JP2020187522A - 制御選択調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外乱応答性に順応した調節計と目標値付近の制御安定性に順応した調節計を適格に切り替えることにより、外乱の入力に早く応答することができる制御選択調節装置を提供する。【解決手段】外乱応答性に順応した第1調節計1と目標値付近の制御安定性に順応した第2調節計2との切り替えを行う際に、目標値とプロセス値との偏差が偏差設定値を逸脱しているか否かを検出するSV—PV偏差演算器31と、プロセス値の変化率の絶対値が変化率設定値を逸脱しているか否かを検出するPV変化率演算器33を設け、SV—PV偏差演算器31及びPV変化率演算器33で検出された信号を演算することにより調節計切替信号を出力するようにする。【選択図】図1

Description

本願は、フィードバック制御を利用した自動制御における制御選択調節装置に関するものである。
P(PROPORTIONAL、比例)演算と、PI(PROPORTIONAL INTEGRATION、比例積分)演算またはPID(PROPORTIONAL INTEGRATION DIFFERENTIAL、比例積分微分)演算とを切り換え自在に構成するとともに、目標値Sの上下に演算の切り換えレベルS,Sを設け、制御対象である制御変数Tが前記両レベルS,Sの間にあるときは、PI演算またはPID演算を行い、前記制御変数Tが切り換え両レベルS,Sのいずれか一方をクロスしたときは、PI演算またはPID演算からP演算に切り換えるとともに、I要素の積分値をリセットするようにした制御選択調節装置があった(特許文献1参照)。
特開平9−134202号公報
上記特許文献1においては、大きな外乱が入力されてプロセス値が演算切り替え下限レベルS1から演算切り替え上限レベルS2までの偏差を横切ると、プロセス値が偏差α1内であっても、本来は外乱に対する応答特性に優れたオーバーシュートを抑制するP演算で制御すべきところが、P演算からPI演算またはPID演算の切り替えが発生し、その結果外乱に対する応答が遅れるという問題があった。
また目標値Sの上下に設定された、演算切り替え下限レベルS1及び演算切り替えレベルS2によって決定される偏差が広く設定されていた場合、偏差の範囲内であればプロセス値が大きく変動してもPI演算またはPID演算を継続し、プロセス値が偏差を逸脱するまで演算がP演算に切り替わらないので、外乱に対する応答が遅れるという問題があった。
本願は上記のような課題を解決するためになされたものであり、外乱応答性に優れた調節計と目標値付近の制御安定性に優れた調節計の2つの調節計の切り替えを最適化することで、外乱の入力に対する応答性を改善した制御選択調節装置を提供することを目的とする。
本願に開示される制御選択調節装置は、第1調節計と第2調節計との切り替えを行う調節計切替器と、
前記調節計切替器に調節計切替信号を出力する調節計切替演算器を備えたものであって、
前記第1調節計は、PI演算器又はPID演算器と、目標値とプロセス値の差がプラスかマイナスかを検出するSV―PV偏差方向演算器と、前記プロセス値の変化の傾きを検出するPV傾き演算器と、前記SV―PV偏差方向演算器と前記PV傾き演算器により検出された条件に基づき前記PI演算器又は前記PID演算器の積分演算を停止させる信号を出力する積分演算実行条件部を備え、
前記第2調節計はPI演算器又はPID演算器を備えたものであり、
前記調節計切替演算器は、前記目標値と前記プロセス値との偏差が偏差設定値を逸脱しているか否かを検出するSV―PV偏差演算器と、前記プロセス値の変化率の絶対値が変化率設定値を逸脱しているか否かを検出するPV変化率演算器と、前記SV―PV偏差演算器及び前記PV変化率演算器で検出された信号を演算することにより前記調節計切替器に前記調節計切替信号を出力する調節計切替条件演算部を備えたものである。
又本願に開示される別の制御選択調節装置は、外乱応答性に順応するパラメータを設定した外乱応答用PIパラメータ又は外乱応答用PIDパラメータと、目標値付近の応答に順応するパラメータを設定した目標値付近応答用PIパラメータ又は目標値付近応答用PIDパラメータとをパラメータ切替スイッチにより切り替えることによりPI演算器又はPID演算器を動作させる調節計と、
