JP2008144720A - ストローク特性可変エンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】スペース効率をより一層向上してエンジンのコンパクト化に寄与することのできるストローク特性可変エンジンを提供する。
【解決手段】ピストン8とクランクシャフト6との間の連動状態を変化させるべく、エンジン本体(クランクケース2)に支持されたコントロールシャフト11と、ピストンとクランクシャフトとコントロールシャフトとを連動連結する連結機構(アッパリンク9、ロアリンク10、コントロールリンク13)と、コントロールシャフトを駆動するアクチュエータ15とを有するストローク特性可変エンジン1において、アクチュエータの少なくとも一部を、コントロールシャフトよりも当該エンジンのクランクケースの内方側且つクランクシャフトの下方に配置する。
【選択図】図1
【解決手段】ピストン8とクランクシャフト6との間の連動状態を変化させるべく、エンジン本体(クランクケース2)に支持されたコントロールシャフト11と、ピストンとクランクシャフトとコントロールシャフトとを連動連結する連結機構(アッパリンク9、ロアリンク10、コントロールリンク13)と、コントロールシャフトを駆動するアクチュエータ15とを有するストローク特性可変エンジン1において、アクチュエータの少なくとも一部を、コントロールシャフトよりも当該エンジンのクランクケースの内方側且つクランクシャフトの下方に配置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ストローク特性可変エンジンに関するものである。
ピストンとクランクシャフトとの間を複数のリンクで連結し、これら複数のリンクのうちのいずれか1つとエンジン本体に枢支されたコントロールシャフトに設けられた偏心部とをコントロールリンクで連結し、コントロールシャフトを回動させることでコントロールリンクのエンジン側支持端の位置を変化させることにより、ピストンストロークを連続的に変化させるようにしたストローク特性可変エンジンが知られている(特許文献1を参照されたい)。
特開2003−322036号公報
このようなストローク特性可変エンジンにおいて、コントロールシャフトには、ピストンに作用する燃焼圧力や、各リンクの慣性質量による負荷が作用する。従って、コントロールシャフトをこれらの負荷に抗して回動させ、且つ所定の回動角度を維持させるには、コントロールシャフトを駆動するアクチュエータがこれらの負荷に抗し得る回動力を発生しなければならない。
つまり、必要なアクチュエータの能力を確保しようとすると、例えば油圧制御用機器を含むアクチュエータの設置スペースが大きくなりがちであり、特に、他の補機類(発電機や空調機のコンプレッサ等)と共にアクチュエータをエンジンの外側に配置する場合には、アクチュエータの取付スペースを確保することが困難である。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、スペース効率をより一層向上してエンジンのコンパクト化に寄与することのできるストローク特性可変エンジンを提供することにある。
このような課題を解決するためにピストン8とクランクシャフト6との間の連動状態を変化させるべく、エンジン本体(クランクケース2)に支持されたコントロールシャフト11と、ピストンとクランクシャフトとコントロールシャフトとを連動連結する連結機構(アッパリンク9、ロアリンク10、コントロールリンク13)と、コントロールシャフトを駆動するアクチュエータ15とを有するストローク特性可変エンジン1において、請求項1の発明は、前記アクチュエータの少なくとも一部を、前記コントロールシャフトよりも当該エンジンのクランクケースの内方側且つ前記クランクシャフトの下方に配置するものとし、請求項2の発明は、前記アクチュエータを、当該エンジンのクランクケース内における前記クランクシャフトの下方に設け、且つ前記アクチュエータのハウジングの上面を、前記コントロールシャフトの枢支軸心よりも高い位置に配置するものとした。
また請求項1、2の構成において、アクチュエータのハウジングの少なくとも一部をクランクシャフトを枢支するベアリングキャップ4に固定するもの(請求項3)としたり、アクチュエータのハウジングの少なくとも一部を、クランクシャフトを枢支するベアリングキャップ4と共締めにて当該エンジンのクランクケース内に固定するもの(請求項4)としたりすると良い。
