JPWO2015186582A1 - クレンジング化粧料及びシート製品 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ノニオン界面活性剤と、エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物とを含む、水性のクレンジング化粧料であって、優れた安定性を有するクレンジング化粧料を提供する。本発明のクレンジング化粧料は、水50.0〜98.0質量%と、数平均分子量が10000〜20000であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体0.1〜5.0質量%と、ノニオン界面活性剤0.5〜10.0質量%と、エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物0.5〜20.0質量%とを含むことを特徴とする。

Description

本発明は水性のクレンジング化粧料に関する。さらに、該クレンジング化粧料を含むシート製品に関する。
従来、メイクアップ除去機能(クレンジング機能)を有する皮膚洗浄用化粧料、いわゆるクレンジング化粧料が知られている。中でも、さっぱりした使用感を得る観点から、油剤を含まない水性のクレンジング化粧料が知られている(例えば、特許文献1)。これらのクレンジング化粧料には、メイクアップ除去効果や刺激抑制などの観点からノニオン界面活性剤を主たる界面活性剤として配合するものがあり、さらに多価アルコールやエタノールを配合する場合がある。
特開2013−112633号公報
しかしながら、本発明者による検討の結果、上記のようなノニオン界面活性剤を主たる界面活性剤とする水性のクレンジング化粧料において、エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物を含む場合には、特に高温環境下においてノニオン界面活性剤の沈殿が生じる場合があり、安定性が低下する場合があることがわかった。
従って、本発明の目的は、ノニオン界面活性剤と、エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物とを含む、水性のクレンジング化粧料であって、優れた安定性を有するクレンジング化粧料を提供することにある。さらに、上記クレンジング化粧料をシート基材に含浸させたシート製品を提供することにある。
本発明者は、鋭意検討した結果、ノニオン界面活性剤と、エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物とを含む水性のクレンジング化粧料において、特定構造のポリエーテル化合物を特定量配合し、さらに、クレンジング化粧料中の、水、ノニオン界面活性剤、上記化合物の配合量を特定の範囲とすることにより、安定性、特に高温環境下での安定性に優れた水性のクレンジング化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。また、上記クレンジング化粧料をシート基材に含浸させたシート製品が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、成分(A):水と、成分(B):数平均分子量が10000〜20000であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体と、成分(C):ノニオン界面活性剤と、成分(D):エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物とを含み、上記成分(A)の含有量が50.0〜98.0質量%であり、上記成分(B)の含有量が0.1〜5.0質量%であり、上記成分(C)の含有量が0.5〜10.0質量%であり、上記成分(D)の含有量が0.5〜20.0質量%であることを特徴とするクレンジング化粧料を提供する。
上記成分(C)は、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルであることが好ましい。
上記クレンジング化粧料は、さらに、成分(E):アニオン界面活性剤を含み、上記成分(E)の含有量が0.01〜1.0質量%であることが好ましい。
上記成分(E)は、N−アシルアミノ酸系界面活性剤であることが好ましい。
上記クレンジング化粧料は、さらに、成分(F):水溶性高分子化合物を含み、上記成分(F)の含有量が0.001〜0.5質量%であることが好ましい。
上記クレンジング化粧料は、油脂、ロウ、シリコーン油、炭化水素、及びエステル油からなる群より選ばれた油剤を含み又は含まず、上記油剤の含有量が0〜5.0質量%であることが好ましい。
また、本発明は、シート基材と、上記シート基材に含浸された上記クレンジング化粧料とを含むシート製品を提供する。
本発明のクレンジング化粧料は、多量の水を含む水性の組成物であるため、油剤によるべたつき感がなく、使用感に優れる。加えて、上記構成を有することにより、ノニオン界面活性剤と、エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物とを含むにもかかわらず、安定性に特に優れている。
本発明のクレンジング化粧料は、水と、数平均分子量が10000〜20000(10000以上、20000以下)であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体と、ノニオン界面活性剤と、エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物とを、必須の成分として含有する。また、本発明のクレンジング化粧料は、アニオン界面活性剤を含むことが好ましい。さらに、本発明のクレンジング化粧料は、水溶性高分子化合物を含むことが好ましい。さらにまた、本発明のクレンジング化粧料は、その他の成分を含有していてもよい。
