JPWO2016163358A1 - グロメットおよびワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

電線群(11)が挿通される第1の筒部(21)と、それより短く第1の筒部(22)を取り囲む第2の筒部(22)と、これを取り囲むゴム弾性体で構成されパネル開口部(Pe)に嵌合可能な台座部24と、第1の筒部(21)と台座部(24)を弾性的に連結する環状の連結部(23、25)とを備えるグロメットであり、台座部(24)が、略長円形状を有し、連結部(23、25)が、第1の筒部(21)と台座部(24)の間で第1の筒部(21)の軸方向に傾斜する傾斜環状面(25f)を形成しつつ第2の筒部(22)を支持する傾斜環状壁部(25)を有し、傾斜環状壁部(25)および第2の筒部(22)には、略長円形状の長径方向の両側で、第2の筒部(22)の軸方向中間部分(27)から傾斜環状壁部(25)に延びるとともに第2の筒部(22)から台座部(24)側に突出する複数のリブ部(28)が一体に設けられている。

Description

本発明は、グロメットおよびワイヤハーネスに関する。
従来、ゴムまたはエラストマー等のゴム弾性体によって形成されたグロメットに電線群を通して保持させ、自動車のエンジンルームと車室とを区画する車体パネルに開口させた貫通孔にグロメットを嵌め込んで、エンジンルームと車室との間の防水性を確保しつつ、電線群を配索することが行われている(例えば、特許文献1)。
図14に示すグロメット101は、特許文献1に記載のものと同一の構成である。ワイヤハーネス108は、エンジンルームXと車室Yとの隔壁である車体パネルPに開口された円形の貫通孔H1に密着状態で通される実線で示すグロメット101と、グロメット101に通され固定された二点鎖線で示す電線群102と、からなる。グロメット101は、円筒状の第1の筒部103と、第1の筒部103の軸方向中間部を同軸に取り囲む円筒状の第2の筒部104と、第1の筒部103および第2の筒部104を同軸に取り囲み、かつ車体パネルPの貫通孔H1に装着される台座部105と、第1の筒部103の軸方向中間部外周面および台座部105の軸方向中間部内周面に一体に連なり、かつ軸心に沿った断面形状が車室Y側に向けて山形状に屈折する山形状屈折部106aを有して周方向に延びる第1の壁部106と、車室Y側の大径端が第1の壁部106の山形状屈折部106aよりも径方向外側の部位に一体に連なるとともに、エンジンルームX側の小径端が第2の筒部104の車室Y側の端部に一体に連なるフレア状の第2の壁部107と、を備えている。
車体パネルPの貫通孔H1の開口(内周)縁部は、エンジンルームX側の屈曲する短い円錐筒状のフランジとして形成されている。台座部105は、貫通孔H1のフランジに対応した円錐筒面を含む環状溝部105aを有し、外周部に車体パネルPの貫通孔H1のフランジが嵌まり込むようになっている。
電線群102において第1の筒部103からエンジンルームX側に突出した部分と、第1の筒部103および第2の筒部104のエンジンルームX側の端部とは、粘着テープを巻き付けたテープ巻き固定部Tにより一体に固定されている。
ワイヤハーネス108は、グロメット101を、車体パネルPの車室Y側において第2の筒部104がエンジンルームX側を向くように配置し、電線群102を車体パネルPの貫通孔H1に挿通させてエンジンルームX側に引っ張ると、第1の筒部103および第2の筒部104が貫通孔H1を通り、パネルPの貫通孔H1の内周縁部に台座部105の外周部が引っ掛かる。
ワイヤハーネス108は、電線群102をより強くエンジンルームX側に引っ張ると台座部105が弾性変形し、台座部105の環状溝部105aにパネルPの貫通孔H1のフランジが嵌まり込んで、車体パネルPにグロメット101が固定されることになる。
特開2012−100396号公報
ところで、車両の構造上、車体パネルに開口するグロメット装着用の貫通孔を長円形とすることが好ましい場合がある。
しかしながら、上記従来のグロメット101は、車体パネルPの貫通孔Hが円形の場合に使用されるものであるため、車体パネルの開口形状が長円形であるような場合には使用できなかった。
これに対し、例えば、台座部を車体パネルの長円形の開口部に対応する長円形状に形成するとともに、長円形に形成した台座部と従来と同様な円形の第1の壁部106および第2の壁部107との間に、一対の三日月形状の壁部を設けるといった変形を加える改良が考えられる。
しかし、そのような改良を行ったとしても、次のような未解決の課題が残る。すなわち、車体パネルの長円形の貫通孔に上述のように台座部を長円形にしたグロメットを装着する場合、グロメットを車体パネルに嵌合させるべく、車体パネルの内周縁部に台座部の外周部が引っ掛かった状態から電線群を強くエンジンルームに引っ張る等すると、第1の壁部106および第2の壁部107と長円形の台座部の間で平坦面をなす部分(一対の三日月形状の壁部)が第1の筒部103の軸線に対して交差する初期の姿勢から電線群の移動方向に倒れたり屈曲したりするように弾性変形する。
このため、長円形の長径方向の両端側で、グロメットの台座部を車体パネルの開口内周縁部に嵌め込ませるのに必要な電線群の引張ストロークが長くなり、グロメットを車体パネルに効率よく装着することができないという問題が生じ得る。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、車体パネルに開口された長円形の貫通孔にグロメットを効率よく装着することができるグロメットおよびワイヤハーネスを提供することを目的としている。
本発明に係るグロメットは、上記目的達成のため、電線群に外装されつつ車体パネルの開口を閉塞するよう前記車体パネルに装着されるグロメットであって、前記電線群が挿通される第1の筒部と、前記第1の筒部より短く形成され、前記第1の筒部を取り囲む第2の筒部と、前記第2の筒部を取り囲む縮径可能な環状のゴム弾性体で構成されるとともに、前記車体パネルの前記開口の縁部に嵌合可能な環状凹凸形状部分を有する台座部と、前記第1の筒部と前記台座部を弾性的に連結する環状の連結部と、を備え、前記台座部が、略長円形状を有し、前記連結部が、前記第1の筒部と前記台座部の間で前記第1の筒部の軸方向に傾斜する傾斜環状面(錐台側面状の面)を形成しつつ前記第2の筒部の基端部分を支持する傾斜環状壁部を有し、前記傾斜環状壁部および前記第2の筒部には、前記略長円形状の長径方向の両側で、前記第2の筒部の軸方向中間部分から前記傾斜環状壁部に延びるとともに前記第2の筒部から前記台座部側に突出する複数のリブ部が一体に設けられていることを特徴とする。
この構成により、本発明に係るグロメットでは、第1の筒部および台座部に結合(接続)するとともに第2の筒部の基端部分を支持する傾斜環状壁部が、台座部の長径方向の両側で、第2の筒部の軸方向中間部分から傾斜環状壁部に延びつつ第2の筒部から台座部側に突出する複数のリブ部によって補強されている。したがって、グロメットを外装したワイヤハーネスの電線群がグロメットを車体パネルの開口部に嵌め込むべく強く引っ張られたりしても、台座部の長径方向の両端側で傾斜環状壁部が倒れたり屈曲変形したりすることが有効に抑制されることになり、台座部を車体パネル側に嵌め込ませるのに必要な電線群の引張ストロークが従来に比べて短く抑えられることとなる。その結果、グロメットを車体パネルに効率よく装着できることになる。
本発明のグロメットにおいては、前記連結部が、前記傾斜環状壁部と前記第1の筒部の間に、前記傾斜環状壁部の前記環状傾斜面とは前記軸方向で逆向きに傾斜する内側の截頭円錐面形壁部を有するように構成することができる。
また、前記第2の筒部の前記基端部分と前記連結部の前記傾斜環状壁部との間に、前記傾斜環状壁部の前記環状傾斜面とは前記軸方向で逆向きに傾斜する外側の截頭円錐面形壁部が一体に設けられている構成とすることもできる。
さらに、前記複数のリブ部は、前記第2の筒部の軸方向中間部分から前記傾斜環状壁部および前記台座部の連結部分に及んでいるのがよく、前記第2の筒部からの前記複数のリブ部の突出高さが、前記第2の筒部の軸方向中間部分側に位置する一端側で小さく、前記傾斜環状壁部に連結する他端側で大きくなっているものであってもよい。
あるいは、本発明に係るグロメットは、上記目的達成のため、電線群が挿通される第1の筒部を有し、エンジンルームと車室との隔壁である車体パネルに開口された長円形の貫通孔に装着されるグロメットであって、前記第1の筒部よりも所要大径で所要短い円筒状に形成され、かつ前記第1の筒部の軸方向中間部を同軸に取り囲むように位置される第2の筒部と、前記第2の筒部よりも所要大きい長円筒形に形成され、かつ前記第2の筒部に対して車室側に寄って前記第1の筒部を同軸に取り囲むように位置され、かつ車室側に形成された段部で前記車体パネルの前記貫通孔に装着される台座部と、大径端部が前記台座部の内周面に一体に連なりかつ小径端部が前記第1の筒部の外周面に一体に連なる車室側環状連結部と、大径端部が前記車室側環状連結部の大径端部寄りの中途部に一体に連なりかつ小径端部が前記第2の筒部の車室側端部に一体に連なるエンジンルーム側環状連結部と、を有し、前記台座部は、長円形の平面形状を有し、かつ外周部に前記貫通孔の開口縁部が嵌まり込む環状溝部を有し、前記エンジンルーム側環状連結部は、小径端部から大径端部に向けて前記台座部の長手方向に放射状に延び、かつ前記台座部の内周面に一体に連なる複数条のリブ部をエンジンルーム側に有する構成である。
この構成により、本発明に係るグロメットは、第1の筒部に電線群を挿通して固定したグロメットを、第2の筒部がエンジンルーム側を向くように車体パネルの車室側に配置し、電線群を車体パネルの貫通孔に挿通させてエンジンルーム側に引っ張ると、第1の筒部および第2の筒部が貫通孔を通り、パネルの貫通孔の内周縁部に台座部の外周部が引っ掛かる。
本発明に係るグロメットは、電線群をより強くエンジンルーム側に引っ張ると台座部が弾性変形し、台座部の環状溝部にパネルの貫通孔の内周縁部が嵌まり込んで、車体パネルにグロメットが固定される。
本発明に係るグロメットは、エンジンルーム側環状連結部が、小径端部から大径端部に向けて台座部の長手方向に放射状に延び、かつ台座部の内周面に一体に連なる複数条のリブ部をエンジンルーム側に有しているので、電線群をエンジンルーム側に引っ張って、グロメットを車体パネルの貫通孔に嵌め込む際に、エンジンルーム側環状連結部の伸びが抑えられ、かつ、電線群を引っ張る力がグロメットの台座部に効率的に伝わる。
このため、本発明に係るグロメットは、台座部の環状溝部にパネルの貫通孔の内周縁部を嵌め込ませるのに必要な電線群の引張ストロークを従来に比べて短く抑えられるとともに、グロメットを車体パネルに効率よく装着することができる。
本発明に係るグロメットは、前記車室側環状連結部は、前記台座部の前記段部に対応するように位置され、小径端部が前記第1の筒部の軸方向中間部外周面に一体に連なりかつ大径端部が車室側に延びている截頭円錐形筒部と、前記截頭円錐形筒部と前記台座部の間に位置され、小径端部が前記截頭円錐形筒部の大径端部に一体に連なりかつ大径端部が前記台座部の内周面中途部に一体に連なる第1の擬似截頭円錐形筒部と、を有し、前記エンジンルーム側環状連結部は、前記第1の擬似截頭円錐形筒部と第2の筒部との間に位置され、大径端部が前記第1の擬似截頭円錐形筒部の大径端部寄りの中途部に一体に連なりかつ小径端部が前記第2の筒部の車室側端部に一体に連なる第2の擬似截頭円錐形筒部を有していることが好ましい。
本発明に係るグロメットにおいては、第1の筒部と台座部とが、截頭円錐形筒部と第1の擬似截頭円錐形筒部を介して一体接続されているとともに、第2の筒部と第1の擬似截頭円錐形筒部とが、第2の擬似截頭円錐形筒部を介して一体接続されており、第1の擬似截頭円錐形筒部と第2の擬似截頭円錐形筒部との連結箇所が台座部に寄った位置にあり、第1の擬似截頭円錐形筒部と第2の擬似截頭円錐形筒部には、第1の筒部の軸線に垂直な面に平行な従来のような平坦面が存在せず、また、第2の擬似截頭円錐形筒部が、小径端部から大径端部に向けて台座部の長手方向に放射状に延びる複数条のリブ部を有しているので、電線群をエンジンルーム側に引っ張って、グロメットを車体パネルの貫通孔に嵌め込む際に、第1の擬似截頭円錐形筒部と第2の擬似截頭円錐形筒部の伸びが抑えられ、かつ、電線群を引っ張る力がグロメットの台座部に効率的に伝わる。
このため、本発明に係るグロメットは、台座部の環状溝部にパネルの貫通孔の内周縁部を嵌め込ませるのに必要な電線群の引張ストロークを従来に比べて短く抑えられるとともに、グロメットを車体パネルに効率よく装着することができる。
本発明に係るグロメットは、前記第1の擬似截頭円錐形筒部は、両側部分が一対の第1の半円錐台筒部分を有し、かつ前記一対の第1の半円錐台筒部分の間が一対の第1の傾斜面部分で一体に連なる一体形状であり、前記第2の擬似截頭円錐形筒部は、両側部分が一対の第2の半円錐台筒部分を有し、かつ前記一対の第2の半円錐台筒部分の間が一対の第2の傾斜面部分で一体に連なる一体形状であることが好ましい。
この構成により、第1の擬似截頭円錐形筒部と第2の擬似截頭円錐形筒部は、幾何学的な形状になり、金型の設計製作が容易である。
本発明に係るグロメットは、前記第2の筒部と前記第2の擬似截頭円錐形筒部との連結部が、前記台座部のエンジンルーム側の端部に対応する内方に位置されていることが好ましい。
この構成により、テープ巻き固定部が台座部に近くなるので、グロメットの車体パネルの貫通孔への装着ストロークを短く抑えられる。
本発明に係るワイヤハーネスは、上記目的達成のため、上述したいずれかの構成を有するグロメットと、前記グロメットの前記第1の筒部に挿通された前記電線群と、前記第1の筒部の一端側に位置する前記グロメットの前記第2の筒部の先端部分を前記第1の筒部の周囲に固定するとともに、前記第1の筒部の一端側の部分を前記電線群に固定する環状の固定部材と、を備えたものである。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスでは、その電線群がグロメットを車体パネルの開口部に嵌め込むべく強く引っ張られたりしても、台座部の長径方向の両端側で傾斜環状壁部が倒れたり屈曲変形したりすることが有効に抑制され、グロメットを車体パネルに効率よく装着できるものとなる。
前記環状の固定部材は、前記第1の筒部、前記第2の筒部および前記電線群の周囲に粘着テープを巻き付けて形成されていてもよい。
本発明に係るワイヤハーネスでは、グロメットを車体パネルの貫通孔に嵌め込む際に、第1の擬似截頭円錐形筒部と第2の擬似截頭円錐形筒部の伸びが抑えられ、かつ、電線群を引っ張る力がグロメットの台座部に効率的に伝わる。
このため、本発明に係るワイヤハーネスは、台座部を車体パネルの開口部に嵌め込ませるのに必要な電線群の引張ストロークが従来に比べて短く抑えられるとともに、グロメットを車体パネルに効率よく装着できるものとなる。
本発明によれば、車体パネルに開口された長円形の貫通孔にグロメットを効率よく装着することができるグロメットおよびワイヤハーネスを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの軸方向視図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスに適用するグロメットの斜視図 である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの一要部の説明図である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの他の要部の説明図である。 本発明の他の実施の形態に係るワイヤハーネスの要部縦断面図であり、図1の1のA−A断面図である図2に対応する。 従来例のグロメットを基本として長円形の貫通孔に装着できるように変形した第1の比較例のグロメットの軸方向視図である。 図8のC−C断面図である。 図8のD−D断面図である。 従来例のグロメットを基本として長円形の貫通孔に装着できるように変形した第2の比較例のグロメットの軸方向視図である。 図11のE−E断面図である。 図11のF−F断面図である。 従来例のグロメットの縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスについて、図面を参照して説明する。
(一実施の形態)
図1〜図4に示すように、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、エンジンルームXと車室Yとの隔壁である車体パネルPに開口された長円形の貫通孔H2(開口)に装着されるグロメット12と、グロメット12に挿通された電線群11と、グロメット12に電線群11を固定するテープ巻き固定部13とを有する。
