JP4591360B2 - 液面検出装置のタンク取付構造 - Google Patents

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本発明は、タンク内の液面を検出する液面検出装置の、タンクへの取付構造に関するものである。
液面検出装置は、自動車の燃料タンクに貯蔵される燃料等の液面レベルを監視するために利用されものであり、この取付構造について、様々な方法が提案されている。
例えば、上下方向に延びる貫通穴が設けられた取付部材を、タンク内に配設し、液面検出装置に、貫通穴に挿入可能な突出部材を形成する。貫通穴を拡大穴部と縮小穴部とから構成し、突出部材を縮小突部と拡大突部とから構成する。両穴部の連通部分を塞ぐ弾性部材を、拡大穴部に形成する。
突出部材を弾性部材に押し付けて連通部分が開くように弾性変形させながら、縮小突部を連通部分から縮小穴部内へ挿入する。縮小突部を縮小穴部の所定位置に収納すると、弾性部材は、その弾性変形は開放されて再び連通部分を塞ぐ。これにより、液面検出装置のタンクへの取付構造を小型化できるとともに、製造の容易化によるコストダウンを図ることもできる(特許文献1を参照)。
特開2003−214923号公報
しかし、特許文献1では、液面検出装置の幅方向の一部で、高さ方向の位置決めをするため、液面検出装置が、取付部材に対して、傾き易く、高さ方向の位置のばらつきも大きいという問題があった。これにより、液面検出装置の検出精度が低下する恐れがあった。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、液面検出装置をタンク(取付部材)に対して精度良く取り付けることができる液面検出装置のタンク取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成する為に以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、タンク内の液面のレベルを検出する液面検出装置と、タンク内に配設され、液面検出装置が取り付けられる板状の取付部材と、を備え、液面検出装置は、スライド部を液面検出装置の幅方向の少なくとも両端に備え、取付部材は、スライド部がスライドするガイド溝を有するガイド部を、液面検出装置が取り付けられる面上に備え、ガイド部は、スライド部を液面検出装置の厚さ方向に拘束するようにガイド溝を有し、スライド部とガイド溝は、スライド部がガイド溝に沿ってスライドする方向に所定長さを有し、液面検出装置と取付部材は、スライドする方向の取付部材に対する液面検出装置の取付位置を決める位置決め手段を、幅方向の少なくとも両端の位置に備え、スライド部は、幅方向の両端の各々に、幅方向へ凹む少なくとも一個の凹部が形成された第1噛み合わせ部を備え、ガイド部は、第1噛み合わせ部と厚さ方向に噛み合うように少なくとも一個の凸部が形成された第2噛み合わせ部を備え、第1噛み合わせ部は、取付位置でスライド部とガイド部が重なる部位において、スライドする方向の両端位置で凹部を形成しないように構成され、第2噛み合わせ部は、重なる部位において、両端位置で凹部を形成しないように構成され、液面検出装置が取付部材から外れることを防止する外れ防止手段を備え、外れ防止手段は、液面検出装置の幅方向の両端それぞれに第1突起部と共に形成された第2突起部と、取付部材に形成され且つ第1突起部に掛止される掛止部とを備え、掛止部は、掛止を外す際に幅方向の内側から両外側へ向かって弾性変形させるように形成され、取付部材は、掛止部が内側から両外側へ向かって所定以上に弾性変形することを抑止する掛止部ストッパを備え、掛止部は、幅方向の両外側から内側へ向かって、第1突起部を押圧するように構成され、外れ防止手段は、取付部材の幅方向の両側に形成されている押圧部を備え、第1突起部および第2突起部間の凹所に掛止部の爪部が配置され且つ第1噛み合わせ部の凹部に第2噛み合わせ部の凸部が嵌まる位置は、取付部材に対する液面検出装置の取付開始位置とされ、この取付開始位置から厚さ方向へ向かってガイド溝に挿入されたスライド部がガイド溝に沿ってスライドされることにより、厚さ方向においてスライド部がガイド部に拘束されると共に、掛止部が第1突起部に掛止されることを特徴とする。
この構成では、スライド部とガイド溝、及び、位置決め手段が、それぞれ、液面検出装置の幅方向の少なくとも両端に形成される。また、ガイド部は、スライド部を液面検出装置の厚さ方向に拘束するようにガイド溝を有し、スライド部とガイド溝が、スライドする方向に所定長さを有する。これにより、液面検出装置の幅方向と厚さ方向における取付誤差を低減できるため、液面検出装置を取付部材(タンク)に対して精度良く取り付けることができる。
請求項1に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、スライド部が、幅方向の両端の各々に、幅方向へ凹む少なくとも一個の凹部が形成された第1噛み合わせ部を備え、ガイド部が、第1噛み合わせ部と厚さ方向に噛み合うように少なくとも一個の凸部が形成された第2噛み合わせ部を備え、第1噛み合わせ部が、取付位置でスライド部とガイド部が重なる部位において、スライドする方向の両端位置で凹部を形成しないように構成され、第2噛み合わせ部が、重なる部位において、両端位置で凹部を形成しないように構成されている構成とする。
この構成では、スライド部が第1噛み合わせ部を備え、ガイド部が第1噛み合わせ部と厚さ方向に噛み合う形状を有する第2噛み合わせ部を備え、第1噛み合わせ部と第2噛み合わせ部が、それぞれ、重なる部位のスライドする方向の両端位置において凹部を形成しないように構成されている。
これにより、第1噛み合わせ部と第2噛み合わせ部を厚さ方向に噛み合わせることによって、スライド部を厚さ方向へ向かってガイド溝に挿入できるため、スライドする距離、即ち、取付スペースを短縮化できる。また、取付位置において互いに重なる部位の両端位置で凹部を形成していないため、ガイド部は、スライド部を、少なくともこの両端位置で拘束できる。この結果、取付位置においてガイド部がスライド部を拘束するスライドする方向の長さを短縮させないで、スライドする距離、即ち、取付スペースを短縮化できる。この結果、上述の効果を得つつ、取り付けスペースの省スペース化を図ることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、取付部材が、幅方向における液面検出装置の動きを取付位置で抑える抑制部を備える構成とする。
