JPWO2015133164A1 - 光コネクタとケーブルおよび光通信装置 - Google Patents

光コネクタとケーブルおよび光通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015133164A1
JPWO2015133164A1 JP2016506156A JP2016506156A JPWO2015133164A1 JP WO2015133164 A1 JPWO2015133164 A1 JP WO2015133164A1 JP 2016506156 A JP2016506156 A JP 2016506156A JP 2016506156 A JP2016506156 A JP 2016506156A JP WO2015133164 A1 JPWO2015133164 A1 JP WO2015133164A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
lens
optical signal
divergence angle
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016506156A
Other languages
English (en)
Inventor
和良 鈴木
和良 鈴木
量資 近藤
量資 近藤
一彰 鳥羽
一彰 鳥羽
中嶋 康久
康久 中嶋
敏 宮崎
敏 宮崎
山本 真也
真也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPWO2015133164A1 publication Critical patent/JPWO2015133164A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4292Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/32Optical coupling means having lens focusing means positioned between opposed fibre ends
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3847Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture with means preventing fibre end damage, e.g. recessed fibre surfaces
    • G02B6/3849Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture with means preventing fibre end damage, e.g. recessed fibre surfaces using mechanical protective elements, e.g. caps, hoods, sealing membranes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3853Lens inside the ferrule
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4296Coupling light guides with opto-electronic elements coupling with sources of high radiant energy, e.g. high power lasers, high temperature light sources
    • G02B2006/4297Coupling light guides with opto-electronic elements coupling with sources of high radiant energy, e.g. high power lasers, high temperature light sources having protection means, e.g. protecting humans against accidental exposure to harmful laser radiation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Abstract

プラグ31のレンズ311は、光ファイバケーブル20からの光信号を所定の発散角の光に変換して出射する。プラグ筐体315は、光ファイバケーブル20とレンズ311を固定する。レンズ311は、光ファイバケーブル20の出射面20a側で、光ファイバケーブル20からの光信号が所定の発散角の光となる位置とする。プラグ31から出射される光信号は、周囲の人間の眼球に入射される際に分散された状態となるので、視覚機能等に悪影響を与えてしまうことを防止できるようになる。

Description

この技術は、光コネクタとケーブルおよび光通信装置に関し、光信号が視覚機能等に悪影響を与えないようにする。