図2、図3に示すように、グロメット12は、第1の筒部21と、第2の筒部22と、台座部24と、截頭円錐形筒部23と、第1の擬似截頭円錐形筒部25と、第2の擬似截頭円錐形筒部26と、を有し、可撓性に優れかつ抗張力が大きく、耐候性、耐久性に優れたゴム製の成形体(ゴム弾性体)である。截頭円錐形筒部23および第1の擬似截頭円錐形筒部25は、本発明における環状の連結部または車室側環状連結部に相当する。また、第2の擬似截頭円錐形筒部26は、本発明における第2の筒部の基端側部分またはエンジンルーム側環状連結部に相当する。
第1の筒部21は、車体パネルPの両側に及ぶ所要長さの円筒状に形成され、かつ電線群11が挿通されるのに必要な、例えば密着状態で通される所要内径を有する。第1の筒部21は、長さが例えば20cmであり、その軸方向の中央部付近が貫通孔H2を通る位置にあり、両端がエンジンルームXと車室Yに延びている。
第2の筒部22は、第1の筒部21よりも所要大径で所要短い円筒状に形成され、かつ第1の筒部21の軸方向中間部を同軸に取り囲むように位置される。
台座部24は、長円形の平面形状を有し、車室Y側の端部に車体パネルPの長円形の貫通孔H2の輪郭よりも一回り大きい段部24aを有し、かつ段部24aに車体パネルPの貫通孔H2の内周縁部Pe(開口を形成する縁部)が嵌まり込む環状溝部24b(環状の凹凸形状部分)を有する。
台座部24は、環状溝部24bを挟んで段部24aと隣接する部分が、貫通孔H2の内周縁部Peに対して強制的に縮径させつつ通すことができ、かつ強制的に通した後は車体パネルPに密着するように弾性回復する中間外径部24c(環状の凹凸形状部分)を有しており、中間外径部24cからエンジンルームX側部分の外径は漸次小さくなっていて、端部では車体パネルPの貫通孔H2よりも僅かに小さく形成されている。
台座部24は、第2の筒部22よりも大径の内径を有する長円筒形に形成され、かつ第2の筒部22に対して車室Y側に寄って第1の筒部21を同軸に取り囲むように配置される。そして、台座部24は、車室Y側に形成された段部24aで車体パネルPの貫通孔H2の内周縁部Peに防水性を確保する嵌合状態に装着される。
グロメット12は、車体パネルPの車室Y側に第2の筒部22がエンジンルームX側を向くように配置し、電線群11を車体パネルPの貫通孔H2に挿通させてエンジンルームX側に引っ張ると、第1の筒部21および第2の筒部22が貫通孔H2を通り、車体パネルPの貫通孔H2の内周縁部Peに台座部24の段部24aが引っ掛かる。
截頭円錐形筒部23は、台座部24の段部24aに対応する軸方向位置で第1の筒部21に一体に接続されており、図2に示すように、同図中の左側(エンジンルーム側)になるほど大径になるように第1の筒部21の軸線および外周面に対し母線が所定傾斜角度θ1をなして傾斜する截頭円錐面(円錐台側面)形の壁面形状をなしている。また、截頭円錐形筒部23は、台座部24と第1の筒部21の間で第1の筒部21に対して同軸に結合されており、その小径端部23aが第1の筒部21の軸方向中間部外周面に一体に連なりかつ大径端部23bが車室Y側に延びている。第1の筒部21が台座部24に対して軸交差するように配置されてもよい。
図5に示すように、第1の擬似截頭円錐形筒部25は、截頭円錐形筒部23と台座部24の間に位置され、小径端部25aが截頭円錐形筒部23の大径端部23bに一体に連なりかつ大径端部25bが台座部24の内周面中途部に一体に連なる形状である。
第1の擬似截頭円錐形筒部25は、両側部分が一対の第1の半円錐台筒部分25A,25Bを有し、かつ一対の第1の半円錐台筒部分25A,25Bの間が一対の第1の傾斜面部分25Cで一体に連なる。
第2の擬似截頭円錐形筒部26は、第1の擬似截頭円錐形筒部25と第2の筒部22の円筒部分22aとの間に位置しており、その軸方向一端側の大径端部26aが第1の擬似截頭円錐形筒部25の台座部24寄りの中途部に位置する大径端部25bに一体に接続されている。また、第2の擬似截頭円錐形筒部26の軸方向他端側の小径端部26bが、第2の筒部22の円筒部分22aの端部に一体に連なるように結合されている。この第2の擬似截頭円錐形筒部26は、第1の筒部21の軸線および外周面に対し、その母線が所定傾斜角度θ2をなして傾斜している。
第2の筒部22の円筒部分22aと第2の筒部22の基端側部分である第2の擬似截頭円錐形筒部26の小径端部26bとの中間連結部分27は、台座部24のエンジンルームX側の端部24dに対応する軸方向位置に配置された軸方向中間部分となっている。
第2の擬似截頭円錐形筒部26は、エンジンルームX側の面に小径端部26bから大径端部26aに向けて台座部24の長手方向に放射状に延び、かつ台座部24の内周面に連なる複数条のリブ部28を有している。
図2に示すように、複数条のリブ部28は、第1の擬似截頭円錐形筒部25で構成される傾斜環状壁部および第2の擬似截頭円錐形筒部26の小径端部26bで構成される第2の筒部22の基端側部分のそれぞれに対して一体に結合されており、略長円形状の台座部24の長径方向の両側で、第2の筒部22の軸方向中間部分である中間連結部分27から第1の擬似截頭円錐形筒部25に向って延びるとともに、第2の筒部22から台座部24側に向って突出している。
また、截頭円錐形筒部23および第1の擬似截頭円錐形筒部25は、第1の筒部21および台座部24を連結する連結部を構成しており、第1の擬似截頭円錐形筒部25と第1の筒部21の間に位置する截頭円錐形筒部23は、第1の擬似截頭円錐形筒部25の環状傾斜面25fとは軸方向で逆向きに傾斜する内側の截頭円錐面形壁部となっている。したがって、截頭円錐形筒部23および第1の擬似截頭円錐形筒部25は、それぞれの傾斜環状面23f、25fを形成するとともに、両の傾斜環状面23f、25fの接続位置で壁面が屈曲する屈曲断面形状を有している。
