JPWO2017022074A1 - 位置補正装置、及びこれを備えた電子部品搬送装置 - Google Patents

位置補正装置、及びこれを備えた電子部品搬送装置 Download PDF

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Abstract

電子部品にかかる物理的なストレスを増加させることなく、電子部品の位置補正に要する時間を短縮することのできる位置補正装置、及びこれを備える電子部品搬送装置を提供する。電子部品搬送装置2に搭載される位置補正装置1は、回転軸16を時計回り及び反時計回りに回転させるモータ15と、モータ15で回転軸中心に回転するベース14上に形成され、電子部品4よりも拡がり、電子部品4を収納する穴部11とを備える。穴部11は、回転軸16とは偏位した位置に形成され、モータ15によって一往復回転移動し、当該穴部11の縁によって内部の電子部品4を所定位置に案内する。

Description

本発明は、電子部品の位置補正を行う位置補正装置、及び電子部品を搬送しながら、各種処理を行い、各種処理のために電子部品を位置補正する電子部品搬送装置に関する。
電子部品は、電気製品に使用される部品であり、半導体素子等がパッケージングされてなり、半導体素子としては、トランジスタやダイオードやコンデンサや抵抗等のディスクリート半導体や集積回路等が挙げられる。この電子部品は、組み立て及び検査等の各種の処理を経て完成される。半導体素子の場合、組み立て等の前工程と検査等の後工程において、ダイシング、マウンティング、ボンディング、及びシーリング、マーキング処理、外観検査、電気特性検査、分類、及び実装等を経る。電気特性検査の場合、電子部品の電極に検査装置側の端子を接触させて、電流を流し、電圧を印加し、又は信号を入力し、その結果である出力を測定する。
良品の電子部品を得るには、良好な組み立て及び検査等が少なくとも必要である。そのため、各種処理に際し電子部品の位置決めが重要である。例えば、電子部品が正規位置からズレているために電極と端子との接触不良となっていれば、精度の高い電気特性検査は成し得ない。しかしながら、電子部品は、例えば振動によって電子部品を一定の方向及び姿勢に整列させる振動式パーツフィーダ方式によって搬送経路に供給され、吸着ノズルに吸引されて搬送経路を辿りながら各種処理を受けたり、コンベアで移送されながら各種処理を受けたりするため、必ずしも正規位置と合致した姿勢で搬送されるわけではなく、また一貫して正規位置と合致した姿勢を維持し得ない。
そこで、各種処理の直前で位置補正装置によって電子部品の位置を補正することが多い。位置補正装置には、従来より追い込み方式と落とし込み方式がある。追い込み方式では、位置補正のためのステージ上に電子部品を載置し、四方から延びるガイド部によって電子部品をステージ中心に寄せる(特許文献1参照)。この追い込み方式を採用する位置補正装置は、動力源であるモータと、モータの回転を直線運動に変換するカム機構を有し、各ガイド部がカムフォロアと連結される。また、落とし込み方式では、方状凹部を有する穴に電子部品を当てはめることで、穴の内壁によって電子部品を正規位置と合致した姿勢を採るように案内する(特許文献2参照)。
特開2009−26936号公報 特開2005−203711号公報
近年、電気製品の需要は世界規模で増大しており、電子部品の生産速度の一層の向上が要求される。組立工程や検査工程で行われる電子部品の位置補正の処理についても例外ではなく、位置補正に要する時間の更なる短縮が要望されるところである。
追い込み方式を採用する位置補正装置は、モータとガイド部との間にカム機構等の各種の伝達機構を有する。各伝達機構は、一部材の物理的な動作が他部材の物理的な動作に影響を与えることで力の伝達を達成させている。そのため、各部材が固定されずに動作可能とするには、遊び等のある程度の不安定さが必要となる。この不安定さは伝達機構の応答性に限界を生じさせ、応答性を超えた速度で稼働させようとしても、一部材の動作に他部材が追従できなくなり、正しく動力が伝達できない。従って、追い込み方式を採用する位置補正装置において動力源たるモータの回転速度には制限があり、電子部品の位置補正に要する時間の短縮に限界がある。
