JPWO2016189700A1 - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

ドアアウタパネル(5)の下部のドアインナパネル(4)側にサイドシル(6)に沿って延設された補強部材(8)を備えた車両用ドア構造である。当該補強部材(8)は、車幅方向においてサイドシル(6)に対向する第1側面(A1)と、該第1側面(A1)よりドアアウタパネル(5)側に位置する第2側面(A2)とを有しており、第1側面(A1)及び第2側面(A2)がドアインナパネル(4)に接合されている。

Description

本発明は、車両用ドア構造に関する。
特許文献1は、合成樹脂製のドアアウタパネルと、その内側に配設されたアルミ合金製のドアフレームとを備えた車両用ドアを開示している。ドア下端部のサイドシル側には、車体前後方向に延びる補強部材としてのフレーム構成材が設けられており、側面衝突時、ドアアウタパネルの下縁部に入力される衝突荷重が、フレーム構成材を介してサイドシルへ伝達されるようになっている。
特開2000−71772号公報
しかしながら、上記補強部材は、ドアアウタパネルに設けられた係止体によってドア下端部に係止されているだけで、その固定強度が十分でなかったため、ドアアウタパネルの下縁部に衝突荷重が入力された場合に、ドア下端部から脱落してしまうおそれがあった。そのため、上記ドア構造では、側面衝突時の衝突荷重を、補強部材を経由してサイドシルへ伝達できず、所望の衝突性能を発揮することができないおそれがあった。
本発明の目的は、所望の衝突性能をより確実に発揮することができるドア構造を提供することである。
本発明の一態様は、ドアアウタパネルの下部のドアインナパネル側にサイドシルに沿って延設された補強部材を備えた車両用ドア構造である。当該補強部材は、車幅方向においてサイドシルに対向する第1側面と、該第1側面からドアアウタパネル側へ延設する第2側面とを有しており、第1側面及び第2側面がドアインナパネルに接合されている。
上記ドア構造では、ドアアウタパネルのドアインナパネル側に設けられた補強部材が、サイドシルと車幅方向に対向する第1側面でドアインナパネルに接合されている。すなわち、補強部材は、ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に狭持された状態でドアに固定されている。また、補強部材は、第1側面とそれよりドアアウタパネル側へ延設する第2側面との2つの面でドアインナパネルに接合されている。このように、互いに並行しない、つまり互いの面が交差する2つの面でドアインナパネルに接合されているので、様々な方向からの衝突荷重に対して接合部分が接合力を発揮することができ、係止体により係止した場合よりも、ドアインナパネルに強固に固定されている。このように、上記ドア構造によれば、補強部材とドアとをより強固に一体化することができるので、側面衝突時、ドアに入力された衝突荷重を、より確実に、補強部材及びドアインナパネルを経由してサイドシルへ伝達することができる。これにより、所望の衝突性能をより確実に発揮することができる。
図1は、本発明の実施形態にかかるドア構造を備えたドアの正面図である。 図2は、図1のA−A線断面図である。 図3は、図2のB部拡大図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態にかかる車両用ドア構造について説明する。
図1に示すように、本実施形態にかかるドア1は、ドア本体2と、ドアサッシュ3とを備える。図1乃至図3に示すように、ドア本体2は、鋼板製のドアインナパネル4と、ドア本体2の外表面を構成する繊維強化樹脂製のドアアウタパネル5と、から構成されている。ドア本体2の下端部の車幅方向内側には、車体骨格部材であるサイドシル6が車体前後方向に延在している。サイドシル6は、断面ハット状のシルアウタ6aとシルインナ6bとを接合して構成されている。
ドアアウタパネル5は、繊維強化樹脂シートを複数積層して加圧硬化させた繊維強化樹脂から構成されている。繊維強化樹脂は、例えば、一方向に引き揃えた連続炭素繊維に熱硬化性樹脂を含侵させたプリプレグシートを各層の強化繊維が互いに等角に交差するように積層し、これを加熱加圧して成形したものであり、疑似等方性を有している。繊維強化樹脂シートの層数は、特に限定されないが、自動車用のドアであれば、例えば、4〜8プライ(厚さ1.32〜2.64mm)に設定することができる。各シートの目付量は、好ましくは、50〜800g/m、より好ましくは、100〜600g/m、さらに好ましくは、150〜400g/mである。