さらに、上記構成に加えて、クランクケース内におけるクランクシャフトの下方に補機を配設すると共に、該補機と隣接する位置にアクチュエータを配置するもの(請求項5)とし、特に補機は、当該エンジンの振動を低減するためのバランサ装置21であり、アクチュエータは、クランクシャフトの軸方向についてバランサ装置と隣接配置されるものとすると良い(請求項6)。
また請求項1、2の構成において、アクチュエータのハウジングの少なくとも一部をクランクシャフトを枢支するベアリングキャップ4に固定するもの(請求項3)としたり、アクチュエータのハウジングの少なくとも一部を、クランクシャフトを枢支するベアリングキャップ4と共締めにて当該エンジンのクランクケース内に固定するもの(請求項4)としたりすると良い。
さらに、上記構成に加えて、クランクケース内におけるクランクシャフトの下方に補機を配設すると共に、該補機と隣接する位置にアクチュエータを配置するもの(請求項5)とし、特に補機は、当該エンジンの振動を低減するためのバランサ装置21であり、アクチュエータは、クランクシャフトの軸方向についてバランサ装置と隣接配置されるものとすると良い(請求項6)。
このような本発明の請求項1又は2の構成によれば、オイルパンの下方ヘの突出量を最低限に抑え、エンジンの大型化を抑制することができると共に、エンジンの外方に配置される他のエンジン部品(補機類)の配置自由度に影響を及ぼさずに済む。特にアクチュエータをクランクシャフトの下方に配置することで、シリンダ軸線と直交する方向の寸法を、在来のエンジンと同等に抑えることが可能である。
また請求項3の構成によれば、エンジン構造に格別な変更を加えずにアクチュエータの高い支持剛性を確保することができ、請求項4の構成によれば、アクチュエータの高い支持剛性を確保した上に部品点数および組立て工数の増大を抑制し得る。
さらに請求項5の構成によれば、クランクケース内に設ける補機(例えばオイルポンプや振動低減用バランサシャフトなど)との干渉を避けた上で、デッドスペースを有効活用してアクチュエータをコンパクトに配置することができる。特に請求項6の構成によれば、クランクシャフトの下方に設置された振動低減用バランサ装置と並べて配置することができるので、デッドスペースを有効活用し得ると共に、バランサ装置並びにアクチュエータによってオイルパン内の油面の揺動を抑制するバッフルとしての機能を発揮させることも可能である。
また請求項3の構成によれば、エンジン構造に格別な変更を加えずにアクチュエータの高い支持剛性を確保することができ、請求項4の構成によれば、アクチュエータの高い支持剛性を確保した上に部品点数および組立て工数の増大を抑制し得る。
さらに請求項5の構成によれば、クランクケース内に設ける補機(例えばオイルポンプや振動低減用バランサシャフトなど)との干渉を避けた上で、デッドスペースを有効活用してアクチュエータをコンパクトに配置することができる。特に請求項6の構成によれば、クランクシャフトの下方に設置された振動低減用バランサ装置と並べて配置することができるので、デッドスペースを有効活用し得ると共に、バランサ装置並びにアクチュエータによってオイルパン内の油面の揺動を抑制するバッフルとしての機能を発揮させることも可能である。
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されたストローク特性可変エンジンの一例としての圧縮比可変エンジンの縦断面図である。このエンジン1は、在来の直列多気筒エンジンと同様に、シリンダブロックと一体をなすクランクケース2に内設された軸受け壁3にベアリングキャップ4を接合して形成された軸受け孔5にジャーナル部6aが枢支されたクランクシャフト6と、クランクシャフト6の軸方向に沿って列設された複数のシリンダ7とを備えている。そしてシリンダ7に摺合したピストン8とジャーナル部6aから偏心したクランクピン部6bとの間が、アッパリンク9とロアリンク10とで連結されている。
ロアリンク10は、概ね三角形をなし、その中間部がクランクピン部6bに枢着されている。そしてロアリンク10の一端とピストン8とが、アッパリンク9で連結されている。
