JPWO2016038645A1 - 入出力制御装置、入出力制御方法、及びプログラム - Google Patents

入出力制御装置、入出力制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

この発明に係る入出力制御装置(10)は、入力インターフェース(15)に接続するバス(25)と、バス(25)に接続し、動作の有効または無効が設定され、有効である場合にバス(25)の信号を出力する複数の回路セレクタ(112)と、回路セレクタ(112)ごとに対応して設けられ、回路セレクタ(112)から信号が入力されると論理演算を行い、演算結果を示す信号をバス(25)へ出力する複数の論理回路と、バス(25)に接続し、動作の有効または無効が設定され、有効である場合にバス(25)の信号を出力インターフェース(16)へ出力する出力セレクタ(119)と、複数の回路セレクタ(112)と出力セレクタ(119)の動作の順序に基づいて、複数の回路セレクタ(112)または出力セレクタ(119)を有効または無効にする演算部(12)と、を備える。

Description

この発明は、プログラマブルロジックコントローラの入出力制御を行う入出力制御装置、入出力制御方法、及び入出力制御を実行させるプログラムに関する。
一般的なプログラマブルロジックコントローラは、マイクロプロセッサを内蔵し、各種アクチュエータや表示機器等の電子負荷が接続され、操作スイッチや各種センサなどからの入力信号に示された電子負荷の動作状態とメモリに格納されているシーケンスプログラムに応動して、電子負荷の駆動制御を行う。
従来のプログラマブルロジックコントローラは、高速入出力処理を行うための集積回路素子と入出力インターフェース回路とを搭載した特殊ユニットを併用している。当該特殊ユニットは入出力制御装置として動作し、当該特殊ユニットに搭載された集積回路素子は、プログラムメモリ内の特殊命令の内容によって動作仕様が決定されるパラメータメモリと論理回路部とを備え、当該論理回路部を構成する可逆カウンタは、高速入力処理と高速出力処理のために兼用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-069864号公報(段落0013、0050、0051、0121、及び図4)
従来のプログラマブルロジックコントローラにおいて、特殊ユニット(以下、入出力制御装置とする)は、プログラマブルロジックコントローラで実現できる多様な機能のうちの任意の機能を実行するものであるため、ユーザが所定の機能を容易に使用でき当該機能を効果的に実行できる反面、当該特殊ユニットの機能を修正したり設定されていない機能を追加したりすることができないという課題があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、取り扱いが容易で様々な機能を実現できるプログラマブルロジックコントローラの入出力制御装置、入出力制御方法、及びプログラムを得ることを目的とする。
この発明に係る入出力制御装置は、外部から信号が入力される入力インターフェースに接続するバスと、バスに接続し、動作の有効または無効が設定され、有効である場合にバスの信号を出力し、無効である場合にバスの信号を出力しない複数の回路セレクタと、回路セレクタごとに対応して設けられ、回路セレクタから信号が入力されると論理演算を行い、演算結果を示す信号をバスへ出力する複数の論理回路と、バスに接続し、動作の有効または無効が設定され、有効である場合にバスの信号を出力インターフェースへ出力し、無効である場合にバスの信号を出力インターフェースへ出力しない出力セレクタと、複数の回路セレクタと出力セレクタの動作の順序に基づいて、複数の回路セレクタまたは出力セレクタを有効または無効にする演算部と、を備える。
この発明に係る入出力制御方法は、外部から信号が入力される入力インターフェースに接続するバスへの信号の入力を受け付ける入力ステップと、バスに接続する複数の回路セレクタのうち、任意の回路セレクタを有効にして、当該回路セレクタにバスの信号を出力させる回路選択ステップと、回路セレクタごとに対応して設けられる複数の論理回路のうち、回路セレクタから信号が入力された論理回路に論理演算を行わせバスへ信号を出力させる演算ステップと、バスに接続する出力セレクタを有効にして、当該出力セレクタにバスの信号を出力インターフェースへ出力させる出力ステップと、を備える。
この発明に係るプログラムは、入力インターフェースから入力された信号に応じて所定の動作を実行し、出力インターフェースから信号を出力する入出力制御装置にインストールされるプログラムにおいて、入力インターフェースに接続するバスに信号が入力された場合、バスに接続する複数の回路セレクタのうち、任意の回路セレクタを有効にして、当該回路セレクタにバスの信号を出力させる回路選択ステップと、回路セレクタごとに対応して設けられる複数の論理回路のうち、回路セレクタから信号が入力された論理回路に論理演算を行わせバスへ信号を出力させる演算ステップと、バスに接続する出力セレクタを有効にして、当該出力セレクタにバスの信号を出力インターフェースへ出力させる出力ステップと、を入出力制御装置の演算部に実行させる。
本発明によれば、取扱いが容易で様々な機能を実現できるプログラマブルロジックコントローラの入出力制御装置、入出力制御方法、及びプログラムを提供できる。
実施の形態1におけるプログラマブルロジックコントローラの構成を示すブロック図である。 実施の形態1の入出力制御装置の汎用ロジック部における信号線の接続状態を示すブロック図である。 実施の形態1における入出力制御装置の記憶部の構成を示す概念図である。 実施の形態1におけるプログラマブルロジックコントローラがユーザプログラムを実行する際の動作の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1においてユーザが予め汎用ロジック部の動作を設定する手順を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるプログラマブルロジックコントローラの構成を示すブロック図である。図1を用いて、実施の形態1における入出力制御装置を備えたプログラマブルロジックコントローラについて説明する。なお、本発明は、この実施の形態1により限定されるものではない。
[プログラマブルロジックコントローラ1の構成]
実施の形態1において、プログラマブルロジックコントローラ1は、接続ケーブル2を介して周辺装置3と接続する。また、プログラマブルロジックコントローラ1は、開閉センサ4及び電子負荷5と接続する。
開閉センサ4は、例えば、モータに取り付けられてモータの回転角度を検出するロータリエンコーダ等のエンコーダである。電子負荷5は、例えば、電磁弁などのバルブやモータ等である。
また、プログラマブルロジックコントローラ1は、入出力制御装置10とCPU装置20を備える。
[入出力制御装置10の構成]
入出力制御装置10は、汎用ロジック部11、演算部12、記憶部13、通信インターフェース部14、外部入力インターフェース部15、及び外部出力インターフェース部16を備える。
汎用ロジック部11は、後述するように複数の回路セレクタと複数の回路素子を備え、ユーザオリジナルの動作設定に対応するための様々な機能を提供する。
演算部12は、入出力制御装置10の全体の動作を制御する中央処理装置(CPU)である。また、演算部12は、後述するように、各セレクタの動作の順序を示す動作データに基づいて、各セレクタの動作設定を有効または無効にするとともに、各回路素子の動作を示す設定パラメータに応じた論理演算を各回路素子に行わせる。各セレクタの動作データと各回路素子の設定パラメータは、後述するように、予め設定されたものである。
記憶部13は、RAM等のメモリであって、演算部12が汎用ロジック部11の動作を制御するためのデータを記憶する。記憶部13は、後述するとおり、各セレクタの動作の順序を示す動作データと、各回路素子の動作を示す設定パラメータと、動作状態フラグと、測定データを記憶する。
通信インターフェース部14は、CPU装置20との間で通信を行うためのインターフェースである。
外部入力インターフェース部15は、汎用ロジック部11と開閉センサ4とに接続し、開閉センサ4から信号を受信するとともに開閉センサ4からの信号に対応する信号を汎用ロジック部11に出力する。外部出力インターフェース部16は、汎用ロジック部11と電子負荷5とに接続し、汎用ロジック部11からの信号を受信するとともに汎用ロジック部11からの信号に対応する信号を電子負荷5に出力する。
入出力制御装置10の汎用ロジック部11は、回路切替バス111、回路セレクタ112a、112b、112c、112d、112e、112f、フィルタ113、論理ゲート114、カウンタ115、比較器116、演算器117、クロック118、出力セレクタ119、及び動作設定バス120を有する。
なお、以下において、回路セレクタ112a、112b、112c、112d、112e、112fをまとめて回路セレクタ112とも称する。また、フィルタ113、論理ゲート114、カウンタ115、比較器116、演算器117、及びクロック118を、まとめて回路素子とも称する。また、論理回路とは、実施の形態1において回路素子のことである。
回路切替バス111には、外部入力インターフェース部15、回路セレクタ112、回路素子、及び出力セレクタ119が接続される。
回路セレクタ112は、パラメータが設定され、設定されたパラメータに応じて信号の出力の可否を制御する。すなわち、回路セレクタ112は、動作設定が有効であることを示すパラメータが設定された場合には、回路切替バス111の信号を回路素子へ出力する。動作設定が無効であることを示すパラメータが設定された場合には、回路切替バス111の信号を回路素子へ出力しない。
各回路素子は、回路セレクタ112ごとに対応して設けられ、回路セレクタ112から信号が入力されると予め設定されたパラメータに応じた論理演算を行い、回路切替バス111へ信号を出力する。
出力セレクタ119は、パラメータが設定され、設定されたパラメータに応じて信号の出力の可否を制御する。すなわち、出力セレクタ119は、動作設定が有効であることを示すパラメータが設定された場合には、回路切替バス111の信号を外部出力インターフェース部16へ出力する。動作設定が無効であることを示すパラメータが設定された場合には、回路切替バス111の信号を外部出力インターフェース部16へ出力しない。
なお、回路素子ごとに設けられた回路セレクタ112及び出力セレクタ119を、まとめて各セレクタとも称する。