前記パラメータ切替スイッチにパラメータ切替信号を出力するパラメータ切替演算器を備えたものであって、
前記パラメータ切替演算器は、目標値とプロセス値との偏差が偏差設定値を逸脱しているか否かを検出するSV―PV偏差演算器と、前記プロセス値の変化率の絶対値が変化率設定値を逸脱しているか否かを検出するPV変化率演算器と、前記SV―PV偏差演算器及び前記PV変化率演算器で検出された信号を演算することにより前記パラメータ切替スイッチにパラメータ切替信号を出力するパラメータ切替条件演算部を備えたものである。
本願に開示される制御選択調節装置によれば、外乱応答性に順応した調節計と目標値付近の制御安定性に順応した調節計を最適に切り替えることにより、外乱の入力に早く応答することができる調節装置を提供する。
実施の形態1による制御選択調節装置を示すブロック図である。 実施の形態1における調節計の積分実行条件の動作を示す図である。 一方の調節計の制御装置のみにより制御した場合の実験データを示すグラフである。 他方の調節計の制御装置のみにより制御した場合の実験データを示すグラフである。 実施の形態1による調節計切替演算器の動作を説明する図である。 実施の形態1による調節計切替ロジック回路を示す構成図である。 実施の形態2による制御選択調節装置を示すブロック図である。 実施の形態2による調節計切替演算器の動作を説明する図である。 実施の形態2による調節計切替ロジック回路を示す構成図である。 実施の形態3による調節計切替演算器の動作を説明する図である。 実施の形態4による制御選択調節装置を示すブロック図である。 実施の形態4によるパラメータ切替演算器の動作を説明する図である。 実施の形態4によるパラメータ切替ロジック回路を示す構成図である。 一般的なフィードバック制御における動作例を示すグラフである。 一般的なフィードバック制御における動作例を示すグラフである。
実施の形態1.
本実施形態は、フィードバック制御を利用して、例えば温度一定制御、薬品濃度一定製制御又は生物反応による水質一定制御等を行う自動制御分野における制御性能の向上を図るものである。
一般的なフィードバック制御における制御性能向上においては、プロセス値(PV)の大きな変動が生じた場合、更には目標値を大きく設定変更する場合など、大きな外乱が入力された場合に生じるオーバーシュートを小さくする必要がある。そのためにP演算と、PI演算またはPID演算を切り替える構成とし、目標値の上下限に演算切り替えレベルを設定して、プロセス値(PV)が上下限の範囲内にあるか否かを検出し、演算切り替えレベル範囲内にプロセス値(PV)があればPI演算またはPID演算に切り替えを行い、更に演算切り替えレベル範囲をプロセス値(PV)が逸脱するとP演算に切り替えると共に積分項(I)の積分値をリセットするようにしていた。
しかしこのような制御では、例えば図14に示される動作例1のように、目標値SVの上下に設定された演算切り替え下限レベルS1及び演算切り替え上限レベルS2によって決定される偏差α1に対して、プロセス値(PV)が偏差α1を逸脱しているか否かを条件として演算を切り替えており、プロセス値(PV)が偏差α1の範囲内であれば外乱の影響は無くなっていることを前提としている。しかし大きな外乱が入力されてプロセス値(PV)が下限レベルS1から上限レベルS2までの偏差α1を横切ると、プロセス値(PV)が偏差α1内である図14の(ア)の範囲内であっても、本来は外乱に対する応答特性に優れたオーバーシュートを抑制するP演算で制御すべきところが、図14に示すように、(ア)の範囲内であればP演算からPI演算またはPID演算の切り替えが発生する。即ちPVがこの偏差α1内であっても変化が大きい、すなわちグラフ上の傾きが大きい場合は大きな外乱が入力されているので、外乱応答性に優れたP演算で制御すべきところが、PI演算又はPID演算に切り替ってしまう。その結果外乱に対する応答が遅れるという問題があった。
また図15に示される動作例2のように、目標値SVの上下に設定された演算切り替え下限レベルS1及び演算切り替え上限レベルS2によって決定される偏差α2が広く設定されていた場合、偏差α2の範囲内であればプロセス値(PV)が大きく変動してもPIまたはPID演算を継続し、プロセス値(PV)が偏差α2を逸脱するまで演算がP演算に切り替わらないので、外乱に対する応答が遅れるという問題があった。
以下、実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は実施の形態1による制御選択調節装置を示すブロック図である。図1において、外乱応答性に順応した調節計1(第1調節計)にはPI演算器11を内蔵し、目標値(SV)とプロセス値(PV)が入力される。PI演算器11はPID演算でもよい。
ここで比例演算においては、例えばK×eのような演算を行う。積分演算においては例えばK×1/T×∫edtのような演算を行う。又微分演算においては例えばK×T×de/dtのような演算を行う。ここでeは偏差、Kは比例ゲイン、Tは積分時間、Tは微分時間である。
また調節計1には、SV−PV偏差方向演算器12を内蔵しており、SV−PV偏差方向演算器12には目標値(SV)とプロセス値(PV)が入力されており、SV−PV偏差がプラスかマイナスかを検出することができる。さらに調節計1においては、プロセス値(PV)の変化の傾きを検出するPV傾き演算器13にプロセス値(PV)を入力しており、プロセス値(PV)が増加しているか否かを検出することができる。調節計1においては、SV−PV偏差方向演算器12によりSV−PV偏差がプラスかマイナスかを検出された条件と、PV傾き演算器13によりプロセス値(PV)が増加しているか減少しているかを検出した条件が積分演算実行条件部14に入力され、これら2つの条件を組み合わせてPI演算器11の積分演算を停止させる信号を出力する。目標値付近の制御安定性に順応した調節計2(第2調節計)はPID演算器21を内蔵し、目標値(SV)とプロセス値(PV)が入力される。PID演算器21はPI演算器でもよい。また調節計2は、スミス法によりむだ時間を補償する演算器であるスミス法演算器22を内蔵している。
図1において、調節計切替演算器3には、目標値(SV)とプロセス値(PV)が入力される。調節計切替演算器3に内蔵されているSV−PV偏差演算器31には、目標値(SV)とプロセス値(PV)が入力されており、あらかじめ設定された偏差設定値を保持している偏差設定記憶部32からの偏差設定値が入力され、SV−PV偏差を演算して偏差設定値を逸脱しているか否かを検出することができる。調節計切替演算器3に内蔵されているPV変化率演算器33には、プロセス値(PV)が入力され、更に変化率設定値を保持している変化率設定記憶部34から変化率設定値も入力され、PVの変化率の絶対値を演算して変化率設定値を逸脱しているか否かを検出することができる。
さらに調節計切替演算器3には調節計切替条件演算部35が内蔵されており、SV−PV偏差演算器31で検出した信号とPV変化率演算器33で検出した信号が入力される。そしてこれらの信号を演算して、調節計切替器4へ調節計切替信号を出力する。尚演算の方法については後に詳述する。調節計切替器4には、調節計1の操作量(MV)と調節計2の操作量(MV)が入力されており、調節計切替演算器3から入力された調節計切替信号により、調節計1の操作量(MV)と調節計2の操作量(MV)を切り替えて制御対象5に操作量(MV)を出力する。
次に実施の形態1の動作について説明する。図2は調節計1における積分実行条件の動作を示す図である。図2において、調節計1に内蔵されているSV−PV偏差方向演算器12は、入力された目標値(SV)とプロセス値(PV)により、SV−PV偏差が0より大きいすなわちプラスの期間41の状態であるか、またはSV−PV偏差が0より小さいすなわちマイナスの期間42の状態であるかを検出する。調節計1に内蔵されているPV傾き演算器13は、プロセス値(PV)が増加しているか減少しているかを検出することができ、図2におけるプロセス値(PV)減少期間43と、プロセス値(PV)増加期間44を検出する。SV−PV偏差方向演算器12でSV−PV偏差がプラスかマイナスかを検出した信号と、PV傾き演算器13でプロセス値(PV)が増加しているか減少しているかを検出した信号は、積分演算実行条件部14に入力される。
そしてSV−PV偏差が0より大きい、すなわちプラスの期間41であり、かつプロセス値(PV)増加期間44である条件が成立すると、積分演算停止期間46として積分演算実行条件部14によって、PI演算器11に対して積分演算を停止する信号を出力する。またSV−PV偏差が0より小さいすなわちマイナスの期間42であり、かつプロセス値(PV)減少期間43である条件が成立すると、積分演算停止期間46として積分演算実行条件部14によって、PI演算器11に対して積分演算を停止する信号を出力する。上記以外の積分演算実行期間45と判断された場合はPI演算器11に対して積分演算を実行する信号を出力する。すなわち外乱100の変動によりプロセス値(PV)が目標値(SV)に向かって変動している場合は、PI演算の積分項(I)により操作量(MV)が必要以上に変化し、これがオーバーシュートの原因となるので、積分演算実行条件部14によって積分演算を抑制して外乱による応答特性を改善している。
調節計2においては、PID演算器21にスミス法演算器22を組み合わせており、プロセスの時定数が大きく応答が遅いプロセスの制御特性を改善している。スミス法については公知の技術であるため詳細の動作説明は割愛する。尚プロセスの時定数が小さく応答が速いプロセスを制御する場合は、スミス法演算器22が無い構成としてもよい。
図1において、調節計切替演算器3を使用せず、調節計1の制御装置のみにより制御した場合の実験データを図3に示す。また図1において調節計切替演算器3を使用せず、調節計2の制御装置のみにより制御した場合の実験データを図4に示す。図3に示すように、プロセス値(PV)は外乱により値が減少しているが、2:00付近のオーバーシュートが小さいという結果になっている。しかし8:00以降でプロセス値(PV)は徐々に増加し、目標値(SV)から乖離しており、目標値付近の制御精度は図4に示す調節計2による実験データと比較すると、調節計2より劣るという結果となっている。
図4に示すようにプロセス値(PV)は外乱により値が減少し、1:00付近でオーバーシュートし、1.0付近まで下がり振動するという結果になっている。しかし6:00以降でプロセス値(PV)は振動が収束し、目標値(SV)付近で推移しており、目標値付近の制御精度は図3に示す調節計1による実験データと比較して良好という結果となっている。この調節計1の良好な外乱応答性と調節計2の良好な目標値付近の制御精度の利点を生かすため、本実施形態においては、調節計切替演算器3により、調節計1と調節計2の制御の切り替えを行う。
尚、調節計1及び調節計2は、独立した調節計として記述しているが、DCS(DISTRIBUTED CONTROL SYSTEM、分散制御システム)のようなコントローラのソフトウェアで実現してもよく、さらに調節計切替演算器3も調節計1、2と同一コントローラのソフトウェアで実現してもよい。
図5は調節計切替演算器3の動作を説明する図である。図5において、偏差設定51は、SV−PV偏差演算器31で目標値(SV)に偏差設定記憶部32に予め設定されている偏差設定値を加算及び減算して求めたしきい値である。そして図5において、SV−PV偏差演算器31がプロセス値(PV)が目標値(SV)±偏差設定51の範囲内であると判断すれば、プロセス値(PV)偏差設定内52であると検出し、プロセス値(PV)が目標値(SV)±偏差設定51の範囲外であると判断すればプロセス値(PV)偏差設定外53であると検出する。またPV変化率演算器33はプロセス値(PV)の単位時間当たりの変化率を計算し、変化率設定記憶部34の変化率設定値をしきい値として、プロセス値(PV)の単位時間あたりの変化率と比較する。
そしてPV変化率演算器33は変化率設定値以内の変化率を変化率小54と判断し、また変化率設定値以上の変化率を変化率大55と判断する。これらの検出した条件により、調節計切替ロジック回路59により、調節計1の切替信号56と調節計2の切替信号57の2つのいずれかの信号を出力する。図6は調節計切替ロジック回路を示す構成図である。調節計1の切替信号56と調節計2の切替信号57の2つの信号は調節計切替器4に入力され、調節計1の操作量(MV)と調節計2の操作量(MV)を切り替えて、制御対象5に操作量(MV)を出力する。
すなわち、SV−PV偏差が大きいプロセス値(PV)偏差設定外53の信号が検出された場合、またはプロセス値(PV)の変化率が大きい変化率大55の信号が検出された場合、大きな外乱が入力されたと判断され、外乱応答性に順応した調節計1に切り替えを行う。即ちOR回路591に信号53、55のいずれかが“1”である信号が入力された場合、調節計1により制御される。更にSV−PV偏差が小さいプロセス値(PV)偏差設定内52の信号が検出され、かつプロセス値(PV)の変化率が小さい変化率小54の信号が検出されると、プロセス値(PV)が目標値(SV)付近で推移していると判断され、目標値付近の制御安定性に順応した調節計2に切り替える。即ちAND回路592に偏差設定内の信号“1”かつ変化率小の信号“1”の各信号が入力されることにより、調節計2により制御される。
以上のように実施の形態1では、外乱応答性に順応した調節計1と目標値付近の制御安定性に順応した調節計2を配置し、制御対象5のプロセス値(PV)と目標値(SV)との偏差を監視し、目標値(SV)±偏差設定値を逸脱したか否かを検出する手段に加えて、プロセス値(PV)の変化率を演算し変化率しきい値を逸脱したか否かを検出する手段を組み合わせたものである。これによりプロセス値(PV)と目標値(SV)との偏差が目標値(SV)±偏差設定値内であっても大きな外乱が入力されたかどうかを検出することができるようになり、外乱応答性に順応した調節計1と目標値付近の制御安定性に順応した調節計2を適格に切り替えることができ、外乱の入力に早く応答することができる調節装置を提供することができる。
実施の形態2.
図7は実施の形態2による制御選択調節装置を示すブロック図である。上記実施の形態1では、SV−PV偏差演算器31によるプロセス値(PV)が偏差設定値の範囲内であるか否かを検出した信号と、PV変化率演算器33によるプロセス値(PV)の変化率が変化率設定値以上か否かを検出した信号により、調節計1と調節計2を切り替える場合について述べた。本実施形態においては、図7に示すように、調節計切替演算器3に、目標値(SV)とプロセス値(PV)を入力することにより、SV−PV偏差がプラスかマイナスかを検出するSV−PV正負演算部36が内蔵されており、検出した条件を調節計切替条件演算部35に入力している。さらにプロセス値(PV)を入力することにより、プロセス値(PV)が増加しているか減少しているかを検出するPV傾斜演算部37が内蔵されており、検出した条件を調節計切替条件演算部35に入力している。
次に実施の形態2の動作について説明する。本実施形態においては、調節計切替演算器3以外の動作は実施の形態1と同じであるので、調節計切替演算器3の動作について図8に基づいて説明する。調節計切替演算器3に内蔵されているSV−PV正負演算部36は、入力された目標値(SV)とプロセス値(PV)により、SV−PV偏差が0より大きい、すなわちSV−PV偏差プラス63の期間であるか、またはSV−PV偏差が0より小さい、すなわちSV−PV偏差マイナス64の期間であるかを検出する。調節計切替演算器3に内蔵されているPV傾斜演算部37は、プロセス値(PV)が増加しているか否かを検出する機能を有しており、プロセス値(PV)傾き減少61の期間と、プロセス値(PV)傾き増加62の期間を検出する。SV−PV正負演算部36とPV傾斜演算部37が検出した条件は、調節計切替条件演算部35に入力され、調節計切替ロジック回路69により、調節計1の切替信号56と調節計2の切替信号57のいずれかの信号を出力する。図9は実施の形態2による調節計切替ロジック回路を示す構成図である。
調節計切替ロジック回路69では、SV−PV偏差マイナス64かつプロセス値(PV)傾き減少61(AND回路691に“1”の信号2つが入力されたとき)、またはSV−PV偏差プラス63かつプロセス値(PV)傾き増加62(AND回路692に“1”の信号2つが入力されたとき)の条件で、プロセス値(PV)は目標値(SV)から乖離方向へ変動している(信号65)と判断される(OR回路693にAND回路691、692のうちの少なくともいずれか1つより“1”の信号が入力されたとき)。プロセス値(PV)が目標値(SV)から乖離して行く方向に変動していると判断され、すなわちプロセス値(PV)は目標値(SV)から乖離方向へ変動する信号65が検出され、かつ変化率大55の信号の検出(AND回路694に“1”の信号2つが入力されたとき)、または偏差設定外53の信号の検出を条件に調節計1への切替信号56を出力する(OR回路695にAND回路694と偏差設定外53の信号のうちの少なくともいずれか1つより“1”の信号が入力されたとき)。
また、プロセス値(PV)は目標値(SV)に向かって変動している、すなわちプロセス値(PV)は目標値(SV)から乖離方向へ変動する信号65を検出せず(NOT回路696)、または変化率小54の信号が検出され(OR回路697への入力)、かつ偏差設定内52の信号が検出される条件で調節計2への切替信号57を出力する(AND回路698への入力、出力)。従って偏差設定内52の信号を検出している状態で変化率大55の信号を検出しても、即外乱応答性に順応した調節計1への切替を行わず、プロセス値(PV)が目標値(SV)から乖離方向へ変動していなければ調節計2での制御を継続する。
以上のように実施の形態2では、外乱応答性に順応した調節計1と目標値付近の制御安定性に順応した調節計2の切替において、プロセス値(PV)と目標値(SV)の偏差が偏差設定内にあって、プロセス値(PV)の変化率が大きい場合でもプロセス値(PV)が目標値(SV)に近づく方向に変動している場合は、目標値付近の制御安定性に順応した調節計2に切り替える。これにより目標値付近の制御精度の向上を図ることができる。更には調節計の切替頻度を少なく出来るので制御の安定性を向上させることができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び実施の形態2では、調節計切替ロジックの調節計1の切替信号56または調節計2の切替信号57の信号出力により即座に調節計1と調節計2を切り替える場合について述べた。本実施形態においては、調節計切替器4に調節計1または調節計2に切り替わった瞬間から一定時間は切り替わった状態を維持するように、切替状態保持タイマ58を設けたものである。切替状態保持タイマ58は、調節計1の切替信号56と調節計2の切替信号57に対して共通に1つ設けても良く、又は調節計1の切替信号56用と調節計2の切替信号57用に2つのタイマを設けても良い。また切替状態保持タイマ58の設定値に関しては、別にタイマ設定値記憶装置を設けてもよい。
次に実施の形態3の動作について説明する。図10は実施の形態3による調節計切替演算器3の動作を説明する図である。本実施形態は、調節計切替演算器3における調節計切替条件演算部35の動作以外は実施の形態1または実施の形態2と同じであるので、調節計切替演算器3の動作について説明する。尚図10においては実施の形態1に示した図5の動作に基づいて説明する。調節計切替ロジックにおいて、調節計1の切替信号56または調節計2の切替信号57が出力されることにより、調節計切替器4にこれらの信号が入力され、調節計1または調節計2のどちらかを選択するよう切替わるが、切替わった瞬間から切替状態保持タイマ58で切替状態保持時間として計測を開始する。例えば図10の調節計1の切替信号56がSETされると(図10のX点)、切替状態保持タイマ58が起動し、設定された時間が経過するとタイムアップする。
そして切替状態保持タイマ58がタイムアップするまでの時間は、例えば変化率小54の信号が検出された状態となっても調節計1の切替信号56が選択された状態が維持される(図10の期間80は図5では調節計2の切替信号57を発信することになるが、調節計1の切替信号56が選択された状態が維持される)。
従って調節計1と調節計2のどちらかに切り替わった後は、切替条件が変動しても即座に他に切り替わらず、例えば実施の形態1で調節計2に切り替わっていた調節計2への切替の期間80においても調節計1が選択された状態が維持され、調節計1に切替わった後切替状態保持タイマ58に設定された時間はその切替状態が継続される。
以上のように実施の形態3では、外乱応答性に順応した調節計1と目標値付近の制御安定性に順応した調節計2の双方の切替を、切り替え後からある一定時間後に切り替えることができるようにする。従ってもしプロセス値(PV)が制御の切替に応じて変動し、そのプロセス値(PV)の変動により相互の制御切替条件となった場合でも、切り替わった後はある一定時間どちらかの制御を継続する。よって制御の切り替えにおいてハンチングすることなく、調節計の切り替え頻度を少なくできるので、制御の安定性を向上させることができる。
実施の形態4.
