JP5227092B2 - Pidパラメータ調整方法および調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器に対して、そのPIDパラメータを効率的に設定することのできるPIDパラメータ調整方法および調整装置に関する。
例えば温度センサにより検出される制御対象の温度に応じてヒータを通電制御し、これによって上記制御対象の温度を一定に保つ温度調節器(温調計)等の制御機器には、その制御パラメータを自動決定するオートチューニング機能(AT機能)が搭載されることが多い。具体的にはこの種の温調計(制御機器)は、前記温度センサおよびヒータを含む制御ループを形成し、前記温度センサにより検出される温度を制御量PVとして前記ヒータを通電制御する操作量MVをPID制御演算によって求めるように構成される。尚、その制御パラメータは上記PID制御演算の為の比例帯Pb、積分時間Ti、および微分時間TdからなるPIDパラメータ値として与えられる。
このような制御機器に搭載される、例えばリミットサイクル方式のオートチューニング機能は、一定振幅の操作量MVを繰り返し出力するリミットサイクルによって得られる前記制御量PVの上下動振幅や上下動周期に基づいて、そのPIDパラメータ値を決定するものとなっている[例えば特許文献1を参照]。これ故、オートチューニングによってPIDパラメータ値を決定するに際しては、できる限り正確な情報(振幅、周期)が得られるようにリミットサイクルを発生させることが重要である。
特開2006−106925号公報
ところで複数のヒータを並列に備えた加熱炉等のように複数の類似した制御対象を備えた装置においては、これらの制御対象を個別に制御するべく複数台の制御機器を並列に用いることが多い。このような複数台の制御機器の各制御パラメータを前述したオートチューニングによってそれぞれ設定する場合、他の制御ループとの干渉を避けるべく、複数の制御ループの1つを順次選択指定すると共に、一時的に他の制御ループの操作量MVを一定値に固定する等の工夫が必要となる。この為、全ての制御機器の制御パラメータを設定する上で多大な時間が掛かることが否めない。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器に対して、そのPIDパラメータを短時間に効率的に設定することのできるPIDパラメータ調整方法および調整装置を提供することにある。
上述した目的を達成するべく本発明に係るPIDパラメータ調整方法は、互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器の各PIDパラメータを設定するに際して、
請求項1に記載するように、前記制御ループを択一的に指定してオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定すると共に、オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器に対して、既にオートチューニングを実行してPIDパラメータが決定された前記制御機器のPIDパラメータを設定することを特徴としている。
また請求項2に記載するように、前記制御ループを順次択一的に指定してオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータをそれぞれ決定すると共に、オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器に対して、既にオートチューニングを実行してPIDパラメータが決定されている複数の制御機器の各PIDパラメータの平均値を設定することを特徴としている。
更には請求項3に記載するように、前記制御ループを順次択一的に指定してオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定すると共に、オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器に対して、既にオートチューニングを実行してPIDパラメータが決定されている複数の制御機器の各PIDパラメータから選択した安定側のパラメータ値からなるPIDパラメータを設定することを特徴としている。ちなみに前記PIDパラメータは、比例帯Pb、積分時間Ti、および微分時間Tdからなるパラメータ値として与えられるものであって、前記安定側のパラメータ値は、前記各PIDパラメータの中の最大の比例帯Pb、最大の積分時間Ti、および最小の微分時間Tdとして求められる。
また本発明に係るPIDパラメータ調整装置は、
請求項5に記載するように、
<a> 前記制御ループを択一的に指定すると共に、指定した制御ループに対するオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定するAT実行手段と、
<b> 前記オートチューニングが実行されたときにオートチューニングが未実行の制御ループを検出するAT未実行ループ検出手段と、
<c> このAT未実行ループ検出手段により検出された制御ループを形成した制御機器に、前記オートチューニングの実行によりPIDパラメータが決定された前記制御機器のPIDパラメータを設定するパラメータ設定手段とを具備したことを特徴としている。
また請求項6に記載するように、
<a'> 前記制御ループを順次択一的に指定すると共に、指定した制御ループに対するオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定するAT実行手段と、
<b> 前記オートチューニングが実行されたときにオートチューニングが未実行の制御ループを検出するAT未実行ループ検出手段と、
<d> このAT未実行ループ検出手段により検出された制御ループを形成した制御機器に、前記オートチューニングの実行により既にPIDパラメータが決定されている複数の制御機器の各PIDパラメータの平均値を設定するパラメータ設定手段とを具備したことを特徴としている。
更には請求項7に記載するように、
<a'> 前記制御ループを順次択一的に指定すると共に、指定した制御ループに対するオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定するAT実行手段と、
<b> 前記オートチューニングが実行されたときにオートチューニングが未実行の制御ループを検出するAT未実行ループ検出手段と、
<e> このAT未実行ループ検出手段により検出された制御ループを形成した制御機器に、前記オートチューニングの実行により既にPIDパラメータが決定されている複数の制御機器の各PIDパラメータから選択した安定側のパラメータ値からなるPIDパラメータを設定するパラメータ設定手段とを具備したことを特徴としている。
尚、前記AT実行手段については、前記複数の制御機器のそれぞれに、若しくは前記複数の制御機器を管理する上位コントローラに設け、また前記AT未実行ループ検出手段およびパラメータ設定手段については、前記上位コントローラに設けることが好ましい。
本発明に係るPIDパラメータ調整方法および調整装置によれば、互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループ内、その代表的な制御ループに対してオートチューニングを実行して該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定すると共に、オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器については上記代表的な制御ループに対して実行したオートチューニングによって決定されたPIDパラメータをそのまま設定するだけで良いので、複数の制御機器に対するPIDパラメータの設定を簡易に、且つ短時間に行うことが可能となる。
また互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループ内、その代表的な複数の制御ループに対して順にオートチューニングを実行して該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータをそれぞれ決定すると共に、オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器については上記代表的な複数の制御ループに対してそれぞれ実行したオートチューニングによって決定された複数のPIDパラメータの平均値をそのまま設定するだけで良いので、複数の制御機器に対するPIDパラメータの設定を簡易に、且つ短時間に行うことが可能となる。特にこの場合、オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器に対して、特定の代表的な1つの制御ループの特性に偏ったままPIDパラメータを設定してしまうような不具合を回避することが可能となる。
或いは上述した複数のPIDパラメータの平均値に代えて、既にPIDパラメータが決定されている複数の制御機器の各PIDパラメータから選択した安定側のパラメータ値からなるPIDパラメータを、オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器に設定するようにしても同様な効果が奏せられる。特にこの場合、複数のPIDパラメータの中の安定側のパラメータ値を選択するので、オートチューニングが未実行の制御ループにおいて、ハンチング現象等の制御の不安定化が発生する確率を低減しうる等の効果が奏せられる。
[発明の着眼点]
例えば加熱処理炉に組み込まれる複数のヒータのような、互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器においては、各制御ループでそれぞれ用いられるPID制御演算の為のPIDパラメータは、一般的には或る程度類似したパラメータ値となる。そしてこれらの複数の制御ループの内、例えば代表的な1つの制御ループについてオートチューニングを実行して得られたPIDパラメータを、上記代表的な制御ループを形成した制御機器のみならず、オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器に設定しても、一般的には各制御ループにおいて概ね十分な制御特性が得られることに本発明は着目している。
[発明の原理1]
そこで第1の発明においては、互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループの中の代表的な1つの制御ループに対するオートチューニングを実行したときにオートチューニングが未実行の制御ループを検出し、上記オートチューニングの実行によって得られたPIDパラメータを、前記オートチューニングが未実行の制御ループにそのまま流用(適用)することで、複数の制御機器に対する制御パラメータの設定を短時間に効率的に行うようにしたことを特徴としている。
[発明の原理2]
ところで複数の制御ループの中の代表的な1つの制御ループについてオートチューニングを実行して得られたPIDパラメータを、オートチューニングが未実行の制御ループにそのまま流用したとき、場合によっては上記代表的な1つの制御ループの特性に起因して前記オートチューニングが未実行の制御ループにおけるPIDパラメータに偏りが生じる虞がある。
そこで第2の発明においては、複数の制御ループについて順次オートチューニングを実行し、これらのオートチューニングの実行によってそれぞれ得られた複数のPIDパラメータの平均値を、前記オートチューニングが未実行の制御ループに適用することで、オートチューニングが未実行の制御ループでのPIDパラメータが、特定の制御ループの特性に起因して偏ることを防止しながら、複数の制御機器に対する制御パラメータの設定を短時間に効率的に行うようにしたことを特徴としている。
[発明の原理3]
また第3の発明においては、複数の制御ループについて順次オートチューニングを実行し、これらのオートチューニングの実行によってそれぞれ得られた複数のPIDパラメータから、上述したようにその平均値を求めることに代えて、上記複数のPIDパラメータをそれぞれ示すパラメータ値の中から安定側のパラメータ値を求める。そしてこの安定側のパラメータ値からなるPIDパラメータを前記オートチューニングが未実行の制御ループに適用することによって、オートチューニングが未実行の制御ループでのPIDパラメータが特定の制御ループの特性に起因して偏ることを防止すると共に、オートチューニングが未実行の制御ループでの制御の不安定化を未然に防ぎながら、複数の制御機器に対する制御パラメータの設定を短時間に効率的に行うようにしたことを特徴としている。
尚、安定側のパラメータ値とは、複数のPIDパラメータをそれぞれ構成する比例帯Pb、積分時間Ti、および微分時間Tdからなるパラメータ値の中の、最大の比例帯Pb、最大の積分時間Ti、および最小の微分時間Tdを指す。
[発明の第1の実施形態]
本発明は、例えば図1に示すように所定の搬送路1を覆う空間を形成した加熱炉2に設けられた複数の、この例では4個のヒータH1,H2,H3,H4を、これらの各ヒータH1,H2,H3,H4にそれぞれ対応付けて設けた4個の温度センサS1,S2,S3,S4の各出力に基づいて個別に制御する装置に適用される。これらの各ヒータH1,H2,H3,H4の温度制御は、制御機器である温調計C1,C2,C3,C4を用いて前記各ヒータH1,H2,H3,H4をそれぞれ駆動する電力機器P1,P2,P3,P4の作動を個別に制御することによって行われる。
換言すれば前記各温調計C1,C2,C3,C4は、温度センサS1,S2,S3,S4からそれぞれ得られる出力を制御量PVとし、前記各ヒータH1,H2,H3,H4をそれぞれ駆動する電力機器P1,P2,P3,P4に与える制御信号を操作量MVとしてPID演算により求めて出力することで、前記各ヒータH1,H2,H3,H4をそれぞれ温度制御する制御ループを個別に形成している。また前記各温調計C1,C2,C3,C4の制御対象である4個のヒータH1,H2,H3,H4は、前記搬送路1に沿って前記加熱炉2の入口側、中央部、および出口側にそれぞれ位置を異ならせて設けられているといえども、概略的には1つの加熱炉2内に互いに類似した環境に設けられていると言える。
しかして前記温調計C1,C2,C3,C4は、その上位機器であるパソコン等のコントローラPCにそれぞれ接続されており、この上位コントローラPCの管理の下で各制御ループの制御パラメータの設定が行われるようになっている。ちなみに各C1,C2,C3,C4は、その制御パラメータを自動決定するオートチューニング機能(AT機能)をそれぞれ搭載したものであって、このオートチューニング機能は、例えば前述した特許文献1に開示されるようなリミットサイクル方式のものからなる。これらの各温調計C1,C2,C3,C4のオートチューニング機能は、前記上位コントローラPCからの指示(指令)の下で、或いは各温調計C1,C2,C3,C4が備えたオートチューニング・スイッチを手動操作することによって起動される。尚、図中Dは上位コントローラPCに設けられた表示器を示しており、この表示器Dを通して本装置の動作状態等がモニタされる。
さて本発明に係るPIDパラメータ調整装置は、基本的には図2にその概略構成を示すように、前述した各温調計C1,C2,C3,C4のそれぞれに、そのオートチューニング(AT)機能を起動して該温調計が形成した制御ループに対するオートチューニングを実行させるAT実行部(AT実行手段)11が設けられる。このAT実行部11は、基本的には該温調計が備えるオートチューニング・スイッチ(図示せず)が手動操作されたときに前記オートチューニング(AT)機能を起動する役割を担う。
尚、このAT実行部11に、例えば他の温調計のAT実行部11が作動してしないことを条件として前記オートチューニング(AT)機能を起動する状況判断機能を持たせるようにしても良い。また上述したように各温調計C1,C2,C3,C4のそれぞれにAT実行部11を設けることに代えて、これらの温調計C1,C2,C3,C4を管理する上位コントローラPCにAT実行部11を設けるようにしても良い。そしてこの上位コントローラPCから前記温調計C1,C2,C3,C4に対して択一的にオートチューニングの実行指示(指令)を与えるように構成することも可能である。
このように構成されたAT実行部11により、或いは前述した各温調計C1,C2,C3,C4がそれぞれ備えたオートチューニング・スイッチの択一的な手動操作により、前記各温調計C1,C2,C3,C4がそれぞれ形成した制御ループの1つについてオートチューニング(AT)が実行されることになる。このオートチューニングの実行形態については、例えば前述した特許文献1や特開2003−330504号公報等に開示されている従来の一般的な手法を適宜採用すれば良い。
また前記各温調計C1,C2,C3,C4には、前記AT実行部11によるオートチューニングの実行によって求められた制御パラメータ(PIDパラメータ値)を記憶するパラメータ値記憶部12が設けられると共に、前記AT実行部11によるオートチューニングの実行の有無を示すAT実行・未実行パラメータ(フラグ)を記憶するAT実行・未実行パラメータ登録部13がそれぞれ設けられる。尚、前記パラメータ値記憶部12には、その温調計でのオートチューニングが未実行の場合には、後述するように他の温調計にて実行されたオートチューニングにより求められたPIDパラメータ値に基づいて前記上位コントローラPCが作成したPIDパラメータ値が設定されることもある。
一方、前記上位コントローラPCには、前述した温調計C1,C2,C3,C4において制御ループのオートチューニングが実行されたとき、オートチューニングが未実行の温調計(制御ループ)を検出するAT未実行ループ検出部(AT未実行ループ検出手段)14が設けられる。このAT未実行ループ検出部14は、前記各温調計C1,C2,C3,C4にそれぞれ設けられたAT実行・未実行パラメータ登録部13に登録されたAT実行・未実行パラメータ(フラグ)を調べることで、オートチューニングが未実行の温調計(制御ループ)を判定する役割を担う。
また上位コントローラPCには、前記AT未実行ループ検出部14にてオートチューニングが未実行の温調計(制御ループ)が検出されたとき、そのオートチューニングが未実行の温調計のパラメータ値記憶部12に、他の制御ループにおいて求められた制御パラメータ(PIDパラメータ値)を、または他の制御ループにおいて求められた制御パラメータ(PIDパラメータ値)に基づいて求められる制御パラメータ(PIDパラメータ値)を設定するPIDパラメータ設定部(パラメータ設定手段)15を備える。
