JP2849943B2 - 発電量制御装置 - Google Patents

発電量制御装置

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JP2849943B2 JP2173756A JP17375690A JP2849943B2 JP 2849943 B2 JP2849943 B2 JP 2849943B2 JP 2173756 A JP2173756 A JP 2173756A JP 17375690 A JP17375690 A JP 17375690A JP 2849943 B2 JP2849943 B2 JP 2849943B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は施設、例えばごみ焼却施設等における廃熱を
利用した蒸気タービン発電設備の発電量制御装置に関す
るものである、 〔従来技術〕 従来この種の技術としては、実公昭63−45815号公報
に開示されたものがあった。第8図はこの発電量制御装
置の構成を示す図である。同図において、1は使用電力
検出器、2は微分演算器、3は絶対値演算器、4は加減
演算器、5は購入電力量設定器、6は加減演算器、7は
発電電力検出器、8は比例・積分・微分調節計(PID調
節計)、9は蒸気加減弁である。
発電電力検出器7は蒸気タービンTによって回転力を
与えられ発電を行なう発電機Gの発電電力を検出する検
出器であり、その発電電力検出信号はPID調節計8に入
力される。
補正演算部Iは微分演算器2により微分した信号を絶
対値演算器3を通し加減演算器4に入力し、使用電力の
減少時には更に減少させる方向に、また増加時には増加
を遅らせる方向に補正した使用電力補正信号を加減演算
器6に出力する。
加減演算器6では加減演算器4の出力から購入電力設
定器5の購入電力設定値を減算し、その結果をPID調節
計8に目標値として出力する。PID調節計8はこの加減
演算器6の出力(目標値)と発電電力検出器7の出力
(測定値)を入力としてPID演算を行ない、このPID演算
に基づいて蒸気加減弁9を制御し、蒸気タービンTに送
られる蒸気の量を制御する。
上記従来の発電量制御装置は、使用電力検出器1及び
発電電力検出器7のそれぞれから出力された信号を、微
分演算器2及び絶対値演算器3から構成される補正演算
部を用いて使用電力の減少時にはその減少を増加する方
向の補正信号を、増加時にはその増加を遅らす方向の補
正信号を作成して、この補正信号と購入電力量設定値と
の偏差に基づいてPID調節計8で蒸気加減弁9を制御し
てフィードバック制御をおこなっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第9図は上記従来構成の発電量制御装置において、起
動時間の短い負荷を起動させた場合の発電電力の制御状
態を示す図である。同図の(a)に示すように、使用電
力量が変化した場合、微分演算器2の出力即ち使用電力
の微分値は同図の(b)に示すように変化し、設定値及
び発電電力は同図の(c)に示すように変化し、購入電
力量は起動時に増えるが、逆送電はない。
しかしながら、第10図に示すように、起動時間の長い
負荷においては、使用電力検出器1からの使用電力量、
微分演算器2の使用電力微分値、発電電力検出器7の発
電電力、購入電力、PID調節計8の発電電力制御出力は
それぞれ同図の(a),(b),(c),(d),
(e)に示すように変化しする。即ち、同図の(d)に
示すように逆送電の可能性が起こる。
更に、負荷の非常停止時は第11図に示すように使用電
力量、発電電力、購入電力、発電電力制御出力はそれぞ
れ同図の(a),(b),(c),(d)に示すように
変化する。即ち、同図の(c)に示すように停止時にピ
ーク状の逆送電の可能性が起こる。
上記逆送電は電力会社との契約で、逆送電が許されて
いる場合はよいが、逆送電の許されていない場合は問題
となる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題
点を除去し、逆送電の起こる恐れのない発電量制御装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明は、施設内の発電設備
が発電する電力量を検出する発電電力検出器と、該施設
内の負荷が使用する使用電力量を検出する使用電力検出
器と、PID調節計を具備し、使用電力検出器で検出した
使用電力値と購入電力設定値の差を目標値とし及び発電
電力検出器で検出した発電電力量を測定としPID調節計
に入力し、該PID調節計により、発電設備の蒸気タービ
ンへ送る蒸気量を加減する蒸気加減弁を制御するように
した発電量制御装置において、 下記制御系のいずれか1以上の制御系を設け、該制御
系の出力をPID調節系の出力に加減算して、この加減算
出力で前記蒸気加減弁を制御することを特徴とする。
使用電力検出器の出力から蒸気加減弁開度を設定する
蒸気加減弁開度設定手段と、使用電力検出器の出力から
使用電力の変動量を検出し該変動量のマイナス方向のみ
を取り出す使用電力変動量検出手段と、蒸気加減弁開度
設定手段の出力と使用電力変動量検出手段と出力との乗
算を行なう乗算手段を具備し、蒸気加減弁を直接制御す
る制御信号を得る第1の制御系、 使用電力検出器の出力から蒸気加減弁開度を決定する
蒸気加減弁開度設定手段と、起動時間の長い負荷に対し
起動時の起動電力と起動完了後の定常電力の差より発電
設備の低減電力を設定する低減電力設定手段、負荷の起
動信号により低減電力設定手段の出力を選択して出力す
ると共に所定時間経過したら低減電力を零とする信号を
出力する選択手段と、発電電力の低減方向は速く増加方
向は遅くする変化率制限手段と、蒸気加減弁開度設定手
段の出力と選択手段の出力との乗算を行なう乗算手段を
具備し、蒸気加減弁を直接制御する制御信号を得る第2
の制御系、 使用電力検出器の出力から蒸気加減弁開度を決定する
加減弁開度設定手段と、負荷の非常停止に対して発電設
備の低減電力を設定する低減電力設定手段と負荷の非常
停止信号により低減電力設定手段の出力を選択して出力
すると共に所定時間経過したら低減電力を零とする信号
を出力する選択手段と、発電電力の低減方向は速く増加
方向は遅く変化率制御手段と、蒸気加減弁開度設定手段
の出力と選択手段の出力との乗算を行なう乗算手段を具
備し、蒸気加減弁を直接制御する制御信号を得る第3の
制御系、 〔作用〕 上記の如く第1,第2,第3の制御系のうちのいずれか1
以上の制御系を設け、該制御系の出力をPID調節計の出
力に加減算して、この加減算出力で前記蒸気加減弁を制
御するから、上記従来例のように使用電力値から該使用
電力の絶対値を減算した値を発電電力制御の目標値(S
V)として、PID演算行なうことに起因する遅れを補正す
ることができる。即ち、制御系の出力をPID調節計の出
力に加減算し、この加減算値で直接蒸気加減弁を制御す
るから、PID演算の遅れをなくすことができる。
また、起動時間の長い負荷においては、起動完了時に
急激に負荷電力、即ち使用電力が減少し、これにより逆
送電の可能性があるが、本発明では発電電力を所定電力
低減させる低減電力設定手段を設け、負荷起動信号と同
時にこの低減電力設定手段の出力により蒸気加減弁を制
御し発電電力を所定電力低減させると共に、所定時間
(最長起動時間)経過したらこの低減電力を徐々に零に
するから、起動完了時に急激に負荷電力の減少による逆
送電を防止できる。
また、負荷の非常停止時においても、負荷の非常停止
信号と同時に低減電力設定手段の出力により蒸気加減弁
を制御し発電電力を所定量低減させると共に、所定時間
(最長起動時間)経過したらこの低減電力を徐々に零に
するから、負荷の非常停止時における急激な負荷電力の
減少による逆送電を防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の発電量制御装置の構成を示す図であ
る。同図において、1は使用電力検出器、7は発電電力
検出器である。補正演算部Iは微分演算器2により微分
した信号を絶対値演算器3を通し加減演算器4に入力
し、使用電力の減少時には更に減少させる方向に、また
増加時には増加を遅らせる方向に補正した使用電力補正
信号を加減演算器6に出力する。
加減演算器6では加減演算器4の出力から購入電力設
定器5の購入電力設定値を減算する。この加減演算器6
の出力を目標値とし発電電力検出器7の出力を測定値と
してPID調節計8に入力されPID演算を行なう点は従来例
と同一である。
本発電量制御装置においては、第1図の発電量制御装
置に補正演算部II,III,IVが付加されている。
補正演算部IIは微分演算器10、折線演算器11、折線演
算器12及び乗算演算器13からなる。微分演算器10は使用
電力の変化量を検出し、折線演算器11は第5図に示すよ
うな特性を有し、微分演算器10の出力のマイナス方向の
みを出力する折線特性を有する。即ち、使用電力の変動
量のマイナス方向のみを取り出し、使用電力がマイナス
方向に変動した場合、発電電力を下げるようにする。
また、折線演算器12は第6図に示すような特性を有
し、使用電力検出器1の出力から蒸気加減弁9の開度
(%/KW)を出力する。乗算演算器13は折線演算器12の
出力と折線演算器11の出力とを乗算し、蒸気加減弁9を
直接制御する制御信号を得る。
補正演算部IIIはオフ遅延器17、低減電力設定値器1
8、選択スイッチ19、乗算演算20及び変化率制限器21か
らなる。オフ遅延器17は第7図に示すように、起動時間
の長い負荷の起動信号S1(複合信号、例えば誘引送風
機,押込送風機,破砕機等の起動信号)の立下がりを所
定時間tだけ遅延させる遅延器である。
低減電力設定値器18は、前記起動時間の長い負荷の起
動電力と定常電力の差(起動電力−定常電力)を最大値
として、低減電力を設定する設定器である。
選択スイッチ19はオフ遅延器17の出力が“0"の場合に
は低減電力“0"を乗算演算器20に出力し、オフ遅延器17
の出力が“1"の場合には低減電力設定器18の出力を乗算
演算器20に出力する。即ち、起動時間の長い負荷の起動
信号があった場合、同時にオフ遅延器17の出力により低
減電力設定値器18の出力を乗算演算20に出力させ、乗算
演算20においてこの選択スイッチ19で選択された前記出
力と折線演算器12の出力とを乗算し、その出力を蒸気加
減弁9を直接制御する制御信号として変化率制限器21に
出力する。また、所定時間(負荷の最大起動時間)経過
したら、選択スイッチ19は低減電力“0"にするから、乗
算演算20の出力は“0"となり、変化率制限器21には“0"
信号が入力される。変化率制限器21は発電電力の低減方
向は速く、増加方向は遅くし、発電電力の逆送電方向の
オーバーシュートを減少させる作用を有する。補正演算
部IVはオフ遅延器23、低減電力設定値器24、選択スイッ
チ25、乗算演算器26及び変化率制限27からなる、オフ遅
延器23はオフ遅延器17と同様に、燃焼炉等の非常停止信
号を所定時間だけ遅延させる遅延器である。低減電力設
定値器24は低減電力設定値器18と同様非常停止による最
大低減電力を設定する設定器である。選択スイッチ25は
オフ遅延器23の出力が0の場合“0"を乗算演算器26に出
力し、オフ遅延器23の出力が“1"の場合は、低減量設定
値器24の出力を乗算演算26に出力する。即ち、非常停止
信号が発せられると同時に選択スイッチ25は低減電力設
定値器24の出力を選択し、乗算演算器26に出力し、所定
時間経過すると“0"を選択し乗算演算器26に出力する。
乗算演算20は選択スイッチ25で選択された出力と折線演
算器12の出力、即ち蒸気加減弁9の開度とを乗算し、蒸
気加減弁9を直接制御する制御信号を変化率制限器27に
入出する。変化率制限器27は発電電力を低減方向は速
く、増加方向は遅くし、発電電力の逆送電方向オーバー
シュートを減少させる作用を有する。
補正演算部IIIの変化率制限器12の出力信号は加減演
算器6に出力され、該加減演算器6において、加減演算
回路4の出力から購入電力設定器5の購入電力設定値と
変化率制限器21の出力を減算し(加減演算回路4の出力
−購入電力設定値−変化率制限器21の出力)、その結果
はPID調節計8に目標値として出力される。また、補正
演算部IIIの変化率制限器21の出力信号は乗算演算器2
1′に入力され、該乗算演算器21′において変化率制限
器21の出力をPID調節計8の出力にカスケードするだけ
で効果があればKを0とし、操作出力に加えないように
する。
PID調節計8の目標値SVと、補正演算部IIの乗算演算
部13の出力と、乗算演算器21′の出力と、乗算演算器2
1′の出力と、補正演算部IVの変化率制限器27の出力は
加減演算器14に入力され、該加減演算器14において、PI
D調節計8からの制御出力から乗算演算器13の出力と変
化率制限器21の出力と変化率制限器27の出力を減算し
(PID調節計8の制御出力−乗算演算器13の出力変化率
制限器21の出力−変化率制限器27の出力)、その結果を
ローリミット15に出力する。ローリミット15は乗算演算
器13、変化率制限器21及び変化率制限器27の出力によ
り、蒸気加減弁9が締まりすぎないように蒸気加減弁9
の最低開度を維持する作用を奏する。
第2図は上記実施例による起動時間の長い負荷の起動
時の補正演算部IIによる発電電力制御出力と発電電力と
購入電力の関係を示す図である。同図の(b)におい
て、点線Aは発電電力目標値(加減演算器6の出力)、
一点鎖線Bは使用電力量を示す。第2図と第10図を比較
すると明らかなように補正演算部IIのみでも逆送電の恐
れは少なくなる。
第3図は上記実施例による起動時間の長い負荷の起動
時の補正演算部IIIによる発電電力(a)と購入電力
(b)の関係を示す図である。同図の(a)において、
一点鎖線Aは使用電力の変化を示し、点線Bは変化率制
限21の出力を示し、実線Cは発電電力を示し、二点鎖線
Dは加減演算器6の出力を示す。このように補正演算部
IIIを付加することにより、起動時間の長い負荷の起動
においても、起動完了後の急激な使用電力の減少があっ
ても逆送電の恐れは殆どなくなる。
第4図は負荷焼却炉等の負荷の非常停止の場合の補正
演算部IVによる発電電力制御出力((a)と発電電力
(b)と購入電力(c)の関係を示す図である。図示の
(a)の点線Aは変化率制限器27の出力を示し、同図の
(b)の一点鎖線Bは使用電力を示す。第4図と第11図
を比較すると明らかなように補正演算部IVを付加するこ
とにより、逆送電のピークの高さ及びその幅が小さなく
る。
なお、上記実施例では、補正演算部II,補正演算部III
及び補正演算部IVの全てを具備する場合を示したが、こ
れらのうちいずれか1つの補正演算部でもよく、2つで
もよいよいことは当然である。
〔発明の効果〕
以上説明したように各請求項の発明によれば下記のよ
うな優れた効果が得られる。
(1)請求項1に記載の発明は第1の制御系を、請求項
2に記載の発明は第2の制御系を、請求項3に記載の発
明は第3の制御系を、請求項4に記載の発明は第1乃至
第3の制御系のいずれか2以上の制御系を設け、該制御
系の出力をPID調節計の出力に加減算して、この加減算
出力で前記蒸気加減弁を制御するから、従来例のように
使用電力値から該使用電力の絶対値を減算した値を発電
電力制御の目標値(SV)として、PID演算行なうことに
起因する遅れを補正することができる。即ち、制御系の
出力をPID調節計の出力に加減算し、この加減算値で直
接蒸気加減弁を制御するから、PID演算の遅れをなくす
ることができる。
(2)また、起動時間の長い負荷においては、起動完了
時に急激に負荷電力が減少し、これにより逆送電の可能
性があるが、本発明では負荷起動信号が発せられた時か
ら所定時間(最長起動時間)経過してから、発電電力を
減少させることにより、起動完了時に急激に負荷電力の
減少による逆送電を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の発電量制御装置の構成を示す図、第2
図は補正演算部IIの発電制御状態を説明するための図、
第3図は補正演算部IIIの発電制御状態を説明するため
の図、第4図は補正演算部IVの発電制御状態を説明する
ための図、第5図は折線演算器11の特性を示す図、第6
図は折線演算器12の特性を示す図、第7図はオフ遅延器
17の動作を説明するための図、第8図は従来の発電量制
御装置の構成を示す図、第9図,第10図,第11図はそれ
ぞれ従来の発電量制御装置の起動時間の短い負荷の発電
制御状態を示す図である。 図中、1……使用電力検出器、2……微分演算器、3…
…絶対値演算器、4……加減演算器、5……購入電力設
定器、7……発電電力検出器、8……PID調節計、9…
…蒸気加減弁、10……微分演算器、11……折線演算器、
12……折線演算器、13……乗算演算器、14……加減演算
器、15……ローリミット、17……オフ遅延器、18……低
減電力設定値器、19……選択スイッチ、20……乗算演算
器、21……変化率制限、23……オフ遅延器、24……低減
電力設定値器、25……選択スイッチ、26……乗算演算
器、27……変化率制限器。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】施設内の発電設備が発電する電力を検出す
    る発電電力検出器と、該施設内の負荷が使用する使用電
    力を検出する使用電力検出器と、PID(比例・積分・微
    分)調節計を具備し、前記使用電力検出器で検出した使
    用電力値と購入電力設定値の差を目標値とし前記発電電
    力検出器で検出した発電電力を測定値とし前記PID調節
    計に入力し、該PID調節計により、前記発電設備の蒸気
    タービンへ送る蒸気量を加減する蒸気加減弁を制御する
    ようにした発電量制御装置において、 前記使用電力検出器の出力から前記蒸気加減弁開度を設
    定する蒸気加減弁開度設定手段と、前記使用電力検出器
    の出力から使用電力の変動量を検出し該変動量のマイナ
    ス方向のみを取り出す使用電力変動量検出手段と、前記
    蒸気加減弁開度設定手段の出力と使用電力変動量検出手
    段の出力との乗算を行なう乗算手段を具備し、前記蒸気
    加減弁を直接制御する制御信号を得る第1の制御系を設
    け、 前記PID調節計の出力に前記第1の制御系の制御信号を
    加減して前記蒸気加減弁を制御することを特徴とする発
    電量制御装置。
  2. 【請求項2】施設内の発電設備が発電する電力を検出す
    る発電電力検出器と、該施設内の負荷が使用する使用電
    力を検出する使用電力検出器と、PID調節計を具備し、
    前記使用電力検出器で検出した使用電力値と購入電力設
    定値の差を目標値とし前記発電電力検出器で検出した発
    電電力を測定値とし前記PID調節計に入力し、該PID調節
    計により、前記発電設備の蒸気タービンへ送る蒸気量を
    加減する蒸気加減弁を制御するようにした発電量制御装
    置において、 前記使用電力検出器の出力から前記蒸気加減弁開度を決
    定する蒸気加減弁開度設定手段と、起動時間の長い負荷
    に対して起動時の起動電力と起動完了後の定常電力の差
    により前記発電設備の低減電力を設定する低減電力設定
    手段と、前記負荷の起動信号により低減電力設定手段の
    出力を選択して出力すると共に所定時間経過したら低減
    電力量を零とする信号を出力する選択手段と、発電電力
    の低減方向を速く増加方向は遅くする変化率制限手段
    と、前記蒸気加減弁開度設定手段の出力と前記選択手段
    の出力との乗算を行なう乗算手段を具備し、前記蒸気加
    減弁を直接制御する制御信号を得る第2の制御系を設
    け、前記PID調節計の出力に前記第2の制御系の制御信
    号を加減して前記蒸気加減弁を制御することを特徴とす
    る発電量制御装置。
  3. 【請求項3】施設内の発電設備が発電する電力を検出す
    る発電電力検出器と、該施設内の負荷が使用する使用電
    力を検出する使用電力検出器と、PID調節計を具備し、
    前記使用電力検出器で検出した使用電力値と購入電力設
    定値の差を目標値とし前記発電電力検出器で検出した発
    電電力を測定値とし前記PID調節計に入力し、該PID調節
    計により、前記発電設備の蒸気タービンへ送る蒸気量を
    加減する蒸気加減弁を制御するようにした発電量制御装
    置において、 前記使用電力検出器の出力から前記蒸気加減弁開度を決
    定する蒸気加減弁開度設定手段と、負荷の非常停止に対
    して前記発電設備の低減電力を設定する低減電力設定手
    段と負荷の非常停止信号により低減電力設定手段の出力
    を選択して出力すると共に所定時間経過したら低減電力
    量を零とする信号を出力する選択手段と、発電電力の低
    減方向は速く増加方向は遅くする変化率制限手段と、前
    記蒸気加減弁開度設定手段の出力と前記選択手段の出力
    との乗算を行なう乗算手段を具備し、前記蒸気加減弁を
    直接制御する制御信号を得る第3の制御系を設け、 前記PID調節計の出力に前記第3の制御系の制御信号を
    加減して前記蒸気加減弁を制御することを特徴とする発
    電量制御装置。
  4. 【請求項4】施設内の発電設備が発電する電力を検出す
    る発電電力検出器と、該施設内の負荷が使用する使用電
    力を検出する使用電力検出器と、PID調節計を具備し、
    前記使用電力検出器で検出した使用電力値と購入電力設
    定値の差を目標値とし前記発電電力検出器で検出した発
    電電力を測定値とし前記PID調節計に入力し、該PID調節
    計により、前記発電設備の蒸気タービンへ送る蒸気量を
    加減する蒸気加減弁を制御するようにした発電量制御装
    置において、 下記第1、第2、第3の制御系のうちのいずれか2以上
    の制御系を設け、前記PID調節計の出力に、該2以上の
    制御系の制御信号を加減して前記蒸気加減弁を制御する
    ことを特徴とする発電量制御装置。 前記使用電力検出器の出力から前記蒸気加減弁開度を設
    定する蒸気加減弁開度設定手段と、前記使用電力検出器
    の出力から使用電力を変動量を検出し該変動量のマイナ
    ス方向のみを取り出す使用電力変動量検出手段と、前記
    蒸気加減弁開度設定手段の出力と使用電力変動量検出手
    段の出力との乗算を行なう乗算手段を具備し、前記蒸気
    加減弁を直接制御する制御信号を得る第1の制御系、 前記使用電力検出器の出力から前記蒸気加減弁開度を決
    定する蒸気加減弁開度設定手段と、起動時間の長い負荷
    に対して起動時の起動電力と起動完了後の定常電力の差
    により前記発電設備の低減電力を設定する低減電力設定
    手段と、前記負荷の起動信号により低減電力設定手段の
    出力を選択して出力すると共に所定時間経過したら低減
    電力量を零とする信号を出力する選択手段と、発電電力
    の低減方向を速く増加方向は遅くする変化率制限手段
    と、前記蒸気加減弁開度設定手段の出力と前記選択手段
    の出力との乗算を行なう乗算手段を具備し、前記蒸気加
    減弁を直接制御する制御信号を得る第2の制御系、 前記使用電力検出器の出力から前記蒸気加減弁開度を決
    定する蒸気加減弁開度設定手段と、負荷の非常停止に対
    して前記発電設備の低減電力を設定する低減電力設定手
    段と負荷の非常停止信号により低減電力設定手段の出力
    を選択して出力すると共に所定時間経過したら低減電力
    量を零とする信号を出力する選択手段と、発電電力の低
    減方向は速く増加方向は遅くする変化率制限手段と、前
    記蒸気加減弁開度設定手段の出力と前記選択手段の出力
    との乗算を行なう乗算手段を具備し、前記蒸気加減弁を
    直接制御する制御信号を得る第3の制御系。
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