従来、レーザ光を用いた光通信では、例えば光コネクタを用いた光ファイバケーブルの接続が行われている。光コネクタでは、プラグとレセプタクル間で通信される光信号をコリメート光とするためのレンズがプラグ側とレセプタクル側の一方に設けられて、他方にコリメート光を集光するためのレンズが設けられているものが広く知られている。このようにコリメート光を用いてプラグとレセプタクル間の通信を行うようにすれば、光ファイバケーブルの端面を光検出等と互いに対向するように所定間隔で高精度に位置決めしなくとも光通信が可能となり、光コネクタを安価に提供できるようになる。
また、特許文献1では、光ファイバケーブルの端部に移動可能なシャッタが設けられている。このシャッタは、閉鎖位置であるときに光ファイバケーブルの光信号出射側の端面(出射面)をカバーする。したがって、出射面を傷や汚れ等から保護できると共に、光ファイバケーブル内への光の入射等を阻止できる。さらに、シャッタは光ファイバケーブルの出射面をカバーすることで、光ファイバケーブルの出射面から出射されるコリメート光が周囲の人間の眼球に入射して、視覚機能等に悪影響を与えてしまうことを防止できる。
特開2000−147333号公報
ところで、レーザ光の出射面をカバーするシャッタを設ける場合、シャッタの摩耗等によって閉鎖位置にならない場合や、クリーニング等のためにシャッタを開放位置とされる場合がある。このような場合、光信号の出射面が露出した状態となるのでコリメート光が周囲の人間の眼球に入射するおそれがある。
そこで、この技術では、視覚機能等に悪影響を与えるような光信号の出射を防止できる光コネクタとケーブルおよび光通信装置を提供することを目的とする。
この技術の第1の側面は、光伝送路または光源からの光信号を所定の発散角に変換して出射するレンズと、
前記レンズが固定されて、前記光信号の受信側コネクタに装着される筐体とを備える光コネクタにある。
この技術では、光信号の受信側コネクタに装着される筐体に固定されたレンズによって、光信号が所定の発散角に変換されて出射される。所定の発散角は、レンズから所定距離だけ離れた位置における所定領域の光量が予め設定された光量以下となる角度、例えば10度以上の発散角に変換される。または、所定の発散角は、筐体を受信側コネクタに装着したときの取付許容誤差範囲で、受信側コネクタで受信される光信号の光量の低下量が予め設定された光量以下となる角度、例えば20度以下の発散角に変換される。また、レンズは、光信号をレンズから所定距離よりも近接した位置に集光させることで、所定距離だけ離れた位置で所定の発散角を有した光信号に変換としてもよい。筐体では、レンズだけでなく、レンズから出射する光信号が所定の発散角となる位置で、光信号をレンズに出射する光伝送路または光源が保持される。例えば光伝送路または光源は、光信号の出力位置がレンズの焦点位置と異なる位置で保持される。
この技術の第2の側面は、
光ファイバケーブル端面からの光信号を所定の発散角に変換して出射するレンズと、
前記光ファイバケーブルと前記レンズを一体に固定して前記光信号の受信側コネクタに装着される筐体とを備えるケーブルにある。
この技術の第3の側面は、
光信号出力部と、
前記光信号出力部からの光信号を所定の発散角に変換して出射するレンズと、
前記レンズが固定されて、前記光信号の受信側コネクタが装着される筐体とを備える光通信装置にある。
この技術では、光伝送路または光源からの光信号を所定の発散角の光に変換するレンズと、前記レンズが固定されて、前記光信号の受信側光コネクタと装着される筐体が設けられる。したがって、出射される光信号は、周囲の人間の眼球に入射される際に分散された状態となるので、視覚機能等に悪影響を与えてしまうことを防止できる。なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
光通信システムの構成を例示した図である。 光信号を出射するプラグの概略構成を例示した図である。 光信号が入射されるレセプタクルの概略構成を例示した図である。 光コネクタの第1の動作を説明するための図である。 プラグからの出射光が発散角を有する場合を示す図である。 プラグとレセプタクルとの取り付けで誤差が生じた場合を示す図である。 レセプタクルにプラグを装着した場合を示す図である。 光コネクタの第2の動作を説明するための図である。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.光通信システムの構成
2.光コネクタの概略構成
3.光コネクタの第1の動作
4.光コネクタの第2の動作
5.光コネクタの他の動作
<1.光通信システムの構成>
図1は、本技術の光コネクタを用いた光通信システムの構成を例示している。光通信システム10は、情報の送信側であるソース機器12と情報の受信側であるシンク機器14が、光伝送路例えば光ファイバケーブル20を介して接続されている。
ソース機器12は、映像や音声のコンテンツ,コンピュータデータ等の情報を出力可能な機器である。例えば、ソース機器12は、放送番組や配信番組等を受信するセットトップボックス、記録媒体に記録されている映像や音声のコンテンツを再生する再生装置、種々のコンテンツやコンピュータデータ等の情報を記憶しているサーバ、情報送信装置等の機器である。
シンク機器14は、ソース機器12から出力された情報を受信して、受信した情報をユーザに対して提示する処理や記録媒体に記録する処理等を行う機器である。例えば、シンク機器14は、映像表示装置や音声出力装置、記録装置、情報受信装置等の機器である。
光通信システム10において、ソース機器12やシンク機器14に光ファイバケーブル20を接続する場合、光コネクタが用いられる。光コネクタは、プラグ31とレセプタクル32で構成されており、レセプタクル32にプラグ31が挿脱可能に取り付けられる構成とされている。
プラグ31は、例えば光ファイバケーブル20の両端に設けられており、レセプタクル32は例えばソース機器12とシンク機器14のそれぞれに設けられている。ソース機器12のレセプタクル32−aにはレーザ光を出射する光源41が設けられており、シンク機器14のレセプタクル32−bには光信号を電気信号に変換する光検出部42が設けられている。
ここで、図1に示すように、光ファイバケーブル20の一端に設けられたプラグ31をソース機器12のレセプタクル32−aに装着して、光ファイバケーブル20の他端に設けられたプラグ31をシンク機器14のレセプタクル32−bに装着する。さらに、ソース機器12のレセプタクル32−aでは、送信する情報に応じて変調されたレーザ光を光源41から光信号として出射する。このように送信する情報を光信号として送信すれば、シンク機器14のレセプタクル32−bは、光信号を光検出部42に集光して光信号に応じた電気信号を生成することで、光ファイバケーブル20を介してソース機器12とシンク機器14で通信を行える。なお、光通信システム10では、シンク機器14に関する情報等を、光ファイバケーブルを介してソース機器に送信する構成を有していてもよい。
<2.光コネクタの概略構成>
図2は、光信号を出射するプラグの概略構成を例示している。また、図3は、光信号が入射されるレセプタクルの概略構成を例示している。なお、この技術の理解を容易とするため、以下の図では筐体や光ファイバケーブル等を断面図で例示している。
図2に示すように、光信号を出射するプラグ(送信側光コネクタ)は、レンズ311とプラグ筐体315を有している。
レンズ311は、光ファイバケーブル20の光信号出射側の端面(出射面)20a側に配置されており、光ファイバケーブル20の出射面20aからの光信号を所定の発散角に変換して出射する。
プラグ筐体315は、光ファイバケーブル20とレンズ311を、レンズ311から出射する光信号が所定の発散角となる位置で固定して保持する。このプラグ筐体315には嵌合突部315aが設けられている。嵌合突部315aは、レンズ311を介して出射される光信号の受信側であるレセプタクル32に設けられた嵌合穴に対応する形状およびサイズとされており、プラグ31とレセプタクル32を接続する際にレセプタクル32の嵌合穴に挿入される。すなわち、プラグ31は、レセプタクル(受信側光コネクタ)32に対して挿脱可能に装着される構成とされている。
図3に示すように、光信号が入射されるレセプタクル(受信側光コネクタ)32は、レンズ321とレセプタクル筐体325、レセプタクル取付部326および光検出部42を有している。
レンズ321は、光検出部42の受光面側に配置されており、レセプタクル32に入射された光信号を光検出部42の受光面に集光する。
レセプタクル筐体325は、レンズ321と光検出部42を上述の位置関係で固定する。このレセプタクル筐体325には嵌合穴325aが設けられている。嵌合穴325aは、プラグ筐体315の嵌合突部315aに対応する形状およびサイズとされており、プラグ31とレセプタクル32を接続する際にプラグ筐体315の嵌合突部315aが挿入される。すなわち、レセプタクル32は、プラグ31が挿脱可能に取り付けられる構成とされている。
レセプタクル取付部326は、レセプタクル32を受信側基板327に機械的かつ電気的に接続する。例えば、レセプタクル取付部326は、レセプタクル32を受信側基板327に電気的に接続して、光検出部42で生成された信号を受信側基板327の回路に入力する。また、レセプタクル取付部326は、レセプタクル32を受信側基板327に機械的に接続して、レセプタクル筐体325を受信側基板327の所定位置に固定する。
<3.光コネクタの第1の動作>
このように構成された光コネクタにおいて、例えばシンク機器14のレセプタクル32に挿入されるプラグ31から出射される光信号がコリメート光であると、距離に応じた光強度の減衰量が少ない。このため、プラグ31から離れていても人間の眼球に入射すると、視覚機能等に悪影響を与えてしまうおそれがある。そこで、プラグ31のレンズ311では、光ファイバケーブル20からの光信号を所定の発散角の光に変換して出射することで、レンズ311から所定距離だけ離れた位置における所定領域の光量が、予め設定された光量以下となるように光信号を分散させる。
図4は、光コネクタの第1の動作を説明するための図であり、図4の(A)は、光ファイバケーブル20からの光信号をレンズ311で所定の発散角の光に変換した場合を示している。なお、図4の(B)は、コリメートレンズ361を用いることで、光ファイバケーブル20からの光信号をコリメート光に変換する従来のプラグの構成を参考として例示している。
図4の(B)に示すように、コリメートレンズ361を用いて光ファイバケーブル20からの光信号をコリメート光に変換して出射するプラグ36では、距離に応じた光強度の減衰量が少ない。したがって、プラグ36から離れた位置でプラグ36の出射光を目視する場合でも目に入る光量が大きく、目に悪影響を与えるおそれがある。
しかし、図4の(A)に示すように、光ファイバケーブル20からの光信号をレンズ311で所定の発散角に変換すると、プラグ31から離れた位置は光信号が分散される。すなわち、プラグ筐体315は、光ファイバケーブル20の出射面20aをレンズ311の焦点位置と異なる位置、例えばレンズ311として凸レンズを用いる場合に、レンズ311の焦点位置よりも出射面20aをレンズ側の位置とする。このように、光ファイバケーブル20とレンズ311を保持すれば、光ファイバケーブル20からの光信号は、発散角を有した光信号に変換される。したがって、プラグ31から離れた位置でプラグ31の出射光を目視する場合、光信号が分散されているので目に入る光量が少なくなり悪影響を防止できる。
所定の発散角は、レンズ311から所定距離だけ離れた位置における所定領域の光量が予め設定された光量以下となる角度とする。例えばIEC60825−1/JIS C 6802の規格では、光源から例えば70mm離れた距離で、人の瞳に相当する直径7mmに入る光量を制限することが規定されている。したがって、所定の発散角は、このような規格等を満たすことができるように、例えばレンズ311から所定距離だけ離れた位置における所定領域の光量が予め設定された光量以下となる角度とする。
図5は、プラグからの光信号が発散角を有する場合を示している。プラグ31を介して出射される光信号の発散角を角度aとすると、距離Laだけ離れた位置では式(1)に基づき光信号のビーム径がBMaだけ広がる。
(La×Sin(a/2))×2=BMa ・・・(1)
すなわち、角度aが少ないとビーム径の広がりが少ないことから、レンズ311では発散角が10度以上となるように光信号の変換を行う。
このように、光ファイバケーブルからの光信号を所定の発散角例えば10度以上の発散角に変換して出射することで、光信号の出射面が露出した状態であっても、光信号が目に入って悪影響を生じてしまうことを防止することができる。したがって、光信号を遮るシャッタを設ける必要がない。
ところで、発散角を大きくするとプラグ31とレセプタクル32との取付誤差を少なくしなければならない。図6は、プラグ31とレセプタクル32との取り付けで誤差が生じた場合を例示している。
レセプタクル32にプラグ31を取り付けたとき、レンズ311とレンズ321の間隔に誤差Dbを生じると、レンズ321に入射される光信号のビーム径は、式(2)に基づきBMbだけ大きくなる。
(Db×Sin(b/2)×2=BMb ・・・(2)
なお、図6において、破線で示すレンズ321の位置は正しいレンズ位置、実線で示すレンズ321の位置は、誤差を生じたレンズ位置を示している。
すなわち、角度bが大きいと取付誤差により光信号のビーム径がレンズ321よりも大きくなって、光検出部に集光される光信号の光量が減少するおそれがある。したがって、所定の発散角は、プラグ31とレセプタクル32に装着したときの取付許容誤差範囲で、レセプタクル32で受信される光信号の光量の低下量が予め設定された光量以下となる角度とする。例えば、レンズ311では発散角が10度以上であって20度以下となるように光信号の変換を行う。
このように、プラグ31では、レンズ311によって光信号を所定の発散角例えば10度以上で20度以下の発散角に変換して出射する。このため、図7に示すようにレセプタクル32にプラグ31を取り付けたとき、取付誤差が生じてもプラグ31からの出射される光信号のビーム径が大きくなりすぎない状態でレセプタクル32のレンズ321に入射させることができる。したがって、安定して良好に光通信を行うことができるようになる。なお、光コネクタの第1の動作で得られる効果は例示であって、上述の効果に限らず他の効果が得られてもよい。
<4.光コネクタの第2の動作>
ところで、プラグ31から出射される光信号は、目視位置で発散された状態となれば、上述の第1の動作のようにプラグ31から光信号を発散させて出射する構成に限られない。
次に、第2の動作では、例えばレンズ311に近接する位置でプラグ31からの出射光を集光して、所定距離では所定の発散角を有した光信号とする場合について示している。
図8は、光コネクタの第2の動作を説明するための図である。プラグ31のレンズ311から出射された光信号をレンズ311に近接する位置Paに集光させる。すなわち、プラグ筐体315は、光ファイバケーブル20の出射面20aをレンズ311の焦点位置と異なる位置、例えばレンズ311として凸レンズを用いる場合に、レンズ311の焦点位置よりも出射面20aをレンズ311から離れた位置とする。このように、光ファイバケーブル20とレンズ311を固定して保持すれば、レンズ311から位置Paまでの距離Lcよりも位置Paから離れた位置では、レンズ311から出射された光信号よりも分散された光となる。
したがって、所定距離だけ離れた位置における所定領域の光量が予め設定された光量以下の発散光となるように、レンズ311から出射された光信号を所定距離よりも近接した位置で集光させる。このようにすれば、プラグ31から離れた位置でプラグ31の出射光を目視する場合、光信号が分散されているので目に入る光量が少なくなり悪影響を防止できる。
さらに、光信号が近接した位置に集光するので、集光位置がレセプタクル32のレンズ321よりも離れていれば、レセプタクル32にプラグ31を装着したときに取付誤差を生じても、第1の動作に比べて光信号の発散が少なくできる。なお、光コネクタの第2の動作で得られる効果は例示であって、上述の効果に限らず他の効果が得られてもよい。
<5.光コネクタの他の動作>
また、上述の第1および第2の動作では、送信側光コネクタであるプラグ31のレンズ311によって、光ファイバケーブル20からの光信号を所定の発散角に変換して出射する場合について説明した。しかし、所定の発散角の光信号とする変換は、プラグに限らずレセプタクルで行うようにしてもよい。例えばソース機器に設けられたレセプタクルを送信側コネクタとして、レセプタクルのレンズによって、光源からの光信号を所定の発散角に変換して出射する。また、受信側光コネクタであるプラグでは、レンズによって光信号を光ファイバケーブルの端面(光信号の入射面)に集光する。
このように、ソース機器に設けたレセプタクルのレンズで、光源からの光信号を所定の発散角に変換して出射すれば、ソース機器に光ケーブルのプラグが接続されていない状態でも、ソース機器からの光信号が目に入って悪影響を生じてしまうことを防止できる。
また、光信号を所定の発散角に変換して出射するレンズが設けられた光コネクタは、光ファイバケーブルと別個に提供されていてもよく、光コネクタが一体化された光ファイバケーブルとして提供されてもよい。
さらに、上述の実施の形態の光コネクタでは、プラグの光信号出射面とレセプタクルの光信号入射面が対向するように構成されている場合を例示したが、光信号出射面と光信号入射面との間に光路変換素子例えばミラー等を設けてもよい。この場合、光信号出射面と光信号入射面を所定の角度とすることが可能となり、光コネクタの向きや形状等の自由度を高めることができる。
なお、本技術は、上述した技術の実施の形態に限定して解釈されるべきではない。この技術の実施の形態は、例示という形態で本技術を開示しており、本技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正や代用をなし得ることは自明である。すなわち、本技術の要旨を判断するためには、請求の範囲を参酌すべきである。
また、本技術の光コネクタは以下のような構成も取ることができる。
(1) 光伝送路または光源からの光信号を所定の発散角に変換して出射するレンズと、
前記レンズが固定されて、前記光信号の受信側コネクタに装着される筐体と
を備える光コネクタ。
(2) 前記所定の発散角は、前記レンズから所定距離だけ離れた位置における所定領域の光量が予め設定された光量以下となる角度とする(1)に記載の光コネクタ。
(3) 前記レンズは、前記光信号を10度以上の発散角に変換する(2)に記載の光コネクタ。
(4) 前記所定の発散角は、前記筐体を前記受信側コネクタに装着したときの取付許容誤差範囲で、前記受信側コネクタで受信される光信号の光量の低下量が予め設定された光量以下となる角度とする(2)に記載の光コネクタ。
(5) 前記レンズは、前記光信号を20度以下の発散角に変換する(4)に記載の光コネクタ。
(6) 前記レンズは、前記光信号を前記レンズから前記所定距離よりも近接した位置に集光させることで、前記所定距離だけ離れた位置で前記所定の発散角を有した光信号に変換する(2)または(3)に記載の光コネクタ。
(7) 前記筐体は、前記レンズから出射する光信号が前記所定の発散角となる位置で、前記光信号を前記レンズに出射する光伝送路または光源を保持する(1)乃至(6)の何れかに記載の光コネクタ。
(8) 前記筐体は、前記光伝送路または光源の光信号の出射位置を前記レンズの焦点位置と異なる位置とする(7)に記載の光コネクタ。
この技術の光コネクタとケーブルおよび光通信装置では、光伝送路または光源からの光信号を所定の発散角の光に変換するレンズと、前記レンズが固定されて、前記光信号の受信側光コネクタと装着される筐体が設けられる。このため、出射される光信号は、周囲の人間の眼球に入射される際に分散された状態となるので、視覚機能等に悪影響を与えてしまうことを防止できる。したがって、例えば映像や音声のコンテンツ,コンピュータデータ等の情報を送信する機器と、送信された映像や音声のコンテンツ,コンピュータデータ等の情報を受信して処理する機器とを光ファイバケーブルで接続する光通信システム等に適している。
10・・・光通信システム
12・・・ソース機器
14・・・シンク機器
20・・・光ファイバケーブル
20a・・・出射面
31,36・・・プラグ
32,32−a,32−b・・・レセプタクル
41・・・光源
42・・・光検出部
311,321・・・レンズ
315・・・プラグ筐体
315a・・・嵌合突部
325・・・レセプタクル筐体
325a・・・嵌合穴
326・・・レセプタクル取付部
327・・・受信側基板
361・・・コリメートレンズ

Claims (10)

  1. 光伝送路または光源からの光信号を所定の発散角に変換して出射するレンズと、
    前記レンズが固定されて、前記光信号の受信側コネクタに装着される筐体と
    を備える光コネクタ。
  2. 前記所定の発散角は、前記レンズから所定距離だけ離れた位置における所定領域の光量が予め設定された光量以下となる角度とする
    請求項1記載の光コネクタ。
  3. 前記レンズは、前記光信号を10度以上の発散角に変換する
    請求項2記載の光コネクタ。
  4. 前記所定の発散角は、前記筐体を前記受信側コネクタに装着したときの取付許容誤差範囲で、前記受信側コネクタで受信される光信号の光量の低下量が予め設定された光量以下となる角度とする
    請求項2記載の光コネクタ。
  5. 前記レンズは、前記光信号を20度以下の発散角に変換する
    請求項4記載の光コネクタ。
  6. 前記レンズは、前記光信号を前記レンズから前記所定距離よりも近接した位置に集光させることで、前記所定距離だけ離れた位置で前記所定の発散角を有した光信号に変換する
    請求項2記載の光コネクタ。
  7. 前記筐体は、前記レンズから出射する光信号が前記所定の発散角となる位置で、前記光信号を前記レンズに出射する光伝送路または光源を保持する
    請求項1記載の光コネクタ。
  8. 前記筐体は、前記光伝送路または光源の光信号の出射位置を前記レンズの焦点位置と異なる位置とする
    請求項7記載の光コネクタ。
  9. 光ファイバケーブル端面からの光信号を所定の発散角に変換して出射するレンズと、
    前記光ファイバケーブルと前記レンズを一体に固定して前記光信号の受信側コネクタに装着される筐体と
    を備えるケーブル。
  10. 光信号出力部と、
    前記光信号出力部からの光信号を所定の発散角に変換して出射するレンズと、
    前記レンズが固定されて、前記光信号の受信側コネクタが装着される筐体と
    を備える光通信装置。
JP2016506156A 2014-03-06 2015-01-09 光コネクタとケーブルおよび光通信装置 Pending JPWO2015133164A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014043734 2014-03-06
JP2014043734 2014-03-06
PCT/JP2015/050491 WO2015133164A1 (ja) 2014-03-06 2015-01-09 光コネクタとケーブルおよび光通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2015133164A1 true JPWO2015133164A1 (ja) 2017-04-06

Family

ID=54054976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016506156A Pending JPWO2015133164A1 (ja) 2014-03-06 2015-01-09 光コネクタとケーブルおよび光通信装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9971097B2 (ja)
EP (1) EP3115815B1 (ja)
JP (1) JPWO2015133164A1 (ja)
KR (1) KR102443407B1 (ja)
CN (1) CN106062602B (ja)
RU (1) RU2678961C1 (ja)
WO (1) WO2015133164A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017056890A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ソニー株式会社 光通信コネクタ、光通信ケーブル及び電子機器
WO2017056889A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ソニー株式会社 光通信コネクタ、光通信ケーブル及び電子機器
US10990658B2 (en) 2016-07-11 2021-04-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for verifying user using multiple biometric verifiers
US11487128B2 (en) 2017-03-16 2022-11-01 Fastree3D Sa Apparatus for beam shaping the pulsed laser emission of a remote sensing operating at wavelengths in the retinal hazard region
JP6890631B2 (ja) * 2019-06-06 2021-06-18 京セラ株式会社 光ファイバー給電システムの光コネクタ及び給電装置並びに光ファイバー給電システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59211012A (ja) * 1983-05-07 1984-11-29 プレツシ−・オ−バ−シ−ズ・リミテツド 2本の光フアイバ−の端を光学的に整合させる光コネクタ−
JPH02111086A (ja) * 1988-10-20 1990-04-24 Fujitsu Ltd レーザ光に対する保護方法
JPH04309907A (ja) * 1991-04-09 1992-11-02 Mitsubishi Electric Corp 光半導体素子モジュールの製造方法

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7806829A (nl) * 1978-06-26 1979-12-28 Philips Nv Snel losneembare koppeling voor lichtgeleidende vezels.
