JP7295334B2 - 管理装置、実装システム、管理方法 - Google Patents

管理装置、実装システム、管理方法 Download PDF

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Description

本明細書は、管理装置、実装システム、管理方法に関する。
従来、部品を供給するフィーダが各スロットに装着されるライン内保管庫および複数の実装機と、ライン内保管庫および複数の実装機の間で移動して各スロットにフィーダを自動着脱するローダと、を備える実装システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この実装システムでは、スロットに対するフィーダの着脱指示を複数登録した指示リストを作成し、作成した指示リストに基づいてフィーダの交換指示をローダと実装機のディスプレイとに出力する。これにより、フィーダの着脱をローダだけでなく作業者も行なえるようにしている。そして、この実装システムでは、実装機のスロットにフィーダが着脱されたときに、その着脱が指示リストの着脱指示通りの場合には、該当する着脱指示を指示リストから削除し、その着脱が着脱指示通りでない場合には、着脱指示通りに着脱し直すように対応処理を実行する。
国際公開2020/026379号
上述の実装システムでは、作業者による指示やスロットの状態などにより、一部のスロットに対してローダによりフィーダを着脱できない場合が生じる。この場合に、そのスロットに対するフィーダの着脱指示が上述の指示リストに含まれていると、ローダが指示リストに従って動作することができずに停止してしまうことがある。
本開示は、移動作業装置の意図しない停止を抑制することができる管理装置、実装システム、管理方法を提供することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の管理装置は、
部品の実装に関連する部材が1以上の装着部に装着される複数の実装関連装置と、前記複数の実装関連装置の間で移動して前記装着部に前記部材を自動着脱する移動作業装置と、を備える実装システムに用いられる管理装置であって、
前記実装関連装置から、前記移動作業装置により前記部材を着脱できない前記装着部に関する情報を含む禁止情報を取得すると、前記禁止情報に基づいて、前記部材を着脱できない前記装着部以外の前記装着部に対する前記部材の着脱指示を登録した指示リストを作成し、前記指示リストに基づいて前記部材の着脱処理を前記移動作業装置に実行させる管理制御部、
を備えることを要旨とする。
本開示の管理装置では、実装関連装置から、移動作業装置により部材を着脱できない装着部に関する情報を含む禁止情報を取得すると、禁止情報に基づいて、部材を着脱できない装着部以外の装着部に対する着脱指示を登録した指示リストを作成し、指示リストに基づいて部材の着脱処理を移動作業装置に実行させる。したがって、部材を着脱できない装着部に対する着脱指示が指示リストに含まれないから、移動作業装置の意図しない停止を抑制することができる。ここで、実装関連装置としては、例えば、処理対象物に粘性流体を印刷する印刷装置、印刷状態などを検査する印刷検査装置、部品を実装処理する実装装置、実装状態などを検査する実装検査装置、他の実装関連装置で用いられる部材を保管する保管装置、処理対象物の搬送装置、リフロー処理を行なうリフロー装置などが挙げられる。処理対象物としては、基板や3次元構造の基材などが挙げられる。
実装システム10の構成の概略を示す構成図。 実装装置15およびローダ18の構成の概略を示す構成図。 管理装置19の記憶部83に記憶された情報の一例を示す説明図。 指示リスト情報作成ルーチンの一例を示すフローチャート。 ローダ18の移動可能範囲の一例を示す説明図。 ローダ18の移動可能範囲の一例を示す説明図。 指示リスト情報86の作成の様子の一例を示す説明図。 指示リスト情報86の作成の様子の一例を示す説明図。
本実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本開示である実装システム10の構成の概略を示す構成図である。図2は、実装装置15および移動作業装置であるローダ18の構成の概略を示す構成図である。図3は、管理装置19の記憶部83に記憶された配置状態情報85および指示リスト情報86の一例を示す説明図である。なお、本実施形態において、左右方向(X軸方向)、前後方向(Y軸方向)、上下方向(Z軸方向)は、図1~図3に示した通りとする。
実装システム10は、例えば、実装対象物としての基板Sに部品を実装する処理を行なう装置が基板Sの搬送方向に配列された生産ラインとして構成されている。ここでは、実装対象物を基板Sとして説明するが、部品を実装するものであればこれに限定されず、3次元形状の基材としてもよい。この実装システム10は、図1に示すように、印刷装置11と、印刷検査装置12と、複数の実装装置15a~15eと、保管装置16と、ローダ18と、管理装置19となどを含んで構成されている。なお、実施形態では、実装システム10は、他の実装システムと共に統括装置90により管理されるものとした。
