部42cの中心軸を一致させて配置される。
貫通孔43は、図1および図2に示すように、マグネットホルダ4の孔部41と平行に形成される。貫通孔43の直径寸法は、アーム3の直径寸法D1と同等かわずかに小さく形成される。貫通孔43は、図1に示すように、その中心軸が、両係止部42の保持部42cの中心軸と交差するように配置される。
マグネットホルダ4に内蔵されるマグネット6は、たとえばフェライト磁石等からなり、筒型のものが用いられ、孔部41と同心上に配置される。さらに、マグネット6は、図6に示すように、その径方向へ着磁される。したがって、マグネット6の磁束は、孔部41の径方向に発生する。マグネット6は、マグネットホルダ4の樹脂成形時に一体的にインサート成形される。
ボディ5は、マグネットホルダ4の回転範囲を規制するためのストッパ53,54を備える。また、マグネットホルダ4の回転角度を検出する磁電変換素子であるホール素子7を内蔵するとともに、ホール素子7を外部と電気的に接続するためのターミナル8を備える。
ホール素子7は回転角度検出器の一部を構成し、図2に示すように、軸部51内に配置され、軸部51の外周側に、マグネットホルダ4に固定されるマグネット6が軸部51と同心上に配置される。このため、ホール素子7は、図6に示すように、常にマグネット6の磁束Mを受ける。
ホール素子7は、半導体からなり、ホール素子7に電圧が印加された状態で外部から磁界が加えられると、ホール素子7を通過するその磁界の磁束密度に比例したホール電圧を発生する。ホール素子7通過する磁界の磁束密度は、液面91の変動によりマグネットホルダ4が回転すると変化するため、ホール素子7の出力電圧であるホール電圧が変化する。このホール電圧を検出することにより、マグネットホルダ4の回転角度、すなわち液面91のレベルを測定することができる。
このホール素子7とマグネット6とから回転角度検出器が構成される。
ターミナル8は、導電性金属から形成され、図2に示すように、その一端が、ホール素子7のリード71に電気的に接続される。この接続は、たとえば、かしめ、あるいはヒュージング等による。一方、ターミナル8の他端は、ボディ5の端部から外方へ突出して、外部のワイヤーハーネス(図示せず)のコネクタ(図示せず)に接続される。
ホール素子7およびターミナル8は、互いに電気的に接続後、ボディ5の樹脂成形時に一体的にインサート成形される。
ボディ5は、図2に示すように、軸部51を備え、この軸部51によりマグネットホルダ4を回動自在に保持する。軸部51の先端近傍には、リング状の溝52が軸部51と同心上に設けられる。軸部51を、マグネットホルダ4の孔部41に嵌合させた後、この溝52に止め輪55を装着する。これにより、マグネットホルダ4のボディ5から離れる方向(図2の矢印が示す左方向)への移動が規制される。
すなわち、マグネットホルダ4の孔部41にボディ5の軸部51を挿入して、マグネットホルダ4をボディ5に当接させ、続いて、止め輪55を軸部51の溝52に装着する。これにより、マグネットホルダ4は、ボディ5に対して回動自在に保持される。
アーム3を貫通孔43に挿入後、貫通孔43を中心としてアーム3を回転させ、アーム3を係止部42の溝42aに図3の矢印が示す左側から押込む。これにより、係止部42が弾性変形して、保持部42cにアーム3が保持固定され、アーム3がマグネットホルダ4に対して固定される。
ボディ5に形成されたストッパ53、54は、図4に示すように、フロート2の位置が最低位側(図中の実線で示すフロート2とアーム3)および最高位側(図中の一点差線で示すフロート2Aとアーム3A)のそれぞれに対応して設けられる。各ストッパ53,54は、ボディ5と一体成形により形成され、アーム3のフロート2と反対側の端部、つまり、図5に示すように、アーム3の貫通孔43から突き出す部分が当接するように設けられる。
これにより、フロート2が、図4に示すように、上下動すると、マグネットホルダ4は角度θだけ回転する。すなわち、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1におけるマグネットホルダ4の回転範囲は角度θである。角度θは、フロート2が最大限で上下動できるように、180度に設定されるが、それ以下であってもよい。
図4と図5において、マグネットホルダ4の回転軸Zとフロート2の最低位の距離をL1とし、マグネットホルダ4の回転軸Zとフロート2の最高位の距離をL2とする。
このフロート2の外周には、図1と図2に示すように、フロ−ト2が燃料タンク10の内面101に衝突することによる異音の発生等を防止するため、本発明の特徴である緩衝部材21を装着する。緩衝部材21は、円管状(ホース状)の弾性部材であり、ゴム材料やスポンジ状に形成された樹脂材料等の軽くて柔らかい材料からなる。
なお、図2に示すアーム3の抜け留め31は、フロ−ト2がアーム3から抜けないようにするためのものであり、アーム3をフロ−ト2の穴(図示しない)に挿入後、その先端をつぶしたり、その先端に別部材を溶接等で固定等したものである。