なお、本明細書においては、上記水を「成分(A)」、上記数平均分子量が10000〜20000であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体を「成分(B)」、上記ノニオン界面活性剤を「成分(C)」、上記エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物を「成分(D)」、上記アニオン界面活性剤を「成分(E)」、上記水溶性高分子化合物を「成分(F)」と称する場合がある。
本発明のクレンジング化粧料に含まれる成分、即ち、成分(A)〜成分(F)やその他の成分は、それぞれ、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
[成分(A):水]
上記成分(A)は、特に限定されないが、精製水が好ましい。本発明のクレンジング化粧料中の、成分(A)の含有量は、特に限定されないが、水性の化粧料とする観点から、本発明のクレンジング化粧料100質量%に対して、50.0〜98.0質量%であり、好ましくは60.0〜95.0質量%である。
[成分(B):数平均分子量が10000〜20000であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体]
上記成分(B)は、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体である。すなわち、成分(B)は、複数のオキシエチレン単位(酸化エチレン単位)と、複数のオキシプロピレン単位(酸化プロピレン単位)とを少なくとも有するランダム共重合体である。成分(B)は、オキシエチレン単位及びオキシプロピレン単位以外の構成単位を有していてもよい。成分(B)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
本発明の効果を発揮する観点から、成分(B)における共重合形態は、ランダム共重合である。オキシエチレン単位とオキシプロピレン単位がブロック共重合の形態で共重合している場合にはプルロニック型ノニオン界面活性剤として高い効果を発揮するが、ランダム共重合の形態で共重合している場合にはこのような界面活性剤としての効果が小さく安全性が高くなるため、目元や肌へ使用されるクレンジング化粧料として好ましい。
成分(B)における、オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、100〜400が好ましく、より好ましくは200〜350である。また、成分(B)における、オキシプロピレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、30〜150が好ましく、より好ましくは40〜100である。
成分(B)の数平均分子量は、10000〜20000であり、好ましくは12000〜18000である。上記数平均分子量が10000以上であることにより、高い保湿感が得られる。また、上記数平均分子量が20000以下であることにより、べたつき感の少ない、優れた使用感が得られる。
成分(B)は、特に限定されないが、ハンドリング性向上の観点から、25℃で液状であることが好ましい。即ち、成分(B)は、25℃で流動性を有することが好ましく、例えば、半径2cm、高さ7cmのガラスボトルに50gの試料を入れ、25℃の温度下、上記ガラスボトルを逆さにした場合に、逆さにした直後より5分間に、試料がガラスボトルから垂れ落ちる性状を有することが好ましい。
成分(B)の市販品としては、例えば、三洋化成工業社製、商品名「ニューポール 75H−90000」等が挙げられる。
本発明のクレンジング化粧料中の成分(B)の含有量は、本発明のクレンジング化粧料100質量%に対して、0.1〜5.0質量%であり、好ましくは0.5〜5.0質量%である。上記含有量が0.1質量%以上であることにより、クレンジング化粧料の安定性、特に高温下での安定性が向上する。さらに、クレンジング化粧料を使用した後の肌のしっとり感がより一層高くなり、使用感がより一層向上する。一方、上記含有量が5.0質量%以下であることにより、クレンジング化粧料を使用した後の肌のべたつき感がなく優れた使用感を付与することができる。上記成分(B)の含有量は、本発明のクレンジング化粧料中の全ての成分(B)の含有量の合計量である。
[成分(C):ノニオン界面活性剤]
上記成分(C)は、ノニオン界面活性剤である。特に限定されないが、ノニオン界面活性剤は、特に洗い流さずに使用するタイプのクレンジング化粧料(例えば、拭き取り用のクレンジング化粧料など)において、メイクアップ除去効果や安全性の高さなどの観点で、好ましく使用される。成分(C)としては、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(硬化)ヒマシ油、脂肪酸アルキロールアミドなどが挙げられる。中でも、メイクアップ除去効果の観点から、ポリオキシエチレン脂肪酸、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが好ましく、より好ましくはポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルである。成分(C)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
上記ポリオキシエチレン脂肪酸としては、例えば、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、ジラウリン酸ポリエチレングリコール、モノミリスチン酸ポリエチレングリコール、モノパルミチン酸ポリエチレングリコール、ジパルミチン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、モノイソステアリン酸ポリエチレングリコール、ジイソステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、ジオレイン酸ポリエチレングリコールなどが挙げられる。オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、2〜100が好ましく、より好ましくは5〜90である。
上記ポリオキシエチレン脂肪酸の市販品としては、例えば、花王株式会社製、商品名「エマノーン 1112」;日本サーファクタント工業株式会社製、商品名「NIKKOL MYL−10」、商品名「NIKKOL MYO−10」、商品名「NIKKOL MYS−4V」などが挙げられる。
上記ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば、ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、モノオレイン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノミリスチン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルなどが挙げられる。オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、2〜100が好ましく、より好ましくは4〜90である。
上記ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルの市販品は、例えば、交洋ファインケミカル株式会社製、商品名「ハイバーオイルCC−6」;コグニスジャパン社製、商品名「CETIOL HE810」;サソール社製、商品名「ソフチゲン767」;青木油脂工業株式会社製、商品名「ブラウノン RGL−5MISE」、商品名「ブラウノン RGL−8MISE」、商品名「ブラウノン RGL−10MISE」、商品名「RGL−20MISE」、商品名「ブラウノン RGL−20TISE」、日本エマルジョン株式会社製、商品名「EMALEX GWIS−160」、商品名「EMALEX GWIS−220」、商品名「EMALEX GWIS−310」、ミヨシ油脂株式会社製、商品名「MファインオイルCOG−7M」などが挙げられる。
上記ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、セスキオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、セスキステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタンなどが挙げられる。オキシエチレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、10〜100が好ましく、より好ましくは20〜90である。
上記ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの市販品は、例えば、花王株式会社製、商品名「レオドール TWO−120V」;日光ケミカルズ社製、商品名「NIKKOL TO−10V」;日本サ−ファクタント工業社製、商品名「NIKKOL TI−10V」、商品名「NIKKOL TL−10」などが挙げられる。
成分(C)のHLB値は、特に限定されないが、クレンジング化粧料中での相溶性およびメイクアップとの相溶性の観点から、8〜15が好ましく、より好ましくは10〜12である。
本発明のクレンジング化粧料中の成分(C)の含有量は、本発明のクレンジング化粧料100質量%に対して、0.5〜10.0質量%であり、好ましくは1.0〜5.0質量%である。上記含有量が0.5質量%以上であることにより、優れたメイクアップ除去効果を得ることができる。一方、上記含有量が10.0質量%以下であることにより、安定性が向上する。また、肌および眼への刺激性を低く抑えることができる。上記成分(C)の含有量は、本発明のクレンジング化粧料中の全ての成分(C)の含有量の合計量である。
[成分(D):エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物]
上記成分(D)は、エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物(少なくとも1の化合物)である。特に限定されないが、上記成分(D)のうち、エタノールは、例えば、クレンジング化粧料の防腐性を向上させる効果を発揮する。このため、クレンジング化粧料をシートに含浸させたシート製品などの場合に特に有用である。また、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、マルチトールは、クレンジング化粧料の使用後の保湿感を高め、使用感を向上させる効果を発揮する。成分(D)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
本発明のクレンジング化粧料中の成分(D)の含有量は、本発明のクレンジング化粧料100質量%に対して、0.5〜20.0質量%であり、好ましくは1.0〜15.0質量%である。上記含有量が0.5質量%以上である場合に、成分(D)の添加効果が向上するため好ましい。一方、上記含有量が20.0質量%以下であることにより、本発明のクレンジング化粧料の安定性が向上する。また、クレンジング化粧料を使用した後の肌のべたつき感、あるいは刺激性がなく優れた使用感を付与することができる。上記成分(D)の含有量は、本発明のクレンジング化粧料中の全ての成分(D)の含有量の合計量である。
[成分(E):アニオン界面活性剤]
