JP4974242B2 - パラメータ調整装置および調整方法 - Google Patents

パラメータ調整装置および調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4974242B2
JP4974242B2 JP2008076563A JP2008076563A JP4974242B2 JP 4974242 B2 JP4974242 B2 JP 4974242B2 JP 2008076563 A JP2008076563 A JP 2008076563A JP 2008076563 A JP2008076563 A JP 2008076563A JP 4974242 B2 JP4974242 B2 JP 4974242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parameter
control
auto
tuning
control parameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008076563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009230570A (ja
Inventor
雅人 田中
博文 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2008076563A priority Critical patent/JP4974242B2/ja
Publication of JP2009230570A publication Critical patent/JP2009230570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4974242B2 publication Critical patent/JP4974242B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)

Description

本発明は、プロセス制御技術に係り、特に制御対象に一定振幅の操作量を繰り返し出力するリミットサイクルを発生させて、この操作量の出力に応じた制御対象の応答に基づいてPID等の制御機器の制御パラメータを調整するオートチューニングの機能を備えたパラメータ調整装置および調整方法に関するものである。
温調計などの制御機器では、リミットサイクル方式のオートチューニング(以下、ATとする)機能が広く採用されており、これによりPID制御演算のためのPIDパラメータ値が自動決定される(例えば特許文献1参照)。このリミットサイクル式のATは、制御対象に出力する操作量MVに上限値と下限値を予め設定し、操作量振幅が一定のリミットサイクルを発生させて、PIDパラメータ値を調整するようにしたものである。
特開2006−106925号公報
特許文献1に開示された従来のATでは、操作量が指定された回数だけ上下動するリミットサイクルを発生させてATを終了するようになっている。しかしながら、予め指定された回数だけ操作量を上下動させる従来のATの場合、高次の制御対象では操作量の上下動回数が不足することがあり得る。
そのための対策として、必要な上下動回数をオペレータが判断して予め設定しておく方法も利用されている。ただし、この方法では、操作量の上下動回数が多くなるケースが想定される。操作量の上下動回数が多くなると、何らかの事情によりATを中断する場合に、途中で終了せざるを得ないという状況が発生しやすくなる。そして、従来のATでは、途中で終了すると、PIDパラメータ値を算出することができなくなり、それまでの上下動が無駄になってしまうという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、操作量の上下動が無駄になる確率を低減することができるパラメータ調整装置および調整方法を提供することを目的とする。
本発明は、制御対象に一定振幅の操作量を繰り返し出力するリミットサイクルを発生させて、この操作量の出力に応じた前記制御対象の応答に基づいて制御機器の制御パラメータを算出するオートチューニングの機能を備えたパラメータ調整装置において、前記リミットサイクルを発生させるオートチューニング実行手段と、前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したときにパラメータ算出開始通知を行う上下動最小回数判定手段と、前記パラメータ算出開始通知を受けた後、前記制御パラメータの算出に必要な制御量の応答が得られる度に、前記制御パラメータを算出して制御機器に設定するパラメータ値算出手段と、前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したときに、前記オートチューニングを終了させるオートチューニング完了通知を行う上下動完了回数判定手段と、前記オートチューニング完了通知を受けたときに前記パラメータ値算出手段が算出した最新の制御パラメータとその直前に算出された制御パラメータとを比較し、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、制御パラメータ算出時の制御応答が安定していなかった可能性があることをオペレータに通知するパラメータ比率上下限判定手段と、前記直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、前記制御機器に設定されている最新の制御パラメータを前記比率に基づいて補正するパラメータ値補正手段とを備えるものである。
また、本発明は、制御対象に一定振幅の操作量を繰り返し出力するリミットサイクルを発生させて、この操作量の出力に応じた前記制御対象の応答に基づいて制御機器の制御パラメータを算出するオートチューニングの機能を備えたパラメータ調整装置において、前記リミットサイクルを発生させるオートチューニング実行手段と、前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したときにパラメータ算出開始通知を行う上下動最小回数判定手段と、前記パラメータ算出開始通知を受けた後、前記制御パラメータの算出に必要な制御量の応答が得られる度に、前記制御パラメータを算出して制御機器に設定するパラメータ値算出手段と、前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したときに、前記オートチューニングを終了させるオートチューニング完了通知を行う上下動完了回数判定手段と、前記制御量の上下動回数が前記上下動完了回数を経過する前に前記オートチューニングを中断した場合に、この中断した時点で算出されている最新の制御パラメータとその直前に算出された制御パラメータとから、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率を算出し、前記制御機器に設定されている最新の制御パラメータを前記比率に基づいて補正するパラメータ値補正手段とを備えるものである。
また、本発明のパラメータ調整装置の1構成例において、前記パラメータ値補正手段は、前記直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率をオペレータに通知する手段を有するものである。
また、本発明のパラメータ調整方法は、前記リミットサイクルを発生させるオートチューニング実行手順と、前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したときにパラメータ算出開始通知を行う上下動最小回数判定手順と、前記パラメータ算出開始通知を受けた後、前記制御パラメータの算出に必要な制御量の応答が得られる度に、前記制御パラメータを算出して制御機器に設定するパラメータ値算出手順と、前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したときに、前記オートチューニングを終了させるオートチューニング完了通知を行う上下動完了回数判定手順と、前記オートチューニング完了通知を受けたときに前記パラメータ値算出手順で算出した最新の制御パラメータとその直前に算出された制御パラメータとを比較し、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、制御パラメータ算出時の制御応答が安定していなかった可能性があることをオペレータに通知するパラメータ比率上下限判定手順と、前記直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、前記制御機器に設定されている最新の制御パラメータを前記比率に基づいて補正するパラメータ値補正手順とを備えるものである。
また、本発明のパラメータ調整方法は、前記リミットサイクルを発生させるオートチューニング実行手順と、前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したときにパラメータ算出開始通知を行う上下動最小回数判定手順と、前記パラメータ算出開始通知を受けた後、前記制御パラメータの算出に必要な制御量の応答が得られる度に、前記制御パラメータを算出して制御機器に設定するパラメータ値算出手順と、前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したときに、前記オートチューニングを終了させるオートチューニング完了通知を行う上下動完了回数判定手順と、前記制御量の上下動回数が前記上下動完了回数を経過する前に前記オートチューニングを中断した場合に、この中断した時点で算出されている最新の制御パラメータとその直前に算出された制御パラメータとから、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率を算出し、前記制御機器に設定されている最新の制御パラメータを前記比率に基づいて補正するパラメータ値補正手順とを備えるものである。
本発明によれば、制御量の上下動回数が上下動最小回数を経過したときから、制御パラメータを算出して制御機器に設定するようにしているので、オートチューニングを何らかの事情により途中で終了せざるを得ない状況が発生したとしても、制御機器には理想的な値に近いPIDパラメータが既に設定されている確率が高くなる。その結果、本発明では、オートチューニングを中断する場合に、それまでのリミットサイクルに要した時間と手間が無駄になる確率を低減することができる。
また、本発明では、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合には、オペレータに通知するようにしたので、オペレータは、制御パラメータの算出時の制御応答が安定していなかった可能性があること、すなわち制御機器に設定された制御パラメータが適切でない可能性があることを認識できる。
また、本発明では、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、制御機器に設定されている最新の制御パラメータを上記比率に基づいて補正することにより、補正前の最新の制御パラメータよりも適切な値と考えられる制御パラメータをオートチューニングの結果として取得することができる。