また、燃料レベルゲージ1は、ボディ5を介して燃料タンク10に固定される。図1と図2において、マグネットホルダ4の回転軸Zと燃料タンク10の内面101の最低位の距離をL3とし、マグネットホルダ4の回転軸Zと燃料タンク10の内面101の最高位の距離をL4とする。
次に、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1の特徴である、フロート2に装着された緩衝部材21について説明する。
燃料タンク10の寸法ばらつき及び、その内圧や温度の変動により、図1に示す燃料タンク10の内寸法L3、L4のばらつきや変動が生ずる。このため、図4に示すフロート2の可動範囲寸法L1、L2が、図1に示す燃料タンク10の内寸法L3、L4より大きい場合、フロート2が燃料タンク10の内面101に衝突する恐れが生ずる。
ここで、フロート2の可動範囲寸法L1、L2を、燃料タンク10の内寸法L3、L4より大きくすれば、燃料タンク10の内寸法L3、L4を、燃料レベルゲージ1の測定範囲として最大限利用するという効果を得ることができる。
フロート2に装着された緩衝部材21は、この衝突による異音の発生やフロート2の摩耗等の不具合を防止するためのものである。
即ち、フロート2に装着された緩衝部材21は、フロート2の衝突による衝撃を和らげ、この衝突による異音の発生やフロート2の摩耗等の不具合を発生させないようにするためのものである。
緩衝部材21は、図7に示すように、フロート2の底面(図中の矢印が示す下側の面)の穴である凹部22に4個の緩衝部材21を埋め込んで設ける。4個の緩衝部材21は、それぞれ、図8に示すように、導入部21aと、抜け留め部21bと緩衝部21cとからなり、導入部21aをフロート2の貫通孔23にその底面側から挿入する。導入部21aの先端部を、その貫通孔23の上面側から引っ張り、抜け留め部21bをその貫通孔23の上面側から引っ張り出すと共に、緩衝部21cを凹部22に埋め込むようにする。
緩衝部材21は、貫通孔23の上面側から引っ張り出された抜け留め部21bによって、フロート2から抜け落ちることはないように構成される。なお、フロート2の貫通孔23から上側へ飛び出した導入部21aは、カットされる。
次に、本発明の一実施形態による燃料レベルゲージ1のフロート2に装着された緩衝部材21の作用と効果について説明する。
図7において、緩衝部21cは、フロート2の底面側の緩衝部材21として機能し、導入部21aと抜け留め部21bとは、フロート2の上面側の緩衝部材21として機能する。また、上述したように、緩衝部材21を、フロート2の穴である凹部22に埋め込む(凹部22に配設する)構成とする。このため、フロート2の上下運動による燃料タンク10の内面101との衝突による衝撃を和らげる緩衝部材21の機能を確保しつつ、緩衝部材21が設置部位から脱落することを簡易な構成で防止することができる。
即ち、緩衝部21は、燃料9により膨潤して変形する恐れがあるが、この場合でも、フロート2から脱落することを防止しつつ、緩衝部材21の機能を確保することができる。
(変形例)
図9(a)は、本発明の変形例による燃料レベルゲージ1が備えるフロート2近傍の正面図であり、図9(b)は、図9(a)中のIXB矢指図である。
変形例による液面検出装置である燃料レベルゲージ1では、上述の実施形態と異なり、図9に示すように、フロート2の左側面(図9(a)中の矢印が示す左側の側面)に円盤状の緩衝部材21を設ける。なお、フロート2は、図9(b)に示すように、円形の断面形状を有する。
即ち、アーム3をフロ−ト2の穴(図示しない)に挿入後、フロ−ト2の径より大きい径を有する円盤状の緩衝部材21の穴に挿入し、さら緩衝部材21の径より小さい径を有する座金の穴に挿入する。その後、アーム3の先端をつぶしたり、その先端に別部材を溶接等で固定等して、抜け留め31を形成する。
これにより、この変形例でも、上述の効果を得ることができる。
なお、緩衝部材21をフロート2の底面側と上面側の一方にのみ設けるようにしてもよい。この場合は、フロート2の可動範囲寸法L1、L2の内、緩衝部材21を設けない側を、フロート2が燃料タンク10の内面101に衝突しないように設計検討等をする。
また、本発明による燃料レベルゲージ1は、緩衝部材21をフロート2の上下運動方向においてフロート2の上限面より上方とフロートの下限面より下方の少なくとも一方に部分的に配設することを特徴とするもので、上述の構成に限るものではない。
これにより、緩衝部材21が、例えば、燃料9により膨潤して変形しても、その緩衝機能を確保しつつ、緩衝部材21がその設置部位から脱落することを防止できる構成を容易にとることができる。
また、係止部42の個数を2個に限る必要はなく、1個あるいは3個以上としてもよい。
また、マグネット6の材質をフェライト磁石の代わりに、他の材質、たとえば希土類磁石としてもよい。
また、磁気検出素子としてホール素子7の代わりに、これ以外の磁気検出素子、たとえば磁気抵抗素子等を用いてもよい。
また、本発明による液面検出装置は、マグネットホルダ4に固定されたマグネット6と、そのマグネット6の磁束と交差するようにボディ5に固定された磁電変換素子(ホール素子)7とを備えるものに限る必要はない。例えば、ボディ5に固定され且つその端部を介して外部に電気的に接続される電気抵抗体と、ホルダに固定され且つ外部に電気的に接続される摺動接点とを備えるものであってもよい。