具体的にはPIDパラメータ設定部15は、前述した複数の制御ループの中の代表的な1つの制御ループについてオートチューニングが実行されたとき、そのオートチューニングによって求められた制御パラメータ(PIDパラメータ値)を前記パラメータ値記憶部12から取得し、その制御パラメータ(PIDパラメータ値)をオートチューニングが未実行の温調計のパラメータ値記憶部12にそのまま設定する第1のパラメータ設定機能を備える[発明1]。
このようなパラメータ設定機能を備えたPIDパラメータ調整装置においては、図3に複数の制御機器(温調計C1,C2,C3,C4)に対する制御パラメータの概略的な設定手順を示すように、先ず代表的な制御ループを択一的に指定してオートチューニングの実行を指示し〈ステップS1〉、指定した制御ループについてオートチューニングを実行させる〈ステップS2〉。そしてこのオートチューニングによって求められた制御パラメータを、その制御ループを形成した制御機器(温調計)に設定する〈ステップS3〉。
また上記オートチューニングの実行に伴ってオートチューニングを実行していない制御ループを検出し〈ステップS4〉、オートチューニングが未実行の制御ループが存在する場合には、前記オートチューニングを実行した制御ループにおいて決定された制御パラメータを取得する〈ステップS5〉。そしてこの制御パラメータを、前記オートチューニングが未実行の制御ループにおける制御パラメータとしてそのまま設定するようにすれば良い〈ステップS6〉。
かくしてこのような制御パラメータの設定手順によれば、複数の類似した制御ループの中の代表的な1つの制御ループについてだけオートチューニングを実行し、これによって得られた制御パラメータを、上記オートチューニングを実行した制御ループのみならず、オートチューニングを実行していない他の制御ループにも一括して設定することが可能となる。従って複数の制御ループに対する制御パラメータの設定を、1つの制御ループのオートチューニングに要する時間だけで完了することができ、その処理所要時間を大幅に短くすることが可能となる。
尚、上述した如く複数の制御ループに対する制御パラメータをそれぞれ設定した後、オートチューニングを実行していない制御ループの中の代表的な1つの制御ループについてオートチューニングを実行することも可能である。この場合には、新たにオートチューニングを実行した制御ループから求められた制御パラメータを、オートチューニングが未実行の制御ループの制御パラメータとして設定するようにすれば良い。即ち、既にオートチューニングが実行済みの制御ループについては、そのオートチューニングで求められた制御パラメータをそのまま保持するようにし、新たにオートチューニングを実行した制御ループとオートチューニングが未実行の制御ループについては、新たなオートチューニングにて求められた制御パラメータにて、既に設定されている制御パラメータを更新するようにすれば良い。このようにすれば、オートチューニングが未実行の制御ループの制御パラメータを徐々に修正して行くことが可能となる。
[発明の第2の実施形態]
ところで前述した実施形態においては、複数の制御ループの中の代表的な1つの制御ループについてオートチューニングを実行するものとした。しかしこの場合には、オートチューニングを実行した制御ループの特性に起因して、その制御パラメータに偏りが生じる虞がある。従ってこのような懸念を回避するべく、複数の制御ループについて順次オートチューニングを実行することも有用である。
この場合には、前述した上位コントローラPCにおける前記PIDパラメータ設定部15に、オートチューニングによって求められた複数の制御パラメータの平均値を、オートチューニングが未実行の制御ループに設定する第2のパラメータ設定機能を持たせるようにすれば良い[発明2]。具体的には代表的な1つの制御ループについてオートチューニングを実行し、その制御パラメータが決定された後、次の制御ループについてオートチューニングを実行してその制御パラメータを求める。そしてこの時点でオートチューニングが未実行の制御ループを検出する。しかる後、これらのオートチューニングによって各制御ループ毎に求められた複数の制御パラメータ(PIDパラメータ値)を前記パラメータ値記憶部12からそれぞれ取得し、これらの複数の制御パラメータ(PIDパラメータ値)の平均値を求めて前記オートチューニングが未実行の温調計のパラメータ値記憶部12に設定するように構成すれば良い。