落とし込み方式を採用する位置補正装置において、方状凹部を有する穴に電子部品を差し込む速さを上げれば、位置補正に要する時間の短縮が可能となる。しかしながら、電子部品は方状凹部に擦れながら位置が補正されるため、差込速度を上げると電子部品にキズが付き易くなってしまう。キズを付けずに位置補正を実行するには、差込速度を制限せざるを得ず、落とし込み方式を採用する位置補正装置においても位置補正に要する時間の短縮に限界がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するために提案されたもので、電子部品にかかる物理的なストレスを増加させることなく、電子部品の位置補正に要する時間を短縮することのできる位置補正装置、及びこれを備える電子部品搬送装置を提供することを目的とする。
本発明に係る位置補正装置は、電子部品の位置補正装置であって、回転軸を回転させるモータと、前記回転軸に軸支され、前記モータによって回転するベースと、前記ベース上に形成され、前記電子部品よりも拡がり、電子部品を収納する穴部と、を備え、前記穴部は、前記回転軸とは偏位した位置に形成され、前記モータによって移動し、当該穴部の縁によって内部の前記電子部品を所定位置に案内すること、を特徴とする。
前記モータは、回転軸を時計回り及び反時計回りに回転させ、前記ベースは、時計回り及び反時計回りに回転し、前記穴部は、前記モータによって遥動するようにしてもよい。
前記穴部は、前記電子部品の対向両辺を案内する両縁が、当該対向両辺のなす角度よりも所定角度分だけ開き、前記電子部品の一方の対向辺を案内する一方の縁は、前記モータによる時計回りの回転により、正規位置の前記電子部品が占める領域を画する一辺に倣い、前記電子部品の他方の対向辺を案内する他方の縁は、前記モータによる反時計回りの回転により、正規位置の前記電子部品が占める領域の前記一辺との対向辺に倣うようにしてもよい。
前記穴部は、前記ベースを貫通して形成され、前記ベースの下層に位置し、前記穴部の底面を形成するとともに、位置不動のステージを更に備えるようにしてもよい。
前記穴部は、縁と底面とが一体であり、回転移動によって前記電子部品を慣性によって前記底面を滑らせて前記縁と当接させるようにしてもよい。
前記穴部は、角と、前記電子部品の辺に当接するとともに、前記角と接する2つの縁とを有し、前記角には、前記穴部を拡張して成る異物溜めを有するようにしてもよい。
また、本発明に係る電子部品搬送装置は、電子部品を搬送しながら工程処理を行う電子部品搬送装置であって、前記電子部品の搬送経路と、前記電子部品を保持して前記搬送経路に沿って間欠移動する保持手段と、前記搬送経路上の一地点に配置され、前記電子部品に対して各種処理を行う各種の処理ユニットと、前記搬送経路上の一地点に配置され、前記処理ユニットのために、前記電子部品の位置補正を行う位置補正ユニットと、を備え、前記位置補正ユニットは、回転軸を回転させるモータと、前記回転軸に軸支され、前記モータによって回転するベースと、前記ベース上に形成され、前記電子部品よりも拡がり、電子部品を収納する穴部と、を含み、前記穴部は、前記搬送経路の直下であり、前記回転軸とは偏位した位置に形成され、前記保持手段によって前記電子部品が内部に差し込まれ、前記モータによって移動し、当該穴部の縁によって内部の前記電子部品を所定位置に案内すること、を特徴とする。
前記保持手段は、前記電子部品を前記穴部の底面から浮かせたまま、保持を維持し、前記穴部は、当該穴部の縁によって前記電子部品を前記保持手段に対してシフトさせることで、前記所定位置に案内するようにしてもよい。
本発明によれば、電子部品の位置補正の際、穴部を遥動させればよいので、モータの回転を伝達したり、力の方向へ変換したりするための伝達機構の点数を減らすことができるので、穴部が遥動動作する応答性は非常に高く、位置補正に要する時間を短縮することができる。
第1の実施形態に係る位置決め装置の斜視図である。 第1の実施形態に係る穴部を開口側から見た平面図である。 第1の実施形態に係る穴部の第1番目の動作過程を示す平面図である。 第1の実施形態に係る穴部の第2番目の動作過程を示す平面図である。 第1の実施形態に係る穴部の第3番目の動作過程を示す平面図である。 第1の実施形態に係る穴部の第4番目の動作過程を示す平面図である。 第1の実施形態に係る電子部品搬送装置の上面図である。 第1の実施形態に係る電子部品搬送装置の側面図である。 第2の実施形態に係る電子部品搬送装置において穴部に電子部品を差し入れた際の状態を示す断面図である。 第2の実施形態に係る電子部品搬送装置において穴部による電子部品の案内の態様を示す断面図である。 第3の実施形態に係る位置決め装置の穴部付近の断面図である。
以下、本発明に係る位置補正装置及びこれを備えた電子部品搬送装置の第1乃至第3の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施形態)
