JP2009246070A - 位置決め装置及び外形規制治具並びに位置決め方法 - Google Patents

位置決め装置及び外形規制治具並びに位置決め方法 Download PDF

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Abstract

【課題】経済的な構成で、フレキシブル基板の位置決めに失敗してしまうケースを極力減らす。
【解決手段】FPC収納トレイ1に収容されているFPC13を、搬送アーム4を用いて外形規制治具3上まで搬送し、外形規制治具3に設けられている凹部に投入する。外形規制治具3の凹部の底面には、負圧によりFPC13を吸引するための空気吸い込み穴が設けられているため、凹部の側面にFPC13が引っかかったとしても、凹部の底面に導かれ、外形規制による位置決めが実施される。外形制限による位置決めが完了したFPC13は、貼付けヘッド8によって、搭載プレート2がセットされているピン位置決め治具7上まで搬送される。その後、貼付けヘッド8を下降させ、FPC13に設けられている位置決め穴に位置決めピン15を挿入することにより、FPC13を位置決めする。
【選択図】図10

Description

本発明は、フレキシブル基板の位置決め技術に関し、特に、経済的な構成でフレキシブル基板に対する位置決めを行う位置決め技術に関する。
可撓性を有するフレキシブル基板(FPC;Flexible Printed Circuits)は、単体では取り扱いが難しいため、通常、搭載プレートに貼り付けた状態で取り扱われる。そして、FPCへの電子部品の実装も、FPCを搭載プレートに貼り付けた状態で行われる。このため、FPCを搭載プレートに精度良く位置決めすることが必要になる。
ところで、FPCに対する位置決め技術としては、画像認識を利用した技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載されている技術では、先ず、供給部に収納されているFPCをヘッドにより吸着して一旦仮テーブル上に仮置きする。次いで、仮置きしたFPCをカメラにより撮像し、撮像した画像とヘッドの位置情報とに基づいて、ヘッドに対するFPCの吸着誤差(XY座標値、回転角度)を求める。その後、再度ヘッドによりFPCを吸着し、FPCを搭載プレート上に搬送し、FPCを搭載プレートに貼り付ける。その際、既に求めてある吸着誤差に基づいて、ヘッドをXY軸、回転軸方向に駆動し、誤差を補正する。
一方、FPCに貼り合わせる補強板をFPCに対して位置決めする技術として、先ず、外形規制治具の凹部に補強板を投入することにより外形規制による位置決めを行い、その後、外形規制による位置決めが完了した補強板を位置決めピンの設置位置まで搬送し、補強板に開けられている位置決め穴に上記位置決めピンを挿入することにより位置決めを行う技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−189142号公報 特開平2−26095号公報
特許文献1に記載されている技術によれば、FPCの位置決めに失敗するケースを少なくすることはできるが、画像認識装置など画像認識に関する装置が必要になると共に、ヘッドに回転軸を持たせる必要があるため、コストが高くなるという問題がある。
一方、特許文献2に記載されている技術を利用してフレキシブル基板の位置決めを行った場合は、コストを抑えることはできるが、フレキシブル基板を外形規制治具の凹部に投入する際のフレキシブル基板と凹部との位置関係によっては、凹部に投入されたフレキシブル基板が凹部の側面に引っ掛かり、位置決めに失敗してしまう場合があるという問題がある。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、経済的な構成で、フレキシブル基板の位置決めに失敗してしまうケースを極力減らすことにある。
本発明にかかる第1の位置決め装置は、
複数のフレキシブル基板が収納されたフレキシブル基板収納トレイと、
フレキシブル基板の位置決め用の凹部が設けられている治具本体の前記凹部の底面に、空気吸い込み穴を備えた外形規制治具と、
前記フレキシブル基板収容トレイに収納されているフレキシブル基板を前記外形規制治具上に搬送し、前記フレキシブル基板を前記凹部に投入する第1の搬送手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第1の外形規制治具は、
