JP6316157B2 - 乗りかご及びエレベータ - Google Patents

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Description

本発明は、かご室内に各種操作を行う操作盤が配置された乗りかご、及びこの乗りかごを備えたエレベータに関するものである。
従来、乗りかごにおける人や荷物を載せるかご室には、乗りかごの行先階登録や、扉部の開閉操作を行う操作盤が設けられている。また、近年では、昇降路の省スペース化に伴い昇降路と乗りかごとの間隔が狭くなっており、操作盤の薄型化が求められている。
操作盤の薄型化を図るための技術としては、例えば、特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載された技術は、乗りかごの操作を行う操作ボタン群と、操作ボタン群が配設された操作パネルと、操作ボタン群とボタンハーネスを介して接続されるプリント板と、を備えている。また、特許文献1に記載された技術は、作ボタン群、プリント板及びボタンハーネスを収納するボックスと、を備えている。そして、操作盤の薄型化を図るために、プリント板は、ボックスにおける操作パネルと対向しない箇所に配置されている。
また、側板における操作盤が取り付けられる箇所には、操作パネルを嵌め込み、プリント板に相当する配線基板やボックスに相当するカバー部材を挿入するための取付窓が開口されているため、側板における取付窓の周縁部の強度が低下する。したがって、側板の強度を高めるために、取付窓の周縁部に補強部材を設けることが求められている。
特開2011−1814185号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、配線基板がボックスにおける操作パネル及び取付窓と対向しない箇所に配置されるため、ボタン側接続ケーブルが取付窓の周縁部の一部を通過していた。その結果、ボタン側接続ケーブルと補強部材が干渉するため、取付窓の周縁部におけるボタン側接続ケーブルが通過する箇所に補強部材を設けることが難しく、側板の強度が低下する、という問題を有していた。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、取付窓の周縁部におけるボタン側接続ケーブルが通過する箇所の補強を容易に行うことができる乗りかご及びエレベータを提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の乗りかごは、かご室を形成する側板と、かご室に開閉可能に設けられる扉部と、側板に設けられる操作盤と、を備えた乗りかごである。
操作盤は、操作ボタン群と、操作パネルと、カバー部材と、配線基板と、棒状の支持部材と、を備えている。操作ボタン群は、乗りかごの操作及び外部との連絡を行う。操作パネルは、操作ボタン群が設けられ、側板に形成された取付窓を覆う。カバー部材は、操作パネル及び取付窓と対向する対向面及び、操作パネル及び取付窓と対向しない箇所に配置されて対向面に連続する突出面を有している。また、カバー部材は、かご室の外側に配置される。配線基板は、カバー部材の突出面に配置され、操作ボタン群とボタン側接続ケーブルを介して接続される。支持部材は、カバー部材の突出面から側板に向けて突出する。
配線基板は、支持部材によりカバー部材に固定され、支持部材における突出面側の端部とは反対側の端部は、配線基板に設けたボタン側接続ケーブルと接続されるコネクタよりも側板に接近して配置される。
また、本発明のエレベータは、昇降路内を昇降動作する乗りかごを備えたエレベータにおいて、乗りかごは、かご室を形成する側板と、かご室に開閉可能に設けられる扉部と、側板に設けられる操作盤と、を備えている。操作盤は、上述した操作盤が用いられる。
本発明の乗りかご及びエレベータによれば、取付窓の周縁部におけるボタン側接続ケーブルが通過する箇所の補強を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態例にかかるエレベータを示す概略構成図である。 本発明の実施の形態例にかかるエレベータの乗りかごを示す概略構成図である。 本発明の実施の形態例にかかる乗りかごの側板に設けられた操作盤を示す正面図である。 本発明の実施の形態例にかかる乗りかごの側板に設けられた操作盤を示す背面図である。 本発明の実施の形態例にかかる乗りかごの操作盤を示す正面図である。 本発明の実施の形態例にかかる乗りかごの操作盤を示す側面図である。 本発明の実施の形態例にかかる乗りかごの操作盤の要部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明のエレベータの実施の形態例について、図1〜図7を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