クランクシャフト6の斜め下方には、コントロールシャフト11のジャーナル部11aが、クランクケース2に内設された軸受け孔12に枢支されている。このコントロールシャフト11には、クランクシャフト6のクランクピン部6bと同様な偏心部11bが設けられており、この偏心部11bとロアリンク10の他端との間が、在来のエンジンにおけるピストン8とクランクシャフト6とを連結するコネクティングロッドと同一構成のコントロールリンク13で連結されている。
コントロールシャフト11は、その適所に設けられたセクタギア14aに連結された油圧制御の回動アクチュエータ15により、所定の角度範囲(例えば略90度)を回動駆動される。
回動アクチュエータ15は、回動中心を通る直径線上を径方向外向きに延びる一対のベーン16と、各ベーン16を受容する一対の油室17が画成されたハウジング18とを備えており、各油室17内の各ベーン16の周方向両側へポンプで圧送する油の向きを電磁弁で切り替えることにより、その回転方向を変化させると共に、各油室17内に油圧を封入することにより、任意の回動角度に各ベーン16を保持し得るようにされている。そしてベーン16の中心軸に固設されたセクタギア14bをコントロールシャフト11に固設されたセクタギア14aに噛合してその回転力をコントロールシャフト11に伝達するようになっている。
なお、コントロールシャフト11と回動アクチュエータ15とを連動する機構としては、上述のセクタギア機構に限らず、チェーン/スプロケット機構あるいはリンク機構などでも良い。
次に、本装置の作動要領について説明する。エンジン1の運転状態に応じて回動アクチュエータ15を駆動し、回動アクチュエータ15にセクタギア機構を介して連結されたコントロールシャフト13を回動させることにより、偏心部11bの位置を上下に変位させる。偏心部11bを下側に位置させると、コントロールリンク11が引き下げられてロアリンク10がクランクシャフト6のクランクピン部6bを中心にして時計回りに回動し、アッパリンク9が押し上げられてピストン8の上死点位置が高くなる。
この逆に、コントロールシャフト11の偏心部11bを上側に位置させると、コントロールリンク11が押し上げられてロアリンク10がクランクピン部6bを中心に反時計回りに回動し、アッパリンク9が引き下げられてピストン8の上死点位置が低くなる。
このようにして、コントロールシャフト11の回動によってコントロールリンク13のクランクケース2に対する連結点を上下動させることにより、ロアリンク10の運動拘束条件が変化してピストン8の上死点位置を含むストローク特性が連続的に変化することで、エンジンの圧縮比あるいは排気量が任意に制御される。なお、このピストンストローク特性の可変機構自体は、既に公知の技術である(必要ならば、特許文献1などを参照されたい)。
回動アクチュエータ15は、クランクケース2内におけるクランクシャフト6の下方に配設されている。そして回動アクチュエータ15のハウジング18は、クランクシャフト6を枢支するベアリングキャップ4と共に、クランクケース2に内設された軸受け壁3に対し、共通のボルトBを用いて固定されている。
回動アクチュエータ15のハウジング18は、ベアリングキャップ4と共締めするのみならず、図2に示したように、クランクケース2に内設された軸受け壁3にボルトB1をもって固定されたベアリングキャップ4に対し、別のボルトB2を用いて固定するようにしても良い。
いずれにしても、本来高剛性に形成されるクランクケース2(シリンダブロック)と一体をなす軸受け壁3に回動アクチュエータ15のハウジング18を剛固に結合することにより、格別な補強措置を施さずに回動アクチュエータ15の高い支持剛性を確保することができる。特にベアリングキャップ4と共締めすることにより、部品点数並びに組立て工数の低減を企図することができる。
回動アクチュエータ15のハウジング18の上面は、コントロールシャフト11のジャーナル部11aの軸心(枢支軸心)よりも高い位置に配置されている。しかもコントロールシャフト11の偏心部11bの移動範囲は、回動アクチュエータ15のハウジング18の側壁を臨む位置に定められている。換言すると、アクチュエータ15の少なくとも一部は、コントロールシャフト11よりもクランクケース2の内方側且つクランクシャフト6の下方に配置されている。
これにより、回動アクチュエータ15をクランクケース2内に配設したことによるオイルパン19の深さ寸法の増大を最低限に抑え、エンジンの高さ寸法の低減を図っている。また回動アクチュエータ15は、シリンダ7の軸線方向について、クランクシャフト6と重なり合う位置に配設されており、エンジン全体の大型化を抑制する上もに大いに寄与している。
