JPH06168004A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH06168004A
JPH06168004A JP34532392A JP34532392A JPH06168004A JP H06168004 A JPH06168004 A JP H06168004A JP 34532392 A JP34532392 A JP 34532392A JP 34532392 A JP34532392 A JP 34532392A JP H06168004 A JPH06168004 A JP H06168004A
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典昭 小山
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義朗 杉原
Koichi Sakakura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PID形制御装置において、目標値の変化に
対して微分演算が制御応答の向上に適切に作用し、かつ
微分演算による出力信号の引戻しも発生しないようにす
る。 【構成】 減算部1は入力信号SVnと目標値PVnか
ら制御偏差Enを比例演算部19、積分演算部21に出
力する。入力値PVnを入力微分演算部23aで微分処
理し、目標値SVnを目標値微分演算部35で微分処理
する。加算部25は比例、積分および微分演算出力PV
n、In、Dpnを加算して第1のPID信号PIDp
nを第1の出力リミッタ29へ出力する。加算部37は
第1の出力リミッタ29で制限された第1のPID信号
PIDpn’に目標値の微分演算出力Dsnを加算して
第2のPID信号PIDnを得る。第2の出力リミッタ
33は第2のPID信号を制限して出力信号MVnを出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は比例、積分および微分演
算いわゆるPID演算を行なう制御装置に係り、特にそ
の微分演算を改良した制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のPID形の制御装置とし
ては、手動/自動運転のバンプレス切換が容易である等
の理由から、図9に示すような速度形PID構成が良く
用いられている。この構成は、減算部1で目標値SVn
から入力信号PVnを減算して得た制御偏差Enを比例
変化分演算部3および積分変化分演算部5へ加えるとと
もに入力信号PVnを微分変化分演算部7へ加え、比例
変化分演算部3および積分変化分演算部5からの演算出
力ΔPn、ΔInを加算部9で加算し、この加算出力に
対して加算部11で微分変化分演算部7からの演算出力
ΔDnを減算して得たPID変化信号ΔPIDnを速度
/位置形変換部13へ加え、このPID変化信号ΔPI
Dnとこれより一時点前(n−1時点)のPID信号P
ID(n−1)から速度/位置形変換部13でPID信
号PIDnを演算し、このPID信号PIDnを出力リ
ミッタ15を介して出力信号MVnとして出力するよう
になっている。なお、(n−1)について図面では()
を省略する(以下同じ)。
【0003】しかも、PID信号PIDnが出力リミッ
タ15の上限値MH又は下限値MLを越えたとき、変換
制御部17によってPID変化信号ΔPIDnのうち制
限値ML又はMHを越えた分を切捨てるように速度/位
置形変換部13を制御している。この速度形PID構成
の制御装置は、目標値SVnの変更等によって出力信号
MVnが大きく変化しても、出力リミッタ15によって
それを制限値MH〜ML内に制限するとともに、変換制
御部17で速度/位置形変換部13を制御することによ
り、過積分によって入力信号PVnが目標値SVnを行
過ぎてしまう現象いわゆるリセットワインドアップ現象
が生じるのを抑えている。
【0004】すなわち、速度/位置形変換部13では通
常 PIDn=PID(n−1)+ΔPIDn PID(n−1)=PIDn のような演算が行なわれるが、PID信号PIDnが制
限値MH又はMLを越えているとき、変換制御部17は
PID信号PIDnを次のように変更する。 PIDn>MHのとき:PIDn=MH、PID(n−
1)=MH PIDn<MLのとき:PIDn=ML、PID(n−
1)=ML
