JPH03154720A - イニシャルホール加工用電極棒材およびイニシャルホール加工装置 - Google Patents
イニシャルホール加工用電極棒材およびイニシャルホール加工装置Info
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- JPH03154720A JPH03154720A JP28997889A JP28997889A JPH03154720A JP H03154720 A JPH03154720 A JP H03154720A JP 28997889 A JP28997889 A JP 28997889A JP 28997889 A JP28997889 A JP 28997889A JP H03154720 A JPH03154720 A JP H03154720A
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はワイヤカット放電加工装置において利用する
イニシャルホール加工用震極棒およびこの電極棒を使用
するイニシャルホール加工装置に関する。
イニシャルホール加工用震極棒およびこの電極棒を使用
するイニシャルホール加工装置に関する。
従来技術
イニシャルホール加工装置はワイヤカット放電加工装置
に付属して、ワイヤカット加工を開始す□ るための加工開始穴(イニシャルホール)を放電加工で
形成するための装置であり、焼入れされた鋼、超硬など
通常のボール盤での穴開は加工が困難なワークにも簡単
に穴を開けられる利点がある。
に付属して、ワイヤカット加工を開始す□ るための加工開始穴(イニシャルホール)を放電加工で
形成するための装置であり、焼入れされた鋼、超硬など
通常のボール盤での穴開は加工が困難なワークにも簡単
に穴を開けられる利点がある。
そして、前起の電極棒は外径1〜3mmで中空のパイプ
形状であり、従来あらかじめ長さ180mm程度に切断
されて準備されている。
形状であり、従来あらかじめ長さ180mm程度に切断
されて準備されている。
しかし、イニシャルホール加工用の電極棒は例えばワー
クが厚さ25mmの場合、1個のイニシャルホールを形
成するのに約30mmが消耗する上、電極棒の取付けや
ガイドのために約50mmの装着用寸法が必要であり、
さらに、装着用寸法を勘案してなお若干の残寸法があっ
ても、その残寸法が加工すべきワークの厚さに足りない
と、イニシャルホールを貫通させることができないので
、多数のイニシャルホールを形成するときは頻繁に電極
棒を交換する必要が生じる。
クが厚さ25mmの場合、1個のイニシャルホールを形
成するのに約30mmが消耗する上、電極棒の取付けや
ガイドのために約50mmの装着用寸法が必要であり、
さらに、装着用寸法を勘案してなお若干の残寸法があっ
ても、その残寸法が加工すべきワークの厚さに足りない
と、イニシャルホールを貫通させることができないので
、多数のイニシャルホールを形成するときは頻繁に電極
棒を交換する必要が生じる。
発明が解決しようとする課題
この出願の発明は、連続して供給することができるイニ
シャルホール加工用の電極棒材および、これを用いてイ
ニシャルホールを連続して加工できるイニシャルホール
加工装置の提供を課題とする。
シャルホール加工用の電極棒材および、これを用いてイ
ニシャルホールを連続して加工できるイニシャルホール
加工装置の提供を課題とする。
課題を解決するための手段
(1)導電性で一方向性記憶効果を呈する形状記憶合金
がイニシャルホールに適合した外径で中空、かつ、直棒
のパイプ形状に成形され、この形状が記憶された線材を
用いる。
がイニシャルホールに適合した外径で中空、かつ、直棒
のパイプ形状に成形され、この形状が記憶された線材を
用いる。
この線材を巻きとり、イニシャルホール加工用電極棒材
とする。
とする。
(2)イニシャルホール加工装置に、電極棒材の引出し
手段と引出した電極棒材のパイプ形状回復手段および定
寸切断手段を設け、巻きとって収納された導電性形状記
憶合金の電極棒を使用できる構成にする。
手段と引出した電極棒材のパイプ形状回復手段および定
寸切断手段を設け、巻きとって収納された導電性形状記
憶合金の電極棒を使用できる構成にする。
作用
一方向性記憶効果を呈する導電性形状記憶合金の線材を
巻きとって形成した電極棒材はイニシャルホール加工用
電極棒の連続した供給を可能とする。
巻きとって形成した電極棒材はイニシャルホール加工用
電極棒の連続した供給を可能とする。
イニシャルホール加工装置における電極棒材のパイプ形
状復帰手段および定寸切断手段は、導電性形状記憶合金
の線材を巻きとって形成されている電極棒材をイニシャ
