JP6063063B2 - 車両用サブフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用サブフレームに関し、特に、サスペンションアーム等を支持して自動車等の車両の車体に装着される車両用サブフレームに関するものである。
近年、自動車等の車両用サブフレームに対しては、サスペンションアームやスタビライザ等のサスペンション関連部品、ステアリングギアボックス等のステアリング関連部品、及びエンジン・トランスミッション系のマウント関連部品といった種々の外力印加部材が装着されるようになっている。
そのため、かかるサブフレームに対しては、その生産性等を向上させながら、その強度や剛性をより増大させることが求められている。
かかる状況下で、特許文献1は、フロントサスペンションメンバに関し、サスペンションアームからの横方向の荷重、エンジンマウントからの上下方向の荷重に対する剛性を大きくするために、アッパパネルとロアパネルとの間に配置された補強パネルを設けて、併せて部品点数を減らしながら製作の煩雑さをも解消し得る構成を開示している。
特開2000−118435号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1のフロントサスペンションメンバの構成においては、補強パネルが、各々左右に設けられた第1の取付け部及び第2の取付け部と、それらの中間の第3の取付け部と、にわたり、アッパパネルが、第1の取付け部と第3の取付け部とにわたり、かつ、ロアパネルが第2の取付け部と第3の取付け部とにわたる形状であるため、パネルが大型化して重量が増加し、更にパネルの製作等にも費用が嵩む傾向があるものと考えられる。
また、更なる本発明者の検討によれば、特許文献1の構成において、フロントサスペンションメンバ、第1の取付け部と第2の取付け部との高低差が大きい車両に適用しようとすると、特に補強パネル及びアッパパネルの絞り深さが大きくなり、量産性を阻害する傾向があるものと考えられる。
本発明は、以上の検討を経てなされたもので、簡便な構成で、良好な生産性や高い強度等を確保しながらサスペンションの支持剛性を向上することができる車両用サブフレームを提供することを目的とする。
以上の目的を達成すべく、本発明の第1の局面における車両用サブフレームは、車体の下方側に位置する板状部材である下方部材と、前記下方部材に前記車体の上方側で対向する板状部材である上方部材と、前記下方部材及び前記上方部材の前記車体の前方側に位置する板状部材である前方部材と、を備え、前記前方部材が、前記下方部材の前記車体の前方側の端部及び前記上方部材の前記前方側の端部の間に介在してそれらを接続し、かつ、前記下方部材の前記車体の後方側の端部及び前記上方部材の前記後方側の端部同士を接続することにより、前記車体の前後方向及び上下方向で閉じた閉断面形状を呈する本体部を構成し、前記前方部材は、前記本体部よりも前記車体の幅方向に突出した左右一対の突出部を有し、前記突出部は、前記幅方向に前記本体部から突出しながら前記上方側に延在して上端部を有すると共に前記前方側に凸の形状を呈し、前記上端部は、前記車体への前方取付部として機能し、前記突出部は、前記上端部を有する上壁と、前記上壁に対向する下壁と、前記上壁及び前記下壁の間を接続する側壁と、を有し、前記突出部は、前記上壁、前記下壁及び前記側壁の各々の端部が、前記本体部に接続された補強部材に接続されることにより、閉断面を成す構成を有する。
また、本発明は、かかる第の局面に加え、前記前方取付部と前記車体との間には、連結部材が更に設けられ、前記連結部材は、下向きに開くように形成された前記車体との締結用の切欠部を有することを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第1又は第2の局面に加え、前記突出部は、前記前方側に縦壁部を有し、前記縦壁部と、前記本体部から前記前方側に突設された支持部材と、により、サスペンションアームを支持する前方支持部が構成されることを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第の局面に加え、前記支持部材から前記前方側に突設された外力受け部材を更に備えることを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第1から第のいずれかの局面に加え、前記上方部材及び前記下方部材が協働して前記車体への前記後方側の取付部である後方取付部及びサスペンションアームの前記後方側の支持部である後方支持部を構成することを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第の局面に加え、前記後方取付部及び前記後方支持部に渡って配設されるスペーサ部材を更に備え、前記スペーサ部材は、前記後方取付部に配設される第1のカラー部、前記後方支持部に配設される第2のカラー部、及び前記第1のカラー部及び前記第2のカラー部を連結する連結部を有することを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第又は第の局面に加え、前記後方支持部と前記車体との間には連絡部材が更に設けられ、前記後方支持部及び前記連絡部材により前記サスペンションアームが支持されることを第の局面とする。