動作設定バス120には、演算部12、記憶部13、通信インターフェース部14、回路セレクタ112、各回路素子、及び出力セレクタ119が接続される。演算部12は、記憶部13に記憶されている各セレクタの動作データを、動作設定バス120を介して回路セレクタ112及び出力セレクタ119へ送信し、各セレクタのパラメータを設定または変更する。また、演算部12は、記憶部13に記憶されている各回路素子の設定パラメータを、動作設定バス120を介して各回路素子へ送信し、各回路素子のパラメータを設定または変更する。
汎用ロジック部11は、開閉センサ4から外部入力インターフェース部15を介して信号が入力されると、上述のように回路セレクタ112、各回路素子、出力セレクタ119を制御して論理演算を行い、外部出力インターフェース部16を介して電子負荷5へ信号を出力する。
[CPU装置20の構成]
CPU装置20は、演算部21と、記憶部22と、周辺装置インターフェース部23と、通信インターフェース部24とを備える。
演算部21は、CPU装置20の全体の動作を制御する中央処理装置(CPU)である。また、演算部21は、ユーザプログラムとユーザプログラムの実行に用いられるデータに基づいて、プログラマブルロジックコントローラ1に接続される電子負荷5を制御する。ここで、ユーザプログラムとは、プログラマブルロジックコントローラ1が制御対象とする電子負荷5を制御するためのプログラムのことであり、例えばラダープログラムやC言語プログラムなどである。
記憶部22は、例えばROM等のメモリであり、演算部21が電子負荷5を制御するためのデータを記憶する。記憶部22は、後述するとおり、ユーザプログラムと、ユーザプログラムの実行に用いられるデータと、ユーザプログラムの実行結果のデータを記憶する。
周辺装置インターフェース部23は、周辺装置3との間で通信を行うためのインターフェースである。通信インターフェース部24は、入出力制御装置10との間で通信を行うためのインターフェースである。
装置間バス25は、入出力制御装置10の通信インターフェース部14とCPU装置20の通信インターフェース部24を接続する。入出力制御装置10とCPU装置20は、通信インターフェース部14、装置間バス25、及び通信インターフェース部24を介して接続する。
演算部21は、記憶部22に記憶されたユーザプログラムを読み出して実行する。また、演算部21は、読み出したユーザプログラムの内容を、通信インターフェース部24及び通信インターフェース部14を介して、入出力制御装置10の記憶部13に記憶させる。入出力制御装置10の演算部12は、展開されたユーザプログラムの内容に基づいて、当該ユーザプログラムにおいて指令された動作を入出力制御装置10に実行させるために、記憶部13に記憶された各回路素子の動作を示す設定パラメータを設定または変更する。
演算部21は、記憶部22に記憶されたユーザプログラムの実行、ユーザプログラムの実行に用いるデータの記憶部22からの読み出し、及びユーザプログラムの実行結果の記憶部22への書き込みを、所定の制御周期毎に繰り返して行う。CPU装置20の演算部21は、ユーザプログラムの実行に用いるデータを読み出す際に、入出力制御装置10の記憶部13から、各回路素子の動作の設定と、汎用ロジック部11の制御結果のデータを取得する。各回路素子の動作の設定は、例えば、カウンタ115のカウント許可指令やカウント値のリセット指令などであり、制御結果のデータはカウンタ115のカウント値などである。
なお、プログラマブルロジックコントローラ1は、入出力制御装置10とCPU装置20に加えて、機能を拡張するために追加の装置を備えてもよい。この装置の例として、例えば、サーボアンプを制御することにより多軸の位置制御を実現するモーションコントローラ装置や、CPU装置20からの指令に基づき温度制御信号を出力する温度コントローラ装置などがある。これらの各装置も、装置間バス25を介して互いに接続される。
[周辺装置3の構成]
周辺装置3は、プログラム設定部31と、動作データ設定部32と、外部通信インターフェース部33とを備える。
プログラム設定部31は、ユーザの操作を受け付けるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)である。プログラム設定部31は、ユーザの操作により、プログラマブルロジックコントローラ1に対するユーザプログラムを作成する。プログラム設定部31は、作成したユーザプログラムを、外部通信インターフェース部33及び接続ケーブル2を介してプログラマブルロジックコントローラ1へ出力し、CPU装置20の記憶部22に記憶させる。
また、プログラム設定部31は、プログラマブルロジックコントローラ1から出力された各種データを、表示画面に表示して監視する。
動作データ設定部32は、ユーザの操作を受け付けるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)である。動作データ設定部32は、ユーザの操作により、汎用ロジック部11の各回路素子のパラメータを示す設定パラメータを設定する。また、動作データ設定部32は、ユーザの操作により、汎用ロジック部11の各セレクタの動作の順序を示す動作データを設定する。