印刷装置11は、基板Sにはんだペーストなどを印刷する装置である。印刷検査装置12は、印刷されたはんだの状態を検査する装置である。複数の実装装置15a~15eは、基板Sの搬送方向(X軸方向)に沿って上流側からこの順に並んで配置されている。以下、実装装置15a~15eを実装装置15と総称する場合がある。なお、実装装置15の数は、5つに限定されず、4つ以下でもよいし、6つ以上でもよい。
実装装置15は、部品を採取して基板Sに実装させる装置である。実装装置15は、図2に示すように、実装制御部20と、記憶部23と、基板処理部26と、供給部27と、実装部30と、送電部34と、通信部35とを備える。実装制御部20は、CPU21を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、装置全体の制御を司る。この実装制御部20は、基板処理部26や供給部27、実装部30に制御信号を出力すると共に基板処理部26や供給部27、実装部30からの信号を入力する。記憶部23は、例えばHDDやSSDなどであり、処理プログラムなど各種データを記憶する装置である。記憶部23には、実装条件情報24や配置状態情報25などが記憶されている。実装条件情報24は、生産ジョブであり、部品の情報や部品を基板Sに実装する配置順、配置位置、部品を採取するフィーダ17の装着位置(装着部番号)などの情報が含まれている。この実装条件情報24は、実装効率が高い採取順および配置順などを管理装置19が作成し、管理装置19から送信されて記憶部23に記憶される。配置状態情報25は、管理装置19の記憶部83に記憶された配置状態情報85と同様の情報である。配置状態情報85の詳細については後述する。実装装置15は、実装条件情報24を管理装置19から取得し、配置状態情報25を自ら作成する。通信部35は、管理装置19などの外部機器と情報のやりとりを行なうインタフェースである。
基板処理部26は、基板Sの搬入、搬送、実装位置での固定、搬出を行なうユニットである。基板処理部26は、図1の前後に間隔を開けて設けられ左右方向に架け渡された1対のコンベアベルトを有する。基板Sは、このコンベアベルトにより搬送される。
供給部27は、実装部30に部品を供給するユニットである。この供給部27は、部品を保持した保持部材としてのテープを巻き付けたリールを含むフィーダ17を各装着部29に装着する。供給部27は、前方にフィーダ17を装着可能な上下2つの装着ユニットを有する。上段は、実装部30が部品を採取可能な実装用装着ユニット28aであり、下段は、実装部30が部品を採取できないバッファ用装着ユニット28bである。以下、実装用装着ユニット28aおよびバッファ用装着ユニット28bと保管装置16の保管用装着ユニット40(図1参照)とを装着ユニットと総称する場合がある。実装用装着ユニット28aおよびバッファ用装着ユニット28bは、それぞれ、X方向にみてL字状に形成され、所定間隔でX方向に配列された複数の装着部29を有する。各装着部29は、それぞれ、フィーダ17のレール部材が挿入されるスロット29aと、フィーダ17の先端に設けられたコネクタが挿入される接続部29bとを有する。フィーダ17は、図示しないコントローラを備える。このコントローラは、フィーダ17に含まれるテープの識別情報(ID)や部品種別、部品残数などの情報を記憶する。フィーダ17が接続部29bに接続されると、このコントローラはフィーダ17の情報を実装制御部20に送信する。
実装部30は、部品を供給部27から採取し、基板処理部26に固定された基板Sに配置するユニットである。実装部30は、ヘッド移動部31と、実装ヘッド32と、ノズル33とを備える。ヘッド移動部31は、ガイドレールに導かれてXY方向に移動するスライダと、スライダを駆動するモータとを備える。実装ヘッド32は、1以上の部品を採取してヘッド移動部31によりXY方向に移動する。この実装ヘッド32は、スライダに取り外し可能に装着されている。実装ヘッド32の下面には、1以上のノズル33が取り外し可能に装着されている。ノズル33は、負圧を利用して部品を採取する。なお、部品を採取する採取部材は、ノズル33のほか部品を機械的に保持するメカニカルチャックなどとしてもよい。
送電部34は、ローダ18が接近したとき、例えば、ローダ18がY軸方向において対向したときに、ローダ18の受電部57に非接触で電力を送電可能に構成されている。この送電部34は、送電コイルなどを有する送電部を備えると共に、図示しない電源から電力が供給される。
実装装置15は、更に、基板処理部26や供給部27、実装部30、送電部34などを収容する筐体36の前面における供給部27の上側の開口部を開放および閉鎖する扉部36aを有する。作業者は、この扉部36aを開放して筐体36内の作業を行なうことができる。扉部36aには、扉部36aの開閉を検知する開閉センサが取り付けられており、実装装置15は、扉部36aの開閉を検知することができる。