(位置補正装置)
図1に示すように、第1の実施形態に係る位置補正装置1は、保持部22に保持されて搬送経路21を辿る電子部品4を正しい姿勢に補正する。正しい姿勢は、搬送経路21中で各処理を実行する際に、電子部品4が正しい位置及び向きで処理ステージに置かれるように予め採られる保持部22との位置関係である。保持部22と処理ステージは予め位置決めがされており、位置補正装置1は、電子部品4の中心と保持部22の中心とを合わせ、電子部品4の向きを規定方向に補正する。これにより、保持部22が電子部品4を処理ステージに運ぶと、電子部品4が正しい位置及び向きで処理ステージに載置される。
電子部品4は、0402サイズ(0.4mm×0.2mm)又は0603サイズ(0.6mm×0.3mm)等の4隅が直角の正方形又は長方形を有する。保持部22は、電子部品4を保持して搬送経路21を移動するユニットであり、例えば吸着ノズル、静電チャック、ベルヌーイチャック又は機械的なチャックであり、吸引力、静電力又は物理的な係合によって電子部品4を保持し、他装置による外力を受けて搬送経路21を移動する。
位置補正装置1は、穴部11を搬送経路21の直下に備え、電子部品4を保持部22から一時的に受け取って穴部11に収容する。穴部11は、直上の搬送経路21に向く開口を有し、電子部品4よりも大きな面積で拡がり、有底である。この穴部11は電子部品4を収容して、深さと直交する水平方向に移動する。
電子部品4は、遥動する穴部11内で慣性の法則に従って滑り、穴部11の縁に案内されて電子部品4の正規位置12に寄せられる(図2参照)。正規位置12は、正しい姿勢を採る電子部品4を穴部11に向けて投影した領域であり、電子部品4に対応して4隅が直角で対向辺が平行な矩形である。穴部11は、電子部品4と当接する各縁が揺動の結果として個別に正規位置12の対応辺に沿うように、設置箇所、形状及び移動範囲が調整されている。そのため、縁による案内過程で、電子部品4が正規位置12に補正される。電子部品4を寄せる過程では、電子部品4の辺が穴部11の縁に沿って適合し、電子部品4の向きも矯正される。
この位置補正装置1は、平面を搬送経路21に向けた円筒状のベース14と、当該ベース14を回転させるモータ15を備える。ベース14は、モータ15の回転軸16に平面を直交させて軸支されている。穴部11は、ベース14の平面に形成され、開口を搬送経路21側へ向けている。穴部11は、ベース14の平面に直立する4つのブロック13を一領域を囲むように組むことで、ブロック13に囲まれた空間として形成されてもよいし、ベース14の平面に凹設されてもよい。
図2に示すように、穴部11は、回転軸16から偏位した位置に形成されている。モータ15は、ベース14を移動させる。そのため、穴部11も回転軸16を中心にして移動する。穴部11は、電子部品4の正規位置12の領域を含み、遥動によっても常に正規位置12が完全に包含されるように各所が拡大されている。
電子部品4は、正規位置12から回転軸16の時計回り方向に位置ズレしている可能性もあるし、反時計回り方向に位置ズレしている可能性もある。モータ15がベース14を反時計回り方向に回転させると、穴部11は、反時計回りに回転移動し、時計回り方向に位置ズレしている電子部品4を正規位置12に倣わせる。モータ15がベース14を時計回り方向に回転させると、穴部11は、時計回りに回転移動し、反時計回り方向に位置ズレしている電子部品4を正規位置12に倣わせる。
位置補正装置1は、電子部品4が時計回り方向又は反時計回り方向の一方に位置ズレしていることが予め認識可能な場合、電子部品4の位置ズレ方向と反対側に穴部11を回転移動させればよい。例えば、位置補正装置1は、電子部品4の位置ズレが検出可能なカメラ等を備え、電子部品4の位置ズレ方向と反対側に穴部11を回転移動させる。
また、モータ15が時計回り及び反時計回りにベース14を回転させることで、穴部11を往復遥動させるようにしてもよい。電子部品4の位置ズレ方向を検出せずに、電子部品4を正規位置12に倣わせることができる。
この穴部11は、電子部品4の四方各辺に対応する4つの縁11a、11b、11c及び11dを少なくとも有する。縁11aと11bの組と縁11cと11dの組とは、正規位置12を挟んで向かい合っている。その他の縁は、電子部品4の邪魔にならない程度に正規位置12から離れた位置に後退している。すなわち、穴部11は、四角形以上の多角形形状を有する。4つの縁以外は湾曲部分を備えていてもよい。