【0005】また、速度形PID構成に類似した位置形
PID構成の制御装置についても、速度形PID構成と
同様な出力処理が行なえるよう図10のように積分値を
任意に変更できる積分制御部を設けたものが用いられて
いる。この構成は、減算部1からの制御偏差Enを比例
演算部19および積分演算部21に加えるとともに入力
信号PVnを微分演算部23へ加え、これら比例演算部
19、積分演算部21および微分演算部23からの演算
出力Pn、In、Dnを加算部25で加減算し、得られ
たPID信号PIDnを出力リミッタ15を介して出力
信号MVnとして出力するとともに、n時点のPID信
号PIDnが出力リミッタ15の制限値MH又はMLを
越えるとき、積分制御部27によって積分演算部21か
らの積分出力InをMH−(Pn−Dn)又はML−
(Pn−Dn)に修正制御している。
【0006】この位置形PID構成の制御装置において
も、積分制御部27を介して積分演算部21を制御し、
過積分を抑制えて入力信号PVの行過量を小さくしてリ
セットワインドアップ現象を抑えている。すなわち、図
10の積分演算部21は通常 In=I(n−1)+ΔIn I(n−1)=In のような演算を行なうが、PID信号PIDnが制限値
MH又はMLを越えているとき、積分制御部27が積分
値Inを次のように変更する。 PIDn>MHのとき:In=MH−(Pn−Dn)、
I(n−1)=In PIDn<MLのとき:In=ML−(Pn−Dn)、
I(n−1)=In
【0007】ところで、上述した各制御装置は、次のよ
うな理由からステップ状に変化しない入力信号PVnだ
けを微分するようにしている。一般に、この種の制御装
置では、上述したようにPID信号PIDnや積分値I
nを変更することによってリセットワインドアップ現象
を抑えることができる反面、偏差Enに対して微分演算
を行なうようにした場合、目標値SVをステップ状に変
更すると、PID信号PIDnが一度制限値MH又はM
Lに達した後、制限値内に大きく引戻されるいわゆる微
分引戻し現象が発生してしまう。
【0008】図11はそのような微分引戻し現象を説明
する図である。図11中の一点鎖線は、仮に図9又は図
10の制御装置を偏差微分構成とし、目標値SVをステ
ップ状に変更したとき、変換制御部17や積分制御部2
7を設けない場合のPID信号PIDnの目標値変更応
答であり、微分演算が効いて出力信号MVnがピークA
点を有するパルス状波形となっている。このPID信号
PIDnに対し、図9の構成では変換制御部17がPI
D信号PIDnのピークA点を出力リミッタ15の上限
値MHに抑え、図10の構成では積分制御部27が積分
値InをMH−(Pn−Dn)に変更することにより、
各々PID信号PIDnが上限値MHに等しくなる処理
している。
【0009】これは図11中の一点鎖線で示された波形
にバイアスをかけてピークA点を上限値MHまで下方向
に平行移動したことと等価である。そのため、変換制御
部17や積分制御部27を付加した場合のPID信号P
IDnは、図11中の点線のように目標値変更のタイミ
ングで上限値MHになった後、急激に逆方向(下限値M
L側)に引戻され、その結果として同図の点線のように
入力信号PVの応答が遅れるという不具合が発生する。
このような理由から上述した図9や図10の従来構成で
は、ステップ状に変化しない入力信号PVを微分する入
力微分構成となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように制御装置を入力微分形PID構成にすると、目
標値SVのステップ状変更に対する応答は良いが、目標
値SVを時間関数で連続的に変化させ、それに入力信号
PVを追従させようとすると、目標値SVに対して微分
演算が効かないため追従性が悪くなる難点がある。もっ
とも、図12に示すように、減算部1からの制御偏差E
nを比例変化分演算部3、積分変化分演算部5および微
分演算部23へ加え、比例変化分演算部3および積分変
化分演算部5からの演算出力ΔPn、ΔInを加算部9
で加算し、この加算出力であるPI変化信号ΔPInを
速度/位置形変換部13へ加え、この速度/位置形変換
部13からのPI出力PInを第1の出力リミッタ29
で制限したPI出力PIn’を加算部31へ加え、これ
と微分演算部23からの演算出力Dnとを加算部31で
加算して得たPID信号PIDnを第2の出力リミッタ
33へ加え、この第2の出力リミッタ33から出力信号