上記成分(E)は、アニオン界面活性剤である。本発明のクレンジング化粧料において、成分(C)と成分(E)を併用することにより、本発明のクレンジング化粧料の安定性がより一層向上するため好ましい。成分(E)としては、特に限定されないが、例えば、N−アシルアミノ酸系界面活性剤が挙げられる。上記N−アシルアミノ酸系界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ミリストイルサルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウムなどのN−アシルサルコシン塩;ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、ミリストイルメチルアラニンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウムなどのN−アシル−N−メチル−β−アラニン塩;ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸カリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミンなどのN−アシルグルタミン酸塩;ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウムなどのN−アシルグリシン塩などが挙げられる。さらに、成分(E)としては、特に限定されないが、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウムなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウムなどのα−オレフィンスルホン酸塩;ミリストイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、オレオイルメチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムなどのN−アシルメチルタウリン塩;スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハク酸ラウリルニナトリウムなどのスルホコハク酸アルキル塩;スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウリル二ナトリウムなどのスルホコハク酸ポリオキシエチレンアルキル塩;ラウリルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ジエタノールアミンなどのモノアルキルリン酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミンなどのポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウリルグリコール酢酸ナトリウム(ドデカン−1,2−ジオール酢酸ナトリウム)、ラウリルグリコール酢酸カリウム、ミリスチルグリコール酢酸ナトリウム、ミリスチルグリコール酢酸カリウム、パルミチルグリコール酢酸ナトリウム、パルミチルグリコール酢酸カリウム、ステアリルグリコール酢酸ナトリウム、ステアリルグリコール酢酸カリウム、ベヘニルグリコール酢酸ナトリウム、ベヘニルグリコール酢酸カリウムなどのアルキルエーテルグリコール酢酸塩などが挙げられる。中でも、肌への刺激性の低さの観点から、N−アシルアミノ酸系界面活性剤が好ましい。成分(E)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
上記成分(E)(特に、N−アシルアミノ酸系界面活性剤)の市販品は、例えば、味の素ヘルシーサプライ社製、商品名「アミソフトCS―22」、商品名「アミソフトHS-11P」、商品名「アミソフトGS―11P」;旭化成ケミカルズ社製、商品名「アミノサーファクトACMT―L」、商品名「アミノサーファクトACDS―L」、商品名「アミノサーファクトALMS―P1」、商品名「アミノフォーマーFLMS―P1」;川研ファインケミカル社製、商品名「ソイポンSCE」、商品名「アラノンALE」などが挙げられる。
本発明のクレンジング化粧料中の成分(E)の含有量は、特に限定されないが、本発明のクレンジング化粧料100質量%に対して、0.01〜1.0質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜0.5質量%である。上記含有量が上記範囲内である場合に、本発明のクレンジング化粧料の安定性がより一層高くなるため好ましい。上記成分(E)の含有量は、本発明のクレンジング化粧料中の全ての成分(E)の含有量の合計量である。
[成分(F):水溶性高分子化合物]
上記成分(F)は、水溶性高分子化合物である。成分(F)を配合することにより、本発明のクレンジング化粧料の使用感が向上するため好ましい。特に、クレンジング化粧料をシートに含浸させて用いる場合や、クレンジング化粧料をシートに含浸させたシート製品の場合には、拭き取り時の摩擦感が低減するため、使用感が特に向上する。一方、成分(B)を配合せずに成分(F)を配合する場合には安定性が低下しやすい傾向にある。成分(F)を配合する場合には、成分(B)による安定性向上の効果がより一層顕著に発揮される。
成分(F)としては、特に限定されないが、例えば、ゼラチン、キサンタンガム、グアガム、カラギーナン、ペクチン、ローカストビーンガム、アルギン酸塩、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレンステアリルエーテル共重合体、アクリル酸アルキル・メタクリル酸ポリオキシエチレンべへネスエーテル共重合体、アクリル酸アルキル・イタコン酸ポリオキシエチレンセチルエーテル共重合体及びアクリル酸アルキル・メタクリル酸ポリオキシエチレンステアリルエーテルクロスポリマーなどが挙げられる。成分(F)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
本発明のクレンジング化粧料中の成分(F)の含有量は、特に限定されないが、本発明のクレンジング化粧料100質量%に対して、0.001〜0.5質量%が好ましく、より好ましくは0.01〜0.1質量%である。上記含有量が0.001質量%以上である場合に、本発明のクレンジング化粧料の使用感がより一層向上するため好ましい。一方、上記含有量が0.5質量%以下であることにより、本発明のクレンジング化粧料の安定性がより一層向上する。上記成分(F)の含有量は、本発明のクレンジング化粧料中の全ての成分(F)の含有量の合計量である。
本発明のクレンジング化粧料は、使用後のべたつきを抑制して使用感を向上する観点から、油脂、ロウ、シリコーン油、炭化水素、及びエステル油からなる群より選ばれた油剤を実質的に含まないことが好ましい。具体的には、本発明のクレンジング化粧料中の上記油剤の含有量は、本発明のクレンジング化粧料100質量%に対して、5.0質量%以下(0〜5.0質量%)が好ましく、より好ましくは0〜1.0質量%である。即ち、本発明のクレンジング化粧料は、上記油剤を含み又は含まず、上記油剤の含有量が0〜5.0質量%であることが好ましく、より好ましくは0〜1.0質量%である。
上記油脂としては、例えば、オリーブ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、アボカド油などが挙げられる。上記ロウとしては、例えば、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油、ミツロウ、ラノリンなどが挙げられる。上記炭化水素としては、例えば、流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、スクワレン、スクワランなどが挙げられる。上記エステル油としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸オクチルなどが挙げられる。上記シリコーン油としては、例えば、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどが挙げられる。
本発明のクレンジング化粧料は、上記成分(A)〜成分(F)以外の成分(その他の成分)を含有していてもよい。上記その他の成分としては、特に限定されないが、例えば、両性界面活性剤、紫外線吸収剤、粉体、酸化防止剤、防腐剤、香料、着色剤、キレート剤、清涼剤、増粘剤、植物抽出液、ビタミン類、中和剤、アミノ酸、pH調整剤、美白剤、抗炎症剤、殺菌剤などの添加剤などが挙げられる。
本発明のクレンジング化粧料は、メイクアップ除去機能(クレンジング機能)を有する化粧料、すなわち、メイクアップ除去剤である。本発明のクレンジング化粧料は、皮膚に対して用いる、皮膚化粧料であることが好ましく、より好ましくは、顔用の皮膚化粧料である。なお、本明細書において、「化粧料」とは、日本国における所謂医薬品医療機器等法(旧薬事法)上の「化粧品」には限定されず、例えば、化粧品、医薬部外品、医薬品、雑貨のいずれであってもよい。
本発明のクレンジング化粧料は、常法により製造することができる。例えば、上記した各構成成分を混合し、公知の方法、具体的には、ホモミキサー等で撹拌する方法等が挙げられる。
本発明のクレンジング化粧料は、水の含有量の多い、水性の化粧料である。このため、使用後の油剤の残存によるべたつき感がないため好ましい。また、使用後の洗い流しや拭き取りが容易にできるため好ましい。
本発明のクレンジング化粧料は、主たる界面活性剤としてノニオン界面活性剤(成分(C))を配合する。このため、安全性が高く、特に使用後に洗い流さずに使用するタイプのクレンジング化粧料(例えば、拭き取り用のクレンジング化粧料)としても好ましく用いることができ、汎用性に優れる。
さらに、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、マルチトール(成分(D))を配合することにより、クレンジング化粧料によるメイクアップ除去後の皮膚の保湿感が高まるため、クレンジング化粧料の使用感が向上する。また、エタノール(成分(D))を配合することにより、クレンジング化粧料の防腐性が向上する。これらの特性は、洗い流さずに使用するタイプのクレンジング化粧料(中でも、拭き取り用のクレンジング化粧料)の場合に特に好ましい。
一方、ノニオン界面活性剤を主たる界面活性剤とする水性のクレンジング化粧料においては、上記成分(D)を配合すると、水素結合力が低下してノニオン界面活性剤の曇点が低下することによるものと推測されるが、長時間保管した場合(特に、例えば40℃以上の高温環境下に保管した場合)に界面活性剤の沈殿が生じるなど、クレンジング化粧料の安定性が低下する問題があった。
本発明においては、特定構造のポリエーテル化合物である成分(B)を特定量配合することによって、エチレンオキサイドおよびプロピレンオキサイドによる溶解助剤としての働きによるものと推定されるが、上記のような成分(C)と成分(D)を含有するクレンジング化粧料の安定性を飛躍的に向上させた。これにより、本発明のクレンジング化粧料は、成分(C)と成分(D)とを十分な配合量で併用することにより、メイクアップ除去効果、安全性に優れ、さらに使用感及び/又は防腐性にも優れ、なおかつ成分(B)により安定性にも優れる。加えて、成分(B)により、メイクアップ除去後の皮膚のしっとりとした感触がより一層向上するため、本発明のクレンジング化粧料は使用感に特に優れる。
さらに、成分(B)に加えて、アニオン界面活性剤(成分(E))を併用すると、本発明のクレンジング化粧料の安定性がより一層向上するため好ましい。
また、水溶性高分子化合物(成分(F))を配合することにより、特に本発明のクレンジング化粧料を不織布等に染み込ませてメイクを拭き取って除去する際に、皮膚と不織布等との摩擦感が低減するため、使用感がより一層向上する。一般的な成分(B)を配合しないクレンジング化粧料では、成分(F)を配合すると、系の安定性が低下する傾向にあるが、本発明においては、成分(B)(好ましくは、さらに成分(E))を配合することにより、成分(F)を配合しても、優れた安定性を達成することができる。
このため、本発明のクレンジング化粧料は、メイク除去後に洗い流す使用方法でも、メイク除去後に洗い流さない使用方法(例えば、拭き取りなど)でも、共に好ましく用いることができるため、汎用性に優れる。
本発明のクレンジング化粧料の使用方法は、特に限定されず、例えば、公知のクレンジング化粧料の使用方法が挙げられる。具体的には、例えば、本発明のクレンジング化粧料を手にとり直接皮膚上のメイクになじませて除去する方法;本発明のクレンジング化粧料をコットン等の布(織布、不織布など)に染み込ませて、その布により皮膚上のメイクを拭き取る方法などが挙げられる。さらに、本発明のクレンジング化粧料を予めシート基材に染み込ませたシート製品を作製しておき、該シート製品によりメイクを拭き取る方法も挙げられる。メイクを除去した後の皮膚は、洗い流してもよいし、洗い流さなくてもよい。即ち、本発明のクレンジング化粧料は、洗い流すクレンジング化粧料であってもよいし、洗い流さないクレンジング化粧料であってもよい。中でも、本発明のクレンジング化粧料は、上記特性の観点から、洗い流さずに使用するクレンジング化粧料(特に、拭き取り用のクレンジング化粧料)が好ましい。
[本発明のシート製品]
本発明のクレンジング化粧料を、シート基材に含浸することにより、クレンジング用のシート製品が得られる。なお、本明細書では、上記シート製品を「本発明のシート製品」と称する場合がある。また、本発明のシート製品を構成する上記シート基材を「本発明のシート基材」と称する場合がある。即ち、本発明のシート製品は、シート基材(本発明のシート基材)と、上記本発明のシート基材に含浸された本発明のクレンジング化粧料とを少なくとも含む。本発明のシート製品は、本発明のシート基材及び本発明のクレンジング化粧料以外の構成成分を含んでいてもよい。
本発明のシート製品は高い防腐性を有していることが特に好ましいため、本発明のシート製品における本発明のクレンジング化粧料は、成分(D)としてエタノールを含むことが好ましい。また、本発明のシート製品の使用時の摩擦感の低減の観点から、本発明のシート製品における本発明のクレンジング化粧料は、成分(F)を含むことが好ましく、さらに、安定性を向上する観点から、成分(F)と成分(E)を共に含むことがより好ましい。
本発明のシート基材は、特に限定されず、本発明のクレンジング化粧料を含浸可能なシート状の支持体である。本発明のシート基材としては、織布、不織布が好ましい。本発明のシート基材は、積層体(即ち、積層シート)であってもよく、例えば、織布の積層体、不織布の積層体、織布と不織布の積層体などであってもよい。本発明のシート基材は、使用感、加工のし易さ等の観点から、不織布を含むシート基材であることが好ましく、より好ましくは不織布である。上記不織布としては、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、サーマルボンド不織布、ニードルパンチ不織布、スティッチボンド不織布などが挙げられる。
上記織布や不織布を構成する繊維としては、特に限定されず、例えば、天然繊維、合成繊維、半天然繊維などが挙げられる。上記天然繊維としては、綿、パルプ、シルク、セルロース、麻、リンター、カボックなどが挙げられる。上記合成繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維(例えば、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維等)、アクリル繊維、ポリオレフィン繊維(例えば、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維等)などが挙げられる。上記半天然繊維としては、レーヨン、アセテートなどが挙げられる。上記繊維は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。また、2種以上の上記繊維からなる混紡繊維を用いてもよい。
本発明のシート基材には、エンボス加工処理を施してもよい。上記エンボス加工処理としては、特に限定されず、例えば、裏面を押し上げて浮かす(したがって裏面は凹む)方式や、表面に特殊なインクを付着することで凸部を形成する(裏面は凹まない)方式などが挙げられる。
本発明のシート基材の目付は、特に限定されないが、ふき心地の観点から、20〜100g/mが好ましく、より好ましくは25〜80g/mである。
本発明のシート基材は、織布や不織布等の種類に応じて、公知慣用の製造方法により製造することができる。また、本発明のシート基材は市販品を用いることもできる。市販品としては、特に限定されないが、例えば、ダイワボウポリテック株式会社製、商品名「RH」;ダイワボウポリテック株式会社製、商品名「AS−40」;フタムラ化学株式会社製、商品名「TCF404WJ」;ユニチカ株式会社製、商品名「コットエース A060S/A18」;ユニチカ株式会社製、商品名「コットエース C030S/A18」;株式会社クラレ製、商品名「クラフレックスJP2445B019」;株式会社クラレ製、商品名「クラフレックスJP0509B056」;株式会社クラレ製、商品名「クラフレックスJP4250H023」;旭化成株式会社製、商品名「ベンリーゼJP254」;旭化成株式会社製、商品名「ベンリーゼRE75K」;三昭紙業株式会社製、商品名「サンモアSP8740」;三昭紙業株式会社製、商品名「サンモアSP8748」;伊野紙株式会社製、商品名「M1−30−2PE」などが挙げられる。
本発明のシート製品における、本発明のシート基材に対する含浸された本発明のクレンジング化粧料の質量割合は、特に限定されないが、本発明のシート基材1.0質量部に対して、本発明のクレンジング化粧料が1.0〜10.0質量部であることが好ましく、より好ましくは1.5〜7.0質量部である。
本発明のシート製品の形状はシート状である。これにより、皮膚(肌)を拭く使用形態での使用性に優れ、携帯性にも優れる。シートの平面形状は、特に限定されないが、例えば、四角形(例えば、正方形、長方形等)、三角形等の多角形;円形、楕円形、半円形;三日月形;樽形;鼓形;キャラクターの形状などが挙げられる。中でも、生産性、使用性や梱包性の観点からは四角形が好ましい。本発明のシート製品には、切れ込み部、くり抜き部、凹凸部などの成型が施されていてもよい。本発明のシート製品のシートの片面の表面積は、特に限定されないが、使用性、携帯性、包装性などの観点から、100〜3000cmが好ましく、より好ましくは150〜1000cmである。
本発明のシート製品は、乾燥防止、外出時の携帯性、使用時の取り扱い性等の観点から、包装容器に収納されることが好ましい。本発明のシート製品は1枚ごとに個別包装されていてもよいし、生産コスト、生産効率等の観点から、複数枚の本発明の本発明のシート製品が同一包装容器内に収納されていてもよい。1の包装容器に収納される本発明のシート製品の枚数は、特に限定されないが、2〜50枚(/1包装容器)が好ましい。本発明のシート製品は、二つ折り、三つ折り、四つ折り等に折り畳んで包装容器に収納されていることが好ましい。
上記包装容器としては、例えば、袋体(包装袋)、箱状容器などが挙げられる。上記包装容器は、本発明のクレンジング化粧料の揮発を抑制できるものが好ましい。上記包装容器の材質としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の樹脂;アルミニウム等の金属などが挙げられる。上記包装容器としては、軽量であり優れた揮発防止効果を有する観点から、表面に金属層が積層又は蒸着された樹脂製の包装容器(特に、包装袋)が好ましく、より好ましくは、表面にアルミニウム蒸着された樹脂製の包装袋である。
本発明のシート製品は、本発明のシート基材に本発明のクレンジング化粧料を含浸させることにより製造しうる。本発明のシート基材に本発明のクレンジング化粧料を含浸させる方法は、特に限定されず、例えば、折りたたんだ状態の本発明のシート基材に本発明のクレンジング化粧料を注入し含浸させる方法、本発明のシート基材に本発明のクレンジング化粧料をスプレーする方法、印刷法を用いて本発明のシート基材に本発明のクレンジング化粧料を含浸させる方法、本発明のクレンジング化粧料中に本発明のシート基材を浸す方法等が挙げられる。
本発明のシート製品の使用方法は、特に限定されないが、該シート製品により皮膚上のメイクを拭き取る方法が挙げられる。本発明のシート製品は、皮膚上を拭いて使用する、拭き取り用シート製品であることが好ましい。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。尚、配合量は、各成分の配合量(即ち、各原料中の有効成分の配合量)であり、特記しない限り「質量%」で表す。
実施例1〜6、比較例1〜5
表1に記した組成に従い、実施例および比較例の各クレンジング化粧料(液状の水性クレンジング化粧料)を常法により調製した。さらに、上記クレンジング化粧料を、パルプ50%、レーヨン50%からなる不織布(目付50g/m)に、不織布1質量部に対してクレンジング化粧料4質量部の質量割合で、含浸させ、実施例および比較例の各シート製品を調製した。
なお、表および下記処方例に記載の各成分の詳細は、以下の通りである。
成分(B)
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンヘキシレングリコールエーテル(300E.O.)(75P.O.):商品名「ニューポール 75H−90000」、三洋化成工業株式会社製、数平均分子量14000、液状
成分(C)
ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリル(6E.O.):商品名「ハイバーオイル CC−6」、交洋ファインケミカル株式会社製
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(8E.O.):商品名「ブラウノン RGL−8MISE」、青木油脂工業株式会社製
ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(20E.O.):商品名「EMALEX GWIS−220」、日本エマルジョン株式会社製
成分(E)
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム:商品名「アミソフト HS−11P」、味の素株式会社製
成分(F)
キサンタンガム:商品名「エコーガムT」、大日本住友製薬株式会社製
ヒドロキシエチルセルロース:商品名「HECダイセル SE900」、ダイセル化学工業株式会社製
カルボキシビニルポリマー:商品名「ハイビスワコー105」、和光純薬工業株式会社製
(評価)
各実施例および各比較例で得られた各クレンジング化粧料について以下の通り評価した。評価結果は表1に記載した。
なお、下記(1)および(2)の評価は、各実施例および各比較例で得られた各シート製品を用いて行い、下記(3)の評価は、各実施例および各比較例で得られた各クレンジング化粧料を用いて行った。また、下記(1)〜(3)の評価は、23℃、湿度60%RHの恒温恒湿の条件下で実施した。
(1)メイクアップ除去効果
女性官能評価パネル(官能評価パネリスト)10名により、評価を行った。
それぞれメイクを施した官能評価パネルが、実施例および比較例で得られた各シート製品(即ち、クレンジング化粧料を含浸させた不織布)を、通常のメイクアップ除去製品を使用する方法で使用してメイク汚れを除去した。具体的には、各シート製品中のクレンジング化粧料をメイク汚れに十分馴染ませた後、拭き取るようにクレンジングを施した。
上記メイク汚れ除去後の状態を目視により観察し、メイクアップ除去の程度から、下記の判断基準で判定した。
[メイクアップ除去効果の判定基準]
○○(優れる):10名中8名以上がメイク残りはなく、除去効果(クレンジング効果)に優れると回答。
