JPWO2016170645A1 - ワイヤ放電加工装置およびイニシャルホール加工方法 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置およびイニシャルホール加工方法 Download PDF

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Abstract

ワイヤ放電加工装置(100)は、ワイヤ電極(1)を巻回するワイヤボビン(2)と、ワイヤボビンから送り出されたワイヤ電極に真直処理をする真直処理部(6)と、ワイヤ電極とワーク(10)との間に、ワークより上方に設置されてワイヤ電極と接触する給電子(71)を介して電圧を印加する加工電源(7)と、真直処理がされたワイヤ電極とワークとの間に電圧を印加して放電加工を実行してワークにイニシャルホール(11)を形成するように真直処理部および加工電源を制御する制御部(20)と、を備える。

Description

本発明は、ワイヤ電極を通すためのイニシャルホールを加工するワイヤ放電加工装置およびイニシャルホール加工方法に関する。
ワイヤボビンに巻かれていたことによるワイヤ電極の湾曲を真直処理することにより、すでにイニシャルホールが形成されていれば、100mm以上の厚い被加工物に対しても自動的にワイヤを結線して、放電加工を開始することを可能にするワイヤ電極の自動結線機能が実現されている。しかしながら、被加工物に事前にイニシャルホールの加工を実施する必要があるため、専用機によるイニシャルホールの加工後にワイヤ放電加工機に設置するか、ワイヤ放電加工機にイニシャルホールの加工用の専用ユニットを搭載する必要があった。いずれも再段取りが必要になるため、全自動でのイニシャルホールの加工は実現されていない。
特開平2−145215号公報
例えば、特許文献1は、ワイヤ電極の自動結線機能についての技術であり、ワイヤ電極に対して真直処理をすることについての記載があるが、すでに形成されたイニシャルホールにワイヤ電極を通すための技術であり、イニシャルホールの加工についての記載はない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ワイヤボビンから湾曲した状態で送り出されたワイヤ電極を用いてイニシャルホールを加工することができるワイヤ放電加工装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ワイヤ電極を巻回するワイヤボビンと、ワイヤボビンから送り出されたワイヤ電極に真直処理をする真直処理部と、ワイヤ電極とワークとの間に、ワークより上方に設置されてワイヤ電極と接触する給電子を介して電圧を印加する加工電源と、を備えることを特徴とする。本発明は、真直処理がされたワイヤ電極とワークとの間に電圧を印加して放電加工を実行してワークにイニシャルホールを形成するように真直処理部および加工電源を制御する制御部を、さらに備えることを特徴とする。
本発明にかかるワイヤ放電加工装置は、ワイヤボビンから湾曲した状態で送り出されたワイヤ電極を用いてイニシャルホールを加工することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置の構成を示す図 実施の形態1にかかる複数回の真直処理の流れを示したフローチャート 本発明の実施の形態2にかかるワイヤ放電加工装置の構成を示す図 実施の形態2にかかるワイヤ放電加工装置においてワイヤ電極の先端がワークに対向して加工する様子を示す拡大図 本発明の実施の形態3にかかるワイヤ放電加工装置の構成を示す図 本発明の実施の形態4にかかるワイヤ放電加工装置の構成を示す図 本発明の実施の形態5にかかるワイヤ放電加工装置の構成を示す図 実施の形態5にかかるワイヤ放電加工装置の動作を説明するフローチャート 実施の形態5にかかる下部ノズルの移動経路の例を示す図 実施の形態5にかかる下部ノズルの移動経路の例を示す図 実施の形態5にかかる下部ノズルの移動経路の例を示す図 実施の形態5にかかる下部ノズルの移動経路の例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるワイヤ放電加工装置およびイニシャルホール加工方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置100の構成を示す図である。ワイヤ放電加工装置100は、放電電極となるワイヤ電極1と、ワイヤ電極1を巻回しワイヤ電極1を供給するワイヤボビン2と、ワイヤ電極1が走行する経路上に配されるワイヤ送りローラ3と、ワイヤ送りローラ3を駆動するワイヤ送りモータ4と、ワイヤ送りモータ4の回転角度を検出するエンコーダ5と、ワイヤ電極1に上通電子61および下通電子62を接触させて真直処理を行う真直処理部である真直処理電源6と、ワイヤ電極1に接触する給電子71を介してワイヤ電極1およびワイヤ電極1の被加工物であるワーク10との間に放電加工のための電圧を印加する加工電源7と、を備える。ワイヤ送りローラ3は、ワイヤ送りモータ4により回転方向に動作して、ワイヤ電極1をワーク10の方向に送り出す。加工電源7は、給電子71を介してワイヤ電極1およびワーク10に放電加工パルスを供給する。給電子71はワーク10の上方に設置されている。ここでは、真直処理電源6は、上通電子61および下通電子62を介してワイヤ電極1に電流を流して発熱させる、即ちアニールすることにより、ワイヤ電極1に真直処理をする。ただし、真直処理部による真直処理の方法は通電加熱に限定されるわけではなく、ヒータにより熱を与える方法であってもよい。
また、ワイヤ放電加工装置100は、ワイヤボビン2、ワイヤ送りモータ4、真直処理電源6および加工電源7を制御する制御部20を備える。制御部20は数値制御装置であり、図示しないがワイヤ電極1およびワーク10の相対位置を制御してワイヤ放電加工を制御する。
実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置100においては、ワイヤボビン2から送り出されたワイヤ電極1に真直処理をするように制御部20が真直処理電源6を制御する。そして、真直処理されたワイヤ電極1とワーク10との間に電圧が印加されるように制御部20が加工電源7を制御することにより放電加工を実行し、ワーク10にイニシャルホール11を加工形成する。これによりワーク10に真直なイニシャルホール11を加工することができる。
さらに、ワイヤ放電加工装置100においては、複数回の真直処理をすることができる。図2は、実施の形態1にかかる複数回の真直処理の流れを示したフローチャートである。まず、最初に真直処理電源6によりワイヤ電極1に対して真直処理がされる(ステップS11)。ステップS11での1回の真直処理がされるワイヤ電極1の長さを「真直長さ」と呼ぶ。「真直長さ」は、上通電子61および下通電子62の間に張られるワイヤ電極1の長さであり、300mmといった値である。
ステップS11の後は、ワイヤボビン2からワイヤ電極1が送り出されて、放電加工が実行され(ステップS12)、ワーク10にイニシャルホール11を加工する。ステップS12の後は、ワイヤ電極1がワーク10を貫通してイニシャルホール11の加工が終了したか否かが判定される(ステップS13)。イニシャルホール11の加工が終了した場合(ステップS13:Yes)は、終了である。
イニシャルホール11の加工が終了していない場合(ステップS13:No)は、ワイヤ電極1の「送り距離」が「真直長さ」より小さいか否かが制御部20により判定される(ステップS14)。「送り距離」は、ステップS11の真直処理の後にワイヤボビン2からワイヤ電極1が送り出された距離である。制御部20は「真直長さ」を保持しており、エンコーダ5が検出したワイヤ送りモータ4の回転角度を換算した値に基づいて制御部20が「送り距離」を求めて、ステップS14の判定を行う。制御部20は、ワイヤ電極1の「送り距離」が「真直長さ」より小さいと判断した場合(ステップS14:Yes)、ステップS12に戻り加工を継続する。制御部20は、ワイヤ電極1の「送り距離」が「真直長さ」以上になったと判断した場合(ステップS14:No)、「送り距離」を0にリセットして、真直処理電源6に再度真直処理をさせる(ステップS11)。これにより、加工に用いるワイヤ電極1に対して切れ目なく真直処理をすることが可能となる。すなわち、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工装置100においては、「真直長さ」分の距離だけワイヤ電極1を送り出したら再度ワイヤ電極1に真直処理をすることにより、ワーク10が厚い場合であっても、真直なイニシャルホール11を加工することが可能となる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2にかかるワイヤ放電加工装置101の構成を示す図である。図3のワイヤ放電加工装置101は、図1のワイヤ放電加工装置100の構成に案内パイプ8が追加された構成であるので、図1のワイヤ放電加工装置100と同じ構成部分の説明は省略する。図3において、案内パイプ8は給電子71の下方で且つワーク10より上方に設けられており、給電子71からワーク10側に伸びたワイヤ電極1が案内パイプ8の内側を貫通可能となっている。図示しないが、案内パイプ8は上下方向のみに可動となるように制限されている。ただし、案内パイプ8は上下方向に自由に動くことができる構成になっている。そして、案内パイプ8の内側を貫通したワイヤ電極1の先端がワーク10と対向する構成になっている。
案内パイプ8とワーク10との間の放電の発生を避けるため、案内パイプ8は、内側を貫通するワイヤ電極1に対して絶縁性が確保されている必要がある。具体的には、案内パイプ8全体が電気導電性のないセラミック製の材料で構成されていてもよいし、他の電気導電性の無い材料により構成されていてもよい。また、内側を絶縁材料でコーティングするといった方法で案内パイプ8のワイヤ電極1と接触する部分とワイヤ電極1との間で絶縁性が確保できるのであれば、案内パイプ8自体は電気導電性を有する材料であってもかまわない。
図4は、実施の形態2にかかるワイヤ放電加工装置101においてワイヤ電極1の先端がワーク10に対向して加工する様子を示す拡大図である。図4に示すように、案内パイプ8によって案内されながら送り出されたワイヤ電極1は、その先端が案内パイプ8から飛び出た状態でワーク10と対向しており、この状態で放電加工が実施される。案内パイプ8から飛び出たワイヤ電極1の先端は、加工時に流される加工液の流れおよび放電加工により発生する爆発力といった原因により振動している。
ワイヤ電極1の先端の振動によりワイヤ電極1の径よりも太い径の加工穴12がワーク10に加工されることになり、加工穴12の中を案内パイプ8が降下している。案内パイプ8を下方向に送り出す駆動機構は存在せず、自重による重力によって案内パイプ8は下方向に移動する。案内パイプ8は加工穴12に降下しているが、放電加工によって加工穴12が更に削られるに従って、更に降下して行く。ワイヤ電極1の先端が振動して、加工穴12の径が案内パイプ8の外径よりも大きくなると案内パイプ8が降下するため、案内パイプ8の径よりも0.01mmから0.1mm程大きい径の均一な径の加工穴12の加工が可能となる。そして、ワイヤ電極1がワーク10を貫通すると真直なイニシャルホール11の加工が実現する。
このように、実施の形態2にかかるワイヤ放電加工装置101によれば、案内パイプ8で案内しながらワイヤ電極1をワーク10に対して送り出して加工するので、板厚の大きい被加工物に対しても真直なイニシャルホール11を加工することができる。また、案内パイプ8と被加工物との間で絶縁性を確保して放電が発生しない構成にしているため、案内パイプ8が放電では消耗しない。したがって、案内パイプ8の交換頻度を削減することができる。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3にかかるワイヤ放電加工装置102の構成を示す図である。図5のワイヤ放電加工装置102は、図3のワイヤ放電加工装置101の構成に、加工液35を供給する加工液供給ポンプ31と、供給された加工液35を案内パイプ8の内側へ流し込む継ぎ手32と、案内パイプ8および継ぎ手32を下方に押し出す案内パイプ駆動部33と、が追加された構成であるので、図5では、追加部分を中心にワイヤ放電加工装置102の一部を示してある。図3のワイヤ放電加工装置101と同じ構成部分の説明は省略する。ワイヤ放電加工装置102においては、放電加工時にワイヤ電極1とワーク10との間に加工液35を流す。案内パイプ駆動部33は、制御部20によって制御され、モータといった動力で動く。
加工液供給ポンプ31と継ぎ手32とは加工液35を流すホース36で接続されている。加工液供給ポンプ31は、加工液タンク34内の加工液35を汲み出して、案内パイプ8の上部に設置している継ぎ手32を介して、案内パイプ8の内側へ加工液35を供給する。継ぎ手32は、案内パイプ8の内側にワイヤ電極1を貫通させた状態で、案内パイプ8の内側に加工液35を流すことができる構成になっている。加工液35は、案内パイプ8の内側とワイヤ電極1との間を流れ、ワイヤ電極1の先端とワーク10の間へと流れる。さらに、ワーク10に加工穴12が形成されている状況では、加工穴12に案内パイプ8の先端が挿入されているので、加工液35は、案内パイプ8の側面と加工穴12の側面との間を上方へ流れ、放電加工時に発生する加工屑37を加工穴12の外部へと排出する。実施の形態3にかかるワイヤ放電加工装置102によれば、加工液35の流れにより加工屑37を加工穴12から効率良く外部に排出することができるので、イニシャルホール11の加工速度を向上することができる。
ここで、加工液35を流したときの案内パイプ8の浮き上がりを防ぐために、案内パイプ駆動部33は、案内パイプ8を下方に押し付ける必要がある。しかし、あまり強い力で押しつけると、案内パイプ8の先端が加工穴12の底部に接触して加工液35の流路が確保出来なくなる。従って、案内パイプ駆動部33は、一定の推力以下の推力で案内パイプ8および継ぎ手32を下方に押し出す。
具体的には、(案内パイプ8の内側に供給される加工液35の圧力)と(案内パイプ8の外径の面積)との積が加工液35の圧力により案内パイプ8が上方へ受ける反力であると考えられる。従って、(案内パイプ8の内側に供給される加工液35の圧力)と(案内パイプ8の外径の面積)との積以上の推力で案内パイプ8を押し付けると案内パイプ8の先端が加工穴12の底部に接触して加工液35の流路が確保出来なくなる可能性がある。従って、加工液35を流す放電加工時には、(案内パイプ8の内側に供給される加工液35の圧力)と(案内パイプ8の外径の面積)との積よりも小さい推力で、案内パイプ駆動部33は案内パイプ8を下方へ押し付けるように制御部20によって制御される。
なお、案内パイプ8を下方へ押し付ける推力が(案内パイプ8の内側に供給される加工液35の圧力)と(案内パイプ8の外径の面積)との積よりも小さくなるという条件を満たすのであれば、図5の案内パイプ駆動部33の様な機構を設けずに、案内パイプ8に重りを付加することまたは案内パイプ8の自重により案内パイプ8を重力で下方に押し付けるような構成としてもかまわない。
ワイヤ放電加工装置102によれば、案内パイプ8を下方に押し付ける推力を適切な値に維持することで、加工液35の圧力により案内パイプ8の下部先端とワーク10との間に加工液35の流路となる隙間を確保できるため、加工屑37を加工穴12から効率良く外部に排出することができるので、イニシャルホール11の加工速度を向上することができる。
実施の形態4.
