JP5300006B2 - 部品供給装置 - Google Patents

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本発明は、部品供給装置に関し、例えば、任意に置かれた部品を所定の姿勢で取り出すものに関する。
例えば、自動組立装置によって基板に部品を装着していくような場合、部品をストックされたエリアから取り出して所定位置に搬送する必要がある。
この際、部品をチャッキングして取り出すが、このような技術として、次の特許文献1の「ワークの吸着装置」がある。
これは、部品をバキュームによって吸引することによりチャッキングし、これを取り出して所定の位置に搬送するものである。
特開2008−132575号公報
しかし、特許文献1の技術では、穴の開いた部品の穴部分を吸引してチャッキングする場合、穴の底が部品の置かれた台によって閉じられるため穴内部が負圧となって部品が台に貼り付いてしまい、吸引することが困難であった。
そこで、本発明の目的は、部品の穴の開いた部分であっても部品を吸引して搬送することである。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、部品を所定位置に定置する部品容器と、前記定置した部品を吸着する吸着手段と、前記吸着した部品を搬送する搬送手段と、前記部品の前記吸着手段が吸着する吸着部分に貫通孔が形成されている場合に、前記吸着によって当該貫通孔内部に発生する負圧を低減する負圧低減手段と、を具備し、前記部品容器には、前記部品が所定姿勢に嵌合する複数の凹部が長手方向に形成されており、前記負圧低減手段は、外気を前記貫通孔内部にリークさせる、前記部品容器の長手方向で、前記複数の凹部に渡って、前記凹部よりも深く形成された溝である、ことを特徴とする部品供給装置を提供する。
請求項に記載の発明では、前記部品容器には、前記部品を任意姿勢に置いて蓄積する蓄積部分と、前記複数の凹部により前記部品が所定姿勢に嵌合する嵌合部分と、が1の方向に形成されており、前記部品容器を、前記1の方向を振動面として振動させて、前記蓄積部分に蓄積された部品を前記嵌合部分に移動させて嵌合させる振動手段と、前記部品が前記嵌合部分に嵌合した後、前記嵌合部分に嵌合していない部品を前記蓄積部分に移動させる移動手段と、を具備し、前記吸着手段は、前記嵌合部分に所定姿勢で嵌合した部品を吸着することを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置を提供する。
請求項に記載の発明では、前記吸着手段に吸着された部品の姿勢を取得する吸着姿勢取得手段と、前記取得した姿勢が予め規定されている所定の姿勢からずれているずれ量を取得するずれ量取得手段と、を具備し、前記搬送手段は、前記取得したずれ量だけ搬送量をオフセットすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の部品供給装置を提供する。
本発明によれば、負圧を低減するリーク手段を設けることにより、部品の穴の開いた部分であっても部品を吸引して搬送することができる。
(1)実施の形態の概要
図3(a)において、チャック30は、部品容器5bに凹部7bに定置された部品21の中央を吸着する。
この際、部品21の貫通孔22の内部の気圧が吸引により低下して負圧となり、部品21を部品容器5bに貼り付ける方向に大気圧が作用するが、部品容器5bには、空気抜き用の溝6bが形成してあり、ここから外気が漏れ入るため、貫通孔22内の負圧が緩和され、チャック30によって容易に部品21を持ち上げることができる。
特に、貫通孔22がザグリ加工されており、ザグリ面が下面となる場合は負圧による影響が大きく、場合によっては、部品21を持ち上げることができない場合もあるが、このような場合でも、溝6bで外気をリークさせると容易に部品21を持ち上げることができる。
(2)実施の形態の詳細
図1は、本実施の形態の部品供給装置の部品容器を示した図である。
部品容器5aは、上面の周囲が壁部4で囲まれ、一方向を長手方向とする矩形の皿状部材であって、上面に部品11、11、・・・を置くことができる。
後述するように部品容器5aは振動するが、壁部4が形成されているため、部品11は部品容器5aから落下しない。
部品11は、例えば、歯車、ナット、あるいはワッシャーなど、小型の機械部品であり、後述のチャッキング部分である中央付近に貫通孔が形成されている。
なお、部品11を機械部品としたのは一例であって、例えば、抵抗体や半導体などの電子部品や、その他の部品とすることができる。
部品容器5aには、長手方向の一端側に部品蓄積エリア2が形成され、他端側に部品定置エリア3が設けられている。
ここで、部品蓄積エリア2は、部品を任意姿勢に置いて蓄積する蓄積部分として機能し、部品定置エリア3は、部品が所定姿勢に嵌合する嵌合部分として機能し、部品容器5aでは、これら蓄積部分と嵌合部分が1方向に形成されている。
部品蓄積エリア2は、担当者が部品11を置く領域であって、部品11の姿勢が任意となるように置くことができる。
このため、作業者は、部品11が入れられた袋などから、適当に部品11を部品蓄積エリア2に置くことができ、作業者の負担を軽減することができる。
部品定置エリア3は、部品11の形状と嵌合する凹部7aが部品容器5aの中央長手方向に3個形成されており、同時に3個の部品11を凹部7aに嵌合させ、これら部品11を規定の場所に規定の姿勢に定置して保持することができる。
図の例では、部品11は、外形が正方形であるため、凹部7aもこれに適合する正方形となっている。
そして、部品定置エリア3の中央長手方向には、3個の凹部7aに渡って、凹部7aの深さよりも深い溝6aが形成されている。
これら溝6aは、後述するチャックが部品11の貫通孔12が形成された領域を吸引した際の空気抜きの溝(空間)として機能する。
部品容器5aは、次のようにして、部品蓄積エリア2に蓄積された部品11を部品定置エリア3に定置する。
まず、作業者が部品11を適当に部品蓄積エリア2に置き、その後、部品容器5aが長手方向を振動面とするように振動する。
すると、部品蓄積エリア2に置かれていた部品11は、振動によって部品定置エリア3の方に移動していき、凹部7aに嵌合して定置される。
部品11が凹部7aに嵌合した頃合いを見計らって(画像処理やセンサなどによって部品11が凹部7aに嵌合したことを検知してもよい)、部品容器5aは、部品蓄積エリア2方向に傾いて振動する。
すると、凹部7aに嵌合しなかった残りの部品11は、再び部品蓄積エリア2に移動する。
以上のように、部品容器5aを振動させることにより、部品蓄積エリア2に蓄積された部品11を部品定置エリア3の所定位置に所定姿勢で定置することができる。
このように、部品容器5aは、部品を所定位置に定置する部品定置手段として機能している。
部品容器5bは、部品容器5aに隣接して設けられている。
部品容器5aと同様に、部品21に嵌合する凹部7bや溝6bが形成されており、振動によって、部品21を凹部7bに定置して保持する。
図の例では、部品21は円板形状を有しており、凹部7bもこれに適合するように円形状に形成されている。
また、部品21の中央には貫通孔22が形成されており、これをチャックで吸引した場合に空気抜きの穴として溝6bが形成されている。
図では、部品容器5a、5bのみ示したが、更に多くの部品容器5c、5d、・・・を設置することができ、更に他種類の部品を供給できるように構成することができる。
以下、部品容器5a、5b、・・・を特に区別しない場合には単に部品容器5と記す。
従来のパーツフィーダー(部品供給装置)は、例えば、特開2004−217393号公報で示されたように、内側に螺旋状の経路が形成されたお椀型の容器に部品を入れて振動させ、当該振動によって部品が経路を移動する過程で部品の姿勢を揃えている。
このように容器が円形をしていると、大きな場所を占有し、装置の小型化が困難であるが、本実施の形態の部品容器5は、輪郭が長方形状をしているため、多数の部品容器5を隣接させることにより、これらをコンパクトに配置することができる。
また、部品定置エリア3に定置された部品11を画像処理によって認識する場合、部品定置エリア3の表面を、例えば黒色など、部品11とのコントラストが明確になるような色に着色すると、画像処理を良好に行うことができる。
図2は、部品容器5bとチャック30を示した図である。
チャック30は、略円筒形状に形成されており、中心軸上に吸引用の貫通孔31が形成されている。
図示しないが、チャック30は、xyz軸方向に移動可能であり、中心軸を中心としてチャック30を指定された角度だけ回転するチャック駆動装置に接続されており、チャック駆動装置は、数値制御により、チャック30を所定量だけ移動することができる。
また、これも図示しないが、貫通孔31の上端は、貫通孔31を介して外気を吸気するバキュームチューブの一端に接続されており、当該バキュームチューブの他端は吸気用のポンプに接続されている。当該ポンプが作動すると、チャック30は、貫通孔31によって外気を吸引する。
以上のように構成されたチャック30は、チャック駆動装置によって3個の凹部7bの何れかに移動し、そこに定置されている部品21を吸引する。
その後、チャック駆動装置が、チャック30を所定位置まで移動させ、貫通孔31の吸引を停止すると、当該所定位置に部品21が置かれる。
なお、チャック30は、部品21の中央付近で吸着し、貫通孔31が吸引する空気は、部品21の貫通孔22から漏れるが、吸引用のポンプは、貫通孔31内の気圧が外気圧より低くなり、部品21がチャック30に吸引される程度の吸引力で吸引を行う。
このように、チャック30は、定置した部品を吸着する吸着手段として機能している。
図3(a)は、図1において、チャック30が部品21を吸着した場合のA−A断面を示した図である。
図に示したように、チャック30の吸気口の直径は、部品21の貫通孔22よりも大きく設定されており、チャック30と部品21の接合部分からは空気漏れがないようになっている。
この状態で、チャック30を用いて部品21を吸引すると、溝6bを介して貫通孔22に外気が供給され、貫通孔22の内部の負圧(減圧)が緩和される。
これによって、チャック30は部品21を部品容器5bから容易に引き剥がすことができる。
ここで、溝6bは、部品の吸着手段(チャック30)が吸着する吸着部分に貫通孔(貫通孔22)が形成されている場合に、当該吸着によって当該貫通孔内部に発生する負圧を低減する負圧低減手段として機能している。
そして、より具体的には、この負圧低減手段(溝6b)は、外気を貫通孔(貫通孔22)内部にリークさせる、部品位置手段(部品容器5b)に形成されたリーク部(溝6b)で構成されている。
仮に溝6bがなく、凹部7bの底面が平坦であった場合、貫通孔31で吸引すると、貫通孔22の内部が密閉されるため、貫通孔22の内部が負圧となり、部品21が凹部7bに貼り付いて、部品21を凹部7bから剥がすのが困難となる。
特に、図に示したように、貫通孔22の底部がザグリ加工されている場合、部品21の底面が負圧となり、より取り外しにくくなる。場合によっては、チャッキングして部品21を上昇させることが不可能となる。
また、貫通孔22が形成された領域を避けて吸着することも考えられるが、この場合、貫通孔22の中心を避けて吸着するため、吸着した際の部品21のバランスが悪くなり、チャック30で部品21を搬送した際の組立精度が低下する。
なお、溝6bを設けずに、チャック30に貫通孔22を塞ぐような機構を設けてもよい。
ただし、この場合は、チャック30の機構が複雑になりコストが高くなるため、溝6bを用いる方式の方が望ましい。
図3(b)は、部品容器5bの変形例を示した図である。
この例では、溝6bの代わりに貫通孔22と導通する貫通孔8bが凹部7bに設けてある。
これによっても、チャック30で吸引した際に貫通孔22をリークさせることができ、減圧を緩和することができる。
また、図示しないが、凹部7bの底部をメッシュで形成し、自由に外気が透過できるように構成してもよい。
図4は、部品容器5の振動機構を説明するための図であり、図1において、部品容器5aを矢線B方向に見たところを示している。
図に示したように部品容器5aの底面中央付近に蝶番43が形成されており、部品容器5aは、蝶番43を介して基部42に固定されている。
部品容器5aの部品定置エリア3側の端部は、蝶番44によって、振動装置41の支持部材45の先端に固定されている。
振動装置41は、例えば、電磁力などにより支持部材45を上下動させる。
蝶番43と蝶番44の回転軸は、共に部品容器5aの長手方向と垂直となっている。
そのため、振動装置41が支持部材45を上下動すると、部品容器5aは、蝶番43を中心として矢線に示したようにシーソー状に上下動する。
そこで、振動装置41を高速に駆動すると、部品容器5aは、部品容器5aの長手方向の直線を含む垂直な平面を振動面として振動する。
この振動により、部品蓄積エリア2に蓄積されている部品11(図示せず)が部品定置エリア3の方向に移動する。
なお、部品容器5aを部品定置エリア3の方向に傾けて振動させると、より効果的に部品11を部品定置エリア3の方向に移動させることができる。
このように、振動装置41は、部品定置手段(部品容器5a)を、1の方向(部品蓄積エリア2と部品定置エリア3を結ぶ方向)を振動面として振動させて、蓄積部分(部品蓄積エリア2)に蓄積された部品を嵌合部分(部品定置エリア3)に移動させて嵌合させる振動手段として機能している。
また、部品11が部品定置エリア3に移動し、凹部7aに部品11がはまった後、残りの部品11を部品蓄積エリア2に移動させる場合には、部品容器5aを部品蓄積エリア2の方向に傾けて振動させると、より効果的に部品11を部品蓄積エリア2の方向に移動させることができる。
このように、振動装置41は、部品が嵌合部分(部品定置エリア3)に嵌合した後、嵌合部分に嵌合していない部品を蓄積部分(部品蓄積エリア2)に移動させる移動手段としても機能している。
図5は、部品11の位置補正を説明するための図である。
凹部7aは、部品11が嵌合するようにある程度遊びを設けて形成されており、部品11の定置される位置は、この遊びの範囲でばらつきがあるため、チャック30でチャッキングした際の部品11の位置にもばらつきが生じる。
また、部品11が歯車のように回転に対する方向性を持っている場合、チャック30にチャッキングした際の歯車の位置がランダムになる。
更に、部品11は、吸着によってチャック30に保持されているため、何らかの原因で、部品11の吸着位置にずれが生じる可能性がある。
部品11が小型の精密部品で、チャック30が所定箇所に精密にこれを搬送しなくてはならない場合、このようなチャッキング位置のずれを補正することが必要となる。
以下、この補正方法について説明する。
駆動装置51は、チャック30を保持し、チャック30をxyz軸方向に数値制御により移動するほか、チャック30を中心軸の周りに回転することができる。
カメラ53は、所定位置に固定されており、部品11をチャック30に対向する側(下側)から撮影する。
制御装置52は、駆動装置51を駆動して、チャック30を数値制御により移動させたり、チャック30による吸引をオンオフしたり、カメラ53から部品11の画像を受信して画像処理によって部品11の位置を解析したりなどして、部品11を部品容器5aから予め設定された位置まで搬送する。
このように、制御装置52は、吸着した部品を搬送する搬送手段として機能している。
そして、駆動装置51は、次のようにして補正を行う。
まず、駆動装置51は、部品11を吸着した後、制御装置52を駆動して、チャック30を所定位置に移動する。
次に、駆動装置51は、チャック30がチャックした部品11を下方からカメラ53で撮影し、画像処理によって、部品11の現状の位置を解析する。
このように、制御装置52は、吸着手段(チャック30)に吸着された部品の姿勢を取得する吸着姿勢取得手段を備えている。
そして、駆動装置51は、部品11の現状の位置と、予め記憶している基準となる位置との差分を計算する。
このように、制御装置52は、部品11の姿勢が予め規定されている所定の姿勢からずれているずれ量を取得するずれ量取得手段を備えている。
ここでは、その差分が(Δx、Δy、Δθ)であったとする。ただし、x軸、y軸は水平方向の軸であり、Δθは、例えば、歯車の歯の位置を調節するなど、回転角度の補正が必要な場合に計算する。
このようにして、制御装置52は、差分(Δx、Δy、Δθ)を計算すると、駆動装置51を駆動してチャック30の位置を(−Δx、−Δy、−Δθ)だけ移動させてずれの分をオフセットし、その後の移動を行う。
これによって、部品11は、チャッキングの位置ずれを補正された状態で、例えば、組立先の基板上などの所定位置に搬送される。
このように、搬送手段(制御装置52、駆動装置51)は、解析したずれ量だけ搬送量をオフセットする。
以上に説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
(1)部品11に貫通孔12が形成されており、当該貫通孔12を含む領域をチャック30で吸引する場合であっても、空気の流れを作って外気を貫通孔12の内部にリークさせることにより貫通孔12内部の負圧を低減することができ、部品容器5aから部品11を容易に持ち上げることができる。
部品11の貫通孔12がザグリ加工されており、ザグリ面が下面となっている場合に、特に効果的である。
(2)部品容器5aを矩形形状に形成することができ、複数の部品容器5aをコンパクトに並べることができる。
(3)振動により部品蓄積エリア2の部品11を部品定置エリア3に移動させ、部品11が凹部7aに嵌合した後、残りの部品11を振動により部品蓄積エリア2に戻すことができる。
(4)画像処理によってチャッキング後の部品11の位置・姿勢を確認することにより、適切なオフセット量を設定して部品11を搬送することができる。
(5)部品容器5a上の部品11をカメラで認識する場合、部品容器5aの表面を部品11とコントラストが明確になる色に着色することにより、認識精度を高めることができる。
なお、以上に説明した部品11には貫通孔12が形成されていたが、チャック30は、貫通孔が形成されていない部品も搬送することができる。
これにより、例えば、軸のある部分に他の部品の貫通孔を重ねていく工程や、穴の開いていない部品を所定位置にはめ込む工程など、各種工程が混在している場合でも、チャック30と部品容器5により対応可能である。
本実施の形態の部品供給装置の部品容器を示した図である。 部品容器とチャックを示した図である。 チャックが部品を吸着した場合の断面を示した図である。 部品容器の振動機構を説明するための図である。 部品の位置補正を説明するための図である。
符号の説明
2 部品蓄積エリア
3 部品定置エリア
4 壁部
5a、5b 部品容器
6a、6b 溝
7a、7b 凹部
8b 貫通孔
11 部品
12 貫通孔
21 部品
22 貫通孔
30 チャック
31 貫通孔
41 振動装置
42 基部
43 蝶番
44 蝶番
45 支持部材
51 駆動装置
52 制御装置
53 カメラ

Claims (3)

  1. 部品を所定位置に定置する部品容器と、
    前記定置した部品を吸着する吸着手段と、
    前記吸着した部品を搬送する搬送手段と、
    前記部品の前記吸着手段が吸着する吸着部分に貫通孔が形成されている場合に、前記吸着によって当該貫通孔内部に発生する負圧を低減する負圧低減手段と、を具備し
    前記部品容器には、前記部品が所定姿勢に嵌合する複数の凹部が長手方向に形成されており、
    前記負圧低減手段は、外気を前記貫通孔内部にリークさせる、前記部品容器の長手方向で、前記複数の凹部に渡って、前記凹部よりも深く形成された溝である、
    ことを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記部品容器には、前記部品を任意姿勢に置いて蓄積する蓄積部分と、前記複数の凹部により前記部品が所定姿勢に嵌合する嵌合部分と、が1の方向に形成されており、
    前記部品容器を、前記1の方向を振動面として振動させて、前記蓄積部分に蓄積された部品を前記嵌合部分に移動させて嵌合させる振動手段と、
    前記部品が前記嵌合部分に嵌合した後、前記嵌合部分に嵌合していない部品を前記蓄積部分に移動させる移動手段と、
    を具備し、
    前記吸着手段は、前記嵌合部分に所定姿勢で嵌合した部品を吸着することを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記吸着手段に吸着された部品の姿勢を取得する吸着姿勢取得手段と、
    前記取得した姿勢が予め規定されている所定の姿勢からずれているずれ量を取得するずれ量取得手段と、
    を具備し、
    前記搬送手段は、前記取得したずれ量だけ搬送量をオフセットすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の部品供給装置。
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