具体的には、この摺動接点は、電気抵抗体に押圧接触し且つホルダの回動により電気抵抗体上を円弧状に摺動し、ホルダの回転角度を、摺動接点と電気抵抗体の端部間の電気抵抗を測定することにより検出するものである。すなわち、測定対象である液体の液面に浮くフロートを備える液面検出装置であれば、ホルダの回転角度を検出する方法は何であっても、本発明を適用することができる。
また、本発明による液面検出装置は、自動車用の燃料レベルゲージ1に限らず、それ以外の液面検出装置に適用してもよい。また、液面検出対象としての液体も、燃料に限る必要はなく、水、潤滑油、各種薬品等であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態による液面検出装置である燃料レベルゲージ1の燃料タンク10内に設置された状態を示す正面図である。 図2は、図1中のII−II線断面図である。 図3は、図1中のIII−III線断面図である。 図4は、図1に示す燃料レベルゲージ1が備えるフロート2の可動範囲の説明図である。 図5は、図4中のV−V線断面図である。 図6は、図1に示す燃料レベルゲージ1における、マグネット6の磁束分布を説明する模式図である。 図7(a)は、図2に示す燃料レベルゲージ1が備えるフロート2近傍の正面図であり、図7(b)は、図7(a)中のVIIB矢指図である。 図8(a)は、図7に示す燃料レベルゲージ1が備える緩衝部材21の正面図であり、図8(b)は、図8(a)中のVIIIB−VIIIB線断面図である。 図9(a)は、本発明の変形例による燃料レベルゲージ1が備えるフロート2近傍の正面図であり、図9(b)は、図9(a)中のIXB矢指図である。
符号の説明
1 燃料レベルゲージ(液面検出装置)
2 フロート
21 緩衝部材
21a 導入部
21b 抜け留め部
21c 緩衝部
22 凹部(穴)
23 貫通孔
3 アーム
31 抜け留め
32 座金
4 マグネットホルダ
41 孔部
42 係止部
42a 溝
42b 開口部
42c 保持部
43 貫通孔
5 ボディ
51 軸部
52 溝
53 ストッパ
54 ストッパ
55 止め輪
6 マグネット(回転角度検出器)
7 ホール素子(回転角度検出器、磁電変換素子)
71 リード
8 ターミナル
9 燃料(液体)
91 液面
10 燃料タンク
101 内面
Z 回転軸
D1 直径寸法
D2 直径寸法
W 幅寸法
θ 回転角度

Claims (5)

  1. 液面に浮くフロートと、
    前記フロートに取り付けられ、該フロートの上下運動を回転軸を中心に回転運動に変換するアームと、
    前記アームの回転角度を検出する回転角度検出器と、
    前記フロートの上下運動方向において前記フロートの上限面より上方と該フロートの下限面より下方の少なくとも一方に部分的に配設され且つその配設部位から脱落しないように構成された緩衝部材とを備え
    前記緩衝部材は、前記フロートの貫通孔に挿入され、前記貫通孔から引っ張り出された抜け留め部と、前記貫通孔を挟んで前記抜け留め部とは反対側において前記フロートの凹部に配設される緩衝部とを有することを特徴とする液面検出装置。
  2. 液面に浮くフロートと、
    前記フロートに取り付けられ、該フロートの上下運動を回転軸を中心に回転運動に変換するアームと、
    前記アームの回転角度を検出する回転角度検出器と、
    前記フロートの上下運動方向において前記フロートの上限面より上方と該フロートの下限面より下方の少なくとも一方に部分的に配設され且つその配設部位から脱落しないように構成された緩衝部材とを備え、
    円形断面の前記フロートよりも大径の円盤状の前記緩衝部材は、前記上下運動方向に垂直な方向にある前記フロートの側面側に配設され、当該緩衝部材の孔に挿入された前記アームの先端に抜け留めが形成されることを特徴とする液面検出装置。
  3. 前記緩衝部材は、ゴム材料から形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の液面検出装置。
  4. 前記回転角度検出器は、前記アームの回転運動に連動して回転運動するマグネットと、該マグネットの磁束と交差するように且つ回転運動しないように固定された磁電変換素子とを備え、
    前記アームの前記回転角度は、前記磁電変換素子により前記磁電変換素子と交差する前記マグネットの磁束密度を測定することにより検出されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  5. 前記回転角度検出器は、回転運動しないように固定され且つその端部を介して外部に電気的に接続される電気抵抗体と、前記アームの回転運動に連動して回転運動し且つ外部に電気的に接続される摺動接点とを備え、
    前記摺動接点は、前記電気抵抗体に押圧接触し且つ前記アームの回動により前記電気抵抗体上を円弧状に摺動し、
