JPWO2015111754A1 - 車両用サブフレーム - Google Patents

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    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/11Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted with resilient means for suspension, e.g. of wheels or engine; sub-frames for mounting engine or suspensions

Abstract

幅方向で互いに対向しながら長手方向に各々延在して車両の車体部材への連結用に設けられた複数の連結部(A1)〜(A6)を各々有する一対のサイドメンバ(10)、(20)の間を各々連結すると共に、長手方向で互いに対向しながら幅方向に各々延在する一対のクロスメンバ(70)、(80)の一方に設けられて、幅方向で互いに対向して車両に設けられた一対のサスペンションアームを対応して支持する一対の支持部材(110)、(120)の下部が、各々、一対のサイドメンバの各々に設けられて複数の連結部の対応するものと車体部材とを連結する一対の連結部材(30)、(50)の上壁(32)、(52)と一方のクロスメンバ70の縦壁(71)、(74)とに跨ってそれらに接合される。

Description

本発明は、車両用サブフレームに関し、特に、サスペンションアーム等を支持して自動車等の車両の車体に装着される車両用サブフレームに関するものである。
近年、自動車等の車両用サブフレームに対しては、車両の旋回性能の向上等により、特に旋回時に生じる各アームからの引張や圧縮等の大きな入力荷重を受け止めるようになっている。
そのため、かかるサブフレームに対しては、その生産性等を向上させながら、その強度や剛性をより増大させることが求められている。
かかる状況下で、特許文献1は、サスペンションサブフレームに関し、溶接部への歪みや集中応力が生じることに起因する強度に対する信頼性の低下を抑制するために、車幅方向メンバに上側及び下側支持部を一体に形成し、軽量高剛性化を図りつつ強度に対する信頼性を向上させる構成を開示している。
特開2010−30531号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1においては、車幅方向メンバに上側及び下側支持部を一体に形成しているので、車種や仕様に応じて異なる車体部材への取付け位置やその数によっては支持部を一体に形成することは難しい場合もあり、車体部材への取付け位置やその数の影響を受けずにサスペンションアームの支持部を構成するという点に関し改善の余地がある。
更に、本発明者の検討によれば、自動車等の車両に対しては、その製造時において、省エネルギ性が強く求められており、かかる観点からは、車両用サブフレームにおいても、必要な生産性や強度等を確保しながら構成を簡素化することができる新規な構成が強く求められた状況にある。
本発明は、以上の検討を経てなされたもので、簡便な構成で、多種多様な車両に応じて必要な生産性を確保しながら、サスペンションアームの支持部を構成することができると共に、サスペンションアームの支持剛性を向上することができる車両用サブフレームを提供することを目的とする。
以上の目的を達成すべく、本発明の第1の局面における車両用のサブフレームは、車両の幅方向で互いに対向しながら前記車両の長手方向に各々延在すると共に、前記車両の車体部材への連結用に設けられた複数の連結部を各々有する一対のサイドメンバと、前記一対のサイドメンバの各々に設けられて、前記複数の連結部の対応するものと、前記車体部材と、を連結する一対の連結部材と、前記長手方向で互いに対向しながら前記幅方向に各々延在して、前記一対のサイドメンバの間を各々連結する一対のクロスメンバと、前記一対のクロスメンバの一方に設けられ、前記幅方向で互いに対向して前記車両に設けられた一対のサスペンションアームを対応して支持する一対の支持部材と、を備え、前記一対の支持部材の下部は、各々、前記一対の連結部材の上壁と前記一方のクロスメンバの縦壁とに跨ってそれらに接合された構成を有する。
また、本発明は、かかる第1の局面に加え、前記複数の連結部は、前記一対のサイドメンバの各々において、前記車両の前側に設けられた前連結部、前記前連結部に対して前記車両の後ろ側に設けられた後ろ連結部、及び前記長手方向において前記前連結部と前記後ろ連結部との間に設けられた中間連結部を含み、前記一対の連結部材の各々は、前記中間連結部に対応して設けられたことを第2の局面とする。
また、本発明は、かかる第2の局面に加え、前記一対の連結部材の各々は、前記車両の下方に開いた上方部材と、前記車両の上方に開いた下方部材と、を有し、前記上方部材及びそれに対応する前記下方部材は、各々、前記一対のサイドメンバの対応するものを挟み込んでそれに接合されたことを第3の局面とする。
