JP2019101847A - 制御装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記変更量の目標値は、前記操作量に対する減算量の目標値である操作量減算値であり、前記変更量算出部は、ゼロ値と異なる前記操作量減算値を取得したときに、前記操作量減算値に近づいた後にゼロ値へと徐々に収束する前記変更量として操作量減算量を算出し、前記操作量変更部は、前記操作量算出部によって算出された操作量から、前記変更量算出部によって算出された操作量減算量を減算することを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記変更量の目標値は、前記操作量に対する加算量の目標値である操作量加算値と、前記操作量に対する減算量の目標値である操作量減算値であり、前記変更量算出部は、ゼロ値と異なる前記操作量加算値を取得したときに、前記操作量加算値に近づいた後にゼロ値へと徐々に収束する前記変更量として操作量加算量を算出し、ゼロ値と異なる前記操作量減算値を取得したときに、前記操作量減算値に近づいた後にゼロ値へと徐々に収束する前記変更量として操作量減算量を算出し、前記操作量変更部は、前記変更量算出部によって前記操作量加算量が算出されたときに、この操作量加算量を前記操作量算出部によって算出された操作量に加算し、前記変更量算出部によって前記操作量減算量が算出されたときに、この操作量減算量を前記操作量算出部によって算出された操作量から減算することを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記変更量算出部は、フィードフォワードの大きさを規定する第2のパラメータを、前記第1のパラメータに連動して自動決定することを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記変更量の目標値は、前記操作量をフィードフォワード分だけステップ変更した値である。
このリミット処理した操作量を制御対象に出力する第6のステップとを含むことを特徴とするものである。
オペレータによる任意の操作量加算分(減算分も含む)は、制御の構造としてはフィードフォワード分として位置付けることができる。
温調計のPID演算による操作量出力は、温調計で算出される操作量MVのみにより出力飽和を判断して、積分動作に対するアンチリセットワインドアップの処理が行なわれる。したがって、定常的に残留するフィードフォワード分をフィードバック分(PID演算による操作量MV)に加算したままにしておくと、温調計側では正常に機能しなくなるという課題を解決する必要がある。例えば、出力飽和には十分に余裕のある操作量MV=60%を温調計が出力しているときに、50%のフィードフォワード分が加算されると110%になり、100%を超える出力飽和状態になるが、温調計としてはアンチリセットワインドアップの処理が実行されないという不整合が発生する。
操作量MVに対するフィードフォワード分の変更量の時間に関するパラメータTf(第1のパラメータ)を、PIDパラメータ(例えば積分時間Ti)に連動して自動決定する。これにより、操作量MVのフィードフォワード分の変化が、制御の上下動が発生する際の周期と、概ね一致するように維持しやすくできる。
フィードフォワード分は操作量加算分あるいは操作量減算分のステップ的な追加を意味するように指定させることで、オペレータがフィードフォワード分をマニュアル操作することが容易になる。また、この操作を自動的に再現するための指示内容も簡素化できる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。本実施例は、上記発明の原理1、発明の原理2、発明の原理3に対応する例である。ここでは、汎用フィードバックコントローラ(PID制御の温調計)への適用例として説明する。
図2は本実施例の制御系のブロック線図である。図2のPは制御対象を示している。
制御量PV(例えば温度計測値)は、図示しない計測器(例えば被加熱物の温度を計測する温度センサ)によって計測され、操作量算出部1に入力される(図3ステップS101)。
MV=(100/Pb){1+(1/Tis)+Tds}(SP−PV)
・・・(1)
Pbは比例帯、Tiは積分時間、Tdは微分時間、sはラプラス演算子である。
MV_P={Kxs/(1+Tfs)2}FF_P ・・・(2)
MV_M={Kxs/(1+Tfs)2}FF_M ・・・(3)
MV_F=MV+MV_P−MV_M ・・・(4)
IF MV_F<OL THEN MV_F’=OL ・・・(5)
IF MV_F>OH THEN MV_F’=OH ・・・(6)
つまり、リミット処理部7は、MV_Fが操作量下限値OLより小さい場合、操作量MV_F’=OLとし、操作量MV_Fが操作量上限値OHより大きい場合、操作量MV_F’=OHとする。
Gp=Kpexp(−Lps)/(1+Tps) ・・・(7)
Claims (8)
- 設定値と制御量とを入力としてPID制御演算により操作量を算出するように構成された操作量算出部と、
前記操作量に対するフィードフォワード分の変更量の目標値を取得するように構成された変更量目標値取得部と、
ゼロ値と異なる前記変更量の目標値を取得したときに、前記変更量の目標値に近づいた後にゼロ値へと徐々に収束する変更量を算出するように構成された変更量算出部と、
前記操作量算出部によって算出された操作量を前記変更量算出部によって算出された変更量の分だけ変更するように構成された操作量変更部と、
この操作量変更部によって変更された操作量を操作量下限値以上で操作量上限値以下の値に制限するリミット処理を行なうように構成されたリミット処理部と、
