JP2006039831A - Plc - Google Patents

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重治 松本
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Abstract

【課題】PLCの内部バスをシリアル化する。
【解決手段】PLC(1)は、CPUを備えてPLCのホストとなるメインモジュール(11)と、PLCのファンクションとなるオプションモジュール(15)とを繋ぐ内部バス(10)に、USBを用いる。USBを用いることで、PLC(1)の内部バス(10)は、シリアルインタフェースバスであること、アドレス、データ、命令の各情報をコミュニケーション可能なこと、および電力供給機能を有すること、のすべてを満たす。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えばプロセスコントロールやモーションコントロールなど、多方面の自動制御に用いられるPLC(Programmable Logic Controller)に関するものである。
一般に、PC(Personal Computer)のプログラムがプログラム・カウンタ方式で実行されるのに対し、PLCのプログラムは、ストアード・サイクリック・スキャン方式で実行される。
そのため、PLCは、システムの安定性に優れ、また、外来ノイズや、温度、湿度などの耐環境性に優れているため、誤動作が許されないFA機器に最適なコントローラとして、デファクトスタンダードの地位を獲得している。
そして、従来のPLCの内部バスは、PLCメーカのローカル仕様のバスが使用されていて、それはパラレルバスであり、しかもI/Oバスである(例えば、特許文献1参照)。
特公平3−144806号公報
しかしながら、このような従来のPLCの内部バスは、バスインタフェースをLSI(Large Scale Integration)チップで公開している一部のメーカを除き、大部分のメーカについてはバスインタフェースが公開されておらず、不明である。
そのため、従来のPLCは、公開されていないローカル仕様のバスを使用しているので、例えば、機能アップ、新規モジュール、プログラム問題、不具合などのバス絡みの取り扱いは、PLCメーカに100%依存するしかなく、ユーザオリエンテッドでないという問題があった。
また、従来のPLCの内部バスは、ビットバス、ワード/バイトバス、両バス併用があるが、いずれにしてもI/Oバスであるので、命令(コマンド)信号は初めから無いか、あるいは公開されていない。
そのため、従来のPLCは、制御ループのフィードバック、モジュール間の同期動作、高速のマルチ処理などの機能に制約があるという問題があった。
また、従来のPLCは、入出力等のモジュールのドライバ(ソフトウェア)もメーカのローカル仕様である。
そのため、パソコンやサーバで普及しているハブ機能やアドレス割り付けなどの機能が使用できないという問題があった。
また、従来のPLCは、モーションコントロールや高速演算については、別途、CPU(Central Processing Unit)を内蔵したインテリジェントなモジュールで実現している。
しかし、従来のPLCの内部バスを用いたPCモジュールでは、データでのコミュニケーションになり、命令レベルでの高度なコミュニケーションがとれないため、同時動作、同期動作、相互の制御ループなどの機能が貧弱であるという問題があった。
また、従来のPLCは、複数の異種のPLCを接続して動作させるには、独自でインタフェースモジュールを開発し、ネットワークで接続する必要がある。
そのため、接続される各PLCの各モジュールへの電源供給/制御が複雑になるという問題があった。
さらに、従来のPLCの内部バスは、パラレルバスであるため、信号間の干渉によって速度を上げることが困難であるという問題があった。
この発明の課題は、上記従来のもののもつ問題点を排除して、内部バスをシリアル化することのできるPLCを提供することにある。
この発明は上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、内部バスにシリアルインタフェースバスを用いたPLCである。
請求項2に係る発明は、内部バスに、アドレス、データ、命令の各情報をコミュニケーション可能なバスを用いたPLCである。
請求項3に係る発明は、内部バスに電力供給機能を有するバスを用いたPLCである。
請求項4に係る発明は、内部バスに、アドレス、データ、命令の各情報をコミュニケーション可能で、かつ、電力供給機能を有するバスを用いたPLCである。
請求項5に係る発明は、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記バスはシリアルインタフェースバスであるPLCである。
請求項6に係る発明は、内部バスにUSB(準拠を含む)を用いたPLCである。
請求項7に係る発明は、PLCモジュールのバックプレーンに、シリアルインタフェースに対応するバス配線またはバススロットを用いたPLCである。
請求項8に係る発明は、請求項7記載の発明において、前記バス配線またはバススロットは活線挿抜機能に対応するPLCである。
請求項9に係る発明は、請求項7または請求項8記載の発明において、前記バス配線またはバススロットはプラグアンドプレイ機能に対応するPLCである。
請求項10に係る発明は、請求項7〜請求項9のいずれかに記載の発明において、前記バス配線またはバススロットは電力供給機能に対応するPLCである。
請求項11に係る発明は、PLCモジュールのバックプレーンに、USB(準拠を含む)に対応するバス配線またはバススロットを用いたPLCである。
請求項12に係る発明は、PLCモジュールのバックプレーンにデバイスベイを用いたPLCである。
この発明は以上のように、内部バスに各種の機能が付加されるシリアルインタフェースバスを用いた構成としたので、PLCのロジック演算機能の向上、標準化、データ転送の多様化などを実現することができる効果がある。
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明によるPLCの第1の実施形態を示す模式図、図2は概略的構成図であり、このPLC1は、CPUを備えてPLC1のホストとなるメインモジュール11と、PLC1のファンクションとなるオプションモジュール15とを繋ぐ内部バス10に、少なくとも、シリアルインタフェースバスを用いたものである。
これにより、PLC1は、内部バスがパラレルバスである場合に信号間の干渉によって速度を上げることが困難であるという従来の制約から解放され、CPUのクロック周波数の向上に応じて高速化することが可能である。
また、このPLC1は、メインモジュール11とオプションモジュール15とを繋ぐ内部バス10に、少なくとも、アドレス、データ、命令の各情報をコミュニケーション可能なバスを用いたものである。
これにより、PLC1は、命令やコマンドレベルでの高度なコミュニケーションがとれないという従来の制約から解放され、同時動作、同期動作、相互の制御ループなどの機能を充実させることで、制御ループのフィードバック、モジュール間の同期動作、高速のマルチ処理などの機能を高度に実現することが可能である。
また、このPLC1は、メインモジュール11とオプションモジュール15とを繋ぐ内部バス10に、少なくとも、電力供給機能を有するバスを用いたものである。
これにより、PLC1は、接続される各モジュールへの電源供給/制御を、簡便かつ容易に実現することが可能である。
上記のような内部バス10の条件、すなわち、シリアルインタフェースバスであること、アドレス、データ、命令の各情報をコミュニケーション可能なこと、および電力供給機能を有すること、をすべて満たすため、実際には、USB(Universal Serial Bus)を用いて内部バス10を構成している。
しかし、上記の条件を満たすものであれば、USBそのものでなくてもよいから、USBに準拠するものを含むことはいうまでもない。
このようなPLC1は、内部バス10にUSB(準拠を含む)を用いるため、各モジュールのバックプレーンに、USB1.1、USB2.0(各準拠を含む)に対応するバス配線またはバススロットを用いて構成したものである。
また、このPLC1は、内部バス10に少なくともシリアルインタフェースバスを用いるため、各モジュールのバックプレーンに、シリアルインタフェースに対応するバス配線またはバススロットを用いて構成することができる。
また、このPLC1は、各モジュールのバックプレーンに、シリアルインタフェースに加えて、活線挿抜(ホットプラグまたはホットスワップ)機能に対応するバス配線またはバススロットを用いて構成することができる。
また、このPLC1は、各モジュールのバックプレーンに、シリアルインタフェースに加えてプラグアンドプレイ機能に対応するバス配線またはバススロットを用いて構成することができる。
また、このPLC1は、各モジュールのバックプレーンに、シリアルインタフェースに加えて電力供給機能に対応するバス配線またはバススロットを用いて構成することができる。
さらに、このPLC1は、各モジュールのバックプレーンに、USBおよびIEEE1394に対応するデバイスベイを用いて構成することもできる。
