JP6296998B2 - 制御システム、制御装置および制御方法 - Google Patents
制御システム、制御装置および制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6296998B2 JP6296998B2 JP2015002090A JP2015002090A JP6296998B2 JP 6296998 B2 JP6296998 B2 JP 6296998B2 JP 2015002090 A JP2015002090 A JP 2015002090A JP 2015002090 A JP2015002090 A JP 2015002090A JP 6296998 B2 JP6296998 B2 JP 6296998B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- set value
- display
- setting value
- instruction
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Description
なお、以上の問題は温調計に限らず、複数の制御装置を用いる制御システムにおいて同様に発生する。
また、本発明の制御システムの1構成例において、前記設定値表示処理手段は、多数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合か、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合で、設定値SPの背景色を変えることを特徴とするものである。
発明者は、設定値SP変更操作について、鋭意研究の結果、下記のような傾向を突き止めた。
図8のようなケースにおいては、スタンドアローンの全温調計が、原則として同時・同温度の設定値SP変更となる場合が多い。一方で、特殊なケースにおいては原則通りとは限らないので、同時・同温度の設定値SP変更に限定される機能(全自動方式などの機能)は好ましくない。ただし、原則通りではない場合であっても、1〜2台を除いて同時・同温度の設定値SP変更というように、ほぼ原則通りという場合もある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明では、図8に示したように、スタンドアローンの温調計を多数(図8の例では8個の制御ループ分)使用する製造装置(図8の例では加熱装置)などの制御システムを適用対象とする。温調計同士を連携させる機能は温調計の内部に設けてもよいが、本実施の形態では各温調計の外部に共有機能装置として設ける形態として説明する。
制御量PV(温度)は、計測器(図8の例では温度センサS1〜S8)によって計測され、制御量入力部11を介して操作量算出部12に入力される(図2ステップS100)。
操作量出力部13は、操作量算出部12によって算出された操作量MVを制御対象に出力する(図2ステップS102)。温調計Ci(i=1〜8)においては、電力調整器Piが操作量MVの実際の出力先となる。
また、表示指示通知部22は、温調計C1〜C8のうち、温調計特定部21が多数派と特定しなかった温調計(少数派の温調計)に、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示を通知する(図4ステップS303)。
以上の図3、図4で説明した処理を必要に応じて繰り返すことにより、多数派と少数派で設定値SPの表示状態を変えることができる。
また、設定値SPが第1の値である温調計のグループと、設定値SPが第2の値である温調計のグループといった例のように設定値SPが異なる複数のグループがあって、これら複数のグループに含まれる温調計のそれぞれの数が同数である場合にも、多数派を特定できない。
次に、具体的な操作例について説明する。ここでは、図8に示した加熱装置において、初期状態として温調計C1〜C8の設定値SPが、全て30℃(常温)であったとする。このとき、温調計C1〜C8の設定値SPを180℃(同時・同温度)に変更するケースを事例とする。なお、各温調計C1〜C8の制御機能は図2で説明したとおり常に動作しているので、説明を省略する。
この特定に応じて、温調計C1〜C5,C7,C8の設定値SPが黄色系統で表示され、温調計C6の設定値SPが桃色系統で表示される。
多数派と少数派という着眼なので、製造装置における操作は、予め計画されていないことを前提にできる。すなわち、予め規定された温度帯で設定値SPの色分けするような方法とは異なり、「180」と「182」のような識別や「280」と「380」のような識別が可能である。
Claims (8)
- 複数の制御装置を備え、
各制御装置は、
設定値SPを記憶する設定値記憶手段と、
前記設定値SPと制御量PVとに基づき操作量MVを算出する操作量算出手段と、
前記操作量MVを制御対象に出力する操作量出力手段と、
前記設定値SPをオペレータが適宜変更するための設定値操作手段と、
少なくともオペレータによる前記設定値SPの変更操作が発生したときに、前記設定値記憶手段に記憶されている設定値SPを共有機能手段に通知する設定値通知手段と、
前記共有機能手段から設定値SPの表示に関する指示を受信する表示指示受信手段と、
前記設定値記憶手段に記憶されている設定値SPを、前記共有機能手段から指示された表示状態で表示する設定値表示処理手段とを備え、
前記共有機能手段は、複数の制御装置の外部または複数の制御装置のうちのいずれか1つに設けられ、
前記設定値通知手段からの設定値SPを受信する設定値受信手段と、
この設定値受信手段が設定値SPを受信したときに、設定値SPが同じ値で装置数が最も多い複数の制御装置を多数派として特定する特定手段と、
この特定手段が多数派と特定した制御装置に、多数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示を通知するか、前記特定手段が多数派と特定しなかった制御装置に、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示を通知するかの、少なくともいずれか一方を実行する表示指示通知手段とを備えることを特徴とする制御システム。 - 請求項1記載の制御システムにおいて、
前記設定値表示処理手段は、多数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合か、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合で、設定値SPの表示色を変えることを特徴とする制御システム。 - 請求項1記載の制御システムにおいて、
