JPWO2016143372A1 - インペラの製造方法 - Google Patents
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Abstract
円錐台状のハブ(11)と、このハブ(11)の外周面(12)に周方向に所定の間隔で設けられ一方向に傾斜する複数の羽根とからなるインペラの製造方法である。このインペラの製造方法は、ハブ(11)の外周に脆弱な接続部(16)を介して羽根が外方に広がるように接続された状態の成形品(10a)を射出成形する射出成形工程と、接続部(16)を中心にして羽根(13)をハブ(11)の外周面(12)へ回転移動させる羽根回転移動工程と、羽根(13)の端部をハブ(11)に固定する固定工程とからなる。
Description
本発明は、圧縮機や自動車用エアコンディショナーに用いられるインペラの製造方法に関する。
自動車用エアコンディショナー等に用いられるインペラは、一般的に軸方向の一方に向かって拡径する略円錐台状のハブと、このハブの外周面に周方向に所定の間隔で設けられ一方向に傾斜する複数の羽根とを備えている。このようなハブに複数の羽根を備えたインペラの製造法が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1では、図11に示されるように、インペラ100は、軸方向の一方に向かって拡径する略円錐台状のハブ101と、このハブの外周面102に周方向に所定の間隔で設けられ一方向に傾斜する6枚の羽根103とを備えている。
インペラ100は、アルミニウム合金製であり、ダイカスト鋳造法により製造されている。ダイカスト鋳造法による可能な形状範囲で、ハブ101と羽根103とを一体成形し、その後に羽根103の所要範囲について羽根103を引き起こすことで羽根の位置を修正する。
各羽根103は、隣接する一方の羽根103側に傾斜する形状を呈する。インペラ100の性能を向上させるには、羽根103の枚数を増やし、外周面102に対する羽根103の角度も変えることが望ましいが、特許文献1のインペラの製造方法では樹脂製のインペラへの適応が難しい。この点、スライド型を利用したインペラの製造方法が知られている(例えば、特許文献2)。
特許文献2では、図12に示されるように、金型は、インペラ110の軸方向に開閉可能な可動型及び固定型111と、インペラ111の軸直角方向に移動可能なスライド支持部112と、スライド支持部112に支持されるスライド型113とを備える。固定型111には、スライド支持部112を案内する溝114が放射状に形成されている。
スライド型113は、スライド支持部112にスライド方向に沿った回転軸115に回転可能に設けられている。このため、インペラ111の成形後にスライド支持部112を後退させると、インペラ111の羽根116の形状に沿ってスライド型113が回転し離型される。特許文献1の技術に比較し、特許文献2の技術では、インペラの羽根の枚数が増加される。
しかし、特許文献2の技術では、スライド型113のスペースを考慮すると羽根の多数個取りに限界がある。また、スライド支持部112に対してスライド型113が回転できる範囲は制限されており、ハブの外周面に対する羽根103の角度を変えて所望の形状を得ることができない。このため、羽根の数をさらに増加させ且つ所望の形状とする、より高性能のインペラを得ることが困難である。
また、固定型111にスライド型113を設けるため、金型が大型になる。加えて、スライド型113がスライド支持部112に回転可能に支持される構造のため、金型が複雑になる。このため、小型で簡単な構造の金型を使用し、羽根の枚数をより増加させ且つ所望の形状のインペラを得ることができるインペラの製造方法が求められている。
本発明は、小型で簡単な構造の金型を使用し、羽根の枚数をより増加させ且つ所望の形状のインペラを得ることができるインペラの製造方法を提供することを課題とする。
本発明によれば、円錐台状のハブと、このハブの外周面に周方向に所定の間隔で設けられ一方向に傾斜する複数の羽根とからなるインペラの製造方法において、前記ハブの外周に脆弱な接続部を介して前記羽根が外方に広がるように接続された状態の成形品を射出成形する射出成形工程と、前記接続部を中心にして前記羽根を前記ハブの外周面へ回転移動させる羽根回転移動工程と、前記羽根の端部を前記ハブに固定する固定工程と、からなることを特徴とするインペラの製造方法が提供される。