図2に示すように、メインモジュール11は、CPU付きモジュール111と、デジタルI/O(Input/Output)モジュール112とで構成される。
CPU付きモジュール111のバックプレーンには、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられ、また、デジタルI/Oモジュール112のバックプレーンにも、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられる。
そして、CPU付きモジュール111とデジタルI/Oモジュール112とは、USB10によって接続される。
また、オプションモジュール15は、例えば、D/A(Digital/Analog)変換モジュール151と、モーションコントロールモジュール152とで構成される。
D/A変換モジュール151のバックプレーンには、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられ、また、モーションコントロールモジュール152のバックプレーンにも、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられる。
そして、D/A変換モジュール151とモーションコントロールモジュール152とは、USB10によって接続される。
さらに、メインモジュール11のデジタルI/Oモジュール112と、オプションモジュール15のD/A変換モジュール151とは、USB10によって接続される。
なお、オプションモジュール15は、これ以外に適宜の、かつ適宜個数のモジュールで構成することが可能である。
このPLC1は、各モジュール111,112,151,152がUSB10によって接続されているから、アドレス、データ、命令のすべての機能でコミュニケーションを実現することができる。しかも、12Mbps〜480Mbpsと高速であり、無線(480Mbps)も可能である。
また、コントロール転送、バルク転送、インタラプト転送、アイソクロナス転送の4種類のデータ転送を実現することができる。とくに、リアルタイムのアイソクロナス転送による高度なモーションコントロール機能が実現可能である。
また、活線挿抜(ホットプラグまたはホットスワップ)機能に対応し、プラグアンドプレイ機能にも対応しているから、稼働中に任意のモジュールを着脱することができ、PLCとして好適である。
また、図2に示すようなデイジーチェーンを採用するだけでなく、USBハブ機能を利用したツリー構造を採用することで、周辺モジュールを最大127台まで接続することができる。
また、パワードバス機能を利用して、2.5W程度の電力を供給することができる。
図3は、この発明によるPLCの第2の実施形態を示す模式図、図4は概略的構成図であり、このPLC2は、CPUを備えてPLC2のホストとなるメインモジュール21と、PLC2のファンクションとなる第1のオプションモジュール25および第2のオプションモジュール26とを、2チャネルの内部バス20a,20bで繋いで構成したものである。
メインモジュール21と第1のオプションモジュール25とを繋ぐ内部バス20a、および、メインモジュール21と第2のオプションモジュール26とを繋ぐ内部バス20bはいずれも、図1に示す内部バス10と同様のものである。
すなわち、内部バス20a,20bは、少なくとも、シリアルインタフェースバスである。また、内部バス20a,20bは、少なくとも、アドレス、データ、命令の各情報をコミュニケーション可能なバスである。また、内部バス20a,20bは、少なくとも、電力供給機能を有するバスである。そして、実際には、USB(準拠を含む)を用いて内部バス20a,20bを構成している。
そのため、このPLC2は、図1に示すPLC1と同様に、各モジュールのバックプレーンに、USB1.1、USB2.0(各準拠を含む)に対応するバス配線またはバススロットを用いて構成したものである。
なお、各モジュールのバックプレーンに、シリアルインタフェースに対応するバス配線またはバススロットか、シリアルインタフェースに加えて活線挿抜(ホットプラグまたはホットスワップ)機能に対応するバス配線またはバススロットか、シリアルインタフェースに加えてプラグアンドプレイ機能に対応するバス配線またはバススロットか、または、シリアルインタフェースに加えて電力供給機能に対応するバス配線またはバススロットを用いることができる。あるいは、USBおよびIEEE1394に対応するデバイスベイを用いることもできる。
図4に示すように、メインモジュール21は、CPU付きモジュール211と、第1のデジタルI/Oモジュール212と、第2のデジタルI/Oモジュール213とで構成される。