また、本発明は、かかる第1から第のいずれかの局面に加え、前記上方部材は、前記下方側に陥設したスタビライザ配策用の窪み部を更に有することを第の局面とする。
本発明の第1の局面における構成によれば、前方部材の突出部が、幅方向に本体部から突出しながら上方側に延在して上端部を有すると共に前方側に凸の形状を呈し、上端部が、車体への前方取付部として機能することにより、簡便な構成で、良好な生産性や高い強度等を確保しながらサスペンションの支持剛性を向上することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、突出部における上壁、下壁及び側壁の各々の端部が、本体部に接続された補強部材に接続されることにより、閉断面を成すことにより、簡便な構成で、良好な生産性や高い強度等をより確保しながらサスペンションの支持剛性をより向上することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、前方取付部と車体との間に設けられた連結部材が、下向きに開くように形成された車体との締結用の切欠部を有することにより、車両前突時に締結部材が切欠部に沿って移動し、対応して前方取付部が車両下方に移動することができるので、サブフレームが車室に不要に侵入することを抑制することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、突出部が、前方側に縦壁部を有し、縦壁部と、本体部から前方側に突設された支持部材と、により、サスペンションアームを支持する前方支持部が構成されることにより、簡便な構成で、サスペンションアームの支持剛性を向上しながら、サスペンションアームを支持する支持部を構成することができると共に、かかる前方支持部を左右両側に各々設ければ、車両の前面衝突時における車両前方側からの入力荷重をこれらで均等に受けることができ、サブフレームの左右の部分の変形モードを均等なものとすることができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、支持部材から前方側に突設された外力受け部材を更に備えることにより、車両の前面衝突時における車両前方側からの入力荷重を外力受け部材が吸収するので、その後方のサブフレームへ伝達される入力荷重を低減することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、上方部材及び下方部材が協働して車体への後方側の取付部である後方取付部及びサスペンションアームの後方側の支持部である後方支持部を構成することにより、サブフレームの取付剛性及びサスペンションアームの支持剛性を増大することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、スペーサ部材が、後方取付部に配設される第1のカラー部、後方支持部に配設される第2のカラー部、及び第1のカラー部及び第2のカラー部を連結する連結部を有することにより、サブフレームの後方取付部及び後方支持部の間におけるサブフレームの剛性及び強度を向上することができると共に、車両の衝突時において、サブフレームの後方支持部及び後方取付部の間におけるサブフレームの部分の変形を抑制することができ、後方支持部が下方に脱落する際にその変形がかかる脱落の妨げになるような事態の発生を抑制することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、後方支持部及び後方支持部と車体との間に設けられた連絡部材によりサスペンションアームが支持されるので、サスペンションアームの取付剛性を一層向上することができる。
また、本発明の第の局面における構成によれば、上方部材が、下方側に陥設したスタビライザ配策用の窪み部を更に有することにとより、窪み部にスタビライザを配策すると共に、スタビライザの上方にステアリングギアボックスを配設することができ、周辺部品への干渉を防ぎながらスタビライザ及びステアリングギアボックスをサブフレームに取付けることができる。