<エレベータの構成>
まず、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベータの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本例のエレベータの構成例を示す概略構成図である。
図1に示すように、本例のエレベータ1は、建物構造物内に形成された昇降路110内を昇降動作する。エレベータ1は、人や荷物を載せる乗りかご120と、ロープ130と、釣合錘140と、巻上機100とを備える。昇降路110は、建築構造物内に形成され、その頂部には機械室160が設けられている。
巻上機100は、機械室160に配置され、ロープ130を巻き掛けることにより乗りかご120を昇降させる。また、巻上機100の近傍には、ロープ130が装架される反らせ車150が設けられている。
釣合錘140は、乗りかご120における無積載時の質量とほぼ同じ質量に設定されている。そのため、乗りかご120内に物や人が積載されていない無積載時では、乗りかご120側と釣合錘140側のロープ130の張力比は、1となる。これにより、無積載時における巻上機100の出力を低く抑えることが可能である。
乗りかご120は、中空の略直方体状に形成されている。乗りかご120は、ロープ130を介して、釣合錘140と連結され、昇降路110内を昇降する。
<乗りかごの構成>
次に、図2を参照して本例の乗りかご120について説明する。
図2は、本例の乗りかごの内部の様子を示す概略構成図である。
図2に示すように、乗りかご120は、かご室2と、扉部3と、第1操作盤9と、第2操作盤10とを備えている。かご室2は、中空の直方体状に形成されている。また、かご室2には、一面が開口した出入り口2aが設けられている。そして、かご室2の内部空間には、出入り口2aから人や荷物が出入りされる。
また、かご室2は、かご床5と、天井6と、第1側板7と、第2側板8とを、有している。かご床5は、矩形状に形成されており、かご室2の床面となる。天井6は、矩形状に形成されている。天井6は、かご床5に対して鉛直方向に対向し、かご室2の鉛直方向の上部に配置される。
第1側板7及び第2側板8は、かご床5の周囲にかご床5に対して垂直に立設されている。第1側板7は、出入り口2a側の一面に配置され、出入り口2aの水平方向の両側に配置される。かご室2の出入り口2aには、扉部3が開閉可能に設けられる。第2側板8は、かご室2における出入り口2a側の一面を除く他の側面に配置されている。
第1側板7には、第1操作盤9が配置されており、第2側板8には、第2操作盤10が配置されている。
第1操作盤9は、乗りかご120の行先階を登録する行先階ボタンが鉛直方向に沿って配列された、いわゆる縦型操作盤である。また、第2操作盤10は、行先ボタンが鉛直方向と直交する水平方向に沿って配列された、いわゆる横型操作盤である。
第2操作盤10は、例えば第1操作盤9に手が届かない背の低い利用者や、車いす利用者等のために第1操作盤9よりも鉛直方向の下方に配置されている。
<第2操作盤の構成>
次に、図3〜図7を参照して第2操作盤10の詳細な構成について説明する。
図3は、第2側板8に配置された第2操作盤10を示す正面図である。図4は、第2側板8に配置された第2操作盤10を示す背面図である。図5は、第2操作盤10を示す正面図、図6は、第2操作盤10を示す側面図である。図7は、第2操作盤10の要部を拡大して示す断面図である。
図3に示すように、第2側板8には、矩形状の取付窓8aが開口している。この取付窓8aには、第2操作盤10が取り付けられている。また、図4に示すように、第2側板8におけるかご室2の内側の表面8bと反対側の裏面8cには、上部補強部材21と、2つの側部補強部材22A,22Bが固定されている。
上部補強部材21は、取付窓8aの周縁部における鉛直方向の上方に配置されている。また、第1側部補強部材22Aは、取付窓8aの周縁部における水平方向の一側に配置されており、第2側部補強部材22Bは、取付窓8aの周縁部における水平方向の他側に配置されている。上部補強部材21と、2つの側部補強部材22A,22Bにより、側板8における取付窓8aの周縁部の上部と、水平方向の両側の強度が補強される。
図5及び図6に示すように、第2操作盤10は、操作パネル11と、カバー部材12と、配線基板14と、支持部材17とを有している。操作パネル11は、矩形状の平板状に形成されている。操作パネル11は、取付窓8aを覆い、かつ第2側板8の表面8bからかご室2の内側に突出している。そして、操作パネル11におけるかご室2の内側に露出する一面11aが、第2操作盤10の意匠面となる。