保管装置16は、図1に示すように、各実装装置15で用いられるフィーダ17を保管する保管場所である。保管装置16は、印刷検査装置12と複数の実装装置15のうち基板Sの搬送方向の最も上流側の実装装置15aとの間の搬送装置の下部に設けられている。保管装置16は、保管用装着ユニット40と、送電部42とを備える。保管用装着ユニット40は、実装用装着ユニット28aおよびバッファ用装着ユニット28bと同様に、X方向にみてL字状に形成されており、所定間隔でX方向に配列された複数の装着部41を有する。各装着部41は、上述の装着部29と同様にスロットと接続部とを有し、フィーダ17を装着可能となっている。送電部42は、実装装置15の送電部34と同様に、ローダ18が接近したとき、例えば、ローダ18がY軸方向において対向したときに、ローダ18の受電部57に非接触で電力を送電可能に構成されている。
ローダ18は、保管装置16の前面および各実装装置15の前面に基板Sの搬送方向(X軸方向)に対して平行に設けられたX軸レール18aに沿って移動し、保管装置16および各実装装置15のフィーダ17を自動で装着や回収する移動作業装置である。このローダ18は、移動制御部50と、記憶部53と、収容部54と、交換部55と、移動部56と、受電部57と、通信部58とを備える。移動制御部50は、CPU51を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、装置全体の制御を司る。この移動制御部50は、交換部55や移動部56に制御信号を出力すると共に交換部55や移動部56からの信号を入力する。移動部56からの信号には、ローダ18の現在位置を検出するエンコーダからの信号が含まれる。記憶部53は、例えばHDDやSSDなどであり、処理プログラムなど各種データを記憶する装置である。記憶部53には、指示リスト情報53aなどが記憶されている。指示リスト情報53aは、管理装置19の記憶部83に記憶された指示リスト情報86と同一の情報であり、管理装置19が作成し、管理装置19から送信されて記憶部83に記憶される。指示リスト情報86の詳細については後述する。
収容部54は、フィーダ17を収容する収容空間を有する。この収容部54は、例えば、4つのフィーダ17を収容可能に構成されている。交換部55は、フィーダ17を出し入れすると共に上下段に移動させる機構である(図2参照)。交換部55は、フィーダ17をクランプするクランプ部と、クランプ部をY軸方向(前後方向)に移動させるY軸スライダと、クランプ部をZ軸方向(上下方向)に移動させるZ軸スライダとを有する。交換部55は、各実装装置15の実装用装着ユニット28aおよびバッファ用装着ユニット28bや保管装置16の保管用装着ユニット40でのフィーダ17の装着および回収とを実行する。移動部56は、X軸レール18aに沿ってローダ18をX軸方向(左右方向)へ移動させる機構である。受電部57は、保管装置16および各実装装置15のうち現在最接近している装置、例えば、Y軸方向において対向している装置の送電部から非接触で電力を受電可能に構成されている。この受電部57は、受電コイルなどを有する受電部を備えると共に、交換部55や移動部56などに電力を供給する。通信部58は、管理PC14や実装装置15などの外部機器と情報のやりとりを行うインタフェースである。このローダ18は、現在位置や実行した作業内容を管理装置19に送信する。
管理装置19は、実装システム10の各装置の情報の管理などを行なう装置である。管理装置19は、図1に示すように、管理制御部80と、記憶部83と、通信部87と、表示部88と、入力装置89とを備える。管理制御部80は、CPU81を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、装置全体の制御を司る。記憶部83は、例えばHDDやSSDなどであり、処理プログラムなど各種データを記憶する装置である。通信部87は、各実装装置15やローダ18などの外部機器と情報のやりとりを行なうインタフェースである。表示部88は、各種情報を表示する液晶画面である。入力装置89は、作業者が各種指令を入力するキーボードおよびマウス等を有する。
記憶部83には、図1に示すように、実装条件情報84や、配置状態情報85、指示リスト情報86などが記憶されている。実装条件情報84は、実装条件情報24と同一のデータである。配置状態情報85は、図3に示すように、保管装置16および各実装装置15の各装着ユニットの各装着部41および各装着部29に装着されているフィーダ17の種別および使用状態を含む情報である。フィーダ17の使用状態には、部品名や部品残数などが含まれる。配置状態情報85には、装置名、装着ユニット名、装着部番号、装着部29に装着されたフィーダ17の識別情報(ID)、フィーダ17の保持部品名、その部品の部品残数などの情報が含まれている。装置名は、保管装置16および各実装装置15のうちの何れの装置であるかの情報である。装着ユニット名は、実装用装着ユニット28a、バッファ用装着ユニット28b、保管用装着ユニット40のうちの何れの装着ユニットであるかの情報である。装着部番号は、装着部41または装着部29の位置を示す情報である。図3中、配置状態情報85および指示リスト情報86について、実装装置の後ろの数字は、生産ラインの上流側から何番目の実装装置であるかを示す。例えば、図3の配置状態情報85では、実装装置15a(図3では、実装装置1)の実装用装着ユニット28aの装着部番号♯1にフィーダAが装着されている。配置状態情報85は、保管装置16や各実装装置15でローダ18や作業者によりフィーダ17の装着や回収が行われると、現状の内容に適宜更新される。