また、本発明は、かかる第3の局面に加え、前記一対の連結部材の対応するものの前記上方部材の前記上壁と、前記一対の連結部材の対応するものの前記下方部材の底壁と、の間であって、前記幅方向の内側に、間隙部が設けられたことを第4の局面とする。
また、本発明は、かかる第3または第4いずれかの局面に加え、前記一対の連結部材の各々の前記下方部材の前記底壁に貫通孔が設けられたことを第5の局面とする。
また、本発明は、かかる第3から第5のいずれかの局面に加え、前記一対の連結部材の各々の前記上方部材は、更に前記一対のクロスメンバの他方に各々接合され、前記一対の連結部材の各々において、前記上方部材と前記一対の支持部材との接合部及び前記上方部材と前記他方のクロスメンバとの接合部は、前記長手方向で互いに離間して配置されたことを第6の局面とする。
また、本発明は、かかる第6の局面に加え、前記他方のクロスメンバは、前記幅方向の中央部と、前記中央部の前記長手方向における幅よりも前記長手方向における幅が大きい一対の端部と、前記中央部及び前記一対の端部間を各々対応して接続する一対の接続部と、を有し、前記一対のサイドメンバの各々において、前記一対の連結部材の各々の前記上方部材は、前記他方のクロスメンバの前記一対の端部に対応して接合されたことを第7の局面とする。
また、本発明は、かかる第2から第6のいずれかの局面に加え、前記一対のサイドメンバは、各々、管状部材から成り、前記一対のサイドメンバの各々において、前記複数の連結部の内の前記前連結部は、前記管状部材が前記車両の上下方向に押し潰された押し潰し部を各々有し、前記押し潰し部は、前記車体部材との取付面を各々有することを第8の局面とする。
本発明の第1の局面における構成によれば、幅方向で互いに対向しながら長手方向に各々延在して車両の車体部材への連結用に設けられた複数の連結部を各々有する一対のサイドメンバの間を各々連結すると共に、長手方向で互いに対向しながら幅方向に各々延在する一対のクロスメンバの一方に設けられて、幅方向で互いに対向して車両に設けられた一対のサスペンションアームを対応して支持する一対の支持部材の下部が、各々、一対のサイドメンバの各々に設けられて複数の連結部の対応するものと車体部材とを連結する一対の連結部材の上壁と一方のクロスメンバの縦壁とに跨ってそれらに接合されることにより、簡便な構成で、多種多様な車両に応じて必要な生産性を確保しながら、サスペンションアームの支持部を構成することができると共に、サスペンションアームの支持剛性を向上することができる車両用サブフレームを実現することができる。
また、本発明の第2の局面における構成によれば、一対の連結部材の各々が、長手方向において前連結部と後ろ連結部との間に設けられた中間連結部に対応して設けられることにより、車体に対する車両用サブフレームの取付け剛性を一層増強することができる。
また、本発明の第3の局面における構成によれば、一対の連結部材の各々が、車両の下方に開いた上方部材と、車両の上方に開いた下方部材と、を有し、上方部材及びそれに対応する下方部材が、各々、一対のサイドメンバの対応するものを挟み込んでそれに接合されることにより、簡便な構成で、一対の連結部材の各々と一対のサイドメンバの対応するものとの接合強度を向上することができる。
また、本発明の第4の局面における構成によれば、一対の連結部材の対応するものの上方部材の上壁と、一対の連結部材の対応するものの下方部材の底壁と、の間であって、車幅方向内側に、間隙部が設けられることにより、簡便な構成で、車両用サブフレームを軽量化しながらその塗料の付き回り性を向上しながらその生産性を向上することができる。
また、本発明の第5の局面における構成によれば、一対の連結部材の各々の下方部材の底壁に貫通孔が設けられることにより、車両用サブフレーム内から水や異物等の排出を簡便かつ確実に行うことができる。
また、本発明の第6の局面における構成によれば、一対の連結部材の各々の上方部材が、更に一対のクロスメンバの他方に各々接合され、一対の連結部材の各々において、上方部材と一対の支持部材との接合部及び上方部材と他方のクロスメンバとの接合部が、長手方向で互いに離間して配置されることにより、車両用サブフレームの強度等を増強しながらその製造工程を簡素化することができる。
また、本発明の第7の局面における構成によれば、他方のクロスメンバが、幅方向の中央部と、中央部の長手方向における幅よりも長手方向における幅が大きい一対の端部と、中央部及び一対の端部間を各々対応して接続する一対の接続部と、を有し、一対のサイドメンバの各々において、一対の連結部材の各々の上方部材が、他方のクロスメンバの一対の端部に対応して接合されることにより、車両用サブフレームの不要な重量の増加を抑制しながらその強度をより増強することができる。
