JPWO2017009937A1 - エレベーターかご - Google Patents

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Abstract

第1及び第2のかご壁面より下部に、第1及び第2のかご床板と第1及び第2の巾木とを設置し、第1の巾木には、第1のかご床板との接触部に磁性体を設けておく。そして、平常時は、第1の巾木と第1のかご床板とで形成された第1の空間に踏み台を嵌め込んでおき、非常時には、前記第1及び第2の巾木がそれぞれ前記第1及び第2のかご床板から引き離される非常時には、踏み台を、第1の空間に嵌め込まれている状態から支点を中心に回動して、第2の巾木と第2のかご床板とで形成された第2の空間に設置された受け金に引っ掛けて梯子を形成することにより、乗客を脱出させることを可能にしたエレベーターかご。

Description

本発明は、エレベーターかごに関し、特に梯子を備えたエレベーターかごに関するものである。
従来より、エレベーターかごには、複数個に折り畳み可能な梯子を降り畳み、その一端を、敷居(シル)の下に設けたエプロンの中央上部に枢着したもの(例えば、特許文献1参照。)や、エレベーターかごの背面パネル裏側でエレベーターかご外に突出するトランクの天井に蓋付きの救出口を設け、トランク天井の外側上部のエレベーターかご背面パネルに設けたスライド式の伸長梯子を、救出口に降ろすことができるようにしたものもの(例えば、特許文献2参照。)がある。
実開昭63−18463号公報 特開平5−186150号公報
上記の特許文献1の場合には、エレベーターかごが、乗り場より上方の位置で停止したことを前提としており、エレベーターかごが乗り場より下方の位置で停止したときには、エレベーターかごを上昇させてからでなければ、梯子を取り出すことができない。
また、特許文献2の場合には、エレベーターかごにトランクが無いと成立しない構造であり、トランク無しのエレベーターかごには適用できない。
本発明は、斯かる課題を解決するために成されたもので、エレベーターかごにトランクを必要とせず、また非常時にエレベーターかごを上昇させる必要が無く乗客を救出できる梯子を備えたエレベーターかごを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るエレベーターかごは、第1及び第2のかご壁面より下部に設置された第1及び第2のかご床板と、前記第1及び第2のかご壁面より下部に設置され、前記第1及び第2のかご床板との接触部に磁性体を備えた第1及び第2の巾木と、平常時は、前記第1の巾木と前記第1のかご床板とで形成された第1の空間に嵌め込まれる踏み台と、前記第2の巾木と前記第2のかご床板とで形成された第2の空間に設置された受け金とを備え、前記第1及び第2の巾木がそれぞれ前記第1及び第2のかご床板から引き離される非常時には、前記踏み台は、前記第1の空間に嵌め込まれている状態から支点を中心に回動して前記第2の空間における受け金に引っ掛けられて梯子を形成するようになっている。
本発明に係るエレベーターかごによれば、かご壁面より下部に、かご床板と巾木とを設置し、巾木には、かご床板との接触部に磁性体を設け、平常時は、巾木とかご床板とで形成された空間に踏み台を嵌め込んでおき、非常時には、巾木をかご床板から引き離すとともに、踏み台を、該空間に嵌め込まれている状態から支点を中心に回動して、別の巾木と別のかご床板とで形成された別の空間に設置された受け金に引っ掛けて梯子を形成するように構成したので、非常時にはエレベーターかご内で梯子を組み立てることができ、以てねじなどの取り付け部材を用いることなく、また、エレベーターかごにトランクを必要とせず、非常時にエレベーターかごを上昇させる必要が無く乗客を救出できるという効果がある。
昇降路内のエレベーターかごを示した斜視図である。 図1のエレベーターかごを線AAで切断した断面図である。 図2のエレベーターかごを矢視Bの正面方向から見たときの図である。 図2のエレベーターかごを矢視Cの方向から見た、本発明の実施の形態1に使用する巾木(踏み台支持側)の構成を示した図である。 図2のエレベーターかごを矢視Dの方向から見た、本発明の実施の形態1に使用する巾木(受け金設置側)の構成を示した図である。 図4を線EEで切断したときの断面図である。 図5を線FFで切断したときの断面図である。 本発明により梯子を組み立てるときの順序を示した斜視図である。 図8におけるG部を拡大して示した図である。 本発明の実施の形態1によるエレベーターかごに使用する梯子を組み立てた後の斜視図である。 図3において、本発明の実施の形態2として、梯子の延長部品を備えたエレベーターかごの状態を示した図である。 図11におけるH部の詳細を示した図である。 本発明の実施の形態2によるエレベーターかごに使用する梯子の延長順序を示した斜視図である。
以下、本発明に係るエレベーターかごの各実施の形態を、上記の添付図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1〜図3は、エレベーターかごの一般的な図を示しており、昇降路1をエレベーターかご3が昇降する。エレベーターかご3は、天井2及び壁4を有し、この壁4における側壁4a〜4dと床タイル5との間に巾木6が介在している。巾木6は、図示の例では、側面巾木6aが、側壁4a及び4bと床タイル5との間に設けられ、側面巾木6bが、側壁4c及び4dと床タイル5との間に設けられている。
図4〜図7は、それぞれ、梯子を構成する巾木6a及び6bの通常の使用状態を示している。平常時の巾木6aは、側壁4a及び4bより下部において、図4及びそのEE断面図6に示すように、ボルト7及びナット8で側壁4a及び4bに取り付けられたエレベーターかご床板14aに接着されている。この接着は、巾木6aが、エレベーターかご床板14aとの接触部に、鋼板性の磁性体13aが設けられていることに拠る。従って、ねじなどの取り付け部材を用いることなく、巾木6aは、エレベーターかご床板14aに磁力でくっ付いている。
このように、巾木6aがエレベーターかご床板14aに磁力接着することで、巾木6aとエレベーターかご床板14aとの間には、空間が形成される。この空間には、平常時において踏み台9が嵌め込まれて保持されている。
巾木6aに対面する巾木6bにおいても、図5及びそのFF断面図7に示すように、エレベーターかご床板14bとの接触部に、磁性体13bが設けられており、ねじなどの取り付け部材を用いることなく、エレベーターかご床板14bに磁力により接着されている。巾木6bとエレベーターかご床板14bとで構成される空間には、巾木6aに設けられている踏み台9を、非常時に支えるための受け金12が固着されている。
上記のとおり、踏み台9は、平常時、巾木6aとエレベーターかご床板14aとの空間に嵌め込まれるとともに、ボルト10とナット11により、巾木6aに一端が固定され且つこれを支点として回動可能となっている。これは、踏み台9に設けるボルト10の通し穴がボルト10の径より大きくすることで可能になる。
非常時における梯子の組立ては、まず巾木6a及び6bを、それぞれ、図8(1)及び(2)に示すように、エレベーターかご床板14a及び14bから、磁性体13a及び13bによる磁力に抗して引き離す。そして、同図(3)に示すように、踏み台9を、ボルト10及びナット11の固定部(図6参照。)を支点として回動させる。回動させた踏み台9は、同図(4)〜(6)に示すように、巾木6aの側に設けた各踏み台9の穴9aに、巾木6bに設けた各受け金12の引っ掛け部12a〜12c(特に12c)を、同図(6)のG部に示すように挿入する。この詳細が、図9に示されている。このようにして、図10に示すように、梯子を完成することが可能となる。
なお、梯子をエレベーターかご内で完成した後は、例えば、エレベーターかごの天井を開いて脱出するなどの方法が考えられる。
また、本実施の形態1では、巾木6aの側に踏み台9を配置し、巾木6bの側に受け金12を配置しているが、例えば、梯子を構成した時、最も下になる踏み台9を巾木6aに設け、対面する巾木6bに受け金12を設け、次段の踏み台9は巾木6bに設け、受け金12は巾木6aに設ける、というように、踏み台9と受け金12を、巾木6a及び6b間で交互に設ける構成でもよい。
実施の形態2.
本実施の形態2では、図11に点線部分Hで示すように、エレベーターかご3の背面壁側の巾木を用いる。すなわち、この巾木は、図12に示すように、中央部で巾木6cと6dとに分かれ、巾木6dに踏み台9を設け、巾木6cに受け金12を設けている。なお、背面巾木6cと6dとは、この逆でもよいことは、言うまでもない。また、巾木6cの一端と巾木6dの他端には、取付金15が設けられている。
これにより、背面巾木6c及び6dと側面巾木6a及び6bを、それぞれ、背面巾木6c及び6dに設けた取付金15により、梯子を延長させる部品として使用できる。
すなわち、図13(1)に示すように、取付金15は、最初、背面巾木6c及び6dにボルト16とナット17によって固定されている。そして、梯子を延長する時は、図13(2)に示すように、ボルト16を緩め、取付金15をスライドさせる。そして、側面巾木6a及び6bに設けた取付用の穴に、側面巾木6a及び6bに、予め取り付けていたボルト16及びナット17を外して、取付金15を側面巾木6a及び6bに挿入し、ボルト16及びナット17により固定する。
なお、分割した背面巾木6c及び6dへの踏み台9と受け金12の取り付けは、実施の形態1で記載したように交互に設けてもよい。