指示リスト情報86は、図3に示すように、ローダ18が保管装置16や各実装装置15でフィーダ17の着脱処理を実行する際に用いられる情報である。指示リスト情報86には、作業対象の装置名、装着ユニット名、装着部番号、作業内容、フィーダ17の識別情報(ID)、フィーダ17の保持部品名、その部品の部品残数などの情報が含まれている。指示リスト情報86における作業内容以外の情報は、配置状態情報85の対応する名称の情報と同様の情報である。作業内容は、フィーダ17の装着または回収の情報である。なお、図3では、説明の容易のために、各フィーダ17の移動の様子を矢印で図示した。例えば、図3の指示リスト情報86の作業番号1~4では、ローダ18が、保管装置16の保管用装着ユニット40の装着部番号♯2,♯5,♯13,♯19の装着部41から該当するフィーダIDのフィーダ17を回収する作業が規定されている。作業番号5,6では、ローダ18が、作業番号1,2で回収したフィーダ17を実装装置15aのバッファ用装着ユニット28bの装着部番号♯4,♯5の装着部29に装着する作業が規定されている。作業番号9,10では、ローダ18が、作業番号3,4で回収したフィーダ17を実装装置15cの実装用装着ユニット28aの装着部番号♯1,♯2の装着部29に装着する作業が規定されている。
こうして構成された実施形態の実装システム10では、実装装置15は、以下のように部品Pを基板Sに実装する。実装制御部20のCPU21は、実装処理を開始すると、実装条件情報24を読み出し、基板Sを基板処理部26に搬入、固定させる。続いて、CPU21は、実装条件情報24に基づいて、供給部27の装着部29に装着されたフィーダ17から部品Pを実装ヘッド32に採取させて基板Sに配置させる。基板Sに対する部品Pの配置が終了すると、CPU21は、基板Sを基板処理部26に排出させて、次の基板Sを基板処理部26に搬入させる。CPU21は、この実装処理の実行中に、各フィーダ17の部品使用数を管理し、部品残数が所定値以下になると、その情報を管理装置19に送信する。管理装置19は、部品残数が所定値以下のフィーダ17、即ち、部品切れが近いフィーダ17の交換作業を指示リスト情報86に加える処理などを行なう。管理装置19は、指示リスト情報86に基づいて、フィーダ17の交換作業をローダ18に実行させる。ローダ18は、X軸レール18aに沿って保管装置16および各実装装置15の間を移動し、エンコーダを用いて得られる現在位置を管理装置19に送信しつつ、作業対象の保管装置16または実装装置15でフィーダ17の交換作業を実行する。
次に、こうして構成された実施形態の実装システム10の動作、特に、指示リスト情報86を作成する際の動作について説明する。図4は、管理装置19の管理制御部80のCPU81により実行される指示リスト情報作成ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、管理装置19の記憶部83に記憶されており、例えば、保管装置16や各実装装置15のローダ18に対する作業許否状態が変化したときなどに実行される。作業許否状態の詳細については後述するが、作業許否状態には、ローダ18の移動に対する移動許否状態と、ローダ18によるフィーダ17の着脱処理に対する着脱許否状態とが含まれる。なお、本ルーチンと並行して、部品残数が所定値以下のフィーダ17の交換作業が指示リスト情報86に追加されたり、指示リスト情報86の作業がローダ18や作業者により行なわれたときにその作業が指示リスト情報86から削除されたりする。
図4の指示リスト情報作成ルーチンが実行されると、CPU81は、最初に、保管装置16および各実装装置15の、ローダ18の移動に対する移動許否状態を取得する(S100)。保管装置16の移動許否状態については、CPU81が本ルーチンと並行して判定したものを取得し、各実装装置15の移動許否状態については、各実装制御部20のCPU21が判定して管理装置19に送信したものを取得する。
CPU81は、ローダ18による保管装置16の前面のX軸方向に沿った移動を許容するときには、保管装置16は移動許容状態であると判定し、ローダ18のこうした移動を禁止するときには、保管装置16は移動禁止状態であると判定する。ローダ18のこうした移動を禁止するときとしては、送電部42からローダ18の受電部57に電力を送電できないときや、保管装置16の電源がオフのときなどが挙げられる。
CPU21は、それぞれ、ローダ18による実装装置15の前面のX軸方向に沿った移動を許容するときには、実装装置15は移動許容状態であると判定し、ローダ18のこうした移動を禁止するときには、実装装置15は移動禁止状態であると判定する。ローダ18のこうした移動を禁止するときとしては、送電部34からローダ18の受電部57に電力を送電できないときや、扉部36aの開放を開閉センサにより検知しているとき、実装装置15の電源がオフのときなどが挙げられる。なお、実装装置15の電源がオフのときには、実装装置15から管理装置19に移動許否状態を送信することができない。したがって、CPU81は、移動許否状態を取得できなかった実装装置15については、移動禁止状態であるとみなすものとした。