○(良好):10名中6〜7名がメイク残りはなく、除去効果(クレンジング効果)に優れると回答。
×(不良):10名中5名以下がメイク残りはなく、除去効果(クレンジング効果)に優れると回答。
(2)使用後のしっとり感、べたつきの無さ
上記(1)の評価後10分間放置したのち、使用後のしっとり感およびべたつきの無さを評価した。
官能評価パネル10名の回答から、下記の判定基準で判断した。
[使用後のしっとり感、べたつき感の無さの判定基準]
○○(優れる):10名中8名以上が使用後のしっとり感があり保湿性に優れ、べたつきが無いと回答。
○(良好):10名中6〜7名が使用後のしっとり感があり保湿性に優れ、べたつきが無いと回答。
×(不良):10名中5名以下が使用後のしっとり感があり保湿性に優れ、べたつきが無いと回答。
(3)製剤安定性
実施例および比較例で得られた各クレンジング化粧料を容量50mLの透明ガラス容器に充填し、45℃の恒温槽に1ヶ月保管後、性状を目視観察して、以下の評価基準に従って目視評価した。
[製剤安定性(45℃、1ヶ月)の評価基準]
○○(優れる):透明液状の形態を維持している。
○(良好):透明液状の形態を維持しているが、僅かに白濁、凝集物、若しくは析出物が認められる。
×(不良):透明液状の形態を維持しておらず、明らかに凝集物、若しくは析出物が認められる。
Figure 2015186582
さらに、以下に、本発明のクレンジング化粧料及びシート製品の処方例を示す。
(処方例1)クレンジングローション
ポリオキシエチレン(カプリル/カプリン酸)グリセリル 1.5質量%
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(8E.O.)
2.0質量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンヘキシレングリコールエーテル(300E.O.)(75P.O.)
1.5質量%
グリセリン 4.0質量%
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.1質量%
キサンタンガム 0.03質量%
クエン酸 0.05質量%
クエン酸三ナトリウム 0.5質量%
エデト酸二ナトリウム 0.1質量%
フェノキシエタノール 0.3質量%
1,2−オクタンジオール 0.1質量%
精製水 89.82質量%
合計 100.0質量%
(処方例2)クレンジングシート
<クレンジング化粧料>
ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(20E.O.)
1.0質量%
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル(7E.O.)
2.0質量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンヘキシレングリコールエーテル(300E.O.)(75P.O.)
3.0質量%
エタノール 5.0質量%
ソルビトール 3.0質量%
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.1質量%
ヒドロキシエチルセルロース 0.1質量%
クエン酸 0.05質量%
クエン酸三ナトリウム 0.5質量%
エデト酸二ナトリウム 0.1質量%
メチルパラベン 0.2質量%
フェノキシエタノール 0.2質量%
香料 0.2質量%
精製水 84.55質量%
合計 100.0質量%
<シート基材>
不織布(パルプ50%、レーヨン50%) 100.0質量%
シート基材1.0質量部に対して、クレンジング化粧料を4.0質量部含浸させた。
本発明のクレンジング化粧料および本発明のシート製品は、メイクアップの除去(クレンジング)に用いられる。特に、顔のメイクアップ除去に好ましく用いられる。

Claims (7)

  1. 成分(A):水と、
    成分(B):数平均分子量が10000〜20000であるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム共重合体と、
    成分(C):ノニオン界面活性剤と、
    成分(D):エタノール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール、及びマルチトールからなる群より選ばれた化合物とを含み、
    前記成分(A)の含有量が50.0〜98.0質量%であり、
    前記成分(B)の含有量が0.1〜5.0質量%であり、
    前記成分(C)の含有量が0.5〜10.0質量%であり、
    前記成分(D)の含有量が0.5〜20.0質量%であることを特徴とするクレンジング化粧料。
  2. 前記成分(C)がポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルである請求項1に記載のクレンジング化粧料。
  3. さらに、成分(E):アニオン界面活性剤を含み、前記成分(E)の含有量が0.01〜1.0質量%である請求項1又は2に記載のクレンジング化粧料。
  4. 前記成分(E)がN−アシルアミノ酸系界面活性剤である請求項3に記載のクレンジング化粧料。
  5. さらに、成分(F):水溶性高分子化合物を含み、前記成分(F)の含有量が0.001〜0.5質量%である請求項1〜4のいずれか一項に記載のクレンジング化粧料。
  6. 油脂、ロウ、シリコーン油、炭化水素、及びエステル油からなる群より選ばれた油剤を含み又は含まず、
    前記油剤の含有量が0〜5.0質量%である請求項1〜5のいずれか一項に記載のクレンジング化粧料。
  7. シート基材と、前記シート基材に含浸された請求項1〜6のいずれか一項に記載のクレンジング化粧料とを含むシート製品。
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