次に、クランクケース2内におけるクランクシャフト6の下方に、補機の一例として、上述した圧縮比可変機構の作動に起因して発生する回転2次振動を相殺するためのバランサ装置が配設された実施形態について、図3、4を参照して説明する。
このバランサ装置21は、コントロールシャフト11とその軸線を並列させて互いに隣合う位置に配設されている。バランサ装置21は、一対のバランサシャフト22a・22bと、これらバランサシャフト22a・22bを支持、受容する2つ割のアッパハウジング23a及びロアハウジング23bとを備えている。一対のバランサシャフト22a・22b同士は、各バランサシャフト22a・22bに一体的に設けられた同一径の連動ギア24a・24b同士の噛合で互いに連結されると共に、一方のバランサシャフト22bに設けられたドリブンギア25がクランクシャフト6に一体結合されたドライブギア26と噛合しており、クランクシャフト6の駆動力が伝達されて各バランサシャフト22a・22bがクランクシャフト6の2倍の回転速度で互いに逆方向に回転するようになっている。なお、図4においては、バランサ装置21のハウジングおよびクランクケース回りは図示省略している。
ドライブギア26の直径は、クランクシャフト6の回転軌跡円の直径として最大となるクランクウェブの回転軌跡円の直径と等しくされており、クランクシャフト6の回転力をバランサシャフト22bに伝達するためのギア機構の配置に格別な制約を受けずに済んでいる。
各バランサシャフト22a・22bの外周部には、上述のリンク機構の運動で発生するアンバランス量と釣り合わせるための所定の位相及び所定の慣性質量のバランサウェイト27a・27bが設けられている。両バランサウェート27a・27bは、本実施例においては、図4に示すように、4気筒エンジンのシリンダ列方向の中間位置、即ち2番目のシリンダと3番目のシリンダとの略直下に配設されている。
またバランサ装置21のアッパハウジング23aの上面は、コントロールシャフト11のジャーナル部11aの軸心よりも高い位置に配置されており、しかもコントロールシャフト11の偏心部11bの移動範囲は、アッパ、ロア両ハウジング23a・23bの側壁を臨む位置に定められている。
本実施の形態においては、回動アクチュエータ15とバランサ装置21とが、クランクシャフト6の軸方向について互いに隣接配置されている。このようなレイアウトをとることにより、本来は無為な空間となるバランサ装置21の一方の軸端と隣接する空間の有効利用を企図することができ、多リンク型圧縮比可変機構にバランサ装置21を組み合わせた上でのエンジン1のクランクケース2の大型化を回避している。しかも回動アクチュエータ15とバランサ装置21とのハウジングにより、オイルパン内の油面の揺動を抑制するバッフルとしての機能を得ることもできる。
図5に示すように、回動アクチュエータ15のハウジング18の下面とバランサ装置21のロアハウジング23bの下面とのクランク軸方向端部同士間にバッフル板31をボルト止めすることにより、オイルパン19内の油面の揺動抑制作用をより一層高めると共に、回動アクチュエータ15並びにバランサ装置21の支持剛性をより一層高めることができる。
コントロールシャフト11を駆動するアクチュエータは、上述した回動アクチュエータ15に限らず、図6に示すように、直線摺動型の油圧シリンダ32を採用しても良い。その場合は、ボトムエンドが上向きとなるようにシリンダ軸線を傾斜させて配置し、コントロールシャフト11のジャーナル部11aに一体的に設けたアーム33の長孔34にピストンロッド35を連結し、ピストンロッド34の直線運動をアーム33を介してコントロールシャフト11の回動運動に変換するものとすればよい。
これにより、回動アクチュエータ15に比べて高さ寸法を小さくすることができるので、エンジンの高さ寸法をより一層低減することができる。この場合も、クランクケース2に内設された軸受け壁3にボルト止めされたベアリングキャップ4に対して固定する点は上述の回動アクチュエータ15と同様である。
1 エンジン
2 クランクケース
4 ベアリングキャップ
6 クランクシャフト
8 ピストン
9 アッパリンク
10 ロアリンク
11 コントロールシャフト
13 コントロールリンク
15 回動アクチュエータ
18 アクチュエータのハウジング
