JPWO2016084457A1 - サーミスタ素子および回路基板 - Google Patents

サーミスタ素子および回路基板 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016084457A1
JPWO2016084457A1 JP2016561429A JP2016561429A JPWO2016084457A1 JP WO2016084457 A1 JPWO2016084457 A1 JP WO2016084457A1 JP 2016561429 A JP2016561429 A JP 2016561429A JP 2016561429 A JP2016561429 A JP 2016561429A JP WO2016084457 A1 JPWO2016084457 A1 JP WO2016084457A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor element
external electrode
thermistor
circuit board
surface roughness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016561429A
Other languages
English (en)
Inventor
貴央 細矢
貴央 細矢
聖浩 古戸
聖浩 古戸
有紀子 植田
有紀子 植田
正美 大門
正美 大門
秀之 樫尾
秀之 樫尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2016084457A1 publication Critical patent/JPWO2016084457A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/14Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
    • H01C1/142Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors the terminals or tapping points being coated on the resistive element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C7/00Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
    • H01C7/04Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material having negative temperature coefficient
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits

Abstract

サーミスタ素子は、第1端面から第2端面に向かって延在する長さ方向であるL方向において、サーミスタ素子の全長をL1とし、第1外部電極の長さをE1とし、第2外部電極の長さをE2としたとき、E1+E2≧(2/3)×L1を満たす。

Description

本発明は、サーミスタ素子および回路基板に関する。
従来、サーミスタ素子としては、特開2006−269661号公報(特許文献1)に記載されたものがある。このサーミスタ素子は、セラミックスから構成される素体と、素体の両端面を覆う外部電極とを有する。
特開2006−269661号公報
ところで、前記従来のサーミスタ素子を実際に回路基板に実装しようとすると、サーミスタ素子に実装時の衝撃などによる負荷がかかるおそれがあった。そして、サーミスタ素子に負荷がかかると、サーミスタ素子にワレ等の破断が発生するおそれがあった。このため、破断したサーミスタ素子は、交換しなければならず、無駄となっていた。
そこで、本発明の課題は、抗折強度を向上して破断の発生を抑制することができるサーミスタ素子、および、抗折強度の高いサーミスタ素子を有する回路基板を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明のサーミスタ素子は、
互いに反対側に位置する第1端面および第2端面と、前記第1端面と前記第2端面との間に配置される周面とを有すると共に、セラミックスから構成される素体と、
前記第1端面と前記周面の前記第1端面側とを覆う第1外部電極と、
前記第2端面と前記周面の前記第2端面側とを覆う第2外部電極と
を備えるサーミスタ素子であって、
前記第1端面から前記第2端面に向かって延在する長さ方向において、前記サーミスタ素子の全長をL1とし、前記第1外部電極の長さをE1とし、前記第2外部電極の長さをE2としたとき、E1+E2≧(2/3)×L1を満たす。