また、本発明では、制御量の上下動回数が上下動完了回数を経過する前にオートチューニングを中断した場合に、この中断した時点で算出されている最新の制御パラメータとその直前に算出された制御パラメータとから、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率を算出し、制御機器に設定されている最新の制御パラメータを比率に基づいて補正することにより、何らかの事情により制御応答の安定があまり期待できない途中段階でオートチューニングを中断した場合であっても、オートチューニングを継続した場合に得られると想定される制御パラメータをオートチューニングの結果として取得することができる。
また、本発明では、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率をオペレータに通知することにより、オペレータは、制御パラメータの補正に使用された補正指標を取得することができる。
[発明の原理1]
図1〜図3は本発明の原理を説明するための図であり、AT実行時の操作量出力に応じた制御量PVの変化の例を示す波形図である。図1〜図3においてSPは設定値である。図1は上下動する操作量出力(不図示)に応じて制御量PVの上下動幅が増幅しながら安定する例を示している。この図1の例では、ATを開始した後に制御量PVが概ね4回目の上下動回数を経過した時点で、その直前の3回目の上下動との差が小さくなり、すなわち制御量PVが安定したことが確認できる。
図2は制御量PVの上下動幅が減衰しながら安定する例を示している。この図2の例では、ATを開始した後に制御量PVが概ね4回目の上下動回数を経過した時点で、その直前の3回目の上下動との差が小さくなり、すなわち制御量PVが安定したことが確認できる。図3は制御量PVがすぐに安定する例を示している。この図3の例では、ATを開始した後に制御量PVが2回目の上下動回数を経過した時点で、その直前の1回目の上下動との差が小さくなり、すなわち制御量PVが安定したことが確認できる。
従来のように操作量の必要な上下動回数をオペレータが予め設定しておく場合、設定された回数の上下動が完了していなくても、それ以前の段階で制御応答が理想的な状態に近づいている場合が多い。その理由は、高次の制御対象において制御量PVの上下動の状態が安定するまでに複数回の上下動を要するものの、図1に示したように制御量PVの上下動幅が徐々に増幅しながら安定した上下動に近づく場合や、図2に示したように制御量PVの上下動幅が徐々に減衰しながら安定した上下動に近づく場合があるので、全く不適切な制御量PVの上下動から突然に適切な上下動に推移することはないためである。したがって、制御量PVの最低限の上下動回数が得られたときから、中間判断として段階的にPIDパラメータ値を算出して記憶するようにすれば、ATを中断する場合に、それまでの上下動が無駄になる確率を低減できることに、発明者は着眼した。
また、PIDパラメータ値が中間判断としても記憶されていることを利用し、設定回数の上下動が完了して最終的に得られた最新のPIDパラメータとその直前に算出されたPIDパラメータとを比較して差異が大きいか小さいかを判定し、オペレータに通知することも有効である。
[発明の原理2]
制御量PVの安定があまり期待できない途中段階でATを中断する場合に、中断した時点で算出されている最新のPIDパラメータとその直前に算出されたPIDパラメータとを比較し、その比率に基づいて最新のPIDパラメータ値を補正するようにすれば、さらに有効である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図4は本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ調整装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態は、上記発明の原理1に対応するものである。
パラメータ調整装置1は、制御対象に一定振幅の操作量MVを繰り返し出力するリミットサイクルを発生させるAT実行部3と、この操作量MVの出力に応じた制御応答を検出し、制御応答の情報を取得する上下動検出部4と、ATを開始した後に、制御量PVの上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したときにパラメータ算出開始通知を行う上下動最小回数判定部5と、ATを開始した後に、制御量PVの上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したときにAT完了通知を行う上下動完了回数判定部6と、操作量MVの出力に応じた制御量PVの応答に基づきPIDパラメータを算出してPID制御機器2に設定するPIDパラメータ値算出部7と、AT完了通知を受けたときに最新のPIDパラメータとその直前に算出されたPIDパラメータとを比較し、直前のPIDパラメータと最新のPIDパラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、PIDパラメータ算出時の制御応答が安定していなかった可能性があることをオペレータに通知するPIDパラメータ比率上下限判定部8とを有する。
図5は本実施の形態のパラメータ調整装置1およびPID制御機器2を適用する温度制御系の1例を示す図である。図5の例では、加熱処理炉111の内部にヒータ112と温度センサ113とが設置されている。温度センサ113は、ヒータ112によって加熱される空気の温度PVを測定する。温調計100は、温度PVが設定値SPと一致するように操作量MVを算出する。電力調整器114は、操作量MVに応じた電力を決定し、この決定した電力を電力供給回路115を通じてヒータ112に供給する。こうして、温調計100は、加熱処理炉111内の温度を制御する。パラメータ調整装置1およびPID制御機器2は、この温調計100の内部に設けられるものである。
以下、パラメータ調整装置1およびPID制御機器2の動作を説明する。図6はパラメータ調整装置1の動作を示すフローチャート、図7は本実施の形態で用いるリミットサイクル式のATを説明するための波形図である。
設定値SPは、オペレータによって設定され、パラメータ調整装置1とPID制御機器2に入力される。制御量PVは、図示しないセンサによって検出され、パラメータ調整装置1とPID制御機器2に入力される。
例えばオペレータの指示によりAT機能が起動すると(図6ステップS1)、AT実行部3は、リミットサイクルを発生させる(ステップS2)。つまり、AT実行部3は、制御量PVが設定値SPより大きい場合、予め定められた操作量下限設定値ALを操作量MVとして制御対象に出力し、制御量PVが設定値SP以下の場合、予め定められた操作量上限設定値AUを操作量MVとして制御対象に出力することを、一定の動作周期毎に繰り返し行う。こうして、図7に示すように操作量MVの振幅が一定のリミットサイクルが発生する。なお、図5の例の場合、操作量MVの出力先が電力調整器114であることは言うまでもない。
次に、上下動検出部4は、操作量MVの出力に応じた制御応答を検出し、制御応答の情報を取得する(ステップS3)。この検出処理では、上下動検出部4は、設定値SPと制御量PVとの偏差Erを次式のように計算する。
Er=SP−PV ・・・(1)
上下動検出部4は、図7に示すように、設定値SPと制御量PVの最新の極値との偏差の絶対値である第1の最大偏差絶対値Er1、設定値SPと制御量PVの2番目に新しい極値との偏差の絶対値である第2の最大偏差絶対値Er2、第1の最大偏差絶対値Er1の直前に偏差の正負が逆転した時刻t5から第1の最大偏差絶対値Er1が得られた時刻t6までの時間である第1の操作量切換経過時間Th1、第2の最大偏差絶対値Er2の直前に偏差の正負が逆転した時刻t3から第2の最大偏差絶対値Er2が得られた時刻t4までの時間である第2の操作量切換経過時間Th2を求める。
そして、上下動検出部4は、制御量PVの上下動の幅Ahと上下動の時間に関する情報Thを次式により算出し、PIDパラメータ値算出部7に通知する。
Ah=Er1+Er2 ・・・(2)
Th=Th1+Th2 ・・・(3)
これでステップS3の処理が終了する。
次に、上下動最小回数判定部5は、AT開始時点から現時点までの間に制御量PVの上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したかどうかを判定する(ステップS4)。予め規定される上下動最小回数は、可能性としては1回でもよい。なお、制御量PVの上下動回数のカウントにおいては、制御量PVの極大値と極小値が1回ずつ現れた状態を1回と数える。あるいは、制御量PVの立ち上がり(偏差(SP−PV)が正から負に変化する時点)から次の立ち上がりまでを1回と数えてもよい。また、制御量PVの立ち下がり(偏差(SP−PV)が負から正に変化する時点)から次の立ち下がりまでを1回と数えてもよい。制御量PVの上下動回数が上下動最小回数を経過していないと判定された場合は、ステップS5に進む。
上下動完了回数判定部6は、AT開始時点から現時点までの間に制御量PVの上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したかどうかを判定する(ステップS5)。予め規定される上下動完了回数は、上下動最小回数よりも大きい値であり、通常は4回程度になる。ここでは、ステップS4において制御量PVの上下動回数が上下動最小回数を経過していないと判定されたので、ステップS5においても判定NOとなる。こうして、制御量PVの上下動回数が上下動最小回数を経過するまで、ステップS2〜S5の処理が一定の動作周期毎に繰り返し実行される。この動作周期は、通常、PID制御機器2の制御周期と同じでよい。
制御量PVの上下動回数が上下動最小回数を経過すると(ステップS4においてYES)、上下動最小回数判定部5は、パラメータ算出開始通知信号をPIDパラメータ値算出部7に出力する。
パラメータ算出開始通知信号を受けたPIDパラメータ値算出部7は、PIDパラメータを算出する(ステップS6)。PIDパラメータ値算出部7は、パラメータ算出開始通知信号の受信時刻(図7のt7)までの間に、制御応答の情報(制御量PVの上下動の幅Ahと上下動の時間に関する情報Th)を上下動検出部4から取得している。
PIDパラメータ値算出部7は、上下動検出部4から取得した情報と、PIDパラメータ値算出用に予め定められた算出係数α,β,γにより、PIDパラメータを以下のように算出する(ステップS6)。
Pb=αAh ・・・(4)
Ti=βTh ・・・(5)
Td=γTh ・・・(6)
そして、PIDパラメータ値算出部7は、算出した比例帯Pb、積分時間Tiおよび微分時間Tdを記憶すると共にPID制御機器2に設定する。
制御量PVの上下動回数が上下動完了回数を経過するまで、ステップS2〜S4,S6,S5の処理が一定の動作周期毎に繰り返し実行され、PID制御機器2のPIDパラメータは最新の値に随時更新される。
次に、制御量PVの上下動回数が上下動完了回数を経過すると(ステップS5においてYES)、上下動完了回数判定部6は、AT完了通知信号をPIDパラメータ値算出部7に出力する。
AT完了通知信号を受けたPIDパラメータ値算出部7は、PIDパラメータを算出して記憶すると共にPID制御機器2に設定する(ステップS7)。このステップS7の処理はステップS6と同様である。