フレキシブル基板の位置決め用の凹部が設けられている治具本体の前記凹部の底面に、空気吸い込み穴を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第1の位置決め方法は、
フレキシブル基板収納トレイに収納されているフレキシブル基板を、前記フレキシブル基板収納トレイから取り出す第1の工程と、
該第1の工程で取り出したフレキシブル基板を請求項7乃至11の何れか1項に記載の外形規制治具上に搬送する第2の工程と、
該第2の工程で前記外形規制治具上に搬送したフレキシブル基板を前記外形規制治具の凹部に投入する第3の工程と、
該第3の工程で前記外形規制治具の凹部に投入されたフレキシブル基板を吸着して搬送する第4の工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、経済的な構成で、フレキシブル基板の位置決めに失敗してしまうケースを極力減らすことができる。また、フレキシブル基板の投入時に、フレキシブル基板が外形規制治具の凹部の外に落ちてしまうような事態を検出できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔本発明の実施の形態〕
先ず、本実施の形態にかかる位置決め装置の全体構成について、図1(装置全体の概略平面図)および図2(装置全体の概略側面図)を参照して説明する。本実施の形態にかかる位置決め装置は、FPC収納トレイ1に収納されているFPC13を搬送アーム4を用いて外形規制治具3上に搬送して外形規制による位置決めを行い、その後、外形規制治具3に収容されているFPC13を貼付けヘッド8を用いてピン位置決め治具7上まで搬送し、ピン位置決め治具7にセットされている搭載プレート2に貼り付けるものである。
搬送アーム4は、FPC搬送駆動軸5およびエアーシリンダ6によって駆動される。FPC搬送駆動軸5は、搬送アーム4をFPC収納トレイ1(FPC取り出し位置)と外形規制治具3(FPC投入位置)との間を往復させるためのものである。エアーシリンダ6は、搬送アーム4を上下方向に移動させるためのものである。なお、搬送アーム4は、図示を省略した真空ポンプなどの負圧供給手段から供給される負圧によりFPC13を吸着し、負圧の供給が停止されることにより、吸着していたFPC13を解放する。
外形規制治具3は、搬送アーム4によって搬送されてきたFPC13を、その外形を利用して位置決めするものであり、その断面図および平面図をそれぞれ図3および図4に示す。
図3を参照すると、外形規制治具3にはFPC13を位置決めするための凹部16が設けられている。凹部16の上部側は、傾斜を有するテーパー部18となっており、投入されたFPC13が凹部16の底面部へ導かれやすくしている。テーパー部18の横方向の幅Lは、FPC収納トレイ1に収納されるFPC13の位置のばらつき量に応じて決めるようにする。即ち、テーパー部18の横方向の幅Lを、上記ばらつき量よりも大きくすることにより、FPC13の投入時にFPC13を確実に凹部16内に投入される。凹部16に投入されたFPC13は、自重によりテーパー部18を滑り落ち、凹部16の側面に接触することで、常にずれ量が最小になるセルフアライメント機能が働き、凹部16の底面部に誘導される。なお、テーパー部18の表面は、FPC13を滑りやすくするために、鏡面仕上げにしておくことが望ましい。また、本実施の形態では、凹部16の底面部の形状を、FPC13の形状とほぼ同一の形状とするが、外形規制により位置決めできるものであれば、どのような形状であっても良い。
また、凹部16の底面には空気吸い込み穴17が複数設けられている。空気吸い込み穴17の面積は凹部16の底面部の面積に比較して十分小さい。本実施の形態では、上記複数の空気吸い込み穴17は、凹部16の底面にFPC13が位置決めされた場合以外は、その内の一部がFPC13によって覆われないように配置されている。例えば、図4(A)に示すように底面の四隅(コーナー部)に空気吸い込み穴17aを、中央部に空気吸い込み穴17bを配置したり、図4(B)に示すように底面の各辺の中心近傍に空気吸い込み穴17aを、中央部に空気吸い込み穴17bを配置する。各空気吸い込み穴17a、17bには、図示を省略した真空ポンプなどの負圧供給手段から負圧が供給されており、各空気吸い込み穴17a、17bは、凹部16に投入されたFPC13を吸引する。なお、空気吸い込み穴17aと底面の縁部との間の距離は、例えば1mm程度とする。
従って、図5(A)に示すように、FPC13が凹部16の側面に引っ掛かった場合であっても、FPC13に対して下向きの力が加わるので、FPC13は凹部16の底面部まで導かれ、外形規制による位置決めが実施される。また、図5(B)、(C)に示すように、凹部16に投入されたFPC13に反りがあったとしても(位置決めが行われない状態であったとしても)、FPC13に下向きの力が加わり、反りがなくなるので、外形規制による位置決めが実施される。なお、凹部16の底面の周辺部に設けられている空気吸い込み穴17aは、FPC13に対する位置決めが完了したか否かを判定するためにも利用される。
一方、外形規制治具3に収容されているFPC13を搭載プレート2上まで搬送し、搭載プレート2に貼り付ける貼付けヘッド8は、上下方向に移動可能になっている。この貼付けヘッド8は、フレーム11に固定されている貼付けヘッド駆動軸12によって、外形規制治具3とピン位置決め治具7との間を移動する。
ピン位置決め治具7には、搭載プレート2を位置決めするための位置決めピン19と、FPC13を位置決めするための位置決めピン15とが設けられている。位置決めピン15は、1つのFPC13に対して2本設けられている。また、ピン19は2本設けられている。
搭載プレート2は、位置決めピン19が挿入される位置決め穴(図示せず)を備えており、この位置決め穴に位置決めピン19を挿入することにより、搭載プレート2は、ピン位置決め治具7に対して位置決めされる。また、搭載プレート2は、各位置決めピン15に対応する穴を有し、この穴を介して位置決めピン15が搭載プレート2上に露出するようになっている。そして、位置決めピン15に、FPC13に設けられている2つの位置決め穴14(図6参照)を挿入することにより、FPC13は搭載プレート2に対して位置決めされる。図6に示すように、位置決めピン15は、先端部151、テーパー部152および根元部153から構成されている。先端部151の径は位置決め穴14の径よりも小さく、根元部153の径は、位置決め穴14の径とほぼ等しくなっており、先頭部151と根元部153との間には、径が漸次大きくなるテーパー部152が設けられている。なお、先端部151の長さは、例えば、FPC13の厚さの5〜10倍程度とするのが望ましい。位置決めピン15の形状を上記したものとすることにより、外形規制治具3による位置決め誤差を吸収することができる。
また、ピン位置決め治具7は、駆動軸9と、それに平行に配置されているLM(Linear Motion)ガイド10とによって移動可能になっている。これにより、本実施の形態の位置決め装置でFPC13が位置決めされた搭載プレート2を他の工程に容易に搬送することが可能になる。
なお、図1および図2では、位置決め装置の各部を制御する制御装置(コンピュータなどによって実現される)、各種センサ、負圧供給手段、負圧を各部に供給するための負圧供給管などは図示を省略している。
〔実施の形態の動作の説明〕
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
先ず、作業者がFPC収納トレイ1にFPC13を収納すると共に、ピン位置決め治具7上に搭載プレート2をセットする(図7のステップS71、S72)。その後、作業者は、位置決め装置の制御装置を起動する。
FPC収納トレイ1には、FPC13が収納されたか否かを検出するセンサ(反射型センサなど)が設けられ、ピン位置決め治具7には搭載プレート2がセットされているか否かを検出するセンサが設けられている。
制御装置は、上記各センサの検出結果に基づいて、FPC収納トレイ1にFPC13が収納され、且つ、ピン位置決め治具7上に搭載プレート2がセットされたと判断すると(ステップS73、S74)、搬送アーム4を用いてFPC収納トレイ1に収納されているFPC13を取り出すために、FPC搬送駆動軸5およびエアーシリンダ6を制御する(図8のステップS81)。より具体的には、図10(A)に示すように、FPC搬送駆動軸5を制御して搬送アーム4をFPC収納トレイ1上まで移動させ、その後、エアーシリンダ6を制御して搬送アーム4を下降させる。下降した搬送アーム4は、負圧によりFPC13を吸着し、制御装置は、FPC13を吸着した搬送アーム4を上昇させる。なお、本実施の形態の搬送アーム4は、吸着部が2個設けられており、2枚のFPC13を同時に搬送できるようになっている。
