JPWO2016194510A1 - 内燃機関の可変圧縮比機構 - Google Patents

内燃機関の可変圧縮比機構 Download PDF

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Abstract

可変圧縮比機構(5)の制御軸(10)は、波動歯車減速機(22)を介して電動モータ(21)により回転駆動される。波動歯車減速機(22)は、第1内歯車部材(31)と、第1内歯車部材(31)の内側に同心状に配置された外歯車部材(32)と、外歯車部材(32)の内側に配置された外形が楕円形輪郭の波動発生器(33)と、第2内歯車部材(34)と、を有している。そして、外歯車部材(32)の第1歯車部(37)の歯数に対する第1内歯車部材(31)の固定歯車部(35)の歯数の比が、外歯車部材(32)の第2歯車部(38)の歯数に対する第2内歯車部材(34)の出力側歯車部(42)の歯数の比よりも大きくなるように設定される。

Description

本発明は、内燃機関の可変圧縮比機構に関する。
歯車減速機を介して伝達されたアクチュエータの回転駆動力により制御軸の回転位置を変更することで内燃機関の機関圧縮比を変更可能な複リンク式ピストンクランク機構を用いた内燃機関の可変圧縮比機構が従来から知られている。
例えば、特許文献1、2においては、差動歯車の原理を利用した減速機を用いることで、減速機に使用する歯車のモジュールを大きくしつつ大減速比を確保することにより、減速機に使用する歯車のモジュールが小さくなって歯車の強度低下や歯面の摩耗を招かないようにしている。
しかしながら、このような可変圧縮比機構の歯車減速機には、限られた車載スペース内でレイアウトを成立させつつ、軽量化、高耐久化、低音振化することが求められており、更なる改善が求められている。
WO2014/109179号公報 WO2014/27497号公報
本発明は、アクチュエータの回転を減速する歯車減速機を介して制御軸に駆動トルクを伝達し、当該制御軸の回転位置を変更することによって内燃機関の機関圧縮比を変更可能な内燃機関の可変圧縮比機構において、上記歯車減速機は、上記アクチュエータの回転軸に連結された入力側部材と、減速された上記アクチュエータの回転を上記制御軸に伝達する出力側部材と、上記アクチュエータのハウジングに固定された固定部材と、上記入力側部材からのトルクを上記出力側部材及び上記固定部材に伝達する中間部材と、を有し、上記中間部材は、上記固定部材に形成された固定歯車部と噛み合う第1歯車部と、上記出力側部材に形成された出力側歯車部と噛み合う第2歯車部と、を有し、上記第1歯車部の歯数に対する上記固定歯車部の歯数の比が、上記第2歯車部の歯数に対する上記出力側歯車部の歯数の比よりも大きくなるように設定される。
本発明によれば、第2内歯車部材の出力側歯車部と中間部材の第2歯車部との噛み合い歯数が増大する。そのため、出力側歯車部と第2歯車部とが噛み合う部分において、一歯あたりの荷重を低減して応力を分散させることが可能となり、歯面の摩耗や相手側の歯との干渉によって生じる歯の破損を抑制することができる。
本発明に係る内燃機関の可変圧縮比機構の概略構成を模式的に示した説明図。 第1実施例における歯車減速機の概略を示す断面図。 第1実施例における歯車減速機の分解斜視図。 第2実施例における歯車減速機の構造を模式的に示した説明図。 第3実施例における歯車減速機の構造を模式的に示した説明図。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、内燃機関1の概略構成を模式的に示した説明図である。
内燃機関1は、シリンダブロック2のシリンダ3内を往復動するピストン4の上死点位置を変更することで機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比機構5を有している。
