JP7126207B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータ装置に関する。
従来より、建物内に設置され、昇降されて各階の乗場において停止される籠を備えたエレベータ装置が知られている。このようなエレベータ装置の各階の乗場壁面や籠内壁面には、籠呼び操作部や扉開閉操作部、行先階操作部等を有した操作盤が設けられている。また、この操作盤は、この操作盤と接続される回路基板や配線等を収容する配線収容部の開口を覆うように取り付けられ、メンテナンス等の際には、取り外される構成とされている。
例えば、下記特許文献1には、ホール壁に埋設されたボックスに対して着脱自在に取り付けられる操作パネルを備えたエレベータ操作盤が開示されている。このエレベータ操作盤は、ボックスの内面に、ボックス内に収容された第1の位置とボックスの外部に突出する第2の位置との間で変位可能とされた突起部を設け、操作パネルの側壁に、この突起部に引っ掛けられる長穴を設けた構成とされている。
特許第4662380号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたエレベータ操作盤では、突起部を第2の位置に変位させる必要があり、また、突起部が変位可能とされているので、保持された操作パネルに外力が負荷されれば、がたついたり、移動し易くなることが考えられる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、取り外された操作盤を保持させる際における作業性を向上し、かつ安定的に保持し得るエレベータ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るエレベータ装置は、各階の乗場壁面または籠内壁面において開口するように設けられた配線収容部の開口を塞ぐように取り付けられる操作盤と、前記配線収容部内において前記開口の幅方向一方側縁部に沿うように、かつ該開口の幅方向に厚さ方向を沿わせて固定的に配される板状の保持片と、前記操作盤の裏面側から突出するように固定的に設けられ、当該操作盤が前記開口から取り外された状態で、前記保持片の厚さ方向に厚さ方向を沿わせて配されて該保持片に引っ掛け保持される板状の被保持片と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係るエレベータ装置は、上述のような構成としたことで、取り外された操作盤を保持させる際における作業性を向上させることができ、また、安定的に保持することができる。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係るエレベータ装置の一例を模式的に示し、図4におけるZ部に対応させた一部破断概略正面図である。 (a)は、図1(a)におけるX1-X1線矢視に対応させた一部破断概略横断面図、(b)は、図1(b)におけるX2-X2線矢視に対応させた一部破断概略横断面図である。 (a)、(b)は、図1(b)におけるY-Y線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 同エレベータ装置の一部破断概略正面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、図2(a)、(b)では、開口を視認し易いように開口上側部位の後記する前板部の図示を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係るエレベータ装置を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
本実施形態に係るエレベータ装置1は、図1及び図4に示すように、各階の乗場2壁面3または籠4内壁面5において開口するように設けられた配線収容部14の開口13を塞ぐように取り付けられる操作盤20を備えている。また、エレベータ装置1は、建物の各階の乗場2において停止される籠4と、各階の乗場2において開閉される乗場戸6と、この乗場戸6によって開閉される出入口を区画する乗場枠10,11,12と、を備えている。籠4には、図示は省略しているが、籠4の出入口を開閉する籠戸が設けられている。
なお、本実施形態では、乗場2壁面3側の操作盤20について説明するが、籠4の内壁面5の操作盤及びこれによって開口が覆われる配線収容部についても同様の構成としてもよい。籠4の内壁面5としては、籠4の両側内側面のうちの一方でもよく、籠4の奥行方向奥側に向く出入口側方の内側面であってもよい。
また、エレベータ装置1には、図示は省略しているが、建物に設けられた昇降路に沿って籠4を昇降させる昇降駆動機構を構成するガイドレールや釣り合い錘、駆動装置等が設けられている。このエレベータ装置1の駆動方式としては、ロープ式や油圧式等、その他、種々の公知の駆動方式の採用が可能である。