この構成では、取付部材が、幅方向における液面検出装置の動きを取付位置で抑える抑制部を備えるため、幅方向の成分を含む外力が液面検出装置に作用しても、幅方向における取付部材に対する液面検出装置の動きが抑制される。これにより、抑制部は、幅方向の成分を含む外力が液面検出装置に作用しても、液面検出装置を取付部材から外れ難くさせることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、スライド部と前記ガイド溝が厚さ方向に互いに嵌め合い寸法を有する構成とする。
この構成では、スライド部と前記ガイド溝が液面検出装置の厚さ方向に互いに嵌め合い寸法を有するため、液面検出装置の厚さ方向における取付誤差をより低減できる。この結果、上述の効果をより精度良く得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、位置決め手段が、スライド部がガイド溝内をスライドすることを取付位置で抑止するストッパを、取付部材の面上に備える構成とする。
この構成では、位置決め手段が、ストッパを取付部材に備えるもので、上述の効果を、簡易な構成で得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、ガイド部をストッパとして用い、ガイド部と当接することによりスライド部がガイド溝内をスライドすることを取付位置で抑止する段部を、液面検出装置上に形成し、位置決め手段をガイド部と段部とから構成する構成とする。
この構成では、位置決め手段をガイド部と段部とから構成するもので、上述の効果を、より簡易な構成で得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、液面検出装置が取付部材から外れることを防止する外れ防止手段を備える構成とする。
この構成では、外れ防止手段が、液面検出装置が取付部材に対しスライドすることを抑止する。これにより、位置決め手段は、液面検出装置の取付位置を、より確実に決めることができ、この結果、上述の効果をより確実に得ることができる。
請求項1に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、外れ防止手段が液面検出装置の幅方向の両端それぞれに第1突起部と共に形成された第2突起部と、取付部材に形成され且つ第1突起部に掛止される掛止部とから構成される構成とする。
この構成では、外れ防止手段として、掛止部と第1および第2突起部とを、液面検出装置の幅方向の両端の位置に形成する。これにより、位置決め手段は、液面検出装置の取付位置を、さらにより確実に決めることができ、この結果、上述の効果をさらにより確実に得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、掛止部が、掛止を外す際に幅方向の内側から両外側へ向かって弾性変形させるように形成され、取付部材が、掛止部が内側から両外側へ向かって所定以上に弾性変形することを抑止する掛止部ストッパを備える構成とする。
この構成では、取付部材は、掛止部が内側から両外側へ向かって所定以上に弾性変形することを抑止する掛止部ストッパを備える。これにより、掛止状態を外す作業をする際に、掛止部を内側から両外側へ向かって過変形させてしまうことを防止でき、このため、掛止部の過変形や破損を防止できる。
請求項1に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、掛止部が、幅方向の両外側から内側へ向かって、第1突起部を押圧するように構成されている構成とする。
この構成では、掛止部が、幅方向の両外側から内側へ向かって、第1突起部を押圧するように構成されているため、幅方向における取付誤差をより確実に低減できると共に、取付強度をより高めることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、外れ防止手段が、取付部材の幅方向の両側に形成され且つ幅方向の両外側から内側へ向かって液面検出装置を押圧するように形成されている押圧部を備える構成とする。
この構成では、外れ防止手段が、取付部材の幅方向の両側に形成され且つ幅方向の両外側から内側へ向かって液面検出装置を押圧するように形成されている押圧部を備える。このため、幅方向における取付誤差をより確実に低減できると共に、取付強度をより高めることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、取付部材がタンク内に固定されてタンク内の液体をタンク外へ送出するポンプの側面側に固定される構成とする。
この構成では、取付部材がタンク内に固定されたポンプの側面側に固定されるもので、この構成においても、上述の効果を得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、液面検出装置がタンク内の液面に浮くフロートと、フロートに取り付けられ且つフロートの上下運動を回転軸を中心に回転運動に変換するアームと、アームの回転角度を検出する回転角度検出器とを備える構成とする。
この構成では、液面検出装置がタンク内の液面に浮くフロートを備えるもので、この構成においても、上述の効果を得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、回転角度検出器が、アームの回転運動に連動して回転運動するマグネットと、マグネットの磁束と交差するように且つ回転運動しないように固定された磁電変換素子とを備え、アームの回転角度が、磁電変換素子により磁電変換素子と交差するマグネットの磁束密度を測定することによりを検出される構成とする。
この構成では、回転角度検出装置がマグネットと磁電変換素子とを備えるもので、この構成においても、上述の効果を得ることができる。