ドアアウタパネル5の下部は、車体前後方向に垂直な断面において車幅方向外方に向けて突出するように湾曲した凸形状部7を構成している。凸形状部7は、ドアアウタパネル5の車体前後方向の略全長に亘って車体前後方向に延びており、凸形状部7の車幅方向において最も外側に位置する最外部Pの上下方向位置がサイドシル6の上下方向位置と重なるように配置されている。
凸形状部7のドアインナパネル4側の側面5aには、補強部材8が設けられている。補強部材8は、ドアアウタパネル5の凸形状部7の裏面に形成される凹形状部7Aの内部に配設され、サイドシル6に沿って車体前後方向に延在している。
補強部材8は、上記繊維強化樹脂からなる断面矩形環状の筒体9aの内部に発泡ポリエチレンからなる発泡コア材9bを充填したフレーム材9と、該フレーム材9をドアアウタパネル5に固定するための固定部材10とから構成される。固定部材10は、上記繊維強化樹脂からなる断面略ハット状の部材であり、固定部材10とドアアウタパネル5との間にフレーム材9を挟みこんだ状態で、ドアアウタパネル5と一体成形されている。
また、補強部材8は、ドアインナパネル4とドアアウタパネル5との間に形成されたドア内空間Sの最下部近傍に位置し、当該ドア内空間Sの車体前後方向の略全長に亘って延在している。ドア内空間S内において、補強部材8は、ドアアウタパネル5の車幅方向内側の側面5aから車幅方向内側に向けて突出する凸条部20を構成している。凸条部20は、車体前後方向に垂直な断面において、略上下方向に延びる車幅方向内側側面(以下、第1側面A1と称する)と、該第1側面A1の下端縁からドアアウタパネル5側に向けて略水平に延びる下面(以下、第2側面A2と称する)とを有している。第1及び第2側面A1,A2は、各々、車体前後方向に連続して延びている。
一方、ドアインナパネル4の下部のドアアウタパネル5側の側面4aには、凸条部20を受け入れ可能な断面L字状の凹条部30が設けられている。凹条部30は、車体前後方向に垂直な断面において、上記第1側面A1に対向し、かつ、略上下方向に延びる車幅方向外側側面(以下、第3側面A3と称する)と、該第3側面A3の下端縁からドアアウタパネル5側に向けて略水平に延びるフランジ上面(以下、第4側面A4と称する)とを有している。第3及び第4側面A3,A4は、各々、車体前後方向に連続して延びている。
第1及び第3側面A1,A3は、車幅方向においてサイドシル6に対向している。より具体的には、シルアウタ6aは、車幅方向外側において略上下方向に延びる縦壁6aと、縦壁6aの上端縁から車幅方向内側に向けて延びる上側壁6aと、上側壁6aの車幅方向内側端縁から上方に延び、かつ、シルインナ6bの上フランジに接合される上フランジ6aと、縦壁6aの下端縁から車幅方向内側に向けて延びる下側壁6aと、下側壁6aの車幅方向内側端縁から下方に延び、かつ、シルインナ6bの下フランジと接合される下フランジ6aとを備えており、第1及び第3側面A1,A3は、縦壁6aの上部と略平行にかつ車幅方向に近接して位置している。
そして、補強部材8(すなわち凸条部20)の第1側面A1及び第2側面A2は、ドアインナパネル4の凹条部30の第3側面A3及び第4側面A4に、それぞれ接着剤Dにより面接合されている。第1側面A1及び第3側面A3の接合面と、第2側面A2及び第4側面A4の接合面は、それぞれ車体前後方向に連続して延びている。接着剤Dの厚さは、特に限定されないが、0.01mm以上3.0mm以下に設定することが好ましい。接着剤Dとしては、エポキシ系、ウレタン系などの公知の構造用接着剤を使用することができる。
以下に、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態にかかるドア構造によれば、ドアアウタパネル5のドアインナパネル4側に設けられた補強部材8が、サイドシル6と車幅方向に対向する第1側面A1でドアインナパネル4に接合されている。すなわち、補強部材8は、ドアインナパネル4とドアアウタパネル5との間に狭持された状態でドア1に固定されている。また、補強部材8は、第1側面A1と第1側面A1からドアアウタパネル5側へ延設する第2側面A2との2つの面でドアインナパネル4に接合されている。このように、互いに並行しない、つまり互いの面が交差する2つの面でドアインナパネルに接合されているので、様々な方向からの衝突荷重に対して接合部分が接合力を発揮することができ、係止体により係止した場合よりも、ドアインナパネル4に強固に固定されている。このように、上記ドア構造によれば、補強部材8とドア1とをより強固に一体化することができるので、側面衝突時、ドア1に入力された衝突荷重を、より確実に、補強部材8及びドアインナパネル4を経由してサイドシル6へ伝達することができる。これにより、当該ドア構造を備えたドア1及び車体が、要求される衝突性能をより確実に安定して発揮することができる。