乗場枠は、上枠10と、両側の縦枠を構成する第1縦枠11及び第2縦枠12と、を備えている。これら上枠10、第1縦枠11及び第2縦枠12は、それぞれの表面が乗場2の壁面3に対して同一平面状に設けられたものでもよく、乗場2の壁面3から突出または壁面3に対して凹むように設けられたものでもよい。
本実施形態では、乗場枠の両側の縦枠のうちの一方の縦枠としての第2縦枠12の表面12aにおいて開口するように配線収容部14を設けた構成としている。乗場2の壁面3において開口するように設けられた配線収容部14としては、建物の壁体自体の壁面3において開口するものに限られず、壁面3に平行状に設けられた乗場枠の表面12aにおいて開口するものも含む。なお、このような態様に代えて、乗場枠側方の壁体自体の壁面3において配線収容部14を開口させた構成としてもよい。
第2縦枠12は、図2に示すように、乗場戸6(図4参照)に対面した状態における前後方向(籠4奥行方向)に厚さ方向を沿わせた前板部と、この前板部の出入口側端部から後方側に向けて延出する側板部と、を備えている。
配線収容部14の開口13は、この第2縦枠12の前板部を厚さ方向に貫通するように設けられている。この開口13は、図1(b)に示すように、正面視して略方形孔状とされている。図例では、この開口13を、上下方向に長尺状とした例を示している。この開口13は、この開口13を覆うように取り付けられる操作盤20が操作し易い高さ位置となるように適宜の位置に設けられる。なお、この開口13の幅方向とは、この開口13に対面した状態における左右方向である。
配線収容部14内には、操作盤20に接続される回路基板15が設けられている。図例では、配線収容部14内の下側寄りに回路基板15を設けた例を示している。
また、エレベータ装置1は、図2に示すように、この配線収容部14内において開口13の幅方向一方側縁部に沿うように、かつ開口13の幅方向に厚さ方向を沿わせて固定的に配される板状の保持片18を備えている。また、エレベータ装置1は、操作盤20の裏面側から突出するように固定的に設けられ、当該操作盤20が開口13から取り外された状態で、保持片18の厚さ方向に厚さ方向を沿わせて配されて保持片18に引っ掛け保持される板状の被保持片28を備えている。このような構成とすれば、配線収容部14内に設けられた保持片18に対して操作盤20の被保持片28を引っ掛けることで、取り外された操作盤20を開口13の側方において保持させることができる。これにより、露出された開口13を介して配線収容部14内の回路基板15等のメンテナンス等を行うことができる。また、保持片18及び被保持片28が配線収容部14及び操作盤20のそれぞれに固定的に設けられているので、保持片18や被保持片28を変位させる必要がなく、操作盤20を保持させる際における作業性を向上させることができる。また、保持片18に厚さ方向に重ね合わせられて被保持片28が保持されるので、これらの厚さ方向に外力が負荷された場合にもがたつき難く、操作盤20を安定的に保持させることができる。
また、本実施形態では、図2及び図3に示すように、保持片18及び被保持片28のうちの一方片に、鍔状の大径部29aを先端側に有した突起部29を厚さ方向に突出させて設けた構成としている。また、他方片に、当該他方片が一方片と突起部29の大径部29aとの間に挟み込まれた状態で突起部29の小径部29bを受け入れる係合部19を設けた構成としている。このような構成とすれば、他方片の係合部19に小径部29bを受け入れた状態で、他方片が一方片と突起部29の大径部29aとの間に挟み込まれる。これにより、保持片18と被保持片28との厚さ方向に沿う移動や配線収容部14奥行方向に沿う移動をより効果的に抑制することができる。この結果、操作盤20をより安定的に保持させることができる。
また、本実施形態では、保持片18及び被保持片28のそれぞれに、配線収容部14の奥行方向及び上下方向でずれた位置となるように2つの突起部29,29及び係合部19,19を設けた構成としている。このような構成とすれば、操作盤20をより安定的に保持させることができる。また、2つの突起部29,29及び係合部19,19を、上下に並べて設けたものと比べて、保持片18及び被保持片28の上下方向に沿う寸法を小さくすることができる。また、2つの突起部29,29及び係合部19,19を、配線収容部14の奥行方向に並べて設けたものと比べて、保持片18及び被保持片28の奥行方向に沿う寸法を小さくすることができる。
本実施形態では、被保持片28を一方片とし、保持片18を他方片としている。つまり、被保持片28に突起部29を設け、保持片18に係合部19を設けた構成としている。