前記設定値表示処理手段は、多数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合か、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合で、設定値SPの背景色を変えることを特徴とする制御システム。 - 設定値SPを記憶する設定値記憶手段と、
前記設定値SPと制御量PVとに基づき操作量MVを算出する操作量算出手段と、
前記操作量MVを制御対象に出力する操作量出力手段と、
前記設定値SPをオペレータが適宜変更するための設定値操作手段と、
他の制御装置との通信が可能な共有機能手段と、
少なくともオペレータによる前記設定値SPの変更操作が発生したときに、前記設定値記憶手段に記憶されている設定値SPを前記共有機能手段に通知する設定値通知手段と、
前記共有機能手段から設定値SPの表示に関する指示を受信する表示指示受信手段と、
前記設定値記憶手段に記憶されている設定値SPを、前記共有機能手段から指示された表示状態で表示する設定値表示処理手段とを備え、
前記共有機能手段は、
自装置および他の制御装置の設定値通知手段から設定値SPを受信する設定値受信手段と、
この設定値受信手段が設定値SPを受信したときに、設定値SPが同じ値で装置数が最も多い複数の制御装置を多数派として特定する特定手段と、
この特定手段が多数派と特定した制御装置の表示指示受信手段に、多数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示を通知するか、前記特定手段が多数派と特定しなかった制御装置の表示指示受信手段に、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示を通知するかの、少なくともいずれか一方を実行する表示指示通知手段とを備えることを特徴とする制御装置。 - 設定値SPを記憶する設定値記憶手段と、
前記設定値SPと制御量PVとに基づき操作量MVを算出する操作量算出手段と、
前記操作量MVを制御対象に出力する操作量出力手段と、
前記設定値SPをオペレータが適宜変更するための設定値操作手段と、
少なくともオペレータによる前記設定値SPの変更操作が発生したときに、前記設定値記憶手段に記憶されている設定値SPを外部の共有機能手段に通知する設定値通知手段と、
前記共有機能手段から設定値SPの表示に関する指示を受信する表示指示受信手段と、
前記設定値記憶手段に記憶されている設定値SPを、前記共有機能手段から指示された表示状態で表示する設定値表示処理手段とを備え、
前記設定値表示処理手段は、前記共有機能手段が、複数の制御装置の設定値通知手段から受信した設定値SPを基に、設定値SPが同じ値で装置数が最も多い複数の制御装置を多数派と特定して、多数派と特定した制御装置の表示指示受信手段に、多数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示を通知したか、多数派と特定しなかった制御装置の表示指示受信手段に、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示を通知したときに、この共有機能手段からの指示に応じて設定値SPの表示を行なうことを特徴とする制御装置。 - 複数の制御装置を用いる制御方法において、
各制御装置が、設定値記憶手段に記憶されている設定値SPと制御量PVとに基づき操作量MVを算出する操作量算出ステップと、
各制御装置が、前記操作量MVを制御対象に出力する操作量出力ステップと、
各制御装置が、少なくともオペレータによる前記設定値SPの変更操作が発生したときに、前記設定値記憶手段に記憶されている設定値SPを、複数の制御装置の外部または複数の制御装置のうちのいずれか1つに設けられた共有機能手段に通知する設定値通知ステップと、
前記共有機能手段が、前記設定値通知ステップで送信された設定値SPを受信する設定値受信ステップと、
前記共有機能手段が、前記設定値受信ステップで受信した設定値SPを基に、設定値SPが同じ値で装置数が最も多い複数の制御装置を多数派として特定する制御装置特定ステップと、
前記共有機能手段が、前記制御装置特定ステップで多数派と特定した制御装置に、多数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示を通知するか、多数派と特定しなかった制御装置に、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示を通知するかの、少なくともいずれか一方を実行する表示指示通知ステップと、
各制御装置が、前記共有機能手段から設定値SPの表示に関する指示を受信する表示指示受信ステップと、
各制御装置が、前記設定値記憶手段に記憶されている設定値SPを、前記共有機能手段から指示された表示状態で表示する設定値表示処理ステップとを含むことを特徴とする制御方法。 - 請求項6記載の制御方法において、
前記設定値表示処理ステップは、多数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合か、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合で、設定値SPの表示色を変えることを特徴とする制御方法。 - 請求項6記載の制御方法において、
前記設定値表示処理ステップは、多数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合か、少数派であることを表す設定値SPの表示実行の指示があった場合で、設定値SPの背景色を変えることを特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002090A JP6296998B2 (ja) | 2015-01-08 | 2015-01-08 | 制御システム、制御装置および制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002090A JP6296998B2 (ja) | 2015-01-08 | 2015-01-08 | 制御システム、制御装置および制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016126688A JP2016126688A (ja) | 2016-07-11 |
