JPWO2016185606A1 - プリント配線基板及びプリント配線基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

半田を介して部品を実装するプリント配線基板(1)であって、基板材料層(5)及び前記基板材料層の表面上にパターニングされた導体層(6)を積層した積層構造を備える積層体(2)と、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面を被覆し、且つ前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口(16)が形成されたコーティング層(3)と、前記開口を充填し前記部品の所定情報を表すシンボル部(17)と、を有すること。

Description

本発明は、シンボルマークを備えるプリント配線基板及びその製造方法に関する。
プリント配線基板には、実装される電子部品の位置、大きさ、極性の方向などを示す長方形、丸形の図形及び矢印、並びに当該電子部品の番号及び型格の略号を示すシンボルマークが形成されている。当該シンボルマークは、非導電性のインキをソルダーレジストからなる絶縁膜上に印刷することによって形成される。このようなシンボルマークを形成することにより、プリント配線基板への部品実装及び修理を容易に行うことが可能になる。
シンボルマークの形成に関する先行技術として、例えば、特許文献1及び特許文献2に、シンボルマークを備えるプリント配線基板が開示されている。特に、特許文献1には、吸湿の有無を目視により確認することができる吸湿識別機能付のシンボルマークを備えるプリント配線基板が開示されている。また、特許文献2には、シンボルマークの形成回数を配線パターン等の形成よりも多くしたプリント配線基板が開示されている。
特開2007−305639号公報 特開2008−135680号公報
しかしながら、絶縁膜上にシンボルマークを形成するため、プリント配線基板にはシンボルマークの厚みが加わり、プリント配線基板自体の薄型化が困難となる。また、当該ソルダーレジストとシンボルマークの材料との密着性が低いため、シンボルマーク自体が剥離又は欠けてしまい、プリント配線基板自体の不具合につながる問題がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、薄型化を図るとともに、剥離及び欠けの発生が防止されたプリント配線基板及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のプリント配線基板は、半田を介して部品を実装するプリント配線基板であって、基板材料層及び前記基板材料層の表面上にパターニングされた導体層を積層した積層構造を備える積層体と、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面を被覆し、且つ前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口が形成されたコーティング層と、前記開口を充填し前記部品の所定情報を表すシンボル部と、を有することである。
また、上記目的を達成するため、本発明のプリント配線基板の製造方法は、半田を介して部品を実装するためのプリント配線基板の製造方法であって、基板材料層の表面上にパターニングされた導体層が積層された構造を備える積層体を準備する準備工程と、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面上に、前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口を含むコーティング層を形成するコーティング層形成工程と、前記コーティング層の前記開口に絶材材料を充填し、前記部品の所定情報を表すシンボル部を形成するシンボル部形成工程と、を有することである。
本発明により、薄型化を図るとともに、剥離及び欠けの発生が防止されたプリント配線基板、及び当該プリント配線基板の製造を可能とする製造方法を提供することができる。
本発明の実施例に係るプリント配線基板の部分拡大断面図である。 図1と同様にして示す、プリント配線基板の製造工程における部分拡大断面図である。 図1と同様にして示す、プリント配線基板の製造工程における部分拡大断面図である。 図1と同様にして示す、プリント配線基板の製造工程における部分拡大断面図である。 図1と同様にして示す、プリント配線基板の製造工程における部分拡大断面図である。 図1と同様にして示す、プリント配線基板の製造工程における部分拡大断面図である。 図1と同様にして示す、プリント配線基板の製造工程における部分拡大断面図である。 図1と同様にして示す、プリント配線基板の製造工程における部分拡大断面図である。 本発明の変形例に係るプリント配線基板の部分拡大断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について、実施例及び変形例に基づき詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施例及び変形例の説明に用いる図面は、いずれも本発明によるプリント配線基板及びその構成部材を模式的に示すものであって、理解を深めるべく部分的な強調、拡大、縮小、または省略などを行っており、プリント配線基板及びその構成部材の縮尺や形状等を正確に表すものとはなっていない場合がある。更に、実施例及び変形例で用いる様々な数値は、一例を示す場合もあり、必要に応じて様々に変更することが可能である。