ルホール加工用電極棒として使用することを可能とする
。
状復帰手段および定寸切断手段は、導電性形状記憶合金
の線材を巻きとって形成されている電極棒材をイニシャ
ルホール加工用電極棒として使用することを可能とする
。
実施例
第2図はワイヤカット放電加工装置1の全体を概略で示
し、加工機本体2にNC制御装置3および図示していな
いが加工液供給装置などが付属している。
し、加工機本体2にNC制御装置3および図示していな
いが加工液供給装置などが付属している。
加工機本体2はテーブル部4、垂直コラム5、水平コラ
ム6、下アーム7を備え、水平コラム6の先端に2軸ユ
ニツト8が取付けられている。
ム6、下アーム7を備え、水平コラム6の先端に2軸ユ
ニツト8が取付けられている。
Z軸ユニット8の垂直に移動するZ軸の下部には、Uv
軸ユニット9とイニシャルホール加工装置10が取付け
られ、Uv軸ユニット9には上ワイヤガイド11が設け
られている。
軸ユニット9とイニシャルホール加工装置10が取付け
られ、Uv軸ユニット9には上ワイヤガイド11が設け
られている。
イニシャルホール加工装置10は第1,3図に示すよう
に上方から、電極棒材12を巻きとったリール13、引
出しローラ14、加熱装置15およびZ軸側に固定され
る枠部16と本体部17からなる。
に上方から、電極棒材12を巻きとったリール13、引
出しローラ14、加熱装置15およびZ軸側に固定され
る枠部16と本体部17からなる。
前記リール13は枠部16の上方で水平コラム6に交換
可能に装着され、引出しローラ14はピンチローラ14
′と共に電極棒材12を挟持し、モータM1で駆動され
る。加熱装置15は電極棒材12に対する形状復帰手段
であり、内部に電極棒材12を取囲むヒータ18と送り
ローラ19を備える。送りローラ19は前記の引出しロ
ーラ14とモータM1で連動される。本体部17の下部
にはガイド部20が2本のロッド21で案内されて上下
方向へ摺動自在に装着されている。符号22は電極棒材
12から形状回復の後、切断によって分離されたイニシ
ャルホール加工用の電極棒である。
可能に装着され、引出しローラ14はピンチローラ14
′と共に電極棒材12を挟持し、モータM1で駆動され
る。加熱装置15は電極棒材12に対する形状復帰手段
であり、内部に電極棒材12を取囲むヒータ18と送り
ローラ19を備える。送りローラ19は前記の引出しロ
ーラ14とモータM1で連動される。本体部17の下部
にはガイド部20が2本のロッド21で案内されて上下
方向へ摺動自在に装着されている。符号22は電極棒材
12から形状回復の後、切断によって分離されたイニシ
ャルホール加工用の電極棒である。
本体部17は枠部16対してエアシリンダにより上方の
ホームポジョン位置(第2図)から下方のワーキングポ
ジション位置(第3図)にスライド可能とされ、また、
ガイド部14は本体部17から自在に垂下した状態で使
用される。
ホームポジョン位置(第2図)から下方のワーキングポ
ジション位置(第3図)にスライド可能とされ、また、
ガイド部14は本体部17から自在に垂下した状態で使
用される。
本体部17の内部には、第1図のように上方からカッタ
23、支持ローラ24およびコレット組込みプーリ25
が垂直線に沿って配置されている。
23、支持ローラ24およびコレット組込みプーリ25
が垂直線に沿って配置されている。
支持ローラ24は対向して配置されたピンチローラ24
′と電極棒22を挟持するようになっており、モータM
2(モータM1と同期して駆動される)で駆動回転され
るとともにソレノイド26でピンチローラ24′との間
隔が開閉される。コレット組込みプーリ25は電磁式コ
レットのケーシング外周がプーリに形成されたもので本
体部17の機枠に軸架され、電極棒回転用のモータM3
とベルトにより連動連結されている。前記プーリ25の
コレットは、電極棒22を放電に関する一方の電極とす
るための通電機構の一部である。カッタ23は対向した
刃がエアアクチュエータ27で操作されて電極棒材12
を所定寸法の電極棒22に切断する。
′と電極棒22を挟持するようになっており、モータM
2(モータM1と同期して駆動される)で駆動回転され
るとともにソレノイド26でピンチローラ24′との間
隔が開閉される。コレット組込みプーリ25は電磁式コ
レットのケーシング外周がプーリに形成されたもので本
体部17の機枠に軸架され、電極棒回転用のモータM3
とベルトにより連動連結されている。前記プーリ25の
コレットは、電極棒22を放電に関する一方の電極とす
るための通電機構の一部である。カッタ23は対向した