保持片18は、開口13の開口方向に見て(正面視して)開口13中心側に露出しないように設けられている(図2参照)。図例では、この保持片18の厚さ方向一方面を、開口13の幅方向一方側の内側面と略同一平面状とした例を示している。また、図例では、この保持片18を、開口13の幅方向で反出入口側に設けた例を示している。
また、この保持片18は、配線収容部14の前方側を区画する第2縦枠12の前板部の裏面12bから配線収容部14の奥側に向けて突出するように設けられている。本実施形態では、この保持片18は、第2縦枠12の前板部の裏面12bに沿うように固定された固定片17を備えた保持部材16に設けられている。
保持部材16は、図3(b)に示すように、保持片18が開口13の上下方向途中部位に位置するように設けられている。図例では、保持片18が開口13の上下方向中央部よりも僅かに上側に位置するように保持部材16を設けた例を示している。
固定片17は、第2縦枠12の前板部の厚さ方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされ、ねじ等の固着具によって第2縦枠12の前板部に固定される。保持片18は、この固定片17の開口13側の縁部に一連状に設けられている。また、図例では、保持片18を、厚さ方向に見て概ね方形状とした例を示している。
係合部19は、図3(b)に示すように、本実施形態では、突起部29の大径部29aを受け入れ可能な大径孔部19aと突起部29の小径部29bを受け入れる小径孔部19bとが連なるように、かつ保持片18を貫通して設けられたダルマ孔状とされている。このような構成とすれば、例えば、他方片(保持片18)の面方向に沿って上側や下側等にも開口する切欠状の係合部としたものと比べて、操作盤20に対して意図しない外力が負荷された際における操作盤20の落下を効果的に抑制することができる。
また、係合部19は、大径孔部19aの下方側に、小径孔部19bを一連状に設けた構成とされている。このような構成とすれば、操作盤20の自重によって突起部29の小径部29bが係合部19の小径孔部19bに係合保持されることとなる。これにより、配線収容部14の奥行方向に大径孔部19aと小径孔部19bとを連ならせたようなものと比べて、操作盤20をより安定的に保持させることができる。
また、2つの係合部19,19のうちの一方の係合部19を、保持片18の前方側かつ上側部位に設け、他方の係合部19を、保持片18の奥側かつ下側部位に設けた構成としている。また、これら2つの係合部19,19を、一方の係合部19と他方の係合部19とが上下方向に見て互いの一部が重なり合うように設けた構成としている。
なお、係合部19,19としては、ダルマ孔状の貫通孔に限られず、上方側や下方側、奥側等に向けて開口する切欠状とされたものでもよい。この場合は、係合部19の途中部位に、突起部29の小径部29bを係合保持可能なように適宜の屈曲部等を設けた構成としてもよい。
また、保持片18としては、第2縦枠12の前板部の裏面12bに固定される保持部材16に設けられたものに限られず、例えば、配線収容部14を区画するようにボックス状とされた部材の側壁自体を保持片18としたり、側壁に保持片18を設けたりしてもよい。
操作盤20は、図1(a)及び図2(a)に示すように、配線収容部14の開口13を塞ぐように板状とされた操作パネル21を備えている。この操作パネル21は、開口幅方向及び上下方向に沿う寸法が開口13の幅寸法及び上下寸法よりも大とされている。つまり、この操作パネル21は、開口13の四周縁部を覆うようにアウトセット状に取り付けられる構成とされている。
操作盤20は、この操作パネル21の上下端部が開口13の上下両側部位の前板部にねじ等の固着具によって固定されて取り付けられる構成とされたものでもよい。
また、この操作パネル21には、操作部22及び表示部24が設けられている。図例では、操作部22の上方側に間隔を空けて表示部24を設けた例を示している。また、操作盤20には、操作パネル21の表面側において鍵によって施解錠される鍵操作部が設けられている。
操作部22は、籠4を当該操作盤20が設けられた乗場2の階に呼ぶ際に押し操作される籠呼び操作部であってもよい。なお、当該操作盤20が籠4内に設けられるものである場合には、扉開閉操作部や行先階操作部等を設けた構成としてもよい。
また、操作部22は、操作パネル21の表面側において露出するように設けられている。この操作部22の裏面側には、操作パネル21の裏面から突出するように各種制御回路等を含む本体部23が設けられている。この本体部23は、開口13に差し込まれ、奥側部位が配線収容部14内に位置するように配される構成とされている。なお、図示は省略しているが、この本体部23と配線収容部14内の回路基板15とを接続する適宜のケーブルが設けられている。