本発明のサーミスタ素子によれば、E1+E2≧(2/3)×L1を満たすので、第1、第2外部電極のサーミスタ素子の全長に占める割合が増加する。このように、高強度の第1、第2外部電極にて素体の大部分を覆うため、サーミスタ素子の抗折強度が高くなる。したがって、サーミスタ素子を回路基板に実装する際、サーミスタ素子に実装時の衝撃などによる負荷がかかっても、サーミスタ素子にワレ等の破断が発生することを抑制できる。
また、一実施形態のサーミスタ素子では、前記サーミスタ素子のサイズは、JIS規格0603サイズである。
前記実施形態のサーミスタ素子によれば、サーミスタ素子のサイズは、JIS規格0603サイズであるので、サーミスタ素子のサイズが小さくなるが、サーミスタ素子の抗折強度は高いため、サーミスタ素子を破断が無い状態で使用できる。
また、一実施形態のサーミスタ素子では、前記サーミスタ素子の厚みは、0.1mmよりも大きく、0.3mmよりも小さい。
前記実施形態のサーミスタ素子によれば、サーミスタ素子の厚みは、0.1mmよりも大きく、0.3mmよりも小さいので、サーミスタ素子の厚みは薄くなるが、サーミスタ素子の抗折強度は高いため、サーミスタ素子を破断が無い状態で使用できる。
また、一実施形態のサーミスタ素子では、前記素体の表面粗さは、0.5μm以下である。
ここで、表面粗さとは、中心線平均粗さをいう。
前記実施形態のサーミスタ素子によれば、素体の表面粗さは、0.5μm以下であるので、素体の表面の粗さを抑制することができ、素体の抗折強度を一層向上できる。
また、一実施形態のサーミスタ素子では、前記第1外部電極および前記第2外部電極の表面粗さは、0.1μm以上である。
ここで、表面粗さとは、中心線平均粗さをいう。
前記実施形態のサーミスタ素子によれば、第1外部電極および第2外部電極の表面粗さは、0.1μm以上であるので、サーミスタ素子を基板本体内に埋め込む場合、サーミスタ素子の第1、第2外部電極と基板本体との密着性を向上できる。
また、一実施形態の回路基板では、
基板本体と、
前記基板本体内に埋め込まれている前記サーミスタ素子と
を備える。
前記実施形態の回路基板によれば、サーミスタ素子は、基板本体内に埋め込まれており、サーミスタ素子には基板本体からの負荷がかかるが、サーミスタ素子の抗折強度は高いため、サーミスタ素子の破断は抑制され、回路基板の品質を向上できる。
また、一実施形態の回路基板では、前記基板本体は、前記第1外部電極と前記第2外部電極との間に位置する絶縁体を有する。
前記実施形態の回路基板によれば、基板本体は、第1外部電極と第2外部電極との間に位置する絶縁体を有するので、第1外部電極と第2外部電極とは、絶縁体により、電気的に絶縁される。したがって、抗折強度をより高くするために第1、第2外部電極の長さE1,E2をより長くしても、第1、第2外部電極の電気的接続を防止できる。
また、一実施形態の回路基板では、
前記基板本体に搭載された電子部品を有し、
前記サーミスタ素子は、前記電子部品の直下に位置する。
前記実施形態の回路基板によれば、サーミスタ素子は、電子部品の直下に位置するので、サーミスタ素子は、電子部品の発熱温度を迅速かつ正確に検出することができる。
本発明のサーミスタ素子によれば、E1+E2≧(2/3)×L1を満たすので、抗折強度を向上して、破断の発生を抑制することができる。
本発明の回路基板によれば、抗折強度の高いサーミスタ素子を有するので、品質を向上できる。
本発明の第1実施形態のサーミスタ素子を示す斜視図である。 サーミスタ素子のLT面における断面図である。 本発明の第2実施形態の回路基板を示すLT面における断面図である。 回路基板の製造方法を説明するための断面図である。 回路基板の製造方法を説明するための断面図である。 回路基板の製造方法を説明するための断面図である。 回路基板の製造方法を説明するための断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態のサーミスタ素子1を示す斜視図である。図2は、サーミスタ素子1の断面図である。図1と図2に示すように、サーミスタ素子1は、素体10と、素体10内に設けられた内部電極21,22と、素体10の表面の一部を覆うと共に内部電極21,22に電気的に接続される第1、第2外部電極41,42とを有する。
素体10は、積層された複数のセラミックス層10aから構成される。セラミックス層10aは、例えば、負の抵抗温度特性を有するセラミックスからなる。セラミックスは、例えば、酸化マンガンを主成分とするセラミックスであり、酸化ニッケル、酸化コバルト、アルミナ、酸化鉄、酸化チタン、酸化ジルコニウムなどを含む。つまり、サーミスタ素子1は、NTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタであり、温度の上昇に伴って抵抗値が減少する。