MVnを出力する構成も提案されている。なお、変換制
御部17は上述した図9と同様である。
【0011】この構成は、比例変化分演算部3および積
分変化分演算部5からの演算出力ΔPn、ΔInだけを
まとめて速度/位置形変換部13および変換制御部17
によって処理した後、制御偏差Enに対する微分演算部
23からの微分演算出力Dnを加算する速度形PID構
成であり、ステップ状の目標値変更SVに対して微分引
戻し現象は起こらないものの、やはり微分引戻し方向へ
の効きが強いため、出力信号MVnの戻りが速く、入力
信号PVの応答が遅れ易い。本発明はこのような従来の
欠点を解決するためになされたもので、目標値の変化に
対して微分演算機能が制御応答の向上に適切に作用し、
微分演算による出力信号の引戻しが発生しない制御装置
の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明の制御装置は、入力信号を目標値に一致
させるようにそれら入力信号や目標値に対して比例、積
分および微分演算を含む演算を行なって出力信号を得る
制御装置において、それら比例および積分演算出力並び
にその入力信号の微分演算出力から得られた第1のPI
D信号であって第1の出力リミッタで制限されたその第
1のPID信号と、上記目標値の微分演算出力とを加算
して第2のPID信号を出力し、この第2のPID信号
を第2の出力リミッタで制限して上記出力信号を得るも
のである。
【0013】また、本発明では、上記第1のPID信号
が第1の出力リミッタの制限値を越えたとき、その第1
のPID信号を制限値に一致させるよう形成可能であ
る。さらに、本発明では、上記第1および第2の出力リ
ミッタの制限値を同一値に選定することも、目標値に係
数を乗じて微分演算するよう構成可能である。
【0014】
【作用】このような手段を備えた本発明では、制御偏差
に対する微分を入力信号に対する微分と目標値信号に対
する微分に分離されており、過積分防止のために出力リ
ミッタの制限値との大小関係を比較するPID信号が、
比例および積分演算出力と入力信号の微分演算出力から
得た第1のPID信号となり、かつ、その第1のPID
信号が第1の出力リミッタの制限値を越えたとき、その
第1のPID信号を制限値に一致させるように形成すれ
ば、目標値のステップ状の変更に対して過積分防止効果
が入力信号の動きに対する比例、微分および積分演算の
関係からスムーズに得られるし、適度な応答速度のもと
で行過量が抑制される。しかも、この第1のPID信号
には目標値に対する微分が含まれていないため、目標値
のステップ状の変更に対して出力引戻し現象が抑えられ
る。
【0015】そして、この第1のPID信号を第1の出
力リミッタで制限してから目標値の微分演算出力と加算
して得た第2のPID信号について、第2の出力リミッ
タで制限して出力信号とするから、目標値が連続的に変
化する時間関数である場合には、目標値追従性が改善さ
れる。さらに、上記第1および第2の出力リミッタの制
限値を同一値に選定する構成では、いずれかの制限値を
設定すれば双方連動設定される。さらにまた、目標値に
係数を乗じて微分演算する構成では、出力信号の引戻し
現象を発生させることなく目標値の微分出力の効きかた
を可変できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。なお、従来と共通する部分には同一の符号を付す。
まず、本発明の理解を容易にするために本発明の制御装
置の概略を説明しておく。図1は本発明の制御装置の概
略を上述した図10の構成を用いて示すブロック図であ
る。図1において、入力信号SVnと目標値PVnから
制御偏差Enを減算部1で演算して比例演算部19、積
分演算部21に加え、入力値PVnを入力微分演算部2
3aに加え、目標値SVnを目標値微分演算部35に加
え、加算部25で比例、積分および入力微分演算出力P
n、In、Dpnを加算して得た第1のPID信号PI
Dpnを第1の出力リミッタ29で制限し、制限された
第1のPID信号PIDpn’と目標値微分演算部35
からの微分演算出力Dsnを加算部37で加算して得た
第2のPID信号PIDnを第2の出力リミッタ33に
加え、この第2のPID信号を第2の出力リミッタで制
限して出力信号MVnを得るものである。
【0017】すなわち、本発明では入力信号PVnと目