また、本実施形態では、補強部材8がドアアウタパネル5と一体成形されているので、補強部材8を取付部材等を用いてドアアウタパネル5に取付けた場合と比較して、補強部材8がドアアウタパネル5から外れにくくなる。このため、衝突荷重をさらに確実に補強部材8及びドアインナパネル4を経由してサイドシル6へ伝達することができる。
さらに、本実施形態では、第1側面A1及び第2側面A2が、接着剤Dによりドアインナパネル4に接合されているので、第1及び第2側面A1,A2の全面に連続した均一な接合面を得ることができる。これにより、補強部材8をドアアウタパネル5により強固に接合することが可能になる。
また、本実施形態では、車幅方向外方に向けて突出した凸形状部7に補強部材8を配設したので、側面衝突時の衝突荷重が凸形状部7を介して補強部材8に入力されやすくなる。そのため、衝突荷重の荷重伝達経路を、補強部材8及びドアインナパネル4を経由してサイドシル6へ至る経路に限定しやすくなり、衝突荷重をより精度よくサイドシル6へ伝達することができるようになる。また、ドアアウタパネル5の下部に凸形状部7を設けることによって、ドアアウタパネル5の形状に抑揚感を与えてデザインを向上させることができる。
さらに、本実施形態では、凸形状部7は、その最外部Pの上下方向位置がサイドシル6と重なるように配置されている。すなわち、側面衝突時、最初に衝突荷重が入力されやすい凸形状部7の最外部Pが、上下方向位置においてサイドシル6と重なっている。そのため、凸形状部7から補強部材8及びドアインナパネル4を経由してサイドシル6へ至る荷重伝達経路の上下方向位置が揃うので、凸形状部7に入力された衝突荷重をより直接的にサイドシル6へ伝達することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、当該実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。
例えば、上記実施形態では、ドアインナパネル4と面接合される補強部材8の第1側面A1及び第2側面A2が、車体前後方向に垂直な断面において互いに略垂直な位置関係に配置されているが、第1側面A1と第2側面A2の位置関係は、これに限定されない。例えば、第1側面A1と第2側面A2とがなす角は、直角より大きくても小さくてもよい。それらは、同一平面上に位置してなければ、互いに平行であってもよい。
また、上記実施形態では、第1側面A1及び第3側面A3の接合面と、第2側面A2及び第4側面A4の接合面が、それぞれ車体前後方向に連続して延在していたが、接合面は、車体前後方向に断続的に配置されていてもよいし、千鳥状に配置されていてもよい。
さらに、上記実施形態では、繊維強化樹脂製のドアアウタパネル5、補強部材8の固定部材10、及びフレーム材9の筒体9aの材料として、炭素繊維に熱硬化性樹脂を含侵させたプリプレグシートを用いた例を示したが、上記部品の材料は、これに限定されない。強化繊維としては、炭素繊維の他、例えば、ガラス繊維、ポリアラミド繊維、アルミナ繊維、シリコンカーバイド繊維、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維などを用いることができる。また、炭素繊維は、例えば、ポリアクリロニトリル(PAN系)、ピッチ系、セルロース系、炭化水素による気相成長系炭素繊維、黒鉛繊維などを用いることができる。これらの繊維を2種類以上組み合わせて用いてもよい。また、強化繊維の形態は、連続した強化繊維の他、不連続の強化繊維、長繊維、短繊維またはそれらの組み合わせであってもよく、織物の強化繊維であってもよい。マトリックス樹脂としては、公知の熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を用いることができる。具体的には、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド(PA)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、液晶ポリマー樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンスルファイド(PPS)樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、変性ポリスチレン樹脂、AS樹脂(アクリロニトリルとスチレンとのコポリマー)、ABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン及びスチレンのコポリマー)、変性ABS樹脂、MBS樹脂(メチルメタクリレート、ブタジエン及びスチレンのコポリマー)、変性MBS樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂、変性ポリメチルメタクリレート樹脂等がある。