素体10は、略直方体状に形成されている。素体10の表面は、互いに反対側に位置する第1端面15および第2端面16と、第1端面15と第2端面16との間に配置される周面17とを有する。第1端面15と第2端面16とは、略平行である。周面17は、第1側面11と第2側面12と第3側面13と第4側面14とを有する。第1側面11と第2側面12とは、セラミックス層10aの積層方向に位置し、互いに反対側に位置する。第3側面13と第4側面14とは、互いに反対側に位置する。第1側面11と第2側面12とは、略平行である。第3側面13と第4側面14とは、略平行である。第1端面15と第1側面11と第3側面13とは、互いに直交する。
ここで、第1端面15から第2端面16に向かって延在するサーミスタ素子1の長さ方向を、L方向とし、第3側面13から第4側面14に向かって延在するサーミスタ素子1の幅方向をW方向とし、第2側面12から第1側面11に向かって延在するサーミスタ素子1の厚み方向をT方向とする。L方向とW方向とT方向とは、互いに直交する。具体的に述べると、L方向は、第1端面15に直交する方向であり、W方向は、第3側面13に直交する方向であり、T方向は、第1側面11に直交する方向である。
内部電極21,22は、セラミックス層10aと交互に積層される。内部電極21,22は、例えば、Ni、Cu、Fe、Co、W、Ta、Ti、Moのうちの少なくとも一つの元素を含んでいる。
隣り合う2つの内部電極21,22は、セラミックス層10aを挟んで、略平行に配列されている。隣り合う2つの内部電極21,22において、第1内部電極21の端部21aは、素体10の第1端面15から露出し、第2内部電極22の端部22aは、素体10の第2端面16から露出している。
第1、第2外部電極41,42は、素体10を覆う電極層と、電極層に積層されるめっき層とを有する。電極層は、例えば、Agからなる。めっき層は、単層であってもよく、または、複数層であってもよい。単層のめっき層、および、複数層のめっき層の最外層は、例えば、SnまたはCuからなる。ここで、第1、第2外部電極41,42をはんだにより回路基板の配線に接合する場合、はんだによる接合を可能とするために、めっき層にSnを用いる。一方、サーミスタ素子1を回路基板の基板本体内に埋め込んで、レーザー光線を用いて第1、第2外部電極41,42を基板本体から露出させる場合、レーザー光線の照射によるめっき層の焼損を防止するために、めっき層にCuを用いる。
第1外部電極41は、第1端面15と周面17の第1端面15側とを覆う。第1外部電極41は、第1内部電極21の端部21aに接触して電気的に接続される。第1外部電極41は、周面17の周方向の全周に対向するように設けられる。つまり、第1外部電極41は、第1側面11から第4側面14に順に対向する第1面部141から第4面部144を有する。第1面部141から第4面部144は、周面17に沿って延在する部分である。つまり、第1面部141から第4面部144は、第1外部電極41のL方向の一方の端面から他方の端面に延在する。なお、図2では、第1面部141から第4面部144をわかりやすくするために、第1面部141から第4面部144の区画を示しているが、実際、第1外部電極41は一体に成形される。
第2外部電極42は、第2端面16と周面17の第2端面16側とを覆う。第2外部電極42は、第2内部電極22の端部22aに接触して電気的に接続される。第2外部電極42は、周面17の周方向の全周に対向するように設けられる。つまり、第2外部電極42は、第1側面11から第4側面14に順に対向する第1面部141から第4面部144を有する。第1面部141から第4面部144は、周面17に沿って延在する部分である。つまり、第1面部141から第4面部144は、第2外部電極42のL方向の一方の端面から他方の端面に延在する。なお、図2では、第1面部141から第4面部144をわかりやすくするために、第1面部141から第4面部144の区画を示しているが、実際、第2外部電極42は一体に成形される。
サーミスタ素子1の長さ方向(L方向)において、サーミスタ素子1の全長をL1とし、第1外部電極41の長さをE1とし、第2外部電極42の長さをE2としたとき、E1+E2≧(2/3)×L1を満たす。好ましくは、E1+E2≧0.7×L1を満たし、さらに好ましくは、E1+E2≧0.8×L1を満たす。第1外部電極41の長さE1と、第2外部電極42の長さE2とは、製造上同じであることが好ましいが、異なっていてもよい。
サーミスタ素子1の全長L1とは、サーミスタ素子1のL方向の両端面の間の長さをいう。第1外部電極41の長さE1とは、第1外部電極41の周面17側に対向する全領域のL方向の長さの平均値をいい、具体的には、第1外部電極41の第1〜第4面部141〜144の長さの平均値をいう。同様に、第2外部電極42の長さE2とは、第2外部電極42の周面17側に対向する全領域のL方向の長さの平均値をいい、具体的には、第2外部電極42の第1〜第4面部141〜144の長さの平均値をいう。
例えば、サーミスタ素子1のサイズが、JIS規格0603サイズであるとする。JIS規格0603サイズとは、(0.6±0.03)mm(L方向)×(0.3±0.03)mm(W方向)である。つまり、L1は、0.6mmである。このとき、E1とE2は、それぞれ、0.2mm以上である。これにより、E1+E2≧(2/3)×L1を満たす。サーミスタ素子1の厚みは、0.1mmよりも大きく、0.3mmよりも小さい。なお、サーミスタ素子1の厚みは、0.3mm以上であってもよい。また、サーミスタ素子1のサイズは、JIS規格1005サイズやJIS規格1608サイズなどの他のサイズであってもよい。
次に、前記サーミスタ素子1の製造方法について説明する。
ます、セラミックスの素材を混合粉砕して混合粉体を作製し、混合粉体に仮焼処理を施して仮焼粉を作製する。その後、仮焼粉をシート状に形成してシート体を作製し、シート体と内部電極21,22の材料とを交互に積層して積層体を作製する。その後、積層体を還元雰囲気で焼成して、内部に内部電極21,22が設けられた素体10を作製する。その後、素体10の表面に第1、第2外部電極41,42の電極層の材料を塗布して焼き付け、電極層を作製する。その後、めっき層をめっきにより電極層に積層して、第1、第2外部電極41,42を作製する。これにより、サーミスタ素子1を作製する。第1、第2外部電極41,42のL方向の長さE1,E2は、第1、第2外部電極41,42の電極層の材料を塗布するときの長さにより決定される。
前記サーミスタ素子1によれば、E1+E2≧(2/3)×L1を満たすので、第1、第2外部電極41,42のサーミスタ素子1の全長に占める割合が増加する。このように、高強度の第1、第2外部電極41,42にて素体10の大部分を覆うため、サーミスタ素子1の抗折強度(たわみ)が高くなる。したがって、サーミスタ素子1を回路基板に実装する際、サーミスタ素子1に実装時の衝撃などによる負荷がかかっても、サーミスタ素子1にワレ等の破断が発生することを抑制できる。なお、E1+E2<(2/3)×L1であるとき、サーミスタ素子1の抗折強度は低くなり、サーミスタ素子1に破断が発生するおそれがある。
具体的に述べると、サーミスタ素子1の抗折強度を評価するために測定装置にて測定するとき、サーミスタ素子1の第1、第2外部電極41,42を測定装置の設置面に接触させる。すると、第1、第2外部電極41,42の長さE1,E2が長いため、第1、第2外部電極41,42の間の距離は小さくなる。このため、素体10のL方向の中央部を押圧して3点曲げによる測定を行うと、素体10にかかるモーメントは小さくなるため、抗折強度は高くなる。これに対して、従来では、第1、第2外部電極の長さは短いため、第1、第2外部電極の間の距離は大きくなる。このため、素体のL方向の中央部を押圧して3点曲げによる測定を行うと、素体にかかるモーメントは大きくなるため、抗折強度は低くなる。
また、前記サーミスタ素子1によれば、特に、サーミスタ素子1を小型化や薄型化としても、サーミスタ素子1を破断が無い状態で使用できる。例えば、サーミスタ素子1のサイズをJIS規格0603サイズとしたとき、サーミスタ素子1のサイズが小さくなるが、サーミスタ素子1の抗折強度は高いため、サーミスタ素子1を破断が無い状態で使用できる。また、サーミスタ素子1の厚みを、0.1mmよりも大きく、0.3mmよりも小さくしたとき、サーミスタ素子1の厚みは薄くなるが、サーミスタ素子1の抗折強度は高いため、サーミスタ素子1を破断が無い状態で使用できる。例えば、0603サイズにおいて厚みを0.3mmとしたとき、当然にサーミスタ素子1の強度を高くできる。さらに、0603サイズにおいて厚みを0.135mmと薄くしても、強度の高いサーミスタ素子1を実現できる。
また、L1−(E1+E2)≧0.04mmを満たすことが好ましく、これにより、サーミスタ素子1の抗折強度を十分に高くしつつ、第1、第2外部電極41,42の電気的接続を防止できる。なお、L1−(E1+E2)<0.04mmであるとき、第1、第2外部電極41,42が電気的に接続するおそれがある。
次に、前記サーミスタ素子1のE1、E2、L1の関係の一例について説明する。表1に、(E1+E2)/L1と抗折強度との関係を示す。
Figure 2016084457
表1では、横軸に(E1+E2)/L1を示し、縦軸に抗折強度[N]を示す。表1からわかるように、(E1+E2)/L1が0.63よりも大きいときに、抗折強度が著しく大きくなっている。したがって、(E1+E2)/L1≧2/3を満たすことで、抗折強度が著しく大きくなる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態の回路基板を示す断面図である。図3に示すように、回路基板100は、基板本体110と、基板本体110内に埋め込まれている第1実施形態のサーミスタ素子1と、基板本体110に搭載された電子部品としての集積回路120とを有する。
基板本体110は、電気的絶縁性を有する絶縁体111と、電気的導電性を有する導電体112とを有する。絶縁体111は、例えば、エポキシ樹脂などの絶縁性樹脂からなる。導電体112は、例えば、Cuなどの金属からなる。導電体112は、配線などを構成する。
サーミスタ素子1は、絶縁体111内に埋め込まれている。したがって、サーミスタ素子1には絶縁体111の重さなどによる負荷がかかるが、サーミスタ素子1の抗折強度は高いため、サーミスタ素子1の破断は抑制され、回路基板100の品質を向上できる。また、サーミスタ素子1は、基板本体110内に埋め込まれているため、サーミスタ素子1には、そもそも、ツームストン等の実装不良の問題がない。
第1外部電極41と第2外部電極42との間には、絶縁体111が位置する。したがって、第1外部電極41と第2外部電極42とは、絶縁体111により、電気的に絶縁される。したがって、抗折強度をより高くするために第1、第2外部電極41,42の長さE1,E2(図2参照)をより長くしても、第1、第2外部電極41,42の電気的接続は絶縁体111により防止される。
サーミスタ素子1は、導電体112を介して、集積回路120に電気的に接続される。サーミスタ素子1は、集積回路120の発熱温度を検出して、図示しないCPUが、サーミスタ素子1により検出された温度に基づいて、集積回路120の動作を制御する。
サーミスタ素子1は、集積回路120の直下に位置する。したがって、サーミスタ素子1は、集積回路120の発熱温度を迅速かつ正確に検出することができる。なお、サーミスタ素子1により温度を検出される電子部品は、メモリやCPUなどの電子部品であってもよい。
次に、前記回路基板100の製造方法について説明する。
ます、図4Aに示すように、ベース体115の上にサーミスタ素子1を載置する。このとき、第1、第2外部電極41,42は、接着剤を介して、ベース体115に接着される。ベース体115は、基板本体110の絶縁体111の一部である。
その後、図4Bに示すように、ベース体115の上に、サーミスタ素子1を封止するように、封止体116を充填する。これにより、サーミスタ素子1は、封止体116内に埋め込まれる。封止体116は、基板本体110の絶縁体111の一部である。
その後、図4Cに示すように、封止体116の第1、第2外部電極41,42に対向する位置にレーザー光線を照射して、封止体116に、第1、第2外部電極41,42が露出する孔部116aを形成する。レーザー光線の照射による第1、第2外部電極41,42の焼損を防止するために、好ましくは、第1、第2外部電極41,42のめっき層にCuを用いている。
その後、図4Dに示すように、封止体116の孔部116aや、封止体116の上面や、ベース体115の下面に、配線としてCuなどの金属材料117をめっきする。金属材料117は、基板本体110の導電体112の一部である。その後、図示しないが、絶縁体111や導電体112を含む複数の層を積層して、回路基板100を作製する。
前記回路基板100によれば、サーミスタ素子1の厚みを薄くして基板本体110の薄型化を実現しつつも、サーミスタ素子1の抗折強度を高くでき、さらに、サーミスタ素子1の第1、第2外部電極41,42の電気的接続を防止できる。
つまり、基板本体110にサーミスタ素子1を埋め込もうとすると、サーミスタ素子1の厚みを薄くする必要がある。しかし、サーミスタ素子1の厚みを薄くすると、サーミスタ素子1の抗折強度が低下する。そこで、本願発明者は、サーミスタ素子1の厚みを薄くしつつ、第1、第2外部電極41,42の長さE1,E2を長くすることでサーミスタ素子1の抗折強度を向上させた。
さらに、本願発明者は、サーミスタ素子1は基板本体110内に埋め込まれることで、絶縁体111が第1外部電極41と第2外部電極42との間に位置することに着目し、第1、第2外部電極41,42の長さE1,E2をより長くしてサーミスタ素子1の抗折強度をより向上させても、絶縁体111が第1、第2外部電極41,42の電気的接続を防止することを見出した。したがって、本願発明のサーミスタ素子1は、埋込型の回路基板100に適用されることで、一層顕著な効果を奏する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態のサーミスタ素子は、第1実施形態とは、素体の表面の状態が相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。
第3実施形態では、素体の表面粗さは、0.5μm以下である。また、素体の表面粗さは、好ましくは、0.05μm以上である。ここで、表面粗さとは、中心線平均粗さをいう。したがって、素体の表面粗さは、0.5μm以下であるので、素体の表面の粗さを抑制することができ、素体の抗折強度を一層向上できる。これに対して、素体の表面粗さが大きくなると、素体の表面の凹凸の凹みの部分を起点にして、素体の表面に割れが発生するおそれがある。
素体の表面粗さを変える処理としては、例えば、酸や酸化剤などによる処理や、エッチング処理や、研磨処理などがある。以下、酸による処理を用い、素体を酸溶液に浸漬する時間を調整して、素体の表面粗さを変えた。酸としてギ酸を用いた。この結果を表2に示す。
Figure 2016084457