続いて、CPU81は、保管装置16および各実装装置15の全てが移動許容状態であるか否かを判定し(S110)、保管装置16および各実装装置15の全てが移動許容状態であると判定したときには、保管装置16および各実装装置15の全てをローダ18の移動可能範囲に設定する(S120)。
CPU81は、S110で保管装置16および各実装装置15のうちの一部が移動禁止状態であると判定したときには、ローダ18の現在位置と移動禁止状態の装置の位置とに基づいてローダ18の移動可能範囲を設定する(S130)。図5Aおよび図5Bは、保管装置16および各実装装置15のうちの一部が移動禁止状態である場合のローダ18の移動可能範囲の一例を示す説明図である。図5Aは、実装装置15dが移動禁止状態の場合を示し、図5Bは、実装装置15aが移動禁止状態の場合を示す。CPU81は、図5Aの場合、保管装置16および実装装置15a~15cをローダ18の移動可能範囲に設定する。また、CPU81は、図5Bの場合、実装装置15b~15eをローダ18の移動可能範囲に設定する。その後に、図5Aや図5Bの状態から保管装置16および各実装装置15の全てが移動許容状態になると、CPU81は、保管装置16および各実装装置15の全てをローダ18の移動可能範囲に設定する(S120)。
続いて、CPU81は、保管装置16および各実装装置15のうちローダ18の移動可能範囲内の各装置の各装着部の、ローダ18によるフィーダ17の着脱処理に対する着脱許否状態を取得する(S140)。保管装置16の各装着部41の着脱許否状態については、CPU81が本ルーチンと並行して得たものを取得し、各実装装置15の各装着部29の着脱許否状態については、各実装制御部20のCPU21が得て管理装置19に送信したものを取得する。
CPU81は、保管用装着ユニット40の各装着部41のうち、ローダ18によりフィーダ17を着脱できない装着部を着脱禁止状態の装着部として得ると共に、それ以外の装着部を着脱許容状態の装着部として得る。例えば、CPU81は、保管用装着ユニット40が取り外されている場合に、保管用装着ユニット40の全ての装着部41を着脱禁止状態の装着部として得る。また、CPU81は、一部の装着部41に不具合、例えばフィーダ17を着脱しにくくなる不具合などが生じている場合に、不具合が生じている装着部41を着脱禁止状態の装着部として得る。さらに、CPU81は、作業者が管理装置19の入力装置89を操作して一部の装着部41を指定した場合に、作業者が指定した装着部41を着脱禁止状態の装着部として得る。
CPU21は、それぞれ、実装用装着ユニット28aおよびバッファ用装着ユニット28bの各装着部29のうち、ローダ18によりフィーダ17を着脱できない装着部を着脱禁止状態の装着部として得ると共に、それ以外の装着部を着脱許容状態の装着部として得る。例えば、CPU21は、実装用装着ユニット28aやバッファ用装着ユニット28bが取り外されている場合に、取り外されている装着ユニットの全ての装着部29を着脱禁止状態の装着部として得る。また、CPU21は、一部の装着部29に不具合、例えばフィーダ17を着脱しにくくなる不具合などが生じている場合に、不具合が生じている装着部29を着脱禁止状態の装着部として得る。さらに、CPU21は、作業者が実装装置15の操作部を操作して一部の装着部29を指定した場合に、作業者が指定した装着部29を着脱禁止状態の装着部として得る。
続いて、CPU81は、保管装置16および各実装装置15のうちローダ18の移動可能範囲内の各装置の全ての装着部が着脱許容状態であるか否かを判定する(S150)。CPU81は、ローダ18の移動可能範囲内の各装置の全ての装着部が着脱許容状態であると判定したときには、ローダ18の移動可能範囲内の各装置の全ての装着部を対象として指示リスト情報86を作成して(S160)、本ルーチンを終了する。CPU81は、指示リスト情報86を作成すると、作成した指示リスト情報86を記憶部83に記憶させると共にローダ18に送信する。ローダ18の移動制御部50のCPU51は、指示リスト情報86を受信すると、指示リスト情報53aとして記憶部53に記憶させると共に指示リスト情報53aを用いて交換部55や移動部56を制御する。このようにして、ローダ18は、指示リスト情報53aに従ってフィーダ17の着脱処理を実行する。
CPU81は、S150でローダ18の移動可能範囲内の各装置の一部の装着部が着脱禁止状態であると判定したときには、ローダ18の移動可能範囲内で、着脱禁止状態の装着部以外の装着部、即ち、着脱許容状態の装着部だけを対象として指示リスト情報86を作成して(S170)、本ルーチンを終了する。
CPU81は、S120またはS130でローダ18の移動可能範囲を設定し、S160またはS170で指示リスト情報86を作成することにより、各装置の移動許否状態と各装着部の着脱許否状態とに応じた指示リスト情報86を作成することができる。例えば、CPU81は、ローダ18の移動可能範囲が制限されると、移動可能範囲外の装置を含まないように指示リスト情報86を作成し、その後に移動可能範囲の制限が解除されると、移動可能範囲内に戻った装置を含めて指示リスト情報86を作成することができる。また、CPU81は、ローダ18の移動可能範囲内で、一部の装着部が着脱禁止状態になると、その装着部を含まないように指示リスト情報86を作成し、その後にその装着部が着脱許容状態に戻ると、その装着部を含めて指示リスト情報86を作成することができる。