CPU付きモジュール211のバックプレーンには、USBに対応する2チャネルのバス配線またはバススロットが用いられ、また、第1、第2のデジタルI/Oモジュール212,213のバックプレーンには、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられる。
そして、CPU付きモジュール211と第1、第2のデジタルI/Oモジュール212,213とは、USB20a,20bによってそれぞれ接続される。
また、第1のオプションモジュール25は、例えば、D/A変換モジュール251と、モーションコントロールモジュール252とで構成される。
D/A変換モジュール251のバックプレーンには、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられ、また、モーションコントロールモジュール252のバックプレーンにも、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられる。
そして、D/A変換モジュール251とモーションコントロールモジュール252とは、USB20aによって接続される。
さらに、メインモジュール21の第1のデジタルI/Oモジュール212と、第1のオプションモジュール25のD/A変換モジュール251とは、USB20aによって接続される。
一方、第2のオプションモジュール26は、例えば、USBハブモジュール261と、画像処理モジュール262とを備える。
画像処理モジュール262のバックプレーンには、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられる。
そして、メインモジュール21の第2のデジタルI/Oモジュール213と、第2のオプションモジュール26のUSBハブモジュール261とは、USB20bによって接続され、また、USBハブモジュール261と画像処理モジュール262とは、USB20bによって接続される。
さらに、USBハブモジュール261には、USB20b,USB20b,…によって適宜の、かつ適宜個数のモジュール(図示省略)がツリー構造で接続される。
このPLC2も、図2に示すPLC1と同様に、各モジュール211,212,213,251,252,261,262がUSB20a,20bによって接続されているから、アドレス、データ、命令のすべての機能でコミュニケーションを実現することができる。しかも、12Mbps〜480Mbpsと高速であり、無線(480Mbps)も可能である。
また、コントロール転送、バルク転送、インタラプト転送、アイソクロナス転送の4種類のデータ転送を実現することができる。とくに、リアルタイムのアイソクロナス転送による高度なモーションコントロール機能が実現可能である。
また、活線挿抜(ホットプラグまたはホットスワップ)機能に対応し、プラグアンドプレイ機能にも対応しているから、稼働中に任意のモジュールを着脱することができ、PLCとして好適である。
また、図4に示すUSBハブモジュール261を利用して、周辺モジュールを最大127台まで接続することができるが、図2に示すようなデイジーチェーンを採用することもできる。
また、パワードバス機能を利用して、2.5W程度の電力を供給することができる。
さらに、このPLC2は、1つのメインモジュール21がホストで、2つのオプションモジュール(ファンクション)25,26が、2チャネルのUSBバス20a,20bによってそれぞれ独立してメインモジュール21に接続してあるから、別々のUSBに接続されたファンクション(オプションモジュール)どうしは、同一のUSBで接続されたものより高速で高機能な会話(データ交換やフィードバックなど)が実現可能である。
図5は、この発明によるPLCの第3の実施形態を示す模式図、図6は概略的構成図であり、このPLC3は、CPUを備えてPLC3の第1のホストとなる第1のメインモジュール31、および、CPUを備えてPLC3の第2のホストとなる第2のメインモジュール32と、PLC3のファンクションとなるオプションモジュール35とを、2チャネルの内部バス30a,30bで繋いで構成したものである。
第1のメインモジュール31とオプションモジュール35とを繋ぐ内部バス30a、および、第2のメインモジュール32とオプションモジュール35とを繋ぐ内部バス30bはいずれも、図1に示す内部バス10と同様のものである。
すなわち、内部バス30a,30bは、少なくとも、シリアルインタフェースバスである。また、内部バス30a,30bは、少なくとも、アドレス、データ、命令の各情報をコミュニケーション可能なバスである。また、内部バス30a,30bは、少なくとも、電力供給機能を有するバスである。そして、実際には、USB(準拠を含む)を用いて内部バス30a,30bを構成している。