図11は実施の形態4による制御選択調節装置を示すブロック図である。実施の形態1〜3では、外乱応答性に順応した調節計1と目標値付近の制御安定性に順応した調節計2を外乱の入力に応じて適格に選択する場合について述べた。本実施形態においては、図11に示すように、調節計6において、外乱応答用PIDパラメータ16及び目標値付近応答用PIDパラメータ17を設定したものである。外乱応答用PIDパラメータ16においては、実際に制御するプロセスに入力される外乱の特性に応じて、外乱応答に順応したパラメータを設定するものであり、例えば時定数を長く調整することが考えられる。目標値付近応答用PIDパラメータ17においては、実際に制御するプロセスに外乱が入力されていない状態で応答特性の良い、目標値付近の応答に順応したパラメータを設定するものであり、例えば時定数を短く調整することが考えられる。
パラメータ切替スイッチ18は、これらの記憶されたパラメータをパラメータ切替演算器400からのパラメータ切り替え信号で切り替える。そしてこれらの記憶されたパラメータはパラメータ切替スイッチ18を介してパラメータ切替機能付きPID演算器15に入力される。パラメータ切替機能付きPID演算器15のパラメータ設定値は、パラメータ切替条件演算器405により切り替えられることとなる。パラメータ切替機能付きPID演算器15はPI演算器で構成してもよい。PI演算器で構成した場合、外乱応答用PIDパラメータは外乱応答用PIパラメータとなり、目標値付近応答用PIDパラメータは目標値付近応答用PIパラメータとなる。またパラメータ切替演算器400は実施の形態2の調節計切替演算器3と同じ構成としてもよい。
次に実施の形態4の動作について説明する。図12はパラメータ切替演算器400の動作を説明する図である。図12の動作例は実施の形態1の調節計切替ロジックと同等の機能を持ったものである。図12における偏差設定51は、SV−PV偏差演算器401で目標値(SV)に偏差設定記憶部402に予め設定されている偏差設定値を加算及び減算して求めたしきい値を示しており、SV−PV偏差演算器401により、図12に示されたプロセス値(PV)が目標値(SV)±偏差設定51の範囲内であれば、プロセス値(PV)偏差設定内52を検出し、プロセス値(PV)が目標値(SV)±偏差設定51の範囲外であればプロセス値(PV)偏差設定外53を検出する。
またPV変化率演算器403は、プロセス値(PV)の単位時間あたりの変化率を計算し、変化率設定記憶部404の変化率設定値をしきい値として、プロセス値(PV)の単位時間あたりの変化率と比較する。そして図12において、変化率設定値以内の変化率を変化率小54とし、更に変化率設定値以上の変化率を変化率大55として検出する。これらの検出した条件により、パラメータ切替ロジック回路71により、外乱応答用PIDパラメータ切替信号72と目標値付近応答用PIDパラメータ切替信号73の信号を出力する。図13は実施の形態4によるパラメータ切替ロジック回路を示す構成図である。
外乱応答用PIDパラメータ切替信号72と目標値付近応答用PIDパラメータ切替信号73の各信号は調節計6に入力され、パラメータ切替スイッチ18を切り替えることにより、外乱応答用PIDパラメータ16と目標値付近応答用PIDパラメータ17を適切に切り替えて、パラメータ切替機能付きPID演算器15に各パラメータを入力する。すなわち、SV−PV偏差が大きいプロセス値(PV)偏差設定外53の信号が検出され、またはプロセス値(PV)の変化率が大きい変化率大55の信号を検出すると、大きな外乱が入力されたと判断され、パラメータ切替機能付きPID演算器15のパラメータを、外乱応答性に順応した外乱応答用PIDパラメータ16に切り替える。
即ちOR回路711に信号53、55のいずれかが“1”の信号が入力された場合、外乱応答用PIDパラメータ16により制御される。更にSV−PV偏差が小さいプロセス値(PV)偏差設定内52の信号が検出され、かつプロセス値(PV)の変化率が小さい変化率小54の信号が検出されると、プロセス値(PV)が目標値(SV)付近に推移していると判断し、目標値付近の制御安定性に順応した目標値付近応答用PIDパラメータ17に切り替えて演算する。即ちAND回路712に偏差設定内52の信号の“1”の信号かつ変化率小54の信号の“1”の信号が入力されることにより、目標値付近応答用PIDパラメータ17により制御される。