また、本発明の第8の局面における構成によれば、各々が管状部材から成る一対のサイドメンバにおいて、複数の連結部の内の前連結部が、管状部材が車両の上下方向に押し潰された押し潰し部を各々有し、押し潰し部が、車体部材との取付面を各々有することにより、簡便な構成で、車体への取付けの信頼性を向上することができる。
本発明の実施形態における車両用サブフレームの斜視図である。 本実施形態における車両用サブフレームの平面図である。 本実施形態における車両用サブフレームの底面図である。 本実施形態における車両用サブフレームの部分拡大斜視図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における車両用サブフレームにつき詳細に説明する。なお、図中、x軸、y軸及びz軸は、3軸直交座標系を成す。また、x軸の正方向が車体の前方向であり、y軸の正方向が車体の左方向であり、かつ、z軸の正方向が車体の上方向である。また、x軸の方向を長手方向と呼ぶことがあり、y軸の方向を幅方向と呼ぶことがある。
図1は、本実施形態における車両用サブフレームの斜視図であり、図2は、本実施形態における車両用サブフレームの平面図であり、また、図3は、本実施形態における車両用サブフレームの底面図である。また、図4は、本実施形態における車両用サブフレームの部分拡大斜視図である。
図1から図4に示すように、サブフレーム1は、いずれも図示を省略するが、自動車等の車両のリヤサイドフレーム等の車体に装着されながら、サスペンションアームを支持するものである。かかるサブフレーム1は、典型的には、x−z平面と平行な平面であって幅方向の中央を通る平面に対して、基本的には左右対称な形状を有する。
具体的には、サブフレーム1は、平面視で井桁形状を呈し、典型的にはアーク溶接等で各々が対応して溶接されて一体化された左サイドメンバ10、右サイドメンバ20、フロントクロスメンバ70及びリヤクロスメンバ80を備える。左サイドメンバ10及び右サイドメンバ20は、典型的には1本の鋼製等のパイプ材を成形して各々得られ、幅方向で離間して対向して長手方向に各々延在するものである。フロンドクロスメンバ70及びリヤクロスメンバ80は、典型的には1枚の鋼板等の平板部材をプレス成形して各々得られ、長手方向で離間して対向して幅方向に各々延在するものである。
以下、左サイドメンバ10、右サイドメンバ20、フロントクロスメンバ70及びリヤクロスメンバ80、並びにそれらに関連する構成につき、左サイドメンバ10から順により詳細に説明する。
<左サイドメンバの構成>
左サイドメンバ10は、典型的には、平面視で右方に凸の湾曲形状を呈し、その前後方向の中間部の前部から左前方に向けて延在して、その前端部に上面及び下面が平面形状を成すように成形された左押し潰し部11を有すると共に、その中間部の後部から左後方に向けて延在して、その後端部に略矩形状の縦断面形状を呈するように成形された左矩形成形部13を有する。
左押し潰し部11は、それを上下方向に貫通するように穿孔して形成された取付け孔12を有する。また、左矩形成形部13は、その上壁を上下方向に貫通するように穿孔して形成された左後ろ貫通孔14、その下壁を上下方向に貫通するように穿孔して形成されて左後ろ貫通孔14に対して下方で対向する左後ろ貫通孔15、及び左後ろ貫通孔14に対して配設されたカラー部材130を有する。なお、カラー部材130は、左後ろ貫通孔14及び15の間に嵌装されていてもよい。また、左サイドメンバ10には、縦断面略コ字状の鋼板部材等を用いてもよい。
<右サイドメンバの構成>
右サイドメンバ20は、典型的には、平面視で左方に凸の湾曲形状を呈し、その前後方向の中間部の前部から右前方に向けて延在して、その前端部に上面及び下面が平面形状を成すように成形された右押し潰し部21を有すると共に、その中間部の後部から右後方に向けて延在して、その後端部に略矩形状の縦断面形状を呈するように成形された右矩形成形部23を有する。
右押し潰し部21は、それを上下方向に貫通するように穿孔して形成された取付け孔22を有する。右矩形成形部23は、その上壁を上下方向に貫通するように穿孔して形成された右後ろ貫通孔24、その下壁を上下方向に貫通するように穿孔して形成されて右後ろ貫通孔24に対して下方で対向する右後ろ貫通孔25、及び右後ろ貫通孔24に対して配設されたカラー部材130を有する。なお、カラー部材130は、右後ろ貫通孔24及び25の間に嵌装されていてもよい。また、右サイドメンバ20には、縦断面略コ字状の鋼板部材等を用いてもよい。
<左連結部材の構成>
左サイドメンバ10には、箱形の閉断面を有すると共に、典型的には鋼板等の平板部材をプレス成形して得られる左連結部材30が設けられる。左連結部材30は、リヤサイドフレーム等の車体への取付け剛性を高める観点からは、左サイドメンバ10の前後方向における中間部に設けられることが好ましい。