最後に、PIDパラメータ比率上下限判定部8は、PIDパラメータ値算出部7がAT完了通知信号を受けたときに算出された最新のPIDパラメータとその直前に算出されたPIDパラメータとを比較する(ステップS8)。最新のPIDパラメータと直前のPIDパラメータとは、PIDパラメータ値算出部7に記憶されている。PIDパラメータ比率上下限判定部8は、直前のPIDパラメータと最新のPIDパラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合には、PIDパラメータの算出時の制御応答が安定していなかった可能性があることをオペレータに通知する(ステップS9)。この通知は、例えばLED等を点灯させてもよいし、画面にメッセージを表示してもよい。
最新の比例帯をPbn、その直前に算出された比例帯をPbn-1としたとき、PIDパラメータ比率上下限判定部8は、以下のようにしてステップS8の判定を行う。すなわち、PIDパラメータ比率上下限判定部8は、比率Pbn/Pbn-1が予め規定された上限値RUより大きい場合(Pbn/Pbn-1>RU)、あるいは比率Pbn/Pbn-1が予め規定された下限値RLより小さい場合(Pbn/Pbn-1<RL)、判定YESとして、オペレータに通知する。
以上で、ATが完了する。なお、ATの詳細については、例えば特許文献1や特開2003−330504号公報などに開示されている。
ATの完了後、PID制御機器2は、設定値SPと制御量PVに基づいて、次式のように操作量MVを算出して制御対象に出力することを制御周期毎に行う。
MV=(ζ/Pb){1+(1/Tis)+Tds}(SP−PV) ・・・(7)
式(7)において、sはラプラス演算子、定数ζは例えば100である。ATの場合と同様に、図5の例の場合、操作量MVの出力先が電力調整器114であることは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態では、制御量PVの上下動回数が上下動最小回数を経過したときから、PIDパラメータを算出してPID制御機器2に設定するようにしているので、ATを何らかの事情により途中で終了せざるを得ない状況が発生したとしても、PID制御機器2には理想的な値に近いPIDパラメータが既に設定されている確率が高くなる。その結果、本実施の形態では、ATを中断する場合に、それまでのリミットサイクルに要した時間と手間が無駄になる確率を低減することができる。
また、本実施の形態では、直前のPIDパラメータと最新のPIDパラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合には、オペレータに通知するようにしたので、オペレータは、PIDパラメータの算出時の制御応答が安定していなかった可能性があること、すなわちPID制御機器2に設定されたPIDパラメータが適切でない可能性があることを認識できる。
なお、上記のステップS8の例では比例帯Pbのみについて比較を行っている。一般的に、比例帯Pbは制御量PVの上下動幅に関する値に基づいて算出されるため、実質的に制御量PVの上下動の安定性をチェックする指標として利用できる。ATにおいては、制御量PVの上下動幅が安定しながら上下動の時間が安定しないということは通常ないので、比例帯Pbの比較のみで十分である。
ただし、最新の積分時間Tinと直前の積分時間Tin-1とを上記と同様に比較したり、最新の微分時間Tdnと直前の微分時間Tdn-1とを比較したりしても構わない。比率Pbn/Pbn-1,Tin/Tin-1,Tdn/Tdn-1のうち2つ以上の比率を用いる場合には、2つ以上の比率が全て上下限値から外れた場合をステップS8における判定YESとしてもよいし、少なくとも1つの比率が上下限値から外れた場合を判定YESとしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図8は本発明の第2の実施の形態に係るパラメータ調整装置の構成を示すブロック図であり、図4と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態は、上記発明の原理2に対応するものである。
本実施の形態のパラメータ調整装置1aは、AT実行部3と、上下動検出部4と、上下動最小回数判定部5と、上下動完了回数判定部6と、PIDパラメータ値算出部7と、制御量PVの上下動回数が上下動完了回数を経過する前にATを中断した場合に、この中断した時点で算出されている最新のPIDパラメータとその直前に算出されたPIDパラメータとから、直前のPIDパラメータと最新のPIDパラメータとの比率を算出し、最新のPIDパラメータを比率に基づいて補正するPIDパラメータ値補正部9とを有する。
図9はパラメータ調整装置1aの動作を示すフローチャートである。ステップS1〜S7の処理は第1の実施の形態と同じである。
PIDパラメータ値補正部9は、制御量PVの上下動回数が上下動完了回数を経過する前に、例えばオペレータからの指示によりATが中断する場合(図9ステップS10においてYES)、PIDパラメータ値算出部7に記憶されている値に基づいて最新のPIDパラメータを補正する(ステップS11)。
PIDパラメータ値補正部9は、ATが中断した時点で算出されている最新の比例帯をPbm、最新の積分時間をTim、最新の微分時間をTdmとし、その直前に算出された比例帯をPbm-1、直前の積分時間をTim-1、直前の微分時間をTdm-1としたとき、直前の比例帯Pbm-1と最新の比例帯Pbmとの比率Pbm/Pbm-1、直前の積分時間Tim-1と最新の積分時間Timとの比率Tim/Tim-1、および直前の微分時間Tdm-1と最新の微分時間Tdmとの比率Tdm/Tdm-1を算出し、これらの比率を補正指標として最新のPIDパラメータを次式のように補正する(ステップS11)。
Pbm’=Pbm(Pbm/Pbm-1) ・・・(8)