操作パネル11には、操作ボタン群30が設けられている。操作ボタン群30は、行先ボタン31と、扉部3を開閉操作する開閉ボタン32と、非常時に外部と連絡をとるための連絡装置33とを有している。そして、行先ボタン31、開閉ボタン32及び連絡装置33は、使用者が押圧操作する押圧面が操作パネル11の一面11aから露出している。また、行先ボタン31、開閉ボタン32及び連絡装置33における押圧面と反対側には、それぞれボタン側接続ケーブル18が接続されている。ボタン側接続ケーブル18は、操作パネル11の一面11aと反対側の他面11bに沿うように配置されている。
また、操作パネル11の他面11bには、カバー部材12が設けられている。カバー部材12は、中空の容器状に形成されている。このカバー部材12は、配線基板14と、ボタン側接続ケーブル18を収納する。また、カバー部材12は、長方形状に形成された主面部23と、2つの側面部24A,24Bとを有している。
図6に示すように、主面部23は、操作パネル11の他面11b及び第2側板8の取付窓8aと対向する対向面23aと、対向面23aに連続する突出面23bとを有している。突出面23bは、対向面23aにおける鉛直方向の下端部から突出している。そして、第2操作盤10を第2側板8に取り付けた際、突出面23bは、操作パネル11の他面11b及び取付窓8aと対向しない箇所に配置される。本例では、突出面23bは、操作パネル11の他面11b及び取付窓8aよりも鉛直方向の下方に配置される。
さらに、図7に示すように、突出面23bには、後述する支持部材17を構成する取付ボルト26が貫通する複数の取付孔36が形成されている。
図5に示すように、第1側面部24Aは、主面部23における水平方向の一端から操作パネル11側に向けて略垂直に連続している。第2側面部24Bは、主面部23における水平方向の他端から操作パネル11側に向けて略垂直に連続している。第1側面部24A及び第2側面部24Bは、主面部23を間に挟んで対向する。
また、図6に示すように、第1側面部24A及び第2側面部24Bにおける主面部23と反対側の端部における対向面23a側には、操作パネル11が固定されている。図5に示すように、第1側面部24A及び第2側面部24Bにおける突出面23b側の間は、開放されている。
図6に示すように、第1側面部24A及び第2側面部24Bには、それぞれ固定孔35が形成されている。固定孔35は、第1側面部24A及び第2側面部24Bにおける対向面23a側に形成されている。
図4に示すように、第2操作盤10を第2側板8に取り付けた際、第1側面部24Aは、第1側部補強部材22Aと対向し、第2側面部24Bは、第2側部補強部材22Bと対向する。そして、カバー部材12は、第1側面部24A及び第2側面部24Bに設けた固定ボルト38を螺合することで、第1側部補強部材22A及び第2側部補強部材22Bに固定される。
図5及び図6に示すように、カバー部材12の突出面23bには、配線基板14が取り付けられている。配線基板14は、操作ボタン群30と接続されると共にエレベータ1の制御盤と通信の授受を行う。
図7に示すように、配線基板14における四隅には、取付孔14cが形成されている。取付孔14cは、配線基板14を突出面23bに配置した際、突出面23bに設けた取付孔36と対向する。この取付孔14cには、後述する支持部材17を構成する取付ボルト26が貫通する。
さらに、配線基板14には、第1コネクタ14aと、第2コネクタ14bとを有している。第1コネクタ14aは、配線基板14の一端部に設けられており、第2コネクタ14bは、配線基板14の他端部に設けられている。配線基板14をカバー部材12に収納した際、第1コネクタ14aは、操作パネル11の近傍に配置され、第2コネクタ14bは、第1コネクタ14aよりも鉛直方向の下方に配置される。
第1コネクタ14aには、ボタン側接続ケーブル18が接続され、第2コネクタ14bには、制御盤接続ケーブル19が接続される。ボタン側接続ケーブル18は、操作ボタン群30に接続され、制御盤接続ケーブル19は、エレベータ1の制御盤に接続される。図6及び図7に示すように、ボタン側接続ケーブル18は、取付窓8aの周縁部における鉛直方向の下方を通過する。また、制御盤接続ケーブル19は、カバー部材12の鉛直方向の下方に向けて延出される。
また、配線基板14を操作パネル11と対向しない突出面23bに設けることで、第2操作盤10の薄型化を図ることができ、乗りかご120と昇降路110(図1参照)の間隔を狭めることが可能となる。