このような制御パラメータの平均値を求める第2のパラメータ設定機能については、前述した第1のパラメータ設定機能と共に前記PIDパラメータ設定部15に設けられるものであっても良いし、PIDパラメータ設定部15が備える唯一の機能として設けられるものであっても良い。ちなみに前記PIDパラメータ設定部15が第2のパラメータ設定機能だけを備える場合には、少なくとも2つの制御ループについてそれぞれオートチューニングが実行された時点で、これらの制御ループにおいてそれぞれ求められた制御パラメータ(PIDパラメータ値)の平均値を算出して、オートチューニングが未実行の制御ループに設定することになる。
具体的には図4に制御パラメータの概略的な設定手順を示すように、先ず代表的な制御ループの1つを選択的に指定してオートチューニングの実行を指示し〈ステップS1a〉、指定した制御ループについてオートチューニングを実行させる〈ステップS2a〉。そしてこのオートチューニングによって求められた制御パラメータを、その制御ループを形成した制御機器(温調計)に設定する〈ステップS3a〉。しかる後、次に代表的な制御ループの1つを選択的に指定して同様にオートチューニングの実行を指示し〈ステップS1b〉、指定した制御ループについてオートチューニングを実行させる〈ステップS2b〉。そしてこのオートチューニングによって求められた制御パラメータを、その制御ループを形成した制御機器(温調計)に設定する〈ステップS3b〉。
このようにして2つの制御ループについてオートチューニングを順に実行した時点で、オートチューニングを実行していない制御ループを検出し〈ステップS4〉、オートチューニングが未実行の制御ループが存在する場合には、前述した如くオートチューニングを実行した制御ループにおいて決定された制御パラメータをそれぞれ取得する〈ステップS5a〉。そしてこれらの制御パラメータの平均値を求め〈ステップS7〉、この平均値を前記オートチューニングが未実行の制御ループにおける制御パラメータとして設定するようにすれば良い〈ステップS6〉。
尚、制御パラメータの平均値については、例えば図5に示すようにPID制御演算に用いるパラメータ値としての比例帯Pb、積分時間Ti、および微分時間Tdを、それぞれ個別に平均化処理すれば十分である。即ち、最初のオートチューニングで求められた比例帯Pb1、積分時間Ti1、および微分時間Td1と、次のオートチューニングで求められた比例帯Pb2、積分時間Ti2、および微分時間Td2との間で平均化処理を実行し、
(Pb1+Pb2)/2,(Ti1+Ti2)/2,(Td1+Td2)/2
としてその平均値を求めるようにすれば良い。
かくしてこのような制御パラメータの設定手順によれば、複数の類似した制御ループの中の代表的な、少なくとも2つの制御ループについて順にオートチューニングを実行し、これによって得られた制御パラメータの平均値をオートチューニングが未実行の制御ループに設定するので、オートチューニングが未実行の制御ループに設定される制御パラメータが特定の制御ループの特性に起因して偏る可能性を低減することができる。しかも複数の制御ループに対する制御パラメータの設定を、少なくとも2つの制御ループのオートチューニングに要する時間だけで完了することができ、その処理所要時間を大幅に短くすることが可能となる。
尚、前記PIDパラメータ設定部15が前述した第1および第2のパラメータ設定機能を備える場合には、1つの制御ループについてオートチューニングを実行した時点で、先ずその制御ループにおいて求められた制御パラメータ(PIDパラメータ値)を、オートチューニングが未実行の制御ループに設定する[第1のパラメータ設定機能]。その後、次の制御ループについてオートチューニングを実行し、その時点で先にオートチューニング(AT)を実行した制御ループにおいて求められた制御パラメータ(PIDパラメータ値)と、新たにオートチューニングを実行した制御ループにおいて求められた制御パラメータ(PIDパラメータ値)との平均値を求め、この制御パラメータ(PIDパラメータ値)の平均値をオートチューニングが未実行の制御ループに設定するようにすれば良い[第2のパラメータ設定機能]。
[発明の第3の実施形態]
ところで複数の制御パラメータ(PIDパラメータ値)の平均値を求めて前記オートチューニングが未実行の温調計のパラメータ値記憶部12に設定する第2のパラメータ設定機能[発明2]に代えて、複数の制御パラメータ(PIDパラメータ値)の中の安定側のパラメータ値をそれぞれ選択し、これらの安定側のパラメータ値によって表される制御パラメータを前記オートチューニングが未実行の温調計のパラメータ値記憶部12に設定する第3のパラメータ機能を備えるものであっても良い[発明3]。
