JPWO2016038668A1 - テープフィーダ保持装置 - Google Patents

テープフィーダ保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016038668A1
JPWO2016038668A1 JP2016547276A JP2016547276A JPWO2016038668A1 JP WO2016038668 A1 JPWO2016038668 A1 JP WO2016038668A1 JP 2016547276 A JP2016547276 A JP 2016547276A JP 2016547276 A JP2016547276 A JP 2016547276A JP WO2016038668 A1 JPWO2016038668 A1 JP WO2016038668A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape feeder
tape
holding device
slide
feeder holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016547276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6449895B2 (ja
Inventor
充弘 後藤
充弘 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2016038668A1 publication Critical patent/JPWO2016038668A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6449895B2 publication Critical patent/JP6449895B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H16/00Unwinding, paying-out webs
    • B65H16/10Arrangements for effecting positive rotation of web roll
    • B65H16/103Arrangements for effecting positive rotation of web roll in which power is applied to web-roll spindle
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0417Feeding with belts or tapes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H16/00Unwinding, paying-out webs
    • B65H16/02Supporting web roll
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/0061Tools for holding the circuit boards during processing; handling transport of printed circuit boards
    • H05K13/0069Holders for printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/02Feeding of components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0404Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws
    • H05K13/0408Incorporating a pick-up tool

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

電子部品を収容したテープをテープ送り方向に送ることで電子部品を供給するテープフィーダ70をスライド可能に保持するスライド部102と、スライド部に保持されたテープフィーダをテープ送り方向にスライドさせるスライド装置130とを備えたテープフィーダ保持装置100において、スライド装置が、テープフィーダから電子部品を供給可能な位置である供給位置まで、テープフィーダをスライドさせる。つまり、テープフィーダ保持装置では、自動でテープフィーダがテープフィーダ保持装置に装着される。これにより、例えば、作業者が、乱暴に、テープフィーダをテープフィーダ保持装置に装着することによるコネクタ等の破損を防止できる。また、例えば、力の弱い作業者であっても、確実に、テープフィーダをテープフィーダ保持装置に装着することが可能となる。

Description

本発明は、テープフィーダを保持するテープフィーダ保持装置に関するものである。
テープフィーダは、通常、マウンタ等の電子部品実装機のテープフィーダ保持装置に装着されており、電子部品の種類の交換,電子部品の補充等に応じて、テープフィーダ保持装置に着脱される。下記特許文献には、予備のテーブルに載置されているテープフィーダを、自動でテープフィーダ保持装置に移し替えるための技術が記載されている。
特開平03−029400号公報
従来の電子部品装着装置では、作業者がテープフィーダをスライドさせて、テープフィーダをテープフィーダ保持装置に装着しているが、作業者が、乱暴に、テープフィーダをテープフィーダ保持装置に装着する場合がある。このような場合には、コネクタ等が破損し、テープフィーダをテープフィーダ保持装置に適切に装着することができない虞がある。また、例えば、力の弱い作業者により、テープフィーダがテープフィーダ保持装置に装着される場合には、テープフィーダが適切な位置まで十分にスライドさせられず、テープフィーダから電子部品を供給可能な状態でテープフィーダを装着することができない虞がある。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、テープフィーダをテープフィーダ保持装置に適切に装着することである。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載のテープフィーダ保持装置は、電子部品を収容したテープをテープ送り方向に送ることで電子部品を供給するテープフィーダをスライド可能に保持するスライド部と、前記スライド部に保持された前記テープフィーダを前記テープ送り方向にスライドさせるスライド装置とを備え、前記スライド装置が、前記テープフィーダから電子部品を供給可能な位置である供給位置まで、テープフィーダをスライドさせることを特徴とする。