図6は、本発明の実施の形態4にかかるワイヤ放電加工装置103の構成を示す図である。図6のワイヤ放電加工装置103は、図5のワイヤ放電加工装置102の構成に案内パイプ8の上下方向の位置を測定する位置検出部40が追加された構成であるので、図6では、追加部分を中心にワイヤ放電加工装置103の一部を示してある。図5のワイヤ放電加工装置102と同じ構成部分の説明は省略する。位置検出部40の測定値は、制御部20に送られる。
位置検出部40は、継ぎ手32に設置されて上下に動くセンサヘッド41および固定されている目盛り42を備えており、案内パイプ8の上下方向の位置を測定することができる。目盛り42の固定部は図6では省略してある。また、位置検出部40の構成は図6とは異なり、案内パイプ駆動部33がエンコーダ付きのモータで動かされていて案内パイプ8の上下方向の位置を測定する機構が備わっていてもかまわない。
実施の形態4にかかるワイヤ放電加工装置103によれば、放電加工が進むに従って、案内パイプ8が下降していくため、位置検出部40によって案内パイプ8の上下方向の位置を測定することで、制御部20は、イニシャルホール加工の進捗状況を把握することができる。そして、制御部20は、位置検出部40の測定値に基づいて、案内パイプ8の加工開始からの送り距離がワークの厚さ13の距離以上になったと判断したときに、放電加工を終了させる。すなわち、案内パイプ8の送り距離に基づいて、ワーク10を案内パイプ8が貫通してイニシャルホール11の加工が終了したことを制御部20が検出する。これにより、イニシャルホール11の加工終了後に、ワイヤ放電加工装置103の他の部位まで加工してしまうといった無駄な放電加工を防止することができる。
このように、実施の形態4にかかるワイヤ放電加工装置103によれば、イニシャルホール11の加工における加工の深さを直接的に測定できるので、ワイヤ電極1の消耗に影響されずにイニシャルホール11の加工が完了したことを高精度に検出することができる。
実施の形態5.
図7は、本発明の実施の形態5にかかるワイヤ放電加工装置104の構成を示す図である。図7のワイヤ放電加工装置104は、図1のワイヤ放電加工装置100の構成に接触検出部9が追加され、下部ノズル82を含んだ下部アーム90を制御部20が動かすことができる。図7では、図1に追加された部分と実施の形態5の説明に必要な部分を記載し、図1の記載の一部は省いてある。以下では、図1のワイヤ放電加工装置100と同じ構成部分の説明は省略する。
ワイヤ放電加工装置104は、ワイヤ電極1とワーク10との接触を検出する接触検出部9と、ワイヤ電極1および加工液を内側に通す上部ノズル81と、ワーク10の下方に設けられてワイヤ電極1を吸引する下部ノズル82を備えた下部アーム90と、下部アーム90の中に設置されてワイヤ電極1の向きを変える下部ローラ51と、ワイヤ電極1を回収する回収ローラ52,53と、回収ローラ52を駆動する回収モータ54と、を備える。接触検出部9は、ワイヤ電極1とワーク10との電気的な接触状態を検出する機能を有し、制御部20に接続されている。接触検出部9の具体例は、一端が給電子71に接続され、他端がワーク10に接続された電圧計である。制御部20は、接触検出部9から送られた電圧値に基づいて、ワイヤ電極1とワーク10との電気的な接触状態を検出することができる。下部アーム90には、下部ノズル82がワイヤ電極1を吸引するための図示せぬ吸引機構が備えられている。回収モータ54および吸引機構も制御部20により制御される。
ワイヤ電極1がイニシャルホール11を経由してワーク10を貫通したときの吸引前のワイヤ電極1’を図7の点線で示す。イニシャルホール11が加工時の何らかの原因により垂直に形成されず、図7に示すように傾きを有して形成された場合であっても、下部ノズル82の側でワイヤ電極1’の先端を吸引することでワイヤ電極1の結線は可能である。しかしながら、その場合、結線の完了後、ワイヤ電極1に張力を印加するとワイヤ電極1とワーク10とが電気的に接触する場合がある。放電加工はワイヤ電極1とワーク10との間の距離を適切に保つことが重要であり、電気的に接触した状態では電流は流れるものの放電が発生しないため放電加工はできない。そこで、実施の形態5にかかるワイヤ放電加工装置104は、以下の手順でこの問題を解決する。