具体的には図6にその処理概念を示すように、最初のオートチューニングで求められた比例帯Pb1、積分時間Ti1、および微分時間Td1と、次のオートチューニングで求められた比例帯Pb2、積分時間Ti2、および微分時間Td2とをそれぞれ比較し、PID制御において安定側となるパラメータ値をそれぞれ選択して、オートチューニングが未実行の制御ループに設定する制御パラメータを求めるようにしても良い。即ち、PIDパラメータ値である比例帯Pbについては、第1の比例帯Pb1と第2の比例帯Pb2との間で値の大きい方を選択し、積分時間Tiについては第1の積分時間Ti1と第2の積分時間Ti2との間で値の大きい方を選択する。そして微分時間Tdについては第1の微分時間Td1と第2の微分時間Td2との間で値の小さい方を選択するようにすれば良い。
このような制御パラメータの設定手順によれば、複数の類似した制御ループの中の代表的な、少なくとも2つの制御ループについて順にオートチューニングを実行し、これによって得られた複数の制御パラメータの中の安定側のPIDパラメータを選択して、オートチューニングが未実行の制御ループに設定するので、オートチューニングが未実行の制御ループに設定される制御パラメータによって、その制御ループのハンチングする等の制御の不安定化が生じる虞を大幅に低減することが可能となる。しかも特定の制御ループの特性に起因して偏る可能性についても低減することができる。更には先の実施形態2と同様に、複数の制御ループに対する制御パラメータの設定を、少なくとも2つの制御ループのオートチューニングに要する時間だけで完了することができ、その処理所要時間を大幅に短くすることが可能となる等の効果が奏せられる。
[発明の他の実施形態]
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。ここでは制御機器として4台の温調計を並列に用いる装置を例に説明したが、3台以上の制御機器を並列に用いる場合に同様に適用することができる。また制御機器としては温調計に限られないことも言うまでもない。更には複数の制御ループの中のどの制御ループを代表的なものとして選択するかについても、その設備環境や装置仕様等に応じて決定されるものであり、特別な選択条件の下で決定されるものでもない。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明が適用される類似した複数の制御ループを個別に形成した制御装置の例を示す図。 本発明の実施形態に係るPIDパラメータ調整装置の要部概略構成図。 本発明の第1の実施形態に係るPIDパラメータ調整装置での、複数の制御機器に対する制御パラメータの概略的な設定手順を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るPIDパラメータ調整装置での、複数の制御機器に対する制御パラメータの概略的な設定手順を示す図。 本発明の第2の実施形態において実行される制御パラメータの平均化処理の概念を示す図。 本発明の第3の実施形態において実行される制御パラメータの安定側パラメータ値を選択処理する概念を示す図。
符号の説明
C1,C2,C3,C4 温調計(制御機器)
PC 上位コントローラ
H1,H2,H3,H4 ヒータ
S1,S2,S3,S4 温度センサ
11 AT実行部
12 PIDパラメータ値記憶部
13 AT実行・未実行パラメータ登録部
14 AT未実行パラメータ検出部
15 PIDパラメータ設定部

Claims (9)

  1. 互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器の各PIDパラメータを設定するに際して、
    前記制御ループを択一的に指定してオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定すると共に、
    オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器に対して、既にオートチューニングを実行してPIDパラメータが決定された前記制御機器のPIDパラメータを設定することを特徴とするPIDパラメータ調整方法。
  2. 互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器の各PIDパラメータを設定するに際して、
    前記制御ループを順次択一的に指定してオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータをそれぞれ決定すると共に、
    オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器に対して、既にオートチューニングを実行してPIDパラメータが決定されている複数の制御機器の各PIDパラメータの平均値を設定することを特徴とするPIDパラメータ調整方法。