動作データ設定部32は、汎用ロジック部11の各回路素子の設定パラメータと各セレクタの動作データを、外部通信インターフェース部33及び接続ケーブル2を介してプログラマブルロジックコントローラ1へ出力し、周辺装置インターフェース部23、通信インターフェース部24、装置間バス25、及び通信インターフェース部14を介して入出力制御装置10の記憶部13に記憶させる。また、動作データ設定部32は、汎用ロジック部11の動作をシミュレーションするための機能を備える。
プログラム設定部31と動作データ設定部32は、プログラミングツールや汎用回路ブロック設定ツールが格納されたプログラムを周辺装置3にインストールすることによって、周辺装置3内に設けられる。なお、プログラム設定部31と動作データ設定部32は、周辺装置3内に演算部や記憶部等を設けることにより、ハードウェア的に実現しても良い。
[汎用ロジック部11の構成]
図2は、実施の形態1の入出力制御装置の汎用ロジック部11における信号線の接続状態を示すブロック図である。なお、図2においては、説明の便宜上、汎用ロジック部11がフィルタ113と、論理ゲート114と、カウンタ115とを回路素子として備える構成を示しているが、図1に示す比較器116、演算器117、クロック118や、その他の回路素子を備えても良い。
外部入力インターフェース部15は、2つの入力ポート151a、151bを有し、外部出力インターフェース部16は、2つの出力ポート161a、161bを有する。なお、図2においては、説明の便宜上、外部からの入力を入力ポート151a、151bの2点とし、外部への出力を出力ポート161a、161bの2点としているが、入力ポートまたは出力ポートは、3点以上としてもかまわない。
なお、図2の出力セレクタ119a、119bについては、図1においてはまとめて出力セレクタ119としている。
外部入力インターフェース部15は、外部から入力ポート151aに入力された信号、または外部から入力ポート151bに入力された信号のうち、いずれか一方を回路切替バス111に入力する。回路切替バス111に入力された信号の出力先は、回路セレクタ112a、112b、112cにより決定する。即ち、回路切替バス111の信号は、回路セレクタ112aが有効である場合にはフィルタ113に出力され、回路セレクタ112bが有効である場合には論理ゲート114に出力され、回路セレクタ112cが有効である場合にはカウンタ115に出力される。
各回路素子は、回路セレクタ112から信号が入力されると、予め設定された各回路素子のパラメータに応じた演算を実行後、回路切替バス111に信号を出力する。また、回路切替バス111に出力された信号は、回路切替バス111を介して再度回路セレクタ112a、112b、112cに出力される。このとき、セレクタ112a、112b、112cの有効と無効を切り替えることによって、再度任意の回路素子に信号を出力できる。
任意の回路素子が所定の演算を実行した後、出力セレクタ119aまたは出力セレクタ119bを有効に設定することにより、外部出力インターフェース部16は、出力ポート161aまたは出力ポート161bを介して外部に信号を出力する。
実施の形態1の汎用ロジック部11において、外部入力インターフェース部15、回路セレクタ112、各回路素子、及び出力セレクタ119は、回路切替バス111に接続している。そして、回路セレクタ112及び出力セレクタ119の有効と無効を任意に変更することにより、各回路素子に任意の順序で論理演算を実行させることができる。このとき、回路セレクタ112及び出力セレクタ119の有効と無効を変更せずに同じ回路素子に再度信号を入力し、再度論理演算を実行させることもできる。また、回路セレクタ112及び出力セレクタ119の有効と無効を任意に変更することにより、一の回路素子が論理演算を実行し、他の回路素子が論理演算を実行した後、再度一の回路素子に論理演算を実行させることもできる。
[記憶部13の構成]
図3は、実施の形態1における入出力制御装置の記憶部の構成を示す概念図である。図3を用いて、実施の形態1における入出力制御装置10の記憶部13の構成について説明する。
動作状態フラグは、動作開始や動作変更など、入出力制御装置10の状態を示すフラグである。記憶部13は、パラメータ設定部31またはCPU装置20から動作開始指令や動作変更指令が入力された場合に、動作開始や動作変更を示すフラグを動作状態フラグとして記憶する。また、記憶部13は、入出力制御装置10の動作の完了通知や動作の設定変更完了通知などが演算部12から入力された場合に、動作の完了や設定変更完了を示すフラグを動作状態フラグとして記憶する。演算部12は、記憶部13に記憶された動作状態フラグに基づいて、動作の完了や設定変更完了をCPU装置20へ通知する。CPU装置20は、通知された動作の完了や設定変更完了などの入出力制御装置10の状態を記憶部22に記憶する。
測定データは、プログラマブルロジックコントローラ1がユーザプログラムを実行した際に、入出力制御装置10が取得したり演算して得られたデータであり、例えば、電子負荷5から入力された信号の周波数、電子負荷5として接続されたモータの回転速度等である。記憶部13は、入出力制御装置10が取得したり演算して得られたデータを測定データとして記憶する。演算部12は、記憶部13に記憶された測定データに基づいて、入出力制御装置10により取得または演算されたデータをCPU装置20へ通知し、記憶部22に記憶させる。周辺装置3のパラメータ設定部31は、記憶部22が記憶している入出力制御装置10により取得または演算されたデータを監視することができる。