刃がエアアクチュエータ27で操作されて電極棒材12
を所定寸法の電極棒22に切断する。
なお、第2図において、符号28はワーク、同29は下
ワイヤガイドであり、また、符号30はワイヤ供給リー
ル、同31はブレーキローラ、同32はフィードローラ
でこれらと上ワイヤガイド11および下ワイヤガイド2
9とでワーク28を通過するワイヤ経路33が形成され
ている。
ワイヤガイドであり、また、符号30はワイヤ供給リー
ル、同31はブレーキローラ、同32はフィードローラ
でこれらと上ワイヤガイド11および下ワイヤガイド2
9とでワーク28を通過するワイヤ経路33が形成され
ている。
電極棒材12は銅系のCu−Xn−Al合金を熱間加工
で外径3φの中空パイプに成形した後、これを直線状態
に維持して約60℃で連続焼入れ処理し、該パイプを常
温でリール13に巻きとったものである(第4図)。
で外径3φの中空パイプに成形した後、これを直線状態
に維持して約60℃で連続焼入れ処理し、該パイプを常
温でリール13に巻きとったものである(第4図)。
すなわち、この電極棒材12は前記の焼入れ処理により
断面が中割りまたは8の字状〔第5図(イ)、(ロ)〕
の中空パイプで直棒という形状を記憶してリール13に
巻きとられている。逆にいえば、この電極棒12は単に
リール13から巻き戻したままでは、巻き癖が残ると共
に断面が多少偏平になった形状を呈している。
断面が中割りまたは8の字状〔第5図(イ)、(ロ)〕
の中空パイプで直棒という形状を記憶してリール13に
巻きとられている。逆にいえば、この電極棒12は単に
リール13から巻き戻したままでは、巻き癖が残ると共
に断面が多少偏平になった形状を呈している。
なお、この電極棒材12の形状回復動作温度度以上であ
る。
る。
また、銅系の形状記憶合金であるCo−2n−A1合金
は前記の焼入れ後に二方向形状記憶処理をしない限り、
前記の動作温度以上で焼入れ時の形状を不可逆に再現す
る一方向性記憶効果を備える。したがって、前記電極棒
材12の形状記憶は一方向性である。また、この合金の
記憶形状再現能力は繰返し回数が多くなると劣化するが
、電極棒としての使用において形状再現は一回であり、
問題とならない。
は前記の焼入れ後に二方向形状記憶処理をしない限り、
前記の動作温度以上で焼入れ時の形状を不可逆に再現す
る一方向性記憶効果を備える。したがって、前記電極棒
材12の形状記憶は一方向性である。また、この合金の
記憶形状再現能力は繰返し回数が多くなると劣化するが
、電極棒としての使用において形状再現は一回であり、
問題とならない。
さらに、この合金は比抵抗が9〜10(10Ω・cm)
、線膨脹係数18〜19(10/’C)および、その他
耐蝕性、熱伝導率、加工性などが真鍮に近い特性を有す
るもので、イニシャルホール加工用電極として勝れてい
る。また、この合金の熱電動率が高いことは、加熱によ
る形状回復が素早く、電極棒材12から電極棒22への
変換動作を能率良く行えることを意味している。
、線膨脹係数18〜19(10/’C)および、その他
耐蝕性、熱伝導率、加工性などが真鍮に近い特性を有す
るもので、イニシャルホール加工用電極として勝れてい
る。また、この合金の熱電動率が高いことは、加熱によ
る形状回復が素早く、電極棒材12から電極棒22への
変換動作を能率良く行えることを意味している。
イニシャルホール加工装置10は準備ステップを経た後
、NC制御装置3が備えた機能により次のように作動す
る(第6図)。
、NC制御装置3が備えた機能により次のように作動す
る(第6図)。
準備ステップとして、Z軸ユニット8を上昇させ、イニ
シャルホール加工装置10の本体[17をホームポジシ
ョンとした後、水平コラム6に電極棒材12を納めたリ
ール13を装着して、ヒータ18をオンする。リール1
3から電憚棒材12の先端を引出しローラ14に挟持さ
せた後、モータM1を手動で駆動して電極棒材12を加
熱装置15の送りローラ19、ヒータ18を通過させ、
さらに本体部17内部のカッタ23、支持ローラ24、
コレット組込みプーリ25を通過させてガイド部20ま
で到達させておく。
シャルホール加工装置10の本体[17をホームポジシ
ョンとした後、水平コラム6に電極棒材12を納めたリ
ール13を装着して、ヒータ18をオンする。リール1
3から電憚棒材12の先端を引出しローラ14に挟持さ
せた後、モータM1を手動で駆動して電極棒材12を加
熱装置15の送りローラ19、ヒータ18を通過させ、
さらに本体部17内部のカッタ23、支持ローラ24、
コレット組込みプーリ25を通過させてガイド部20ま
で到達させておく。
なお、準備ステップでは本体部17がホームポジション