また、請求項2に記載のテープフィーダ保持装置では、請求項1に記載のテープフィーダ保持装置において、前記スライド装置が前記スライド部に保持された前記テープフィーダに対して接触することにより、前記テープフィーダを前記テープ送り方向にスライドさせる作用部材を備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載のテープフィーダ保持装置では、請求項2に記載のテープフィーダ保持装置において、前記スライド装置が前記作用部材を前記スライド部に沿って移動させるアクチュエータを備え、前記アクチュエータは、前記作用部材の移動量を変更可能であることを特徴とする。
また、請求項4に記載のテープフィーダ保持装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のテープフィーダ保持装置において、前記テープフィーダを前記スライド部上の所定位置に位置決めする位置規定部をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項5に記載のテープフィーダ保持装置では、請求項4に記載のテープフィーダ保持装置において、前記スライド装置が、前記位置規定部により位置決めされた状態の前記テープフィーダを、前記テープ送り方向にスライドさせることを特徴とする。
また、請求項6に記載のテープフィーダ保持装置では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のテープフィーダ保持装置において、前記スライド装置が前記スライド部に保持された前記テープフィーダに対して接触することにより、前記テープフィーダを前記テープ送り方向にスライドさせる作用部材を備え、前記テープフィーダ保持装置が、前記テープフィーダを前記スライド部上の所定位置に位置決めする位置規定部をさらに備え、前記位置規定部は、前記作用部材に接触されていない状態の前記テープフィーダが、前記テープ送り方向にスライドするのを規制するストッパを備えたことを特徴とする。
また、請求項7に記載のテープフィーダ保持装置では、請求項6に記載のテープフィーダ保持装置において、前記スライド装置は、前記作用部材に接触された状態のテープフィーダを、前記ストッパによるスライドの規制が解除された後に、前記供給位置までスライドさせることを特徴とする。
また、請求項8に記載のテープフィーダ保持装置は、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のテープフィーダ保持装置において、前記供給位置に位置する前記テープフィーダを、前記供給位置から離れる方向にスライドさせる離間方向スライド装置をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項9に記載のテープフィーダ保持装置では、請求項8に記載のテープフィーダ保持装置において、前記離間方向スライド装置と前記スライド装置とが、同一の装置であることを特徴とする。
請求項1に記載のテープフィーダ保持装置は、スライド部に保持された状態のテープフィーダを、テープ送り方向にスライドさせるスライド装置を備え、そのスライド装置が、テープフィーダから電子部品を供給可能な位置である供給位置まで、テープフィーダをスライドさせる。つまり、請求項1に記載のテープフィーダ保持装置では、自動でテープフィーダがテープフィーダ保持装置に装着される。これにより、例えば、作業者が、乱暴に、テープフィーダをテープフィーダ保持装置に装着することによるコネクタ等の破損を防止できる。また、例えば、力の弱い作業者であっても、確実に、テープフィーダをテープフィーダ保持装置に装着することが可能となる。
また、請求項2に記載のテープフィーダ保持装置では、作用部材が、スライド部に保持されたテープフィーダに対して接触することで、テープフィーダがテープ送り方向にスライドする。これにより、テープフィーダを好適にスライドさせることが可能となる。
また、請求項3に記載のテープフィーダ保持装置では、アクチュエータの作動により、作用部材がスライド部に沿って移動する。また、アクチュエータは、作用部材の移動量を任意に変更することが可能である。これにより、好適にテープフィーダを供給位置までスライドさせることが可能となる。
また、請求項4に記載のテープフィーダ保持装置では、位置規定部により、テープフィーダがスライド部上の所定位置に位置決めされる。これにより、所定位置に位置決めされたテープフィーダに、適切に作用部材を接触させることが可能となる。
また、請求項5に記載のテープフィーダ保持装置では、位置規定部により位置決めされた状態のテープフィーダが、テープ送り方向にスライドされる。これにより、テープフィーダの供給位置までのスライド量が規定されるため、テープフィーダを供給位置まで適切にスライドさせることが可能となる。
また、請求項6に記載のテープフィーダ保持装置では、ストッパによって、テープフィーダのテープ送り方向へのスライドが規制されることで、テープフィーダが所定の位置に位置決めされる。これにより、適切にテープフィーダの位置決めを行うことが可能となる。
また、請求項7に記載のテープフィーダ保持装置では、テープフィーダがストッパによって所定の位置に位置決めされた後に、供給位置までスライドされる。これにより、テープフィーダの供給位置までのスライド量が規定されるため、テープフィーダを供給位置まで適切にスライドさせることが可能となる。
また、請求項8に記載のテープフィーダ保持装置では、供給位置に位置するテープフィーダが、離間方向スライド装置によって、供給位置から離れる方向にスライドされる。これにより、テープフィーダ保持装置から容易にテープフィーダを取り外すことが可能となる。
また、請求項9に記載のテープフィーダ保持装置では、離間方向スライド装置とスライド装置とが同一の装置とされている。これにより、テープフィーダ保持装置の構造を簡素化することが可能となる。
電子部品装着装置を示す斜視図である。 テープ化部品を示す平面図である。 供給装置を示す斜視図である。 供給位置にスライドした状態のテープフィーダを示す断面図である。 離脱位置にスライドした状態のテープフィーダを示す断面図である。 複数のスライド装置のピニオンギヤと伝達ギヤと電磁モータとを示す概略図である。 ロックが解除された状態のテープフィーダを示す断面図である。 ストッパによりスライドが規制された状態のテープフィーダを示す断面図である。 テープフィーダが装着される前のテープフィーダ保持装置を示す断面図である。 隣接した状態でテープフィーダ保持装置に装着された複数のテープフィーダを示す斜視図である。 制御装置を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<電子部品装着装置の構成>
図1に、電子部品装着装置(以下、「装着装置」と略す場合がある)10を示す。装着装置10は、1つのシステムベース12と、そのシステムベース12の上に隣接された2台の電子部品装着機(以下、「装着機」と略す場合がある)16とを有している。なお、装着機16の並ぶ方向をX軸方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY軸方向と称する。