<実施例>
(プリント配線基板の構造)
先ず、本発明の実施例に係るプリント配線基板の構造について、図1を参照しつつ詳細に説明する。ここで、図1は、本実施例に係るプリント配線基板の部分拡大断面図である。
図1に示すように、本実施例に係るプリント配線基板1は、積層体2、積層体2の第1の面2a側に形成された第1コーティング層3、及び積層体2の第2の面2b側に形成された第2コーティング層4を有している。また、積層体2は、基板材料層5、基板材料層5の第1の面5aに形成された第1導体層6、及び基板材料層5の第2の面5bに形成された第2導体層7から構成されている。更に、第1コーティング層3は、第1絶縁膜11及び第2絶縁膜12から構成され、第2コーティング層4は第3絶縁膜13及び第4絶縁膜14から構成されている。
基板材料層5は、絶縁材料のみから構成される絶縁層であってもよく、或いは複数の絶縁層及び内層配線となる複数の導体層を積層し、ビアホール及びスルーホール等が形成されている基材であってもよい。また、第1導体層6及び第2導体層7にはパターニングが施されており、プリント配線基板1の外層配線及び実装するための部品の接続パッドとして機能する。本実施例において、第1導体層6及び第2導体層7の構成材料は銅を用いているが、金、銀等の他の金属材料を用いてもよい。
図1からわかるように、第1絶縁膜11は、第1導体層6から所定距離だけ離間して第1導体層6の周囲を囲むように、積層体2の第1の面2aの一部を被覆している。また、第2絶縁膜12は、第1絶縁膜11上のみに形成されているため、第1導体層6から所定距離だけ離間して第1導体層6の周囲を囲むことになる。これらのことを換言すると、第1コーティング層3は、第1導体層6から所定距離だけ離間して第1導体層6の周囲を囲むように、積層体2の第1の面2aの一部を被覆し、開口15を有している。ここで、第1コーティング層3は、部品を実装するために使用される半田が付けられる領域であり、第1コーティング層3が形成されている領域が半田を付ける必要がない領域となる。
また、本実施例においては、第1絶縁膜11と第2絶縁膜12との膜厚は異なっており、第2絶縁膜12の膜厚が第1絶縁膜11の膜厚よりも大きくなっている。例えば、第1絶縁膜11の膜厚は20μmであり、第2絶縁膜12の膜厚は30μmである。なお、第1絶縁膜11と第2絶縁膜12との膜厚差は必須ではなく、プリント配線基板1に要求される特性やコストに応じて、当該膜厚差をなくしたり、或いは第1絶縁膜11を厚くするようにしてもよい。
ここで、第1絶縁膜11の膜厚は、第1導体層6の層厚よりも一般的に大きくなるように設定される。ただし、第1導体層6が第1絶縁膜11よりも厚くなること、或いは第1導体層6が開口15から突出することもある。
更に、本実施例においては、第1絶縁膜11と第2絶縁膜12とは、同一の絶縁材料であるソルダーレジストから構成されている。このような材料選択を行うことにより、第1絶縁膜11と第2絶縁膜12との密着性を高めることができ、第1絶縁膜11と第2絶縁膜12との界面における剥離等の不具合を防止することができる。ただし、当該絶縁材料が完全に一致している必要性はなく、第1絶縁膜11と第2絶縁膜12との密着性を良好に保つことができれば、プリント配線基板1に要求される特性やコストに応じて、最適な絶縁材料を選択してもよい。
そして、図1に示すように、第2絶縁膜12には、所望の開口形状を備える開口16が形成されている。なお、第1コーティング層3としては、第1コーティング層3を貫通しない凹みである開口16が形成されていることになる。ここで、開口16の開口形状は、プリント配線基板1に実装される部品の位置、大きさ、極性、又は番号若しくは型格の略称等の所定情報に対応している。そして、当該開口16には、絶縁材料である非導電性のインキが充填されており、第1シンボル部17が形成されている。従って、プリント配線基板1を平面視した場合における第1シンボル部17の平面形状は、当該所定情報を示す図形、矢印、記号、文字等になっている。すなわち、本実施例においては、従来のようなシンボルマークがコーティング層から突出することなく、シンボルマークとして機能する第1シンボル部17が第1コーティング層3に埋設され且つその表面が露出している。