標値SVnを別個に微分演算する構成となっている。図
2は本発明の制御装置の一実施例を具体的に示すブロッ
ク図であり、本発明を上述した図9の速度形PID構成
に適用したものである。図2において、減算部1は目標
値SVnから入力信号PVnを減算して制御偏差Enを
得るもので、比例変化分演算部3および積分変化分演算
部5に接続されており、微分変化分演算部(特に入力微
分変化分演算部とする)7aには入力信号PVnが接続
されている。
【0018】これら比例変化分演算部3、積分変化分演
算部5および入力微分変化分演算部7aは制御偏差En
や入力信号PVnを演算して演算出力ΔPn、ΔIn、
ΔDpnを出力するもので加算部9に接続されており、
加算部9は演算出力ΔPn、ΔIn、ΔDpnを加減算
して得たPID変化信号ΔPIDpnを出力するもので
速度/位置形変換部13に接続されている。速度/位置
形変換部13はこのPID変化信号ΔPIDpnとこれ
より一時点前(n−1時点)のPID信号PIDp(n
−1)から第1のPID信号PIDpnを出力するもの
で、第1の出力リミッタ29および変換制御部17に接
続されている。
【0019】この第1の出力リミッタ29は、第1のP
ID信号PIDpnが制限値MH又はMLを越えるとき
にそれを制限値MH又はMLに抑えて制限された第1の
PID信号PIDpn’を出力するもので、加算部37
および変換制御部17に接続されている。係数部41は
目標値SVnに係数αを乗じるもので図1で説明した目
標値微分演算部35に接続されており、この目標値微分
演算部35は微分演算出力Dsnを加算部37へ出力す
るものである。係数部41で目標値SVnに乗じる係数
αは0〜1まで任意に可変選定可能である。
【0020】加算部37は第1の出力リミッタ29から
の第1のPID信号PIDpn’と目標値微分演算部3
5からの微分演算出力Dsnを加算して第2のPID信
号PIDnを出力するもので、第2の出力リミッタ33
に接続されている。この第2の出力リミッタ33は、第
2のPID信号PIDnが第1の出力リミッタ29と同
じ制限値MH又はMLを越えるとき、それを制限値MH
又はMLに抑えて出力信号MVnとして出力するもので
ある。
【0021】変換制御部17は、第1のPID信号PI
Dpnが第1の出力リミッタ29の制限値MH又はML
を越えたとき、PID変化信号ΔPIDpnのうち制限
値ML又はMHを越えた分を切捨てるように速度/位置
形変換部13を制御するものである。このような構成の
制御装置において、入力信号PVnと目標値SVnが別
個に微分演算されて出力信号MVnが出力される動作を
説明する。
【0022】まず、制御偏差Enに対する比例変化分演
算部3からの演算出力ΔPn、積分変化分演算部5から
の演算出力ΔIn、入力信号PVnに対する入力微分変
化分演算部7aからの演算出力ΔDpnを加算部9で加
算し、 ΔPIDpn=ΔPn+ΔIn−ΔDpn PID変化信号ΔPIDpnを得る。このPID変化信
号ΔPIDpnを速度/位置形変換部13で位置形に変
換して第1のPID信号PIDpnを得る。 PIDpn=PIDp(n−1)+ΔPIDpn PIDp(n−1)=PIDpn (ここでPIDp(n−1)は一時点前の第1のPID
信号である。)
【0023】変換制御部17は、これら第1のPID信
号PIDpnと第1の出力リミッタ29の制限値MH又
はMLを比較し、第1のPID信号PIDpnが制限値
MH又はMLを越えていたとき、次のように第1のPI
D信号PIDpnを修正する。 PIDpn>MHのとき: PIDpn=MH PIDp(n−1)=MH PIDpn<MLのとき: PIDpn=ML PIDp(n−1)=ML
【0024】一方、目標値SVnに対する微分演算は係
数部41で係数αを乗じて目標値微分演算を行ない、目
標値微分演算部35からの演算出力Dsnを加算部37
に加え、この加算部37にて第1の出力リミッタ29か
らの制限された第1のPID信号PIDpn’とを加算
して第2のPID信号PIDnを得る。 PIDn=PIDpn´+Dsn この第2のPID信号PIDnを第2の出力リミッタ3
3で第1の出力リミッタ29の制限値と同じ制限値MH
又はMLで制限して出力信号MVnを出力する。
【0025】このような構成において微分時間(微分の
比例定数)をTD、比例定数をKpとすると、 Dsn=Kp・TD[d/dt(α・SVn)] ΔDpn=Kp・TD[d2 /dt2 (PVn)] となる。ここで、d/dt( )は( )内を一階微分
し、d2 /dt2 ( )は( )内を二階微分すること
を表している。
【0026】そして、積分演算出力ΔDpnは速度/位
置形変換部13においてマイナス符号で変換されるか
ら、トータルの微分出力をDnとすれば、 Dn=Dsn+∫(−ΔDpn)dt =Kp・TD[d/dt(α・SVn)] +∫[(−Kp・TD(d2 /dt2 (PVn)]dt =Kp・TD[d/dt(α・SVn)−d/dt(PVn)] =Kp・TD[d/dt(α・SVn−PVn)] となり、ここで係数αが「1」のとき、 Dn=Kp・TD[d/dt(SVn−PVn)] =Kp・TD[d/dt(En)] となる。
【0027】そのため、変換制御部17によって第1の
PID信号PIDpnが変更されない範囲、すなわちM
L≦PIDpn≦MHの範囲では偏差微分と特性が一致
し、目標値SVが連続的に時間関数で変化する場合、入
力信号PVの微分だけのPID演算に比べて追従性が一
段と良くなる。一方、目標値SVに対する目標値微分演
算部35からの微分演算出力Dsnは、第1の出力リミ
ッタ29の後で第1のPID信号PIDpn’に加算さ
れて変換制御部17の処理を受けないため、偏差微分の
場合の目標値変更時の微分による出力の引戻し現象が発
生しない。
【0028】しかも、制御対象(図示せず)からのフィ
ードバックである入力信号PVの動きに対して入力微分
が働くため、第1のPID信号PIDpnが第1の出力
リミッタ29の制限値MH又はMLを超えるようなステ
ップ状の目標値SVの変更に対し、変換制御部17によ
って過積分防止効果がスムーズに得られるから、適度な
応答速度の下で行過量の抑制を図ることができる。上述
した本発明の制御装置は、実際にはCPUやこのCPU
の動作プログラムを内蔵したROM等を含むマイクロコ
ンピュータによって実施されるのが一般的である。
【0029】そこで、図2に示した制御装置の動作を図
3のフローチャートを参照して説明する。これによって
本発明の制御装置が一層良く理解されるであろう。な
お、以下の処理は所定のサンプリング周期毎に実行され
る。図3において処理が開始されると、ステップ301
でΔPn、ΔIn、ΔDpnおよびΔPIDpn(=Δ
Pn+ΔIn−ΔDpn)を演算し、ステップ302で
1次点前の第1のPID信号PIDp(n−1)とPI
D変化信号ΔPIDpnから制限前の第1のPID信号
PIDpnを演算して速度形から位置形へ変換する。
【0030】続くステップ303で第1のPID信号P
IDpnが制限値ML又はMHと比較され、第1のPI
D信号PIDpnが下限値MLより小さいときにはステ
ップ304で制限後の第1のPID信号PIDpn’を
下限値MLとしてステップ305へ移り、ステップ30
5で第1のPID信号PIDpnを下限値MLに変換制
御してステップ306に移る。第1のPID信号PID
pnが上限値MHより大きいときにはステップ303か
らステップ307へ移り、ステップ307で第1のPI
D信号PIDpn’を上限値MHにしてステップ308
へ移り、ステップ308で第1のPID信号PIDpn
を上限値MHに変換制御してステップ306に移る。
【0031】第1のPID信号PIDpnが制限値ML
〜MHの範囲にあるときにはステップ303からステッ
プ309へ移り、ステップ309で第1のPID信号P
IDpn’をPIDpnにしてステップ306に移る。
ステップ306では第1のPID信号PIDp(n−
1)をPIDpnに置き換え、ステップ310で目標値
SVnの微分演算出力Dsnを得て、続くステップ31
1で第1のPID信号PIDpn’に微分演算出力Ds
nを加算して第2のPID信号PIDnを演算してステ
ップ312へ移る。
【0032】ステップ312では第2のPID信号PI
Dnを制限値ML又はMHと比較し、第2のPID信号
PIDnが下限値MLより小さいときにはステップ31
3で出力信号MVnを下限値MLにして終了する。第2
のPID信号PIDnが上限値MHより大きいときには
ステップ312からステップ314へ移り、ステップ3
14で出力信号MVnを上限値MHにして終了し、第2
のPID信号PIDnが制限値ML〜MHの範囲にある
ときにはステップ312からステップ315へ移り、ス
テップ315で出力信号MVnを第2のPID信号PI
Dnにして終了する。