各装着機16は、主に、装着機本体20、搬送装置22、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)24、装着ヘッド26、供給装置28を備えている。装着機本体20は、フレーム部32と、そのフレーム部32に上架されたビーム部34とによって構成されている。
搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42は、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにフレーム部32に配設されている。2つのコンベア装置40,42の各々は、各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に、電磁モータ(図11参照)46によって搬送する。また、回路基板は、所定の位置において、基板保持装置(図11参照)48によって固定的に保持される。
移動装置24は、XYロボット型の移動装置である。移動装置24は、スライダ50をX軸方向にスライドさせる電磁モータ(図11参照)52と、Y軸方向にスライドさせる電磁モータ(図11参照)54とを備えている。スライダ50には、装着ヘッド26が取り付けられており、その装着ヘッド26は、2つの電磁モータ52,54の作動によって、フレーム部32上の任意の位置に移動させられる。
装着ヘッド26は、回路基板に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド26の下端面には、吸着ノズル60が設けられている。吸着ノズル60は、負圧エア,正圧エア通路を介して、正負圧供給装置(図11参照)62に通じている。吸着ノズル60は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。また、装着ヘッド26は、吸着ノズル60を昇降させるノズル昇降装置(図11参照)64を有している。そのノズル昇降装置64によって、装着ヘッド26は、保持する電子部品の上下方向の位置を変更する。
供給装置28は、フィーダ型の供給装置であり、フレーム部32の前方側の端部に配設されている。供給装置28は、テープフィーダ70を有している。テープフィーダ70は、電子部品を収容したテープであるテープ化部品を巻回させた状態で収容している。そして、テープフィーダ70は、送出装置(図11参照)71によって、テープ化部品を送る。これにより、フィーダ型の供給装置28は、テープ化部品を送ることによって、電子部品を供給位置において供給する。
詳しくは、テープ化部品72は、図2に示すように、キャリアテープ74と、電子部品76と、トップカバーテープ78とから構成されている。キャリアテープ74には、多数の収容凹部80および送り穴82が等ピッチで形成されており、収容凹部80に電子部品76が収容されている。そして、電子部品76が収容された収容凹部80が、トップカバーテープ78によって覆われている。
また、テープフィーダ70は、図3に示すように、テープリール84と、リール保持部86と、フィーダ本体部88とから構成されている。テープリール84には、テープ化部品72が巻回されており、リール保持部86は、テープリール84を保持する。そして、リール保持部86に保持されたテープリール84からテープ化部品72が引き出され、そのテープ化部品72は、フィーダ本体部88の上端面に延在されている。テープフィーダの長手方向、すなわち後述するスライド溝108の長手方向がテープ送り方向である。
フィーダ本体部88の内部には、図4に示すように、スプロケット90が内蔵されており、テープ化部品72に形成された送り穴82に係合している。そして、そのスプロケット90が送出装置71によって回転させられることで、テープ化部品72が、フィーダ本体部88の上端面において、テープリール84から離間する方向に送り出される。さらに、剥離装置(図示省略)によって、テープ化部品72のキャリアテープ74からトップカバーテープ78が剥ぎ取られる。これにより、フィーダ本体部88の上端面の先端部において、テープ化部品72の収容凹部80が順次解放され、その解放された収容凹部80から電子部品76が吸着ノズル60によって取り出される。
また、テープフィーダ70は、フレーム部32の前方側の端部に固定的に設けられたテープフィーダ保持装置100に着脱可能とされている。具体的には、テープフィーダ保持装置100は、フレーム部32の上面に設けられたスライド部102と、そのスライド部102の搬送装置22に近い側の端部に立設された立設面部106とから構成されている。スライド部102には、Y軸方向に延びるように複数のスライド溝108が形成されている。また、テープフィーダ70のフィーダ本体部88の下縁部には、レール110が取り付けられている。そして、レール110をスライド溝108に嵌合させることで、スライド部102の上面において、テープフィーダ70を立設面部106に接近、若しくは離間させる方向にスライド可能となっている。
また、立設面部106には、コネクタ接続部112が設けられている。一方、テープフィーダ70のリール保持部86と反対側の側壁面114には、コネクタ116が設けられている。そして、テープフィーダ70がテープフィーダ保持装置100に装着された際に、コネクタ116がコネクタ接続部112に接続される。そのとき、テープフィーダ70に収容されたテープ化部品72の開放された収容凹部80が、テープフィーダ保持装置100上の供給位置に位置した状態となる。また、立設面部106には、コネクタ接続部112を上下方向に挟むように、1対の嵌合穴118が形成されている。一方、テープフィーダ70の側壁面114には、コネクタ116を上下方向に挟むように、1対の立設ピン120が設けられている。そして、テープフィーダ70がテープフィーダ保持装置100に装着された際に、1対の立設ピン120が1対の嵌合穴118に嵌合される。なお、立設ピン120の側壁面114からの突出量は、コネクタ116の側壁面114からの突出量より多くされている。
また、テープフィーダ保持装置100のスライド部102には、テープフィーダ70をテープ送り方向にスライドさせるためのスライド装置130が設けられている。スライド装置130は、ラック132とピニオンギヤ134と伝達ギヤ136と電磁モータ(図11参照)138とによって構成されている。ラック132は、スライド溝108の下方に配設されており、スライド溝108に沿ってスライド可能とされている。ラック132の立設面部106側の端部には、上方に突出する突出部140が形成されており、その突出部140は、スライド溝108の内部に突出している。一方、テープフィーダ70のレール110の下面には、係合穴142が形成されている。そして、スライド溝108に嵌合した状態のレール110の係合穴142に、ラック132の突出部140が係合している。