図6は、ローダ18の移動可能範囲が制限された場合の指示リスト情報86の作成の様子の一例を示す説明図である。図6では、CPU81が上側の指示リスト情報86(図3と同一)を作成した後に、実装装置15dが移動禁止状態になり、ローダ18の移動可能範囲が保管装置16および各実装装置15a~15cに制限された(図5A参照)場合の様子を図示した。この場合、ローダ18が実装装置15d,15eに移動できないため、CPU81は、作業番号7,8の作業を削除すると共にこれらに関連する作業番号11,12の作業(図3の矢印参照)を削除し、図6の下側の指示リスト情報86を作成する。ローダ18の移動可能範囲外の装着部に対するフィーダ17の着脱指示が指示リスト情報86に含まれていると、ローダ18が指示リスト情報86に従って動作することができずに停止してしまう場合がある。これに対して、実施形態では、CPU81は、ローダ18の移動可能範囲外の装着部に対するフィーダ17の着脱指示を指示リスト情報86に含めないから、ローダ18の停止を抑制することができる。
図7は、ローダ18の移動可能範囲内の一部の装着部が着脱禁止状態になった場合の指示リスト情報86の作成の様子の一例を示す説明図である。図7では、CPU81が上側の指示リスト情報86(図3と同一)を作成した後に、保管装置16の装着部番号♯13の装着部41が着脱禁止状態になり、ローダ18が作業番号3の作業を実行できなくなった場合の様子を図示した。この場合、CPU81は、作業番号3の作業を削除すると共にこれに関連する作業番号9の作業(図3の矢印参照)を削除し、図7の下側の指示リスト情報86を作成する。着脱禁止状態の装着部に対するフィーダ17の着脱指示が指示リスト情報86に含まれていると、ローダ18が指示リスト情報86に従って動作することができずに停止してしまう場合がある。これに対して、実施形態では、CPU81は、着脱禁止状態の装着部に対するフィーダ17の着脱指示を指示リスト情報86に含めないから、ローダ18の停止を抑制することができる。
ここで、CPU81は、図6や図7の下側の指示リスト情報を作成する際に、作業番号をそのままでもよいし、振り直してもよい。また、実施形態では、CPU81は、この際に削除した作業を記憶部83に残しておくものとした。これにより、CPU81は、図6の下側の指示リスト情報86の作成後にローダ18の移動可能範囲の制限が解除されたときや、図7の下側の指示リスト情報の作成後に着脱禁止状態の装着部41が着脱許容状態に戻ったときに、削除した作業を指示リスト情報86に戻すことができる。即ち、CPU81は、削除した作業を含めて指示リスト情報86を作成することができる。この場合、CPU81は、削除した作業を、元の順番に戻すことが可能であれば元の順番に戻してもよいし、図6や図7の下側の指示リスト情報86の最後の作業の後に追加してもよい。なお、CPU81は、削除した作業を記憶部83から一旦削除するものとしてもよい。
ここで、本実施形態の構成要素と本開示の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の各実装装置15および保管装置16が「実装関連装置」に相当し、ローダ18が「移動作業装置」に相当し、管理装置19が「管理装置」に相当する。また、管理制御部80が「管理制御部」に相当する。
以上説明した実施例の実装システム10に用いられる管理装置19では、管理装置19の管理制御部80は、保管装置16および各実装装置15の移動許否状態に応じてローダ18の移動可能範囲を設定し、ローダ18の移動可能範囲内で、着脱禁止状態の装着部以外の装着部、即ち、着脱許容状態の装着部だけを対象として指示リスト情報86を作成する。これにより、ローダ18の停止を抑制することができる。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施形態では、管理装置19は、保管装置16および各実装装置15の移動許否状態に応じてローダ18の移動可能範囲を設定し、ローダ18の移動可能範囲内で、着脱禁止状態の装着部以外の装着部を対象として指示リスト情報86を作成するものとした。しかし、管理装置19は、保管装置16および各実装装置15の移動許否状態に応じてローダ18の移動可能範囲を設定し、各装着部の着脱拒否状態を考慮せずに、ローダ18の移動可能範囲内の全ての装着部を対象として指示リスト情報86を作成するものとしてもよい。この場合、ローダ18が移動可能範囲外に移動しようとして停止するのを抑制することができる。また、管理装置19は、保管装置16および各実装装置15の移動許否状態を考慮せずに、保管装置16および各実装装置15の全ての装着部のうち着脱禁止状態の装着部以外の装着部を対象として指示リスト情報86を作成するものとしてもよい。この場合、ローダ18が着脱禁止状態の装着部に対してフィーダ17を着脱しようとして停止するのを抑制することができる。
上述した実施形態では、管理装置19が、指示リスト情報86を作成するものとしたが、これに限定されず、各実装装置15や、ローダ18、統括装置90などが指示リスト情報86を作成する管理装置として動作するものとしてもよい。