にあるとき、カッタ23および前記プーリ25のコレッ
ト−は開いた状態でモータM3は停止し、支持ローラ2
4はソレノイド26でピンチローラ24′との間隔を閉
じた状態にある。また、支持ローラ24はモータM1に
よる電極棒材12の送りが開始されるとモミ夕M2で前
記のローラ14.19と同じ周速で駆動される。
にあるとき、カッタ23および前記プーリ25のコレッ
ト−は開いた状態でモータM3は停止し、支持ローラ2
4はソレノイド26でピンチローラ24′との間隔を閉
じた状態にある。また、支持ローラ24はモータM1に
よる電極棒材12の送りが開始されるとモミ夕M2で前
記のローラ14.19と同じ周速で駆動される。
そして、カッタ23を手動操作し、電極棒22を電極棒
材12から切離す。この操作によって、まずプーリ25
のコレットが閉じて電極棒22の上部を支持し、ついで
ソレノイド26によって支持ローラ24とピンチローラ
24′による電極棒22の挟持が解かれ、ヒータ18が
オフされるシーケンス作動が行なわれる。
材12から切離す。この操作によって、まずプーリ25
のコレットが閉じて電極棒22の上部を支持し、ついで
ソレノイド26によって支持ローラ24とピンチローラ
24′による電極棒22の挟持が解かれ、ヒータ18が
オフされるシーケンス作動が行なわれる。
これにより、イニシャルホール加工の準備が整う。
NC制御装置3による制御がイニシャルホール加工モー
ドになると、本体部17がエアシリンダによってワーキ
ングポジションに下降され(ステップ1)、ついで2軸
ユニツト8が下降を開始しくステップ2)電極棒22の
下端がワーク28に接してショートするのを待機する(
ステップ3)。
ドになると、本体部17がエアシリンダによってワーキ
ングポジションに下降され(ステップ1)、ついで2軸
ユニツト8が下降を開始しくステップ2)電極棒22の
下端がワーク28に接してショートするのを待機する(
ステップ3)。
なお、この際UV軸ユニット9の作動およびワイヤの走
行はインタロックされ、一方、本体部17に支持された
電極棒22のパイプ状中空部には加工液が供給される。
行はインタロックされ、一方、本体部17に支持された
電極棒22のパイプ状中空部には加工液が供給される。
このような作動は従来のイニシャルホール加工装置と同
じである。
じである。
ステップ3でショートが検出されると2軸ユニツト8は
1単位引きあげられ、電極棒22の下端とワーク28間
に放電の持続に必要な間隔を取る(ステップ4)。つい
で、モータM3が駆動され、イニシャルホール加工を開
始する(ステップ5)。
1単位引きあげられ、電極棒22の下端とワーク28間
に放電の持続に必要な間隔を取る(ステップ4)。つい
で、モータM3が駆動され、イニシャルホール加工を開
始する(ステップ5)。
加工の進行にともなってZ軸ユニット8は下降する。ま
た、イニシャルホールが貫通すると放電電圧wvが加工
中の標準電圧wvlより小さくなるのでこれを監視する
と共に(ステップ6)、Z軸ユニット8がワーク28と
衝突して損傷するのを防止するためにZ軸ユニット8が
加工限度Zlimに到達するのを監視する(ステップ7
)。
た、イニシャルホールが貫通すると放電電圧wvが加工
中の標準電圧wvlより小さくなるのでこれを監視する
と共に(ステップ6)、Z軸ユニット8がワーク28と
衝突して損傷するのを防止するためにZ軸ユニット8が
加工限度Zlimに到達するのを監視する(ステップ7
)。
加工中の標準電圧wvlはパラメータ値としてNC制御
装置3に設定されている。
装置3に設定されている。
この様にしてイニシャルホール加工が進行し、イニシャ
ルホールが貫通すると、まず本体部17がホームポジシ
ョンに上昇しモータM3が停止する(ステップ8)。つ
いでZ軸ユニット8が上限位置に戻って(ステップ9)
作動が終了する。なお、この場合は準備ステップではな
いので、Z軸ユニット8が上限位置に戻ってもプーリ2
5におけるコレットが開くことはない。
ルホールが貫通すると、まず本体部17がホームポジシ
ョンに上昇しモータM3が停止する(ステップ8)。つ
いでZ軸ユニット8が上限位置に戻って(ステップ9)
作動が終了する。なお、この場合は準備ステップではな
いので、Z軸ユニット8が上限位置に戻ってもプーリ2
5におけるコレットが開くことはない。
前記においてイニシャルホールが貫通する前(ステップ
6)に2軸ユニツト8が下限位置に到達してしまうと(
ステップ7)、すなわち、Z軸ユニットの下限位置にお
いて電極棒22の残量がワーク28の厚さより小さいと
、まず本体部17が上昇され(ステップ10)、ついで
Z軸ユニット8はただちに上限位置まで上昇される(ス
