JPH0413722B2 - - Google Patents

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JPH0413722B2
JPH0413722B2 JP55177364A JP17736480A JPH0413722B2 JP H0413722 B2 JPH0413722 B2 JP H0413722B2 JP 55177364 A JP55177364 A JP 55177364A JP 17736480 A JP17736480 A JP 17736480A JP H0413722 B2 JPH0413722 B2 JP H0413722B2
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JP
Japan
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target value
time
changed
calculation processing
control method
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP55177364A
Other languages
English (en)
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JPS57100503A (en
Inventor
Shinichi Nakane
Hiroshi Fujeda
Tooru Kobayashi
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17736480A priority Critical patent/JPS57100503A/ja
Publication of JPS57100503A publication Critical patent/JPS57100503A/ja
Publication of JPH0413722B2 publication Critical patent/JPH0413722B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B5/00Anti-hunting arrangements
    • G05B5/01Anti-hunting arrangements electric

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プロセス制御方法に関し、目標値変
更時のオーバーシユートを大幅に抑制ないしは零
にすると共に、整定時間の早い制御方法を提供し
ようとするものである。ここでは、温度制御プロ
セスを例に挙げて説明する。
従来のプロセス制御方法のブロツク構成を第1
図に示す。ここで温度制御対象として水を例にと
り、入水温度をTWi,出湯温度すなわちプロセ
ス変数信号をTWOとする。システム系の制御部
1には、設定温度TWRと前記入水温度TWiとの
差TUPと、前記出湯温度TWOが入力され、その
偏差TER=TUP−TWOが、比例・積分・微分
演算部2,3,4にそれぞれ入力して処理され、
出力VK,VTi,VTDとなり、TC1=VK+VTi
+VTDが出力リミツタ5を介しTCとして制御部
から出される。この出力が、時定数項,むだ時間
項,ゲイン項を含んだ負荷プロセス6に加えられ
て出湯温度TWOが制御される。また、このシス
テムはフイードバツクループとなつており、前述
のようにTWOは制御部1に入力している。
次に、第2図で従来の制御方法の第1図各部の
応答特性を示す。制御部1への入力TUP,TWO
はサンプリング周期毎に取り込まれ、例えば位置
形比例,積分,微分演算処理の場合には、 TC1=Kp×TER+Kp/Ti×Δt×om=1 TERn+Kp×Td×1/Δt×(TERo−TERo-1 でTC1が演算され、比例項,積分項,微分項はそ
れぞれ、 VK=Kp×TER VTi=Kp/Ti×Δt×om=1 TERn VTD=Kp×Td×1/Δt×(TERo−TERo-1) で示される。Kpは、制御部の比例ゲイン、Tiは
積分時間、Tdは微分時間、Δtはサンプリング時
間を示す。第2図Bは、前記各項VK,VTi,
VTDの応答特性で、目標値変更と共に積分項
VTiも演算処理されている。Cは、リミツタ5を
出た後のTCで、TCnioTC1TCnaxで制限され
たTC1の値である。この従来の制御方法では、あ
る負荷プロセス範囲において調整された制御器パ
ラメータTi,Tdでは、第2図AのようなTWO特
性が存在する。プロセスゲイン最大の点で制御器
パラメータを調整し、Aのようなオーバーシユー
トを無くした場合には、最大負荷、つまりプロセ
スゲイン最小時の整定時間が長くなり過ぎてしま
う。そこで、被制御プロセス範囲全般に対して同
一調整パラメータを用い、オーバーシユートを極
端に抑制ないし零にすると共に、整定時間を短く
することは不可能であるという欠点を有してい
た。
本発明は、目標値変更時、比例項と微分項のみ