請求項に記載の液面検出装置のタンク取付構造は、回転角度検出器が、アームの回転運動に連動して回転運動し且つ外部に電気的に接続される摺動接点と、回転運動しないように固定され且つその端部を介して外部に電気的に接続される電気抵抗体とを備え、摺動接点が、電気抵抗体に押圧接触し且つアームの回動により電気抵抗体上を円弧状に摺動し、アームの回転角度が、摺動接点と電気抵抗体の端部間の電気抵抗を測定することにより検出される構成とする。
この構成では、回転角度検出器が電気抵抗体と摺動接点とを備えるもので、この構成においても、上述の効果を得ることができる。
以下、本発明による液面検出装置のタンク取付構造を、自動車に搭載される液面検出装置である燃料レベルゲージ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による、液面検出装置である燃料レベルゲージ1のタンクである燃料タンク10内への取付構造を示す正面図である。
図2は、図1中のII−II線断面図である。
図3は、図1中のIII−III線断面図である。
図4は、図1に示す燃料レベルゲージ1が備える回転角度検出器の一部を構成するマグネット6の磁束分布を説明する模式図である。
図5は、図1中のV矢視図である。
図1と図2において、各図中の矢印が示す上方は、燃料レベルゲージ1が自動車に取り付けられた状態の上方を示す。
図1および図2において、燃料レベルゲージ1は、燃料9の液面91のレベルを検出するものであり、燃料タンク10内に配設された取付部材であるブラケット30に固定される。ブラケット30は、燃料ポンプホルダ20の側面にねじ留め(図示せず)等により固定される。
燃料ポンプホルダ20は、燃料タンク10内の燃料9を燃料タンク10外部、たとえばエンジン(図示せず)へ送出するためのポンプである燃料ポンプ(図示せず)を内蔵しており、燃料ポンプを燃料タンク10内の所定位置、すなわち燃料9の液面91が最低位近傍にあるときでも燃料9を送出可能な位置に保持するためのものである。
具体的には、燃料ポンプホルダ20の一端、つまり図1における上端(図中の矢印が示す上側の端部)には、フランジ部21が設けられる。燃料ポンプホルダ20は、フランジ部21を燃料タンク10の開口11に嵌合させて、燃料タンク10に、ねじ留め(図示せず)等により固定される。
フロート2は、樹脂等からなり、燃料9の液面91に確実に浮かぶように見掛けの比重が設定される。
アーム3は、たとえば金属棒から形成され、フロート2とマグネットホルダ4とを連結する。アーム3の一方の端部には、図1に示すように、フロート2が固定され、アーム3の他方の端部は、マグネットホルダ4に固定される。液面91のレベルの変動にともないフロート2が上下方向(図中の矢印が示す上下方向)へ動くと、この動きは、アーム3によりマグネットホルダ4に伝達されて、マグネットホルダ4の回転運動に変換される。
マグネットホルダ4は、図2に示すように、回転角度検出器の一部を構成するマグネット6を内蔵すると共に、後述するボディ5に回動可能に係合するように、樹脂材料から形成される。マグネットホルダ4は、図1と図2に示すように、ボディ5に設けられた軸部51に回動可能に嵌合する孔部41と、アーム3を保持固定するための保持部42と貫通孔43とを有する。
保持部42は、マグネットホルダ4のボディ5と反対側の端面上に2個配置され、図3に示すように形成される。なお、図3は、アーム3が未装着な状態を示すとともに、アーム3を一点鎖線により示す。
保持部42は、その内径寸法D2がアーム3の外径寸法D1より小さく形成され、保持部42の挿入口42aの開口寸法Wがその内径寸法D2より小さく形成される。2個の保持部42は、それぞれの中心軸を一致させて配置される。
貫通孔43は、図1および図2に示すように、マグネットホルダ4の孔部41と平行に形成される。貫通孔43の内径寸法は、アーム3の外径寸法D1と同等かわずかに小さく形成される。貫通孔43は、図1に示すように、その中心軸が、両保持部42の中心軸と交差するように配置される。
マグネットホルダ4に内蔵されるマグネット6は、たとえばフェライト磁石等からなり、筒型のものが用いられ、孔部41と同心上に配置される。さらに、マグネット6は、図4に示すように、その径方向へ着磁されるため、マグネット6の磁束は、孔部41の径方向に発生する。マグネット6は、マグネットホルダ4の樹脂成形時に一体的にインサート成形される。この成型時に、保持部42も形成される。
ボディ5は、マグネットホルダ4の回転角度を検出する磁電変換素子であるホール素子7を内蔵するとともに、ホール素子7を外部と電気的に接続するためのターミナル8とを備える。
ホール素子7は回転角度検出器の一部を構成し、図2に示すように、軸部51内に配置され、軸部51の外周側に、マグネットホルダ4に固定されるマグネット6が軸部51と同心上に配置される。このため、ホール素子7は、図4に示すように、常にマグネット6の磁束Mを受ける。
ホール素子7は、半導体からなり、ホール素子7に電圧が印加された状態で外部から磁界が加えられると、ホール素子7を通過するその磁界の磁束密度に比例したホール電圧を発生する。ホール素子7通過する磁界の磁束密度は、液面91の変動によりマグネットホルダ4が回転すると変化するため、ホール素子7の出力電圧であるホール電圧が変化する。このホール電圧を検出することにより、マグネットホルダ4の回転角度、すなわち液面91のレベルを測定することができる。
このホール素子7とマグネット6とから回転角度検出器が構成される。
ターミナル8は、導電性金属から形成され、図2に示すように、その一端が、ホール素子7のリード71に電気的に接続される。この接続は、たとえば、かしめ、あるいはヒュージング等による。一方、ターミナル8の他端は、ボディ5の端部から外方へ突出して、外部のワイヤーハーネス(図示せず)のコネクタ(図示せず)に接続される。
ホール素子7およびターミナル8は、互いに電気的に接続後、ボディ5の樹脂成形時に一体的にインサート成形される。また、ボディ5は、図1、図2、図5に示すように、その幅方向(図1と図5の矢印が示す左右方向)の両端に、それぞれ、スライド部54と、被掛止部である第1突起部55と第2突起部56と、段部57とを有し、ボディ5の成型時に、これらも形成される。