そのため、このPLC3は、図1に示すPLC1と同様に、各モジュールのバックプレーンに、USB1.1、USB2.0(各準拠を含む)に対応するバス配線またはバススロットを用いて構成したものである。
なお、各モジュールのバックプレーンに、シリアルインタフェースに対応するバス配線またはバススロットか、シリアルインタフェースに加えて活線挿抜(ホットプラグまたはホットスワップ)機能に対応するバス配線またはバススロットか、シリアルインタフェースに加えてプラグアンドプレイ機能に対応するバス配線またはバススロットか、または、シリアルインタフェースに加えて電力供給機能に対応するバス配線またはバススロットを用いることができる。あるいは、USBおよびIEEE1394に対応するデバイスベイを用いることもできる。
このPLC3は、第1、第2のメインモジュール31,32の一方(例えば第1のメインモジュール31)を通常時にホストとして使用しておき、このホストが、例えば電源やCPUなど何らかのトラブルが原因でダウンした場合に、ホストをこの第1のメインモジュール31から他方(第2のメインモジュール32)に切り換えて、この第2のメインモジュール32をホストとして使用することで、PLC3自体のダウンを未然に回避して安全性を確保するものである。
そのため、図6に示すように、第1、第2のメインモジュール31,32は、個別の電源33,34からそれぞれ独立して電力供給を受ける。
第1のメインモジュール31は、CPU付きモジュール311と、共用メモリモジュール312と、デジタルI/Oモジュール313とで構成される。
また、第2のメインモジュール32は、CPU付きモジュール321と、共用メモリモジュール322と、デジタルI/Oモジュール323とで構成される。
共用メモリモジュール312と共用メモリモジュール322とは実質的に同一のものであり、第1のメインモジュール31のCPU付きモジュール311と、第2のメインモジュール32のCPU付きモジュール321とがいつでも互換動作できるように、必要なプログラムおよびデータを格納し、保存するものである。
CPU付きモジュール311のバックプレーンには、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられ、また、共用メモリモジュール312のバックプレーンにも、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられ、さらに、デジタルI/Oモジュール313のバックプレーンにも、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられる。
そして、CPU付きモジュール311と共用メモリモジュール312とは、USB30aによって接続される。
また、CPU付きモジュール311とデジタルI/Oモジュール313とも、USB30aによって接続される。
さらに、オプションモジュール35の詳細は図示してないが、デジタルI/Oモジュール313とオプションモジュール35とは、USB30aによって接続される。
一方、CPU付きモジュール321のバックプレーンには、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられ、また、共用メモリモジュール322のバックプレーンにも、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられ、さらに、デジタルI/Oモジュール323のバックプレーンにも、USBに対応するバス配線またはバススロットが用いられる。
そして、CPU付きモジュール321と共用メモリモジュール322とは、USB30bによって接続される。
また、CPU付きモジュール321とデジタルI/Oモジュール323とも、USB30bによって接続される。
さらに、デジタルI/Oモジュール323とオプションモジュール35とは、USB30bによって接続される。
このPLC3も、図2に示すPLC1と同様に、各モジュール311,312,313,321,322,323,35がUSB30a,30bによって接続されているから、アドレス、データ、命令のすべての機能でコミュニケーションを実現することができる。しかも、12Mbps〜480Mbpsと高速であり、無線(480Mbps)も可能である。
また、コントロール転送、バルク転送、インタラプト転送、アイソクロナス転送の4種類のデータ転送を実現することができる。とくに、リアルタイムのアイソクロナス転送による高度なモーションコントロール機能が実現可能である。
