JPH10240315A - プログラマブルロジック調節器 - Google Patents

プログラマブルロジック調節器

Info

Publication number
JPH10240315A
JPH10240315A JP4829697A JP4829697A JPH10240315A JP H10240315 A JPH10240315 A JP H10240315A JP 4829697 A JP4829697 A JP 4829697A JP 4829697 A JP4829697 A JP 4829697A JP H10240315 A JPH10240315 A JP H10240315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plc
personal computer
data bus
data
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4829697A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nomura
敬 野村
Tsuruo Imada
鶴雄 今田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STAR TEC KK
Original Assignee
STAR TEC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STAR TEC KK filed Critical STAR TEC KK
Priority to JP4829697A priority Critical patent/JPH10240315A/ja
Publication of JPH10240315A publication Critical patent/JPH10240315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ伝送のための通信用インターフェイス
や通信線などが不要で、データ授受速度が速く、ハード
ウェア管理も綿密に行えるプログラマブルロジック調節
器を提供する。 【解決手段】 PLCボード11は、PLC専用のCP
U12、CPU12と接続されたデータバスコントロー
ラ13および入出力コントローラ14、データバス接続
コネクタ15などを備えている。PLCボード11は、
パソコン10に内蔵可能であり、データバス接続コネク
タ15をパソコン10の拡張スロットに装着することに
よりデータバスと接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンス制御専
用のコンピュータを備えたプログラマブル調節器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルロジック調節器は、シー
ケンス制御専用のコンピュータをもったプログラマブル
調節器であり、各種設備、機器の動作を制御するコント
ローラである(以下、プログラマブルロジック調節器を
「PLC」と略称する。)。PLCは、各種設備や機器
に接続され、その動作のシーケンス制御を行うほか、発
生するデータの処理や通信機能を備えているものもあ
る。当初は、制御用リレーの代替用に開発されたが、現
在では、ファクトリーオートメーションの中核となる構
成要素である。
【0003】また、最近のPLCは、メモリーの大容量
化と高機能化が行われており、論理演算やビット処理の
機能、サブルーチンやジャンプなどのプログラム機能、
プラントや計装制御で不可欠な三角関数やPID(比例
積分微分)制御機能、大量データを処理するためのファ
イル機能を備えたものもある。
【0004】ところで、実際にPLCを使用する場合、
従来、図3に示すように、PLC21は、パーソナルコ
ンピュータ(以下「パソコン」という。)20と離れた
別の場所に設置され、接続ケーブル24などを介してセ
ンサやアクチュエータなどの外部機器23に接続されて
いる。この場合、パソコン20とPLC21との間のデ
ータ授受は、通信線22あるいは専用回線などを通して
行っている。
【0005】また、PLC21のプログラムやデータの
編集あるいはデバックなどを行う場合には、専用ツール
を使用して行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、PLCはパソコ
ンと別の場所に設置されているため、PLCおよびパソ
コンをそれぞれ収納するためのスペースが必要である。
また、PLCとパソコンとの間のデータ授受は通信線や
専用回線などを通して行っているため、パソコン側およ
びPLC側の双方に、データ伝送を行うための通信用イ
ンターフェイスを設けることが必要である。
【0007】また、データ伝送のための手順設定などが
必要であるため、パソコン側アプリケーションソフトが
複雑となるだけでなく、データ伝送能力によってパソコ
ンとPLC間のデータ伝送速度が制限されるため、パソ
コン側の方に待ち時間が発生し、パソコンの高速処理能
力が活かされてないのが実状である。
【0008】さらに、パソコン側からは、PLCのプロ
グラムやデータの編集などのハードウェア管理を綿密に
行うことができず、PLC側からもパソコンの状態が分
からない状況にある。
【0009】一方、パソコンとPLCとの間のデータ伝
送方法、手順などが、PLCメーカーごとにそれぞれ異
なっているため、パソコン側アプリケーションソフトに
互換性、統一性がなく、実際に使用する場合において様
々な不都合が生じている。
【0010】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、データ通信用インターフェイスや通信線などが不要
で、データ授受速度が速く、ハードウェア管理も綿密に
行うことができるプログラマブルロジック調節器を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のPLCは、パソコンに内蔵可能な形状であ
って、プログラマブルロジック調節用の中央処理装置
と、この中央処理装置に接続されたデータバスコントロ
ーラおよび入出力コントローラとを備え、パソコン内の
データバスに接続するための接続手段を設けたことを特
徴とする。ここで、データバスとは、CPU、メモリ、
I/Oコントローラなどとの間において、相互にデータ
を転送するための規格化された信号線の集まりのことを
いう。
【0012】本発明のPLCをパソコンに内蔵させ、パ
ソコン内のデータバスに接続することにより、PLCと
パソコンとのデータ授受を直接行うことができるように
なるため、データ通信用インターフェイス、通信線など
が不要となる。この場合、PLCの中央処理装置は、デ
ータバスコントローラを介してパソコンのデータバスに
接続しているため、パソコンとPLC間のデータ授受を
高速で行うことができる。また、PLCの中央処理装置
は入出力コントローラを介して外部機器と接続している
ため、外部機器との間のデータ授受も高速で行うことが
できる。
【0013】さらに、PLCをパソコンに内蔵させるこ
とにより、パソコン側からPLCのプログラムやデータ
の編集が簡単に行え、シュミレーションやデバッグが容
易となるため、プログラムなどの生産性が向上するとと
もに、PLC専用ツールが不要となる。また、パソコン
側のメモリなどをPLCに利用できるため、PLC側の
メモリや構成部品の削減が可能となり、コスト低減にも
つながる。
【0014】一方、パソコンにPLCが内蔵されること
により、PLCを収納するためのケーシングやコントロ
ールボックスなどの器具類だけでなく、収納スペース自
体も不要となる。この場合、例えば、PLCをボード形
状にすることにより、パソコンに内蔵することが可能と
なる。
【0015】また、PLCとパソコンとの接続手段とし
て、パソコンのデータバスと接続された拡張スロットに
連結可能なデータバス接続コネクタをPLC側に設ける
ことができる。ここで、拡張スロットとは、データバス
に拡張ボードなどを接続するためのソケットをいう。パ
ソコンの拡張スロットに連結可能なコネクタをPLC側
に設けることにより、パソコンに対するPLCの着脱が
容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は実施の形態を示す説明図、
図2はPLCボードの概要図である。
【0017】本実施形態においては、図1に示すよう
に、PLCボード11をパソコン10に内蔵させ、パソ
コン10のデータバスに接続している。また、センサ、
アクチュエータなどの外部機器16とPLCボード11
とは、接続ケーブル17を介して接続している。
【0018】ここで、PLCボード11は図2に示すよ
うな構成となっており、PLC専用のCPU12が搭載
され、CPU12と接続されたデータバスコントローラ
13およびPLC入出力コントローラ14、データバス
接続コネクタ15などを備えている。なお、CPUとは
Central Processing Unitの略
称で、中央処理装置を意味している。そして、データバ
ス接続コネクタ15をパソコン10内の拡張スロットに
装着することにより、パソコン10のデータバスと接続
する。
【0019】パソコン10に内蔵したPLCボード11
を作動させるための電源は、パソコン10の拡張スロッ
トから供給され、PLCボード11側のアプリケーショ
ンソフトは従来通り実行される。
【0020】本実施形態においては、パソコン10に内
蔵したPLCボード11とパソコン10との間のデータ
授受はデータバスを介して行うため、通信用インターフ
ェイスや通信のための手順設定などが不要となり、デー
タ授受を高速で行うことができる。このため、手順設定
などに起因して発生していたパソコン10の待ち時間が
減少し、パソコン10の高速処理能力を有効に活用する
ことができるようになる。
【0021】また、PLCボード11をパソコン10に
内蔵することにより、パソコン10側からPLCボード
11のプログラムやデータの編集が簡単に行えるように
なるため、シュミレーションやデバッグが容易となり、
プログラムなどの生産性が向上し、従来使用していたP
LC専用ツールが不要となる。
【0022】さらに、パソコン10側のメモリなどをP
LCボード11でも利用できるため、PLCボード11
側のメモリや構成部品の削減が可能となり、コスト低減
につながる。この場合、PLCボード11のアプリケー
ションソフトは、パソコン10側より、データバスを介
して書き込むことができる。
【0023】一方、PLCボード11をパソコン10に
内蔵させることにより、従来必要としていた、PLCボ
ード11収納のためのケーシングやコントロールボック
スなどの器具類や収納スペースが不要となる。
【0024】また、本実施形態においては、パソコン1
0のデータバスと接続された拡張スロットに、PLCボ
ード11のデータバス接続コネクタ15を連結すること
により、パソコン10のデータバスと接続しているた
め、PLCボード11の着脱が容易であるというメリッ
トがある。
【0025】さらに、PLCボード11をパソコン10
に内蔵させることにより、パソコン10内のメモリを容
易に共有することができるため、様々な利用形態を採る
ことができるようになり、応用範囲が広がる。また、デ
ータバスにおけるデータ授受方法、手順などを統一する
ことにより、PLCメーカー間や機種間での互換性が図
れるため、アプリケーションソフトの開発が容易とな
り、開発コストの低減にもつながる。
【0026】また、パソコン10内にPLCボード11
が内蔵されることにより、双方のハードウェア管理を、
より綿密に行えるようになるとともに、別々に設置され
ていたパソコン10とPLCボード11とが合体するた
め、収納器具、配線などの周辺機器類を減らすことがで
き、コスト低減も図ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0028】(1)PLCをパソコンに内蔵可能な形状
とし、プログラマブルロジック調節用の中央処理装置
と、この中央処理装置に接続されたデータバスコントロ
ーラおよび入出力コントローラとを備え、パソコン内の
データバスに接続する接続手段を設けたことにより、P
LCをパソコンに内蔵させることが可能となるため、デ
ータ伝送を行うためのインターフェイスや通信線などが
不要となり、パソコンとPLC間のデータ授受を高速で
行うことができるようになる。
【0029】(2)PLCをパソコンに内蔵させること
ができるため、パソコン側からPLCのプログラムやデ
ータの編集が簡単に行えるようになり、プログラムなど
の生産性が向上するとともに、PLC専用ツールが不要
となる。また、パソコン側のメモリなどをPLCに利用
できるため、PLC側のメモリや構成部品の削減が可能
となり、コスト低減にもつながる。
【0030】(3)PLCがパソコンに内蔵可能である
ため、PLCボード収納のためのケーシングやコントロ
ールボックスなどの器具類や周辺機器類が不要となり、
収納スペース自体も小さくできる。
【0031】(4)パソコンとPLCとの接続手段とし
て、パソコンのデータバスと接続された拡張スロットに
連結可能なデータバス接続コネクタをPLC側に設ける
ことにより、パソコンに対するPLCの着脱が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す説明図である。
【図2】PLCボードを示す概要図である。
【図3】従来の技術を示す説明図である。
【符号の説明】
10,20 パソコン 11 PLCボード 12 CPU 13 データバスコントローラ 14 PLC入出力コントローラ 15 データバス接続コネクタ 16,23 外部機器 17,24 接続ケーブル 21 PLC 22 通信線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータに内蔵可能な形
    状であって、プログラマブルロジック調節用の中央処理
    装置と、前記中央処理装置と接続されたデータバスコン
    トローラおよび入出力コントローラとを備え、前記パー
    ソナルコピュータ内のデータバスに接続するための接続
    手段を設けたプログラマブルロジック調節器。
  2. 【請求項2】 前記接続手段として、前記データバスと
    接続された拡張スロットに連結可能なデータバス接続コ
    ネクタを備えた請求項1記載のプログラマブルロジック
    調節器。
JP4829697A 1997-03-03 1997-03-03 プログラマブルロジック調節器 Pending JPH10240315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4829697A JPH10240315A (ja) 1997-03-03 1997-03-03 プログラマブルロジック調節器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4829697A JPH10240315A (ja) 1997-03-03 1997-03-03 プログラマブルロジック調節器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10240315A true JPH10240315A (ja) 1998-09-11