まず、穴部11は、一箇所の角11eに接する第1の縁11aと第2の縁11bを有する。また、穴部11は、角11eから穴部11の中心を通って対角に位置する他箇所の角11fに接する第3の縁11cと第4の縁11dを有する。角11e、11fは直角である。第1の縁11aと第3の縁11cは、回転軸16から離れる方向に平行よりも所定角度αだけ開いている。また、第2の縁11bと第4の縁11dも、平行よりも所定角度αだけ開いている。
穴部11は、反時計回りに旋回すると、第1の縁11aが正規位置12の一辺abと一致し、時計回りに旋回すると、第3の縁11cが正規位置12の一辺abと対向する辺cdと一致するように、向き及び大きさが調整されている。換言すると、穴部11は、反時計回りに旋回すると、第2の縁11bが正規位置12の辺adと一致し、時計回りに旋回すると、第4の縁11dが正規位置12の辺bcと一致するように、向き及び大きさが調整されている。
また、この穴部11は、電子部品4と当接する縁の隅、例えば第1の縁11aと第2の縁11bとが突き合わされて成る角11eに異物溜め11gを備えている。異物溜め11gは、塵や埃等の電子部品4とは異なる異物を捕獲する空間であり、穴部11を広げるように、電子部品4と当接する縁の隅を拡張して形成される。この異物溜め11gは、第1の縁11aと第2の縁11bとが突き合わされる角11e、第3の縁11cと第4の縁11dとが突き合わされる角11f、又はその両方に形成することができる。
このような位置補正装置1の具体的な動作を図3乃至図6に基づき説明する。図3に示すように、穴部11は、第1の縁11aが正規位置12の一辺abから時計回りに角度βだけ旋回した位置を初期状態とする。角度β<角度αである。角度βだけ旋回させておくのは、位置がズレた電子部品4が穴部11の縁に衝突せずに収納可能とするためである。この初期状態では、穴部11の各縁11a、11b、11c及び11dは正規位置12から離れている。そのため、電子部品4は、穴部11の縁と接触することなく、穴部11内に迎え入れられる。
次に、図4に示すように、モータ15は、穴部11の初期状態から、第1の縁11aが正規位置12の一辺abと一致する角度βだけ反時計回りに穴部11を旋回させる。このとき、電子部品4が時計回り方向に正規位置12から偏位している場合、電子部品4は穴部11内を滑り、迫り来る第1の縁11aと第2の縁11bに当接し、更に旋回する第1の縁11aと第2の縁11bによって正規位置12へ押し込まれる。
更に、図5に示すように、モータ15は、第3の縁11cが正規位置12の対向辺cdと一致するように、第1の縁11aと第3の縁11cの開き角度αだけ時計回りに穴部11を旋回させる。このとき、電子部品4が反時計回り方向に正規位置12から偏位している場合、電子部品4は穴部11内を滑り、迫り来る第3の縁11cと第4の縁11dに当接し、更に旋回する第3の縁11cと第4の縁11dによって正規位置12へ押し込まれる。
そして、図6に示すように、モータ15は、穴部11を初期状態に戻すように、反時計回りに角度(α−β)分だけ穴部11を回転させ、正規位置12の電子部品4と穴部11の第3の縁11c及び第4の縁11dとの係わり合いを解除する。この後、保持部22によって電子部品4は再度保持され、穴部11から離脱する。
この一連の駆動の際、穴部11に異物が存在していれば、異物は第1の縁11aと第2の縁11bによって異物溜め11gに案内され、異物溜め11gに貯留される。そのため、異物は、電子部品4の正規位置12から取り除かれており、次に収納される電子部品4に付着することが抑止されている。
(電子部品搬送装置)
このような位置補正装置1を備える電子部品搬送装置について説明する。図7は、電子部品搬送装置の上面図であり、図8は電子部品搬送装置の側面図である。
図7及び8に示す電子部品搬送装置2は、保持部22を備え、電子部品4を搬送する。この電子部品搬送装置2は、ターンテーブル23と、当該ターンテーブル23を間欠回転させるダイレクトドライブモータ24を有する。保持部22は、ターンテーブル23の外周に沿って円周等配位置で複数取り付けられている。搬送経路21は、このターンテーブル23の回転により形成され、換言すると、ターンテーブル23の回転による保持部22の移動軌跡である。保持部22の配置間隔とターンテーブル23の1ピッチの回転角度は等しく、全ての保持部22が各角度の同一停止位置に順番に停止する。
保持部22は、ターンテーブル23の広がり平面に対して直交した軸を有し、ターンテーブル23から下方に垂れ下げられている。ターンテーブル23は、外縁に軸受けを有し、保持部22は、この軸受けに上下動可能に支持されている。保持部22は、例えば吸着ノズルである。吸着ノズルは、内部が中空のパイプである。パイプ内部は、図示しない真空発生装置の空気圧回路とチューブを介して連通している。この吸着ノズルによりなる保持部22は、真空発生装置による負圧の発生によって電子部品4を吸着し、真空破壊によって電子部品4を離脱させる。