上述した実施形態では、管理装置19は、ローダ18に指示リスト情報86を送信するものとしたが、ローダ18に着脱処理を実行させることができれば、これに限定されず、例えば、指示リスト情報86に含まれる作業指令をローダ18に出力し、ローダ18に着脱処理を実行させるものとしてもよい。
上述した実装形態では、各実装装置15は、供給部27が実装用装着ユニット28aおよびバッファ用装着ユニット28bを備えるものとしたが、バッファ用装着ユニット28bを備えないものとしてもよい。
上述した実施形態では、実装システム10は、印刷装置11と、印刷検査装置12と、搬送装置と、各実装装置15と、保管装置16と、ローダ18と、管理装置19とを備えるものとしたが、本開示を実現可能な範囲において、これらのうちの一部を備えないものとしてもよいし、これらのうちの一部または全部に加えて、例えば、フィーダ17以外の部材を保管する部材保管装置や、基板Sや基材の部品の実装状態を検査する実装検査装置、リフロー処理を行なうリフロー装置などを備えるものとしてもよい。
上述した実施形態では、ローダ18は、保管装置16および各実装装置15の間で移動して保管装置16や各実装装置15の装着部41,29にフィーダ17を自動着脱するものとしたが、これに限定されず、印刷装置11や印刷検査装置12、各実装装置15、保管装置16、部材保管装置、実装検査装置、リフロー装置などのうちの少なくとも一部の間で移動して装着部に部材を自動着脱するものであればよい。部材としては、例えば、実装ヘッド32やノズル33などが挙げられる。
上述した実施形態では、本開示を実装システム10の形態に適用して説明したが、本開示を管理装置19の形態としてもよいし、管理方法の形態としてもよい。
ここで、本開示の管理装置、実装システム、管理方法は、以下のように構成としてもよい。例えば、本開示の管理装置において、前記管理制御部は、作業者が前記部材の着脱禁止を指定した前記装着部に関する情報を含む前記禁止情報および/または前記実装関連装置の前記装着部の状態に基づく情報を含む前記禁止情報を前記実装関連装置から取得すると、前記禁止情報に基づいて、前記部材を着脱できない前記装着部以外の前記装着部に対する前記部材の着脱指示を登録した前記指示リストを作成するものとしてもよい。こうすれば、作業者による部材の着脱禁止の指定や、実装関連装置の装着部の状態に基づいて、移動作業装置の意図しない停止を抑制することができる。ここで、実装関連装置の装着部の状態に基づく情報としては、装着部を有する装着ユニットが取り外されている情報や、装着部に不具合が生じた情報などが挙げられる。
本開示の管理装置において、前記管理制御部は、前記移動作業装置の移動が制限されたことにより前記部材を着脱できない前記装着部に関する情報を含む前記禁止情報を前記実装関連装置から取得すると、前記移動作業装置が移動可能な範囲内の前記実装関連装置の前記装着部に対する前記部材の着脱指示を登録した前記指示リストを作成するものとしてもよい。こうすれば、移動作業装置の移動が制限されているときに、移動作業装置の意図しない停止を抑制することができる。ここで、移動作業装置の移動が制限される場合としては、実装関連装置の扉が開かれている場合や、移動作業装置が各実装関連装置から電力の供給を受けて動作するものにおいて何れかの実装関連装置から移動作業装置に電力を供給できない場合などが挙げられる。
本開示の管理装置において、前記管理制御部は、前記禁止情報に含まれる前記装着部に対して前記部材を着脱可能になった情報を前記実装関連装置から取得すると、前記部材を着脱可能になった前記装着部に対する着脱指示を含む前記指示リストを作成するものとしてもよい。こうすれば、部材を着脱可能になった装着部に対する部材の着脱処理を移動作業装置に実行することができる。
本開示の管理装置において、前記実装関連装置は、前記部品を実装処理する実装装置を含み、前記部材は、前記部品を供給するフィーダであるものとしてもよい。こうすれば、実装装置の装着部に対するフィーダの着脱を移動作業装置に実行させるものにおいて、移動作業装置の意図しない停止を抑制することができる。
本開示の実装システムは、部品の実装に関連する部材が1以上の装着部に装着される複数の実装関連装置と、前記複数の実装関連装置の間で移動して前記装着部に前記部材を自動着脱する移動作業装置と、上述の何れかの態様の管理装置と、を備えることを要旨とする。本開示の実装システムでは、上述の管理装置と同様に、移動作業装置の意図しない停止を抑制することができる。
本開示の管理方法は、
部品の実装に関連する部材が1以上の装着部に装着される複数の実装関連装置と、前記複数の実装関連装置の間で移動して前記装着部に前記部材を自動着脱する移動作業装置と、を備える実装システムに用いられる管理方法であって、
前記実装関連装置から、前記移動作業装置により前記部材を着脱できない前記装着部に関する情報を含む禁止情報を取得すると、前記禁止情報に基づいて、前記部材を着脱できない前記装着部以外の前記装着部に対する前記部材の着脱指示を登録した指示リストを作成し、前記指示リストに基づいて前記部材の着脱処理を前記移動作業装置に実行させるステップ、
を含むことを要旨とする。