ボディ5は、図2に示すように、軸部51を備え、この軸部51によりマグネットホルダ4を回動自在に保持する。軸部51の先端近傍には、リング状の溝52が軸部51と同心上に設けられる。軸部51を、マグネットホルダ4の孔部41へ嵌合させた後、この溝52に止め輪53を装着する。これにより、マグネットホルダ4のボディ5から離れる方向(図2の矢印が示す左方向)への移動が規制される。
すなわち、マグネットホルダ4の孔部41にボディ5の軸部51を挿入して、マグネットホルダ4をボディ5に当接させ、止め輪53を軸部51の溝52に装着する。これにより、マグネットホルダ4は、ボディ5に対して回動自在に保持される。
アーム3を貫通孔43に挿入後、貫通孔43を中心としてアーム3を回転させ、アーム3を保持部42に図3の矢印が示す左側から押込む。これにより、保持部42が弾性変形して、アーム3を保持固定し、これにより、アーム3がマグネットホルダ4に対して固定される。
次に、本発明の特徴である、燃料レベルゲージ1を燃料タンク10(ブラケット30)へ取付ける構造について説明する。
ボディ3のスライド部54は、段部57が取付部材であるブラケット30に形成されたストッパでもあるガイド部31に当接するまで、ガイド部31のガイド溝31aに沿ってスライドするものである。
このスライドは、両段部57が両ガイド部31に当接することにより停止する。即ち、位置決め手段は、段部57とガイド部31から構成される。尚、図1に示す所定長さであるスライド長さLは、設計上、可能な限り長めに設定することが望ましい。
スライド部54とガイド溝31aは、燃料レベルゲージ1の厚さ方向(図2の矢印が示す左右方向であり図5の矢印が示す上下方向)に、互いに嵌め合い寸法を有する。即ち、スライド部54は、ガイド溝31aに対して軽圧入となるように形成される。
ガイド部31から図1と図2の矢印が示す上方に延出する掛止部であるフック32の先端に設けられた爪部32aは、段部57がガイド部31に当接した時に、第1突起部55に掛合するものである。これにより、燃料レベルゲージ1がブラケット30から外れることを、防止できる。
フック32の爪部32aは、スライド部54を段部57がガイド部31に当接するまでガイド溝31aに沿ってスライドさせない場合(いわゆる組付けが不完全な場合)、第2突起部56に掛合することができる。即ち、第2突起部56は、いわゆる組付けが不完全な場合であっても、燃料レベルゲージ1がブラケット30から外れることを防止するものである。
即ち、外れ防止手段は、爪部32aを含めたフック32と第1突起部55と第2突起部56とから構成される。
フック32は、第1突起部55と第2突起部56とが両爪部32aの間を図1の矢印が示す下方へ通過できるように、図中の矢印が示す左右方向へ開くことができるように弾性変形可能なものである。このため、ブラケット30は、ポリアセタール(ポリオキシメチレン)樹脂等の弾性材料から形成される。
次に、本発明の特徴である、燃料レベルゲージ1を燃料タンク10(ブラケット30)へ取付ける構造の作用とその効果について説明する。
図1において、燃料レベルゲージ1を燃料タンク10へ取付ける際、ボディ3のスライド部54は、両段部57が両ガイド部31に当接するまで、ガイド部31のガイド溝31aに沿って軽圧入状態でスライドする。この際、第1突起部55と第2突起部56とは、フック32を図中の矢印が示す左右方向へ開くように弾性変形させながら、両爪部32aの間を図1の矢印が示す下方へ通過する。
段部57がガイド部31に当接した時に、フック32の爪部32aは、第1突起部55に掛合し、燃料レベルゲージ1のブラケット30への取付け作業が終了する。
段部57とガイド部31とが、それぞれ、燃料レベルゲージ1の幅方向(図1の矢印が示す左右方向)の両端の位置に形成されている。このため、スライドする方向(図1の矢印が示す上下方向)とY軸(図1を参照)の回転方向において、燃料レベルゲージ1のブラケット30に対する取付位置を、正確に決めることができる。
尚、フック32の爪部32aと第1突起部55は、燃料レベルゲージ1の幅方向の両端の位置に形成され、且つ、爪部32aが第1突起部55に掛合する。このため、両フック32は、その弾性力により、燃料レベルゲージ1がブラケット30に対しスライドすることを抑止し、両段部57をガイド部31に対して確実に当接させることができる。この結果、スライドする方向(図1の矢印が示す上下方向)とY軸(図1を参照)の回転方向において、燃料レベルゲージ1のブラケット30に対する取付位置を、確実に正確に決めることができる。
また、スライド部54とガイド溝31aとが、それぞれ、燃料レベルゲージ1の幅方向(図1の矢印が示す左右方向)の両端の位置に形成され、所定長さLを有し、且つ、燃料レベルゲージ1の厚さ方向(図2の矢印が示す左右方向であり図5の矢印が示す上下方向)に、互いに嵌め合い寸法を有する。これにより、このため、X軸(図2を参照)とZ軸(図5を参照)の各回転方向において、燃料レベルゲージ1のブラケット30に対する取付位置を、正確に決めることができる。
この結果、燃料レベルゲージ1の燃料タンク10内への取付誤差により、燃料レベルゲージ1の検出精度が低下することを防止できる。
即ち、本発明の第1実施形態による、液面検出装置である燃料レベルゲージ1のタンクである燃料タンク10内への取付構造おいて、燃料レベルゲージ1は、スライド部54を燃料レベルゲージ1の幅方向(図1の矢印が示す左右方向)の両端に備え、取付部材であるブラケット30は、スライド部54がスライドするガイド溝31aを有するガイド部31を、燃料レベルゲージ1が取り付けられる面上に備える。
また、スライド部54とガイド溝31aは、スライド部54がガイド溝31aに沿ってスライドする方向に所定長さLを有し、燃料レベルゲージ1とブラケット30は、スライドする方向(図1の矢印が示す上下方向)のブラケット30に対する燃料レベルゲージ1の取付位置を決める位置決め手段である段部57とガイド部31とを、燃料レベルゲージ1の幅方向の両端の位置に備える。
さらに、スライド部54とガイド溝31aは、燃料レベルゲージ1の厚さ方向(図2の矢印が示す左右方向であり図5の矢印が示す上下方向)に、互いに嵌め合い寸法を有する。
これにより、燃料レベルゲージ1を燃料タンク10(ブラケット30)に対して精度良く取り付けることができる。この結果、燃料レベルゲージ1の燃料タンク10内への取付誤差により、燃料レベルゲージ1の検出精度が低下することを防止できる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態による、液面検出装置である燃料レベルゲージ1のタンクである燃料タンク10内への取付構造を示す正面図である。
図7(a)は、図6に示す燃料レベルゲージ1の正面図であり、図7(b)は、図6に示す取付部材であるブラケット30の正面図である。
図8(a)は、ブラケット30に対する燃料レベルゲージ1の取り付け作業を開始した状態を示す正面模式図あり、図8(b)は、この取り付け作業が完了した状態を示す正面模式図である。
本発明の第2実施形態においては、図7に示すように、凹部である第1凹部54aが、燃料レベルゲージ1のスライド部54に形成され、第2凹部31bが、ブラケット30のガイド部31に形成される。
第1凹部54aは、燃料レベルゲージ1の幅方向(図7(a)の矢印が示す左右方向)へ凹むように形成され、燃料レベルゲージ1の幅方向においてスライド部54の両端の各々に形成される。第1凹部54aの下側(図7(a)の矢印が示す下側)の端部は、凹部が形成されないで、第1凸部54bを形成する。第1噛み合わせ部54cは、第1凹部54aと第1凸部54bとから構成される。
第2凹部31bも、燃料レベルゲージ1の幅方向(図7(b)の矢印が示す左右方向)へ凹むように形成され、両ガイド部31の各々に形成される。第2凹部31bの上側(図7(b)の矢印が示す上側)の端部は、凹部が形成されないで、第2凸部31cを形成する。第2噛み合わせ部31dは、第2凹部31bと第2凸部31cとから構成される。
第2噛み合わせ部31dは、第1噛み合わせ部54cと燃料レベルゲージ1の厚さ方向に噛み合う形状を有する。即ち、第1凹部54aと第1凸部54bと第2凹部31bと第2凸部31cは、第1噛み合わせ部54cと第2噛み合わせ部31dが燃料レベルゲージ1の厚さ方向に互いに噛み合うように形成される。
燃料レベルゲージ1は、図8(a)に示すように、スライド部54の第1凸部54bがガイド部31の第2凹部31bに嵌まるように、且つ、ガイド部31の第2凸部31cがスライド部54の第1凹部54aに嵌まるように、燃料レベルゲージの厚さ方向(図8(a)の紙面に対して上側から下側の方向)へ向かって、ブラケット30に対して装着する。即ち、スライド部54を、第1噛み合わせ部54cと第2噛み合わせ部31dを噛み合わせることによって、燃料レベルゲージの厚さ方向へ向かってガイド部31のガイド溝31aに挿入する。
スライド部54は、ガイド溝31aに挿入後に、ガイド溝31aに沿って図8の矢印が示す上方から下方へ向かってスライドされる。ここで、第1噛み合わせ部54cは、取付位置でスライド部54とガイド部31が重なる部位において、スライドする方向(図8(b)の矢印が示す上下方向)の両端位置で凹部を形成しないように構成されている。また、第2噛み合わせ部31dも、取付位置でスライド部54とガイド部31が重なる部位において、スライドする方向の両端位置で凹部を形成しないように構成されている。
即ち、第1凹部54aと第2凹部31bを、図8(b)に示すスライド長さLの範囲の両端位置に配置しないようにしている。これにより、スライド部54は、取付位置において、少なくとも重なる部位の両端でガイド部31に拘束される。この結果、取付位置においてガイド部31がスライド部54を拘束するスライドする方向の長さLを短縮させないで、スライドする距離をΔLWだけ短縮できる、即ち、取付スペースLWをΔLWだけ短縮化できる。この結果、第1実施形態において上述した効果を得つつ、取り付けスペースの省スペース化を図ることができる。
また、フック32は、燃料レベルゲージの幅方向(図8(b)の矢印が示す左右方向)の両外側から内側へ向かって、第1突起部55を押圧する押圧部として形成することができる。即ち、左側のフック32は、左側の第1突起部55を右側へ押圧するように形成され、右側のフック32は、右側の第1突起部55を左側へ押圧するように形成される。これにより、燃料レベルゲージの幅方向における取付誤差をより確実に低減できると共に、ブラケット30に対する燃料レベルゲージ1の取付強度をより高めることができる。
図9(a)は、図8に示すガイド部31とスライド部54の第1変形例を示す正面模式図であり、図9(b)は、ガイド部31対するスライド部54の取り付け作業を開始した状態を示す正面模式図あり、図9(c)は、この取り付け作業が完了した状態を示す正面模式図である。
図7では、第2凹部31bを、ガイド部31の上側に形成しているが、これに限る必要はなく、図9(a)に示すように、ガイド部31の中央側に形成することができる。
即ち、第1噛み合わせ部54cと第2噛み合わせ部31dは、図9(b)に示すように、第1噛み合わせ部54cと第2噛み合わせ部31dが燃料レベルゲージ1の厚さ方向に互いに噛み合うように形成され、且つ、図9(c)に示すスライド長さLの範囲の両端位置において凹部を形成しないように形成される限り、上述の例に限らず、種々の変形例が考えられる。
図10(a)は、図8に示すガイド部31とスライド部54の第2変形例を示す正面模式図であり、図10(b)は、ガイド部31対するスライド部54の取り付け作業を開始した状態を示す正面模式図あり、図10(c)は、この取り付け作業が完了した状態を示す正面模式図である。
上述の例では、第2凹部31bを、一個形成しているが、これに限る必要はなく、図10(a)に示すように、2個形成することができる。
即ち、第1噛み合わせ部54cと第2噛み合わせ部31dは、図10(b)に示すように、第1噛み合わせ部54cと第2噛み合わせ部31dが燃料レベルゲージ1の厚さ方向に互いに噛み合うように形成され、且つ、図9(c)に示すスライド長さLの範囲の両端位置において凹部を形成しないように形成される限り、上述の例に限らず、第2凹部31bを、複数個形成する等の種々の変形例が考えられる。
(第3実施形態)
図11は、本発明の第3実施形態による、液面検出装置である燃料レベルゲージ1のタンクである燃料タンク10内への取付構造を示す正面図である。
図12(a)は、ブラケット30に対する燃料レベルゲージ1の取り付け作業を開始した状態を示す正面模式図あり、図12(b)は、この取り付け作業が完了した状態を示す正面模式図である。
図13(a)は、図12(b)中のXIIIA部の拡大図であり、図13(b)は、燃料レベルゲージ1(ボディ5)を取り外す際にフック32を変形させた状態を示す拡大図である。
図14は、図12(b)中のXIV部の拡大図である。
図15は、燃料レベルゲージ1(ボディ5)に外力Fが作用した際にフック32に作用するモーメントMを説明するための拡大図である。
図16は、比較例を説明するための拡大図である。
本発明の第3実施形態においては、図11に示すように、取付部材であるブラケット30は、幅方向(図11の矢印が示す左右方向)における液面検出装置である燃料レベルゲージ1の動きを取付位置で抑える抑制部58を備える。抑制部58は、燃料レベルゲージ1のボディ5を左右から挟むように、この両側に形成される。
燃料レベルゲージ1は、図12(a)に示すように、図8(a)の場合と同様にして、スライド部54を、燃料レベルゲージの厚さ方向へ向かってガイド部31のガイド溝31aに挿入する。スライド部54は、ガイド溝31aに挿入後に、ガイド溝31aに沿って図12の矢印が示す上方から下方へ向かって、図12(b)に示す取付位置までスライドされて、燃料レベルゲージ1がブラケット30に取り付けられる。
抑制部58は、図12(b)に示す取付位置において、幅方向におけるブラケット30に対する燃料レベルゲージ1の動きを抑制する。即ち、抑制部58は、幅方向の成分を含む外力が燃料レベルゲージ1に作用しても、燃料レベルゲージ1をブラケット30から外れ難くさせることができる。
具体的には、図11と図12(b)に示す取付位置において、幅方向におけるブラケット30に対する燃料レベルゲージ1の動きが抑制されるため、フック32が幅方向に弾性変形することが抑制される。これにより、爪部32aと第1突起部55の掛合が外れることが抑制されて、燃料レベルゲージ1をブラケット30から外れ難くさせることができる。
尚、抑制部58は、スライド部54がガイド溝31aに沿ってスライドすることを補助する補助ガイドとしても機能する。
また、本実施形態においては、図11に示すように、ブラケット30は、掛止部であるフック32が内側から両外側へ向かって所定以上に弾性変形することを抑止する掛止部ストッパであるフックストッパ59を備える。フック32は、掛止を外す際に幅方向(図11において左右方向)の内側から両外側へ向かって弾性変形させるように形成され、フックストッパ59は、フック32の両側に、これらと所定の寸法をおいて形成される。
具体的には、図12(a)示す状態から図12(b)に示す取付位置までスライドされて、フック32は、幅方向の内側から両外側へ向かって弾性変形して、第1突起部55が爪部32aを通過し、掛止の際に、即ち、爪部32aと第1突起部55の掛合する際に、幅方向の両外側から内側へ向かって弾性変形する。
掛止状態を外す作業をする際に、即ち、図13(a)示す取り付け作業が完了した状態から、燃料レベルゲージ1をブラケット30から外す作業(図13(b)において矢印TOの方向)をする際に、爪部32aが妨げとならないように、図13(b)に示すように、フック32を変形させる。この際に、フック32を内側から両外側へ向かって(図13(b)において右方向に)過変形させてしまう恐れがあるが、フックストッパ59が、これを防止し、フック32の過変形や破損を防止する。
(第4実施形態)
図17は、本発明の第4実施形態による、液面検出装置である燃料レベルゲージ1のタンクである燃料タンク10内への取付構造を示す正面図である。
図18は、図17中のXVIII部の拡大模式図である。
本発明の第4実施形態においては、図17に示すように、掛止部であるフック32を、左右方向へ広げた構成とする。即ち、フック32は、図18に示すように、被掛止面55aに押圧される掛止面32bの押圧中心Pと変形中心Oとを結ぶ直線Rがスライドする方向Sに対して変形中心Oを中心として内側から両外側(図18において右側)へ向かって傾斜して配置されるように形成される。
尚、フック32を左右方向へ広げた構成とするため、図17に示すように、被掛止部である第1突起部55も左右方向へ広げ、被掛止部である第2突起部56を廃止している。
外力Fが加わった際に、図18に示すように、掛止面32bは、被掛止面55aから外力Fのスライドする方向Sへのベクトル成分である力F1で押圧される。この時、力F1は、直線Rより両外側から内側へ向かって(図18において左側に)傾斜する方向へ作用するため、フック32に対して、回転モーメントMとして両外側から内側へ向かって作用する。
ここで、両外側から内側へ向かって作用する回転モーメントMは、フック32を第1突起部55に対して掛止させる方向へ作用する。このため、燃料レベルゲージ1がブラケット30から外れることをより確実に防止できる。
尚、図18において、フック32を、直線Rがスライドする方向Sと同一方向に配置されるように形成することも可能である。この構成では、外力Fが加わった際に、スライドする方向Sへのベクトル成分である力F1は、直線Rと同一方向であるため、フック32に対して、回転モーメントMとして作用しない。
従って、力F1は、フック32を第1突起部55に対して掛止させる方向へも外す方向へも作用しない。これにより、燃料レベルゲージ1がブラケット30から外れることを確実に防止できる。
尚、スライド部54とガイド溝31aとが、燃料レベルゲージ1の厚さ方向に、互いに嵌め合い寸法を有しなくても、それぞれ、燃料レベルゲージ1の幅方向の両端の位置に形成され、所定長さLを有するため、X軸とZ軸の各回転方向において、燃料レベルゲージ1のブラケット30に対する取付位置を、所定の誤差範囲内に決めることができる。
つまり、本発明では、第1要件として、スライド部54とガイド溝31aとが燃料レベルゲージ1の幅方向の両端の位置に形成され、スライドする方向に所定長さLを有し、ガイド部31が、スライド部54を燃料レベルゲージ1の厚さ方向に拘束するようにガイド溝31aを有することを必要とする。また、第2要件として、段部57とガイド部31とが、それぞれ、燃料レベルゲージ1の幅方向の両端の位置に形成されることを必要とする。
この第1要件と第2要件を満足する限り、本発明は、上述の例に限らず種々の変形が考えられる。
尚、ガイド部31を、ストッパとして用いないで、ストッパとして、新たな突起部を、ブラケット30上であって燃料レベルゲージ1の幅方向の両端の位置に形成してもよい。
また、第2突起部56は、廃止してもよい。
また、保持部42の個数を2個に限る必要はなく、1個あるいは3個以上としてもよい。
また、マグネット6の材質をフェライト磁石の代わりに、他の材質、たとえば希土類磁石としてもよい。
また、磁電変換素子としてホール素子7の代わりに、これ以外の磁電変換素子、たとえば磁気抵抗素子等を用いてもよい。
また、本発明による液面検出装置は、マグネットホルダ4に固定されたマグネット6と、そのマグネット6の磁束と交差するようにボディ5に固定された磁電変換素子(ホール素子等)7とを備えるものに限る必要はない。例えば、ボディ5に固定され且つその端部を介して外部に電気的に接続される電気抵抗体と、ホルダに固定され且つ外部に電気的に接続される摺動接点とを備えるものであってもよい。
具体的には、この摺動接点は、電気抵抗体に押圧接触し且つホルダの回動により電気抵抗体上を円弧状に摺動し、ホルダの回転角度を、摺動接点と電気抵抗体の端部間の電気抵抗を測定することにより検出するものである。
また、測定対象である液体の液面に浮くフロートを備えない、例えば超音波タイプの液面検出装置であっても良い。
また、以上説明した本発明の各実施形態による燃料レベルゲージ1においては、取付部材であるブラケット30を、燃料ポンプホルダ20と別々の部品として形成した後、ブラケット30を燃料ポンプホルダ20に固定する構成としている。しかし、これに限る必要はなく、これらを一体成型品として形成してもよい。
また、以上説明した本発明の各実施形態においては、液面検出装置を自動車用の燃料レベルゲージ1に適用した場合を例に説明したが、その用途は自動車用の燃料レベルゲージ1に限る必要はない。自動車に搭載される他の液体、たとえばブレーキフルード、エンジン冷却水等の容器内の液面検出用に適用してもよい。さらに、自動車用に限らず、各種民生用機器が備える液体容器内の液面検出用に適用してもよい。
図1は、本発明の第1実施形態による、液面検出装置である燃料レベルゲージ1のタンクである燃料タンク10内への取付構造を示す正面図である。 図2は、図1中のII−II線断面図である。 図3は、図1中のIII−III線断面図である。 図4は、図1に示す燃料レベルゲージ1が備える回転角度検出器の一部を構成するマグネット6の磁束分布を説明する模式図である。 図5は、図1中のV矢視図である。 図6は、本発明の第2実施形態による、液面検出装置である燃料レベルゲージ1のタンクである燃料タンク10内への取付構造を示す正面図である。 図7(a)は、図6に示す燃料レベルゲージ1の正面図であり、図7(b)は、図6に示す取付部材であるブラケット30の正面図である。 図8(a)は、ブラケット30に対する燃料レベルゲージ1の取り付け作業を開始した状態を示す正面模式図あり、図8(b)は、この取り付け作業が完了した状態を示す正面模式図である。 図9(a)は、図8に示すガイド部31とスライド部54の第1変形例を示す正面模式図であり、図9(b)は、ガイド部31対するスライド部54の取り付け作業を開始した状態を示す正面模式図あり、図9(c)は、この取り付け作業が完了した状態を示す正面模式図である。 図10(a)は、図8に示すガイド部31とスライド部54の第2変形例を示す正面模式図であり、図10(b)は、ガイド部31対するスライド部54の取り付け作業を開始した状態を示す正面模式図あり、図10(c)は、この取り付け作業が完了した状態を示す正面模式図である。 図11は、本発明の第3実施形態による、液面検出装置である燃料レベルゲージ1のタンクである燃料タンク10内への取付構造を示す正面図である。 図12(a)は、ブラケット30に対する燃料レベルゲージ1の取り付け作業を開始した状態を示す正面模式図あり、図12(b)は、この取り付け作業が完了した状態を示す正面模式図である。 図13(a)は、図12(b)中のXIIIA部の拡大図であり、図13(b)は、燃料レベルゲージ1(ボディ5)を取り外す際にフック32を変形させた状態を示す拡大図である。 図14は、図12(b)中のXIV部の拡大図である。 図15は、燃料レベルゲージ1(ボディ5)に外力Fが作用した際にフック32に作用するモーメントMを説明するための拡大図である。 図16は、比較例を説明するための拡大図である。 図17は、本発明の第4実施形態による、液面検出装置である燃料レベルゲージ1のタンクである燃料タンク10内への取付構造を示す正面図である。 図18は、図17中のXVIII部の拡大模式図である。
符号の説明
1 燃料レベルゲージ(液面検出装置)、2 フロート、3 アーム
4 マグネットホルダ、41 孔部、42 保持部、42a 挿入口、43 貫通孔
5 ボディ、51 軸部、52 溝、53 止め輪
54 スライド部、54a 第1凹部(凹部)
54b 第1凸部、54c 第1噛み合わせ部
55 第1突起部(被掛止部、外れ防止手段)、55a 被掛止面
56 第2突起部(被掛止部、外れ防止手段)、57 段部(位置決め手段)
58 抑制部、59 フックストッパ(掛止部ストッパ)
6 マグネット(回転角度検出器)
7 ホール素子(回転角度検出器、磁電変換素子)、71 リード、8 ターミナル
9 燃料、91 液面、10 燃料タンク、11 開口
20 燃料ポンプホルダ、21 フランジ部
30 ブラケット(取付部材)
31 ガイド部(ストッパ、位置決め手段)、31a ガイド溝、31b 第2凹部
31c 第2凸部、31d 第2噛み合わせ部