で制御を開始すると共に、出力偏差が前記変更目
標値に対してその変更量よりも小さいある値x%
以下になつた時点か、前記目標値変更後、比例と
微分演算処理のみでほぼ定常状態に達する所定時
間が経過した時点かのいづれか早い方の時点か
ら、積分項を付加したPID制御を実施すること
で、上記従来の欠点を解消するものである。
以下、本発明の一実施例について、第3図・第
4図に基づいて説明する。
第3図は、本発明のプロセス制御方法のブロツ
ク構成図である。従来例を示した第1図と異なる
点は、7の選択部が積分演算項に付して追加され
ていることと、8の目標値変更検出部が前記選択
部7に起動信号等を伝達していることで、これら
の働きを、以下第4図を混じえて説明する。設定
温度が、TWR0からTWR1に変更されれば、入
水温度TWiはほぼ同一なので、目標値TUPも
TUP0=0からTUP1に変更されたことが制御部
1内の目標値変更検出部8にて検知出来る。前記
目標値変更検出部8にて目標値の変更が検出され
ると、選択部7内の偏差判定部9及び計時部10
に信号が伝達される。偏差判定部9では、前記信
号を受けて、積分演算部3への入力信号をTERi
=0に固定すると共に、目標値変更量ΔTUP=
TUP1−TUP0より小さいある値x%を演算保持
し、入力信号である偏差TERが前記x%以下か
否かの判定を繰り返す。また、前記計時部10
は、目標値変更検出部8からの信号を受けて、所
定時間のカウントを開始する。この所定時間は、
積分演算を除いた、比例・微分制御のみで制御を
開始した後、プロセスの出力、すなわち、TWO
がほぼ安定状態に達するまでの時間とする。前記
のほぼ安定状態とは、比例・微分制御のみでは、
プロセス負荷により異なるが偏差TERは必ず残
るので、それ以上減少しないTERに達した状態
をいう。
上記の方法で制御を開始た後、偏差TERが前
記x%以下に達するか、あるいは、計時部10で
所定時間が経過すると、選択部7は積分演算部に
入力信号として、TERi=TERを与え、制御部と
しては比例・積分・微分演算処理を実施するので
ある。
ところで、前述したように、負荷のプロセスゲ
インKGがTUPよりも小さい範囲では、x%の設
定の仕方によつては、TERがΔTUPのx%以下
に達しないこともある。そこで、このように負荷
時の制御に対して、所定時間で積分制御を付加す
る時間制限を設け、偏差TERが無くなるように
しているのである。すなわち、給湯機を例にとれ
ば大流量の水を流すような負荷の大きな場合で
も、設定温度の湯が得られるまでの時間が約1分
以内が望ましく、積分制御を加え始めるタイミン
グのリミツト(所定時間)を30秒程度としてい
る。
これらの特性を第4図に示す。Bでは積分項
VTiがtt1が動作している様子が分かる。時刻
t1は、Aで出湯温度TWOが、TUPxに達したタ
イミングである。TUPxは、ΔTUP×x%=
TUP1−TUPxの関係になつている。Aの図から、
出湯温度TWOは、時刻t1を過ぎてから一度低下
方向に移行しており、この時に極値を通過してい
る。また、この極値に到達するまで微分演算項が
負の値であり、極値で零となつている。Cは、リ
ミツタを通つた後の出力TCを示している。
このように、本発明によれば、目標値変更時、
ある条件まで比例・微分制御(PD)をし、前記
条件が満足された時点で積分制御を加えてPID制
御に移行すれば、出湯温度TWOのオーバーシユ
ートを極端に抑制、ないしは零に出来ると共に、
整定時間も長くすることなく、対象とするプロセ
スの負荷範囲全域の制御を実施することが可能で
ある。ここで、比例・微分制御のみで出力制御
(TC)を開始した後、第4図のCでTCが一度低
下していき、極小値を通過して微分演算項が次第
に零に近づくことにより、出力TCはまた増加し
始める。この極小値通過時点から、出力結果
TWOは、定常状態、すなわち、比例項の飽和に
よる出力結果安定状態に移行し始める。それ故、
この極小点を通過し終えた点が、ほぼ定常状態に
達するタイミングと判断することが出来る。
第5図のAは、プロセス部6の負荷とオーバー
シユートΔTとの関係を示しており、アはΔTUP
=TUP2、イはΔTUP=TUP3のときで目標変更
と同時にPID演算処理を実施した場合である。ウ
は、x=75%のとき、プロセスゲイン高い領域で
オーバーシユートの発生している様子を示してい
る。Bは、負荷Qと、従来の制御方法での整定時
間tr-PIDと本発明の制御方法での整定時間tr-PDX
の比を示しており、ア,イの特性はそれぞれ
TUP2,TUP3に対応している。アでは、Q<Q
アの領域で、また、イでは、Q<Qイの負荷領域
で整定時間において本発明の制御方法の有利性が
分かる。Bではxを50%とした場合である。ま
た、Cでは、xをパラメータに取つてあり、75
%,50%,25%がそれぞれウ,エ,オの特性に対
応している。積分項を付加する時刻が早い程(x
%が大きい程)、あるTUPに対して大きなプロセ
ス負荷の領域まで、整定時間において本発明の制
御方法の有利性がうかがえる。但し、Aから分か
るように、ウではオーバーシユートが生じている
ので、制御仕様によつてはxを大きくして、目標
変更当初からPID制御に近づける方法が適切とは
限らない。そこで、プロセスの負荷範囲Q1から
Q2において前述の時定数,むだ時間,プロセス
ゲインの特性が明らかなものに対しては、変更目
標値量TUPの大きさによつて積分動作を付加す
る点x%を可変すれば、整定時間を極端に長くす
ることなくオーバーシユートを無くした目標値変
更特性とすることが可能である。
また、前述のように、負荷のプロセスゲイン
KGがTUP以下の範囲では、x%の設定値によつ
てTERがΔTUPのx%以下に達しないことがあ
る。そこで、プロセス負荷を検出する手段を設け
(すなわち、給湯機では流量を検出する)、この検
出手段からの信号に応じて、目標値変更後、積分
演算動作を追加する所定時間や、変更目標値量の
x%値を可変することにより、オーバーシユート
を大幅に抑制することが出来る上、整定時間を通
常のPID制御よりも短縮することが可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明のプロ
セス制御方法によれば、目標値変更時、比例と微
分演算処理のみで制御を開始すると共に、出力偏
差が前記変更目標値に対してその変更量よりも小
さいある値x%以下になつた時点から、前記目標
値変更後、比例と微分演算処理のみでほぼ定常状
態に達する所定時間が経過した時点かのいづれか
早い方の時点から積分演算処理を付加したPID動
作にすることで、プロセスのむだ時間に起因した
積分項によるオーバーシユートを極端に抑制ない
し、零に出来る上に、ある整定条件を満足するま
での到達時間(整定時間)を従来のPID制御方法
に対して短縮出来る効果が得られるものである。
また、上記説明ではオーバーシユートに関して
のみ言及してきたが、アンダーシユートが生ずる
ような目標値変更に対しても適用すれば、上記同
様に整定時間を短縮出来る上、アンダーシユート
を零ないし大幅に抑制することができるのであ
る。
本発明の方法は、計算機を用いても実現出来る
ことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプロセス制御方法のブロツク構
成図、第2図は従来の方法による目標値変更時の
第1図各部の応答特性図、第3図は本発明のプロ
セス制御方法のブロツク構成図、第4図A,B,
Cは本発明の方法による目標値変更時の第2図各
部の応答特性図、第5図Aはプロセス部6の負荷
とオーバーシユートΔTとの関係図、BはTUPを
パラメータに、またCはx%をパラメータにとつ
た場合のプロセス部6の負荷に対する、従来の制
御方法での整定時間tr-PIDと本発明の制御方法で
の整定時間tr-PDXとの比を示す関係図である。 2……比例演算処理部、3……積分演算処理
部、4……微分演算処理部、6……プロセス、7
……選択部、TWO……プロセス変数信号、TUP
……目標値、TER……出力偏差。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 目標値とプロセス変数信号の偏差に比例・積
    分・微分演算処理を施した後の結果を出力してプ
    ロセスを制御する方法において、目標値変更時、
    比例と微分演算処理のみで制御を開始すると共
    に、出力偏差が前記変更目標値に対してその変更
    量よりも小さいある値x%以下になつた時点か、
    前記目標値変更後、比例と微分演算処理のみでほ
    ぼ定常状態に達する所定時間が経過した時点かの
    いづれか早い方の時点から積分演算処理を付加し
    た制御を実施することを特徴とするプロセス制御
    方法。 2 変更目標値量に応じて、出力偏差に対するあ
    る値x%を変更することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のプロセス制御方法。 3 変更目標値量に応じて、積分演算処理を付加
    する前記目標値変更後の所定時間を変更すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプロセ
    ス制御方法。 4 プロセスの負荷に応じて、変更目標値量のあ
    る値x%を変更することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のプロセス制御方法。
JP17736480A 1980-12-16 1980-12-16 Process control method Granted JPS57100503A (en)

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JPS57100503A JPS57100503A (en) 1982-06-22
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566801A (ja) * 1991-09-06 1993-03-19 Kubota Corp 電磁式アクチユエータの制御装置
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