本開示の管理方法では、実装関連装置から、移動作業装置により部材を着脱できない装着部に関する情報を含む禁止情報を取得すると、禁止情報に基づいて、部材を着脱できない装着部以外の装着部に対する着脱指示を登録した指示リストを作成し、指示リストに基づいて部材の着脱処理を移動作業装置に実行させる。したがって、部材を着脱できない装着部に対する着脱指示が指示リストに含まれないから、移動作業装置の意図しない停止を抑制することができる。ここで、実装関連装置としては、例えば、処理対象物に粘性流体を印刷する印刷装置、印刷状態などを検査する印刷検査装置、部品を実装処理する実装装置、実装状態などを検査する実装検査装置、他の実装関連装置で用いられる部材を保管する保管装置、処理対象物の搬送装置、リフロー処理を行なうリフロー装置などが挙げられる。処理対象物としては、基板や3次元構造の基材などが挙げられる。なお、本開示の管理方法において、上述の管理装置の種々の態様を採用してもよいし、上述の管理装置の各機能を実現するステップを追加してもよい。
本開示は、部品を採取し実装する装置の技術分野に利用可能である。
10 実装システム、11 印刷装置、12 印刷検査装置、15 実装装置、16 保管装置、17 フィーダ、18 ローダ、18a X軸レール、19 管理装置、20 実装制御部、21 CPU、23 記憶部、24 実装条件情報、25 配置状態情報、26 基板処理部、27 供給部、28a 実装用装着ユニット、28b バッファ用装着ユニット、29 装着部、29a スロット、29b 接続部、30 実装部、31 ヘッド移動部、32 実装ヘッド、33 ノズル、34 送電部、35 通信部、36 筐体、36a 扉部、40 保管用装着ユニット、41 装着部、42 送電部、50 移動制御部、51 CPU、53 記憶部、53a 指示リスト情報、54 収容部、55 交換部、56 移動部、57 受電部、58 通信部、80 管理制御部、81 CPU、83 記憶部、84 実装条件情報、85 配置状態情報、86 指示リスト情報、87 通信部、88 表示部、89 入力装置、90 統括装置。

Claims (7)

  1. 部品の実装に関連する部材が1以上の装着部に装着される複数の実装関連装置と、前記複数の実装関連装置の間で移動して前記装着部に前記部材を自動着脱する移動作業装置と、を備える実装システムに用いられる管理装置であって、
    前記実装関連装置から、前記移動作業装置により前記部材を着脱できない前記装着部に関する情報を含む禁止情報を取得すると、前記禁止情報に基づいて、前記部材を着脱できない前記装着部以外の前記装着部に対する前記部材の着脱指示を登録した指示リストを作成し、前記指示リストに基づいて前記部材の着脱処理を前記移動作業装置に実行させる管理制御部、
    を備える管理装置。
  2. 請求項1記載の管理装置であって、
    前記管理制御部は、作業者が前記部材の着脱禁止を指定した前記装着部に関する情報を含む前記禁止情報および/または前記実装関連装置の前記装着部の状態に基づく情報を含む前記禁止情報を前記実装関連装置から取得すると、前記禁止情報に基づいて、前記部材を着脱できない前記装着部以外の前記装着部に対する前記部材の着脱指示を登録した前記指示リストを作成する、
    管理装置。
  3. 請求項1または2記載の管理装置であって、
    前記管理制御部は、前記移動作業装置の移動が制限されたことにより前記部材を着脱できない前記装着部に関する情報を含む前記禁止情報を前記実装関連装置から取得すると、前記移動作業装置が移動可能な範囲内の前記実装関連装置の前記装着部に対する前記部材の着脱指示を登録した前記指示リストを作成する、
    管理装置。
  4. 請求項1ないし3のうちの何れか1つの請求項に記載の管理装置であって、
    前記管理制御部は、前記禁止情報に含まれる前記装着部に対して前記部材を着脱可能になった情報を前記実装関連装置から取得すると、前記部材を着脱可能になった前記装着部に対する着脱指示を含む前記指示リストを作成する、
    管理装置。
  5. 請求項1ないし4のうちの何れか1つの請求項に記載の管理装置であって、
    前記実装関連装置は、前記部品を実装処理する実装装置を含み、
    前記部材は、前記部品を供給するフィーダである、
    管理装置。
  6. 部品の実装に関連する部材が1以上の装着部に装着される複数の実装関連装置と、
    前記複数の実装関連装置の間で移動して前記装着部に前記部材を自動着脱する移動作業装置と、
    請求項1ないし5のうちの何れか1つの請求項に記載の管理装置と、
    を備える実装システム。
  7. 部品の実装に関連する部材が1以上の装着部に装着される複数の実装関連装置と、前記複数の実装関連装置の間で移動して前記装着部に前記部材を自動着脱する移動作業装置と、を備える実装システムに用いられる管理方法であって、
    前記実装関連装置から、前記移動作業装置により前記部材を着脱できない前記装着部に関する情報を含む禁止情報を取得すると、前記禁止情報に基づいて、前記部材を着脱できない前記装着部以外の前記装着部に対する前記部材の着脱指示を登録した指示リストを作成し、前記指示リストに基づいて前記部材の着脱処理を前記移動作業装置に実行させるステップ、
    を含む管理方法。
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