表2では、横軸に、サーミスタ素子を酸に浸漬した処理時間(分)を示し、縦軸に、素体の表面粗さ(μm)を示す。表面粗さは、中心線平均粗さである。複数のサーミスタ素子を試料としてそれぞれの表面粗さを測定し、最大の表面粗さと最小の表面粗さと平均の表面粗さとを求めた。実線は、最大の表面粗さを示し、点線は、最小の表面粗さを示し、一点鎖線は、平均の表面粗さを示す。
表2からわかるように、処理時間が0分から3分までは、素体の表面粗さが減少し、処理時間が3分以降では、素体の表面粗さが一定となる。素体の表面粗さが減少するのは、素体の表面はもともと粗いため、酸処理により、素体の表面の凹凸が溶かされるためである。
表2の実線にて示す最大の表面粗さについての抗折強度を、表3に示す。このとき、(E1+E2)/L1=0.78とする。
Figure 2016084457
表3に示すように、処理時間が経過すると、抗折強度が大きくなっている。言い換えると、表2と表3に示すように、素体の表面粗さが大きいと、抗折強度が大きくなっている。特に、処理時間が1分以降では、抗折強度が著しく大きくなっている。つまり、素体の表面粗さが0.5μm以下であるとき、抗折強度が著しく大きくなっている。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態のサーミスタ素子は、第1実施形態とは、第1、第2外部電極の表面の状態が相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。
第4実施形態では、第1外部電極および第2外部電極の表面粗さは、0.1μm以上である。また、第1外部電極および第2外部電極の表面粗さは、好ましくは、0.6μm以下である。ここで、表面粗さとは、中心線平均粗さをいう。したがって、第1外部電極および第2外部電極の表面粗さは、0.1μm以上であるので、第2実施形態に示すようにサーミスタ素子を基板本体内に埋め込む場合、サーミスタ素子の第1、第2外部電極と基板本体との密着性を向上できる。
第1、第2外部電極の表面粗さを変える処理としては、第3実施形態と同じである。以下、酸による処理を用い、第1、第2外部電極を酸溶液に浸漬する時間を調整して、第1、第2外部電極の表面粗さを変えた。酸としてギ酸を用いた。この結果を表4に示す。
Figure 2016084457
表4では、横軸に、サーミスタ素子を酸に浸漬した処理時間(分)を示し、縦軸に、第1、第2外部電極の表面粗さ(μm)を示す。表面粗さは、中心線平均粗さである。複数のサーミスタ素子を試料としてそれぞれの表面粗さを測定し、最大の表面粗さと最小の表面粗さと平均の表面粗さとを求めた。実線は、最大の表面粗さを示し、点線は、最小の表面粗さを示し、一点鎖線は、平均の表面粗さを示す。
表4からわかるように、処理時間が0分から1分までは、第1、第2外部電極の表面粗さが増大し、処理時間が1分以降では、第1、第2外部電極の表面粗さが一定となる。第1、第2外部電極の表面粗さが増大するのは、第1、第2外部電極の表面はもともと平滑であるため、酸処理により、第1、第2外部電極の表面に凹凸が形成されるためである。
表4の点線にて示す最小の表面粗さについての密着性を、表5に示す。
Figure 2016084457
表5に示すように、第1、第2外部電極の表面粗さが0.1μm以上であるとき、第1、第2外部電極と基板本体との密着性は良好である。比較例として、外部電極の表面粗さが0.02μmであるとき、外部電極と基板本体との密着性は良好でない。
なお、サーミスタ素子の全体を酸溶液に浸漬することで、素体の表面粗さと第1、第2外部電極の表面粗さとを同時に調整することができる。したがって、第3実施形態に示す抗折強度と第4実施形態に示す密着性とを、同時に向上することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
前記実施形態では、サーミスタ素子は、素体内に内部電極を有していたが、素体内に内部電極を有していなくてもよい。
前記実施形態では、サーミスタ素子は、NTCサーミスタとしたが、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタとしてもよい。
前記実施形態では、素体の周面の横断面は、4角形であったが、3角形や5角形以上であってもよく、または、円形や楕円形や長円形であってもよい。
前記実施形態では、E1+E2≧(2/3)×L1を満たすようにしたが、両辺にサーミスタ素子1の幅寸法W1を乗じて、(E1+E2)×W1≧(2/3)×L1×W1として、面積にて比較するようにしてもよい。
前記実施形態では、回路基板として、サーミスタ素子を基板本体内に埋め込んだが、サーミスタ素子を基板本体の上に実装するようにしてもよい。この場合でも、サーミスタ素子の抗折強度は高いため、サーミスタ素子に実装時の衝撃などによる負荷がかかっても、サーミスタ素子の破断の発生を抑制できる。
1 サーミスタ素子
10 素体
10a セラミックス層
11 第1側面
12 第2側面
13 第3側面
14 第4側面
15 第1端面
16 第2端面
17 周面
21 第1内部電極
22 第2内部電極