可変圧縮比機構5は、ピストン4とクランクシャフト6のクランクピン7とを複数のリンクで連係した複リンク式ピストン−クランク機構を利用したものであって、クランクピン7に回転可能に装着されたロアリンク8と、このロアリンク8とピストン4とを連結するアッパリンク9と、偏心軸部11が設けられた制御軸10と、偏心軸部11とロアリンク8とを連結するコントロールリンク12と、を有している。
クランクシャフト6は、複数のジャーナル部13及びクランクピン7を備えている。ジャーナル部13は、シリンダブロック2とクランク軸受ブラケット14との間に回転可能に支持されている。
アッパリンク9は、一端がピストンピン15に回転可能に取り付けられ、他端が第1連結ピン16によりロアリンク8と回転可能に連結されている。コントロールリンク12は、一端が第2連結ピン17によりロアリンク8と回転可能に連結されており、他端が制御軸10の偏心軸部11に回転可能に取り付けられている。
制御軸10は、クランクシャフト6と平行に配置され、かつシリンダブロック2に回転可能に支持されている。詳述すると、制御軸10は、クランク軸受ブラケット14と制御軸軸受ブラケット18との間に回転可能に支持されている。
そして、この制御軸10は、後述する波動歯車減速機22を介して伝達された電動モータ21(図2を参照)によって回転駆動され、その回転位置が制御されている。電動モータ21は、アクチュエータに相当するものであって、図示せぬコントロールユニットからの指令に基づき制御される。
電動モータ21により制御軸10の回転位置を変更することで、コントロールリンク12の揺動支点となる偏心軸部11の位置が変化する。これによりロアリンク8の姿勢が変化し、ピストン4のピストンモーション(ストローク特性)、すなわちピストン4の上死点位置及び下死点位置の変化を伴って、圧縮比が連続的に変更される。
電動モータ21の回転は、図2、図3に示すような歯車減速機としての波動歯車減速機22を介して鉄製の出力軸23に伝達されている。
そして、出力軸23に固定され、出力軸半径方向に伸びる出力軸側アーム24と、制御軸10に固定され、制御軸半径方向に伸びる制御軸側アーム(図示せず)と、一端が出力軸側アーム24に回転可能に連結され、他端が上記制御軸側アームに回転可能に連結されたリンク部材(図示せず)とによって、出力軸23の回転運動が上記リンク部材の並進運動を経て制御軸10に駆動トルク(回転駆動トルク)として伝達されている。
電動モータ21、波動歯車減速機22及び出力軸23は、電動モータ21のハウジングとなるアルミニウム合金製のモータカバー25と、有底筒状のケース部材26とによって画成される空間内に収容されている。なお、図2中の27は、出力軸側アーム24が貫通する開口窓部である。また、図2中の28は、ケース部材26内で出力軸23を回転可能に支持する出力軸支持軸受である。
ここで、波動歯車減速機22は、鉄製の固定部材としての第1内歯車部材31と、第1内歯車部材31の内側に同心状に配置された鉄製の中間部材としての外歯車部材32と、外歯車部材32の内側に配置された外形が楕円形輪郭の入力側部材としての鉄製の波動発生器33と、円環状で鉄製の出力側部材としての第2内歯車部材34と、から大略構成されている。第1内歯車部材31と第2内歯車部材34とは、互いに略同一の内外径となるように形成されている。
第1内歯車部材31は、円環状を呈し、内周側に、固定歯車部35が形成されている。この第1内歯車部材31は、複数の第1締結ボルト36によって、モータカバー25に固定されている。本実施例では、4本の第1締結ボルト36により、第1内歯車部材31がモータカバー25に固定されている。
外歯車部材32は、円筒状を呈し、外周側に、第1内歯車部材31の固定歯車部35と噛み合う第1歯車部37と、第2内歯車部材34の出力側歯車部42(後述)と噛み合う第2歯車部38とが並んで形成されている。この外歯車部材32は、内側に挿入された波動発生器33の楕円形状に応じて半径方向に弾性変形し、この楕円形状の長軸方向の2箇所で、第1内歯車部材31及び第2内歯車部材34に対して噛み合っている。