21 バランサ装置
2 クランクケース
4 ベアリングキャップ
6 クランクシャフト
8 ピストン
9 アッパリンク
10 ロアリンク
11 コントロールシャフト
13 コントロールリンク
15 回動アクチュエータ
18 アクチュエータのハウジング
21 バランサ装置
Claims (6)
- ピストンとクランクシャフトとの間の連動状態を変化させるべく、エンジン本体に枢支されたコントロールシャフトと、前記ピストンと前記クランクシャフトと前記コントロールシャフトとを連動連結する連結機構と、前記コントロールシャフトを駆動するアクチュエータとを有するストローク特性可変エンジンであって、
前記アクチュエータの少なくとも一部を、前記コントロールシャフトよりも当該エンジンのクランクケースの内方側且つ前記クランクシャフトの下方に配置することを特徴とするストローク特性可変エンジン。 - ピストンとクランクシャフトとの間の連動状態を変化させるべく、エンジン本体に枢支されたコントロールシャフトと、前記ピストンと前記クランクシャフトと前記コントロールシャフトとを連動連結する連結機構と、前記コントロールシャフトを駆動するアクチュエータとを有するストローク特性可変エンジンであって、
前記アクチュエータを、当該エンジンのクランクケース内における前記クランクシャフトの下方に設け、且つ前記アクチュエータのハウジングの上面を、前記コントロールシャフトの枢支軸心よりも高い位置に配置することを特徴とするストローク特性可変エンジン。 - 前記アクチュエータのハウジングの少なくとも一部は、前記クランクシャフトを枢支するベアリングキャップに固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のストローク特性可変エンジン。
- 前記アクチュエータのハウジングの少なくとも一部は、前記クランクシャフトを枢支するベアリングキャップと共締めにて当該エンジンのクランクケース内に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のストローク特性可変エンジン。
- 前記クランクケース内における前記クランクシャフトの下方に補機を配設すると共に、該補機と隣接する位置に前記アクチュエータを配置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のストローク特性可変エンジン。
- 前記補機は、当該エンジンの振動を低減するためのバランサ装置であり、前記アクチュエータは、前記クランクシャフトの軸方向について前記バランサ装置と隣接配置されることを特徴とする請求項5に記載のストローク特性可変エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006335255A JP2008144720A (ja) | 2006-12-13 | 2006-12-13 | ストローク特性可変エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006335255A JP2008144720A (ja) | 2006-12-13 | 2006-12-13 | ストローク特性可変エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=39605156
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2008144720A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014129088A1 (ja) * | 2013-02-20 | 2014-08-28 | 日産自動車株式会社 | 可変圧縮比内燃機関 |
EP3763925A4 (en) * | 2018-03-06 | 2021-01-27 | Nissan Motor Co., Ltd. | INTERNAL COMBUSTION ENGINE WITH VARIABLE COMPRESSION RATE |
-
2006
- 2006-12-13 JP JP2006335255A patent/JP2008144720A/ja active Pending
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