表示部24は、籠4の位置表示や昇降方向を表示したり、種々のメッセージを表示したりするものであってもよい。この表示部24は、操作パネル21の表面側において露出するように設けられている。この表示部24の裏面側には、操作パネル21の裏面から突出するように各種制御回路等を含む本体部25が設けられている。この本体部25は、上記同様、開口13に差し込まれ、奥側部位が配線収容部14内に位置するように配される構成とされている。また、この本体部25には、配線収容部14内の回路基板15に接続されるケーブル26が設けられている。このケーブル26及び操作部22の本体部23のケーブルは、操作盤20の被保持片28が保持片18に引っ掛け保持された状態で、回路基板15に接続可能な構成とされている。
被保持片28は、操作パネル21の裏面からパネル厚さ方向に間隔を空け、かつ操作パネル21の幅方向一方側から幅方向に間隔を空けた位置となるように設けられている。このような構成とすれば、操作盤20を取り外し、被保持片28を保持片18に引っ掛け保持させれば、開口13を大きく開放させることができる。また、被保持片28は、その厚さ方向を操作パネル21の厚さ方向に沿わせて設けられ、操作パネル21の裏面側を開口13の幅方向中心側に向けて保持片18に引っ掛け保持される構成とされている。このような構成とすれば、被保持片28を保持片18に引っ掛け保持させれば、操作パネル21が開口13の側方において、その裏面が開口13側に向いた状態で保持されることとなる。これにより、回路基板15に対するケーブル26の抜き差しや操作パネル21裏面側の本体部23,25のメンテナンス等を容易に行うことができる。
この被保持片28は、図3(a)に示すように、保持片18に引っ掛け保持された状態で、厚さ方向に見てその概ね全体が保持片18に重なり合うように設けられる構成とされている。この被保持片28は、保持片18に引っ掛け保持された状態で、その厚さ方向一方側面が概ね全体に亘って保持片18に当接されるものでもよい。また、図例では、この被保持片28を、厚さ方向に見て概ね方形状とした例を示している。
また、被保持片28は、操作パネル21の上下方向で途中部位に位置するように設けられている。図例では、被保持片28を、操作パネル21の上下方向で略中央部に位置するように設けた例を示している。
また、この被保持片28は、操作パネル21の裏面側に固定された被保持部材27に設けられている。被保持部材27は、図1(b)、図2及び図3に示すように、操作パネル21の裏面からパネル厚さ方向に突出し、かつパネル幅方向に延びるように設けられている。この被保持部材27の延出方向先端部に被保持片28が設けられている。
被保持部材27は、操作盤20が開口13を塞ぐように取り付けられた状態で、保持片18に干渉しないように設けられている。また、この被保持部材27は、被保持片28を保持片18に引っ掛け保持させた状態で、操作パネル21が第2縦枠12の表面12aに干渉しないように設けられている。また、この被保持部材27は、被保持片28を保持片18に引っ掛け保持させた状態で、開口13の開口方向に見て、開口13の大半が視認可能なように設けられている。図例では、被保持片28を保持片18に引っ掛け保持させた状態で、開口13の開口方向に見て、操作パネル21の裏面側の本体部25の一部が開口13に重なり合う構成とした例を示している。また、図例では、被保持部材27の途中部位にケーブル26を沿わせて設けた例を示している。
突出部29は、図2(a)に示すように、被保持片28の厚さ方向一方側から被保持片28の厚さ方向に沿って突出するように設けられている。本実施形態では、突出部29は、操作盤20が開口13を塞ぐように取り付けられた状態で、配線収容部14の奥行方向に厚さ方向を沿わせて配される被保持片28の厚さ方向手前側面から突出するように設けられている。
この突出部29の大径部29aの外径は、係合部19の大径孔部19aに挿通可能なように大径孔部19aの内径よりも小とされ、かつ係合部19の小径孔部19bの内径よりも大とされている。この大径部29aの外径は、大径孔部19aの内径よりも僅かに小とされたものでもよい。また、突出部29の小径部29bの外径は、係合部19の小径孔部19bに挿通可能なように小径孔部19bの内径よりも小とされている。この小径部29bの外径は、がたつきを抑制する観点等から小径孔部19bの内径よりも僅かに小とされたものでもよい。
また、この突出部29の小径部29bの被保持片28厚さ方向に沿う寸法、つまり軸方向に沿う寸法は、保持片18の厚さ寸法に応じた寸法とされている。つまり、被保持片28の突出部29の突出側となる厚さ方向一方側面から大径部29aまでの被保持片28厚さ方向に沿う寸法は、保持片18の厚さ寸法に応じた寸法とされている。