また、上記実施形態のドアアウタパネル5は繊維強化樹脂製であったが、ドアアウタパネル5の一部または全部が、強化繊維を含まない樹脂(例えば、ABS樹脂、PC/ABC樹脂、PP樹脂、PA樹脂など)から構成されていてもよい。これは、補強部材8の固定部材10やフレーム材9の筒体9aについても同様である。
さらに、上記実施形態では、ドアインナパネル4は鋼板製であったが、ドアインナパネル4の材料は、アルミ合金などの他の金属や繊維強化樹脂または強化繊維を含まない樹脂などであってもよい。
ドアアウタパネル5の成形方法は、特に限定されず、ホットプレス成形法やオートクレーブ成形法など公知の成形法を採用することができる。また、基材となる繊維プリフォームを金型に封入し、金型内にマトリックス樹脂を加圧注入する方法(レジントランスファー成形法)で成形してもよい。樹脂製または不連続繊維(短繊維、長繊維)により強化された繊維強化樹脂製のドアアウタパネル5であれば、射出成形法などで成形してもよい。これは、補強部材8の固定部材10やフレーム材9の筒体9aについても同様である。
また、上記実施形態では、補強部材8のフレーム材9として、炭素繊維強化樹脂からなる筒体9aの内部に発泡コア材9bを充填したものを採用したが、フレーム材9は、特に限定されず、例えば、金属製の中空管でコア材を備えないものや、筒体を備えない発泡コア材9bのみからなるものであってもよい。
さらに、上記実施形態では、発泡コア材9bの材料として、発泡ポリエチレンを採用していたが、発泡コア材9bの材料はこれに限定されない。他の材料としては、例えば、ポリウレタン(PU)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、アクリル、ポリイミド(PI)、塩化ビニル(PVC)、フェノール(PF)、シリコーン(SI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)などが挙げられる。また、発泡コア材9bは、例えば不織布等の繊維強化材を含んでいてもよい。
本発明は、樹脂製または繊維強化樹脂製のドアアウタパネルを備えた車両用ドアに適用することができる。
4 ドアインナパネル
5 ドアアウタパネル
6 サイドシル
7 凸形状部
P 最外部
8 補強部材
A1〜A4 第1〜第4側面
D 接着剤

Claims (5)

  1. ドアインナパネルと、
    樹脂製または繊維強化樹脂製のドアアウタパネルと、
    前記ドアアウタパネルの下部の前記ドアインナパネル側にサイドシルに沿って延設された補強部材と、
    を備え、
    前記補強部材は、車幅方向において前記サイドシルに対向する第1側面と、該第1側面から前記ドアアウタパネル側へ延設する第2側面とを有しており、
    前記第1側面及び第2側面が前記ドアインナパネルに接合されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  2. 前記補強部材が前記ドアアウタパネルと一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア構造。
  3. 前記第1側面及び第2側面が、接着剤により前記ドアインナパネルに接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ドア構造。
  4. 前記ドアアウタパネルの下部は、車幅方向外方に向けて突出する凸形状部を構成していおり、
    前記補強部材は、前記凸形状部に配設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用ドア構造。
  5. 前記凸形状部は、当該凸形状部の最も車幅方向外側に位置する最外部の上下方向位置が前記サイドシルと重なるように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用ドア構造。
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