波動発生器33は、中心部分が電動モータ21の回転軸39に固定されている。また、外歯車部材32と波動発生器33との間には、ボールベアリング(図示せず)が設けられており、外歯車部材32は波動発生器33に対して相対回転可能となっている。
なお、図2中の40、41は、波動発生器33からのスラスト荷重及びラジアル荷重を受けるボールベアリングであって、例えば一方がラジアル軸受であり他方がスラスト軸受である。
第2内歯車部材34は、円環状を呈し、内周側に、出力側歯車部42が形成されている。この第2内歯車部材34は、複数の第2締結ボルト43によって、出力軸23の端部に形成された鉄製のフランジ部23aに固定されている。ここで、第2締結ボルト43の本数は、第1締結ボルト36の本数よりも多くなっており、本実施例では6本の第2締結ボルト43により第2内歯車部材34が出力軸23のフランジ部23aに固定されている。また、出力軸23のフランジ部23aに対する第2内歯車部材34の締結トルクは、モータカバー25に対する第2内歯車部材34の締結トルクよりも大きくなるよう設定されている。
また、第1内歯車部材31が固定された位置におけるモータカバー25の板厚T1が、第2内歯車部材34が固定された出力軸23のフランジ部23aの板厚T2よりも厚くなるよう設定されている。換言すると、第1内歯車部材31が固定された位置におけるモータカバー25の剛性は、第2内歯車部材34が固定された出力軸23のフランジ部23aの剛性よりも高くなるよう設定されている。
ここで、外歯車部材32の第1歯車部37の歯数と第1内歯車部材31の固定歯車部35の歯数とは、2歯分の歯数差が与えられており、波動発生器33が1回転すると、この歯数差の分だけ外歯車部材32と第1内歯車部材31とが相対回転することになる。また、外歯車部材32の第2歯車部38の歯数と第2内歯車部材34の出力側歯車部42の歯数とは、2歯分の歯数差が与えられており、波動発生器33が1回転すると、この歯数差の分だけ外歯車部材32と第2内歯車部材34とが相対回転することになる。
そして、本実施例の波動歯車減速機22においては、第1歯車部37の歯数に対する固定歯車部35の歯数の比が、第2歯車部38の歯数に対する出力側歯車部42の歯数の比よりも大きくなるように設定される。つまり、第2内歯車部材34の出力側歯車部42の歯数が第1内歯車部材31の固定歯車部35の歯数よりも多くなるように設定される。
そのため、波動歯車減速機22は、波動発生器33の回転に伴う外歯車部材32の回転と、波動発生器33の回転に伴う第2内歯車部材34の回転との回転数差を出力軸23に対して出力すること可能となり、電動モータ21の回転軸39と出力軸23との間で大きな減速比を実現することが可能となっている。
例えば、第1内歯車部材31の固定歯車部35の歯数を202、第2内歯車部材34の出力側歯車部42の歯数を302に設定し、外歯車部材32の第1歯車部37の歯数が200、外歯車部材32の第2歯車部38の歯数が300と設定すれば、波動歯車減速機22の減速比は約300となる。
なお、波動歯車減速機22は、例えば減速比が200〜400程度となるように設定可能であり、第1内歯車部材31の歯数及び第2内歯車部材34の歯数は、上述した歯数に限定されるものではない。
このような可変圧縮比機構5において、出力軸23は、内燃機関1からのトルクが作用する制御軸10に上記リンク部材を介して連結されており、制御軸10の振動等の影響を受けやすい。従って、このような出力軸23のフランジ部23aに固定された第2内歯車部材34は、出力軸23の振動(出力軸支持軸受28内のクリアランス内での出力軸23の振動)や、出力軸23のラジアル方向への芯ずれ、出力軸23の弾性変形等の影響受け、外歯車部材32の第2歯車部38との噛み合い率が悪化すると、歯底破損や歯面摩耗が進行しやすい。
そこで、本実施例の可変圧縮比機構5においては、第2内歯車部材34の出力側歯車部42の歯数が、第1内歯車部材31の固定歯車部35の歯数よりも多くなるよう設定することで、第2内歯車部材34の出力側歯車部42と外歯車部材32の第2歯車部38との噛み合い歯数を増大させる。