Claims (4)

  1. 第1及び第2のかご壁面より下部に設置された第1及び第2のかご床板と、
    前記第1及び第2のかご壁面より下部に設置され、前記第1及び第2のかご床板との接触部に磁性体を備えた第1及び第2の巾木と、
    平常時は、前記第1の巾木と前記第1のかご床板とで形成された第1の空間に嵌め込まれる踏み台と、
    前記第2の巾木と前記第2のかご床板とで形成された第2の空間に設置された受け金とを備え、
    前記第1及び第2の巾木がそれぞれ前記第1及び第2のかご床板から引き離される非常時には、前記踏み台は、前記第1の空間に嵌め込まれている状態から支点を中心に回動して前記第2の空間における受け金に引っ掛けられて梯子を形成するようになっている
    エレベーターかご。
  2. 第3及び第4のかご壁面より下部に設置された第3及び第4のかご床板と、
    前記第3及び第4のかご壁面より下部に設置され、前記第3及び第4のかご床板との接触部に磁性体を備えた第3及び第4の巾木と、
    平常時は、前記第3の巾木と前記第3のかご床板とで形成された第3の空間に嵌め込まれる第2の踏み台と、
    前記第4の巾木と前記第4のかご床板とで形成された第4の空間に設置された第2の受け金とをさらに備え、
    前記第1の巾木と前記第3の巾木、及び前記第2の巾木と前記第4の巾木とがそれぞれ取付金で接続可能になっている
    請求項1に記載のエレベーターかご。
  3. 前記踏み台が、複数個前記第1の巾木内に設けられ、前記第2の巾木には、前記踏み台の各々を引っ掛ける受け金を、前記踏み台に対応して設けた
    請求項1又は2に記載のエレベーターかご。
  4. 前記第2の巾木に、前記第1の巾木に設けた踏み台と同じ構造の別の踏み台が設けられ、前記第1の巾木に、前記第2の巾木に設置された受け金と同じ構造の別の受け金が設けられている
    請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベーターかご。
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