位置補正装置1は、保持部22の停止位置の直下に穴部11が位置するように、ターンテーブル23の外縁直下に設置される。搬送経路21を挟んで穴部11と反対側には、進退駆動部25が設けられている。進退駆動部25は、保持部22を下方に押し出すロッド25bと、このロッド25bに推力を付与するアクチュエータ25aを備えている。進退駆動部25は、アクチュエータ25aを作動させてロッド25bを保持部22に向けて前進させることでロッド25bの先端と保持部22の後端とを当接させ、更にロッド25bを前進させることで、保持部22を穴部11へ向けて移動させる。尚、進退駆動部25は、保持部22を上方へ付勢する圧縮バネ25cを更に備えており、アクチュエータ25aによるロッド25bへの推力付与が解除されると、圧縮バネ25cが保持部22を上方へ押し戻す。
ターンテーブル23の周りには、位置補正装置1のほか、各種の処理ユニット3が保持部22の停止位置に配置される。処理ユニット3としては、例えば位置補正装置1よりも搬送方向下流に配置されたテストユニット、パーツフィーダ、マーキングユニット、外観検査ユニット、分類ソートユニット、テーピングユニット、不良品排出ユニット等が挙げられる。
テストユニットは、電子部品4への通電用に接触子を備えている。位置補正装置1によって電子部品4と保持部22との位置関係が適正に補正された状態では、電子部品4の電極が接触子に接触する。このテストユニットは、接触子を介して電子部品4に電流を流したり、電圧を印加したりすることで、電子部品4の電圧、電流、抵抗、又は周波数等の電気特性を測定する。
パーツフィーダは、電子部品搬送装置2に電子部品4を供給する装置である。このパーツフィーダは、例えば、円形の振動パーツフィーダと直線型の供給振動フィーダとを組み合わせて、ターンテーブル23の外周端直下の搬送経路21終端まで多数の電子部品4を整列させて連続的に搬送する。
マーキングユニットは、電子部品4に臨んでレーザ照射用のレンズを有し、レーザを電子部品4に照射してマーキングを行う。位置補正装置1によって保持部22との位置関係が適正に補正された電子部品4に対し、正しい位置及び範囲にマーキングが行われる。外観検査ユニットは、カメラを有し、電子部品4を撮影し、画像から電子部品4の電極形状、表面の欠陥、キズ、汚れ、異物等の有無を検査する。分類ソートユニットは、電気特性及び外観検査の結果に応じて電子部品4を不良品と良品とに分類し、そのレベルに応じて分類してシュートする。テーピングユニットは、良品と判定された電子部品4を収納する。不良品排出ユニットは、テーピング梱包されなかった電子部品4を電子部品搬送装置2から排出する。
この電子部品搬送装置2では、パーツフィーダから供給された電子部品4を保持部22で保持し、各処理ユニット3を巡って電子部品4を搬送経路21に沿って搬送する。電子部品4を保持した保持部22が位置補正装置1の直上に到達して停止すると、進退駆動部25が保持部22を位置補正装置1に向けて押し出す。保持部22は、進退駆動部25によって穴部11に向けて下降し、穴部11に電子部品4を差し入れると、電子部品4を穴部11内に離脱させる。保持部22が吸着ノズルの場合、真空破壊又は大気破壊によって吸引力を解除すると、電子部品4は穴部11の底部に載置される。
穴部11に電子部品4を収容すると、位置補正装置1は、穴部11を一往復遥動させることで、電子部品4を正規位置12に合わせる位置補正を行う。位置補正が完了すると、保持部22は穴部11内の電子部品4を保持する。保持部22が吸着ノズルの場合、真空発生装置により吸着ノズルの先端で電子部品4を吸引する。進退駆動部25は、電子部品4を保持した保持部22に対し、ロッド25bによる推進力を解除し、圧縮バネ25cの付勢力を発揮させることで、位置補正された電子部品4を保持した保持部22を上昇させる。
位置補正された電子部品4は、位置補正装置1を経た後、テストユニット、マーキングユニット、外観検査ユニット、分類ソートユニット及びテーピングユニットを巡ることとなる。この際、保持部22との位置関係が適正に補正された電子部品4は、テストユニット等の処理ユニット3との位置関係も適正に保たれ、信頼性のある処理が行われる。
(作用効果)