【0033】このように本発明の制御装置では、制御偏
差Enに対する比例および積分演算出力、並びに入力信
号PVの微分演算出力から得られたPID信号を第1の
出力リミッタ29で制限して第1のPID信号を演算出
力し、目標値SVに対する微分演算出力とその第1のP
ID信号を加算して得られた第2のPID信号を第2の
出力リミッタ33で制限して出力信号MVnを得るよう
にしたから、目標値SVの変化に対して微分演算機能が
制御応答の向上に適切に作用することになり、微分演算
による出力信号MVnの引戻しが発生しなくなる。しか
も、第1のPID信号が第1の出力リミッタ29の制限
値ML又はMHを越えたとき、その第1のPID信号を
制限値ML又はMHに一致させるよう構成したから、変
換制御部17の過積分防止効果によってリセットワイン
ドアップ現象の抑制ができる。
【0034】さらに、第1および第2の出力リミッタ2
9、33の制限値ML又はMHを同一値に選定すれば、
それらを連動して設定可能となって操作性を向上できる
し、目標値SVに係数を乗じて微分演算するから、微分
演算出力Dsnの効きを調整可能となり、種々の制御対
象に対応できる。なお、図2に示す制御装置も図1のよ
うに簡略化可能であり、比例演算部19、積分演算部2
1、入力微分演算部23aおよび加算部25が、比例変
化分演算部3、積分変化分演算部5、入力微分変化分演
算部7aおよび加算部9に対応すると考え、速度/位置
形変換部13も内在されていると考えればよい。
【0035】図4は本発明の制御装置の他の実施例を具
体的に示すブロック図であり、上述した図10の位置形
PID構成に適用したものである。図4において、減算
部1は比例演算部19および積分演算部21に接続され
ており、微分演算部(特に入力微分演算部とする)23
aには入力信号PVnが接続されている。これら比例演
算部19、積分演算部21および入力微分演算部23a
は加算部25に接続されており、加算部25は第1の出
力リミッタ29および積分制御部27に接続されてお
り、第1の出力リミッタ29は加算部37および積分制
御部27に接続されている。
【0036】目標値SVnに係数αを乗じる係数部41
は目標値微分演算部35に接続されており、この目標値
微分演算部35は加算部37に微分演算出力Dsnを出
力するものである。このような構成の制御装置におい
て、入力信号PVnと目標値SVnを別個に微分演算し
て出力信号MVnを出力する動作を以下に説明する。
【0037】制御偏差Enに対する比例演算部19から
の演算出力Pn、積分演算部21からの演算出力In、
入力PVnに対する入力微分演算部23aからの演算出
力Dpnを加算部25で加減算し、 PIDpn=Pn+In−Dpn 第1のPID信号PIDpnを得て第1の出力リミッタ
29へ加える。ここで、積分値Inは通常 In=I(n−1)+ΔIn I(n−1)=In (ここでI(n−1)は1時点前の積分値、ΔInは今
回の積分変化分)と演算される。
【0038】積分制御部27は、第1のPID信号PI
Dpnと第1の出力リミッタ29の制限値MH又はML
を比較し、次のように積分値Inを修正する。 PIDpn>MHのとき: In=MH−(Pn−D
pn) I(n−1)=In PIDpn<MLのとき: In=ML−(Pn−D
pn) I(n−1)=In
【0039】一方、目標値SVnに対する微分演算は係
数部41で係数αを乗じて目標値微分を行ない、目標値
微分演算部35から演算出力Dsnを加算部37に加
え、この加算部37にて第1の出力リミッタからの制限
された第1のPIDpn’と演算出力Dsnを加算して
第2のPID信号PIDnを得る。PIDn=PIDp
n’+Dsnこの第2のPID信号PIDnを第2の出
力リミッタ33で第1の出力リミッタ29の制限値MH
又はMLと同じ制限値MH又はMLで制御して出力信号
MVnを出力する。
【0040】このような構成において微分時間をTD、
比例定数をKpとすると、 Dsn=Kp・TD[d/dt(α・SVn)] Dpn=Kp・TD[d/dt(PVn)] となる。ここでd/dt( )は( )内を一階微分す
ることを表している。
【0041】そして、加算時点の符号を考慮すると、ト
ータルの微分出力Dnは、 Dn=Dsn−Dpn =Kp・TD[d/dt(α・SVn−PVn)] ここでαが「1」のとき Dn=Kp・TD[d/dt(SVn−PVn)] =Kp・TD[d/dt(En)] となり、変換制御部27によって第1のPID信号PI