FR2496281A1 (fr) * 1980-12-16 1982-06-18 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd Joint rotatif pour fibres optiques
GB2137768B (en) 1983-02-23 1986-06-04 Plessey Co Plc Optical connectors
US4690487A (en) * 1983-11-14 1987-09-01 Allied Corporation Hermetically sealed fiber optic connector
US4889406A (en) * 1985-04-11 1989-12-26 Sezerman Omur M Tilt adjustable optical fibre connectors
IT1186469B (it) * 1985-12-18 1987-11-26 Pirelli Cavi Spa Connettore per cavi a fibre ottiche
US4798428A (en) * 1986-10-14 1989-01-17 Ncr Corporation Fiber optic coupling system
IT1239223B (it) * 1990-02-20 1993-09-28 Pirelli Cavi Spa Connettore ottico orientabile per collegamento di fibre ottiche a componenti ottici discreti e sensore impiegante uno o piu' connettori orientabili
US5300063A (en) * 1991-05-11 1994-04-05 Nidek Co., Ltd. Ophthalmic laser apparatus
US5351330A (en) * 1993-04-08 1994-09-27 Uniphase Corporation Laser diode-lens alignment
US5663979A (en) * 1995-11-22 1997-09-02 Light Solutions Corporation Fiber stub end-pumped laser
JP3489323B2 (ja) * 1996-03-25 2004-01-19 三菱電機株式会社 レーザダイオードモジユール、集光部品並びに光結合方法
JP2000147324A (ja) * 1998-11-06 2000-05-26 Sony Corp 光ファイバ接続器とこれを用いた光送受信装置
JP2000147333A (ja) 1998-11-18 2000-05-26 Sony Corp 光ファイバ用コネクタとこれを利用した光送受信装置
BG63517B1 (bg) * 1999-08-27 2002-03-29 Ет "Гордим"- Горан Димитров Метод и устройство за свързване и настройване на оптични изделия - елементи, модули, устройства и системи
US6374012B1 (en) * 1999-09-30 2002-04-16 Agere Systems Guardian Corp. Method and apparatus for adjusting the path of an optical beam
EP1332394B1 (de) * 2000-11-10 2007-01-17 LINOS Photonics GmbH & Co. KG "lichtleiterkopplung"
WO2002079845A1 (en) * 2001-03-28 2002-10-10 Iljin Corporation Small-formed optical module with optical waveguide
US20030081897A1 (en) * 2001-09-27 2003-05-01 Nobuki Itoh Aspherical rod lens and method of manufacturing aspherical rod lens
TW200306439A (en) * 2002-03-27 2003-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Optical composite module, optical wavelength multiplexer, optical wavelength demutiplexer, and optical composite module manufacturing method
DE102007051294B4 (de) * 2007-07-20 2012-03-22 Lasos Lasertechnik Gmbh Optische Steckverbindung für Lichtwellenleiter
US7633634B2 (en) * 2007-10-23 2009-12-15 Gii Acquisition, Llc Optical modules and method of precisely assembling same
US20110200284A1 (en) * 2009-06-12 2011-08-18 Igor Zhovnirovsky Fiber Optic Jack with High Interface Mismatch Tolerance
TWI503586B (zh) * 2010-08-18 2015-10-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 光纖耦合連接器
US8393802B2 (en) * 2010-09-30 2013-03-12 Apple Inc. Cleanable and self-cleaning fiber optic connector
JP2013037156A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Hosiden Corp 光通信モジュール
JP5754317B2 (ja) * 2011-09-15 2015-07-29 富士通株式会社 光コネクタ
JP2014137384A (ja) 2013-01-15 2014-07-28 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 光モジュールおよび光伝送システム
WO2014182212A1 (en) * 2013-05-08 2014-11-13 Optoskand Ab Optoelectronic component

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59211012A (ja) * 1983-05-07 1984-11-29 プレツシ−・オ−バ−シ−ズ・リミテツド 2本の光フアイバ−の端を光学的に整合させる光コネクタ−
JPH02111086A (ja) * 1988-10-20 1990-04-24 Fujitsu Ltd レーザ光に対する保護方法
JPH04309907A (ja) * 1991-04-09 1992-11-02 Mitsubishi Electric Corp 光半導体素子モジュールの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20170184795A1 (en) 2017-06-29
KR102443407B1 (ko) 2022-09-16
RU2678961C1 (ru) 2019-02-04
WO2015133164A1 (ja) 2015-09-11
US9971097B2 (en) 2018-05-15
CN106062602A (zh) 2016-10-26
EP3115815A4 (en) 2018-03-28
KR20160130758A (ko) 2016-11-14
CN106062602B (zh) 2018-06-08
EP3115815A1 (en) 2017-01-11
EP3115815B1 (en) 2022-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015133164A1 (ja) 光コネクタとケーブルおよび光通信装置
US9720191B2 (en) Optical transceiver module and optical cable module
JP2010530715A (ja) ミスアライメント耐性自由空間光学トランシーバ
JP6421815B2 (ja) 光コネクタとケーブルおよび光通信装置
JP2019047435A (ja) 撮像装置
US20140193165A1 (en) Electronic alignment of optical signals
JP2009290097A (ja) 多波長光受信器及び光送受信装置
US20210356683A1 (en) Optical module
JP2016189578A (ja) カメラモジュール
WO2016125658A1 (ja) 光送信装置、光受信装置、及び光ケーブル
WO2015133165A1 (ja) 光コネクタとケーブルおよび光通信装置
WO2016111123A1 (ja) 光コネクタ
KR102067628B1 (ko) 거리 결정 장치 및 그 방법.
JP2007103731A (ja) 光通信モジュール及び光通信システム
JP2010039115A (ja) 光モジュール及びその製造方法
JP6619284B2 (ja) 端面観察装置
JP4949917B2 (ja) 光空間伝送システム
JP2005039933A (ja) 信号伝送装置、及び電気機器の接続方法
JP2012247616A (ja) 光トランシーバ
Sakai et al. A micro optical wireless module for high-definition images and broadband wireless access
JP2006243669A (ja) 信号伝送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180925