左連結部材30は、左サイドメンバ10の中間部の上側外周面に典型的にはアーク溶接等により溶接されると共に、下方に開口する典型的には略コ字形状の縦断面形状を成す上方部材31と、左サイドメンバ10の中間部の下側外周面に典型的にはアーク溶接等により溶接されると共に、上方部材31の下方でそれと対向して上方に開口する典型的には略コ字形状の縦断面形状を成す下方部材36と、から構成されていることが、左サイドメンバ10の中間部の外周面を上下で囲って挟み込むように長い溶接長でそれに溶接され得て、その溶接強度を増強可能である観点から好ましい。
上方部材31は、その上壁32の前後方向の両端部から下方に垂下する一対のフランジ33及び34を有する。下方部材36は、その底壁37の前後方向の両端部から上方に延在する一対のフランジ38及び39を有する。ここで、上方部材31の一対のフランジ33及び34、並びに下方部材36の一対のフランジ38及び39は、典型的にはアーク溶接等により対応して溶接され、上方部材31及び下方部材36が協働して箱形の閉断面を成す。
上方部材31は、その上壁32における左側端部を上下方向に貫通するように穿孔して形成された左貫通孔35を有し、左貫通孔35には、カラー部材130が配設されて固定される。また、下方部材36は、その底壁37を上下方向に貫通するように穿孔して形成されると共に、左貫通孔35に対して下方で対向した左貫通孔40を有する。なお、カラー部材130は、左貫通孔35及び40の間に嵌装されていてもよい。
上方部材31の上壁32の右側部及び下方部材36の底壁37の右側部は、所定の間隔をおいて上下方向に互いに離間して、上方部材31の上壁32、下方部材36の底壁37、及び左サイドメンバ10の中間部から離間した間隙部41を画成する。また、下方部材36の底壁37における最底部には貫通孔42が設けられている。
上方部材31の上壁32、下方部材36の底壁37、及び左サイドメンバ10の中間部から離間した間隙部41の詳細構成は、図4に示される。なお、図4は、左連結部材30の各構成要素について主として示すものであるが、詳細は後述する右連結部材50の各構成要素は、左連結部材30のものの左右を反転させた構成を有し、同様の機能を発揮する。
かかる間隙部41は、左連結部材30の右方側部分は、サブフレーム1の強度及び剛性への寄与が少ない部位であるため、左連結部材30の軽量化、ひいてはサブフレーム1の軽量化に寄与するために設けられたものである。また、間隙部41から水や砂等の異物が侵入したとしても、底壁37の車両下方側に位置する部位に貫通孔42が設けられているため、異物の排出を確実に行い得る。更に、サブフレーム1を塗装する際に、塗料を間隙部41から左連結部材30の内部に侵入させることにより、その塗料の付き回り性をも向上させることができる。
<右連結部材の構成>
右サイドメンバ20には、箱形の閉断面を有すると共に、典型的には鋼板等の平板部材をプレス成形して得られる右連結部材50が設けられる。右連結部材50は、リヤサイドフレーム等の車体への取付け剛性を高める観点からは、右サイドメンバ20の前後方向における中間部に設けられることが好ましい。
右連結部材50は、右サイドメンバ20の中間部の上側外周面に典型的にはアーク溶接等により溶接されると共に、下方に開口する典型的には略コ字形状の縦断面形状を成す上方部材51と、右サイドメンバ20の中間部の下側外周面に典型的にはアーク溶接等により溶接されると共に、上方部材51の下方でそれと対向して上方に開口する典型的には略コ字形状の縦断面形状を成す下方部材56と、から構成されていることが、右サイドメンバ20の中間部の外周面を囲って挟み込むように長い溶接長でそれに溶接され得て、その溶接強度を増強可能である観点から好ましい。
上方部材51は、その上壁52の前後方向の両端部から下方に垂下する一対のフランジ53及び54を有する。下方部材56は、その底壁57の前後方向の両端部から上方に延在する一対のフランジ58及び59を有する。ここで、上方部材51の一対のフランジ53及び54、並びに下方部材56の一対のフランジ58及び59は、典型的にはアーク溶接等により対応して溶接され、上方部材51及び下方部材56が協働して箱形の閉断面を成す。
上方部材51は、その上壁52における右側端部を上下方向に貫通するように穿孔して形成された右貫通孔55を有し、右貫通孔55には、カラー部材130が配設されて固定される。また、下方部材56は、その底壁57を上下方向に貫通するように穿孔して形成されると共に、右貫通孔55に対して下方で対向した右貫通孔60を有する。なお、カラー部材130は、右貫通孔55及び60の間に嵌装されていてもよい。
また、左連結部材30と同様に、上方部材51の上壁52の左側部及び下方部材56の底壁57の左側部は、所定の間隔をおいて上下方向に互いに離間して、上方部材51の上壁52、下方部材56の底壁57、及び右サイドメンバ20の中間部から離間した間隙部61を画成する。また、下方部材56の底壁57における最底部には貫通孔62が設けられている。
<フロントクロスメンバの構成>