このように第1シンボル部17を突出しないようにすることにより、第1シンボル部17の欠け、破損、及び剥離を防止することができる。また、従来のようなシンボルマークがコーティング層から突出する場合と比較して、第1シンボル部17の厚みのぶんだけプリント配線基板1の薄型化を図ることができる。
本実施例においては、第1シンボル部17を構成する絶縁材料は、第1コーティング層3を形成する第1絶縁膜11及び第2絶縁膜12の絶縁材料とは異なっている。これは、第1シンボル部17の視認性を高めるためである。なお、第1シンボル部17の視認性を高くすることができれば、第1シンボル部17の絶縁材料と第1絶縁膜11及び第2絶縁膜12の絶縁材料とを同一の組成又は同様の組成(同系統の材料)にしてもよい。これによって第1シンボル部17と第2絶縁膜12との密着性を高めることも可能となる。
一方、積層体2の第2の面2b側においては、図1に示すように、第3絶縁膜13は、第2導体層7を覆うように、積層体2の第2の面2bを全体的に被覆している。また、第4絶縁膜14は、第3絶縁膜13上に形成されている。従って、第2導体層7は、第2コーティング層4内(すなわち、第3絶縁膜13内)に埋設されている。このような第2コーティング層4の構造から、本実施例においては、第2導体層7には半田が付けられることがない。なお、第2導体層7、第3絶縁膜13、及び第4絶縁膜14との厚みの関係は、適宜調整することができるが、第2導体層7が露出しないように調整することが前提となる。
また、第3絶縁膜13と第4絶縁膜14との膜厚も異なっており、第4絶縁膜14の膜厚が第3絶縁膜13の膜厚よりも大きくなっている。例えば、第3絶縁膜13の膜厚は20μmであり、第4絶縁膜14の膜厚は30μmである。なお、第3絶縁膜13と第4絶縁膜14との膜厚差も必須ではなく、プリント配線基板1に要求される特性やコストに応じて、当該膜厚差をなくしたり、或いは第3絶縁膜13を厚くするようにしてもよい。
更に、第3絶縁膜13と第4絶縁膜14とも、同一の絶縁材料であるソルダーレジストから構成されている。このような材料選択を行うことにより、第3絶縁膜13と第4絶縁膜14との密着性を高めることができ、第3絶縁膜13と第4絶縁膜14との界面における剥離等の不具合を防止することができる。ただし、当該絶縁材料が完全に一致している必要性はなく、第3絶縁膜13と第4絶縁膜14との密着性を良好に保つことができれば、プリント配線基板1に要求される特性やコストに応じて、最適な絶縁材料を選択してもよい。なお、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、及び第4絶縁膜14を同一の絶縁材料から構成することにより、製造コストの更なる低減を図るようにしてもよい。
そして、図1に示すように、第4絶縁膜14にも、所望の開口形状を備える開口18が形成されている。なお、第2コーティング層4としては、第2コーティング層4を貫通しない凹みである開口18が形成されていることになる。開口18の開口形状も、開口16の開口形状と同様に、プリント配線基板1に実装される部品の位置、大きさ、極性、又は番号若しくは型格の略称等の所定情報に対応している。そして、当該開口18には、絶縁材料である非導電性のインキが充填されており、第2シンボル部19が形成されている。従って、プリント配線基板1を平面視した場合における第2シンボル部19の平面形状は、当該所定情報を示す図形、矢印、記号、文字等になっている。すなわち、積層体2の第2の面2b側においても、シンボルマークとして機能する第2シンボル部19が第2コーティング層4に埋設され且つその表面が露出している。
このように第2シンボル部19を突出しないようにすることにより、第2シンボル部19の欠け、破損、及び剥離を防止することができる。また、従来のようなシンボルマークがコーティング層から突出する場合と比較して、第2シンボル部19の厚みのぶんだけプリント配線基板1の薄型化を図ることができる。
本実施例においては、第2シンボル部19を構成する絶縁材料も、第2コーティング層4を形成する第3絶縁膜13及び第4絶縁膜14の絶縁材料とは異なっている。これは、第2シンボル部19の視認性を高めるためである。なお、第2シンボル部19の視認性を高くすることができれば、第2シンボル部19の絶縁材料と第3絶縁膜13及び第4絶縁膜14の絶縁材料とを同一又は同様の組成にしてもよい。これによって第2シンボル部19と第4絶縁膜14との密着性を高めることも可能となる。
なお、図1においては、実施例の説明の便宜上のため、積層体2の第1の面2a側に露出した第1導体層6のみを図示されていたが、第1絶縁膜11内に埋設される他の導電層が形成されていてもよい。同様に、積層体の第2の面2b側に、露出した他の導電層が形成されていてもよい。当該導電層の形成については、プリント配線基板1に要求される特性及びパターン、並びに実装する部品の種類及び数量に応じて適宜変更されることになる。