  3. 互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器の各PIDパラメータを設定するに際して、
    前記制御ループを順次択一的に指定してオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定すると共に、
    オートチューニングが未実行の制御ループを形成した制御機器に対して、既にオートチューニングを実行してPIDパラメータが決定されている複数の制御機器の各PIDパラメータから選択した安定側のパラメータ値からなるPIDパラメータを設定することを特徴とするPIDパラメータ調整方法。
  4. 前記PIDパラメータは、比例帯Pb、積分時間Ti、および微分時間Tdからなるパラメータ値として与えられるものであって、
    前記安定側のパラメータ値は、前記各PIDパラメータの中の最大の比例帯Pb、最大の積分時間Ti、および最小の微分時間Tdとして求められるものである請求項3に記載のPIDパラメータ調整方法。
  5. 互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器の各PIDパラメータを設定するPIDパラメータ調整装置であって、
    前記制御ループを択一的に指定すると共に、指定した制御ループに対するオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定するAT実行手段と、
    前記オートチューニングが実行されたとき、オートチューニングが未実行の制御ループを検出するAT未実行ループ検出手段と、
    このAT未実行ループ検出手段により検出された制御ループを形成した制御機器に、前記オートチューニングの実行によりPIDパラメータが決定された前記制御機器のPIDパラメータを設定するパラメータ設定手段と、
    を具備したことを特徴とするPIDパラメータ調整装置。
  6. 互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器の各PIDパラメータを設定するPIDパラメータ調整装置であって、
    前記制御ループを順次択一的に指定すると共に、指定した制御ループに対するオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定するAT実行手段と、
    前記オートチューニングが実行されたとき、オートチューニングが未実行の制御ループを検出するAT未実行ループ検出手段と、
    このAT未実行ループ検出手段により検出された制御ループを形成した制御機器に、前記オートチューニングの実行により既にPIDパラメータが決定されている複数の制御機器の各PIDパラメータの平均値を設定するパラメータ設定手段と
    を具備したことを特徴とするPIDパラメータ調整装置。
  7. 互いに類似した複数の制御対象を個別に制御する制御ループをそれぞれ形成した複数の制御機器の各PIDパラメータを設定するPIDパラメータ調整装置であって、
    前記制御ループを順次択一的に指定すると共に、指定した制御ループに対するオートチューニングを実行させて該制御ループを形成した制御機器のPIDパラメータを決定するAT実行手段と、
    前記オートチューニングが実行されたとき、オートチューニングが未実行の制御ループを検出するAT未実行ループ検出手段と、
    このAT未実行ループ検出手段により検出された制御ループを形成した制御機器に、前記オートチューニングの実行により既にPIDパラメータが決定されている複数の制御機器の各PIDパラメータから選択した安定側のパラメータ値からなるPIDパラメータを設定するパラメータ設定手段と、
    を具備したことを特徴とするPIDパラメータ調整装置。
  8. 前記PIDパラメータは、比例帯Pb、積分時間Ti、および微分時間Tdからなるパラメータ値として与えられるものであって、
    前記安定側のパラメータ値は、前記各PIDパラメータの中の最大の比例帯Pb、最大の積分時間Ti、および最小の微分時間Tdとして求められるものである請求項7に記載のPIDパラメータ調整装置。
  9. 前記AT実行手段は、前記複数の制御機器のそれぞれに、若しくは前記複数の制御機器を管理する上位コントローラに設けられるものであって、
    前記AT未実行ループ検出手段およびパラメータ設定手段は、前記上位コントローラに設けられるものである請求項5〜8のいずれかに記載のPIDパラメータ調整装置。
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