その後、制御装置は、搬送アーム4がFPC13を吸着しているか否かを判定する(ステップS82)。搬送アーム4に負圧を供給する負圧供給管にはその圧力を検出する圧力センサが設けられており、制御装置は、圧力センサの検出結果に基づいてFPC13を吸着しているか否かを判定する。
そして、吸着していないと判定した場合(ステップS82がNG)は、エラー出力を行う(ステップS86)。
これに対して、吸着していると判定した場合(ステップS82がOK)は、先ず、空気吸い込み穴17に対する負圧の供給を開始し、その後、FPC搬送駆動軸5、エアーシリンダ6および搬送アーム4への負圧を制御し、搬送アーム4に吸着されているFPC13を外形規制治具3に投入する(ステップS83)。より具体的には、空気吸い込み穴17に対する負圧の供給を開始した後、図10(B)に示すように、FPC搬送駆動軸5を制御して、搬送アーム4を外形規制治具3上まで移動させ、その後、エアーシリンダ6を制御して搬送アーム4を下降させ、搬送アーム4に対する負圧の供給を停止もしくは低減させる。これにより、搬送アーム4によって搬送されていたFPC13は、外形規制治具3内に投入される。ここで、外形規制治具3の凹部16には、図3に示すようにテーパー部18が設けられているので、投入されたFPC13が凹部16の側面に引っかかる危険性を極めて少なくすることができる。また、側面に引っかかったとしても凹部16の底面には、負圧が供給されている空気吸い込み穴17が設けられているので、FPC13は凹部16の底面部に導かれることになる。また、FPC13に反りがあったとしても、吸引されることによって反りがなくなるので、外形規制による位置決めが実施される。なお、本実施の形態では、外形規制治具3が2個設けられているので、2枚のFPC13を同時に位置決めできるようになっている。
その後、制御装置は、全ての空気吸い込み穴17がFPC13によって覆われているか否かを判定する(ステップS84)。空気吸い込み穴17に負圧を供給する負圧供給管には、その圧力を検出する圧力センサが設けられており、制御部は、圧力センサの検出結果に基づいて、底面部に設けられている全ての空気吸い込み穴17がFPC13によって覆われているか否かを判定する。このような判定を行うのは、外形規制による位置決めが完了したか否かを判定するためである。図4(A)、(B)に示した空気吸い込み穴17a、17bが全てFPC13によって覆われている場合は、位置決めが完了したと判定することができる。
そして、外形規制による位置決めが完了していないと判定した場合(ステップS84がNG)は、エラー出力を行う(ステップS87)。
これに対して、外形規制による位置決めが完了したと判定した場合(ステップS85がOK)は、空気吸い込み穴17に対する負圧の供給を停止した後、貼付けヘッド8を用いて外形規制治具3に収容されているFPC13を取り出すために、貼付けヘッド駆動軸12および貼付けヘッド8を制御する(ステップS85)。より具体的には、貼付けヘッド駆動軸12を制御して貼付けヘッド8を外形規制治具3上まで移動させ、その後、貼付けヘッド8を下降させる。下降した貼付けヘッド8は、負圧によりFPC13を吸着し、制御装置は、FPC13を吸着した貼付けヘッド8を上昇させる。
その後、制御装置は、貼付けヘッド8にFPC13が吸着されているか否かを判定する(図9のステップS91)。この判定は、貼付けヘッド8に負圧を供給している負圧供給管の圧力を検出する圧力センサの検出結果に基づいて行う。
そして、吸着していないと判定した場合(ステップS91がNG)は、エラー出力を行う(ステップS96)。
これに対して、吸着していると判定した場合(ステップS91がOK)は、貼付けヘッド8に吸着されているFPC13を搭載プレート2に貼り付けるために、貼付けヘッド駆動軸12および貼付けヘッド8を制御する(ステップS92)。より具体的には、図10(C)に示すように、貼付けヘッド駆動軸12を制御して貼付けヘッド8を位置決めピン15の位置まで移動させ、その後、貼付けヘッド8を下降させてFPC13に設けられている位置決め穴14に位置決めピン15を挿入し、更に貼付けヘッド8を下降させてFPC13を搭載プレート2に貼り付ける。その後、制御装置は、ステップS81の処理に戻る。なお、本実施の形態では、貼付けヘッド8は、2個の吸着部を備えているので、2枚のFPC13を同時に位置決めすることができる。
制御装置は、上述した処理を予め定められている設定回数行い、搭載プレート2に予め定められている枚数のFPC13を貼り付けると(ステップS93がYES)、駆動軸9を制御し、ピン位置決め治具7を次工程まで移動させ、ピン位置決め治具7にセットされている搭載プレート2を次工程に引き渡す(ステップS95)。