(プリント配線基板の製造方法)
次に、本発明の実施例に係るプリント配線基板1の製造工程を図1乃至図8を参照しつつ、詳細に説明する。ここで、図2乃至図8は、図1と同様にして示す、プリント配線基板の製造工程における部分拡大断面図である。
先ず、図2に示すように、本実施例に係るプリント配線基板1の構成部材である積層体2を準備する(準備工程)。本実施例においては、積層体2として、基板材料層5、並びに基板材料層5の表面上に形成された第1導体層6及び第2導体層7が積層された構造を備える基材を用いた。ここで、第1導体層6及び第2導体層7には、プリント配線基板1に実装されることになる半導体チップ、抵抗、及びコンデンサ等の電子部品の接続端子に対応したパターニング、又は所望の電気的な配線を形成するパターニングが施されている。
次に、図3及び図4に示すように、絶縁材料であるソルダーレジスト20を塗布するための塗布装置を用いて、インクジェット方式によるインクジェット描画を行い、第1絶縁膜11を形成する(第1絶縁膜形成工程)。本実施例において、図3に示すように、当該塗布装置は、インクジェットヘッド21、及び紫外線光源22からなる印刷ヘッド23を備えている。このような印刷ヘッド23の構成から、印刷ヘッド23を主走査方向してソルダーレジスト20の塗布を行うと、当該塗布の直後に紫外線照射を行うことができる。すなわち、印刷ヘッド23の主走査方向への1回の移動により、ソルダーレジスト20の塗布及び硬化を行うことができ、スクリーン印刷方式と比較して仮硬化の時間(例えば、約20分)を短縮することができる。また、本実施例におけるインクジェットヘッド21の解像度は、300dpiであるが、当該解像度は適宜変更することができる。
具体的な第1絶縁膜11の形成工程として、基板材料層5の第1の面5a上であって、第1導体層6の形成領域を離間して囲むように、インクジェット方式によってソルダーレジスト20を塗布する。すなわち、ソルダーレジスト20は、積層体2の第1の面2aの全面を覆うことなく、第1導体層6の周辺部分を露出するように塗布されることになる。本実施例においては、1200dpiの解像度でインクジェット描画を行い、第1絶縁膜11を形成する。ここで、インクジェットヘッド21の解像度が300dpiであるため、インクジェットヘッド21を副走査方向に複数回移動させ、一定領域中のドット数を増加させることになる。
次に、図5に示すように、第1絶縁膜形成工程の際に使用した塗布装置を用い、インクジェット方式によるインクジェット描画を行い、第2絶縁膜12を形成する(第2絶縁膜形成工程)。具体的な第2絶縁膜12の形成工程として、第1絶縁膜11の表面上のみに、インクジェット方式によってソルダーレジスト20を塗布し、開口15が形成されることになる。この際、シンボルマークとなる第1シンボル部17に対応する領域にはソルダーレジスト20を塗布しないような描画を行い、第1シンボル部17(すなわち、実装される部品の所定情報)に対応する開口16も形成することになる。
本実施例においては、1800dpiの解像度でインクジェット描画を行い、第2絶縁膜12を形成する。ここで、インクジェットヘッド21の解像度が300dpiであるため、インクジェットヘッド21を副走査方向に複数回移動させ、一定領域中のドット数を増加させることになる。
なお、上述した第1絶縁膜形成工程及び第2絶縁膜形成工程を実施することにより、コーティング層形成工程が実施されたことになる。
次に、図6に示すように、第1絶縁膜形成工程の際に使用した塗布装置を用い、インクジェット方式によるインクジェット描画を行い、第1シンボル部17を形成する(シンボル部形成工程)。具体的な第1シンボル部17の形成工程として、開口16を充填するように、インクジェット方式によって絶縁材料であるインキを塗布し、第1シンボル部17が形成されることになる。この際、インキの塗布寸法は、開口16の幅よりも小さく設定されることが好ましい。これは、インキの広がりによってインキが開口16から漏れ出すことを防止するためである。また、塗布したインキを即時に仮硬化させることなく、開口16の開口形状に沿って広がった後に仮硬化を行うことが好ましい。これは、インキによって開口16を確実に埋め、第1シンボル部17の平面形状によって実装部品の所定情報をより正確に示すことができるようにするためである。従って、本実施例においては、シンボル部形成工程においては、第1絶縁膜形成工程及び第2絶縁膜形成工程のように、紫外線光源22に用いた絶縁材料の塗布直後の仮硬化は行われないことになる。