なお、本例では、突出面23bを操作パネル11の鉛直方向の下方に配置した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、突出面23bは、操作パネル11よりも鉛直方向の上方に配置してもよく、あるいは操作パネル11の水平方向の側方に配置してもよい。そして、取付窓8aの周縁部における突出面23bが配置される側を、配線基板14と接続されるボタン側接続ケーブル18が通過する。
なお、配線基板14は、カバー部材12に収納されてかご室2の外側である昇降路110側に配置される。そのため、配線基板14には、結露が生じるおそれがある。そして、配線基板14が操作パネル11よりも鉛直方向の上方に配置された場合、配線基板14に生じた結露水がボタン側接続ケーブル18を伝って、操作ボタン群30に侵入するおそれがある。
配線基板14に生じた結露水が操作ボタン群30へ侵入することを防ぐために、配線基板14は、操作パネル11よりも鉛直方向の下方に配置することが好ましい。そのため、配線基板14が取り付けられるカバー部材12の突出面23bは、操作パネル11の鉛直方向の上方よりも下方に配置することが好ましい。
図7に示すように、支持部材17は、取付ボルト26と、取付ボルト26と締結される取付ナット27と、スペーサ28とを有している。取付ボルト26は、突出面23bに設けた取付孔36及び配線基板14に設けた取付孔14cを貫通する。そして、取付ボルト26は、突出面23bから第2側板8の裏面8cに向けて突出する。このとき、取付ボルト26における第2側板8側の先端部と第2側板8の裏面8cとの間には、隙間が形成されている。
このように、突出面23bに支持部材17を設けたことで、取付窓8aの周縁部における鉛直方向の下部に第2側板8が変形するような強い荷重が加わった際には、突出面23bに設けた支持部材17の取付ボルト26に第2側板8が接触する。そして、第2側板8に加わった荷重は、支持部材17を介してカバー部材12に伝達される。これにより、第2側板8に加わった荷重は、支持部材17及びカバー部材12に分散される。その結果、取付窓8aの周縁部におけるボタン側接続ケーブル18が通過する箇所を容易に補強することができる。
また、支持部材17を棒状の取付ボルト26により構成したことで、突出面23bと第2側板8における支持部材17の周囲にボタン側接続ケーブル18が挿通可能な空間部S1(図3及び図7参照)を形成することができる。これにより、操作パネル11の操作ボタン群30から配線基板14に向けてボタン側接続ケーブル18を容易に延出させることができ、第2操作盤10の取付作業を容易に行うことができる。
また、取付ナット27は、取付ボルト26における先端部から取付ボルト26に螺合される。これにより、配線基板14がカバー部材12の突出面23bに締結固定される。なお、取付ボルト26における配線基板14と突出面23bの間には、スペーサ28が介在される。スペーサ28は、配線基板14と突出面23bとの間隔を調整することができる。
なお、本例では、取付ボルト26の先端部と第2側板8との間に隙間を形成した例を説明したが、これに限定されるものではなく、取付ボルト26の先端部を第2側板8の裏面8cに接触させてもよい。
しかしながら、取付ボルト26の先端部と第2側板8の裏面8cとを接触させた場合、乗りかご120の昇降動作や扉部3の開閉動作等によって生じる第2側板8の振動により、取付ボルト26と第2側板8が当接し、異音が生じる場合もある。そのため、取付ボルト26の先端部と第2側板8との間には、第2側板8が振動する際には取付ボルト26と接触せずに、第2側板8が変形するような強い荷重が加わった際に取付ボルト26と接触する程度の隙間を設けることが好ましい。
さらに、取付ボルト26の先端部と第2側板8の裏面8cとの間に、クッション部材を設けてもよい。これにより、第2側板8と取付ボルト26が当接することで生じる異音の発生を防ぐと共に、第2側板8に加わる荷重をより効果的に分散させることができる。
また、本例では、支持部材17として、配線基板14をカバー部材12に固定するための取付ボルト26を適用した。これにより、取付窓8aの周縁部を補強するために、新たに部材を設ける必要がなく、部品点数が増加することを防ぐことができる。
さらに、配線基板14を固定する取付ボルト26は、予めボタン側接続ケーブル18と干渉しない箇所に設けられている。そのため、支持部材17を配置する箇所を検討する手間を省くこともできる。