    前記アームの前記回転角度は、前記摺動接点と前記電気抵抗体の前記端部間の電気抵抗を測定することにより検出されることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の液面検出装置。
JP2005025394A 2005-02-01 2005-02-01 液面検出装置 Expired - Fee Related JP4222322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005025394A JP4222322B2 (ja) 2005-02-01 2005-02-01 液面検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005025394A JP4222322B2 (ja) 2005-02-01 2005-02-01 液面検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006214756A JP2006214756A (ja) 2006-08-17
JP4222322B2 true JP4222322B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=36978124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005025394A Expired - Fee Related JP4222322B2 (ja) 2005-02-01 2005-02-01 液面検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4222322B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4699911B2 (ja) 2006-02-10 2011-06-15 本田技研工業株式会社 土木機械用内燃機関のオイルレベル検知装置
KR100844156B1 (ko) 2007-09-04 2008-07-04 엘지전자 주식회사 식기 세척기의 수위 감지 장치
JP5219637B2 (ja) * 2008-06-05 2013-06-26 矢崎総業株式会社 液面レベルセンサ
JP5206202B2 (ja) * 2008-07-30 2013-06-12 株式会社デンソー 液面検出装置
JP5481986B2 (ja) * 2009-07-17 2014-04-23 株式会社Ihi タンクの液位計測装置
ES2704753T3 (es) * 2016-05-31 2019-03-19 Sfc Energy Ag Dispositivo para la extracción de combustible de cartuchos de combustible para pilas de combustible
US10094696B2 (en) 2016-07-13 2018-10-09 Ford Global Technologies, Llc Detecting vehicle state via fuel level

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006214756A (ja) 2006-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4165422B2 (ja) 液面検出装置
JP4222322B2 (ja) 液面検出装置
JP4179291B2 (ja) 液面検出装置
WO2014156023A1 (ja) 液面検出装置
JP5176997B2 (ja) 液面検出装置
JP4089522B2 (ja) 液面検出装置
JP2007132920A (ja) 液面検出装置
WO2011040249A1 (ja) 回転角度検出装置
JP4591360B2 (ja) 液面検出装置のタンク取付構造
JP4867531B2 (ja) 液面検出装置
JP4093126B2 (ja) 液面検出装置
WO2015079900A1 (ja) 液面検出装置
JP2006220561A (ja) 液面検出装置
JP4341561B2 (ja) 液面検出装置
JP4466461B2 (ja) 液面検出装置
JP4973058B2 (ja) 液面検出装置
JP5621517B2 (ja) 液面検出装置
JP2006284459A (ja) 液面検出装置
JP2006208242A (ja) 液面検出装置とその出力調整方法
JP2007240274A (ja) 液面検出装置
CN103547891A (zh) 位置检测装置
JP2006242777A (ja) 液面検出装置とその出力調整方法
JP5141617B2 (ja) 液面検出装置の取付構造
JP2009109372A (ja) 液面検出装置
JP4254715B2 (ja) 液面検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4222322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees