JP2014240778A - 液面検出装置のターミナルの製造方法 - Google Patents

液面検出装置のターミナルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ターミナルと被覆部とのシール性を高める液面検出装置のターミナルの製造方法を提供する。
【解決手段】液体の液面4の高さを検出する液面検出装置1において、被覆部142に埋設されて、液面4の高さの検出に係る電気信号を伝送するターミナル54の製造方法であって、ターミナル54に、めっきを施す第1工程S10と、第1工程S10の後、ターミナル54のプレス部64にクラックを生じるようにターミナル54を曲げるプレス加工を行なう第2工程S20と、第2工程S20の後、プレス部64に液状のシール材92を塗布する第3工程S30と、第3工程S30の後、シール材92を硬化させてシール膜76を形成する第4工程S40とを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体の液面の高さを検出する液面検出装置の製造方法に関する。
従来、液面検出装置のように、液体に浸る位置に設置される構造物は、燃料等の液体を内部に浸入させないためのシール構造を備えている。このような構造物の一種として、例えば特許文献1に開示の液面検出装置は、黄銅よりなる板状のターミナルの中央部に凹凸部を設け、凹凸部の周囲には、凹凸部を完全に覆う接着剤よりなるシール膜が形成されている。そして、ターミナルの凹凸部と被覆部との間に設けたシール膜により、液体がターミナルと被覆部との間から侵入することを防止する。
特開平4−324323号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている液面検出装置では、凹凸の表面とシール膜との密着性が悪く、ターミナルと被覆部とのシール性が不足している場合があった。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、シール膜がアンカー効果によりめっき層と高い密着性で接着されることにより、ターミナルと被覆部とのシール性を高める液面検出装置のターミナルの製造方法を提供することにある。
本発明は、液体の液面の高さを検出する液面検出装置において、被覆部に埋設されて、液面の高さの検出に係る電気信号を伝送するターミナルの製造方法であって、ターミナルに、めっきを施す第1工程と、第1工程の後、ターミナルのプレス部にクラックを生じるようにターミナルを曲げるプレス加工を行なう第2工程と、第2工程の後、プレス部に液状のシール材を塗布する第3工程と、第3工程の後、シール材を硬化させてシール膜を形成する第4工程とを含むことを特徴とする。
このような本発明によると、ターミナルにめっきを施した後、ターミナルのプレス部にクラックが生じるようにターミナルを曲げるプレス加工を行なうので、プレス部のめっき層にクラックが生じる。さらにその後、プレス部に液状のシール材を塗布するので、シール材が毛細管現象によりめっき層のクラックに浸透し、シール膜は、アンカー効果によりめっき層と高い密着性で接着される。以上より、ターミナルと被覆部とのシール性を高める液面検出装置のターミナルの製造方法を提供することができる。
また、本発明のさらなる特徴では、板状のプレス部は、2つの側面と、2つの側面に隣接する2つの板面とを有しており、第2工程では、プレス部において一方の板面側に曲げられる曲げ部と、他方の前記板面側に曲げられる別の曲げ部とを形成する。
このような特徴によると、第2工程において、一方の前記板面側に曲げられる曲げ部と、他方の前記板面側に曲げられる別の曲げ部が形成されるプレス部により、ターミナルのいずれの板面及び側面にも、クラックが生じる。したがって、いずれの板面及び側面においても、シール膜は、アンカー効果によりめっき層と高い密着性で接着される。以上より、ターミナルと被覆部とのシール性を高める液面検出装置のターミナルの製造方法を提供することができる。
また、本発明のさらなる特徴では、第1工程において、めっきは、ターミナルの中央部よりも角部に厚く形成する。
このような特徴によると、ターミナルの中央部よりも角部に厚く形成されるめっきにより、角部にクラックが生じやすくなるので、シール膜は、ターミナルの角部においてもめっき層と高い密着性で接着可能となる。
一実施形態における液面検出装置の正面図である。 図1のII−II線断面図である。 一実施形態における液面検出装置の製造方法を示すフローチャートである。 図3の第1工程における金属板材の形状を示す図である。 図4のVI−VI線断面図である。 図3の第2工程におけるターミナルのプレス部を示す斜視図である。 図3の第3工程におけるターミナルのプレス部を示す断面図である。 図3の第4工程におけるターミナルのプレス部を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の液面検出装置1は、図1に示すように、液体としての燃料を貯蔵する燃料タンク2内に設置されている。液面検出装置1は、燃料ポンプモジュール3等に保持された状態にて、燃料タンク2に貯蔵されている燃料の液面4の高さを検出する。液面検出装置1は、ハウジング10、フロート20、マグネットホルダ30、及びホールIC40等によって構成されている。
図2に示すハウジング10は、インナーケース12、ターミナル54、アウターケース14等によって構成されている。インナーケース12は、例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等の樹脂材料によって形成されている。インナーケース12は、矩形の板状に形成された底壁120及び底壁120の外縁部分に沿って立設された側壁122によって、有底の容器状を呈している。インナーケース12には、インナー軸部124、素子収容室126、及び支持壁部128等が形成されている。尚、以下の説明では、底壁120の長手方向を垂直方向VDとし、底壁120に沿って長手方向と実質的に直交する方向を幅方向WDとする。さらに、底壁の板厚方向を厚さ方向TDとする。
インナー軸部124は、底壁120を挟んで側壁122とは反対側に設けられている。素子収容室126は、ホールIC40を収容する空間である。素子収容室126は、インナー軸部124の内部に形成されている。
支持壁部128は、側壁122の一部であって、垂直方向VDにおいてインナー軸部124の上方に位置している。支持壁部128は、幅方向WDに沿って延設されている。支持壁部128には、各ターミナル54を支持するための3つの貫通孔130が形成されている。各貫通孔130は、各ターミナル54を通過させるための開口であって、幅方向WDに等間隔で形成されている。支持壁部128は、各ターミナル54の外周側を全周にわたって囲んでいる。
3つのターミナル54(図1も参照)は、りん青銅等の導電性材料によって、垂直方向VDに延伸する帯状に形成されている。各ターミナル54は、外部の機器及びホールIC40間において、電圧等の電気信号の伝送に用いられる。各ターミナル54において長手方向と直交する断面、即ち各ターミナル54の横断面は、矩形状を呈している。各ターミナル54の厚さは、例えば0.6mm程度とされている。各ターミナルは、3つの貫通孔130のうちの一つを通過することで、支持壁部128を貫通している。各ターミナル54は、それぞれ突出部56及び接続部58を有している。
突出部56は、ターミナル54において、インナーケース12の外部に支持壁部128から突出している部分である。突出部56は、垂直方向VDに沿って上方に突出している。接続部58は、ターミナル54において、インナーケース12の内部に収容された部分である。接続部58は、ホールIC40と接続されている。
また、各ターミナル54の周囲には、シール膜76が形成されている。シール膜76は、アウターケース14の被覆部142に埋設されている。シール膜76は、各ターミナル54及び被覆部142に密着することで、これらの間に生じる隙間を閉塞させている。シール膜76は、各ターミナル54を伝って被覆部142内に浸入する燃料につき、支持壁部128及び各ターミナル54間の隙間からインナーケース12内に浸入することを防止する。
アウターケース14は、PPS樹脂等の樹脂材料によって形成されている。アウターケース14は、インナーケース12の外側を覆うよう形成されることで、インナーケース12を収容している。アウターケース14には、アウター軸部140及び被覆部142等が形成されている。
アウター軸部140は、円筒形状に形成されており、インナー軸部124の外側を覆っている。アウター軸部140の軸方向には、厚さ方向TDに向けられている。アウター軸部140は、マグネットホルダ30に内蔵されることで、当該マグネットホルダ30を回転自在に支持している。被覆部142は、幅方向WD(図1参照)に沿って延設されている。被覆部142は、突出部56の基端部分を、厚さ方向TDの両側から被覆することにより、これらを燃料から保護している。
図1に示すフロート20は、例えば発泡させたエボナイト等の燃料よりも比重の小さい材料により形成されている。フロート20は、燃料の液面4により浮揚可能である。フロート20は、フロートアーム22を介してマグネットホルダ30に支持されている。フロートアーム22は、ステンレス鋼等の金属材料によって形成されており、フロート20に形成された貫通孔24に挿通されている。
図1、2に示すマグネットホルダ30は、樹脂材料により円盤形状に形成されている。マグネットホルダ30には、固定部32及び軸受部34が形成されている。加えてマグネットホルダ30には、一対のマグネット36が収容されている。マグネットホルダ30は、液面に追従するように、マグネット36と一体で、ハウジング10に対して相対回転する。
固定部32は、マグネットホルダ30において、ハウジング10とは反対側を向く頂面に形成されている。固定部32は、フロートアーム22を保持している。軸受部34は、マグネットホルダ30における径方向の中央部分に設けられている。軸受部34には、マグネットホルダ30の軸方向に沿った円筒穴が形成されている。軸受部34は、アウター軸部140に外嵌される。一対のマグネット36は、軸受部34を挟んで対向するよう配置されることで、素子収容室126に収容されたホールIC40を通過する磁束を形成している。
図2に示すホールIC40は、ハウジング10に対するマグネットホルダ30の相対角度を検出する検出素子である。ホールIC40は、素子本体部42及び3つのリード線44等によって構成されている。素子本体部42は、一対のマグネット36に挟まれるように、素子収容室126に収容されている。各リード線44は、素子本体部42から延出されており、各ターミナル54の各接続部58に接続されている。ホールIC40は、電圧を印加された状態でマグネット36から磁界の作用を素子本体部42に受けることにより、当該ホールIC40を通過する磁束の密度に比例した信号を発生させる。ホールIC40に発生した信号は、各リード線44及び各ターミナル54等を介して、外部の機器によって計測される。
次に、本実施形態における液面検出装置1のターミナル54の製造方法について、図3のフローチャートにしたがって説明する。
第1工程S10では、ターミナル54に、めっきを施す。例えば、ターミナル54は、第1工程S10の段階では、図4に示すような、複数のターミナル54が連結された、りん青銅等からなる金属板材50を形成しており、当該金属板材50を、無電解浴中に浸漬する。その結果、酸化還元反応が生じることにより、無電解浴中の金属が金属板材50の全表面に析出されて、めっき層74が形成される。或いは、金属板材50を、電解浴中に浸漬して、当該金属板材50を陰極とした直流電解又はパルス電解を実施する。その結果、電気化学反応により、電解浴中の金属が金属板材50の全表面に析出されてめっき層74が形成される。このように、金属板材50の全表面にめっき層74が形成されることにより、第1工程S10は、ターミナル54においてプレス部64以外の箇所にめっきを施すことと共に行なわれる。また、めっき層74は、図5に示すように、金属板材50、すなわちターミナル54の中央部60よりも角部62に厚く形成される。
第1工程S10においてめっき層74を形成する金属は、後述する第2工程S20におけるクラック生成を考慮し、例えばニッケルないしはクロム等のような硬質の金属が好ましい。逆に、はんだ、スズ、銅、又は金等の延性の大きな金属は不適であると考えられる。ただし、複数の金属を積層してめっき層74を形成する等の場合においては、めっき層74の一部に延性の大きな金属を用いることが可能な場合がある。これらのめっき層74を形成する金属の選定は、第2工程S20においてプレス部64にクラックがより生じやすいものを、実験等で確認することにより行なわれる。
第2工程S20では、ターミナル54のプレス部64にクラックを生じるようにターミナル54を曲げるプレス加工を行なう。プレス部64は、板状であって、2つの側面68a、68bと、2つの側面68a、68bに隣接する2つの板面66a、66bを有しており、矩形状の横断面を呈している。そして、曲げ型もしくは曲げパンチ及びダイ等を用いて、プレス部64をプレスすることにより、プレス部64には、一方の板面側に曲げられる曲げ部と、他方の板面側に曲げられる別の曲げ部とが形成される。より詳細には、プレス部64は、図6に示すように、側面68a又は68bから見てU字状に湾曲する形状となり、板面66b側に曲げられる曲げ部70が形成されると共に、曲げ部70を挟んで、板面66a側に曲げられる2箇所の曲げ部72a、72bが形成される。
そして、かかるプレス加工により、プレス部64の表面に形成されるめっき層74に微細なクラックが生ずる。板面66aでは、曲げ部70における表面が凸状に湾曲することにより、曲げ部70上のめっき層74に電気信号の伝送方向を横切るように少なくとも1以上の微細なクラックが生じる。また、板面66bでは、曲げ部72a、72bにおける表面が凸状に湾曲することにより、各曲げ部72a、72b上のめっき層74に電気信号の伝送方向を横切るように少なくとも1以上の微細なクラックが生じる。さらに、U字状の各側面68a、68bでも、各曲げ部70、72a、72bにおいて板面66a側と板面66b側とにかかる応力が異なることによりひずみが生じて、各側面68a、68b上のめっき層74に電気信号の伝送方向を横切るように少なくとも1以上の微細なクラックが生じる。したがって、いずれの板面66a、66b及び側面68a、68bにも、クラックが生ずることとなる。
このようなめっき層74のクラックは、めっき層74が厚い箇所において、深くなる。したがって、本実施形態においては、中央部60よりも角部62に厚く形成されためっき層によって、角部62においてクラックがより深くなることとなる。
なお、第2工程S20では、ターミナル54においてプレス部64以外の箇所をプレス加工することを共に行う。例えば、複数のターミナル54を連結してなる金属板材50を自動機に投入することにより、前述のプレス部64の加工と共に、金属板材50の連結部52を打ち抜くことで各ターミナル54を分離する。
第3工程S30では、プレス部64に液状のシール材92を塗布する。シール材92は、ヒドリンゴム等を、トルエン等の溶媒によって液状としたものである。図7に示すように、製造装置のディスペンサ90から供給されるシール材92を、板面66a、66b及び側面68a、68b、すなわちプレス部64の周方向全域に塗布する。そして、シール材92がめっき層74の表面に停滞すると共に、毛細管現象によりめっき層74のクラックに浸透する。
第4工程S40では、シール材92を常温にて自然乾燥させる。これにより、シール材92中の溶剤が蒸発する。さらに、図示しないが、ターミナル54を加熱炉内に投入し、焼付け処理を行なう。焼付け処理では、例えば、150℃程度の温度下で30分程度の加熱を行なう。これにより、シール材92中の原料ゴムが架橋されるので、シール材92が硬化してシール膜76を図8のように形成することになる。
シール膜76は、めっき層74の表面に停滞したシール材92により形成される外縁部760と、めっき層74のクラックに浸透したシール材92により形成される浸透部762とが一体となって形成されている。外縁部760は、シール材92が塗布される際にシール材92が張力で角部62から中央部60に引っ張られる影響により、中央部60において厚く形成され、角部62において薄く形成される。一方、浸透部762は、中央部60よりも角部62においてより深いクラックが生じているので、角部62により深く形成される。なお、図8におけるクラックの箇所及び浸透部762は、実際の大きさよりも模式的に大きく示されている場合があり、また、図示の関係上、クラックの生じる方向が実際とは異なっている場合がある。
(作用効果)
本実施形態によると、ターミナル54にめっきを施した後、ターミナル54のプレス部64にクラックが生じるようにターミナル54を曲げるプレス加工を行なうので、プレス部64のめっき層74にクラックが生じる。さらにその後、プレス部64に液状のシール材92を塗布するので、シール材92が毛細管現象によりめっき層74のクラックに浸透し、シール膜76は、アンカー効果によりめっき層74と高い密着性で接着される。以上より、ターミナル54と被覆部142とのシール性を高める液面検出装置1のターミナル54の製造方法を提供することができる。
また、本実施形態によると、第2工程S20において、一方の前記板面(例えば66b)側に曲げられる曲げ部(例えば70)と、他方の前記板面(例えば66a)側に曲げられる別の曲げ部(例えば72a、72b)が形成されるプレス部64により、ターミナル54のいずれの板面66a、66b及び側面68a、68bにも、クラックが生じる。したがって、いずれの板面66a、66b及び側面68a、68bにおいても、シール膜76は、アンカー効果によりめっき層74と高い密着性で接着される。以上より、ターミナル54と被覆部142とのシール性を高める液面検出装置1のターミナル54の製造方法を提供することができる。
また、本実施形態によると、ターミナル54の中央部60よりも角部62に厚く形成されるめっきにより、角部62にクラックが生じやすくなるので、シール膜76は、ターミナル54の角部62においてもめっき層74と高い密着性で接着可能となる。
また、本実施形態によると、ターミナル54においてプレス部64以外の箇所にめっきを施すことと共に行なわれる第1工程S10により、従来とは別の工程又は生産設備を追加することを抑制して、所望の液面検出装置1のターミナル54を実現することができる。
また、本実施形態によると、ターミナル54においてプレス部64以外の箇所をプレス加工することと共に行なわれる第2工程S20により、従来とは別の工程又は生産設備を追加することを抑制して、所望の液面検出装置1のターミナル54を実現することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に変形例1では、第2工程S20において、プレス部64において一方の前記板面側に曲げられる曲げ部と、他方の前記板面側に曲げられる別の曲げ部とを形成していなくてもよい。すなわち、一方の前記板面側に曲げられる曲げ部のみを形成すれば、一定の効果が得られる。この例を含む構成として例えば、プレス部64は、少なくとも1箇所以上をL字型に曲げられる。
変形例2では、第1工程S10では、ターミナル54においてプレス部64以外の箇所にめっきを施すことを共に行なわなくてもよい。
変形例3では、第2工程S20では、ターミナル54においてプレス部64以外の箇所をプレス加工することを共に行なわなくてもよい。
変形例4では、第1工程S10において、めっきは、ターミナル54の中央部60よりも角部62に薄く形成されていてもよい。
変形例5では、第1工程S10では、ターミナル54全体に第1の金属としてニッケルめっきを施した後、ターミナル54においてプレス部64以外の箇所に第2の金属として金めっきを施してもよい。
1 液面検出装置、4 液面、142 被覆部、54 ターミナル、60 中央部、62 角部、64 プレス部、66a、66b 板面、68a、68b 側面、70、72a、72b 曲げ部、74 めっき層、76 シール膜、92 シール材

Claims (5)

  1. 液体の液面(4)の高さを検出する液面検出装置(1)において、
    被覆部(142)に埋設されて、前記液面の高さの検出に係る電気信号を伝送するターミナル(54)の製造方法であって、
    前記ターミナルに、めっきを施す第1工程(S10)と、
    前記第1工程の後、前記ターミナルのプレス部(64)にクラックを生じるように前記ターミナルを曲げるプレス加工を行なう第2工程(S20)と、
    前記第2工程の後、前記プレス部に液状のシール材(92)を塗布する第3工程(S30)と、
    前記第3工程の後、前記シール材を硬化させてシール膜(76)を形成する第4工程(S40)とを含むことを特徴とする液面検出装置のターミナルの製造方法。
  2. 板状の前記プレス部は、2つの側面(68a、68b)と、2つの前記側面に隣接する2つの板面(66a、66b)とを有しており、
    前記第2工程では、前記プレス部において一方の前記板面(66b)側に曲げられる曲げ部(70)と、他方の前記板面(66a)側に曲げられる別の曲げ部(72a、72b)とを形成することを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置のターミナルの製造方法。
  3. 前記第1工程において、前記めっきは、前記ターミナルの中央部(60)よりも角部(62)に厚く形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の液面検出装置のターミナルの製造方法。
  4. 前記第1工程では、前記ターミナルにおいて前記プレス部以外の箇所にめっきを施すことを共に行なうことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液面検出装置のターミナルの製造方法。
  5. 前記第2工程では、前記ターミナルにおいて前記プレス部以外の箇所をプレス加工することを共に行なうことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の液面検出装置ターミナルの製造方法。
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