次に、図7に示すように、第1絶縁膜形成工程の際に使用した塗布装置を用い、インクジェット方式によるインクジェット描画を行い、第3絶縁膜13を形成する。具体的な第3絶縁膜13の形成工程として、第2導体層7を埋設するように、基板材料層5の第2の面5b上に、インクジェット方式によってソルダーレジスト20を塗布する。本実施例においては、第3絶縁膜13の形成に係る描画の解像度も1200dpiとするため、インクジェットヘッド21を副走査方向に複数回移動させ、一定領域中のドット数を増加させることになる。
次に、図8に示すように、第1絶縁膜形成工程の際に使用した塗布装置を用い、インクジェット方式によるインクジェット描画を行い、第4絶縁膜14を形成する。具体的な第4絶縁膜14の形成工程として、第3絶縁膜13の上に、インクジェット方式によってソルダーレジスト20を塗布する。この際、シンボルマークとなる第2シンボル部19に対応する領域にはソルダーレジスト20を塗布しないような描画を行い、第2シンボル部19(すなわち、実装される部品の所定情報)に対応する開口18を形成することになる。本実施例においては、第4絶縁膜14の形成に係る描画の解像度も1800dpiとするため、インクジェットヘッド21を副走査方向に複数回移動させ、一定領域中のドット数を増加させることになる。
次に、図1に示すように、第1絶縁膜形成工程の際に使用した塗布装置を用い、インクジェット方式によるインクジェット描画を行い、第2シンボル部19を形成する。具体的な第2シンボル部19の形成工程として、開口18を充填するように、インクジェット方式によって絶縁材料であるインキを塗布し、第2シンボル部19が形成されることになる。この際、インキの塗布寸法は、上述した第1シンボル部17の形成と同様に、開口18の幅よりも小さく設定されることが好ましい。また、仮硬化についても即時に行うことなく、塗布したインキが開口18の開口形状に沿って広がった後に行うことが好ましい。
その後、加熱処理(ポストキュア)を施し、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、第4絶縁膜14、第1シンボル部17、及び第2シンボル部19を完全に硬化する。これにより、第1絶縁膜11及び第2絶縁膜12からなる第1コーティング層3、第3絶縁膜13及び第4絶縁膜14からなる第2コーティング層4、開口16を充填する第1シンボル部17、並びに開口18を充填する第2シンボル部19が強固に形成され、プリント配線基板1の製造が完了する。
本実施例に係るプリント配線基板1の製造方法においては、従来のような非導電性のインキをコーティング層上に塗布して突出するシンボルマークを形成することなく、第1コーティング層3の開口16及び第2コーティング層4の開口18を充填するように、第1シンボル部17及び第2シンボル部19を形成している。このため、第1シンボル部17及び第2シンボル部19の厚みのぶんだけプリント配線基板1の薄型化を図ることができる。また、第1シンボル部17及び第2シンボル部19が第1コーティング層3及び第2コーティング層4から突出しないため、第1シンボル部17及び第2シンボル部19の剥離及び欠けの発生を防止することができる。
また、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、第4絶縁膜14、第1シンボル部17、及び第2シンボル部19を同一の塗布装置によって形成するため、それぞれの位置精度を向上することができ、プリント配線基板1の歩留まりの向上も図ることができる。これにより、廃却品を低減して、環境負荷の低減も図ることが可能になる。
更に、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、及び第4絶縁膜14を同一の塗布装置を使用して同一の絶縁材料から形成するため、開口16及び開口18の位置精度を向上することができ、プリント配線基板1の歩留まりの向上も図ることができる。これにより、廃却品を低減して、環境負荷の低減も図ることが可能になる。
上述した実施例においては、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、第4絶縁膜14、第1シンボル部17、及び第2シンボル部19を形成する際に、インクジェット方式によって絶縁材料を塗布したが、マスク及びスキージを用いたスクリーン印刷方式によって絶縁材料を塗布してもよい。スクリーン印刷方式で第1シンボル部17及び第2シンボル部19を形成する場合であっても、上述したインクジェット方式と同様に、第1シンボル部17及び第2シンボル部19をシンボルマークとして、良好な所望情報の表示を行うことができる。また、このようなスクリーン印刷方式を用いた場合であっても、上述した実施例と同様に、薄型化を図るとともに、剥離及び欠けの発生を防止することできる。
<変形例>