設定パラメータは、各回路素子のパラメータを示し、例えば、汎用ロジック部11のフィルタ113の特性データ、カウンタ115の動作モードなどである。演算部12は、記憶部13に記憶された各回路素子のパラメータをCPU装置20へ通知し、CPU装置20の記憶部22に記憶させる。CPU装置20は、記憶部22が記憶している各回路素子のパラメータを監視したり、変更したりする。また、周辺装置3のパラメータ設定部31または動作データ設定部32も、記憶部22が記憶している各回路素子のパラメータを監視または変更できる。
動作データは、汎用ロジック部11に所定の論理演算を実行させるためのデータであり、すなわち、回路セレクタ112及び出力セレクタ119の動作設定について、有効と無効を切り替える順序を示すデータである。ユーザが動作データ設定部32に各セレクタの動作データを入力した場合、動作データ設定部32は、各セレクタの動作データを出力し、記憶部13に動作データとして記憶させる。演算部12は、記憶部13に記憶された動作データを、回路セレクタ112及び出力セレクタ119へ送信し、各セレクタの動作設定の内容を示すパラメータを設定または変更する。各セレクタは、動作設定が有効であることを示すパラメータまたは動作設定が無効であることを示すパラメータが設定される。これにより、ユーザは、入出力制御装置10が高速入出力制御を実行するために必要な各種機能を、容易に汎用ロジック部11に行わせることができる。
[汎用ロジック部11の動作の設定手順]
図4は、実施の形態1において、汎用ロジック部の動作をユーザが予め設定する手順を示すフローチャートである。図4を用いて、汎用ロジック部11の動作を設定してユーザが要求する各種機能を実現する方法について説明する。
ステップS1において、周辺装置3の動作データ設定部32は、回路セレクタ112または出力セレクタ119の動作データを設定する指令が入力されたか否かを判断する。ユーザによりセレクタの動作データを設定する指令が入力された場合、動作データ設定部32は、ステップS2において、入力内容に従ってセレクタの動作データを設定または変更する。また、周辺装置3は、設定または変更後のセレクタの動作データを外部通信インターフェース部33から出力し、接続ケーブル2、周辺装置インターフェース部23、通信インターフェース部24、装置間バス25、及び通信インターフェース部14を介して入出力制御装置10の記憶部13に記憶させる。
ステップS1において、ユーザによりセレクタの動作データを設定する指令が入力されていない場合、ステップS3へと進む。
ステップS3において、周辺装置3の動作データ設定部32は、回路素子のパラメータを設定する指令が入力されたか否かを判断する。ユーザにより回路素子のパラメータを設定する指令が入力された場合、動作データ設定部32は、ステップS4において、入力内容に従って回路素子のパラメータを設定または変更する。また、周辺装置3は、設定または変更後の回路素子のパラメータを外部通信インターフェース部33から出力し、接続ケーブル2、周辺装置インターフェース部23、通信インターフェース部24、装置間バス25、及び通信インターフェース部14を介して入出力制御装置10の記憶部13に記憶させる。
ステップS3において、ユーザにより回路素子のパラメータを設定する指令が入力されていない場合、ステップS5へと進む。
ステップS5において、周辺装置3の動作データ設定部32は、汎用ロジック部11の動作の設定を終了する指令が入力されたか否かを判断する。汎用ロジック部11の動作の設定を終了する指令が入力されていない場合、ステップS1に戻る。汎用ロジック部11の動作の設定を終了する指令が入力された場合、設定を終了する。
[ユーザプログラムの実行手順]
図5は、実施の形態1におけるプログラマブルロジックコントローラがユーザプログラムを実行する際の動作の手順を示すフローチャートである。図5を用いて、プログラマブルロジックコントローラ1がユーザプログラムを実行する際の動作を説明する。
ステップS11において、周辺装置3は、プログラム設定部31が作成したユーザプログラムを外部通信インターフェース部33から出力し、接続ケーブル2、周辺装置インターフェース部23を介してCPU装置20の記憶部22に記憶させる。CPU装置20の演算部21は、記憶部22に記憶されたユーザプログラムを実行し、入出力制御装置10に所定の動作を行わせることで、入出力制御装置10に接続された電子負荷5を制御する。このとき、入出力制御装置10の演算部12は、CPU装置20の演算部21から指令された所定の動作を実行するために、汎用ロジック部11に所定の論理演算を実行させる。
汎用ロジック部11に所定の論理演算を実行させるための動作について、図1、図2を用いて説明する。例えば、図2において、入力ポート151aから入力された信号を、フィルタ113、論理ゲート114、カウンタ115の順序で入力し、出力ポート161bから出力する場合について説明する。
図5のステップS12において、入出力制御装置10の演算部12は、外部の開閉センサ4等から信号が入力されたか否かを判断する。外部の開閉センサ4等から信号が入力されたと判断した場合、演算部12は、入力された信号に対し、汎用ロジック部11に所定の論理演算を実行させる。上記の例の場合、開閉センサ4から信号が入力された後、図2に示す入力ポート151aは、開閉センサ4から入力された信号を回路切替バス111へ出力する。