フロントクロスメンバ70は、典型的には、上下及び前後で対応して対向する壁部で適宜の箇所に合わせ部を有する箱形の閉断面を成し、その前壁71の左端部を前後方向に貫通するように穿孔して形成された左前端貫通孔72、及びその前壁71の右端部を前後方向に貫通するように穿孔して形成された右前端貫通孔73を有する。
また、フロントクロスメンバ70は、その後壁74の左端部を前後方向に貫通するように穿孔して形成されると共に、前壁71における左前端貫通孔72に対してその後方で対向する左後端貫通孔75、及びその後壁74の右端部を前後方向に貫通するように穿孔して形成されると共に、前壁71における右前端貫通孔73に対してその後方で対向する右後端貫通孔76を有する。左後端貫通孔75及び右後端貫通孔76には、ナット部材140が各々配設されて固定される。
フロントクロスメンバ70の左端の周縁部は、右側に向かって凹むように切り欠かれ、具体的には、その前壁71は左サイドメンバ10の外周面の形状に沿う形状、及びその後壁74は左連結部材30の下方部材36の外面の形状に沿う形状に、各々切り欠かれていることが好ましい。
このように切り欠かれた部分は、その前壁71が左サイドメンバ10に当接し、かつ、その後壁74が左連結部材30の下方部材36に当接した態様で、これらに典型的にはアーク溶接等で溶接されることにより固設され得て、長い溶接長でそれらに溶接され得て、その溶接強度を増強可能である。
フロントクロスメンバ70の右端の周縁部は、フロントクロスメンバ70の左端の周縁部と同様の理由で、左側に向かって凹むように切り欠かれ、具体的には、その前壁71は右サイドメンバ20の外周面の形状に沿う形状、及びその後壁74は右連結部材50の下方部材56の外面の形状に沿う形状に、各々切り欠かれていることが好ましい。
なお、フロントクロスメンバ70は、複数の鋼板部材等を組み合わせて、典型的にはアーク溶接等により溶接された構成としてもよい。
<左支持部材及び右支持部材の構成>
フロントクロスメンバ70の左右の両端部の上部には、それらに対応して積み重なるように、左支持部材110及び右支持部材120が、典型的にはアーク溶接等により接合されている。
左支持部材110は、典型的には鋼板等の平板部材をプレス成形して得られる下方に開いたコ字状の縦断面形状を呈し、その前壁111の左端部を前後方向に貫通するように穿孔して形成された左前貫通孔112、及び左前貫通孔112に対して後方で対向すると共に、その後壁113を前後方向に貫通するように穿孔して形成された左後ろ貫通孔114を有する。左後ろ貫通孔114には、ナット部材140が配設されて固定される。左支持部材110は、その前壁111及び後壁113がフロントクロスメンバ70の前壁71及び後壁74に対応して当接して溶接されることが、その溶接長を長くとれて溶接強度を増強する観点から好ましい。更に、その前壁111及び後壁113をその間に連なる上壁と共にフロントクロスメンバ70の車幅方向中央部に向かって延在することが、左支持部材110の縦断面及び横断面が増加できてサスペンションアームの支持剛性を増強する観点から好ましい。
右支持部材120は、左支持部材110の左右を反転した構成のもので、典型的には鋼板等の平板部材をプレス成形して得られる下方に開いたコ字状の縦断面形状を呈し、その前壁121の右端部を前後方向に貫通するように穿孔して形成された右前貫通孔122、及び右前貫通孔122に対して後方で対向すると共に、その後壁123を前後方向に貫通するように穿孔して形成された右後ろ貫通孔124を有する。右後ろ貫通孔124には、ナット部材140が配設されて固定される。右支持部材120は、その前壁121及び後壁123がフロントクロスメンバ70の前壁71及び後壁74に対応して当接して溶接されることが、その溶接長を長くとれて溶接強度を増強する観点から好ましい。更に、その前壁121及び後壁123をその間に連なる上壁と共にフロントクロスメンバ70の車幅方向中央部に向かって延在することが、右支持部材120の縦断面及び横断面が増加できてサスペンションアームの支持剛性を増強する観点から好ましい。
<リヤクロスメンバの構成>
リヤクロスメンバ80は、典型的には、下方に開いたハット状の縦断面形状を呈し、その中央部81における前壁82の左端部を前後方向に貫通するように穿孔して形成された左前貫通孔83、及びその中央部81における前壁82の右端部を前後方向に貫通するように穿孔して形成された右前貫通孔84を有する。
リヤクロスメンバ80は、その中央部81における後壁85の左端部を前後方向に貫通するように穿孔して形成されると共に、前壁82における左前貫通孔83に対してその後方で対向する左後中貫通孔86、及びその中央部81における後壁85の右端を前後方向に貫通するように穿孔して形成されると共に、前壁82における右前貫通孔84に対してその後方で対向する右後中貫通孔87を有する。左後中貫通孔86及び右後中貫通孔87には、ガイド部材150が各々配設されて固定される。