図8は、実施の形態5にかかるワイヤ放電加工装置104の動作を説明するフローチャートである。図8は、実施の形態1から4で説明したイニシャルホール11の加工の終了後の動作である。従って、図7において上部ノズル81とワーク10との間に案内パイプ8が設けられていてもかまわない。
まず、ワイヤ電極1をイニシャルホール11を介して下部ノズル82に吸引させて結線する(ステップS21)。ワイヤ電極1’が下部ノズル82に吸引された時点でワイヤ電極1へ張力が印加される(ステップS22)。その後、制御部20は、加工電源7がワイヤ電極1およびワーク10に電圧を印加した状態で、接触検出部9が測定した電圧値に基づいてワイヤ電極1とワーク10とが電気的に接触しているか否かを検出する(ステップS23)。電気的に接触している場合(ステップS23:Yes)は、ワーク10に対して下部アーム90を動かすことにより以下に説明するような経路で下部ノズル82を移動させる(ステップS24)。ステップS24によりワイヤ電極1とワーク10とが電気的に接触しなくなり、電気的に非接触な位置を検出したら(ステップS23:No)、処理を終了する。すなわち、制御部20は、電気的な接触を検出しなくなるまで下部ノズル82を移動させる。なお、ステップS24では、下部ノズル82を移動させるとして説明したが、上部ノズル81および下部ノズル82を同時に移動させる駆動軸と、下部ノズル82に対して上部ノズル81を移動させる駆動軸と、を反対方向に同じ距離移動させてもよい。すなわち、ワーク10に対して下部ノズル82を相対的に移動させることができればよい。
ステップS24における下部ノズル82の移動経路の例を図9から図12に示す。図9から図12は、実施の形態5にかかる下部ノズル82の移動経路の例を示す図である。図9は、下部ノズル82を現在の位置から半径を増加させながら、渦巻き状に旋回させる移動経路である。図10は、下部ノズル82を現在の位置から放射状に遠ざけて戻す移動を、角度を変えて順番に実行する移動経路である。図11は、下部ノズル82を固定した半径で円状に移動させ、一周毎に半径を増やして行く移動経路である。図12は、下部ノズル82を辺の大きさを固定した正方形状に移動させ、一周毎に辺の大きさを増やしていく移動経路である。いずれの移動経路を選択しても、移動経路の途中で電気的に非接触な位置を検出したら(ステップS23:No)、処理は終了である。
図8のフローチャートが完了した後は、ワイヤ電極1とワーク10とが電気的に接触しない状態で放電加工を行ってイニシャルホール11を加工し、ワイヤ電極1が垂直な向きとなるように修正する。その後、目的とする放電加工を開始すればよい。
実施の形態5にかかるワイヤ放電加工装置104によれば、イニシャルホール11の加工完了後にワイヤ電極1を結線した際に、ワイヤ電極1とワーク10とが電気的に接触していることを検出した場合は、ワーク10に対して下部ノズル82を相対的に移動させて、ワイヤ電極1とワーク10との電気的接触を回避する。これにより、イニシャルホール11が曲がったり傾いたりした場合であってもワイヤ電極1とワーク10とが電気的に接触していない状態で加工電圧を印加することができるため、ワイヤ放電加工時の短絡を防止して安定した加工を実現することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1’ ワイヤ電極、2 ワイヤボビン、3 ワイヤ送りローラ、4 ワイヤ送りモータ、5 エンコーダ、6 真直処理電源、7 加工電源、8 案内パイプ、9 接触検出部、10 ワーク、11 イニシャルホール、12 加工穴、13 ワークの厚さ、20 制御部、31 加工液供給ポンプ、32 継ぎ手、33 案内パイプ駆動部、34 加工液タンク、35 加工液、36 ホース、37 加工屑、40 位置検出部、41 センサヘッド、42 目盛り、51 下部ローラ、52,53 回収ローラ、54 回収モータ、61 上通電子、62 下通電子、71 給電子、81 上部ノズル、82 下部ノズル、90 下部アーム、100,101,102,103,104 ワイヤ放電加工装置。

Claims (11)

  1. ワイヤ電極を巻回するワイヤボビンと、
    前記ワイヤボビンから送り出された前記ワイヤ電極に真直処理をする真直処理部と、
    前記ワイヤ電極とワークとの間に、前記ワークより上方に設置されて前記ワイヤ電極と接触する給電子を介して電圧を印加する加工電源と、