また、ラック132には、ピニオンギヤ134が噛合しており、そのピニオンギヤ134には、伝達ギヤ136が噛合している。そして、電磁モータ138の駆動により、伝達ギヤ136が回転する。これにより、ラック132が、スライド溝108に沿ってスライドし、ラック132の突出部140に係合するテープフィーダ70も、スライドする。なお、電磁モータ138は、ステッピングモータであり、テープフィーダ70は、所定の範囲でスライドする。詳しくは、図4に示すように、側壁面114が立設面部106に取り付けられる位置、つまり、テープフィーダ70から電子部品を供給可能な位置(以下、「供給位置」と記載する場合がある)と、図5に示すように、側壁面114が立設面部106から所定距離α離れた位置(以下、「離脱位置」と記載する場合がある)との間で、テープフィーダ70は、スライドする。なお、テープフィーダ保持装置100のスライド部102には、検知センサ(図11参照)148が配設されており、テープフィーダ70が離脱位置までスライドした際に、検知センサ148によるテープフィーダ70の検知が行われる。
なお、テープフィーダ保持装置100には、複数のスライド溝108に対応して、複数のスライド装置130が配設されており、各スライド溝108において、テープフィーダ70は、スライド溝108に対応するスライド装置130の作動によりスライドする。ただし、複数のスライド装置130には、1つの電磁モータ138しか設けられておらず、1つの電磁モータ138により、複数のスライド装置130が個別に作動する。
詳しくは、図6に示すように、複数のスライド装置(図では3つのスライド装置が示されてる)130a〜cの伝達ギヤ136a〜cは、1つの電磁モータ138の出力軸150に固定されている。また、出力軸150と平行に、支持軸152が配設されており、複数のスライド装置130a〜cのピニオンギヤ134a〜cが、回転可能かつ支持軸152の軸方向にスライド可能に、支持軸152によって支持されている。なお、ピニオンギヤ134a〜cは、伝達ギヤ136a〜cと噛合する噛合位置(図中のピニオンギヤ134a〜cが点線で示される位置)と、伝達ギヤ136a〜cとの噛合が解除される解除位置(図中のピニオンギヤ134a〜cが実線で示される位置)との間でスライドする。このような構造において、複数のスライド装置130a〜cのうちの作動対象のスライド装置130のピニオンギヤ134が、噛合位置にスライドされ、作動対象でないピニオンギヤ134は、解除位置にスライドされる。これにより、電磁モータ138の駆動力は、作動対象のスライド装置130のピニオンギヤ134にだけ伝達され、作動対象のスライド装置130が作動する。
また、テープフィーダ保持装置100のスライド部102には、複数のスライド装置130を個別に昇降させる昇降装置(図11参照)160が配設されている。昇降装置160の作動により上昇したスライド装置130では、図5に示すように、ラック132の突出部140が、スライド溝108の内部に延び出し、テープフィーダ70の係合穴142に係合する。一方、昇降装置160の作動により下降したスライド装置130では、図7に示すように、ラック132の突出部140が、スライド溝108の下方に引っ込み、テープフィーダ70の係合穴142への係合が解除される。
また、テープフィーダ保持装置100の立設面部106には、図4に示すように、ソレノイド170が配設されている。ソレノイド170は、ソレノイドピン172を有しており、消磁状態において、ソレノイドピン172は、立設面部106の内部に引っ込んでいる。一方、ソレノイドピン172は、励磁状態において、図8に示すように、立設面部106からテープフィーダ70に向かって突出する。なお、励磁状態でのソレノイドピン172は、所定距離α、立設面部106から突出する。
このような構造により、供給装置28では、テープフィーダ保持装置100へのテープフィーダ70の着脱が自動で行われる。具体的には、テープフィーダ保持装置100にテープフィーダ70が装着される際には、図9に示すように、ソレノイド170は、励磁状態とされており、ソレノイドピン172は、立設面部106から所定距離α、突出している。また、スライド装置130の作動により、ラック132は、立設面部106から離れる方向にスライドしており、昇降装置160の作動により、スライド装置130は下降している。つまり、ラック132の突出部140は、スライド溝108の下方に引っ込んでいる。そして、作業者は、そのスライド溝108にレール110を嵌合し、テープフィーダ70をスライド部102に保持させて、テープフィーダ70を立設面部106に接近させる方向(以下、「接近方向」と記載する場合がある)にスライドさせる。
この際、作業者は、側壁面114がソレノイドピン172の先端部に当接するまで、テープフィーダ70を接近方向にスライドさせる。これにより、図8に示すように、テープフィーダ70は、立設面部106から所定距離α離れた位置、つまり、離脱位置までスライドするが、その先のスライドはソレノイドピン172により規制される。そして、離脱位置へのテープフィーダ70のスライドにより、検知センサ148によりテープフィーダ70が検知される。検知センサ148によりテープフィーダ70が検知されると、昇降装置160の作動により、スライド装置130が上昇する。これにより、図5に示すように、ラック132の突出部140が、スライド溝108の内部に突出し、テープフィーダ70の係合穴142に係合する。テープフィーダ70は、ソレノイドピン172によって離脱位置に位置決めされているので、突出部140は係合穴142に適切に係合することができる。また、検知センサ148によりテープフィーダ70が検知されると、ソレノイド170が消磁状態とされ、ソレノイドピン172が立設面部106の内部に引き込まれる。
続いて、スライド装置130の作動により、ラック132が接近方向に移動し、テープフィーダ70が、立設面部106に向かってスライドする。これにより、図4に示すように、テープフィーダ70は、供給位置までスライドし、側壁面114が立設面部106に取り付けられる。つまり、1対の立設ピン120が、1対の嵌合穴118に嵌合され、テープフィーダ70の位置決めが行われるとともに、コネクタ116がコネクタ接続部112に接続される。
ちなみに、立設ピン120の側壁面114からの突出量は、上述したように、コネクタ116の側壁面114からの突出量より多くされている。このため、テープフィーダ70の位置決めが確実に行われた後に、コネクタ116がコネクタ接続部112に接続される。これにより、コネクタ116等を破損することなく、側壁面114を立設面部106に取り付けることが可能となる。また、テープフィーダ70が、離脱位置から、離脱位置と供給位置との間の中間位置までスライドする際の電磁モータ138の回転速度は、Xrpmとされ、テープフィーダ70が、中間位置から供給位置までスライドする際の電磁モータ138の回転速度は、Y(<X)rpmとされている。つまり、中間位置から供給位置までのテープフィーダ70のスライド速度は、離脱位置から中間位置までのテープフィーダ70のスライド速度より遅くされている。これにより、コネクタ116等の速い速度でのコネクタ接続部112等への当接を防止することが可能となり、コネクタ116等の破損を防止することが可能となる。