リヤクロスメンバ80は、平面視で中央部81における前後方向の幅よりも前後方向の幅が大きい左端部90、並びに左端部90及び中央部81を接続する接続部91を有することが、その重量を抑えながらその強度を効率的に増強する観点から好ましい。
左端部90は、左連結部材30の上壁32及び左サイドメンバ10の上に延在して、典型的にはアーク溶接等によりそれらと溶接されて固設されることが、それらの溶接強度を増強する観点から好ましい。
詳しくは、左端部90において、左連結部材30の上壁32上に延在する部分は、リヤクロスメンバ80の加工性を考慮すると、前壁82の下端から前方に突出しながら左右方向に延在する前フランジ88の左端部であることが好ましい。また、左端部90において、左サイドメンバ10の上に延在する部分は、リヤクロスメンバ80のレイアウト上の観点から、その上壁であることが好ましいが、その左サイドメンバ10の上に延在する部分が、切欠部Cを介して二股状に分岐していることが、リヤクロスメンバ80の軽量化を考慮すると好ましい。更に、後壁85の左端の周縁部は、右側に向かって凹むように切り欠かれて、そこが左サイドメンバ10に典型的にはアーク溶接等によりそれに溶接されることが、その溶接強度を増強する観点から好ましい。また更に、後壁85の左端部及び後壁85の下端から後方に突出しながら左右方向に延在する後ろフランジ89の左端部の延長部が、左サイドメンバ10の下に回り込んで、後壁85の左端部が、典型的にはアーク溶接等によりそれに溶接されることが、その溶接強度を増強すると共に、左サイドメンバ10の上に延在する上壁と共に左サイドメンバ10を挟み込んで左サイドメンバ10への溶接強度を増強する観点から好ましい。
リヤクロスメンバ80は、平面視で中央部81における前後方向の幅よりも前後方向の幅が大きい右端部92、並びに右端部92及び中央部81を接続する接続部93を有することが、その重量を抑えながらその強度を効率的に増強する観点から好ましい。
右端部92は、右連結部材50の上壁52及び右サイドメンバ20の上に延在して、典型的にはアーク溶接等によりそれらと溶接されて固設されることが、それらの溶接強度を増強する観点から好ましい。かかる事情は、左端部90における細部構成を含めて、その構成と同様である。
また、リヤクロスメンバ80の中央部81においては、その強度を増強する観点から、前壁82の下端から前方に突出して左右方向に延在する前フランジ88及び後壁85の下端から後方に延在する後ろフランジ89を接続して、補強部材100が、典型的にはアーク溶接等により溶接されて固設されることが好ましい。
なお、リヤクロスメンバ80は、複数の鋼板部材等を組み合わせて典型的にはアーク溶接等により溶接して構成にしてもよい。
ここで、左連結部材30の上壁32に対しては、その前端部側に左支持部材110の後壁113の下端部、及びその後端部側にリヤクロスメンバ80の左端部90が各々接合されているが、各々の接合部は前後方向で互いに離間して配置されていることが好ましい。
かかる事情は、右連結部材50の上壁52に関しても同様である。
というのは、このように各々の接合部が前後方向で互いに離間して配置されることにより、サブフレーム1の製造時において、リヤクロスメンバ80及び左支持部材110の接合が同工程内にて行うことができるため、サブフレーム1の製造工程数及び製造コストの削減が可能となるからである。
また、左連結部材30の上壁32の前端部側に接合される左支持部材110の後壁113の左下端部は、それが後方に折れ曲がってフランジ状の平板部Fになっていることが、その接合面積を増大して、溶接等による接合強度を増強する観点から好ましい。かかる事情は、右連結部材50の上壁52の前端部側に接合される右支持部材120に関しても同様である。
以上の構成において、サブフレーム1を構成する各部品の内部が外部に開いた部分である第1開口部、第2開口部、第3開口部、第4開口部、第5開口部、及び第6開口部を備える。具体的には、第1開口部は、フロントクロスメンバ70の左前端貫通孔72及び左後端貫通孔75の間で、その内部が外部に開いた部分である。第2開口部は、フロントクロスメンバ70の右前端貫通孔73及び右後端貫通孔76の間で、その内部が外部に開いた部分である。第3開口部は、リヤクロスメンバ80の左前貫通孔83及び左後中取貫通孔86の間で、その内部が外部に開いた部分である。第4開口部は、リヤクロスメンバ80の右前貫通孔84及び右後中貫通孔87の間で、その内部が外部に開いた部分である。第5開口部は、左支持部材110の左前貫通孔112及び左後ろ貫通孔114の間で、その内部が外部に開いた部分である。第6開口部は、右支持部材120の右前貫通孔122及び右後ろ貫通孔124の間で、その内部が外部に開いた部分である。
ここで、第1開口部、第2開口部、第3開口部、第4開口部、第5開口部、及び第6開口部は、第1支持部S1、第2支持部S2、第3支持部S3、第4支持部S4、第5支持部S5、及び第6支持部S6が、各々対応して設定されていることになる。
詳しくは、第1支持部S1は、フロントクロスメンバ70の左前端貫通孔72及び左後端貫通孔75の間に画成される第1開口部に対応して配置される。かかる第1支持部S1においては、クロスメンバ70に設けられた左前端貫通孔72、左後端貫通孔75及びナット部材140を介して、いずれも図示を省略するサスペンションアームの右ピボットが締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。
第2支持部S2は、フロントクロスメンバ70の右前端貫通孔73及び右後端貫通孔76の間に画成される第2開口部に対応して配置されている。かかる第2支持部S2においては、フロントクロスメンバ70に設けられた右前端貫通孔73、右後端貫通孔76及びナット部材140を介して、いずれも図示を省略するサスペンションアームの左ピボットが締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。
第3支持部S3は、リヤクロスメンバ80の左前貫通孔83及びガイド部材150を固設した左後中貫通孔86に対応して配置されている。かかる第3支持部S3においては、左前貫通孔83、左後中貫通孔86及びガイド部材150を介して、いずれも図示を省略するサスペンションアームの右ピボットが締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。
第4支持部S4は、リヤクロスメンバ80の右前貫通孔84及びガイド部材150を固設した右後中貫通孔87に対応して配置されている。かかる第4支持部S4においては、右前貫通孔84、右後中貫通孔87及びガイド部材150を介して、いずれも図示を省略するサスペンションアームの左ピボットが締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。
第5支持部S5は、左支持部材110の左前貫通孔112及びナット部材140を固設した左後ろ貫通孔114に対応して配置されている。かかる第5支持部S5においては、左前貫通孔112、左後ろ貫通孔114及びナット部材140を介して、いずれも図示を省略するサスペンションアームの右ピボットが締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。
第6支持部S6は、右支持部材120の右前貫通孔122及びナット部材140を固設した右後貫通孔124に対応して配置されている。かかる第6支持部S6においては、右前貫通孔122、右後貫通孔124及びナット部材140を介して、いずれも図示を省略するサスペンションアームの左ピボットが締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。
以上の左右のピボットは、図示を省略する左右のピボットに対応してその幅方向の内側に対向して位置するサスペンションピボットであり、図示を省略する左右の後輪の長手方向及び幅方向の位置を対応して規定すると共に、サブフレームに対して主として幅方向に相対的に大きな外力を印加する。また、以上の左右のピボットの典型的な構成としては、その締結部材が挿通されるカラー部材にゴム部が接着された構成を有し、長手方向のバネ定数が小さく幅方向のバネ定数が大きいインシュレータブッシュ部材が挙げられる。なお、以上の左右のピボットの所定の左右の一対には、図示を省略するサスペンションスプリングのバネ反力が印加されるものであってもよい。
併せて、第1取付部A1、第2取付部A2、第3取付部A3、第4取付部A4、第5取付部A5、及び第6取付部A6も対応して設定されている。
詳しくは、第1取付部A1は、左サイドメンバ10の左押し潰し部11に対応して配置されている。かかる第1取付部A1においては、左押し潰し部11が、それに設けられた上下の平面部及び取付け孔12を介して、いずれも図示を省略する締結ボルト等の締結部材で左リヤサイドフレームに締結されて車体側に装着される。
第2取付部A2は、左サイドメンバ10の左矩形成形部13に対応して配置されている。かかる第2取付部A2においては、左矩形形成部13が、それに設けられたカラー130、左後ろ貫通孔14及び15を介して、いずれも図示を省略する締結ボルト等の締結部材で左リヤサイドフレームに締結されて車体側に装着される。
第3取付部A3は、左サイドメンバ10の中央部に設けられた左連結部材30に対応して配置されている。かかる第3取付部A3においては、左連結部材30が、それに設けられたカラー部材130、左貫通孔35及び40を介して、いずれも図示を省略する締結ボルト等の締結部材で左リヤサイドフレームに締結されて車体側に装着される。
第4取付部A4は、右サイドメンバ20の右押し潰し部21に対応して配置されている。かかる第4取付部A4においては、右押し潰し部21が、それに設けられた上下の平面部及び取付け孔22が、いずれも図示を省略する締結ボルト等の締結部材で右リヤサイドフレームに締結されて車体側に装着される。
第5取付部A5は、右サイドメンバ20の右矩形成形部23に対応して配置されている。かかる第5取付部A5においては、右矩形形成部23が、それに設けられたカラー130、右後ろ貫通孔24及び25を介して、いずれも図示を省略する締結ボルト等の締結部材で右リヤサイドフレームに締結されて車体側に装着される。
第6取付部A6は、右サイドメンバ20の中央部に設けられた右連結部材50に対応して配置されている。かかる第6取付部A6においては、右連結部材50が、それに設けられたカラー部材130、右貫通孔55及び60を介して、いずれも図示を省略する締結ボルト等の締結部材で右リヤサイドフレームに締結されて車体側に装着される。
なお、以上の各種ナット部材、カラー部材及びガイド部材は、典型的には鋼材等の金属製である。
また、以上の各種変形例を含む本実施形態においては、サスペンションアームは、同機能を有するものであれば、本実施形態以外のものであってもよい。
また、以上の各種変形例を含む本実施形態においては、サブフレーム1は、いわゆるリジッド形式ではなく、いわゆるフローティング形式で車体に装着されていてもよい。
なお、本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、簡便な構成で、多種多様な車両に応じて必要な生産性を確保しながらサスペンションアームの支持部を構成することができると共に、サスペンションアームの支持剛性を向上することができる車両用サブフレームを提供することができるものであるため、その汎用普遍的な性格から広範に車両等の移動体の車体のサブフレームの分野に適用され得るものと期待される。

Claims (8)

  1. 車両の幅方向で互いに対向しながら前記車両の長手方向に各々延在すると共に、前記車両の車体部材への連結用に設けられた複数の連結部を各々有する一対のサイドメンバと、
    前記一対のサイドメンバの各々に設けられて、前記複数の連結部の対応するものと、前記車体部材と、を連結する一対の連結部材と、
    前記長手方向で互いに対向しながら前記幅方向に各々延在して、前記一対のサイドメンバの間を各々連結する一対のクロスメンバと、
    前記一対のクロスメンバの一方に設けられ、前記幅方向で互いに対向して前記車両に設けられた一対のサスペンションアームを対応して支持する一対の支持部材と、
    を備え、
    前記一対の支持部材の下部は、各々、前記一対の連結部材の上壁と前記一方のクロスメンバの縦壁とに跨ってそれらに接合された車両用サブフレーム。
  2. 前記複数の連結部は、前記一対のサイドメンバの各々において、前記車両の前側に設けられた前連結部、前記前連結部に対して前記車両の後ろ側に設けられた後ろ連結部、及び前記長手方向において前記前連結部と前記後ろ連結部との間に設けられた中間連結部を含み、
    前記一対の連結部材の各々は、前記中間連結部に対応して設けられた請求項1に記載の車両用サブフレーム。
  3. 前記一対の連結部材の各々は、前記車両の下方に開いた上方部材と、前記車両の上方に開いた下方部材と、を有し、
    前記上方部材及びそれに対応する前記下方部材は、各々、前記一対のサイドメンバの対応するものを挟み込んでそれに接合された請求項2に記載の車両用サブフレーム。
  4. 前記一対の連結部材の対応するものの前記上方部材の前記上壁と、前記一対の連結部材の対応するものの前記下方部材の底壁と、の間であって、前記幅方向の内側に、間隙部が設けられた請求項3に記載の車両用サブフレーム。
  5. 前記一対の連結部材の各々の前記下方部材の前記底壁に貫通孔が設けられた請求項3又は4に記載の車両用サブフレーム。
  6. 前記一対の連結部材の各々の前記上方部材は、更に前記一対のクロスメンバの他方に各々接合され、
    前記一対の連結部材の各々において、前記上方部材と前記一対の支持部材との接合部及び前記上方部材と前記他方のクロスメンバとの接合部は、前記長手方向で互いに離間して配置された請求項3から5のいずれかに記載の車両用サブフレーム。
  7. 前記他方のクロスメンバは、前記幅方向の中央部と、前記中央部の前記長手方向における幅よりも前記長手方向における幅が大きい一対の端部と、前記中央部及び前記一対の端部間を各々対応して接続する一対の接続部と、を有し、前記一対のサイドメンバの各々において、前記一対の連結部材の各々の前記上方部材は、前記他方のクロスメンバの前記一対の端部に対応して接合された請求項6に記載の車両用サブフレーム。
  8. 前記一対のサイドメンバは、各々、管状部材から成り、
    前記一対のサイドメンバの各々において、前記複数の連結部の内の前記前連結部は、前記管状部材が前記車両の上下方向に押し潰された押し潰し部を各々有し、
    前記押し潰し部は、前記車体部材との取付面を各々有する請求項2から7のいずれかに記載の車両用サブフレーム。
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