    前記真直処理がされた前記ワイヤ電極と前記ワークとの間に電圧を印加して放電加工を実行して前記ワークにイニシャルホールを形成するように前記真直処理部および前記加工電源を制御する制御部と、
    を備える
    ことを特徴とするワイヤ放電加工装置。
  2. 前記制御部は、前記真直処理の後に前記ワイヤ電極が送り出された距離が1回の前記真直処理がされる前記ワイヤ電極の長さ以上となった場合に、前記真直処理部に再度前記真直処理をさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。
  3. 前記給電子より下方で且つ前記ワークより上方に設けられ、前記ワイヤ電極と絶縁性が確保された内側を前記ワイヤ電極が貫通可能で、上下方向に可動な案内パイプを
    さらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤ放電加工装置。
  4. 前記ワイヤ電極を内側に貫通させた状態で前記案内パイプの内側に加工液を流すことが可能な継ぎ手と、
    前記継ぎ手を介して前記案内パイプの内側に前記加工液を供給する加工液供給ポンプと、
    前記案内パイプを下方に押し出す案内パイプ駆動部を
    さらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のワイヤ放電加工装置。
  5. 前記制御部は、前記案内パイプ駆動部が前記案内パイプを下方に押し出す推力が、前記案内パイプの内側に供給される前記加工液の圧力と前記案内パイプの外径の面積との積よりも小さくなるように制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載のワイヤ放電加工装置。
  6. 前記案内パイプの上下方向の位置を測定する位置検出部を
    さらに備える
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のワイヤ放電加工装置。
  7. 前記制御部は、前記位置検出部の測定値に基づいて、前記案内パイプの加工開始からの送り距離が前記ワークの厚さの距離以上になったと判断したときに放電加工を終了させる
    ことを特徴とする請求項6に記載のワイヤ放電加工装置。
  8. ワイヤ電極と、
    前記ワイヤ電極とワークとの間に、前記ワークより上方に設置されて前記ワイヤ電極と接触する給電子を介して電圧を印加する加工電源と、
    前記給電子より下方で且つ前記ワークより上方に設けられ、前記ワイヤ電極と絶縁性が確保された内側を前記ワイヤ電極が貫通可能で、上下方向に可動な案内パイプと、
    前記ワイヤ電極と前記ワークとの間に電圧を印加して放電加工を実行して前記ワークにイニシャルホールを形成するように前記加工電源を制御する制御部と、
    を備える
    ことを特徴とするワイヤ放電加工装置。
  9. 前記ワークの下方に設けられて前記ワイヤ電極を吸引する下部ノズルと、
    前記ワイヤ電極と前記ワークとの電気的な接触状態を検出する接触検出部を
    さらに備え、
    前記イニシャルホールの加工後に、前記ワイヤ電極を前記イニシャルホールを介して前記下部ノズルに吸引させて結線して前記ワイヤ電極に張力を印加したときに、前記接触検出部を介して前記ワイヤ電極と前記ワークとの電気的な接触を検出したときは、前記制御部は、電気的な接触を検出しなくなるまで前記下部ノズルを前記ワークに対して相対的に移動させる
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のワイヤ放電加工装置。
  10. ワイヤ電極を巻回するワイヤボビンから送り出された前記ワイヤ電極に真直処理をするステップと、
    前記真直処理がされた前記ワイヤ電極とワークとの間に電圧を印加して放電加工を実行して前記ワークにイニシャルホールを形成するステップと、
    を含む
    ことを特徴とするイニシャルホール加工方法。
  11. 前記真直処理の後に前記ワイヤ電極が送り出された距離が1回の前記真直処理がされる前記ワイヤ電極の長さ以上となった場合に、前記真直処理をするステップを再度実行する
    ことを特徴とする請求項10に記載のイニシャルホール加工方法。
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