テップ11)。そして、ステップ12以下の電極棒供給
過程に入る。
6)に2軸ユニツト8が下限位置に到達してしまうと(
ステップ7)、すなわち、Z軸ユニットの下限位置にお
いて電極棒22の残量がワーク28の厚さより小さいと
、まず本体部17が上昇され(ステップ10)、ついで
Z軸ユニット8はただちに上限位置まで上昇される(ス
テップ11)。そして、ステップ12以下の電極棒供給
過程に入る。
まず、ヒータ18がオンされ(ステップ12)、また、
プーリ25におけるコレットが開かれて(ステップ13
)寸法不足となった前回の電極棒22を落下させて除去
した後、引出しローラ14、送りローラ19がモータM
1により所定送り量だけ駆動されて停止する。これによ
り、リール13中の電極棒材12は引出されて形状回復
され、カッタ23、支持ローラ24、プーリ25のコレ
ットを貫通してガイド部20に達する (ステップ14)。
プーリ25におけるコレットが開かれて(ステップ13
)寸法不足となった前回の電極棒22を落下させて除去
した後、引出しローラ14、送りローラ19がモータM
1により所定送り量だけ駆動されて停止する。これによ
り、リール13中の電極棒材12は引出されて形状回復
され、カッタ23、支持ローラ24、プーリ25のコレ
ットを貫通してガイド部20に達する (ステップ14)。
モータM1が停止すると、ソレノイド26が作動して支
持ローラ24とピンチローラ24′で電極棒材12の形
状回復された部分を挟みつけて支持した後(ステップ1
5)、カッタ23でその上部を切断する(ステップ16
)。ついで、前記の支持ローラ24が少し逆転されて新
しく形成された電極棒22の先端を1〜2mm程度上昇
させる(ステップ17)。これは送出した電極棒22の
先端がガイド20の下面から突出しすぎた状態を未然に
防止するためである。
持ローラ24とピンチローラ24′で電極棒材12の形
状回復された部分を挟みつけて支持した後(ステップ1
5)、カッタ23でその上部を切断する(ステップ16
)。ついで、前記の支持ローラ24が少し逆転されて新
しく形成された電極棒22の先端を1〜2mm程度上昇
させる(ステップ17)。これは送出した電極棒22の
先端がガイド20の下面から突出しすぎた状態を未然に
防止するためである。
ついで、プーリ25のコレットが閉じ(スイテップ18
)、さらにソレノイド26によって支持ローラ24によ
る電極棒22の挾み付けが解除されることにより(ステ
ップ19)、電極棒供給過程が終了し、再びステップ1
に戻ってイニシャルホール加工が継続される。
)、さらにソレノイド26によって支持ローラ24によ
る電極棒22の挾み付けが解除されることにより(ステ
ップ19)、電極棒供給過程が終了し、再びステップ1
に戻ってイニシャルホール加工が継続される。
以上のようにこの実施例によれば、現在の電極棒が寸法
不足になると、これを自動的に除去し、ついで設置しで
あるリールの電極棒材から電極棒が自動的に供給され、
イニシャルホール加工は継続して行なわれる。
不足になると、これを自動的に除去し、ついで設置しで
あるリールの電極棒材から電極棒が自動的に供給され、
イニシャルホール加工は継続して行なわれる。
以上は実施例であって、電極棒材に使用する形状記憶合
金はTi−Ni合金でも良い。しかし、多少高価である
と共に成形性に難がある。
金はTi−Ni合金でも良い。しかし、多少高価である
と共に成形性に難がある。
電極棒材の外径は3φ以外に2φ、1φにすることがあ
り、リールにおける巻きとりの長さは任意である。
り、リールにおける巻きとりの長さは任意である。
電極棒材を巻きとったリールは加工機本体の水平コラム
ではなく、イニシャルホール加工装置の本体部に取付け
ることもある。
ではなく、イニシャルホール加工装置の本体部に取付け
ることもある。
発明の効果
イニシャルホール用の電極棒を連続して供給することが
できる。
できる。
イニシャルホールを連続して加工することができ、加工
手間を大幅に削減できる。
手間を大幅に削減できる。
第1図は機構を示す模式図、第2図は全体の概略を示す
正面図、第3図は一部を拡大して示す正面図、第4図は
模式的に示す要部の正面図と電極棒材の断面図、第5図
(イ)、(ロ)は電極棒の断面図、第6図は作動を示す
フロー図である。 10・・・イニシャルホール加工装置、12・・・電極
棒材、13・・・リール、14・・・引出しローラ、1
5・・・加熱装置(パイプ形状回復手段)、22・・・
電極棒、23・・・カッタ。
正面図、第3図は一部を拡大して示す正面図、第4図は
模式的に示す要部の正面図と電極棒材の断面図、第5図
(イ)、(ロ)は電極棒の断面図、第6図は作動を示す
フロー図である。 10・・・イニシャルホール加工装置、12・・・電極
棒材、13・・・リール、14・・・引出しローラ、1
5・・・加熱装置(パイプ形状回復手段)、22・・・
電極棒、23・・・カッタ。
Claims (2)
- (1)イニシャルホールに適合した外径で中空、かつ、
直棒のパイプ形状を記憶した一方向性記憶効果を呈する
導電性形状記憶合金の線材を巻きとってあることを特徴
としたイニシャルホール加工用電極棒材。 - (2)巻きとって収納された電極棒材の引出し手段と引
きだした電極棒材のパイプ形状回復手段および定寸切断
手段を備えたことを特徴とする導電性形状記憶合金の電
極棒を使用するイニシャルホール加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28997889A JPH03154720A (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | イニシャルホール加工用電極棒材およびイニシャルホール加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28997889A JPH03154720A (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | イニシャルホール加工用電極棒材およびイニシャルホール加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03154720A true JPH03154720A (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=17750194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28997889A Pending JPH03154720A (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | イニシャルホール加工用電極棒材およびイニシャルホール加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03154720A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007007856A (ja) * | 2000-09-20 | 2007-01-18 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工装置 |
CN107530807A (zh) * | 2015-04-23 | 2018-01-02 | 三菱电机株式会社 | 线放电加工装置及初始孔加工方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61117019A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ワイヤカツト放電加工機用電極線 |
JPS61117020A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ワイヤカツト放電加工方法 |
JPS6311239A (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 放電加工用パイプ状電極及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-11-09 JP JP28997889A patent/JPH03154720A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107530807A (zh) * | 2015-04-23 | 2018-01-02 | 三菱电机株式会社 | 线放电加工装置及初始孔加工方法 |
US10144077B2 (en) * | 2015-04-23 | 2018-12-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Wire electrical discharge apparatus and initial hole machining method |
CN107530807B (zh) * | 2015-04-23 | 2018-12-21 | 三菱电机株式会社 | 线放电加工装置 |
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