以上のように、位置補正装置1は、回転軸16を時計回り及び反時計回りに回転させるモータ15と、モータ15で回転軸16中心に回転するベース14上に形成され、電子部品4よりも拡がり、電子部品4を収納する穴部11とを備える。穴部11は、回転軸16とは偏位した位置に形成され、モータ15によって一往復遥動し、当該穴部11の縁によって内部の電子部品4を所定位置に案内するようにした。
この位置補正装置1は、穴部11を一往復回転移動させれば足りるので、力を伝達したり、力の方向を変換したりする複数段の伝達機構を、穴部11が形成されたベース14とモータ15との間に多数設ける必要はない。そのため、穴部11が遥動動作する応答性は非常に高くなり、穴部11を高速に遥動動作させることが可能となる。従って、この位置補正装置1によれば、位置補正に要する時間を短縮することが可能となる。
また、穴部11は、電子部品4の対向両辺を案内する両縁が、当該対向両辺のなす角度よりも所定角度分だけ開いているようにした。そして、電子部品4の一方の対向辺を案内する一方の縁は、モータ15による時計回りの回転により、正規位置12の前記電子部品4が占める領域を画する一辺に倣い、また、電子部品4の他方の対向辺を案内する他方の縁は、モータ15による反時計回りの回転により、正規位置12の電子部品4が占める領域の前記一辺との対向辺に倣うようにした。これにより、電子部品4の位置及び向きを精度よく位置補正することができる。
また、穴部11は、電子部品4の辺に当接する2つの縁が接する角11eに、穴部11を拡張して成る異物溜め11gを有するようにした。これにより、穴部11内の異物は異物溜め11gに案内され、電子部品4に付着することを防止できる。
(第2の実施形態)
(電子部品搬送装置)
第2の実施形態に係る電子部品搬送装置2について図面を参照しつつ詳細に説明する。位置補正装置1及び電子部品搬送装置2につき、第1の実施形態と同一構成及び同一機能については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図9に示すように、進退駆動部25による下降力が解除された保持部22と穴部11の底面との間の距離をD1とし、電子部品4の厚みをT1とする。進退駆動部25は、電子部品4を穴部11に収納する際、保持部22を距離(D1−T1−D2)だけ下降させる。穴部11の深さをD3とすると、0<D2≦D3であり、D2は零超且つ穴部11の深さ以内である。
また、保持部22は、位置補正装置1による電子部品4の位置補正の際、電子部品4を保持したままにする。保持部22が吸着ノズルである場合、保持部22は吸引力を維持しておく。すなわち、穴部11に収納された電子部品4は、穴部11の底面に着地せずに内部で中に浮いた状態を維持する。位置補正装置1は、電子部品4が穴部11の内部で中に浮いた状態で、穴部11を一往復遥動させ、電子部品4の位置補正を行う。
図10に示すように、穴部11は、電子部品4に縁を当てることにより、吸引力や静電力等の保持力が働く方向と直交する水平方向に移動力を与える。この移動力により、電子部品4を保持部22に対して水平にシフトさせ、電子部品4を正規位置12に合わせるように移動させる。ここで、保持部22による電子部品4の保持力をN、保持部22と電子部品4との間に働く摩擦力をμN、電子部品4に対して穴部11の縁が与える移動力をFとする。
このとき、保持部22及び穴部11を旋回させるモータ15において、保持力N及び移動力Fは、μN<Fとなり、且つ位置補正の際に電子部品4が保持部22から脱落しない程度に調整される。保持力Nは、搬送経路21に沿った移動中を含めて一定としてもよいし、位置補正の際にのみμN<Fとなるように変更されてもよい。
このように、この電子部品搬送装置2では、保持部22は、電子部品4を穴部11の底面から浮かせたまま、保持を維持する。そして、穴部11は、当該穴部11の縁によって電子部品4を保持部22に対してシフトさせることで、所定位置に案内するようにした。これにより、穴部11の底面と電子部品4とは係わり合いがなく、電子部品4を穴部11から取り出す際に穴部11を初期状態に戻したとしても、位置補正した電子部品4が再度ズレてしまう虞がなく、精度の高い位置補正が可能となる。
尚、第1の実施形態にように電子部品4を穴部11の底面に載置し、慣性の法則に従って滑らせる場合、電子部品4を穴部11の内部であって、底面に接触しない状態に降ろす必要がないため、電子部品4を穴部11内に収納するための保持部22の制御が簡便である。従って、電子部品4の重量等を鑑みて、第1の実施形態又は第2の実施形態の態様を選択すればよい。
(第3の実施形態)
(位置補正装置)