なお、本例では、支持部材17として配線基板14をカバー部材12に固定するための取付ボルト26を用いる例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、支持部材17として、配線基板14を固定するための取付ボルト26とは別の棒状の部材をカバー部材12の突出面23bに設けてもよい。
また、支持部材17の形状としては、円柱状や角柱状等、その他各種の棒状の形状であればよく、支持部材17における第2側板8の裏面8c側の端部を半球状に形成してもよい。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。上述した実施の形態例では、本発明が適用される操作盤として、横型操作盤である第2操作盤10を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、縦側操作盤である第1操作盤9に本発明を適用してもよい。
1…エレベータ、 2…かご室、 2a…出入り口、 3…扉部、 7…第1側板、 8…第2側板、 8a…取付窓、 8b…表面、 8c…裏面、 9…第1操作盤、 10…第2操作盤、 11…操作パネル、 11a…一面、 11b…他面、 12…カバー部材、 14…配線基板、 14a…第1コネクタ、 14b…第2コネクタ、 14c…取付孔、 17…支持部材、 18…ボタン側接続ケーブル、 19…制御盤接続ケーブル、 23…主面部、 23a…対向面、 23b…突出面、 24A…第1側面部、 24B…第2側面部、 26…取付ボルト、 27…取付ナット、 28…スペーサ、 30…操作ボタン群、 36…取付孔、 100…巻上機、 110…昇降路、 120…乗りかご

Claims (6)

  1. かご室を形成する側板と、前記かご室に開閉可能に設けられる扉部と、前記側板に設けられる操作盤と、を備えた乗りかごにおいて、
    前記操作盤は、
    前記乗りかごの操作及び外部との連絡を行う操作ボタン群と、
    前記操作ボタン群が設けられ、前記側板に形成された取付窓を覆う操作パネルと、
    前記操作パネル及び前記取付窓と対向する対向面及び、前記操作パネル及び前記取付窓と対向しない箇所に配置されて前記対向面に連続する突出面を有し、前記かご室の外側に配置されるカバー部材と、
    前記カバー部材の前記突出面に配置され、前記操作ボタン群とボタン側接続ケーブルを介して接続される配線基板と、
    前記カバー部材の前記突出面から前記側板に向けて突出する棒状の支持部材と、
    を備え、
    前記配線基板は、前記支持部材により前記カバー部材に固定され、
    前記支持部材における前記突出面側の端部とは反対側の端部は、前記配線基板に設けた前記ボタン側接続ケーブルと接続されるコネクタよりも前記側板に接近して配置される
    乗りかご。
  2. 前記突出面は、前記操作パネル及び前記取付窓よりも鉛直方向の下方に配置される
    請求項1に記載の乗りかご。
  3. 前記支持部材における前記突出面側の端部と反対側の端部と、前記側板との間には、隙間が形成される
    請求項1に記載の乗りかご。
  4. 前記支持部材における前記突出面側の端部と反対側の端部と、前記側板との間には、クッション部材が介在される
    請求項1に記載の乗りかご。
  5. 前記支持部材における前記突出面側の端部とは反対側の端部は、前記側板に接触する
    請求項1に記載の乗りかご。
  6. 昇降路内を昇降動作する乗りかごを備えたエレベータにおいて、
    前記乗りかごは、
    かご室を形成する側板と、
    前記かご室に開閉可能に設けられる扉部と、
    前記側板に設けられる操作盤と、を備え、
    前記操作盤は、
    前記乗りかごの操作及び外部との連絡を行う操作ボタン群と、
    前記操作ボタン群が設けられ、前記側板に形成された取付窓を覆う操作パネルと、
    前記操作パネル及び前記取付窓と対向する対向面及び、前記操作パネル及び前記取付窓と対向しない箇所に配置されて前記対向面に連続する突出面を有し、前記かご室の外側に配置されるカバー部材と、
    前記カバー部材の前記突出面に配置され、前記操作ボタン群とボタン側接続ケーブルを介して接続される配線基板と、
    前記カバー部材の前記突出面から前記側板に向けて突出する棒状の支持部材と、
    を備え、
    前記配線基板は、前記支持部材により前記カバー部材に固定され、
    前記支持部材における前記突出面側の端部とは反対側の端部は、前記配線基板に設けた前記ボタン側接続ケーブルと接続されるコネクタよりも前記側板に接近して配置される
    エレベータ。
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