上述した実施例においては、第1コーティング層3が第1絶縁膜11及び第2絶縁膜12から構成され、第2コーティング層4が第3絶縁膜13及び第4絶縁膜14から構成され、各コーティング層が2層構造となっていたが、各コーティング層を1種類の絶縁膜から構成(すなわち、1層構造)してもよい。また、2つのコーティング層のうちの一方のみを2層構造とし、他方を1層構造としてもよい。以下において、図9を参照しつつ、2つのコーティング層が1層構造とする場合を説明する。なお、コーティング層以外の部分は、上述した実施例と同一であるため、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9は、変形例に係るプリント配線基板1’の部分拡大断面図である。プリント配線基板1’は、積層体2の第1の面2a側に第1コーティング層3’を有し、更に第2の面2b側に第2コーティング層4’を有している。第1コーティング層3’及び第2コーティング層4’は、1回のインクジェット描画処理(例えば、解像度は1200dpiである)によって形成される1種類の絶縁膜から構成されている。また、第1コーティング層3’及び第2コーティング層4’の材料は、上記実施例と同様に、ソルダーレジストである。
図9に示すように、第1コーティング層3’には凹みである開口16’が形成されており、当該開口16’に絶縁材料である非導電性のインキが充填されて第1シンボル部17が形成されている。同様に、第2コーティング層4’にも凹みである開口18’が形成されており、当該開口18’に絶縁材料である非導電性のインキが充填されて第2シンボル部19が形成されている。
変形例に係る製造方法については、上記実施例の製造方法とほぼ同一であり、第1シンボル部17及び第2シンボル部19に係るインクジェット描画が異なるだけである。具体的には、1回のインクジェット描画によって第1コーティング層3’を形成するため、開口16’となる部分の塗布量のみを減らす制御が行われる。例えば、マルチドロップ方式によって塗布量の制御を行ってもよい。同様に、第2コーティング層4’についても、開口18’となる部分の塗布量のみを減らす制御が行われる。
本変形例の場合であっても、第1シンボル部17及び第2シンボル部19が突出しないように形成されているため、第1シンボル部17及び第2シンボル部19の欠け、破損、及び剥離を防止することができる。また、従来のようなシンボルマークがコーティング層から突出する場合と比較して、第1シンボル部17及び第2シンボル部19の厚みのぶんだけプリント配線基板1’の薄型化を図ることができる。
<本発明の実施態様>
本発明の第1実施態様に係るプリント配線基板は、半田を介して部品を実装するプリント配線基板であって、基板材料層及び前記基板材料層の表面上にパターニングされた導体層を積層した積層構造を備える積層体と、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面を被覆し、且つ前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口が形成されたコーティング層と、前記開口を充填し前記部品の所定情報を表すシンボル部と、を有している。
第1実施態様においては、シンボルマークであるシンボル部がコーティング層から突出しないように形成されているため、シンボル部の欠け、破損、及び剥離を防止することができる。また、従来のようなシンボルマークがコーティング層から突出する場合と比較して、シンボル部の厚みのぶんだけプリント配線基板の薄型化を図ることができる。
本発明の第2実施態様に係るプリント配線基板は、上述した第1実施態様において、前記シンボル部が前記コーティング層を形成する絶縁材料とは異なる絶縁材料から構成されていることである。これにより、シンボル部のコントラストをより良好につけることができ、シンボル部によって表される所定情報をより視認しやすくすることができる。
本発明の第3実施態様に係るプリント配線基板は、上述した第1又は第2実施態様において、前記コーティング層が前記積層体の表面上に形成される第1絶縁膜、及び前記第1絶縁膜上に形成される第2絶縁膜を備え、前記第2絶縁膜には、前記第1絶縁膜を露出するように前記開口が形成されていることである。これにより、より的確に開口を形成することができ、更にはコーティング層のコスト低減を図ることもできる。
本発明の第4実施態様に係るプリント配線基板は、上述した第3実施態様において、前記第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜は、同一の絶縁材料から構成されていることである。これにより、コーティング層の更なる製造コストの低減を図ることができ、強固なコーティング層を実現して、プリント配線基板の信頼性向上を図ることができる。