これによって、出力側歯車部42と第2歯車部38とが噛み合う部分において、一歯あたりの荷重を低減して応力を分散させることが可能となり、歯面の摩耗や相手側の歯との干渉によって生じる歯の破損を抑制することができる。
第2内歯車部材34の出力側歯車部42は、歯数が多くなれば相対的に歯の剛性が低下することになる。また、出力軸23のフランジ部23aの剛性を低くすることで、フランジ部23aに固定された際の第2内歯車部材34の剛性を相対的に低く抑えることができる。つまり、噛み合いが悪化し、歯面の局所的荷重が増大しやすい第2内歯車部材34の剛性を相対的に低く抑えることが可能となるため、第2内歯車部材34の出力側歯車部42は、大荷重作用時に歯面の弾性変形によって噛み合い面が増大し、局所荷重を低減させることができる。
制御軸10は、燃焼荷重が作用するため振動や弾性変形が生じやすい。そのため、相対的に制御軸側となる第2内歯車部材34の出力側歯車部42と外歯車部材32の第2歯車部38との噛み合い位置においては、第1内歯車部材31の固定歯車部35と外歯車部材32の第1歯車部37との噛み合い位置に比べて、噛み合い状態が悪化しやすい。また、歯の耐久性向上(破損、摩耗の防止)のためには、噛み合い状態の悪化の程度に応じて歯数の多少とモータカバー側と出力軸側の相対的な剛性の高低が重要となる。
そして、第2内歯車部材34が固定された出力軸23のフランジ部23aの板厚を相対的に薄くすることにより、出力軸支持軸受28からのフランジ部23aのオーバハング量が低減され、出力軸支持軸受28内のクリアランス内での振動、出力軸23のラジアル方向への芯ずれによる第2内歯車部材34の位置ずれや第2内歯車部材34の出力側歯車部42と外歯車部材32の第2歯車部38との噛み合い率の悪化を抑制することができる。
なお、第2内歯車部材34が制御軸10の端部に直接固定されるような場合、すなわち制御軸10が出力軸23を兼ねるような構成では、第2内歯車部材34が固定されるフランジ部は制御軸10の一端に形成されることになる。この場合には、第2内歯車部材34が固定された制御軸10のフランジ部の板厚を薄くことにより、制御軸10を回転可能に支持する軸受(クランク軸受ブラケット14と制御軸軸受ブラケット18とによって構成)のうち最も制御軸一端側に位置するものからのフランジ部23aの突出量であるオーバハング量が低減される。
外歯車部材32を第1内歯車部材31または第2内歯車部材34に予め組み付ける場合、単品同士であれば歯の噛み合い位置を合わせて組み付けやすい。しかしながら、第1内歯車部材31または第2内歯車部材34の一方に組み付けられたサブアッセンブリ状態の外歯車部材32に、第1内歯車部材31または第2内歯車部材34の他方を組み付けることは容易ではない。
また、歯数が多いほど歯の噛み合い位置を合わせて組み付けることが難しくなり、外歯車部材32、第1内歯車部材31及び第2内歯車部材34の互いの組み付け作業性が悪化することになる。
そこで、第1内歯車部材31の歯数を第2内歯車部材34の歯数よりも減らした場合には、予め第2内歯車部材34に組み付けられた外歯車部材32に、予めモータカバー25に固定された第1内歯車部材31を組み付けるようにすれば、サブアッセンブリ状態の外歯車部材32の組み付け作業が相対的に容易となる。
歯車同士の噛み合い位置がずれるラチェッティングは、歯数が多く歯たけが相対的に低くなる第2内歯車部材34側で発生しやすい。そのため、第2内歯車部材34が固定されたフランジ部23aを鉄製、第1内歯車部材31が固定されたモータカバー25をアルミニウム合金製とし、上記ラチェッティングが発生しやすい側(第2内歯車部材側)を低熱膨張率化している。
これにより、第2内歯車部材34の出力側歯車部42と外歯車部材32の第2歯車部38とが噛み合う部分での変形を抑制し、上記ラチェッティングの発生を抑制することができる。そして、高温時に、フランジ部23aの熱膨張によって、第2内歯車部材34が拡張され、外歯車部材32の第2歯車部38に対する出力側歯車部42の噛み合いの高さ(深さ)が減少し、ラチェッティングトルクが低下してしまうことを抑制することができる。ここで、ラチェッティングトルクとは、歯車同士が噛み合う部分において上述したラチェッティングが発生し始めるトルクである。
