JPH0329400A

JPH0329400A - 電子部品実装装置

Info

Publication number: JPH0329400A
Application number: JP1163036A
Authority: JP
Inventors: Shinsuke Sakaguchi; 坂口　信介
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-06-26
Filing date: 1989-06-26
Publication date: 1991-02-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は電子部品の実装装置に関し、殊にテーブル移動
装置上のテープユニットを自動交換するための装置に関
する。

（従来の技術）電子部品実装装置として、特開昭６２−２１３００号公
報に示されるように、実装装置本体の背後に設けられた
テーブル移動装置に、テープユニットが並設されたテー
ブルを２個設け、これらのテーブルを、作業エリアと退
避エリアを移動させながら、作業エリア内のテーブル上
のテープユニットの電子部品を、移載ヘッドによりチイ
クアソプし、基板に移送搭載するようにした実装装置（
以下、多テーブル式実装装置という）が知られている。

このものは、作業エリアにあって移載ヘッドに電子部品
を供給するテーブル上のテープユニットの電子部品が品
切れになった場合、このテーブルをテーブル移動装置の
側部の退避エリアに退避させる。そして他のテーブルを
作業エリアに移動させて、このテーブルから電子部品を
移載ヘッドに供給している間に、作業者が実装装置本体
の前部から、その背後にあるテーブル移動装置へ移動し
て、退避エリアに退避した上記テーブル上のテープユニ
ットの交換を、手作業により行うようになっていた。

ところが近年、実装装置の実装速度が速くなるにしたが
い、電子部品の消費速度も速くなり、テープユニントの
交換頻度も高くなってきたため、作業者はテープユニッ
トの交換の為に頻繁にテーブル移動装置へ移動せねばな
らず、甚だ煩しいものとなっていた。

その対策として、例えば特開昭６３−６０５９９号公報
に示されるような、テープユニットの自動交換装置を、
多テーブル式実装装置に適用することが考えられる。

このものは、テーブル移動装置の背後に、予備のテープ
ユニットが並設された予備のテーブルを設け、テーブル
移動装置上のテープユニットの電子部品が品切れになっ
たときには、予備のテーブルの背面に装着されたシリン
ダを作動させて、空になったテーブル移動装置上のテー
プユニットを、予備のテーブルのテーブル上に回収し、
新たなテープユニットを、テーブル移動装置上に補充す
るようになっている。

（発明が解決しようとする課題）ところが、上記従来の自動交換装置にあっては、テープ
ユニットの交換作業中には、実装装置本体の駆動を停止
して、基板への電子部品の実装作業を停止しなければな
らず、またシリンダのロンドの長大化には限界があるこ
とから、予備のテーブルはテーブル移動装置の背後に間
隔をおかずに近接して配設しなければならないため、テ
ーブル移動装置にトラブルが発生した場合、予備のテー
ブルが障害物となって、作業者はテーブル移動装置に近
寄ってその保守点検を行いにくい問題があった。

また更には、シリンダは予備のテーブルに固定されてい
てその位置は一定であるので、テープユニットの交換位
置はシリンダの配設位置に限定されるものであり、した
がってこのものは、テープユニットの交換位置が、テー
ブル移動装置の両側部の退避エリアに事実上限定される
上記のような多テーブル式の実装装置にはそのまま適用
できないものであった。

したがって本発明は、基板への電子部品の実装作業を停
止することなく、テープユニントの自動交換を行うこと
ができ、殊に多テープル式実装装置に有利に適用できる
テープユニットの自動交換手段を提供することを目的と
する。

〈課題を解決するための手段）このために本発明は、この種多テーブル式実装装置にお
いて、テーブル移動装置の後方に、駆動装置に駆動され
て、上記両側部の退避エリアの間を移動する予備テーブ
ルを設けて、この予備テーブルに、上記テーブル移動装
置に載置されたテーブル上のテープユニットと同じ向き
に予備のテープユニットを並設し、かつ係脱駆動装置に
駆動されてテープユニットに係脱する保合部材をテーブ
ル移動装置と予備テーブルの間を往復移動させて、退避
エリアに退避した上記テーブル移動装置上のテーブユニ
７｝と、予備テーブル上のテープユニットの交換を行う
交換装置を、駆動装置の駆動により、予備テーブルの前
部に沿って移動自在に設けたものである。