その後、制御装置は、貼付けヘッド駆動軸12を制御し、搭載プレート2の引き渡しが済んだピン位置決め治具7を所定位置(FPC13を位置決めする際の位置)に戻す(ステップS95)。所定位置に戻されたピン位置決め治具7には、再び搭載プレート2がセットされる(図7のステップS72)。
なお、上述した説明では、図4(A)、(B)に示すように、凹部16の底面の周辺部および中央部に空気吸い込み穴17a、17bを配置するようにしたが、図11(A)に示すように、凹部16の底面の中央部のみに空気吸い込み穴17bを設けるようにしても良いし、図11(B)、(C)に示すように、凹部16の底面の周辺部のみに空気吸い込み穴17aを配置するようにしても良い。但し、図11(a)のように中央部のみに空気吸い込み穴17bを設けた場合は、図5(A)に示すように凹部16の側面に引っ掛かっているFPC13を凹部16の正規の位置に移動させたり、同図(B)に示すような反りをなくすことはできるが、同図(C)に示すような反りをなくしたり、位置決めが完了したか否かを判定するためのセンサとしては利用することはできない。また、図11(B)、(C)に示すように、底面の周辺部のみに空気吸い込み穴17aを設けた場合は、図5(A)に示すように凹部16の側面に引っ掛かっているFPC13を凹部16の正規の位置に移動させたり、同図(C)に示すような反りをなくしたり、位置決めが完了したか否かを判定するためのセンサとして利用することはできるが、同図(B)に示すような反りをなくすことはできない。
〔実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、経済的な構成で、FPCの位置決めに失敗してしまうケースを極力減らすことができる。その理由は、FPCの位置決め用の凹部16が設けられている治具本体の上記凹部16の底面に、空気吸い込み穴17を備えた外形規制治具3を利用して位置決めを行うようにしているからである。また、空気吸い込み穴17を備えているので、FPC13の投入時に、FPC13が外形規制治具3の凹部16の外に落ちてしまうような事態を検出できる。
また、本実施の形態では、FPC13を吸引する空気吸い込み穴17を利用して、FPC13の位置決めが完了したか否かを判定しているので、位置決め装置を経済的に構成することが可能になる。
また、本実施の形態では、凹部16にテーパー部18を設けると共に、テーパー部18を鏡面加工としているので、FPC13が凹部16の側面に引っかかったままの状態になる危険性を極めて少なくすることができる。
本発明は、FPCを搭載プレートに貼り付けるFPC貼り付け装置などに適用すると好適である。
本発明の実施の形態にかかる位置決め装置の概略平面図である。 本発明の実施の形態にかかる位置決め装置の概略側面図である。 外形規制治具3の断面図である。 外形規制治具3の平面図である。 本発明の実施の形態の効果を説明するための図である。 位置決めピン15の形状を示す断面図である。 実施の形態の動作(主に準備工程)を説明するためのフローチャートである。 実施の形態の動作(主にFPC13をFPC収納トレイ1から取り出して外形規制治具3による位置決めを行う工程)を説明するためのフローチャートである。 実施の形態の動作(主にFPC13を搭載プレート2上に貼り付ける工程)を説明するための図である。 本実施の形態の動作を説明するための図である。 空気吸い込み穴17の他の配置例を示す平面図である。
符号の説明
1…FPC収納トレイ
2…搭載プレート
3…外形規制治具
4…搬送アーム
5…FPC搬送駆動軸
6…エアーシリンダ
7…ピン位置決め治具
8…貼付けヘッド
9…駆動軸
10…LMガイド
11…フレーム
12…貼付けヘッド駆動軸
13…FPC
14…位置決め穴
15…位置決めピン
151…先端部
152…テーパー部
153…根元部
16…凹部
17…空気吸い込み穴
18…テーパー部
19…位置決めピン

Claims (19)

  1. 複数のフレキシブル基板が収納されたフレキシブル基板収納トレイと、
    フレキシブル基板の位置決め用の凹部が設けられている治具本体の前記凹部の底面に、空気吸い込み穴を備えた外形規制治具と、
    前記フレキシブル基板収容トレイに収納されているフレキシブル基板を前記外形規制治具上に搬送し、前記フレキシブル基板を前記凹部に投入する第1の搬送手段とを備えたことを特徴とする位置決め装置。