また、歯数が多く歯の強度が相対的に低い側(第2内歯車部材側)を低熱膨張率化することで、高温時に出力軸23のフランジ部23aと第2内歯車部材34との熱膨張率差によって、第2内歯車部材34の出力側歯車部42と外歯車部材32の第2歯車部38とが噛み合う部分での変形による噛み合い率の悪化を抑制でき、局所的な応力集中による破損や摩耗を抑制することができる。
第1内歯車部材31は、歯数が少なく歯たけが相対的に高いため、相対的に上記ラチェッティングが発生しにくい。そのため、外歯車部材32が固定されるモータカバー25を高熱膨張率ではあっても軽量なアルミニウム合金製とすれば、上記ラチェッティングトルクの低下を抑制しつつ、軽量化を図ることができる。
第2内歯車部材34と出力軸23のフランジ部23aとの締結トルクがモータカバー25と第1内歯車部材31との締結トルクよりも大きくなり、上記ラチェッティングが発生しやすい第2内歯車部材側の締結トルクが相対的に大きく設定されているので、第2内歯車部材34の出力側歯車部42の変形が抑制される。そのため、上記ラチェッティングトルクを増加させることができるとともに、第2内歯車部材34の出力側歯車部42と外歯車部材32の第2歯車部38とが噛み合う部分での噛み合い率の悪化による局所的な応力集中による破損や摩耗を抑制することができる。
そして、モータカバー25に第1内歯車部材31を固定する第1締結ボルト36の本数を相対的に少なくすることで、その分電動モータ21の内部に当該電動モータ21の構成部品の配置スペースを確保することが可能となり、総じて電動モータを小型化、軽量化することが可能となる。
また、第2内歯車部材34と出力軸23のフランジ部23aとを固定する第2締結ボルト43の本数を多くすることで、第2内歯車部材34と出力軸23のフランジ部23aとの締結トルクを大きくしやすくなっている。
なお、減速比の設定によっては、第2内歯車部材34の出力側歯車部42の歯数が過度に多くなり、歯数が多くなった分だけ出力側歯車部42における歯たけが低くなって、第2内歯車部材34の出力側歯車部42と外歯車部材32の第2歯車部38との噛み合い位置がずれるラチェッティングが発生しやすくなる場合がある。その場合には、第2内歯車部材34が固定される出力軸23のフランジ部23aの剛性を第1内歯車部材31が固定される位置におけるモータカバー25の剛性よりも相対的に高くなるように構成し、上記ラチェッティングトルクを増大させることで、上記ラチェッティングを抑制するようにしてもよい。この場合には、例えば、第1内歯車部材31が固定された位置におけるモータカバー25の板厚は、第2内歯車部材34が固定された位置における出力軸23のフランジ部23aの板厚よりも薄くなるように設定される。
出力側歯車部42の歯数が固定歯車部35の歯数よりも多く、かつ出力軸23のフランジ部23aの剛性を第1内歯車部材31が固定される位置におけるモータカバー25の剛性よりも高くする場合、上記ラチェッティングには不利であるが、最大負荷トルクよりも十分大きい上記ラチェッティングトルクを確保できている場合は、上記ラチェッティングトルクについて考慮不要である。つまり、上記ラチェッティングトルクを考慮する必要がない場合は、歯面の耐久性(歯底応力と歯面摩耗)だけを考慮すればよい。
電動モータ21の回転を減速する歯車減速機としては、上述した波動歯車減速機22以外のものも適用可能である。例えば、歯車減速機として、図4に示すような不思議遊星歯車減速機51や、図5に示すようなハイポサイクロイド減速機61を用いることも可能である。
以下に、歯車減速機として不思議遊星歯車減速機51を用いた第2実施例と、歯車減速機としてハイポサイクロイド減速機61を用いた第3実施例について説明する。なお、第2、第3実施例は、上述した第1実施例と歯車減速機以外の構成については同一である。