第3の実施形態に係る位置補正装置1について図面を参照しつつ詳細に説明する。位置補正装置1及び電子部品搬送装置2につき、第1の実施形態と同一構成及び同一機能については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図11は、位置補正装置1が備える穴部11付近の断面図である。図11に示すように、穴部11はベース14を貫通して形成される。穴部11は、両面が開口し、縁のみを有する底無しである。位置補正装置1は、ベース14が上面に積層されるステージ17を有する。穴部11の底面は、このステージ17によって形成される。モータ15の回転軸16は、ステージ17に遊貫されてベース14まで延設され、ベース14と接続される。ステージ17とモータ15の回転軸16とは非接触である。すなわち、ベース14はモータ15によってステージ17上を摺動回転する。一方、ステージ17は不動である。
この位置補正装置1によると、穴部11の縁が電子部品4に当接するまでは電子部品4は静止した状態となる。電子部品4は、穴部11の縁に押されてステージ17の表面を滑り、正規位置12に案内される。
このように、この位置補正装置1では、穴部11はベース14を貫通して形成される。ベース14の下層には位置不動のステージ17を配置し、このステージ17によって穴部11の底面を形成する。すなわち、穴部11が遥動しても電子部品4が載置されるステージ17は不動となる。これにより、穴部11の底面と電子部品4とは係わり合いがなく、電子部品4を穴部11から取り出す際に穴部11を初期状態に戻したとしても、位置補正した電子部品4が再度ズレてしまう虞がなく、精度の高い位置補正が可能となる。
(他の実施形態)
以上のような電子部品搬送装置2においては、ターンテーブル23を用いた回転搬送方式の他、直線搬送方式や、複数のターンテーブル23で一の搬送経路21を構成するようにしてもよい。また、位置補正装置1を有するものであれば、上記した種類の処理ユニット3に限られず、その他の種類の工程処理を実施するユニットと置き換えることが可能であり、また配置順序も適宜変更可能である。
また、この位置補正装置1は、矩形の電子部品4に限らず、各種多角形の電子部品4に対応可能である。穴部11の形状は、電子部品4の一辺と他の一辺とのなす角度よりも、それら各辺と対応する各縁のなす角度を所定角度だけ開くようにすれよく、偏位した穴部11の遥動により正規位置12に寄せることが可能である。
1 位置補正装置
11 穴部
11a 第1の縁
11b 第2の縁
11c 第3の縁
11d 第4の縁
11e 角
11f 角
11g 異物溜め
12 正規位置
13 ブロック
14 ベース
15 モータ
16 回転軸
17 ステージ
2 電子部品搬送装置
21 搬送経路
22 保持部
23 ターンテーブル
24 ダイレクトドライブモータ
25 進退駆動部
25a アクチュエータ
25b ロッド
25c 圧縮バネ
3 処理ユニット
4 電子部品
本発明に係る位置補正装置は、電子部品の位置補正装置であって、回転軸を回転させるモータと、前記回転軸に軸支され、前記モータによって回転するベースと、前記ベース上に形成され、前記電子部品よりも拡がり、電子部品を収納する穴部と、を備え、前記モータは、回転軸を時計回り及び反時計回りに回転させ、前記ベースは、時計回り及び反時計回りに回転し、 前記穴部は、前記回転軸とは偏位した位置に形成され、前記モータによって揺動し、当該穴部の縁によって内部の前記電子部品を所定の正規位置に案内するものであって、前記電子部品の対向両辺を案内する穴部の両縁は、当該対向両辺のなす角度よりも所定角度α分だけ開き、前記電子部品の一方の対向辺を案内する一方の縁は、前記モータによる時計回りの回転により、前記正規位置の一辺に倣い、前記電子部品の他方の対向辺を案内する他方の縁は、前記モータによる反時計回りの回転により、前記正規位置の前記一辺との対向辺に倣うこと、を特徴とする。
前記穴部は、電子部品を収納する前及び離脱させる前には、前記電子部品の一方の対向辺を案内する一方の縁が、案内する前記正規位置の一辺から所定角度β分だけ回転した状態であり、前記所定角度β<前記所定角度αにしてもよい。