Tim’=Tim(Tim/Tim-1) ・・・(9)
Tdm’=Tdm(Tdm/Tdm-1) ・・・(10)
そして、PIDパラメータ値補正部9は、PID制御機器2に設定されている比例帯Pbm、積分時間Tim、微分時間Tdmをそれぞれ算出した比例帯の補正値Pbm’、積分時間の補正値Tim’、微分時間の補正値Tdm’に更新する。つまり、式(8)〜式(10)の例では、ATが最後まで完了したときに得られるはずの適切なPIDパラメータは、最新のPIDパラメータPbm,Tim,Tdmから少なくとも1回は比率Pbm/Pbm-1,Tim/Tim-1,Tdm/Tdm-1で変化したものであると仮定して、PIDパラメータを補正している。
以上により、本実施の形態では、何らかの事情により制御応答の安定があまり期待できない途中段階でATを中断した場合であっても、さらにATを継続した場合に得られると想定されるPIDパラメータをATの結果として取得することができる。
なお、本実施の形態では、途中段階でATを中断した場合について説明しているが、PIDパラメータ値補正部9は、第1の実施の形態で説明したように直前のPIDパラメータと最新のPIDパラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、最新のPIDパラメータを補正するようにしてもよい。
また、本実施の形態の場合、PIDパラメータ値補正部9は、PIDパラメータを補正したことをオペレータに通知すると共に、この補正に用いた比率Pbm/Pbm-1,Tim/Tim-1,Tdm/Tdm-1をオペレータに通知することが好ましい。
なお、第1、第2の実施の形態で説明したパラメータ調整装置1,1aおよびPID制御機器2は、CPU、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って第1、第2の実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、PID等の制御機器のパラメータ調整に適用することができる。
オートチューニング実行時の操作量出力に応じた制御量の変化の例を示す波形図である。 オートチューニング実行時の操作量出力に応じた制御量の変化の他の例を示す波形図である。 オートチューニング実行時の操作量出力に応じた制御量の変化の他の例を示す波形図である。 本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ調整装置の構成を示すブロック図である。 図4のパラメータ調整装置およびPID制御機器を適用する温度制御系の1例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るパラメータ調整装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態で用いるリミットサイクル式のオートチューニングを説明するための波形図である。 本発明の第2の実施の形態に係るパラメータ調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るパラメータ調整装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1,1a…パラメータ調整装置、2…PID制御機器、3…AT実行部、4…上下動検出部、5…上下動最小回数判定部、6…上下動完了回数判定部、7…PIDパラメータ値算出部、8…PIDパラメータ比率上下限判定部、9…PIDパラメータ値補正部。

Claims (6)

  1. 制御対象に一定振幅の操作量を繰り返し出力するリミットサイクルを発生させて、この操作量の出力に応じた前記制御対象の応答に基づいて制御機器の制御パラメータを算出するオートチューニングの機能を備えたパラメータ調整装置において、
    前記リミットサイクルを発生させるオートチューニング実行手段と、
    前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したときにパラメータ算出開始通知を行う上下動最小回数判定手段と、
    前記パラメータ算出開始通知を受けた後、前記制御パラメータの算出に必要な制御量の応答が得られる度に、前記制御パラメータを算出して制御機器に設定するパラメータ値算出手段と
    前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したときに、前記オートチューニングを終了させるオートチューニング完了通知を行う上下動完了回数判定手段と、
    前記オートチューニング完了通知を受けたときに前記パラメータ値算出手段が算出した最新の制御パラメータとその直前に算出された制御パラメータとを比較し、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、制御パラメータ算出時の制御応答が安定していなかった可能性があることをオペレータに通知するパラメータ比率上下限判定手段と、
    前記直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、前記制御機器に設定されている最新の制御パラメータを前記比率に基づいて補正するパラメータ値補正手段とを備えることを特徴とするパラメータ調整装置。
  2. 制御対象に一定振幅の操作量を繰り返し出力するリミットサイクルを発生させて、この操作量の出力に応じた前記制御対象の応答に基づいて制御機器の制御パラメータを算出するオートチューニングの機能を備えたパラメータ調整装置において、
    前記リミットサイクルを発生させるオートチューニング実行手段と、