第2実施例において、不思議遊星歯車減速機51は、モータカバー25に固定された鉄製の固定部材としての第1内歯車部材52と、鉄製の中間部材としての複数の遊星歯車部材53と、出力軸23に固定された鉄製の出力側部材としての第2内歯車部材54と、電動モータ21の回転軸39に固定された鉄製の入力側部材としての太陽歯車部材55と、から大略構成されている。
太陽歯車部材55は、その外周に歯数Z1の太陽歯車部56が形成され、第1内歯車部材52及び第2内歯車部材54の内側に配置されている。第1内歯車部材52は、その内周側に歯数Z3の固定歯車部58が形成されている。第2内歯車部材54は、その内周側に歯数Z4の出力側歯車部59が形成されている。遊星歯車部材53は、その外周に歯数Z2の遊星歯車部57が形成され、第1内歯車部材52及び第2内歯車部材54と太陽歯車部材55との間に配置されている。
遊星歯車部材53の遊星歯車部57は、第1内歯車部材52の固定歯車部58、第2内歯車部材54の出力側歯車部59、及び太陽歯車部材55の太陽歯車部56に噛み合っている。つまり、遊星歯車部57は、中間部材における第1歯車部と第2歯車部に相当するものである。
そして、この不思議遊星歯車減速機51では、遊星歯車部57の歯数に対する固定歯車部58の歯数の比が、遊星歯車部57の歯数に対する出力側歯車部59の歯数の比よりも大きくなるように設定されている。つまり、第2内歯車部材54の出力側歯車部59の歯数Z4が第1内歯車部材52の固定歯車部58の歯数Z3よりも多くなるように設定される。
このような不思議遊星歯車減速機51を用いても、上述した第1実施例と略同様の作用効果を得ることができる。
また、不思議遊星歯車減速機51を用いた場合、歯数が多く歯の強度が相対的に低い第2内歯車部材54の剛性を高くすることで、第2内歯車部材54の出力側歯車部59と遊星歯車部材53の遊星歯車部57とが噛み合う部分での変形による噛み合い率の悪化が抑制される。そのため、第2内歯車部材54の出力側歯車部59と遊星歯車部材53の遊星歯車部57とが噛み合う部分において、局所的な応力集中による破損や摩耗を抑制することができる。
第3実施例おいて、ハイポサイクロイド減速機61は、モータカバー25に固定された鉄製の固定部材としての第1内歯車部材62と、鉄製の中間部材としての外歯車部材63と、出力軸23に固定された鉄製の出力側部材としての第2内歯車部材64と、電動モータ21の回転軸39に固定された鉄製の入力側部材65と、から大略構成されている。
外歯車部材63には、歯数がZ1の第1歯車部67と歯数がZ2の第2歯車部68とが形成されている。外歯車部材63は、電動モータ21の回転軸39に対して偏心した入力側部材65の偏心軸部66に回転可能に支持されている。第1内歯車部材62は、その内周側に歯数Z3の固定歯車部69が形成されている。第1内歯車部材62は、外歯車部材63の第1歯車部67の外側に配置されている。第2内歯車部材64は、その内周側に歯数Z4の出力側歯車部70が形成されている。第2内歯車部材64は、外歯車部材63の第2歯車部68の外側に配置されている。
外歯車部材63の第1歯車部67は、第1内歯車部材62の固定歯車部69と噛み合っている。外歯車部材63の第2歯車部68は、第2内歯車部材64の出力側歯車部70と噛み合っている。
なお、外歯車部材63は、電動モータ21の回転軸39に対して偏心しているので、回転軸39に対して偏心している側(偏心軸部66がある側)において、第1歯車部67が第1内歯車部材62の固定歯車部69と噛み合うとともに、第2歯車部68が第2内歯車部材64の出力側歯車部70と噛み合っている。
そして、このハイポサイクロイド減速機61では、第1歯車部67の歯数に対する固定歯車部69の歯数の比が、第2歯車部68の歯数に対する出力側歯車部70の歯数の比よりも大きくなるように設定される。つまり、第1内歯車部材62の固定歯車部69の歯数Z3が第2内歯車部材64の出力側歯車部70の歯数Z4よりも少なくよう設定され、外歯車部材63の第1歯車部67の歯数Z1が第2歯車部68の歯数Z2よりも少なくなるよう設定される。