Dpnが変更されない範囲、すなわちML≦PIDpn
≦MHでは、偏差微分に特性が一致し、目標値SVが連
続的に時間関数で変化する場合、入力微分だけのPID
演算に比べて追従性が向上する。
【0042】また、偏差微分の場合の目標値変更時の微
分による出力引戻し現象が発生しない点、過積分防止効
果がスムーズに得られる点は上述した図2の構成と同様
である。図5は図4に示した制御装置の動作を示すフロ
ーチャートである。図5において、処理が開始されると
ステップ501でPn、In(=I(n−1)+ΔI
n)、Dpn、PIDpn(=Pn+In−Dpn)を
演算し、ステップ502で第1のPID信号PIDpn
が制限値MH又はMLと比較される。
【0043】第1のPID信号PIDpnが下限値ML
より小さいときにはステップ502からステップ503
へ移って第1のPID信号PIDpn’を下限値MLに
してステップ504へ移り、ステップ504で積分値I
nをML−(Pn−Dpn)に積分制御してステップ5
05に移る。第1のPID信号PIDpnが上限値MH
より大きいときにはステップ502からステップ506
へ移り、ステップ506で第1のPID信号PIDp
n’を上限値MHにしてステップ507へ移り、ステッ
プ507で積分値InをMH−(Pn−Dpn)に積分
制御してステップ505に移る。
【0044】第1のPID信号PIDpnが制限値ML
〜MHの範囲にあるときにはステップ502からステッ
プ508へ移り、ステップ508で第1のPID信号P
IDpn’をPIDpnにしてステップ505に移る。
ステップ505では1時点前の積分値I(n−1)をI
nに置き換え、ステップ509で目標値SVnの微分演
算出力Dsnを得て、続くステップ510で第1のPI
D信号PIDpn’に微分演算出力Dsnを加算して第
2のPID信号PIDnを演算してステップ511へ移
る。
【0045】ステップ511では第2のPID信号PI
Dnを制限値MH又はMLと比較し、第2のPID信号
PIDnが下限値MLより小さいときにはステップ51
2で出力信号MVnを下限値MLにして終了する。第2
のPID信号PIDnが上限値MHより大きいときには
ステップ511からステップ513に移り出力信号MV
nを上限値MHにして終了し、第2のPID信号PID
nが制限値ML〜MHの範囲にあるときにはステップ5
11からステップ514に移り、出力信号MVnを第2
のPID信号PIDnにして終了する。
【0046】次に、上述した本発明の制御装置に係る応
答特性を制御シミュレーションした状態を示す。図6は
上述した図2および図4の制御装置において目標値SV
をステップ状に変更したときの制御応答を示しており、
図7は図9や図10に示した従来の制御装置において偏
差微分構成とした場合に目標値SVをステップ状に変更
したときの制御応答を示している。図6および図7から
分るように、従来例では目標値変更時に微分による出力
引戻し現象が発生して出力信号MVが上限値MHから下
限値MLへ引戻され、入力信号PVの応答が遅れている
が、本発明によれば出力信号MVの引戻し現象は発生せ
ず、入力信号PVは速やかに目標値SVへと制御され
る。
【0047】図8は、目標値SVがランプ状に変化する
場合の制御応答であり、入力信号PVに対する微分しか
行なえない従来例と、入力信号と目標値を別々に微分演
算している本発明の制御特性の違いを比較したものであ
る。図8から分るように、目標値SVがランプ状に変化
する場合には偏差微分構成が有効であり、目標値SVの
変化に対して出力信号MVが速やかに変化する結果、入
力信号PVの立上がりが速く、かつ目標値SVがランプ
状態から一定値に変化した場合の行過量も小さくなって
いる。
【0048】ところで、上述した従来例および本発明に
係る構成は、離散型(デジタル型)の演算で説明してい
るが、同様な構成を連続型(アナログ型)の演算構成と
しても同様な効果を得ることができる。すなわち、本発
明では離散型(デジタル型)および連続型(アナログ
型)の双方で実施可能である。この場合、連続型の演算
である微分(dx/dt)および積分(∫xdt)は、
各々離散型演算で[{xn−x(n−1)}/τ]およ
びΣ(τ・xn)に置き換えことができる。なお、符号
tは時間、符号τはサンプリング周期、時間tはnτで