このリミット処理された操作量を制御対象に出力するように構成された操作量出力部とを備えることを特徴とする制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記変更量の目標値は、前記操作量に対する加算量の目標値である操作量加算値であり、
前記変更量算出部は、ゼロ値と異なる前記操作量加算値を取得したときに、前記操作量加算値に近づいた後にゼロ値へと徐々に収束する前記変更量として操作量加算量を算出し、
前記操作量変更部は、前記操作量算出部によって算出された操作量に、前記変更量算出部によって算出された操作量加算量を加算することを特徴とする制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記変更量の目標値は、前記操作量に対する減算量の目標値である操作量減算値であり、
前記変更量算出部は、ゼロ値と異なる前記操作量減算値を取得したときに、前記操作量減算値に近づいた後にゼロ値へと徐々に収束する前記変更量として操作量減算量を算出し、
前記操作量変更部は、前記操作量算出部によって算出された操作量から、前記変更量算出部によって算出された操作量減算量を減算することを特徴とする制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記変更量の目標値は、前記操作量に対する加算量の目標値である操作量加算値と、前記操作量に対する減算量の目標値である操作量減算値であり、
前記変更量算出部は、ゼロ値と異なる前記操作量加算値を取得したときに、前記操作量加算値に近づいた後にゼロ値へと徐々に収束する前記変更量として操作量加算量を算出し、ゼロ値と異なる前記操作量減算値を取得したときに、前記操作量減算値に近づいた後にゼロ値へと徐々に収束する前記変更量として操作量減算量を算出し、
前記操作量変更部は、前記変更量算出部によって前記操作量加算量が算出されたときに、この操作量加算量を前記操作量算出部によって算出された操作量に加算し、前記変更量算出部によって前記操作量減算量が算出されたときに、この操作量減算量を前記操作量算出部によって算出された操作量から減算することを特徴とする制御装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置において、
前記変更量算出部は、前記変更量の時間に関する第1のパラメータを、前記操作量算出部のPIDパラメータに連動して自動決定することを特徴とする制御装置。 - 請求項5記載の制御装置において、
前記変更量算出部は、フィードフォワードの大きさを規定する第2のパラメータを、前記第1のパラメータに連動して自動決定することを特徴とする制御装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の制御装置において、
前記変更量の目標値は、前記操作量をフィードフォワード分だけステップ変更した値であることを特徴とする制御装置。 - 設定値と制御量とを入力としてPID制御演算により操作量を算出する第1のステップと、
前記操作量に対するフィードフォワード分の変更量の目標値を取得する第2のステップと、
ゼロ値と異なる前記変更量の目標値を取得したときに、前記変更量の目標値に近づいた後にゼロ値へと徐々に収束する変更量を算出する第3のステップと、
前記第1のステップで算出した操作量を前記第3のステップで算出した変更量の分だけ変更する第4のステップと、
この第4のステップで変更した操作量を操作量下限値以上で操作量上限値以下の値に制限するリミット処理を行なう第5のステップと、
このリミット処理した操作量を制御対象に出力する第6のステップとを含むことを特徴とする制御方法。
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JP2017233250A JP6974143B2 (ja) | 2017-12-05 | 2017-12-05 | 制御装置および制御方法 |
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JP2017233250A Active JP6974143B2 (ja) | 2017-12-05 | 2017-12-05 | 制御装置および制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6974143B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023026552A1 (ja) * | 2021-08-26 | 2023-03-02 | オムロン株式会社 | 温度制御装置および温度制御方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01248205A (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-03 | Toshiba Corp | プロセス制御装置 |
JPH06168004A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-06-14 | Rika Kogyo Kk | 制御装置 |
US5504672A (en) * | 1993-09-10 | 1996-04-02 | Hardiman; Ted L. | Industrial process controller and method of process control |
-
2017
- 2017-12-05 JP JP2017233250A patent/JP6974143B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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