（作用）上記構或において、作業エリアにあって、移載ヘッドに
電子部品を供給するテーブル上のテープユニットの電子
部品が品切れになったときには、このテーブルをテーブ
ル移動装置の側部の退避エリアに退避させるとともに、
それまで退避エリアに退避していた他のテーブルを作業
エリアに移動させて、このテーブルにより電子部品の供
給を行う。そしてその間に、交換装置を作動させて、退
避エリアに退避したテーブル上のテープユニットと、退
避エリアの後方で待機する予備テーブル上のテープユニ
７トとを交換し、交換が終了したならば、この予備テー
ブルは、次のテープユニットの交換のために待機する。

（実施例）次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。

第１図は電子部品実装装置の全体平面図であって、１は
実装装置本体であり、その背後にテーブル移動装置２が
設けられている。実装装置本体１は、移載ヘッド３が装
備されたロータリーヘッド４を備えており、このヘッド
４がインデックス回転することにより、テーブル移動装
置２側の電子部品を移載ヘッド３によりテイクアップし
、基板５に移送搭載する。４５は基板５の搬送用コンベ
ヤ、ａは移載ヘッド３による電子部品のテイクアソプ位
置である。

テーブル移動装置２には、２個のテーブル６．７が載置
されており、各テーブル６．７には、電子部品封入テー
プが巻回されたリール８ａを装備するテープユニット８
が並設されている。

９は移動テーブル２に設けられた送りねじ、１０ａ，１
０ｂ，ｌｌａ，ｌｌｂは各テーブル６．７の下部にそれ
ぞれ設けられたモータと送りナントである。各ナソト１
０ｂ．１ｌｂは送りねじ９に螺合しており、モータ１０
ａ，１１ａが駆動すると、各テーブル６．７は送りねじ
９に沿って横方向に往復移動する。

テーブル移動装置２の中央部Ａは作業エリア、両側部Ｂ
，Ｃは退避エリアとなっており、各テーブル６．７は、
それぞれ単独で、或いは両者一体となって作業エリアＡ
を往復動し、移載ヘッド３に電子部品を供給する。また
各テーブル６，７は、退避エリアＢ，Ｃに移動して、後
述する手段により、テープユニット８の交換を行つＯテープユニット８は、交換の便のために、その後部（イ
）はテーブル移動装置２から後方に突出している。１２
はテーブル移動装置２の後方に配設された予備テーブル
であって、次に第１図と第２図を併せて参照しながら、
その詳細を説明する。

予備テーブルｌ２上には、テープユニット８の位置決め
部としてのプレート１３が並設されており、プレート１
３とプレート１３の間に、予備のテープユニット８が収
納されている。これらの予備のテープユニット８は、上
記テーブル６．７上のテープユニット８と差し換えしや
すいように、同じ向きにして並設されており、またその
前部（口）は、交換の便のために、テーブル１２の前方
に突出している。

１４は上記テーブル移動装置２と平行に配設された送り
ねじ、１５．１６はガイドレールである。予備テーブル
ｌ２の下面には、この送りねじｌ４に螺合する送りナソ
ト１７と、モータｌ８が装着されており、モータ１８の
駆動により、この予備テーブル１２は、送りねし１４及
びガイドレール１５．１６に沿って、上記両側部の退避
エリアＢ，Ｃの間を移動する。すなわち、送りねじ１４
、送りナソト１７、モータ１８は、予備テーブル１２の
駆動装置を構威している。

２０はテーブル移動装置２と予備テーブル１２の間に設
けられたテープユニット８の交換装置であり、次に第２
図〜第４図を参照しながら、その詳細を説明する。

２１は支持フレームであって、その背面に設けられた送
りナソト１９は、支持テーブル１２の前面に設けられた
送りねじ２２に螺合されている（第４図参照）。２３．
２４はガイドレールであり、モータ２５により送りねし
２２が駆動されると、交換装置２０はテーブル１２の前
部に沿って往復移動する。すなわち、送りナット１９、
送りねじ２２、モータ２５等は、交換装置２０を予備テ
ーブル１２に沿って往復移動させる駆動装置を構或して
いる。

フレーム２ｌ上には、２木の送りねじ２６．２７が、上
記テーブル移動装置２と直交する方向に配設されている
。送りねし２６．２７には、それぞれナント体２８．２
９が螺合されており、各ナット体２８．２９には、保合
部材としてのピン３１．３２が上下動自在に装着されて
いる。

３３．３４は各ヒン３１．３２を昇降させるためのシリ
ンダであり、ピン３１．３２をテープユニット８の係合
部４０ａ，４０ｂ　（後述）に係脱させるための係脱駆
動装置となっている。

ナント体２８とシリンダ３３、及びナット体２９とシリ
ンダ３４は、それぞれ同一のスライダ３５．３６上に載
置されており、各スライダ３５，３６は、フレーム２１
上に送りねじ２６．２７と平行に配設されたガイドレー
ル３７，３８に沿って摺動ずる。

テープユニノト８の下面の後部と前部には、ピン３１．
３２の上端部が係脱するピン孔から成る係合部４０ａ，
４０ｂが穿設されている（第５図参照）。後部の係合部
４０ａは、上記テーブル移動装置２から突出する上記後
部（イ）にあり、また前部の保合部４０ｂは、上記予備
テーブル１２から突出する上記前部（口）にある。４１
ａ，４ｌｂは、フレーム２１の両側部に立設されたガイ
ドフレームであって、テープユニット８がテーブル移動
装置２と予備テーブル１２の間を移動するのを案内する
。

第２図において、３０は送りねし２６．２７の駆動用モ
ータであって、ベルｌ−４２．４３を介して各送りねし
２６．２７を回転させる。この送りねじ２６．２７の回
転方向は、各ナット体２８．２９が互いに逆方向に摺動
する方向となっている。すなわち、送りねじ２６．２７
、ナット体２Ｂ，２９、モータ３０等は、ピン３１，３
２を前後方向に往復移動させるための駆動装置となって
いる。

テーブル移動装置２と予備テーブル１２の間に、交換装
置２０を介設したことから、両者２．１２の間には、作
業者の立入が可能な間隔Ｔ（第１図参照）が確保されて
おり、テーブル移動装置２にトラブルが発生した場合に
は、作業者はこの間隔Ｔに立入って、その保守管理を行
うことができる。

本装置は上記のような構或より威り、次に全体の動作の
説明を行う。

第１図において、一方のテーブル７が作業エリアＡ内を
往復移動することにより、所望のテープユニット８をテ
イクアップ位置ａに停止させ、移載へ冫ド３により電子
部品をティクアップして、基仮５に移送搭載する。その
間、他方のテーブル６は左方の退避エリアＢで待機し、
また予備テーブルｌ２は右方の退避エリアＣの後方で待
機している。

テーブル７上の何れかのテープユニット８の電子部品が
品切れになった場合には、テーブル７を右方の退避エリ
アＣに退避させるとともに、それまで退避エリアＢにあ
ったテーブル６を作業エリアＡに移動させ、このテーブ
ル６を作業エリアＡを往復移動させることにより、電子
部品を供給し、その間に、退避エリアＣに退避したテー
ブル７のテープユニット８の交換を行う。

第５図（ａ），（ｂ），　　（ｃ）はテープユニット８
の交換作業を示すものであって、まず同図（ａ）に示す
ように、一方のピン３ｌを、テーブル移動装置２から突
出するテープユニット８１の後部の係合部４０ａの直下
に位置せしめ、次にシリンダ３３を作動させてピン３１
を上昇させて、このピン３ｌを係合部４０ａに係合する
。

次にモータ３０を駆動して、ナント体２８を予備テーブ
ルｌ２側へ後退させる。上述のように、ナット体２８と
ナント体２９は、互いに逆方向に移動するものであり、
ナント体２９のビン３２がテープユニット８１の前部の
係合部４０ｂの直下までくると、モータ３０を停止させ
る（同図（ｂ）参照）。

次にシリンダ３４を作動させて、ピン３２を上昇させて
係合部４０ｂに係合させるとともに、ビン３１を下降さ
せて保合部４０ａから離脱させ、モータ３０を先程とは
逆方向に駆動する。

するとピン３２は予備テーブル１２側に後退するととも
に、ピン３ｌはテーブル移動装置２側へ前進し、テープ
ユニット８１は予備テーブル１２のプレート１３．１３
間に収納される（同図（ｃ）参照）。以上のように、テ
ーブル７上のテープユニフト８ｌを予備テーブル１２に
回収する作業は、各ピン３１．３２をテープユニット８
１の係合部４０ａ，４０ｂに交互に係合させて、送りね
し２６．２７に沿って往復移動させることにより行われ
る。

次にピン３２を係合部４０ｂから離脱させたうえで、モ
ータ２５を駆動して、交換装置２０を予備テーブル１２
の前部に沿って移動させ、予備テーブル１２上の所望の
テープユニット８２の前部で停止させる（第６図（ａ）
参照）。

次にピン３２を上昇させて、このテープユニット８の前
部の保合部４０ｂに係合させ、モータ３０を駆動して前
方に引き出す（同図鎖線参照）。

次にモーク２５を駆動して、交換装置２０を、先程のテ
ープユニット８１が抜き取られたテーブル７の前に移動
させる。次にピン３１を係合部４０ａに係合させて前進
させることにより、このテープユニット８２を、上記テ
ープユニット８１が抜き取られたテーブル７上に補充す
る（第６図（ｂ）参照）。

以上のようにしてテープユニット８の交換を終えたなら
ば、モータ１８を駆動して、予備テーブル１２を左方の
退避エリアＢの後方へ移動させ、作業エリアＡにあるテ
ーブルＧ上のテープユニット８の電子部品が品切れにな
って、このテーブル６がテープユニット８の交換のため
に退避エリアＢに退避するのを待機する。

本発明は上記実施例に限られるものではなく、例えばピ
ン３１．３２は送りねし２６．２７に換えて、チェンや
ワイヤ等により移動させてもよく、またテープユニント
８を係脱する手段としては、ピン３１．３２以外にも、
例えばフック手段などの他の手段も考えられるのであり
、あるいは実装状況等に応じて予備テーブルｌ２や交換
装置２０の運転態様を随意変更することも可能である：（発明の効果）以上説明したように本発明は、予備テーブルはテーブル
移動装置の両側部の退避エリア間を移動できるので、基
板への電子部品の実装作業を停止することなく、何れの
退避エリアでもテープユニントの交換を行うことができ
る。しかも交換装置も、予備テーブルの前部に沿って、
予備テーブルとは別個に独立して移動できるので、テー
プユニット８の交換位置の自由度や運転の自由度がきわ
めて大きく、実装状況に柔軟に対応しながら、迅速、自
由にテープユニットの交換を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すものであって、第１図は電子
部品実装装置の全体平面図、第２図は要部の斜視図、第
３図は交換装置の断面図、第４図は部分側面図、第５図
（ａ），　　（ｂ）（ｃ）及び第６図（ａ），　　（ｂ
）はテープユニットの交換中の側面図である。１・・・電子部品実装装置本体２・・・テーブル移動装置５・・・基板６，７・・・テーブル８・・・テープユニット１２・・・予備テーブル１　４．１　７．１　８・・・予備テーブルの駆動装置
２０・・・交換装置１９．２２．２５・・・交換装置の駆動装置３　１．３
　２・・・係合部材３３．３４・・・係脱駆動装置

Claims

【特許請求の範囲】　電子部品実装装置本体の背後に、テーブル移動装置を
設け、このテーブル移動装置に、テープユニットが並設
されたテーブルを複数個載置し、かつテーブル移動装置
の中央部を作業エリア、両側部を退避エリアとし、テー
ブルを作業エリアを往復移動させて、このテーブル上の
テープユニットの電子部品を移載ヘッドによりテイクア
ップして基板に移送搭載し、またテープユニットの電子
部品が品切れになったときには、このテーブルを退避エ
リアに退避させて、テープユニットの交換を行うように
した電子部品実装装置において、上記テーブル移動装置の後方に、駆動装置に駆動されて
、上記両側部の退避エリアの間を移動する予備テーブル
を設けて、この予備テーブルに、上記テーブル移動装置
に載置されたテーブル上のテープユニットと同じ向きに
予備のテープユニットを並設し、かつ係脱駆動装置に駆
動されてテープユニットに係脱する係合部材をテーブル
移動装置と予備テーブルの間を往復移動させて、上記退
避エリアに退避した上記テーブル移動装置上のテープユ
ニットと、予備テーブル上のテープユニットの交換を行
う交換装置を、駆動装置の駆動により、予備テーブルの
前部に沿って移動自在に設けたことを特徴とする電子部
品実装装置。