さらに、第2の擬似截頭円錐形筒部26は、第2の筒部22と第1の擬似截頭円錐形筒部25との間で、第1の擬似截頭円錐形筒部25の環状傾斜面25fとは軸方向で逆向きに傾斜する外側の截頭円錐面形壁部となっており、截頭円錐形筒部23と同方向に傾斜しつつ同軸に配置されている。
図6に示すように、第2の擬似截頭円錐形筒部26は、両側部分が一対の第2の半円錐台筒部分26A,26Bを有し、かつ一対の第2の半円錐台筒部分26A,26Bの間が一対の第2の傾斜面部分26Cで一体に連なる一体形状である。
テープ巻き固定部13は、第1の筒部21と電線群11と第2の筒部22とに粘着テープを巻き付けて固定する固定部であり、本発明にいう環状の固定部材を構成する。テープ巻き固定部13が外れないように第2の筒部22には、テープの巻き初めの巻き付けを係止するための突起22bおよび切り欠き部22cが設けられている。
次に、作用について説明する。
上記構成の本実施の形態に係るワイヤハーネス1においては、第1の筒部21および台座部に24結合するとともに第2の筒部22の基端部分を支持する第1の擬似截頭円錐形筒部25が、台座部24の長径方向の両側で、第2の筒部22の中間連結部分27から第1の擬似截頭円錐形筒部25に延びつつ第2の筒部22から台座部24側に突出する複数のリブ部28によって補強されている。したがって、グロメット12を外装したワイヤハーネス1の電線群11がグロメット12を車体パネルPの貫通孔H2の内周縁部Peに嵌め込むべく強く引っ張られたとしても、台座部24の長径方向の両端側で第2の擬似截頭円錐形筒部26が倒れたり屈曲変形したりすることが有効に抑制されることになり、台座部24を車体パネルP側に嵌め込ませるのに必要な電線群11の引張ストローク(引張方向である図2の右方向への移動ストローク)が長径方向両側についても、台座部24の短径方向両側と同程度に短く抑えられることとなる。その結果、グロメット12を車体パネルPに効率よく装着できることになる。
より具体的には、車体パネルPの車室Y側にグロメット12を、第2の筒部22がエンジンルームX側を向くように配置し、電線群11を車体パネルPの貫通孔H2に挿通させてエンジンルームX側に引っ張ると、第1の筒部21および第2の筒部22が貫通孔H2を通り、車体パネルPの貫通孔H2の内周縁部Peに台座部24の段部24aの近傍の中間外径部24cが引っ掛かる。
そして、ワイヤハーネス1は、電線群11をより強くエンジンルームX側に引っ張ると台座部24の中間外径部24cが縮径方向に弾性変形し、段部24aに形成された環状溝部24bに車体パネルPの貫通孔H2の内周縁部が嵌まり込んで、車体パネルPにグロメット12が固定される。
本実施の形態に係るグロメット12およびワイヤハーネス1は、第1の筒部21と台座部24とが、截頭円錐形筒部23と第1の擬似截頭円錐形筒部25を介して一体接続されているとともに第2の筒部22と第1の擬似截頭円錐形筒部25とが、第2の擬似截頭円錐形筒部26を介して一体接続されており、第1の擬似截頭円錐形筒部25と第2の擬似截頭円錐形筒部26との連結箇所が台座部24に寄った位置にあり、第1の擬似截頭円錐形筒部25と第2の擬似截頭円錐形筒部26には、第1の筒部21の軸線に垂直な面に平行な従来のような平坦面が存在せず、第2の擬似截頭円錐形筒部26が、エンジンルームX側の面に小径端部26bから大径端部26aに向けて台座部24の長手方向に放射状に延び、かつ台座部24の内周面に連なる複数条のリブ部28を有しているので、電線群11をエンジンルームX側に引っ張って、グロメット12を車体パネルPの貫通孔H2に嵌め込む際に、第1の擬似截頭円錐形筒部25と第2の擬似截頭円錐形筒部26の伸びが抑えられ、かつ、電線群11を引っ張る力がグロメット12の台座部24に効率的に伝わる。
このため、本実施の形態に係るグロメット12およびワイヤハーネス1は、台座部24の環状溝部24bに車体パネルPの貫通孔H2の内周縁部Peを嵌め込ませるのに必要な電線群11の引張ストロークを従来に比べて短く抑えられるとともに、グロメット12を車体パネルPに効率よく装着することができる。
本実施の形態に係るグロメット12およびワイヤハーネス1は、第1の擬似截頭円錐形筒部25は、両側部分が一対の第1の半円錐台筒部分25A,25Bを有し、かつ一対の第1の半円錐台筒部分25A,25Bの間が一対の第1の傾斜面部分25Cで一体に連なる一体形状であり、第2の擬似截頭円錐形筒部26は、両側部分が一対の第2の半円錐台筒部分26A,26Bを有し、かつ一対の第2の半円錐台筒部分26A,26Bの間が一対の第2の傾斜面部分26Cで一体に連なる一体形状であるので、第1の擬似截頭円錐形筒部25と第2の擬似截頭円錐形筒部26は、幾何学的な形状になり、金型の設計製作が容易である。
本実施の形態に係るグロメット12およびワイヤハーネス1は、第2の筒部22と第2の擬似截頭円錐形筒部26との中間連結部分27が、台座部24のエンジンルームX側の端部の内方に位置し、テープ巻き固定部13が台座部24に近くに配置されるので、グロメット12の車体パネルPの貫通孔H2への装着ストロークを短く抑えられる。
このように、本実施の形態においては、車体パネルPに効率よく装着できるグロメット12を提供することができる。
なお、上述の一実施の形態では、複数条のリブ部28は、略長円形状の台座部24の長径方向の両側で、第2の筒部22の軸方向中間部分である中間連結部分27から第1の擬似截頭円錐形筒部25に向って延びるとともに、第2の筒部22から台座部24側に向って突出し、その延在領域の全域で台座部24に接続されていた。しかし、第2の筒部22から台座部24にグロメット装着方向への操作力を伝達するための補正リブであるから、台座部24と第1の擬似截頭円錐形筒部25の接続位置から離れた台座部24のエンジンルームX側の端部24dに対して、複数条のリブ部28が接続される必要は無い。
(他の実施の形態)
そこで、グロメット12は、図7に示す他の実施の形態のように構成してもよい。
なお、この実施の形態は、複数条のリブ部28の突出形状以外は、一実施の形態と同様であるので、ここでは、一実施の形態と同様の符号を用いて、一実施の形態と相違する点について、説明する。
図7に示すように、本実施の形態においては、複数条のリブ部28は、第2の筒部22の中間連結部分27の近傍(軸方向中間部分)から第1の擬似截頭円錐形筒部25および台座部24の連結部分j1に及んでおり、第2の筒部22からの複数のリブ部28の突出高さが、第2の筒部22の中間連結部分27側に位置する一端側で小さく、第1の擬似截頭円錐形筒部25に連結する他端側で大きくなっている。
勿論、この場合も、複数条のリブ部28は、第1の擬似截頭円錐形筒部25で構成される傾斜環状壁部および第2の擬似截頭円錐形筒部26の小径端部26bで構成される第2の筒部22の基端側部分のそれぞれに対して一体に結合されている。
また、複数条のリブ部28は、台座部24の長径方向の各一方側に位置する半円錐台筒部分26Aまたは26Bに対して3つ以上、所定角度間隔に配置され得るし、長径方向に対する傾斜角度に応じてリブ幅が相違したり、延在方向の一端側と他端側でリブ幅が相違してもよい。
さらに、第2の筒部22の中間連結部分27の近傍から第1の擬似截頭円錐形筒部25および台座部24の連結部分j1に延びる複数条のリブ部28の突出端の側の稜線は直線でもよいし曲線でもよい。
このようにしても、グロメット12を外装したワイヤハーネス1の電線群11がグロメット12を車体パネルPの貫通孔H2の開口内周縁部Peに嵌め込むべく強く引っ張られたとき、台座部24の長径方向の両端側で第2の擬似截頭円錐形筒部26が倒れたり屈曲変形したりすることが有効に抑制されることになり、台座部24を車体パネルP側に嵌め込ませるのに必要な電線群11の引張ストロークが長径方向両側についても、台座部24の短径方向両側と同程度に短く抑えられることとなり、グロメット12を車体パネルPに効率よく装着できることになる。
(第1の比較例)
図8〜図10は、従来例のグロメット101を基に、長円形の貫通孔H2に装着できるように変形した第1の比較例を示している。
この比較例のワイヤハーネス208は、エンジンルームXと車室Yとの隔壁である車体パネルPに開口された長円形の貫通孔H2に密着状態で通される実線で示すグロメット201と、グロメット201に通され固定された二点鎖線で示す電線群202とを含んで構成されている。グロメット201は、円筒状の第1の筒部203と、第1の筒部203の軸方向中間部を同軸に取り囲む円筒状の第2の筒部204と、第1の筒部203および第2の筒部204を同軸に取り囲み、かつ車体パネルPに貫通孔H2に装着される長円形の平面形状を有する台座部205と、第1の筒部203の軸方向中間部外周面および台座部205の軸方向中間部内周面に一体に連なり、かつ筒軸に沿った断面形状が車室Y側に向けて山形状に屈折する山形状屈折部206aを有する第1の壁部206と、第1の壁部206の山形状屈折部206aよりも径方向外側の部位に一体に連なるとともに、第2の筒部204の車室Y側の端部に一体に連なる第2の壁部207と、を備えている。
グロメット201は、長円形の平面形状を有する台座部205に対して円筒状の第1の筒部203と第2の筒部204とが、第1の壁部206および第2の壁部207を介して一体に結合されている。
第2の壁部207は、第1の筒部203の軸線を中心として車室Y側に向けて径方向に同じ割合で拡大するラッパ状に形成されている。図9に示すように、第1の壁部206は、第1の壁部206と第2の壁部207との中間結合部206dと、第1の壁部206と台座部205との外周側結合部206cと、の間の部分が、第1の筒部203の軸線に対して直交する平坦面Fとなるように形成されている。この平坦面Fは、図8においてハッチングA1で示すエリアである。すなわち、グロメット201は、図8に示すハッチングA1で示すエリアに対応する図9に示す平坦面Fを長軸方向両側に有し、長円形の平面形状に形成されており、図10に示す短軸方向の断面形状には、図9に示すような平坦面Fを有していない。
車体パネルPの貫通孔H2の内周縁部は、エンジンルームX側の屈曲する短い楕円筒状のフランジとして形成されている。台座部205は、貫通孔H2のフランジに対応した円錐筒面を含む環状溝部205aを有し、外周部に車体パネルPの貫通孔H2のフランジが嵌まり込むようになっている。
電線群202において第1の筒部203からエンジンルームX側に突出した部分と、第1の筒部203および第2の筒部204のエンジンルームX側の端部とは、粘着テープを巻き付けたテープ巻き固定部Tにより一体に固定されている。
ワイヤハーネス208は、車体パネルPの車室Y側において、グロメット201を、第2の筒部204がエンジンルームX側を向くように配置し、電線群202を車体パネルPの貫通孔H2に挿通させてエンジンルームX側に引っ張ると、第1の筒部203および第2の筒部204が貫通孔H2を通り、パネルPの貫通孔H2の内周縁部に台座部205の外周部が引っ掛かる。
ワイヤハーネス208は、電線群202をより強くエンジンルームX側に引っ張ると台座部205が弾性変形し、台座部205の環状溝部205aにパネルPの貫通孔H2のフランジが嵌まり込んで、車体パネルPにグロメット201が固定されることになる。
このように構成された第1の比較例のワイヤハーネス208においては、車体パネルPの貫通孔H2にグロメット201を装着するときに、パネルPの貫通孔H2の内周縁部に台座部205の外周部が引っ掛かった状態から電線群202をより強くエンジンルームX側に引っ張ると、第1の壁部206において平坦面Fをなす部分が第1の筒部203の軸線に対して斜めに伸びるように弾性変形する。
このため、ワイヤハーネス208は、台座部205の環状溝部205aにパネルPの貫通孔H2の内周縁部を嵌め込ませるのに必要な電線群202の引張ストロークが長くなり、グロメット201を車体パネルPに効率よく装着することができない。
(第2の比較例)
図11〜図13に示すグロメット301は、上記のグロメット101を基本とし、長円形の貫通孔H2に装着される第2の比較例を示している。
グロメット301は、エンジンルームXと車室Yとの間に配索される電線群302が密着状態で通される第1の筒部303と、第1の筒部303の軸方向中間部を同軸に取り囲む第2の筒部304と、第1の筒部303および第2の筒部304を同軸に取り囲み、かつ車体パネルPに貫通孔H2に装着される台座部305と、第1の筒部303の軸方向中間部外周面および台座部305の軸方向中間部内周面に一体に連なり、かつ車室Y側に向けて山形状に屈折する断面形状を有して周方向に延びる第1の壁部306と、第1の壁部306の山形状屈折部306aよりも径方向外側の個所および第2の筒部304の車室Y側の端部に一体に連なって周方向に延びる第2の壁部307と、を備えており、グロメット301と電線群302とによってワイヤハーネス308を構成している。
これにより、グロメット301は、長円形の平面形状を有する台座部305に対して円筒状の第1の筒部303と第2の筒部304とが、第1の壁部306および第2の壁部307を介して一体に結合されている。
図12に示すように、第2の壁部307は、長円形長手方向断面において、第2の筒部304側の部分が第1の筒部303の軸線に対して直交する平坦面Fをなすように形成され、第1の壁部306側の部分が車室Y側に向けて拡大するラッパ状に形成されている。この平坦面Fは、図11においてハッチングA2で示すエリアである。すなわち、グロメット301は、図11に示すハッチングA2で示すエリアに対応する図12に示す平坦面Fを長軸方向両側に有し、長円形の平面形状に形成されており、図13に示す短軸方向の断面形状には、図11に示すような平坦面Fを有していない。
第1の筒部303および第2の筒部304は、円筒状に形成されている。台座部305は、長円形の平面形状を有し、外周部に車体パネルPに開口された長円形の貫通孔H2の内周縁部が嵌まり込む環状溝部305aを形成している。
電線群302において第1の筒部303からエンジンルームX側に突出した部分と、第1の筒部303および第2の筒部304のエンジンルームX側の端部とは、粘着テープを巻き付けたテープ巻き固定部Tにより一体に固定されている。
このように構成された第2の比較例のワイヤハーネス308においては、車体パネルPの車室Y側において、グロメット301を、第2の筒部304がエンジンルームX側を向くように配置し、電線群302を車体パネルPの貫通孔H2に挿通させてエンジンルームX側に引っ張ると、第1の筒部303および第2の筒部304が貫通孔H2を通り、パネルPの貫通孔H2の内周縁部に台座部305の外周部が引っ掛かる。
そして、ワイヤハーネス308は、電線群302をより強くエンジンルームX側に引っ張ると、台座部305が弾性変形し、台座部305の環状溝部305aにパネルPの貫通孔H2の内周縁部が嵌まり込んで、車体パネルPにグロメット301が固定されることになる。
しかしながら、このワイヤハーネス308にあっては、車体パネルPの貫通孔H2にグロメット301を装着するときに、貫通孔H2の内周縁部に台座部305の外周部が引っ掛かった状態から電線群302をより強くエンジンルームX側に引っ張ると、第2の壁部307において平坦面Fをなす部分が第1の筒部203の軸線に対して斜めに伸びるように弾性変形する。
このため、ワイヤハーネス308は、台座部305の環状溝部305aにパネルPの貫通孔H2の内周縁部を嵌め込ませるのに必要な電線群302の引張ストロークが長くなり、グロメット301を車体パネルPに効率よく装着することができない。
上述のように、本発明の一実施の形態および他の実施の形態では、第1、第2の比較例のような装着作業および装着効率上の問題が解消されていることがわかる。
以上説明したように、本発明は、車体パネルに開口された長円形の貫通孔にグロメットを効率よく装着することができるという効果を有し、車両パネルの長円形の貫通孔に装着するグロメットを有するグロメットおよびワイヤハーネスの全般に有用である。
1 ワイヤハーネス
11 電線群
12 グロメット
13 テープ巻き固定部(環状の固定部材)
21 第1の筒部
22 第2の筒部
22a 車室側端部
23 截頭円錐形筒部(連結部、内側の截頭円錐面形壁部、車室側環状連結部)
23a 小径端部
23b 大径端部
24 台座部(ゴム弾性体)
24a 段部(環状凹凸形状部分)
24b 環状溝部(環状凹凸形状部分)
24c 中間外径部24c(環状凹凸形状部分)
25 第1の擬似截頭円錐形筒部(連結部、傾斜環状壁部、車室側環状連結部)
25a 小径端部
25b 大径端部
25f 環状傾斜面
25A,25B 第1の半円錐台筒部分(長径方向両側の部分)
25C 第1の傾斜面部分
26 第2の擬似截頭円錐形筒部(エンジンルーム側環状連結部)
26a 大径端部(外側の截頭円錐面形壁部)
26b 小径端部(第2の筒部の基端側部分)
26A,26B 第2の半円錐台筒部分(長径方向両側の部分)
26C 第2の傾斜面部分
27 中間連結部分(軸方向中間部分)
H2 貫通孔(開口)
P 車体パネル
Pe 内周縁部(開口の縁部、開口部)
X エンジンルーム
Y 車室

Claims (9)

  1. 電線群に外装されつつ車体パネルの開口を閉塞するよう前記車体パネルに装着されるグロメットであって、
    前記電線群が挿通される第1の筒部と、
    前記第1の筒部より短く形成され、前記第1の筒部を取り囲む第2の筒部と、
    前記第2の筒部を取り囲む縮径可能な環状のゴム弾性体で構成されるとともに、前記車体パネルの前記開口の縁部に嵌合可能な環状凹凸形状部分を有する台座部と、
    前記第1の筒部と前記台座部を弾性的に連結する環状の連結部と、を備え、
    前記台座部が、略長円形状を有し、
    前記連結部が、前記第1の筒部と前記台座部の間で前記第1の筒部の軸方向に傾斜する傾斜環状面を形成しつつ前記第2の筒部の基端部分を支持する傾斜環状壁部を有し、
    前記傾斜環状壁部および前記第2の筒部には、前記略長円形状の長径方向の両側で、前記第2の筒部の軸方向中間部分から前記傾斜環状壁部に延びるとともに前記第2の筒部から前記台座部側に突出する複数のリブ部が一体に設けられていることを特徴とするグロメット。
  2. 前記連結部が、前記傾斜環状壁部と前記第1の筒部の間に、前記傾斜環状壁部の前記環状傾斜面とは前記軸方向で逆向きに傾斜する内側の截頭円錐面形壁部を有することを特徴とする請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記第2の筒部の前記基端部分と前記連結部の前記傾斜環状壁部との間に、前記傾斜環状壁部の前記環状傾斜面とは前記軸方向で逆向きに傾斜する外側の截頭円錐面形壁部が一体に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のグロメット。
  4. 前記複数のリブ部は、前記第2の筒部の軸方向中間部分から前記傾斜環状壁部および前記台座部の連結部分に及んでおり、
    前記第2の筒部からの前記複数のリブ部の突出高さが、前記第2の筒部の軸方向中間部分側に位置する一端側で小さく、前記傾斜環状壁部に連結する他端側で大きくなっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のグロメット。
  5. 電線群が挿通される第1の筒部を有し、エンジンルームと車室との隔壁である車体パネルに開口された長円形の貫通孔に装着されるグロメットであって、
    前記第1の筒部よりも所要大径で所要短い円筒状に形成され、かつ前記第1の筒部の軸方向中間部を同軸に取り囲むように位置される第2の筒部と、
    前記第2の筒部よりも所要大きい長円筒形に形成され、かつ前記第2の筒部に対して車室側に寄って前記第1の筒部を同軸に取り囲むように位置され、かつ車室側に形成された段部で前記車体パネルの前記貫通孔に装着される台座部と、
    大径端部が前記台座部の内周面に一体に連なりかつ小径端部が前記第1の筒部の外周面に一体に連なる車室側環状連結部と、
    大径端部が前記車室側環状連結部の大径端部寄りの中途部に一体に連なりかつ小径端部が前記第2の筒部の車室側端部に一体に連なるエンジンルーム側環状連結部と、を有し、
    前記台座部は、長円形の平面形状を有し、かつ外周部に前記貫通孔の開口縁部が嵌まり込む環状溝部を有し、
    前記エンジンルーム側環状連結部は、小径端部から大径端部に向けて前記台座部の長手方向に放射状に延び、かつ前記台座部の内周面に一体に連なる複数条のリブ部をエンジンルーム側に有することを特徴とするグロメット。
  6. 前記車室側環状連結部は、
    前記台座部の前記段部に対応するように位置され、小径端部が前記第1の筒部の軸方向中間部外周面に一体に連なりかつ大径端部が車室側に延びている截頭円錐形筒部と、
    前記截頭円錐形筒部と前記台座部の間に位置され、小径端部が前記截頭円錐形筒部の大径端部に一体に連なりかつ大径端部が前記台座部の内周面中途部に一体に連なる第1の擬似截頭円錐形筒部と、を有し、
    前記エンジンルーム側環状連結部は、前記第1の擬似截頭円錐形筒部と第2の筒部との間に位置され、大径端部が前記第1の擬似截頭円錐形筒部の大径端部寄りの中途部に一体に連なりかつ小径端部が前記第2の筒部の車室側端部に一体に連なる第2の擬似截頭円錐形筒部を有していることを特徴とする請求項5に記載のグロメット。
  7. 前記第1の擬似截頭円錐形筒部は、両側部分が一対の第1の半円錐台筒部分を有し、かつ前記一対の第1の半円錐台筒部分の間が一対の第1の傾斜面部分で一体に連なる一体形状であり、
    前記第2の擬似截頭円錐形筒部は、両側部分が一対の第2の半円錐台筒部分を有し、かつ前記一対の第2の半円錐台筒部分の間が一対の第2の傾斜面部分で一体に連なる一体形状であることを特徴とする請求項6に記載のグロメット。
  8. 前記第2の筒部と前記第2の擬似截頭円錐形筒部との連結部が、前記台座部のエンジンルーム側の端部に対応する内方に位置されていることを特徴とする請求項6に記載のグロメット。
  9. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のグロメットと、
    前記グロメットの前記第1の筒部に挿通された前記電線群と、
    前記第1の筒部の一端側に位置する前記グロメットの前記第2の筒部の先端部分を前記第1の筒部の周囲に固定するとともに、前記第1の筒部の一端側の部分を前記電線群に固定する環状の固定部材と、を備えたワイヤハーネス。
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