この小径部29bの軸方向に沿う寸法は、がたつきを抑制する観点等から保持片18の厚さ寸法よりも僅かに大とされたものでもよい。
また、本実施形態では、上記した2つの係合部19,19の位置に合うように、かつ操作パネル21の幅方向及び上下方向でずれた位置となるように2つの突出部29,29を設けた構成としている。つまり、2つの突出部29,29のうちの一方の突出部29を、上記した一方の係合部19に係合可能なように被保持片28の操作パネル21側かつ上側部位に設けた構成としている。また、他方の突出部29を、上記した他方の係合部19に係合可能なように被保持片28の反操作パネル側かつ下側部位に設けた構成としている。
また、図例では、これら突出部29,29を、被保持片28に設けられた雌ねじ孔にねじ合わされた雄ねじとし、被保持片28の厚さ方向他方側に回り止めナット部材を設けた例を示している。なお、突出部29,29としては、このような態様とされたものに限られず、被保持片28に一体的に設けられたものや、溶接等によって接合されたものでもよく、その他、種々の態様とされたものでもよい。
また、本実施形態では、配線収容部14の奥行方向及び上下方向でずれた位置となるように2つの突起部29,29及び係合部19,19を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、2つの突起部29,29及び係合部19,19を、上下や、配線収容部14の奥行方向に並べて設けたような態様としてもよく、3つ以上または1つの突起部29及び係合部19を設けたような態様等としてもよい。
また、本実施形態では、一方片としての被保持片28に突起部29を設け、他方片としての保持片18に係合部19を設けた例を示しているが、保持片18に突起部を設け、被保持片28に係合部を設けたような態様等としてもよい。この場合においてダルマ孔状の係合部を被保持片28に設ける場合には、小径孔部の下方側に一連状に大径孔部を設けた構成とされたものとしてもよい。
また、本実施形態では、一方片に突起部29を設け、他方片に突起部29の小径部29bを受け入れる係合部19を設けた例を示しているが、被保持片28を保持片18に引っ掛け保持させる態様としては、このような態様に限られない。例えば、配線収容部14奥行方向に延びるように保持片18に差込孔を設け、この差込孔に差し込まれる差込片を被保持片28に設けた態様や、被保持片28に保持片18を受け入れる受入溝等を設けた態様等としてもよく、その他、種々の態様とされたものでもよい。本実施形態に係るエレベータ装置1の上記した各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
1 エレベータ装置
2 乗場
3 壁面
4 籠
5 内壁面
13 開口
14 配線収容部
18 保持片(他方片)
19 係合部
19a 大径孔部
19b 小径孔部
20 操作盤
28 被保持片(一方片)
29 突起部
29a 大径部
29b 小径部

Claims (4)

  1. 各階の乗場壁面または籠内壁面において開口するように設けられた配線収容部の開口を塞ぐように取り付けられる操作盤と、前記配線収容部内において前記開口の幅方向一方側縁部に沿うように、かつ該開口の幅方向に厚さ方向を沿わせて固定的に配される板状の保持片と、前記操作盤の裏面側から突出するように固定的に設けられ、当該操作盤が前記開口から取り外された状態で、前記保持片の厚さ方向に厚さ方向を沿わせて配されて該保持片に引っ掛け保持される板状の被保持片と、を備えていることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 請求項1において、
    前記保持片及び前記被保持片のうちの一方片には、鍔状の大径部を先端側に有した突起部が厚さ方向に突出して設けられ、他方片には、当該他方片が前記一方片と前記突起部の大径部との間に挟み込まれた状態で前記突起部の小径部を受け入れる係合部が設けられていることを特徴とするエレベータ装置。
  3. 請求項2において、
    前記係合部は、前記突起部の大径部を受け入れ可能な大径孔部と前記突起部の小径部を受け入れる小径孔部とが連なるように、かつ前記他方片を貫通して設けられたダルマ孔状とされていることを特徴とするエレベータ装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記保持片及び前記被保持片のそれぞれには、前記配線収容部の奥行方向及び上下方向でずれた位置となるように2つの前記突起部及び前記係合部が設けられていることを特徴とするエレベータ装置。
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