本発明の第5実施態様に係るプリント配線基板の製造方法は、半田を介して部品を実装するためのプリント配線基板の製造方法であって、基板材料層の表面上にパターニングされた導体層が積層された構造を備える積層体を準備する準備工程と、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面上に、前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口を含むコーティング層を形成するコーティング層形成工程と、前記コーティング層の前記開口に絶材材料を充填し、前記部品の所定情報を表すシンボル部を形成するシンボル部形成工程と、を有している。
第5実施態様においては、シンボルマークであるシンボル部をコーティング層から突出しないように形成するため、シンボル部の欠け、破損、及び剥離を防止することができる。また、従来のようなシンボルマークがコーティング層から突出する場合と比較して、シンボル部の厚みのぶんだけプリント配線基板の薄型化を図ることができる。
本発明の第6実施態様に係るプリント配線基板の製造方法は、上述した第5実施態様において、前記コーティング層形成工程及び前記シンボル部形成工程は、インクジェット方式によって互いに異なる絶縁材料を塗布することである。これにより、コーティング層及びシンボル部を良好且つ容易に形成することができ、仮硬化に係る加熱工程を削減することができる。
本発明の第7実施態様に係るプリント配線基板の製造方法は、上述した第5実施態様において、 前記コーティング層形成工程及び前記シンボル部形成工程は、スクリーン印刷方式によって互いに異なる絶縁材料を塗布することである。これにより、コーティング層及びシンボル部を良好且つ容易に形成することができる。
本発明の第8実施態様に係るプリント配線基板の製造方法は、上述した第5乃至第7実施態様のいずれかにおいて、前記シンボル部形成工程は、前記開口の幅よりも小さい塗布寸法により前記絶縁材料を塗布することである。これにより、シンボル部を構成する絶縁材料の広がりによって当該絶縁材料が開口から漏れ出すことを防止することができる。
本発明の第9実施態様に係るプリント配線基板の製造方法は、上述した第5乃至第8実施態様のいずれかにおいて、前記シンボル部形成工程は、前記絶縁材料が前記開口の開口形状に沿って広がった後に前記絶縁材料を仮硬化することである。これにより、シンボル部を構成する絶縁材料によって開口を確実に埋め、シンボル部の平面形状によって実装部品の所定情報をより正確に示すことができる。
本発明の第10実施態様に係るプリント配線基板の製造方法は、上述した第5乃至第9実施態様のいずれかにおいて、前記コーティング層形成工程は、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面上に第1絶縁膜を形成する第1絶縁膜形成工程、及び前記第1絶縁膜の表面上に前記開口を備える第2絶縁膜を形成する第2絶縁膜形成工程を有することである。これにより、より的確に開口を形成することができ、更にはコーティング層のコスト低減を図ることもできる。
1 プリント配線基板
2 積層体
2a 第1の面
2b 第2の面
3 第1コーティング層
4 第2コーティング層
5 基板材料層
5a 第1の面
5b 第2の面
6 第1導電層
7 第2導電層
11 第1絶縁膜
12 第2絶縁膜
13 第3絶縁膜
14 第4絶縁膜
15 開口
16 開口
17 第1シンボル部
18 開口
19 第2シンボル部
20 ソルダーレジスト
21 インクジェットヘッド
22 UV光源
23 印刷ヘッド
上記目的を達成するため、本発明のプリント配線基板は、半田を介して部品を実装するプリント配線基板であって、基板材料層及び前記基板材料層の表面上にパターニングされた導体層を積層した積層構造を備える積層体と、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面を被覆し、且つ前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口が形成されたコーティング層と、前記開口を充填し前記部品の所定情報を表すシンボル部と、を有し、前記コーティング層は、前記積層体の表面上に形成される第1絶縁膜、及び前記第1絶縁膜上に形成される第2絶縁膜を備え、前記第2絶縁膜には、前記第1絶縁膜を露出するように前記開口が形成されていることである。
また、上記目的を達成するため、本発明のプリント配線基板の製造方法は、半田を介して部品を実装するためのプリント配線基板の製造方法であって、基板材料層の表面上にパターニングされた導体層が積層された構造を備える積層体を準備する準備工程と、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面上に、前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口を含むコーティング層を形成するコーティング層形成工程と、前記コーティング層の前記開口に絶材材料を充填し、前記部品の所定情報を表すシンボル部を形成するシンボル部形成工程と、を有し、前記コーティング層形成工程は、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面上に第1絶縁膜を形成する第1絶縁膜形成工程、及び前記第1絶縁膜の表面上に前記開口を備える第2絶縁膜を形成する第2絶縁膜形成工程を備えることである。