また、本発明に係る電子部品搬送装置は、電子部品を搬送しながら工程処理を行う電子部品搬送装置であって、前記電子部品の搬送経路と、前記電子部品を保持して前記搬送経路に沿って間欠移動する保持手段と、前記搬送経路上の一地点に配置され、前記電子部品に対して各種処理を行う各種の処理ユニットと、前記搬送経路上の一地点に配置され、前記処理ユニットのために、前記電子部品の位置補正を行う位置補正ユニットと、を備え、前記位置補正ユニットは、回転軸を回転させるモータと、前記回転軸に軸支され、前記モータによって回転するベースと、前記ベース上に形成され、前記電子部品よりも拡がり、電子部品を収納する穴部と、を含み、前記穴部は、前記搬送経路の直下であり、前記回転軸とは偏位した位置に形成され、前記保持手段によって前記電子部品が内部に差し込まれ、前記モータによって移動し、当該穴部の縁によって内部の前記電子部品を所定の正規位置に案内するものであって、前記電子部品の対向両辺を案内する穴部の両縁は、当該対向両辺のなす角度よりも所定角度α分だけ開き、前記電子部品の一方の対向辺を案内する一方の縁は、前記モータによる時計回りの回転により、前記正規位置の一辺に倣い、前記電子部品の他方の対向辺を案内する他方の縁は、前記モータによる反時計回りの回転により、前記正規位置の前記一辺との対向辺に倣うこと、を特徴とする。

Claims (8)

  1. 電子部品の位置補正装置であって、
    回転軸を回転させるモータと、
    前記回転軸に軸支され、前記モータによって回転するベースと、
    前記ベース上に形成され、前記電子部品よりも拡がり、電子部品を収納する穴部と、
    を備え、
    前記穴部は、前記回転軸とは偏位した位置に形成され、前記モータによって移動し、当該穴部の縁によって内部の前記電子部品を所定位置に案内すること、
    を特徴とする位置補正装置。
  2. 前記モータは、回転軸を時計回り及び反時計回りに回転させ、
    前記ベースは、時計回り及び反時計回りに回転し、
    前記穴部は、前記モータによって遥動すること、
    を特徴とする請求項1記載の位置補正装置。
  3. 前記穴部は、前記電子部品の対向両辺を案内する両縁が、当該対向両辺のなす角度よりも所定角度分だけ開き、
    前記電子部品の一方の対向辺を案内する一方の縁は、前記モータによる時計回りの回転により、正規位置の前記電子部品が占める領域を画する一辺に倣い、
    前記電子部品の他方の対向辺を案内する他方の縁は、前記モータによる反時計回りの回転により、正規位置の前記電子部品が占める領域の前記一辺との対向辺に倣うこと、
    を特徴とする請求項2記載の位置補正装置。
  4. 前記穴部は、前記ベースを貫通して形成され、
    前記ベースの下層に位置し、前記穴部の底面を形成するとともに、位置不動のステージを更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の位置補正装置。
  5. 前記穴部は、縁と底面とが一体であり、回転移動によって前記電子部品を慣性によって前記底面を滑らせて前記縁と当接させること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の位置補正装置。
  6. 前記穴部は、角と、前記電子部品の辺に当接するとともに、前記角と接する2つの縁とを有し、
    前記角には、前記穴部を拡張して成る異物溜めを有すること、
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の位置補正装置。
  7. 電子部品を搬送しながら工程処理を行う電子部品搬送装置であって、
    前記電子部品の搬送経路と、
    前記電子部品を保持して前記搬送経路に沿って間欠移動する保持手段と、
    前記搬送経路上の一地点に配置され、前記電子部品に対して各種処理を行う各種の処理ユニットと、
    前記搬送経路上の一地点に配置され、前記処理ユニットのために、前記電子部品の位置補正を行う位置補正ユニットと、
    を備え、
    前記位置補正ユニットは、
    回転軸を回転させるモータと、
    前記回転軸に軸支され、前記モータによって回転するベースと、
    前記ベース上に形成され、前記電子部品よりも拡がり、電子部品を収納する穴部と、
    を含み、
    前記穴部は、
    前記搬送経路の直下であり、前記回転軸とは偏位した位置に形成され、
    前記保持手段によって前記電子部品が内部に差し込まれ、
    前記モータによって移動し、当該穴部の縁によって内部の前記電子部品を所定位置に案内すること、
    を特徴とする電子部品搬送装置。
  8. 前記保持手段は、
    前記電子部品を前記穴部の底面から浮かせたまま、保持を維持し、
    前記穴部は、当該穴部の縁によって前記電子部品を前記保持手段に対してシフトさせることで、前記所定位置に案内すること、
    を特徴とする請求項7記載の電子部品搬送装置。
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