JP2022061664A - 制御装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御装置は、フィードフォワード量MV_Xを算出するフィードフォワード算出部2と、操作量MVにフィードフォワード量MV_Xを加算するフィードフォワード実行部3と、制御量PVの変化に基づいて外乱印加を検出する外乱印加検出部5と、フィードフォワード制御の開始のためのトリガー信号FF_Xが入力されていない状態で外乱印加が検出された場合に、フィードフォワード制御の初期時点におけるフィードフォワード量MV_Xの配分がトリガー信号FF_Xが入力された状態で外乱が印加された場合よりも多くなるように、フィードフォワード算出部2の設定変更を行なうフィードフォワード修正部6を備える。
【選択図】 図1
Description
MV=(100/Pb){1+(1/Tis)+Tds}(SP-PV)
・・・(1)
Pbは比例帯、Tiは積分時間、Tdは微分時間、sはラプラス演算子である。
MV_P={Kxs/(1+Tfs)2}FF_P ・・・(2)
MV_M={Kxs/(1+Tfs)2}FF_M ・・・(3)
MV_F=MV+MV_P-MV_M ・・・(4)
発明者は、フィードフォワード制御を外乱印加前に開始する場合、フィードフォワード量の時系列的な配分(時間を規定するパラメータTfにより設定される)が、外乱印加後の経過のフィードバック制御との協調も踏まえたものになっており、全てのフィードフォワード量を外乱印加前に配分するものではないことに着眼した。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。制御装置は、設定値SPと制御量PVとを入力として基本操作量MV(第1の操作量)をPID演算(フィードバック制御演算)により算出する操作量算出部1と、外乱の印加前に有意の値となり外乱の印加後に非有意の値となるトリガー信号FF_Xの入力に応じて、外乱の抑制に必要なフィードフォワード量MV_Xを算出するフィードフォワード算出部2と、操作量算出部1によって算出された基本操作量MVにフィードフォワード量MV_Xを加算して実操作量MV_F(第2の操作量)とするフィードフォワード実行部3とを備えている。
図2は本実施例の制御系のブロック線図である。図2のPは制御対象を示している。
MV=(100/Pb){1+(1/Tis)+Tds}(SP-PV)
・・・(5)
Pbは比例帯、Tiは積分時間、Tdは微分時間、sはラプラス演算子である。
トリガー信号FF_Xが0の状態で外乱印加を検出した場合の動作(図3ステップS104,S114~S119)については後述する。
MV_F=MV+MV_X ・・・(6)
IF MV_F<OL THEN MV_F’=OL ・・・(7)
IF MV_F>OH THEN MV_F’=OH ・・・(8)
つまり、リミット処理部7は、実操作量MV_Fが操作量下限値OLより小さい場合、実操作量MV_F’=OLとし、実操作量MV_Fが操作量上限値OHより大きい場合、実操作量MV_F’=OHとする。
なお、外乱印加のタイミングに対してトリガー信号FF_Xを1にするタイミングをどの程度前にすべきかについては後述する。
MV_X={Kxs/(1+Tfs)2}FF_X ・・・(9)
図4のステップS112,S113の処理は、ステップS107,S108の処理と同じである。
(II)偏差Erが負の値で、その絶対値|Er|が増大する場合(制御量PVが設定値SPより大きくなっていく場合)、すなわちEr<0で、かつEr<Er’が成立する場合。
MV_C=OH-MV_S ・・・(10)
MV_C=MV_S-OL ・・・(11)
Tf_C=(MF_max/MV_C)Tf=Kx/(2.718MV_C)
・・・(12)
MV_X={Kxs/(1+Tf_Cs)2}FF_X ・・・(13)
こうして、制御装置は、トリガー信号FF_Xが0の状態で外乱印加が検出された場合に、ステップS100~S102,S114~S119の処理を制御周期毎に実行する。
なお、実際にはフィードフォワード算出部2が式(13)の算出を停止する前に、フィードフォワード量MV_Xは0に収束しているので、終了時間が経過する前に制御装置はフィードバック制御のみの動作に戻る。
Gp=10.0exp(-20.0s)/(1+400.0s) ・・・(14)
フィードフォワード修正部6は、トリガー信号FF_Xが0の状態で外乱印加が検出されたことにより、以下の計算を行う。
MV_C=OH-MV_S=100.0%-5.0%=95.0% ・・・(15)
Tf_C=Kx/(2.718MV_C)
=652.3/(2.718×95.0)=2.5sec.・・・(16)
Claims (4)
- 設定値と制御量とを入力として第1の操作量をフィードバック制御演算により算出するように構成された操作量算出部と、
外乱の印加前に有意の値となり外乱の印加後に非有意の値となるトリガー信号の入力に応じて、前記外乱の抑制に必要なフィードフォワード量を算出するように構成されたフィードフォワード算出部と、
前記操作量算出部によって算出された前記第1の操作量に前記フィードフォワード量を加算するように構成されたフィードフォワード実行部と、
前記第1の操作量に前記フィードフォワード量を加算した第2の操作量を制御対象に出力するように構成された操作量出力部と、
前記制御量の変化に基づいて外乱印加を検出するように構成された外乱印加検出部と、
前記トリガー信号が入力されていない状態で前記外乱印加が検出された場合に、フィードフォワード制御の初期時点における前記フィードフォワード量の配分が前記トリガー信号が入力された状態で前記外乱が印加された場合よりも多くなるように、前記第1の操作量の余裕に応じて前記フィードフォワード算出部の設定変更を行なうように構成されたフィードフォワード修正部とを備え、
前記フィードフォワード算出部は、前記トリガー信号が入力されていない状態で前記外乱印加が検出された場合に、前記設定変更がなされた後に前記フィードフォワード量の算出を開始することを特徴とする制御装置。 - 請求項1記載の制御装置において、
前記フィードフォワード算出部は、前記フィードフォワード量を徐々に収束させる時間を規定する時定数をTf、前記フィードフォワード量の総量を規定するパラメータをKx、ラプラス演算子をsとしたとき、前記フィードフォワード量をKxs/(1+Tfs)2により算出し、
前記フィードフォワード修正部は、予め規定された操作量上下限値と外乱印加前の整定時の前記第1の操作量との差を余裕量MV_Cとしたとき、前記時定数Tfの設定をKx/(2.718MV_C)に変更することを特徴とする制御装置。 - 設定値と制御量とを入力として第1の操作量をフィードバック制御演算により算出する第1のステップと、
外乱の印加前に有意の値となり外乱の印加後に非有意の値となるトリガー信号の入力に応じて、前記外乱の抑制に必要なフィードフォワード量を算出する第2のステップと、
前記第1の操作量に前記フィードフォワード量を加算する第3のステップと、
前記第1の操作量に前記フィードフォワード量を加算した第2の操作量を制御対象に出力する第4のステップと、
前記制御量の変化に基づいて外乱印加を検出する第5のステップと、
前記トリガー信号が入力されていない状態で前記外乱印加が検出された場合に、フィードフォワード制御の初期時点における前記フィードフォワード量の配分が前記トリガー信号が入力された状態で前記外乱が印加された場合よりも多くなるように、前記第1の操作量の余裕に応じて設定変更を行なう第6のステップと、
前記トリガー信号が入力されていない状態で前記外乱印加が検出された場合に、前記設定変更がなされた後に前記フィードフォワード量の算出を開始する第7のステップとを含むことを特徴とする制御方法。 - 請求項3記載の制御方法において、
前記第2のステップと前記第7のステップは、前記フィードフォワード量を徐々に収束させる時間を規定する時定数をTf、前記フィードフォワード量の総量を規定するパラメータをKx、ラプラス演算子をsとしたとき、前記フィードフォワード量をKxs/(1+Tfs)2により算出するステップを含み、
前記第6のステップは、予め規定された操作量上下限値と外乱印加前の整定時の前記第1の操作量との差を余裕量MV_Cとしたとき、前記時定数Tfの設定をKx/(2.718MV_C)に変更するステップを含むことを特徴とする制御方法。
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