このように、供給装置28では、側壁面114が立設面部106に自動で取り付けられるため、例えば、作業者が、乱暴に、テープフィーダ70をテープフィーダ保持装置100に装着することによるコネクタ116等の破損を防止できる。また、例えば、力の弱い作業者であっても、確実に、テープフィーダ70をテープフィーダ保持装置100に装着することができる。
なお、側壁面114が立設面部106に取り付けられた状態、つまり、テープフィーダ70が供給位置までスライドした状態において、スライド装置130は、上昇した状態に維持される。これにより、テープフィーダ保持装置100に装着された状態のテープフィーダ70では、ラック132の突出部140が係合穴142に係合した状態が維持され、テープフィーダ70が、テープフィーダ保持装置100にロックされる。
また、テープフィーダ70がテープフィーダ保持装置100から取り外される際には、スライド装置130の作動により、ラック132が立設面部106から離れる方向(以下、「離間方向」と記載する場合がある)に移動し、側壁面114が立設面部106から取り外される。つまり、コネクタ116がコネクタ接続部112から取り外され、1対の立設ピン120が1対の嵌合穴118から引き抜かれる。そして、テープフィーダ70は、図5に示すように、スライド装置130の作動により、離脱位置までスライドする。この際、離脱位置へのテープフィーダ70のスライドにより、検知センサ148によりテープフィーダ70が検知される。検知センサ148によりテープフィーダ70が検知されると、昇降装置160の作動により、スライド装置130が下降する。これにより、図7に示すように、ラック132の突出部140が、スライド溝108の下方に引き込まれ、テープフィーダ70の係合穴142への突出部140の係合が解除される。そして、作業者が、テープフィーダ70を離間方向にスライドさせることで、テープフィーダ70がテープフィーダ保持装置100から取り外される。
このように、供給装置28では、側壁面114の立設面部106への取付および、側壁面114の立設面部106からの取り外しが、自動で行われる。このため、供給装置28では、複数のテープフィーダ70が隣接した状態でテープフィーダ保持装置100に装着されている場合での、テープフィーダ70のテープフィーダ保持装置100への着脱を容易、かつ好適に行うことが可能である。
詳しくは、テープフィーダ保持装置100には、複数のスライド溝108が形成されているため、図1に示すように、複数のテープフィーダ70が隣接した状態で装着される。このように、複数のテープフィーダ70が隣接してテープフィーダ保持装置100に装着された状態では、隣り合う2台のテープフィーダ70の隙間は殆どなく、その隙間は、指さえも挿入し難いほど狭い。このため、複数のテープフィーダ70が装着されたテープフィーダ保持装置100へのテープフィーダ70の着脱は困難である。また、複数のテープフィーダ70が装着されたテープフィーダ保持装置100へのテープフィーダ70の着脱時に、隣接するテープフィーダ70に作業者の指が触れてしまう。このため、例えば、装着作業中にテープフィーダ70の交換等を行う際に、交換等の予定されていないテープフィーダ70に作業者の指が触れることで、装着作業が妨げられる虞がある。
しかしながら、供給装置28では、テープフィーダ70をテープフィーダ保持装置100に装着する際に、図10に示すように、作業者は、テープフィーダ70をスライド部102に保持させて、テープフィーダ70を離脱位置までスライドさせればよい。そして、離脱位置までスライドされたテープフィーダ70は、スライド装置130等の作動により、離脱位置から供給位置までスライドされ、テープフィーダ保持装置100に装着される。また、テープフィーダ70をテープフィーダ保持装置100から取り外す際には、テープフィーダ保持装置100に装着されているテープフィーダ70は、スライド装置130等の作動により、供給位置から離脱位置までスライドされる。そして、作業者は、離脱位置までスライドされたテープフィーダ70を、離脱方向にスライドさせることで、テープフィーダ70がテープフィーダ保持装置100から取り外される。
このように、供給装置28では、テープフィーダ70は、離脱位置と供給位置との間をスライド装置130等の作動によりスライドする。このため、テープフィーダ70のテープフィーダ保持装置100への着脱時に、作業者は、隣り合う2台のテープフィーダ70の隙間に指を入れる必要もなく、隣のテープフィーダ70に接触する虞もない。これにより、供給装置28では、複数のテープフィーダ70が隣接した状態でテープフィーダ保持装置100に装着されている場合での、テープフィーダ70のテープフィーダ保持装置100への着脱を容易かつ、好適に行うことが可能となる。
また、装着機16は、図11に示すように、制御装置180を備えている。制御装置180は、コントローラ182および複数の駆動回路186を備えている。複数の駆動回路186は、上記電磁モータ46,52,54,138、基板保持装置48、正負圧供給装置62、ノズル昇降装置64、送出装置71、昇降装置160、ソレノイド170に接続されている。コントローラ182は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路186に接続されている。これにより、搬送装置22、移動装置24等の作動が、コントローラ182によって制御される。
また、コントローラ182には、検知センサ148が接続されている。これにより、テープフィーダ70の検知信号が入力される。さらに、コントローラ182には、制御回路188を介して、表示装置190が接続されている。表示装置190は、装着機16による作業に関する情報、具体的には、後に詳しく説明するテープフィーダ70の交換作業に関する情報等を表示するものであり、タッチパネル式の表示装置とされている。なお、表示装置190には、選択ボタン196が表示され、選択ボタン196の操作結果がコントローラ182に入力される。
<装着機による装着作業>
装着機16では、上述した構成によって、搬送装置22に保持された回路基板に対して、装着ヘッド26によって装着作業を行うことが可能である。具体的には、コントローラ182の指令により、回路基板が作業位置まで搬送され、その位置で固定的に保持される。また、テープフィーダ70は、コントローラ182の指令により、テープ化部品を送り、電子部品を供給位置において供給する。そして、装着ヘッド26が、電子部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル60によって電子部品を吸着保持する。続いて、装着ヘッド26は、回路基板の上方に移動し、保持している電子部品を回路基板上に装着する。
<回路基板の種類変更に伴うテープフィーダの交換>
装着機16では、上述したようにして回路基板に対して電子部品の装着作業が実行されるが、様々な種類の回路基板に装着作業を実行することが可能である。つまり、回路基板の種類を交換して、異なる種類の回路基板に対して装着作業を行うことが可能である。具体的には、例えば、第1回路基板に対して第1〜第4電子部品を装着する第1装着作業の実行が終了した後に、第1回路基板とは種類の異なる第2回路基板に対して第3〜第6電子部品を装着する第2装着作業を実行することが可能である。
ちなみに、第1〜第6電子部品が収容された6個のテープ化部品72は、順に、第1〜第6テープフィーダ70のテープリール84に巻回されている。また、第1装着作業が行われる前に、第1〜第4テープフィーダ70は、隣接した状態で番号順に並んで、テープフィーダ保持装置100に装着されている。装着機16では、回路基板の種類が変更される際に、テープフィーダ保持装置100に装着された第1〜第4テープフィーダ70の中から変更後の作業に必要無い電子部品を収容するテープフィーダ70が、表示装置190に表示される。また、回路基板の種類の変更後に必要な電子部品を収容するテープフィーダ70が、表示装置190に表示される。
具体的には、例えば、装着作業の対象となる回路基板が第1回路基板から第2回路基板に変更される際には、第2装着作業で必要無い第1,第2電子部品を収容する第1,第2テープフィーダ70が、テープフィーダ保持装置100から取り外すべきテープフィーダ70として、コントローラ182のテープフィーダ決定部(図11参照)200において決定される。そして、その決定された第1,第2テープフィーダ70が、取り外し対象のテープフィーダとして、表示装置190に表示され、さらに、第1,第2テープフィーダ70のうちの何れかを選択するための選択ボタン196も表示される。
そして、作業者が、表示された選択ボタン196によって、取り外し対象のテープフィーダを選択することで、その選択されたテープフィーダ70に対応するスライド装置130等の作動が、コントローラ182のスライド制御部(図11参照)202において制御される。これにより、選択されたテープフィーダ70が、離脱位置にスライドし、その離脱位置にスライドしたテープフィーダ70が、作業者によりテープフィーダ保持装置100から取り外される。
また、表示装置190には、取り外し対象のテープフィーダだけでなく、装着対象のテープフィーダも表示される。つまり、装着作業の対象となる回路基板が第1回路基板から第2回路基板に変更される際には、第2装着作業で必要な第5,第6電子部品を収容する第5,第6テープフィーダ70が、テープフィーダ保持装置100に装着すべきテープフィーダ70として、テープフィーダ決定部200において決定される。そして、その決定された第5,第6テープフィーダ70が、装着対象のテープフィーダとして、表示装置190に表示される。
そして、作業者が、表示された装着対象のテープフィーダをスライド部102にセットさせて、離脱位置にセットすることで、そのセットされたテープフィーダ70に対応するスライド装置130等の作動が、コントローラ182のスライド制御部202において制御される。これにより、離脱位置にセットされたテープフィーダ70が、供給位置にスライドし、そのテープフィーダ70がテープフィーダ保持装置100に装着される。
このように、装着機16では、表示装置190に表示された内容に従って、選択ボタン196の操作、および、テープフィーダ70の離脱位置へのセットを行うことで、装着作業の対象となる回路基板に応じたテープフィーダ70のテープフィーダ保持装置100への着脱を行うことが可能なる。
ちなみに、テープフィーダ70は、テープフィーダの一例である。キャリアテープ74は、テープの一例である。テープフィーダ保持装置100は、テープフィーダ保持装置の一例である。スライド部102は、スライド部の一例である。スライド装置130は、スライド装置、および、離間方向スライド装置の一例である。ラック132は、作用部材の一例である。電磁モータ138は、アクチュエータの一例である。ソレノイド170は、位置規定部、および、ストッパの一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、テープフィーダ70をスライドさせるための電磁モータとして、ステッピングモータが採用されているが、DCモータ等の種々の電磁モータを採用することが可能である。ただし、DCモータ等を採用する場合には、エンコーダ等を用いて、テープフィーダ70のスライド量等に応じて、DCモータの作動を制御する必要がある。
また、テープフィーダ70に接触し、テープフィーダ70をスライドさせる部材として、テープフィーダ70に係合するラック132が採用されているが、テープフィーダ70を押圧することで、テープフィーダ70をスライドさせる押圧部材を採用することが可能である。
また、テープフィーダ70をスライドさせるためのアクチュエータとして、電磁モータだけでなく、ソレノイド,油圧等を利用したピストン等、種々のアクチュエータを採用することが可能である。
また、テープフィーダ70を離脱位置に位置決めするための部材として、ストッパが採用されているが、例えば、作業者が離脱位置の手前に載置してスライド部102に保持されたテープフィーダ70を離脱位置まで自動でスライドさせる装置等を採用してもよい。つまり、テープフィーダ70をテープフィーダ保持装置100に装着する際に、その装置によって、テープフィーダ70を離脱位置までスライドさせ、離脱位置から供給位置までスライド装置130によってテープフィーダ70をスライドさせてもよい。
また、上記実施例では、スライド装置130等の作動により、離脱位置までスライドしたテープフィーダ70が、作業者により、テープフィーダ保持装置100から取り外されているが、テープフィーダ70をテープフィーダ保持装置100から取り外す必要はない。つまり、離脱位置のテープフィーダ70若しくは、離脱位置から離間方向にスライドされたテープフィーダ70に、スプライシング作業,リール交換作業等を行うことも可能である。そして、作業後のテープフィーダ70を、スライド装置130等の作動により、供給位置にスライドさせることも可能である。
また、上記実施例では、テープフィーダ保持装置100はフレーム部32の前方側の端部に固定的に設けられているが、テープフィーダ保持装置がフレーム部32に対して着脱可能なものであってもよい。
また、上記実施例では、テープフィーダ保持装置100は立設面部106を備えているが、本発明は、立設面部を備えていないテープフィーダ保持装置であって、コネクタ接続部が立設面部以外の異なる箇所に設けられたテープフィーダ保持装置であっても適用できる。
また、上記実施例では、テープフィーダ決定部200において、次作業に応じた電子部品が収容されたテープフィーダを、テープフィーダ保持装置100に着脱すべきテープフィーダとして決定しているが、種々の手法に従って着脱すべきテープフィーダを決定してもよい。具体的には、例えば、収容されている電子部品の数が所定の数以下となったテープフィーダを、テープフィーダ保持装置100から取り外すべきテープフィーダとして決定してもよい。また、メンテナンスが必要なテープフィーダ、例えば、何らかのトラブルが生じているテープフィーダを、テープフィーダ保持装置100から取り外すべきテープフィーダとして決定してもよい。
また、テープフィーダ決定部200による決定に関わらず、作業者の意思だけに従って、テープフィーダ保持装置100に着脱すべきテープフィーダを選択し、その選択されたテープフィーダを、スライド装置130等の作動により、テープフィーダ保持装置100に着脱してもよい。
70:テープフィーダ 74:キャリアテープ(テープ) 100:テープフィーダ保持装置 102:スライド部 130:スライド装置(離間方向スライド装置) 132:ラック(作用部材) 138:電磁モータ(アクチュエータ) 170:ソレノイド(位置規定部)(ストッパ)

Claims (9)

  1. 電子部品を収容したテープをテープ送り方向に送ることで電子部品を供給するテープフィーダをスライド可能に保持するスライド部と、
    前記スライド部に保持された前記テープフィーダを前記テープ送り方向にスライドさせるスライド装置と
    を備え、
    前記スライド装置が、
    前記テープフィーダから電子部品を供給可能な位置である供給位置まで、テープフィーダをスライドさせるテープフィーダ保持装置。
  2. 前記スライド装置が
    前記スライド部に保持された前記テープフィーダに対して接触することにより、前記テープフィーダを前記テープ送り方向にスライドさせる作用部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダ保持装置。
  3. 前記スライド装置が
    前記作用部材を前記スライド部に沿って移動させるアクチュエータを備え、
    前記アクチュエータは、
    前記作用部材の移動量を変更可能であることを特徴とする請求項2に記載のテープフィーダ保持装置。
  4. 前記テープフィーダ保持装置が、
    前記テープフィーダを前記スライド部上の所定位置に位置決めする位置規定部をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のテープフィーダ保持装置。
  5. 前記スライド装置が、
    前記位置規定部により位置決めされた状態の前記テープフィーダを、前記テープ送り方向にスライドさせることを特徴とする請求項4に記載のテープフィーダ保持装置。
  6. 前記スライド装置が
    前記スライド部に保持された前記テープフィーダに対して接触することにより、前記テープフィーダを前記テープ送り方向にスライドさせる作用部材を備え、
    前記テープフィーダ保持装置が、
    前記テープフィーダを前記スライド部上の所定位置に位置決めする位置規定部をさらに備え、
    前記位置規定部は、
    前記作用部材に接触されていない状態の前記テープフィーダが、前記テープ送り方向にスライドするのを規制するストッパを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のテープフィーダ保持装置。
  7. 前記スライド装置は、
    前記作用部材に接触された状態のテープフィーダを、前記ストッパによるスライドの規制が解除された後に、前記供給位置までスライドさせることを特徴とする請求項6に記載のテープフィーダ保持装置。
  8. 前記テープフィーダ保持装置が、
    前記供給位置に位置する前記テープフィーダを、前記供給位置から離れる方向にスライドさせる離間方向スライド装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のテープフィーダ保持装置。
  9. 前記離間方向スライド装置と前記スライド装置とが、
    同一の装置であることを特徴とする請求項8に記載のテープフィーダ保持装置。
JP2016547276A 2014-09-09 2014-09-09 テープフィーダ保持装置 Active JP6449895B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/073740 WO2016038668A1 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 テープフィーダ保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016038668A1 true JPWO2016038668A1 (ja) 2017-06-22
JP6449895B2 JP6449895B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=55458461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016547276A Active JP6449895B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 テープフィーダ保持装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10759620B2 (ja)
EP (1) EP3193574B1 (ja)
JP (1) JP6449895B2 (ja)
CN (1) CN106797710B (ja)
WO (1) WO2016038668A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11116118B2 (en) 2016-12-12 2021-09-07 Fuji Corporation Tape feeder set-up system
JP6975327B2 (ja) * 2018-05-31 2021-12-01 株式会社Fuji 部品実装ライン
JP7041659B2 (ja) 2019-11-27 2022-03-24 株式会社Fuji 部品実装装置
JP7396890B2 (ja) * 2019-12-26 2023-12-12 Juki株式会社 部品供給装置及び部品実装装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329400A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置
WO2010101083A1 (ja) * 2009-03-02 2010-09-10 太陽誘電株式会社 バルクフィーダ
WO2013121530A1 (ja) * 2012-02-15 2013-08-22 富士機械製造株式会社 電子部品供給装置
WO2014049684A1 (ja) * 2012-09-25 2014-04-03 富士機械製造株式会社 フィーダ型部品供給装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066084A (ja) * 1992-06-19 1994-01-14 Olympus Optical Co Ltd 電子部品自動実装機
JP2002050898A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Fuji Mach Mfg Co Ltd 配線板支持装置の自動段取替え装置、配線板保持装置の自動段取替え装置および配線板支持装置のセット方法
TWI236321B (en) * 2003-04-10 2005-07-11 Protec Co Ltd Tape feeder for chip mounters
JP4818860B2 (ja) * 2006-09-19 2011-11-16 Juki株式会社 部品実装機のパーツフィーダ位置決め装置
JP4969398B2 (ja) * 2007-10-22 2012-07-04 Juki株式会社 表面実装装置
JP5846628B2 (ja) * 2011-09-15 2016-01-20 富士機械製造株式会社 フィーダの取付構造
JP5756380B2 (ja) * 2011-09-22 2015-07-29 富士機械製造株式会社 電子部品供給装置
JP5746593B2 (ja) * 2011-09-27 2015-07-08 富士機械製造株式会社 電子部品供給装置
JP5845415B2 (ja) 2012-05-29 2016-01-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 フィーダ装着用のアタッチメントおよびフィーダ装着方法
JP5903664B2 (ja) * 2012-07-27 2016-04-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 テープフィーダおよびテープ送り方法
JP6019393B2 (ja) * 2012-07-27 2016-11-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 テープフィーダ
JP6010755B2 (ja) * 2012-07-27 2016-10-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 テープフィーダおよびテープセット方法
JP6222664B2 (ja) * 2012-09-20 2017-11-01 富士機械製造株式会社 電子回路部品装着機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329400A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置
WO2010101083A1 (ja) * 2009-03-02 2010-09-10 太陽誘電株式会社 バルクフィーダ
WO2013121530A1 (ja) * 2012-02-15 2013-08-22 富士機械製造株式会社 電子部品供給装置
WO2014049684A1 (ja) * 2012-09-25 2014-04-03 富士機械製造株式会社 フィーダ型部品供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3193574A4 (en) 2017-08-23
CN106797710B (zh) 2019-07-26
EP3193574B1 (en) 2021-03-24
EP3193574A1 (en) 2017-07-19
JP6449895B2 (ja) 2019-01-09
US20170297848A1 (en) 2017-10-19
US10759620B2 (en) 2020-09-01
WO2016038668A1 (ja) 2016-03-17
CN106797710A (zh) 2017-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6449895B2 (ja) テープフィーダ保持装置
JP2010129949A (ja) 部品供給装置
JP5822819B2 (ja) 電子部品の実装方法、および表面実装機
EP3043630B1 (en) Work apparatus for substrate
US20210251113A1 (en) Exchange device
JP2008166583A (ja) バックアップピンの回収方法、バックアップピンの供給方法、作業用治具、基板支持装置、表面実装機、クリーム半田印刷装置、及び基板検査装置
JP2022168137A (ja) 部品実装装置
EP3618599B1 (en) Work system
JP2013254886A (ja) 部品実装装置および部品実装方法
JP2013254887A (ja) 部品実装装置および部品実装方法
JP6412125B2 (ja) 部品装着機
EP3550949B1 (en) Component supply system and component mounting machine
JP4731579B2 (ja) 表面実装機
JPWO2016059683A1 (ja) 部品実装機
US11343951B2 (en) Substrate processing machine
JP2012028656A (ja) 電子部品装着装置
JP5877211B2 (ja) 電子部品供給装置
JP2014099652A (ja) 部品供給装置
JP2007184648A (ja) 実装方法
JP6204995B2 (ja) 対基板作業装置
CN104604356A (zh) 元件安装机的控制系统和控制方法
US11382249B2 (en) Component supply device and surface mounting machine
JP5751585B2 (ja) フィーダー脱着時期案内方法および生産ライン管理システム
JP6831315B2 (ja) 部品実装機
JP2020074472A (ja) マルチフィーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6449895

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250