32 フック(掛止部、外れ防止手段、押圧部)
32a 爪部(掛止部、外れ防止手段)、32b 掛止面
D1 外径寸法、D2 内径寸法、W 開口寸法
O 変形中心、P 押圧中心、R 直線、スライドする方向 S

Claims (9)

  1. タンク内の液面のレベルを検出する液面検出装置と、
    前記タンク内に配設され、前記液面検出装置が取り付けられる板状の取付部材と、を備え、
    前記液面検出装置は、スライド部を該液面検出装置の幅方向の少なくとも両端に備え、
    前記取付部材は、前記スライド部がスライドするガイド溝を有するガイド部を、前記液面検出装置が取り付けられる面上に備え、
    前記ガイド部は、前記スライド部を前記液面検出装置の厚さ方向に拘束するように前記ガイド溝を有し、
    前記スライド部と前記ガイド溝は、該スライド部が該ガイド溝に沿ってスライドする方向に所定長さを有し、
    前記液面検出装置と前記取付部材は、前記スライドする方向の該取付部材に対する該液面検出装置の取付位置を決める位置決め手段を、前記幅方向の少なくとも両端の位置に備え、
    前記スライド部は、前記幅方向の両端の各々に、該幅方向へ凹む少なくとも一個の凹部が形成された第1噛み合わせ部を備え、
    前記ガイド部は、前記第1噛み合わせ部と前記厚さ方向に噛み合うように少なくとも一個の凸部が形成された第2噛み合わせ部を備え、
    前記第1噛み合わせ部は、前記取付位置で該スライド部と前記ガイド部が重なる部位において、前記スライドする方向の両端位置で前記凹部を形成しないように構成され、
    前記第2噛み合わせ部は、前記重なる部位において、前記両端位置で凹部を形成しないように構成され、
    前記液面検出装置が前記取付部材から外れることを防止する外れ防止手段を備え、
    前記外れ防止手段は、前記液面検出装置の前記幅方向の両端それぞれに第1突起部と共に形成された第2突起部と、前記取付部材に形成され且つ該第1突起部に掛止される掛止部とを備え
    前記掛止部は、掛止を外す際に前記幅方向の内側から両外側へ向かって弾性変形させるように形成され、
    前記取付部材は、前記掛止部が前記内側から前記両外側へ向かって所定以上に弾性変形することを抑止する掛止部ストッパを備え、
    前記掛止部は、前記幅方向の両外側から内側へ向かって、前記第1突起部を押圧するように構成され、
    前記外れ防止手段は、前記取付部材の前記幅方向の両側に形成され且つ前記幅方向の両外側から内側へ向かって前記液面検出装置を押圧するように形成されている押圧部を備え
    前記第1突起部および前記第2突起部間の凹所に前記掛止部の爪部が配置され且つ前記第1噛み合わせ部の前記凹部に前記第2噛み合わせ部の前記凸部が嵌まる位置は、前記取付部材に対する前記液面検出装置の取付開始位置とされ、この取付開始位置から前記厚さ方向へ向かって前記ガイド溝に挿入された前記スライド部が前記ガイド溝に沿ってスライドされることにより、前記厚さ方向において前記スライド部が前記ガイド部に拘束されると共に、前記掛止部が前記第1突起部に掛止されることを特徴とする液面検出装置のタンク取付構造。
  2. 前記取付部材は、前記幅方向における前記液面検出装置の動きを前記取付位置で抑える抑制部を備えることを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置のタンク取付構造。
  3. 前記スライド部と前記ガイド溝は、前記厚さ方向に、互いに嵌め合い寸法を有することを特徴とする請求項1または請求項2のどちらか一項に記載の液面検出装置のタンク取付構造。
  4. 前記位置決め手段は、前記スライド部が前記ガイド溝内をスライドすることを前記取付位置で抑止するストッパを、前記取付部材の前記面上に備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の液面検出装置のタンク取付構造。
  5. 前記ガイド部を、前記ストッパとして用い、
    前記ガイド部と当接することにより前記スライド部が前記ガイド溝内をスライドすることを前記取付位置で抑止する段部を、前記液面検出装置上に形成し、
    前記位置決め手段を、前記ガイド部と前記段部とから構成することを特徴とする請求項4に記載の液面検出装置のタンク取付構造。
  6. 前記取付部材は、前記タンク内に固定されて該タンク内の液体を該タンク外へ送出するポンプの側面側に固定されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載の液面検出装置のタンク取付構造。
  7. 前記液面検出装置は、前記タンク内の前記液面に浮くフロートと、該フロートに取り付けられ且つ該フロートの上下運動を回転軸を中心に回転運動に変換するアームと、該アームの回転角度を検出する回転角度検出器とを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の液面検出装置のタンク取付構造。
  8. 前記回転角度検出器は、前記アームの回転運動に連動して回転運動するマグネットと
    該マグネットの磁束と交差するように且つ回転運動しないように固定された磁電変換素子とを備え、
    前記アームの前記回転角度は、前記磁電変換素子により前記磁電変換素子と交差する前記マグネットの磁束密度を測定することにより検出されることを特徴とする請求項7に記載の液面検出装置のタンク取付構造。
  9. 前記回転角度検出器は、前記アームの回転運動に連動して回転運動し且つ外部に電気的に接続される摺動接点と、回転運動しないように固定され且つその端部を介して外部に電気的に接続される電気抵抗体とを備え、
    前記摺動接点は、前記電気抵抗体に押圧接触し且つ前記アームの回動により前記電気抵抗体上を円弧状に摺動し、
    前記アームの前記回転角度は、前記摺動接点と前記電気抵抗体の前記端部間の電気抵抗を測定することにより検出されることを特徴とする請求項7に記載の液面検出装置のタンク取付構造。
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