JPH0267478A - 送液ポンプの定圧制御装置 - Google Patents

送液ポンプの定圧制御装置

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JPH0267478A
JPH0267478A JP21945888A JP21945888A JPH0267478A JP H0267478 A JPH0267478 A JP H0267478A JP 21945888 A JP21945888 A JP 21945888A JP 21945888 A JP21945888 A JP 21945888A JP H0267478 A JPH0267478 A JP H0267478A
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JP
Japan
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gain
pressure
deviation
setting
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP21945888A
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English (en)
Inventor
Minoru Kono
穣 河野
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH0267478A publication Critical patent/JPH0267478A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば液体クロマトグラフで移動層を供給する
ために用いられる小プランジヤ往復動型ポンプなどの送
液ポンプにおいて、その吐出圧力を一定に制御するため
の定圧制御装置に関するものである。
(従来の技術) 定圧制御は例えば液体りbマドグラフのカラム充填など
の目的で送液ポンプの吐出圧力を一定にするために利用
される。
定圧制御にはPI(比例積分)制御又はそれに微分要素
を加えたPID制御が行なわれ、ポンプの吸引、吐出特
性や流路部品の容量や抵抗から決められた比例定数と積
分定数がゲインとなり、プランジャの駆動速度が決定さ
れる。
従来のPI制御やPID制御ではゲインが一定に設定さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) ゲインが大きく設定されている場合、モータ始動時や圧
力設定値を大きく増加した場合、圧力設定値と圧力検出
値の間の偏差が大きいため大きな修正量が与えられる。
流路の抵抗や容量によってはこの修正のために圧力が急
激に上昇し1次のステップでの制御の修正では追いつか
ず、設定圧力値である目標値をオーバシュートすること
がある。
特にカラム充填の際は圧力のオーバーシュートは問題に
なることが多い。
逆に偏差が大きい場合でも修正量が小さくなるようにゲ
インを小さく設定されている場合は、今度は圧力が設定
値で安定した後にカラム充填による変動や送液する液を
切り替えた場合のように負荷が変動した場合には圧力を
調整する働きが弱くなって脈動の大きい送液となる。ま
た、ゲインが小さい状態ではデジタル制御の場合の計算
精度以下の不感帯のために定常偏差が残ることもある。
そこで、本発明は偏差が大きいときにオーバーシュート
が発生するのを防止し、圧力が設定値になった後は負荷
の変動に対してすばやく修正することのできる定圧制御
装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 第1図により本発明を説明すると、1は送液ポンプの吐
出流路に設けられた圧力検出手段、2は予定の圧力を設
定する圧力設定手段、3は圧力検出手段1の検出値と圧
力設定手段2の設定値とから偏差を検出する偏差検出部
、4は偏差検出部3で検出された偏差に応じてモータ制
御のゲインを設定するゲイン設定部、5は偏差検出部3
で検出された偏差とゲイン設定部4で設定されたゲイン
によってポンプモータ駆動回路6に制御信号を送出する
モータ制御部である。
ゲイン設定部4は偏差が大きいときゲインが小さくなり
、逆に偏差が小さいときゲインが大簀くなるようにゲイ
ンを設定する。偏差に基づいてゲインを設定する方法と
しては、偏差のしきい値を予め設定しておき、偏差がし
きい値以上になれば制御ループのゲインを予め定められ
た小さい値に設定し、逆に偏差がしきい値未満であれば
制御ループのゲインを予め定められた大き°い値に設定
するようにすればよい、他のゲイン設定方法は、ゲイン
設定部4に偏差が大きいほどゲインが小さく偏差が小さ
いほどゲインが大きくなるような偏差とゲインに関する
関数を設定しておき、その関数に従って偏差からゲイン
を求めるようにすることである。
(作用) モータ始動時や設定圧力を大きく増加させたときは、偏
差検出部3で大きな偏差が検出される。
ゲイン設定部4からは小さいゲインが設定され、モータ
制御部5は検出された偏差と設定されたゲインによって
ポンプの流量が少しずつ増加するようにポンプモータ駆
動回路6を制御する。
やがて、圧力検出手段1の検出圧力が圧力設定手段2の
設定圧力に近づいてくると、偏差検出部3の検出偏差が
小さくなり、ゲイン設定部4では大きなゲインが設定さ
れる。その結果、ポンプの吐出圧力は速やかに設定値に
整定する。
圧力が一定値になった後は、外乱(負荷の変動)が生じ
ても偏差が急激に大きくならない限り、ゲインが大きい
ので圧力をすばやく修正することができる。
一般的なPI副制御はプランジャを変位させるためのパ
ルスモータのパルス速度は、デジタル制御の場合1次の
(1)式のように決められる。
Pn=Pn−1+ΔPn     +++++  (1
)Pnはパルス速度、nはサンプリング時点を表わして
いる。Pn−1はサンプリング時点が1つ前のパルス速
度、ΔPnはパルス速度の修正量である。
ΔPnはつぎの(2)式で表わされる。
ΔPn=Kp (En−En−1)+KiEn  −−
(2)ここで、KPは比例ゲイン、Enは圧力の偏差、
E n−lは1つ前のサンプリング時点でのサンプリン
グ偏差、Kiは積分項ゲインであり、Ki=にτ/T”
1(Tiは積分時間、τは圧力のサンプリング周期)と
表わされる。この制御式ではKp、Kiがゲインであり
、本発明ではこのゲインKp、Kiを偏差に応じて変化
させる。(2)式はPI動作の制御式で、この形式は速
度型とよばれるものである。ΔPnは操作量ではなく、
操作の修正量を与える。
(実施例) 第2図は一実施例を表わす。
10は液体クロマトグラフの送液ポンプであり、パルス
モータにより駆動される。12は流路であリ、流路12
の吐出側には圧力検出手段である圧力センサ1が設けら
れている。ポンプ10のパルスモータはマイクロコンピ
ュータにより制御される。マイクロコンピュータはバス
14を介してCPU16、ROM18、RAM20が接
続されている。22は圧力を設定したり、動作を制御す
るのに使用される操作パネルである。CPU16はパル
ス速度をポンプモータ駆動回路6に設定することにより
、モータ回転数を制御し、ポンプ流量を決定する。
また、ポンプ吐出圧力は圧力センサ1により検出され、
圧力センサ1の検出値はアンプ24で増幅された後、A
/D変換器26でデジタル信号に変換されてCP、U 
16によって読み込まれる。
第2図の実施例において、第1図の圧力設定手段2.偏
差検出部3.ゲイン設定部4及びモータ制御部5はマイ
クロコンピュータによって実現される。
次に、一実施例の動作をPI副制御場合について第3図
のフローチャートを参照して説明する。
第3図のフローチャートは、ある一定時間間隔(例えば
10〜Looms)で起動されるプログラムである。
圧力センサ1による実測圧力Xnを読み込み、設定され
た圧力Rnとから偏差Enを検出する(ステップSl、
S2)、検出した偏差Enを予め設定された偏差のしき
い値Ethと比較しくステップS3) 、En>Eth
の場合はゲインである比例ゲインKPと積分項ゲインK
iをそれぞれ小さい値Kpl、 Kilに設定する(ス
テップS4)、また、ステップ3において、En>Et
hでない場合はゲインである比例ゲインKpと積分項ゲ
インKiをそれぞれ大きい値K ph 、 K ihに
設定する(ステップS5)、ここで、 Kph≧Kpl Kih≧Kil である。
設定されたゲインKPs Kiによりモータパルス速度
の修正量ΔPnを算出する(ステップS6)。
そして、算出されたΔPnを用いて(1)式によリモー
タのパルス速度Pnを設定し、ポンプモータ駆動回路6
に設定することにより、ポンプ10のパルスモータが駆
動される(ステップS7)。
実施例では第3図のステップS3,84.S5において
、偏差Enをしきい値Ethと比較することによってゲ
インKp、Kiを設定しているが、ゲイン設定部4には
偏差EnとゲインKp、Kiの関数を設定しておき、そ
の関数に従ってゲインK P yKiを算出してもよい
第3図において偏差Enが負になるとき、すなわち実測
圧力Xnが設定値Rnより大きくなるときは常に大きい
方のゲインK ph 、 K ihが設定されるが、ア
ンダーシュートが生じても実際には問題にならない、し
かしながら、アンダーシュートを避けようとすれば、ス
テップS2において偏差Enを絶対値で求め、偏差の絶
対値をしきい値と比較するようにすればよい。
実施例はPI副制御例であるが、PID制御の場合はそ
れに微分要素を加え、微分要素のゲインも偏差に応じて
変えるようにすればよい。
(発明の効果) 本発明では実測圧力と設定圧力の偏差を求め、偏差が大
きければゲインを小さく、偏差が小さければゲインを大
きく設定して送液ポンプのモータをPI副制御はPID
制御によって制御するようにしたので、設定値を変化さ
せた場合や始動時のオーバーシュートを抑え、かつ、圧
力が一定値に到達した後は負荷変動時の圧力の乱れを小
さくすることができる。圧力のオーバーシュートは例え
ば液体クロマトグラフのカラム充填の際に問題になるこ
とが多いので、特に本発明が有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示すブロック図、第2図は一実施例を
示すブロック図、第3図は一実施例の動作を示すフロー
チャート図である。 1・・・・・・圧力検出手段、2・・・・・・圧力設定
手段、3・・・・・・偏差検出部、4・・・・・・ゲイ
ン設定部、5・・・・・・モータ制御部、6・・・・・
・ポンプモータ駆動回路。 特許出願人 株式会社島津製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送液ポンプの吐出流路に設けられた圧力検出手段
    と、予定の圧力を設定する圧力設定手段と、前記圧力検
    出手段の検出値と前記圧力設定手段の設定値とから偏差
    を検出する偏差検出部と、前記偏差検出部で検出された
    偏差が大きいときゲインを小さく、偏差が小さいときゲ
    インを大きくするようにモータ制御のゲインを設定する
    ゲイン設定部と、前記偏差検出部で検出された偏差と前
    記ゲイン設定部で設定されたゲインによってポンプモー
    タ駆動回路に制御信号を送出するモータ制御部とを備え
    た送液ポンプの定圧制御装置。
JP21945888A 1988-08-31 1988-08-31 送液ポンプの定圧制御装置 Pending JPH0267478A (ja)

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