  2. 請求項1記載の位置決め装置において、
    前記空気吸い込み穴は、前記凹部の底面に複数設けられていることを特徴とする位置決め装置。
  3. 請求項2記載の位置決め装置において、
    前記複数の空気吸い込み穴は、前記凹部の底面にフレキシブル基板が位置決めされた場合以外は、その内の一部が前記フレキシブル基板によって覆われないように配置されていることを特徴とする位置決め装置。
  4. 請求項2記載の位置決め装置において、
    前記空気吸い込み穴は、前記凹部の底面のコーナー部に配置されることを特徴とする位置決め装置。
  5. 請求項2記載の位置決め装置において、
    前記空気吸い込み穴は、前記凹部の底面の各辺の中心部近傍に配置されることを特徴とする位置決め装置。
  6. 請求項4または5記載の位置決め装置において、
    前記空気吸い込み穴は、更に、前記凹部の底面の中央部にも配置されることを特徴とする位置決め装置。
  7. 請求項3乃至6の何れか1項に記載の位置決め装置において、
    前記複数の空気吸い込み穴に負圧を供給する負圧供給手段と、
    前記複数の空気吸い込み穴における負圧を検出する圧力センサと、
    該圧力センサの検出結果に基づいて、前記外形規制治具による位置決めが完了したか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする位置決め装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の位置決め装置において、
    前記凹部は、開口側から底面側に向かって漸次径が小さくなるテーパー部を有することを特徴とする位置決め装置。
  9. 請求項8記載の位置決め装置において、前記テーパー部を構成する面は、鏡面加工されていることを特徴とする位置決め装置。
  10. フレキシブル基板の位置決め用の凹部が設けられている治具本体の前記凹部の底面に、空気吸い込み穴を備えたことを特徴とする外形規制治具。
  11. 請求項10記載の外形規制治具において、
    前記空気吸い込み穴は、前記凹部の底面に複数設けられていることを特徴とする外形規制治具。
  12. 請求項11記載の外形規制治具において、
    前記複数の空気吸い込み穴は、前記凹部の底面にフレキシブル基板が位置決めされた場合以外は、その内の一部が前記フレキシブル基板によって覆われないように配置されていることを特徴とする外形規制治具。
  13. 請求項11記載の外形規制治具において、
    前記空気吸い込み穴は、前記凹部の底面のコーナー部に配置されることを特徴とする外形規制治具。
  14. 請求項11記載の外形規制治具において、
    前記空気吸い込み穴は、前記凹部の底面の各辺の中心部近傍に配置されることを特徴とする外形規制治具。
  15. 請求項13または14記載の外形規制治具において、
    前記空気吸い込み穴は、更に、前記凹部の底面の中央部にも配置されることを特徴とする外形規制治具。
  16. 請求項10乃至15の何れか1項に記載の外形規制治具において、
    前記凹部は、開口側から底面側に向かって漸次径が小さくなるテーパー部を有することを特徴とする外形規制治具。
  17. 請求項16記載の外形規制治具において、
    前記テーパー部を構成する面は、鏡面加工されていることを特徴とする外形規制治具。
  18. フレキシブル基板収納トレイに収納されているフレキシブル基板を、前記フレキシブル基板収納トレイから取り出す第1の工程と、
    該第1の工程で取り出したフレキシブル基板を請求項10乃至17の何れか1項に記載の外形規制治具上に搬送する第2の工程と、
    該第2の工程で前記外形規制治具上に搬送したフレキシブル基板を前記外形規制治具の凹部に投入する第3の工程と、
    該第3の工程で前記外形規制治具の凹部に投入されたフレキシブル基板を吸着して搬送する第4の工程とを含むことを特徴とする位置決め方法。
  19. 請求項18記載の位置決め方法において、
    前記外形規制治具における位置決めが完了したか否かを、前記凹部の底面に配置された空気吸い込み穴における負圧に基づいて判定する第5の工程を含むことを特徴とする位置決め方法。
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