このようなハイポサイクロイド減速機61を用いても、上述した第1実施例と略同様の作用効果を得ることができる。
また、ハイポサイクロイド減速機61を用いた場合、歯数が多く歯の強度が相対的に低い第2内歯車部材64の剛性を高くすることで、第2内歯車部材64の出力側歯車部70と外歯車部材63の第2歯車部68とが噛み合う部分での変形による噛み合い率の悪化が抑制される。そのため、第2内歯車部材64の出力側歯車部70と外歯車部材63の第2歯車部68とが噛み合う部分において、局所的な応力集中による破損や摩耗を抑制することができる。

Claims (7)

  1. アクチュエータの回転を減速する歯車減速機を介して制御軸に駆動トルクを伝達し、当該制御軸の回転位置を変更することによって内燃機関の機関圧縮比を変更可能な内燃機関の可変圧縮比機構において、
    上記歯車減速機は、上記アクチュエータの回転軸に連結された入力側部材と、減速された上記アクチュエータの回転を上記制御軸に伝達する出力側部材と、上記アクチュエータのハウジングに固定された固定部材と、上記入力側部材からのトルクを上記出力側部材及び上記固定部材に伝達する中間部材と、を有し、
    上記中間部材は、上記固定部材に形成された固定歯車部と噛み合う第1歯車部と、上記出力側部材に形成された出力側歯車部と噛み合う第2歯車部と、を有し、
    上記第1歯車部の歯数に対する上記固定歯車部の歯数の比が、上記第2歯車部の歯数に対する上記出力側歯車部の歯数の比よりも大きくなるように設定される内燃機関の可変圧縮比機構。
  2. 上記第1歯車部の歯数と上記第2歯車部の歯数を異ならせる請求項1に記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
  3. 上記出力側部材に固定された出力軸を介して上記制御軸に上記アクチュエータの駆動トルクが伝達され、
    上記出力側部材が固定された出力軸のフランジ部の剛性が、上記固定部材が固定された上記ハウジングの剛性よりも高くなるよう設定されている請求項1または2に記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
  4. 上記出力側部材に固定された出力軸を介して上記制御軸に上記アクチュエータの駆動トルクが伝達され、
    上記固定部材が固定された位置における上記ハウジングの板厚は、上記出力側部材が固定された出力軸のフランジ部の板厚よりも厚くなるよう設定されている請求項1または2に記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
  5. 上記出力側部材に固定された出力軸を介して上記制御軸に上記アクチュエータの駆動トルクが伝達され、
    上記出力側部材が固定された出力軸の熱膨張率は、上記固定部材が固定された上記ハウジングの熱膨張率よりも小さい請求項1または2に記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
  6. 上記出力側部材に固定された出力軸を介して上記制御軸に上記アクチュエータの駆動トルクが伝達され、
    上記出力側部材と上記出力軸との締結トルクは、上記ハウジングと上記固定部材との締結トルクよりも大きく設定されている請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
  7. 上記出力側部材に固定された出力軸を介して上記制御軸に上記アクチュエータの駆動トルクを伝達され、
    上記出力側部材を上記出力軸に固定するボルトの本数は、上記固定部材を上記ハウジングに固定するボルトの本数よりも多い請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関の可変圧縮比機構。
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