以上のように実施の形態4では、1つの調節計の制御パラメータとして、外乱応答性に順応したパラメータと目標追従性に順応したパラメータを外乱の入力に応じて、適格にパラメータを選択し自動的に切り替えることができる。従って調節計1台で上記実施の形態1〜3と同等の効果を得ることが出来るので、構成部品を少なくした調節装置を提供することができる。尚本実施形態においても上記実施の形態3の構成を採用することができる。即ちパラメータが切り替わったときから一定時間切り替わった状態を維持するための切替状態保持タイマを備えるようにすることもできる。
その他上記した構成部品の数、寸法及び材料等について適宜変更することができる。
更に本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1,2,6 調節計、3 調節計切替演算器、4 調節計切替器、11 PI演算器、12 SV−PV偏差方向演算器、13 PV傾き演算器、14 積分演算実行条件部、16 外乱応答用PIDパラメータ、17 目標値付近応答用PIDパラメータ、
18 パラメータ切替スイッチ、21 PID演算器、31 SV−PV偏差演算器、
33 PV変化率演算器、35 調節計切替条件演算部、36 SV−PV正負演算部、37 PV傾斜演算部、58 切替状態保持タイマ。

Claims (5)

  1. 第1調節計と第2調節計との切り替えを行う調節計切替器と、
    前記調節計切替器に調節計切替信号を出力する調節計切替演算器を備えた制御選択調節装置であって、
    前記第1調節計は、PI演算器又はPID演算器と、目標値とプロセス値の差がプラスかマイナスかを検出するSV―PV偏差方向演算器と、前記プロセス値の変化の傾きを検出するPV傾き演算器と、前記SV―PV偏差方向演算器と前記PV傾き演算器により検出された条件に基づき前記PI演算器又は前記PID演算器の積分演算を停止させる信号を出力する積分演算実行条件部を備え、
    前記第2調節計はPI演算器又はPID演算器を備えたものであり、
    前記調節計切替演算器は、前記目標値と前記プロセス値との偏差が偏差設定値を逸脱しているか否かを検出するSV―PV偏差演算器と、前記プロセス値の変化率の絶対値が変化率設定値を逸脱しているか否かを検出するPV変化率演算器と、前記SV―PV偏差演算器及び前記PV変化率演算器で検出された信号を演算することにより前記調節計切替器に前記調節計切替信号を出力する調節計切替条件演算部を備えたものである制御選択調節装置。
  2. 前記第2調節計においては、前記PI演算器又は前記PID演算器にスミス法演算器を組み合わせたものである請求項1に記載の制御選択調節装置。
  3. 前記調節計切替演算器は、前記目標値と前記プロセス値との偏差がプラスかマイナスかを検出するSV―PV正負演算部と、前記プロセス値が増加しているか減少しているかを検出するPV傾斜演算部を備え、
    前記調節計切替演算器は、前記SV―PV正負演算部及び前記PV傾斜演算部により検出された条件に基づき前記調節計切替器に前記調節計切替信号を出力する請求項1又は請求項2に記載の制御選択調節装置。
  4. 前記調節計切替器は前記第1調節計又は前記第2調節計に切り替わったときから一定時間切り替わった状態を維持するための切替状態保持タイマを備えた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の制御選択調節装置。
  5. 外乱応答性に順応するパラメータを設定した外乱応答用PIパラメータ又は外乱応答用PIDパラメータと、目標値付近の応答に順応するパラメータを設定した目標値付近応答用PIパラメータ又は目標値付近応答用PIDパラメータとをパラメータ切替スイッチにより切り替えることによりPI演算器又はPID演算器を動作させる調節計と、
    前記パラメータ切替スイッチにパラメータ切替信号を出力するパラメータ切替演算器を備えた制御選択調節装置であって、
    前記パラメータ切替演算器は、目標値とプロセス値との偏差が偏差設定値を逸脱しているか否かを検出するSV―PV偏差演算器と、前記プロセス値の変化率の絶対値が変化率設定値を逸脱しているか否かを検出するPV変化率演算器と、前記SV―PV偏差演算器及び前記PV変化率演算器で検出された信号を演算することにより前記パラメータ切替スイッチにパラメータ切替信号を出力するパラメータ切替条件演算部を備えたものである制御選択調節装置。
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