41 第1外部電極
42 第2外部電極
100 回路基板
110 基板本体
111 絶縁体
112 導電体
120 集積回路(電子部品)
141 第1面部
142 第2面部
143 第3面部
144 第4面部

Claims (8)

  1. 互いに反対側に位置する第1端面および第2端面と、前記第1端面と前記第2端面との間に配置される周面とを有すると共に、セラミックスから構成される素体と、
    前記第1端面と前記周面の前記第1端面側とを覆う第1外部電極と、
    前記第2端面と前記周面の前記第2端面側とを覆う第2外部電極と
    を備えるサーミスタ素子であって、
    前記第1端面から前記第2端面に向かって延在する長さ方向において、前記サーミスタ素子の全長をL1とし、前記第1外部電極の長さをE1とし、前記第2外部電極の長さをE2としたとき、E1+E2≧(2/3)×L1を満たすサーミスタ素子。
  2. 前記サーミスタ素子のサイズは、JIS規格0603サイズである、請求項1に記載のサーミスタ素子。
  3. 前記サーミスタ素子の厚みは、0.1mmよりも大きく、0.3mmよりも小さい、請求項2に記載のサーミスタ素子。
  4. 前記素体の表面粗さは、0.5μm以下である、請求項1から3の何れか一つに記載のサーミスタ素子。
  5. 前記第1外部電極および前記第2外部電極の表面粗さは、0.1μm以上である、請求項1から4の何れか一つに記載のサーミスタ素子。
  6. 基板本体と、
    前記基板本体内に埋め込まれている請求項1から5の何れか一つに記載のサーミスタ素子と
    を備える回路基板。
  7. 前記基板本体は、前記第1外部電極と前記第2外部電極との間に位置する絶縁体を有する、請求項6に記載の回路基板。
  8. 前記基板本体に搭載された電子部品を有し、
    前記サーミスタ素子は、前記電子部品の直下に位置する、請求項6または7に記載の回路基板。
JP2016561429A 2014-11-26 2015-09-11 サーミスタ素子および回路基板 Pending JPWO2016084457A1 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014239009 2014-11-26
JP2014239009 2014-11-26
JP2015039347 2015-02-27
JP2015039347 2015-02-27
PCT/JP2015/075802 WO2016084457A1 (ja) 2014-11-26 2015-09-11 サーミスタ素子および回路基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2016084457A1 true JPWO2016084457A1 (ja) 2017-09-07

Family

ID=56074038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016561429A Pending JPWO2016084457A1 (ja) 2014-11-26 2015-09-11 サーミスタ素子および回路基板

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2016084457A1 (ja)
WO (1) WO2016084457A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019067793A (ja) 2017-09-28 2019-04-25 Tdk株式会社 電子部品
KR102271041B1 (ko) 2018-11-13 2021-07-01 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10284343A (ja) * 1997-04-11 1998-10-23 Mitsubishi Materials Corp チップ型電子部品
JP2001015371A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Murata Mfg Co Ltd チップ型セラミック電子部品及びその製造方法
JP2004039937A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Tdk Corp セラミック電子部品
JP2013026392A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Tdk Corp 電子部品及び電子部品の製造方法
JP2013030628A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Kyocera Corp 半導体装置
JP2013205293A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Furukawa Electric Co Ltd:The 温度検出装置及び温度検出方法