    前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したときにパラメータ算出開始通知を行う上下動最小回数判定手段と、
    前記パラメータ算出開始通知を受けた後、前記制御パラメータの算出に必要な制御量の応答が得られる度に、前記制御パラメータを算出して制御機器に設定するパラメータ値算出手段と、
    前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したときに、前記オートチューニングを終了させるオートチューニング完了通知を行う上下動完了回数判定手段と、
    前記制御量の上下動回数が前記上下動完了回数を経過する前に前記オートチューニングを中断した場合に、この中断した時点で算出されている最新の制御パラメータとその直前に算出された制御パラメータとから、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率を算出し、前記制御機器に設定されている最新の制御パラメータを前記比率に基づいて補正するパラメータ値補正手段とを備えることを特徴とするパラメータ調整装置。
  3. 請求項または記載のパラメータ調整装置において、
    前記パラメータ値補正手段は、前記直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率をオペレータに通知する手段を有することを特徴とするパラメータ調整装置。
  4. 制御対象に一定振幅の操作量を繰り返し出力するリミットサイクルを発生させて、この操作量の出力に応じた前記制御対象の応答に基づいて制御機器の制御パラメータを算出するオートチューニングの機能を備えたパラメータ調整方法において、
    前記リミットサイクルを発生させるオートチューニング実行手順と、
    前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したときにパラメータ算出開始通知を行う上下動最小回数判定手順と、
    前記パラメータ算出開始通知を受けた後、前記制御パラメータの算出に必要な制御量の応答が得られる度に、前記制御パラメータを算出して制御機器に設定するパラメータ値算出手順と
    前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したときに、前記オートチューニングを終了させるオートチューニング完了通知を行う上下動完了回数判定手順と、
    前記オートチューニング完了通知を受けたときに前記パラメータ値算出手順で算出した最新の制御パラメータとその直前に算出された制御パラメータとを比較し、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、制御パラメータ算出時の制御応答が安定していなかった可能性があることをオペレータに通知するパラメータ比率上下限判定手順と、
    前記直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率が予め規定された上下限値から外れる場合に、前記制御機器に設定されている最新の制御パラメータを前記比率に基づいて補正するパラメータ値補正手順とを備えることを特徴とするパラメータ調整方法。
  5. 制御対象に一定振幅の操作量を繰り返し出力するリミットサイクルを発生させて、この操作量の出力に応じた前記制御対象の応答に基づいて制御機器の制御パラメータを算出するオートチューニングの機能を備えたパラメータ調整方法において、
    前記リミットサイクルを発生させるオートチューニング実行手順と、
    前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動最小回数を経過したときにパラメータ算出開始通知を行う上下動最小回数判定手順と、
    前記パラメータ算出開始通知を受けた後、前記制御パラメータの算出に必要な制御量の応答が得られる度に、前記制御パラメータを算出して制御機器に設定するパラメータ値算出手順と、
    前記オートチューニングを開始した後に、前記制御量の上下動回数が予め規定された上下動完了回数を経過したときに、前記オートチューニングを終了させるオートチューニング完了通知を行う上下動完了回数判定手順と、
    前記制御量の上下動回数が前記上下動完了回数を経過する前に前記オートチューニングを中断した場合に、この中断した時点で算出されている最新の制御パラメータとその直前に算出された制御パラメータとから、直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率を算出し、前記制御機器に設定されている最新の制御パラメータを前記比率に基づいて補正するパラメータ値補正手順とを備えることを特徴とするパラメータ調整方法。
  6. 請求項または記載のパラメータ調整方法において、
    前記パラメータ値補正手順は、前記直前の制御パラメータと最新の制御パラメータとの比率をオペレータに通知する手順を含むことを特徴とするパラメータ調整方法。
JP2008076563A 2008-03-24 2008-03-24 パラメータ調整装置および調整方法 Active JP4974242B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008076563A JP4974242B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 パラメータ調整装置および調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008076563A JP4974242B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 パラメータ調整装置および調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009230570A JP2009230570A (ja) 2009-10-08