Family

ID=12799487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4829697A Pending JPH10240315A (ja) 1997-03-03 1997-03-03 プログラマブルロジック調節器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10240315A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470063B1 (ko) * 2001-12-26 2005-02-04 주식회사 포스코 피엘씨(plc) 통신용 메일박스 인터페이스장치
US20170220020A1 (en) * 2014-09-11 2017-08-03 Mitsubishi Electric Corporation Input/output control device, input/output control method, and program

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470063B1 (ko) * 2001-12-26 2005-02-04 주식회사 포스코 피엘씨(plc) 통신용 메일박스 인터페이스장치
US20170220020A1 (en) * 2014-09-11 2017-08-03 Mitsubishi Electric Corporation Input/output control device, input/output control method, and program
US9971332B2 (en) * 2014-09-11 2018-05-15 Mitsubishi Electric Corporation Input/output control device, input/output control method, and non-transitory computer-readable medium for selective activation of logical circuits

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7189383B1 (ja) 検証システムおよび検証方法
US6145099A (en) Debugging system
EP0586813B2 (en) Programmable controller with ladder diagram macro instructions
GB2232514A (en) Programmable controller
CN111414325B (zh) 一种Avalon总线转Axi4总线的方法
US20070233452A1 (en) Simulation apparatus and simulation method
JPH0969004A (ja) 数値制御装置
JP3467139B2 (ja) 数値制御装置
EP1314072B1 (en) Universal controller expansion module system, method & apparatus
JPS60256860A (ja) 論理集積回路
JPH10240315A (ja) プログラマブルロジック調節器
JP2017097475A (ja) グラフィックス機能を有する外部機器と接続可能な数値制御装置
JP4479131B2 (ja) 制御装置
JP2006039831A (ja) Plc
JP3479623B2 (ja) マイクロコンピュータ装置
US6738830B2 (en) Universal controller expansion module system, method and apparatus
CN110262350B (zh) 含预置程序的积木式多单片机控制系统设计方法
KR100677198B1 (ko) 디지털 티브이의 이더넷 장치
JP3316779B2 (ja) シーケンスコントローラ
KR100268903B1 (ko) 단일칩 마이크로 컨트롤러 유닛
JP2002140103A (ja) サーボ制御装置及びその制御方法
JP3000607B2 (ja) バス制御装置
JP3596730B2 (ja) メモリ制御装置およびメモリ制御方法
Yang et al. Architecture of The Industrial Controller Development Platform
JP2584903B2 (ja) 外部装置制御方式