ある。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力信号
と目標値を別々に微分演算し、制御偏差の比例および積
分演算出力と入力信号の微分演算出力から第1のPID
信号を得るとともにこれを第1の出力リミッタによって
制限し、この制限された第1のPID信号に目標値の微
分演算出力を加算して第2のPID信号を得て、この第
2のPID信号を第2の出力リミッタによって制限して
出力信号MVを出力する構成としたから、目標値の変化
に対して微分演算機能が制御応答の向上に適切に作用
し、微分演算による出力信号の引戻しが発生しない。ま
た、その第1のPID信号が第1の出力リミッタの制限
値を越えたとき、その第1のPID信号を制限値に一致
させるよう形成すれば、上述した効果に加えて、リセッ
トワインドアップ現象を抑えることが可能となる。さら
に、上記第1および第2の出力リミッタの制限値を同一
値に選定する構成では、制限値の設定を連動させること
か可能となって操作性が向上する。さらにまた、目標値
に係数を乗じて微分演算する構成では、目標値の微分出
力の効きかたを可変できるから、種々の制御に対応可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御装置の概略を示すブロック図
である。
【図2】本発明の制御装置の一実施例を具体的に示すブ
ロック図である。
【図3】図2に示す制御装置の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図4】本発明の制御装置の他の実施例を具体的に示す
ブロック図である。
【図5】図4に示す制御装置の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図6】本発明の制御装置の動作応答を示す図である。
【図7】従来の制御装置の動作応答を示す図である。
【図8】本発明および従来の制御装置の動作応答を示す
図である。
【図9】従来の制御装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図10】従来の別の制御装置を示すブロック図であ
る。
【図11】図9および図10の制御装置の動作を説明す
る図である。
【図12】本発明の参考となる制御装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 減算部 3 比例変化分演算部 5 積分変化分演算部 7 微分変化分演算部 7a 入力微分変化分演算部(微分変化分演算部) 9、11、25、31、37 加算部 13 速度/位置形変換部 15 出力リミッタ 17 変換制御部 19 比例演算部 21 積分演算部 23 微分演算部 23a 入力微分演算部(微分演算部) 27 積分制御部 29 第1の出力リミッタ 33 第2の出力リミッタ 35 目標値微分演算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を目標値に一致させるようにそ
    れら入力信号や目標値に対して比例、積分および微分演
    算を含む演算を行なって出力信号を得る制御装置におい
    て、 前記比例および積分演算出力並びに前記入力信号の微分
    演算出力から得られた第1のPID信号であって第1の
    出力リミッタで制限された前記第1のPID信号と、前
    記目標値の微分演算出力とを加算して第2のPID信号
    を出力し、この第2のPID信号を第2の出力リミッタ
    で制限して前記出力信号を得ることを特徴とする制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1のPID信号が前記第1の出力
    リミッタの制限値を越えたとき、前記第1のPID信号
    を前記制限値に一致させるように形成された請求項1記
    載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の出力リミッタの制
    限値が同一値に選定されてなる請求項1又は2記載の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記目標値が係数を乗じて微分演算され
    る請求項1、2又は3のいずれか1項記載の制御装置。
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