JP2014203951A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 大日本印刷株式会社 部品実装多層配線基板

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229005A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Tdk Corp チップ型電子部品
JP2010232320A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Tdk Corp 積層セラミック電子部品およびその製造方法
JP5707710B2 (ja) * 2010-03-08 2015-04-30 Tdk株式会社 積層型チップ部品
JP2014203862A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 パナソニック株式会社 セラミック電子部品およびその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10284343A (ja) * 1997-04-11 1998-10-23 Mitsubishi Materials Corp チップ型電子部品
JP2001015371A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Murata Mfg Co Ltd チップ型セラミック電子部品及びその製造方法
JP2004039937A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Tdk Corp セラミック電子部品
JP2013026392A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Tdk Corp 電子部品及び電子部品の製造方法
JP2013030628A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Kyocera Corp 半導体装置
JP2013205293A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Furukawa Electric Co Ltd:The 温度検出装置及び温度検出方法
JP2014203951A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 大日本印刷株式会社 部品実装多層配線基板

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016084457A1 (ja) 2016-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7379899B2 (ja) セラミック電子部品
JP6524275B2 (ja) 積層セラミック電子部品
JP5598492B2 (ja) 積層コイル部品
JP6011574B2 (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP2015046644A (ja) 積層セラミック電子部品
JP2015035631A (ja) 積層セラミック電子部品
JP2010165910A (ja) セラミック電子部品
JP2014146669A (ja) 積層型セラミック電子部品
JP2007242995A (ja) 積層セラミック電子部品とその製造方法
JP2015084435A (ja) 積層セラミック電子部品
JP6866678B2 (ja) 電子部品
JP2019004080A (ja) 電子部品、電子装置、及び電子部品の製造方法
JP2016012689A (ja) セラミック電子部品
JP2023053297A (ja) 積層コイル部品
JP5786751B2 (ja) 積層電子部品
WO2012114857A1 (ja) 電子部品の実装構造
WO2016084457A1 (ja) サーミスタ素子および回路基板
JP6911754B2 (ja) 電子部品および積層セラミックコンデンサ
JP2018098475A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP6338011B2 (ja) 基板埋め込み用ntcサーミスタおよびその製造方法
JP2010147406A (ja) 電子部品の製造方法
JP6777065B2 (ja) 積層電子部品
JP5833148B2 (ja) 多層セラミック素子
JP2014200042A5 (ja)
JP6777066B2 (ja) 積層電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180410