図5のステップS13において、入出力制御装置10の演算部12は、記憶部13に記憶された動作データに従い回路セレクタ112のパラメータを変更する。上記の例の場合、演算部12は、記憶部13に記憶された動作データに基づいて、図1に示す動作設定バス120を介して汎用ロジック部10の回路セレクタ112aのパラメータの設定を変更する。これにより、回路セレクタ112aは有効と設定され、信号を出力する。
図5のステップS14において、入出力制御装置10の演算部12は、記憶部13に記憶された設定パラメータに従い各回路素子のパラメータを変更する。上記の例の場合、演算部12は、記憶部13に記憶された設定パラメータに基づいて、図1に示す動作設定バス120を介して汎用ロジック部10のフィルタ113のパラメータを設定する。フィルタ113は、このパラメータに基づいて、入力された信号に対して論理演算を実行し、演算結果を信号として出力する。
図5のステップS15において、入出力制御装置10の演算部12は、記憶部13に記憶された動作データの次の指令が、出力セレクタ119の動作設定を有効にする指令であるか否かを判断する。出力セレクタ119の動作設定を有効にする指令は、汎用ロジック部11の回路素子の演算結果を外部に出力する指令であることを意味する。上記の例の場合、汎用ロジック部11のカウンタ115が所定の論理演算を実行しておらず、まだ信号を外部に出力しないため、Noと判断され、ステップS13へと戻る。
図5のステップS13において、演算部12は、記憶部13に記憶された動作データに基づいて、図1に示す動作設定バス120を介して汎用ロジック部10の回路セレクタ112aと回路セレクタ112bのパラメータの設定を変更する。これにより、回路セレクタ112aは無効と設定され回路切替バス111の信号をフィルタ113に出力せず、回路セレクタ112bは有効と設定されて回路切替バス111の信号を論理ゲート114に出力する。
図5のステップS14において、演算部12は、記憶部13に記憶された設定パラメータに基づいて、図1に示す動作設定バス120を介して汎用ロジック部10の論理ゲート114のパラメータを設定する。論理ゲート114は、このパラメータに基づいて、入力された信号に対して論理演算を実行し、演算結果を信号として出力する。
再度のステップS15において、汎用ロジック部11のカウンタ115が所定の論理演算を実行しておらず、まだ信号を外部に出力しないため、再度Noと判断され、ステップS13へと戻る。
図5のステップS13において、演算部12は、記憶部13に記憶された動作データに基づいて、図1に示す動作設定バス120を介して汎用ロジック部10の回路セレクタ112bと回路セレクタ112cのパラメータの設定を変更する。これにより、回路セレクタ112bは無効と設定され回路切替バス111の信号を論理ゲート114に出力せず、回路セレクタ112cは有効と設定されて回路切替バス111の信号をカウンタ115に出力する。
図5のステップS14において、演算部12は、記憶部13に記憶された設定パラメータに基づいて、図1に示す動作設定バス120を介して汎用ロジック部10のカウンタ115のパラメータを設定する。カウンタ115は、このパラメータに基づいて、入力された信号に対して論理演算を実行し、演算結果を信号として回路切替バス111に出力する。
図5のステップS15において、記憶部13に記憶された動作データの次の指令が出力セレクタ119の動作設定を有効にする指令である場合、演算部12は、汎用ロジック部11の回路素子の演算結果を外部に出力する指令であると判断し、ステップS16へと進む。
図5のステップS16において、入出力制御装置10の演算部12は、記憶部13に記憶された動作データに従い出力セレクタ119のパラメータを変更する。上記の例の場合、演算部12は、記憶部13に記憶された動作データに基づいて、図1に示す動作設定バス120を介して汎用ロジック部10の回路セレクタ112cと出力セレクタ119bのパラメータの設定を変更する。これにより、回路セレクタ112cは無効と設定され回路切替バス111の信号をカウンタ115に出力せず、出力セレクタ119bは有効と設定されて回路切替バス111の信号を出力ポート161bに出力する。図2に示す出力ポート161bは、出力セレクタ119bから受けた信号を外部に出力する。
図5のステップS17において、CPU装置20の演算部21は、ユーザプログラムの実行が完了したか否かを判断する。ユーザプログラムの実行が完了していない場合、ステップS12へと戻る。ユーザプログラムの実行が完了した場合、プログラマブルロジックコントローラ1は、動作を終了する。
このようにして、汎用ロジック部11は、入力ポート151aから入力された信号に対してフィルタ113、論理ゲート114、カウンタ115の順序で論理演算を実行させ、出力ポート161bから出力することができる。
なお、実施の形態1における汎用ロジック部11は、図2において、回路素子としてフィルタ113、論理ゲート114、及びカウンタ115のみを示したが、図1に示す比較器116、演算器117、クロック118のうちのいずれか、またはすべてを備えてもよい。この場合、これらの回路素子に対応した回路セレクタ112とこれに付随する回路切替バス111を介して信号を入力することで、これらの回路素子の論理演算を追加することができる。