JP6296998B2 true JP6296998B2 (ja) | 2018-03-20 |
Family
ID=56359535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015002090A Active JP6296998B2 (ja) | 2015-01-08 | 2015-01-08 | 制御システム、制御装置および制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6296998B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10401816B2 (en) * | 2017-07-20 | 2019-09-03 | Honeywell International Inc. | Legacy control functions in newgen controllers alongside newgen control functions |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001154770A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Yamatake Corp | 数値設定装置 |
JP2001272160A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-05 | Sanyo Electric Co Ltd | ショーケース等の集中管理装置 |
JP3424669B2 (ja) * | 2000-11-10 | 2003-07-07 | サンケン電気株式会社 | 制御装置、制御装置の動作パラメータ出力方法及びコンピュータ読取可能な記録媒体 |
JP4839964B2 (ja) * | 2006-06-01 | 2011-12-21 | 株式会社日立製作所 | 映像機器 |
JP2008299816A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Canon Inc | 情報処理装置、データ表示方法及びデータ表示プログラム |
JP5227092B2 (ja) * | 2008-06-16 | 2013-07-03 | アズビル株式会社 | Pidパラメータ調整方法および調整装置 |
JP4989702B2 (ja) * | 2009-10-01 | 2012-08-01 | 三菱電機株式会社 | 設備制御端末、設備制御システム、設備制御方法並びにプログラム |
JP5558890B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-07-23 | 三洋電機株式会社 | 空気調和装置 |
JP2012158046A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP5689862B2 (ja) * | 2012-09-27 | 2015-03-25 | 株式会社東芝 | 情報処理装置用保守装置およびプログラム |
-
2015
- 2015-01-08 JP JP2015002090A patent/JP6296998B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016126688A (ja) | 2016-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3124885B1 (en) | Air conditioning management system | |
JP6216589B2 (ja) | 不具合検知システムおよび不具合検知方法 | |
JP2019083309A5 (ja) | ||
JP2005056196A (ja) | プログラマブルコントローラ | |
JP2015176340A (ja) | プログラマブルコントローラおよびプログラマブルコントローラによるデバイス制御方法 | |
JP6296998B2 (ja) | 制御システム、制御装置および制御方法 | |
US8910050B2 (en) | Manipulation-monitoring device | |
US9733636B2 (en) | Remote unit and abnormality determining method therein | |
JP5227092B2 (ja) | Pidパラメータ調整方法および調整装置 | |
JP5923416B2 (ja) | 制御装置 | |
JP6371709B2 (ja) | 制御システム、制御装置および制御方法 | |
TW201729066A (zh) | 顯示裝置及方法 | |
JP6649757B2 (ja) | 表示装置および方法 | |
KR101920969B1 (ko) | 표시 장치 및 방법 | |
JP7028620B2 (ja) | 制御装置および監視方法 | |
WO2015162792A1 (ja) | 機能ユニット、アナログ入力ユニット、プログラマブルコントローラシステム | |
JP6800024B2 (ja) | 制御装置および表示方法 | |
JP6417175B2 (ja) | 評価装置および評価方法 | |
JP6289322B2 (ja) | I/o制御機能付プログラマブル表示器、制御システム | |
JP2012208932A (ja) | Plcシステム、状態表示方法、plc、およびプログラマブル表示器 | |
JP6800025B2 (ja) | 制御装置および表示方法 | |
JP7025186B2 (ja) | 制御装置および監視方法 | |
JP2018112858A (ja) | 制御装置、制御方法、制御プログラム | |
JP6200261B2 (ja) | 不具合検知システムおよび不具合検知方法 | |
JP2018136605A (ja) | 電力総和抑制制御装置および監視画面表示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170330 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6296998 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |