JP5112843B2 - Pidパラメータ調整装置および調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プロセス制御技術に係り、特にPID制御装置のPIDパラメータを調整するPIDパラメータ調整装置および調整方法に関するものである。
温調計などの制御機器では、リミットサイクル方式のオートチューニング(以下、ATとする)機能が広く採用されており、これによりPID制御演算のためのPIDパラメータ値が自動決定される(例えば特許文献1参照)。このリミットサイクル式のATは、制御対象に出力する操作量MVに上限値と下限値を予め設定し、操作量振幅が一定のリミットサイクルを発生させて、PIDパラメータ値を調整するようにしたものである。
特開2006−106925号公報
特許文献1に開示された従来のATでは、操作量が指定された回数だけ上下動するリミットサイクルを発生させてATを終了するようになっている。そして、操作量出力に対する制御応答、具体的には制御量PVの上下動の幅に関する情報Ahと時間に関する情報Thとに基づいてPIDパラメータ値を決定する。このため、厳密に言えば少ない情報に基づく「最良と考えられる推定値」を算出しているので、制御対象によっては、適切なPIDパラメータ値が算出される場合もあれば、不適切なPIDパラメータ値が算出される場合もあり得る。
このとき、従来のATでは、不適切とは言え過剰に安定な制御特性となるPIDパラメータ値が算出された場合は、制御が不安定化するという最悪な状態は回避されることになるが、即応性が過剰になり不安定な制御特性となるPIDパラメータ値が算出された場合は、ハンチングと言われる状態が発生するという問題点があった。ハンチングは、温度や圧力などの制御量PVが設定値SPに整定しない状態であり、製造プロセスにおける歩留まり低下や制御機器の短寿命化などの悪影響の原因にもなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ハンチングの発生を確実に回避することができるPIDパラメータ調整装置および調整方法を提供することを目的とする。
本発明のPIDパラメータ調整装置は、制御対象に一定振幅の操作量を出力し、この操作量出力に応じた制御応答と予め設定された算出係数に基づきPIDパラメータを算出してPID制御装置に設定するオートチューニング実行手段と、前記PID制御装置が前記PIDパラメータに基づいて制御対象に対する制御を開始した後に、制御量にハンチングが発生した場合に、このハンチングを抑制すべく前記PID制御装置のPIDパラメータを修正するハンチング抑制手段と、前記制御の整定状態を検出したときに、前記ハンチング抑制手段によるハンチング検出とハンチング抑制とを終了させる整定検出手段と、前記PID制御装置の修正前のPIDパラメータと前記ハンチング抑制手段によって修正された修正後のPIDパラメータとの変化比率に基づき、前記オートチューニング実行手段の算出係数を修正する算出係数修正手段を備えるものである。
また、本発明のPIDパラメータ調整装置の1構成例は、さらに、前記制御の整定状態を検出したときに、制御の安定性が確認されたことをユーザに通知する通知手段を備えるものである。
また、本発明のPIDパラメータ調整方法は、制御対象に一定振幅の操作量を出力し、この操作量出力に応じた制御応答と予め設定された算出係数に基づきPIDパラメータを算出してPID制御装置に設定するオートチューニング実行手順と、前記PID制御装置が前記PIDパラメータに基づいて制御対象に対する制御を開始した後に、制御量にハンチングが発生した場合に、このハンチングを抑制すべく前記PID制御装置のPIDパラメータを修正するハンチング抑制手順と、前記制御の整定状態を検出したときに、前記ハンチング抑制手順によるハンチング検出とハンチング抑制とを終了させる整定検出手順と、前記PID制御装置の修正前のPIDパラメータと前記ハンチング抑制手順によって修正された修正後のPIDパラメータとの変化比率に基づき、前記オートチューニング実行手順の算出係数を修正する算出係数修正手順とを備えるものである。
本発明によれば、オートチューニングの動作が終了した後、制御の整定状態を検出するまでの限られた時間のみハンチング検出とハンチング抑制とを実行するようにしたので、必要に応じてハンチング抑制のためのPIDパラメータ修正を、制御外乱の影響を受けることなく適切に行うことが可能となる。結果として、本発明では、オートチューニング機能とハンチング抑制機能を併用することができ、ハンチングの発生を確実に回避することができる。
また、本発明では、PID制御装置の修正前のPIDパラメータとハンチング抑制手段によって修正された修正後のPIDパラメータとの変化比率に基づき、オートチューニング実行手段の算出係数を修正するようにしたので、何らかの事情によりオートチューニングを再実行しなければならなくなったときに、ハンチング抑制機能を頼りにせずに、安定な制御特性となるPIDパラメータをオートチューニング実行手段で算出することが可能になる。
また、本発明では、PID制御の整定状態を検出したときに、制御の安定性が確認されたことをユーザに通知することにより、ユーザは制御対象を本稼働状態にしてよいことを認識できる。
[発明の原理1]
特開平9−160604号公報、特開平10−105201号公報などには、温調計などの制御機器に実装可能なハンチング抑制機能(振動判断機能と抑制機能)が開示されている。このハンチング抑制機能は、制御実行中に制御対象の特性が変化してハンチングが発生した場合に、ハンチングを自動検出してPIDパラメータ値を自動修正する機能である。この機能があれば、従来のATの問題点は解消されることになる。しかし、多くの制御系では、制御実行中に連続的に制御量外乱が印加されてハンチングと区別の付き難い状況が発生すると、結果的にハンチング抑制機能の誤動作によるPIDパラメータ値の自動修正が起こる可能性があるため、ATとハンチング抑制機能の併用は実用されていない。
発明者は、このような事情を把握、考察した。その上で、温調計などの制御機器の多くのオペレータが制御量外乱が印加されていない状態でATを起動することに、本発明の発明者は着眼した。すなわち、ATを起動する場合は強制的に操作量MVを上下動させ、これに伴い制御量PVも強制的に上下動させられるので、製造プロセスにおける悪影響が発生することは明らかである。オペレータはそのことを承知しているので、製造プロセスの本稼動中にはATを起動しない。製造プロセスが本稼働していない場合は、周辺機器などの関連動作もないので、結果的に外乱が印加されないことなる。発明者は、このことに着眼し、ATを起動しATが終了した後、ハンチングが検出されないことを自動確認する(整定検出)までの限られた時間のみハンチング抑制機能を実行することで、外乱の影響を受けない適切なハンチング抑制が必要に応じて行なわれるようにすれば、課題解決のために有効であることに想到した。
[発明の原理2]
ATによって算出されるPIDパラメータ値は、例えば特許文献1などに開示されているように、特定の算出係数を用いて算出される。一方で、ハンチング抑制機能によるPIDパラメータ値の修正では、修正前後のPIDパラメータ値の変化比率を与えることが可能である。したがって、この変化比率を上記算出係数に反映すれば、算出係数自体も自動修正することが可能になる。その場合、何らかの事情によりATを再実行しなければならなくなったときに、基本的にはハンチング抑制機能を頼りにせずに、安定な制御特性となるPIDパラメータ値を算出することが可能になる。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係るPIDパラメータ調整装置の構成を示すブロック図である。
PIDパラメータ調整装置1は、リミットサイクル式のATによりPIDパラメータを算出し、算出したPIDパラメータをPID制御装置2に設定するAT実行部3と、AT完了通知を出力するAT完了処理部4と、PID制御装置2がPIDパラメータに基づいて制御対象に対する制御を開始した後に、制御量PVにハンチングが発生した場合に、このハンチングを抑制すべくPIDパラメータを修正するハンチング抑制部5と、制御の整定状態を検出したときに、ハンチング抑制部5によるハンチング検出とハンチング抑制とを終了させる整定検出部6と、PID制御装置2の修正前のPIDパラメータとハンチング抑制部5によって修正された修正後のPIDパラメータとの変化比率に基づき、AT実行部3の算出係数を修正するAT算出係数修正部7とを有する。整定検出部6は、制御の整定状態を検出したときに、制御の安定性が確認されたことをユーザに通知する通知手段を構成している。
図2は本実施の形態のPIDパラメータ調整装置1およびPID制御装置2を適用する温度制御系の1例を示す図である。図2の例では、加熱処理炉11の内部にヒータ12と温度センサ13とが設置されている。温度センサ13は、ヒータ12によって加熱される空気の温度PVを測定する。温調計10は、温度PVが設定値SPと一致するように操作量MVを算出する。電力調整器14は、操作量MVに応じた電力を決定し、この決定した電力を電力供給回路15を通じてヒータ12に供給する。こうして、温調計10は、加熱処理炉11内の温度を制御する。PIDパラメータ調整装置1およびPID制御装置2は、この温調計10の内部に設けられるものである。
以下、PIDパラメータ調整装置1およびPID制御装置2の動作を説明する。図3はPIDパラメータ調整装置1およびPID制御装置2の動作を示すフローチャート、図4は本実施の形態で用いるリミットサイクル式のATを説明するための波形図である。
設定値SPは、オペレータによって設定され、PIDパラメータ調整装置1とPID制御装置2に入力される。制御量PVは、図示しないセンサによって検出され、PIDパラメータ調整装置1とPID制御装置2に入力される。
例えばオペレータの指示によりAT機能が起動すると(図3ステップS1)、AT実行部3は、リミットサイクルを発生させる(ステップS2)。つまり、AT実行部3は、制御量PVが設定値SPより大きい場合、予め定められた操作量下限設定値ALを操作量MVとして制御対象に出力し、制御量PVが設定値SP以下の場合、予め定められた操作量上限設定値AUを操作量MVとして制御対象に出力することを、操作量MVの上下動が所定回数に達するまで繰り返し行う。こうして、図4に示すように操作量MVの振幅が一定のリミットサイクルが発生する。なお、図2の例の場合、操作量MVの出力先が電力調整器14であることは言うまでもない。
続いて、AT実行部3は、上下動極値検出処理を行う(ステップS3)。この上下動極値検出処理では、AT実行部3は、図4に示すように、設定値SPと制御量PVの最新の極値との偏差(SP−PV)である第1の極値偏差Er1、設定値SPと制御量PVの2番目に新しい極値との偏差である第2の極値偏差Er2、第1の極値偏差Er1の直前に偏差の正負が逆転した時刻t5から第1の極値偏差Er1が得られた時刻t6までの時間である第1の操作量切換経過時間Th1、第2の極値偏差Er2の直前に偏差の正負が逆転した時刻t3から第2の極値偏差Er2が得られた時刻t4までの時間である第2の操作量切換経過時間Th2を求める。
次に、AT実行部3は、上下動極値検出処理で検出した制御応答の結果と、PIDパラメータ値算出用に予め定められた算出係数α0,β0,γ0(例えばα0=1、β0=1、γ0=1)により、PIDパラメータを以下のように算出する(ステップS4)。
Pb0=100.0α0|Er2−Er1|/{0.9(AU−AL)} ・・(1)
Ti0=β0(Th1+Th2) ・・(2)
Td0=0.21γ0(Th1+Th2) ・・(3)
そして、AT実行部3は、算出した比例帯Pb0、積分時間Ti0及び微分時間Td0をPID制御装置2に設定する。以上でATが完了する。なお、ATの詳細については、例えば特許文献1や特開2003−330504号公報などに開示されている。
AT完了処理部4は、ATが完了すると、PID制御装置2とハンチング抑制部5と整定検出部6にATが完了したことを通知する(ステップS5)。
AT完了通知を受けたPID制御装置2は、設定値SPと制御量PVに基づいて、次式のように操作量MVを算出して制御対象に出力することを制御周期毎に行う(ステップS6)。
MV=(ζ/Pb0){1+(1/Ti0s)+Td0s}(SP−PV)
・・・(4)
式(4)において、sはラプラス演算子、定数ζは例えば100である。ATと同様に、図2の例の場合、操作量MVの出力先が電力調整器14であることは言うまでもない。
一方、AT完了処理部4からAT完了の通知を受けると、ハンチング抑制部5と整定検出部6が起動する。
ハンチング抑制部5は、制御量PVにハンチング(振動)が発生していることを検出すると(ステップS7においてYES)、PID制御装置2のPIDパラメータ(比例帯Pb0、積分時間Ti0、微分時間Td0)を修正し、ハンチングを抑制する(ステップS8)。ハンチング抑制方法については、例えば特開平9−160604号公報、特開平10−105201号公報に開示されている。
次に、整定検出部6は、設定値SPと制御量PVに基づき、制御が整定しているかどうかを判定する(ステップS9)。こうして、ステップS6〜S9の処理が制御周期毎に繰り返される。なお、整定判定方法については、例えば特開平9−160604号公報などに開示されている。
整定検出部6は、制御が整定状態になったことを検出すると、ハンチング抑制部5の動作(ハンチング検出とハンチング抑制)を終了させると共に(ステップS10)、制御の安定性が確認されたことをユーザに通知する(ステップS11)。このときの通知は、文字表示でもよいし、音声通知でもよいし、LEDを点滅させてもよい。この通知により、ユーザは、制御対象を本稼動状態にしてもよいことを確認できる。すなわち本実施の形態では、本稼動状態になる以前に、外乱の影響を受けない適切なハンチング抑制が必要に応じて行なわれるようになる。
最後に、AT算出係数修正部7は、AT実行部3に設定された算出係数α0,β0,γ0を修正する(ステップS12)。ハンチング抑制部5によって修正された最新のPIDパラメータ(整定状態検出時点またはその直前に修正されたPIDパラメータ)のうち、比例帯をPb1、積分時間をTi1、微分時間をTd1とし、修正後の算出係数をα1,β1,γ1とする。このとき、算出係数α1,β1,γ1は、以下のように計算される。
α1=α0(Pb1/Pb0) ・・・(5)
β1=β0(Ti1/Ti0) ・・・(6)
γ1=γ0(Td1/Td0) ・・・(7)
そして、AT算出係数修正部7は、AT実行部3に設定されている算出係数α0,β0,γ0をそれぞれα1,β1,γ1に修正する。ここで、Pb1/Pb0、Ti1/Ti0、Td1/Td0は、PIDパラメータ値の変化比率に相当する。
以上で、PIDパラメータ調整装置1の処理が終了する。以後は、PID制御装置2がステップS6と同様のPID制御を行う。
以上のように、本実施の形態では、ATが終了した後、制御の整定状態を検出するまでの限られた時間のみハンチング検出とハンチング抑制とを実行するようにしたので、必要に応じてハンチング抑制のためのPIDパラメータ修正を、制御外乱の影響を受けることなく適切に行うことが可能となる。外乱の影響を受けない理由は、一般にAT実行時の制御対象は本稼働状態ではないからである。例えば図2の加熱処理炉11の場合、本稼働状態では加熱処理炉11内に加熱対象の製品を搬入するが、本稼働状態以前の状態では製品を搬入しない。結果として、本実施の形態では、AT機能とハンチング抑制機能を併用することができ、ハンチングの発生を確実に回避することができる。
また、本実施の形態では、PID制御装置2の修正前のPIDパラメータとハンチング抑制部5によって修正された修正後のPIDパラメータとの変化比率に基づき、AT実行部3の算出係数を修正するようにしたので、何らかの事情によりATを再実行しなければならなくなったときに、ハンチング抑制機能を頼りにせずに、安定な制御特性となるPIDパラメータをAT実行手段で算出することが可能になる。すなわち、ATを再実行する場合には、ハンチング抑制機能を再実行しなくてもよいし、ハンチング抑制を再実行する場合でも整定状態までの所要時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態で説明したPIDパラメータ調整装置1およびPID制御装置2は、CPU、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、PID制御装置のパラメータ調整に適用することができる。
本発明の実施の形態に係るPIDパラメータ調整装置の構成を示すブロック図である。 図1のPIDパラメータ調整装置およびPID制御装置を適用する温度制御系の1例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPIDパラメータ調整装置およびPID制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態で用いるリミットサイクル式のオートチューニングを説明するための波形図である。
符号の説明
1…PIDパラメータ調整装置、2…PID制御装置、3…AT実行部、4…AT完了処理部、5…ハンチング抑制部、6…整定検出部、7…AT算出係数修正部。

Claims (4)

  1. 制御対象に一定振幅の操作量を出力し、この操作量出力に応じた制御応答と予め設定された算出係数に基づきPIDパラメータを算出してPID制御装置に設定するオートチューニング実行手段と、
    前記PID制御装置が前記PIDパラメータに基づいて制御対象に対する制御を開始した後に、制御量にハンチングが発生した場合に、このハンチングを抑制すべく前記PID制御装置のPIDパラメータを修正するハンチング抑制手段と、
    前記制御の整定状態を検出したときに、前記ハンチング抑制手段によるハンチング検出とハンチング抑制とを終了させる整定検出手段と
    前記PID制御装置の修正前のPIDパラメータと前記ハンチング抑制手段によって修正された修正後のPIDパラメータとの変化比率に基づき、前記オートチューニング実行手段の算出係数を修正する算出係数修正手段とを備えることを特徴とするPIDパラメータ調整装置。
  2. 請求項1記載のPIDパラメータ調整装置において、
    さらに、前記制御の整定状態を検出したときに、制御の安定性が確認されたことをユーザに通知する通知手段を備えることを特徴とするPIDパラメータ調整装置。
  3. 制御対象に一定振幅の操作量を出力し、この操作量出力に応じた制御応答と予め設定された算出係数に基づきPIDパラメータを算出してPID制御装置に設定するオートチューニング実行手順と、
    前記PID制御装置が前記PIDパラメータに基づいて制御対象に対する制御を開始した後に、制御量にハンチングが発生した場合に、このハンチングを抑制すべく前記PID制御装置のPIDパラメータを修正するハンチング抑制手順と、
    前記制御の整定状態を検出したときに、前記ハンチング抑制手順によるハンチング検出とハンチング抑制とを終了させる整定検出手順と
    前記PID制御装置の修正前のPIDパラメータと前記ハンチング抑制手順によって修正された修正後のPIDパラメータとの変化比率に基づき、前記オートチューニング実行手順の算出係数を修正する算出係数修正手順とを備えることを特徴とするPIDパラメータ調整方法。
  4. 請求項記載のPIDパラメータ調整方法において、
    さらに、前記制御の整定状態を検出したときに、制御の安定性が確認されたことをユーザに通知する通知手順を備えることを特徴とするPIDパラメータ調整方法。
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