また、その他の回路素子と対応する回路セレクタ112、回路切替バス111をさらに備え、各回路素子を自由な組み合わせで使用することにより、実施の形態1の汎用ロジック部11は、多様なユーザオリジナルのユニット動作モードに対応することが可能となる。
以上において説明したとおり、実施の形態1におけるプログラマブルロジックコントローラ1の入出力制御装置10は、回路セレクタ112及び出力セレクタ119の有効と無効を任意に変更することにより、各回路素子に任意の順序で論理演算を実行させることができるため、ユーザは、入出力制御装置10が高速入出力制御を実行するために必要な各種機能を、容易に汎用ロジック部11に行わせることができる。実施の形態1の汎用ロジック部11は、パルスカウント、周波数測定、高精度タイマ、PWM出力、タイミング生成など、高速入出力制御に求められる各種機能を実現することができる。
また、汎用ロジック部11の各セレクタの動作データと各回路素子のパラメータを変更するだけで多様な制御を実現するため、回路素子の内部回路を書き換えて回路素子の機能を変える必要がなく、ユーザの設計工数が削減できる。各セレクタの動作データと各回路素子のパラメータを変更して各種の機能について検証した後の汎用ロジック部11を使用するため、メーカの製品品質を担保することができる。
さらに、ラダープログラムなどのソフトウェアロジックでは対応できないμsオーダの高速でかつ制御タイミングの安定した入出力制御が可能となるため、従来は専用のハードウェアロジックを実装したマイコンボードなどでしか実現できなかった高速入出力制御が、汎用のプログラマブルロジックコントローラで容易に実現できるようになる。
なお、実施の形態1において、動作データは、回路セレクタ112及び出力セレクタ119の動作設定について、有効と無効を切り替える順序を示すデータであるとした。また、実施の形態1における入出力制御装置10の演算部12は、図5のステップS15において、記憶部13に記憶された動作データの次の指令が、出力セレクタ119の動作設定を有効にする指令であるか否かを判断し、出力セレクタ119の動作設定を有効にする指令である場合、図5のステップS16において、記憶部13に記憶された動作データに従い出力セレクタ119のパラメータを変更することとしたが、これに限られるものではない。
例えば、記憶部13に記憶された動作データには、回路セレクタ112の動作設定を変更する順序だけが記載されており、演算部12は、記憶部13に記憶された動作データに基づいて、回路セレクタ112のパラメータを変更することとしても良い。この場合、演算部12は、図5のステップS15において、記憶部13に記憶された動作データに基づき汎用ロジック部11の回路素子が所定の論理演算を実行したと判断すると、図5のステップS16において、出力セレクタ119のパラメータを変更し、電子負荷5へ信号を出力させる。このような場合においても、実施の形態1における上述の効果を奏することができる。
また、実施の形態1において、回路セレクタ112は、動作設定が有効であることを示すパラメータが設定された場合には、回路切替バス111の信号を回路素子へ出力し、動作設定が無効であることを示すパラメータが設定された場合には、回路切替バス111の信号を回路素子へ出力しないとした。同様に、出力セレクタ119は、動作設定が有効であることを示すパラメータが設定された場合には、回路切替バス111の信号を外部出力インターフェース部16へ出力し、動作設定が無効であることを示すパラメータが設定された場合には、回路切替バス111の信号を外部出力インターフェース部16へ出力しないとした。しかし、実施の形態1における回路セレクタ112と出力セレクタ119は、これに限られるものではない。
例えば、回路セレクタ112と出力セレクタ119は、動作設定が有効であることを示すパラメータのみが設定されることとしても良い。この場合、回路セレクタ112は、動作設定が有効であることを示すパラメータが設定されると回路切替バス111の信号を回路素子へ出力し、出力セレクタ119は、動作設定が有効であることを示すパラメータが設定されると回路切替バス111の信号を外部出力インターフェース部16へ出力する。
一方、動作設定が有効であることを示すパラメータが設定されていなければ、すなわちどのような設定もなされていないならば、回路セレクタ112は、動作設定が無効となり、回路切替バス111の信号を回路素子へ出力しない。同様に、動作設定が有効であることを示すパラメータが設定されていなければ、すなわちどのような設定もなされていないならば、出力セレクタ119は、動作設定が無効となり、回路切替バス111の信号を外部出力インターフェース部16へ出力しない。このような場合においても、実施の形態1における上述の効果を奏することができる。
1 プログラマブルロジックコントローラ、10 入出力制御装置、11 汎用ロジック部、12 演算部、13 記憶部、15 外部入力インターフェース部、16 外部出力インターフェース部、111 回路切替バス、112,112a,112b,112c,112d,112e,112f 回路セレクタ、113 フィルタ、114 論理ゲート、115 カウンタ、116 比較器、117 演算器、118 クロック、119,119a,119b 出力セレクタ、20 CPU装置、3 周辺装置、31 パラメータ設定部、32 動作データ設定部