また、活線挿抜(ホットプラグまたはホットスワップ)機能に対応し、プラグアンドプレイ機能にも対応しているから、稼働中に任意のモジュールを着脱することができ、PLCとして好適である。
また、図2に示すようなデイジーチェーンを採用することができるほか、図4に示すようなUSBハブ機能を利用したツリー構造を採用することで、周辺モジュールを最大127台まで接続することができる。
また、パワードバス機能を利用して、2.5W程度の電力を供給することができる。
さらに、このPLC3は、2つのメインモジュール31,32を備えているから、コントロール転送、バルク転送、インタラプト転送、アイソクロナス転送の4種類のデータ転送と組み合わせることにより、多種多様のアプリケーションに対応可能である。例えば、アイソクロナス転送を利用したサイクリックなリアルタイムアプリケーションと、バルク転送を利用した大容量転送アプリケーションとの組み合わせなどに対応できる。
この発明によるPLC1,2,3は、上記のように構成したので、PLCの内部バスをシリアル化することができる。
また、モーションコントロールにおいて、速度および位置情報のリアルタイムフィードバックを実現できる。とくに、USB2.0やIEEE1394のような500Mbpsレベルの高速バスでは、1msを切る高速位置指令更新が可能である。
そのため、例えば、電動射出成形機制御に適用できる。すなわち、従来の射出成形機の射出コントロールは、油圧の微小変位時の圧力変化の非直線性を利用している。これを電動にすると、1ms以下の位置更新が必要とされている。したがって、従来のPLCでは、専用のモーションコントローラと組み合わせて制御している。
これに対し、この発明によるPLCでは、USBのリアルタイム・サイクリック転送(アイソクロナス転送)を用いることで、1ms以下の位置更新が必要な電動射出成形機制御が実現可能である。
また、PLCにPCモジュール(モーション、画像処理、Webアプリケーション、高速演算など)を組み合わせた場合、おのおのをホストとしてUSB経由で周辺モジュールとそれぞれ独立して接続できる。
また、必要に応じて、3チャネルのUSB(準拠)内部バスを用いることができ、その場合はさらに高度な機能を実現できる。
この発明によるPLCの第1の実施形態を示す模式図である。 図1のものの概略的構成図である。 この発明によるPLCの第2の実施形態を示す模式図である。 図3のものの概略的構成図である。 この発明によるPLCの第3の実施形態を示す模式図である。 図5のものの概略的構成図である。
符号の説明
1,2,3 PLC
10,20a,20b,30a,30b 内部バス
11,21,31,32 メインモジュール
15,25,26,35 オプションモジュール
111,211,311,321 CPU付きモジュール
112,212,213,313,323 デジタルI/Oモジュール
151,251 D/A変換モジュール
152,252 モーションコントロールモジュール
261 USBハブモジュール
262 画像処理モジュール
312,322 共用メモリモジュール
33,34 電源

Claims (12)

  1. 内部バスにシリアルインタフェースバスを用いたPLC。
  2. 内部バスに、アドレス、データ、命令の各情報をコミュニケーション可能なバスを用いたPLC。
  3. 内部バスに電力供給機能を有するバスを用いたPLC。
  4. 内部バスに、アドレス、データ、命令の各情報をコミュニケーション可能で、かつ、電力供給機能を有するバスを用いたPLC。
  5. 前記バスはシリアルインタフェースバスである請求項2〜請求項4のいずれかに記載のPLC。
  6. 内部バスにUSB(準拠を含む)を用いたPLC。
  7. PLCモジュールのバックプレーンに、シリアルインタフェースに対応するバス配線またはバススロットを用いたPLC。
  8. 前記バス配線またはバススロットは活線挿抜機能に対応する請求項7記載のPLC。
  9. 前記バス配線またはバススロットはプラグアンドプレイ機能に対応する請求項7または請求項8記載のPLC。
  10. 前記バス配線またはバススロットは電力供給機能に対応する請求項7〜請求項9のいずれかに記載のPLC。
  11. PLCモジュールのバックプレーンに、USB(準拠を含む)に対応するバス配線またはバススロットを用いたPLC。
  12. PLCモジュールのバックプレーンにデバイスベイを用いたPLC。
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