JP4974242B2 true JP4974242B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=41245859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008076563A Active JP4974242B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 パラメータ調整装置および調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4974242B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210146542A1 (en) * 2019-11-15 2021-05-20 Seiko Epson Corporation Control method for robot system

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5627094B2 (ja) * 2010-10-01 2014-11-19 アズビル株式会社 オートチューニング実行装置および方法
JP6874379B2 (ja) * 2017-01-13 2021-05-19 オムロン株式会社 制御装置、制御方法、制御プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2802460B2 (ja) * 1992-04-11 1998-09-24 理化工業株式会社 加熱冷却調節計
JP2007286895A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Yamatake Corp Pid制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210146542A1 (en) * 2019-11-15 2021-05-20 Seiko Epson Corporation Control method for robot system
US11738458B2 (en) * 2019-11-15 2023-08-29 Seiko Epson Corporation Control method for robot system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009230570A (ja) 2009-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10520959B2 (en) Temperature control device and auto-tuning method
US6959219B2 (en) Control apparatus having a limit cycle auto-tuning function
US20140121853A1 (en) Feedback control method, feedback control apparatus, and feedback control program
JP4974242B2 (ja) パラメータ調整装置および調整方法
JP2014086074A (ja) モータの制御装置及びモータの制御方法
WO2016042589A1 (ja) 制御装置
JP6346582B2 (ja) 制御装置および制御方法
JP2008310651A (ja) 二自由度制御装置とその制御方法
JP5408036B2 (ja) ステップ追従時のオーバーシュート抑制用フィードフォワード項のオートチューニング方法及び装置
JP4546437B2 (ja) オートチューニング装置およびオートチューニング方法
JP2011090609A (ja) 温度制御装置および温度制御方法
JP5009184B2 (ja) 制御機器および制御方法
JP3971225B2 (ja) フィードバック制御方法及びフィードバック制御装置
KR102451225B1 (ko) 제어 장치의 조정 지원 장치 및 제어 장치의 조정 장치
JP7388849B2 (ja) 制御パラメータ調整装置および方法
JP7388848B2 (ja) 制御パラメータ調整装置および方法
JP5086127B2 (ja) パラメータ調整装置および調整方法
JP2017062542A (ja) 制御装置および制御方法
JP5112843B2 (ja) Pidパラメータ調整装置および調整方法
JP5108554B2 (ja) Pidパラメータ調整装置および調整方法
JP2020187522A (ja) 制御選択調節装置
JP2830640B2 (ja) 調整制御装置
WO2020110290A1 (ja) 温度調節計及び流量制御計
JP2019101846A (ja) 制御装置および制御方法
JP2004126733A (ja) 調節計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4974242

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420

Year of fee payment: 3