Claims (10)

  1. 外部から信号が入力される入力インターフェースに接続するバスと、
    前記バスに接続し、動作の有効または無効が設定され、有効である場合に前記バスの信号を出力し、無効である場合に前記バスの信号を出力しない複数の回路セレクタと、
    前記回路セレクタごとに対応して設けられ、前記回路セレクタから信号が入力されると論理演算を行い、演算結果を示す信号を前記バスへ出力する複数の論理回路と、
    前記バスに接続し、動作の有効または無効が設定され、有効である場合に前記バスの信号を出力インターフェースへ出力し、無効である場合に前記バスの信号を前記出力インターフェースへ出力しない出力セレクタと、
    前記複数の回路セレクタと前記出力セレクタの動作の順序に基づいて、前記複数の回路セレクタまたは前記出力セレクタを有効または無効にする演算部と、
    を備えたことを特徴とする入出力制御装置。
  2. 前記演算部は、前記入力インターフェースまたは前記複数の論理回路から前記バスに信号が入力された場合、前記複数の回路セレクタと前記出力セレクタの動作の順序を示すデータに基づいて、前記複数の回路セレクタおよび前記出力セレクタを有効または無効にすることを特徴とする請求項1に記載の入出力制御装置。
  3. 前記演算部と接続され、前記データを設定するデータ設定部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の入出力制御装置。
  4. 前記演算部と接続され、前記論理回路が論理演算を行うために用いるパラメータを前記論理回路に設定するパラメータ設定部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の入出力制御装置。
  5. 外部から信号が入力される入力インターフェースに接続するバスへの信号の入力を受け付ける入力ステップと、
    前記バスに接続する複数の回路セレクタのうち、任意の回路セレクタを有効にして、当該回路セレクタに前記バスの信号を出力させる回路選択ステップと、
    前記回路セレクタごとに対応して設けられる複数の論理回路のうち、前記回路セレクタから信号が入力された論理回路に論理演算を行わせ前記バスへ信号を出力させる演算ステップと、
    前記バスに接続する出力セレクタを有効にして、当該出力セレクタに前記バスの信号を出力インターフェースへ出力させる出力ステップと、
    を備えたことを特徴とする入出力制御方法。
  6. 前記複数の回路セレクタと前記出力セレクタの動作の順序を示すデータを設定する動作データ設定ステップをさらに備え、
    前記回路選択ステップは、前記動作データ設定ステップにおいて設定された前記データに基づいて、前記回路セレクタを有効または無効にし、
    前記出力ステップは、前記動作データ設定ステップにおいて設定された前記データに基づいて、前記出力セレクタを有効または無効にする
    ことを特徴とする請求項5に記載の入出力制御方法。
  7. パラメータを前記論理回路に設定するパラメータ設定ステップをさらに備え、
    前記演算ステップは、前記パラメータ設定ステップにおいて設定された前記パラメータに応じた論理演算を前記論理回路に行わせる
    ことを特徴とする請求項5に記載の入出力制御方法。
  8. 入力インターフェースから入力された信号に応じて所定の動作を実行し、出力インターフェースから信号を出力する入出力制御装置にインストールされるプログラムにおいて、
    前記入力インターフェースに接続するバスに信号が入力された場合、前記バスに接続する複数の回路セレクタのうち、任意の回路セレクタを有効にして、当該回路セレクタに前記バスの信号を出力させる回路選択ステップと、
    前記回路セレクタごとに対応して設けられる複数の論理回路のうち、前記回路セレクタから信号が入力された論理回路に論理演算を行わせ前記バスへ信号を出力させる演算ステップと、
    前記バスに接続する出力セレクタを有効にして、当該出力セレクタに前記バスの信号を前記出力インターフェースへ出力させる出力ステップと、
    を前記入出力制御装置の演算部に実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 前記複数の回路セレクタと前記出力セレクタの動作の順序を示すデータを設定する動作データ設定ステップをさらに備え、
    前記回路選択ステップは、前記動作データ設定ステップにおいて設定された前記データに基づいて、前記回路セレクタを有効または無効にし、
    前記出力ステップは、前記動作データ設定ステップにおいて設定された前記データに基づいて、前記出力セレクタを有効または無効にする
    ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. パラメータを前記論理回路に設定するパラメータ設定ステップをさらに備え、
    前記演算ステップは、前記パラメータ設定ステップにおいて設定された前記パラメータに応じた論理演算を前記論理回路に行わせる
    ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
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