また、上記目的を達成するため、本発明のプリント配線基板の製造方法は、半田を介して部品を実装するためのプリント配線基板の製造方法であって、基板材料層の表面上にパターニングされた導体層が積層された構造を備える積層体を準備する準備工程と、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面上に、前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口を含むコーティング層を形成するコーティング層形成工程と、前記コーティング層の前記開口に絶材料を充填し、前記部品の所定情報を表すシンボル部を形成するシンボル部形成工程と、を有することである。
本発明の第5実施態様に係るプリント配線基板の製造方法は、半田を介して部品を実装するためのプリント配線基板の製造方法であって、基板材料層の表面上にパターニングされた導体層が積層された構造を備える積層体を準備する準備工程と、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面上に、前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口を含むコーティング層を形成するコーティング層形成工程と、前記コーティング層の前記開口に絶材料を充填し、前記部品の所定情報を表すシンボル部を形成するシンボル部形成工程と、を有している。

Claims (10)

  1. 半田を介して部品を実装するプリント配線基板であって、
    基板材料層及び前記基板材料層の表面上にパターニングされた導体層を積層した積層構造を備える積層体と、
    前記半田を付ける以外の前記積層体の表面を被覆し、且つ前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口が形成されたコーティング層と、
    前記開口を充填し前記部品の所定情報を表すシンボル部と、を有するプリント配線基板。
  2. 前記シンボル部は、前記コーティング層を形成する絶縁材料とは異なる絶縁材料から構成されている請求項1に記載のプリント配線基板。
  3. 前記コーティング層は、前記積層体の表面上に形成される第1絶縁膜、及び前記第1絶縁膜上に形成される第2絶縁膜を備え、
    前記第2絶縁膜には、前記第1絶縁膜を露出するように前記開口が形成されている請求項1又は2に記載のプリント配線基板。
  4. 前記第1絶縁膜及び前記第2絶縁膜は、同一の絶縁材料から構成されている請求項3に記載のプリント配線基板。
  5. 半田を介して部品を実装するためのプリント配線基板の製造方法であって、
    基板材料層の表面上にパターニングされた導体層が積層された構造を備える積層体を準備する準備工程と、
    前記半田を付ける以外の前記積層体の表面上に、前記部品の所定情報に対応した開口形状を備える開口を含むコーティング層を形成するコーティング層形成工程と、
    前記コーティング層の前記開口に絶材材料を充填し、前記部品の所定情報を表すシンボル部を形成するシンボル部形成工程と、を有するプリント配線基板の製造方法。
  6. 前記コーティング層形成工程及び前記シンボル部形成工程は、インクジェット方式によって互いに異なる絶縁材料を塗布する請求項5に記載のプリント配線基板の製造方法。
  7. 前記コーティング層形成工程及び前記シンボル部形成工程は、スクリーン印刷方式によって互いに異なる絶縁材料を塗布する請求項5に記載のプリント配線基板の製造方法。
  8. 前記シンボル部形成工程は、前記開口の幅よりも小さい塗布寸法により前記絶縁材料を塗布する請求項5乃至7のいずれか1項に記載のプリント配線基板の製造方法。
  9. 前記シンボル部形成工程は、前記絶縁材料が前記開口の開口形状に沿って広がった後に前記絶縁材料を仮硬化する請求項5乃至8のいずれか1項に記載のプリント配線基板の製造方法。
  10. 前記コーティング層形成工程は、前記半田を付ける以外の前記積層体の表面上に第1絶縁膜を形成する第1絶縁膜形成工程、及び前記第1絶縁膜の表面上に前記開口を備える第2絶縁膜を形成する第2絶縁膜形成工程を有する請求項5乃至9のいずれか1項に記載のプリント配線基板の製造方法。
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