好ましくは、インペラは、軸方向で隣接する羽根同士が相互に重なり合う形状である。
本発明では、ハブの外周に脆弱な接続部を介して羽根が外方に広がるように接続された状態の成形品を射出成形する射出成形工程を有する。成形品は、ハブの外周に脆弱な接続部を介して羽根が外方に広がるように接続された形状であるので、形状が簡単であり、射出成形におけるアンダーカット部がない。このため、スライド型が不要となり、ハブと羽根を固定型及び可動型により一体成形でき、小型で簡単な構造の金型にすることができる。加えて、スライド型を考慮する必要がないので、金型のスペースを有効に活用でき、羽根の枚数を増加させるとともに、一度に多数のインペラを成形することができる。
さらに、接続部を中心にして羽根をハブの外周面へ回転移動させる羽根回転移動工程と、羽根の端部をハブに固定する固定工程とを備える。射出成形後に、羽根をハブの外周面に回転移動させ固定するので、羽根の形状や外周面に対する羽根の角度を自由にでき、所望の形状のインペラを得ることができる。
さらに、本発明では、インペラは、軸方向で隣接する羽根同士が相互に重なり合う形状である。本発明によれば、インペラの性能を向上させるために、インペラの形状を複雑にしても、簡単な構造の金型を使用し、安価で簡易に所望の形状のインペラを得ることができる。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
先ず、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1、図2に示されるように、インペラ10は、樹脂製であり、円錐台状のハブ11と、このハブ11の外周面12に周方向に所定の間隔で設けられる複数の羽根13と、駆動源から延びる回転軸が通される取付穴14とからなる。複数の羽根13は、外周面12に周方向の一方に傾斜するように設けられている。また、インペラ10は、隣接する羽根13同士が軸方向で相互に重なり合う形状を呈する。
図1、図2に示されるように、インペラ10は、樹脂製であり、円錐台状のハブ11と、このハブ11の外周面12に周方向に所定の間隔で設けられる複数の羽根13と、駆動源から延びる回転軸が通される取付穴14とからなる。複数の羽根13は、外周面12に周方向の一方に傾斜するように設けられている。また、インペラ10は、隣接する羽根13同士が軸方向で相互に重なり合う形状を呈する。
羽根13の枚数を14枚として従来技術のインペラの羽根の枚数よりも多くし、隣接する羽根13同士を軸方向で相互に重なり合う形状とすることで、インペラ10の性能を向上させることができる。
なお、実施例では、インペラ10は、羽根13の枚数が14枚のいわゆる斜流ファンとしたが、これに限定されず、羽根13の枚数は、12枚、16枚等複数あればよく、さらに隣接する羽根13同士が軸方向で相互に重なり合わない形状であっても差し支えない。また、インペラ10は、遠心式であって、羽根13が前向きのいわゆるシロッコファンや、羽根13が後向きのいわゆるターボファンであっても差し支えない。また、ハブ11の形状は、略円錐台状であればよく、外周面12が若干外側に膨らむ形状や、外周面12が若干内側に凹む形状であっても差し支えない。
次に射出成形で得られた成形品について説明する。
図3に示されるように、成形品10aは、円錐台状のハブ11と、このハブ11の外周縁15に設けられた接続部16と、この接続部16に外方に広がるように接続された羽根13とを備える。ハブ11の外周面12には、接続部16から斜め上方に延びるように接合溝17が形成されている。
図3に示されるように、成形品10aは、円錐台状のハブ11と、このハブ11の外周縁15に設けられた接続部16と、この接続部16に外方に広がるように接続された羽根13とを備える。ハブ11の外周面12には、接続部16から斜め上方に延びるように接合溝17が形成されている。
羽根13は、接続部16に揺動可能に設けられ棒状に形成される骨部21と、この骨部21に設けられ外方に延びる羽根本体部22とを備える。骨部21は、接合溝17に嵌る形状を呈する。羽根本体部22は若干曲がっており、骨部21を接合溝17に固定してインペラ10(図2参照)とした際、インペラ10の性能を向上させる理想形状を呈する。成形品10aは、軸方向で(平面視)、隣接する羽根13同士が重なっていない。
なお、羽根本体部22の形状は、実施例に限定されず、インペラ10全体の性能を考慮し適宜変更しても差し支えない。また、接合溝17の形状及び位置は、実施例に限定されず、インペラ10全体の性能を考慮し適宜変更しても差し支えない。
次に金型及び射出成形工程について説明する。
図4に示されるように、射出成形機30は、固定型31と、可動型32とからなる金型33を有する。これらの固定型31と可動型32によって形成されるキャビティに、ゲート34から樹脂を充填することで、成形品10aが成形される(射出成形工程)。
図4に示されるように、射出成形機30は、固定型31と、可動型32とからなる金型33を有する。これらの固定型31と可動型32によって形成されるキャビティに、ゲート34から樹脂を充填することで、成形品10aが成形される(射出成形工程)。
成形品10aの隣接する羽根13同士は、軸方向で重なっていないので、射出成形におけるアンダーカット部がない。このため、金型33は、スライド型が不要となり、ハブ11と羽根13を、固定型31及び可動型32のみにより一体成形できる。結果、小型で簡単な構造の金型33にすることができる。加えて、スライド型を考慮する必要がないので、金型33のスペースを有効に活用でき、羽根13の枚数を増加させるとともに、一度に多数の成形品10aを成形することができる。
次に羽根回転移動工程について説明する。
図5(a)に示されるように、成形品10aは、羽根13がハブ11の外周面12から離れた状態である。羽根13を矢印(1)のように接続部16を中心にして回動移動させる(羽根回転移動工程)。
図5(a)に示されるように、成形品10aは、羽根13がハブ11の外周面12から離れた状態である。羽根13を矢印(1)のように接続部16を中心にして回動移動させる(羽根回転移動工程)。
図5(b)に示されるように、骨部21を接合溝17に嵌めることで、羽根13がハブ11の外周面12から外方に延びる状態となる。結果、成形品10aからインペラ10を得られる。なお、骨部21の接合溝17への接合については後述する。
次に接続部16について詳しく説明する。
図6に示されるように、ハブ11の外周縁15に接続部16が設けられ、この接続部16に骨部21が接続されている。接続部16は、外周縁15と骨部21との間にV字状の脆弱部18が形成されている。脆弱部18をV字状に形成することで、軸方向(図上下方向)の幅が狭まり、接続部16を脆弱にでき、接続部16にヒンジの機能を持たせることができる。結果、ハブ11に対して、羽根13を回転移動させることができる。
図6に示されるように、ハブ11の外周縁15に接続部16が設けられ、この接続部16に骨部21が接続されている。接続部16は、外周縁15と骨部21との間にV字状の脆弱部18が形成されている。脆弱部18をV字状に形成することで、軸方向(図上下方向)の幅が狭まり、接続部16を脆弱にでき、接続部16にヒンジの機能を持たせることができる。結果、ハブ11に対して、羽根13を回転移動させることができる。
なお、実施例では脆弱部18をV字状としたが、これに限定されず、U字状としてもよく、接続部16の上下両側にV字状、U字状の窪みを形成しても差し支えない。また、ハブ11に対して羽根13を回転移動できれば、脆弱部18を点接続に近い状態としても差し支えない。
次に固定工程及びインペラ10の作用について説明する。
図7に示されるように、接合溝17に接着剤を塗布する。羽根13を矢印(2)のように接続部16を中心に回転移動させ、骨部21を接合溝17に嵌めることで、骨部21を嵌合溝17に接着する。これで、羽根13がハブに固定され、成形品10aからインペラ10が得られる(固定工程)。接着剤は、加熱溶融して使用するホットメルト接着剤であってもよい。なお、便宜上、羽根13を1つ記載したが、羽根13は複数あるものとする。
図7に示されるように、接合溝17に接着剤を塗布する。羽根13を矢印(2)のように接続部16を中心に回転移動させ、骨部21を接合溝17に嵌めることで、骨部21を嵌合溝17に接着する。これで、羽根13がハブに固定され、成形品10aからインペラ10が得られる(固定工程)。接着剤は、加熱溶融して使用するホットメルト接着剤であってもよい。なお、便宜上、羽根13を1つ記載したが、羽根13は複数あるものとする。
射出成形後に、成形品10aの羽根13をハブ11の外周面12に回転移動させ固定するので、羽根13の形状や外周面12に対する羽根の角度(いわゆる羽根巻き角)を自由にでき、所望の形状のインペラ10を得ることができる。
インペラ10の性能を向上させるために、インペラ10の形状を軸方向で隣接する羽根13同士が相互に重なり合う形状とし、インペラ10の形状を複雑にしても、簡単な構造の金型33(図4参照)を使用し、安価で簡易に所望の形状のインペラ10を得ることができる。
次に別態様のインペラ10について説明する。なお、図3に示した構成と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
図8、図9に示されるように、成形品10aの接合溝17には、羽根13をハブ11に接合するための接合穴19が形成されている。また、羽根13の骨部21には、接合穴19に挿通するための凸形状部23が形成されている。
図8、図9に示されるように、成形品10aの接合溝17には、羽根13をハブ11に接合するための接合穴19が形成されている。また、羽根13の骨部21には、接合穴19に挿通するための凸形状部23が形成されている。
次に別態様のインペラ10における羽根13の接合方法について説明する。
図9、図10に示されるように、羽根13を接続部16を中心に回転移動させ、羽根13の凸形状部23を接合穴19に挿通する。なお、便宜上、羽根13を1枚のみ記載したが、羽根13は複数あり、全ての羽根13の凸形状部23を接合穴19に挿通するものとする。
図9、図10に示されるように、羽根13を接続部16を中心に回転移動させ、羽根13の凸形状部23を接合穴19に挿通する。なお、便宜上、羽根13を1枚のみ記載したが、羽根13は複数あり、全ての羽根13の凸形状部23を接合穴19に挿通するものとする。
図示しないかしめ部材を準備する。かしめ部材の当接面は、ハブ11の内周面に沿った形状に形成されている。かしめ部材をハブ11の内周面に移動して当接面を凸形状部23に当接させる。
こうして一つの凸形状部23がかしめ部材によってカシメられる。これを羽根13の枚数繰り返すことで、羽根13がハブ11に固定される。このように複数の凸形状部23を一般的なかしめ方法によりカシメることができる。
なお、カシメによって接合する際、凸形状部23を熱して熱カシメとしても差し支えない。
尚、本発明のインペラの製造方法は、実施の形態では自動車のエアコンディショナー用のインペラに適用したが、これに限定されず、一般の送風機に採用されるインペラに適用することは差し支えない。また、羽根13の接合溝17への接合方法は、接着剤による接合、カシメによる接合に限定されず、接合溝17及び骨部21をコネクタ形状として嵌合することによる接合としても差し支えない。すなわち、羽根13を接合溝17を固定できれば接合方法は問わない。
本発明のインペラの製造方法は、自動車のエアコンディショナー用のインペラに好適である。
10…インペラ、10a…成形品、11…ハブ、12…ハブの外周面、13…羽根、16…接続部、33…金型。
Claims (2)
- 円錐台状のハブと、このハブの外周面に周方向に所定の間隔で設けられ一方向に傾斜する複数の羽根とからなるインペラの製造方法において、
前記ハブの外周に脆弱な接続部を介して前記羽根が外方に広がるように接続された状態の成形品を射出成形する射出成形工程と、
前記接続部を中心にして前記羽根を前記ハブの外周面へ回転移動させる羽根回転移動工程と、
前記羽根の端部を前記ハブに固定する固定工程と、
からなることを特徴とするインペラの製造方法。 - 前記インペラは、軸方向で隣接する前記羽根同士が相互に重なり合う形状であることを特徴とする請求項1記載のインペラの製造方法。
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