本発明の実施形態における車両用サブフレームの斜視図である。 本実施形態における車両用サブフレームの平面図である。 本実施形態における車両用サブフレームの側面図である。 本実施形態における車両用サブフレームの部分拡大斜視図である。 図5Aは、図2のA−A拡大断面図である。 図5Bは、本実施形態における車両用サブフレームで用いられるスペーサ部材の拡大斜視図である。
以下、図1から図5を適宜参照して、本発明の実施形態における車両用のサブフレームにつき詳細に説明する。なお、図中、x軸、y軸及びz軸は、3軸直交座標系を成す。また、x軸の正方向が車体の後ろ方向であり、y軸の正方向が車体の右方向であり、かつ、z軸の正方向が車体の上方向である。また、x軸の方向を長手方向と呼ぶことがあり、y軸の方向を幅方向と呼ぶことがある。
(車両サブフレームの全体構成)
まず、本実施形態における車両サブフレームの全体構成について、図1から図3を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、本実施形態における車両用サブフレームの斜視図である。図2は、本実施形態における車両用サブフレームの平面図であり、図3は、本実施形態における車両用サブフレームの側面図である。図4は、本実施形態における車両用サブフレームの部分拡大斜視図である。また、図5Aは、図2のA−A拡大断面図であり、図5Bは、本実施形態における車両用サブフレームで用いられるスペーサ部材の拡大斜視図である。なお、図3は、本実施形態における車両用サブフレームの右側面図であるが、左側面図で示すべき符号も括弧書きで適宜併せて示している。図4は、左側のサスペンションアーム及びその取付け構成について主として示すものであるが、右側のサスペンションアーム及びその取付け構成は、左側のサスペンションアームSAのものに対して左右対称な構成を有する。また、図5Aは、左後ろ取付孔及び左後ろ貫通孔について主として示す断面図であるが、右後ろ取付孔及び右後ろ貫通孔についても括弧書きの符号で併せて示している。
図1から図5に示すように、サブフレーム1は、典型的には鋼板等の平板部材をプレス成形して得られる各種構成部品を主として有するものであり、いずれも図示を省略する自動車等の車両のフロントエンジンベイを画成するフロントサイドフレーム等の車体に装着されながら、特に図4に示すサスペンションアームSAを支持するものである。かかるサブフレーム1は、典型的には、x−z平面と平行な平面であって幅方向の中央を通る平面に対して、基本的には左右対称な形状を有する。
具体的には、サブフレーム1は、典型的には箱形の閉断面構造を成す本体部10を備える。本体部10は、典型的にはアーク溶接等で互いに溶接されて一体化された前方部材20、上方部材100及び下方部材120を備える。下方部材120と上方部材100とは、上下方向で対向し、前方部材20は、下方部材120及び上方部材100の前側に位置する。
ここで、本体部10は、前方部材20が下方部材120の前端部及び上方部材100の前端部間を接続し、かつ、下方部材120の後端部及び上方部材100の後端部同士が互いに接続することにより、前後方向及び上下方向で閉じた閉断面形状を呈している。
以下、前方部材20、上方部材100及び下方部材120の構成につき、前方部材20から順により詳細に説明する。
<前方部材の構成>
前方部材20は、上側に位置すると共に幅方向に延在する左右の左上壁部22L及び右上壁部22Rと、左上壁部22L及び右上壁部22Rの前端部に対応して連なって前方に下降しながら延在する壁部23L及び23R並びに幅方向でそれらの間に位置してそこで下方に陥設された前凹部26を有する中央部21と、左上壁部22Lから左方に突出する左突出部24と、右上壁部22Rから右方に突出する右突出部31と、を備える。なお、図1及び図2中で、中央部21が左側に偏位して配設されているが、これは車両の図示を省略するエンジン・トランスミッション系のレイアウトに起因するもので、かかるレイアウトによっては、中央部21は、偏位されずに幅方向の中央に配設されてもよいし右側に偏位して配設されていてもよい。
左突出部24は、左上壁部22Lの左端部に連なって左方に突出すると共に左方に向かうにつれてその上端部が上昇する縦壁部27と、縦壁部27の上端部に連なって後方に延在する上壁部25と、縦壁部27の左下部であって前後方向に貫通してサスペンションアームSAにおけるフロントサスペンション系の左前ピボット取付け用の取付孔29を有する左端縦壁部28と、縦壁部27の左側並びに左端縦壁部28の左側及び下側の各々の端部に連なって後方に延在して下壁及び側壁を兼ねる壁部30と、を備える。また、右突出部31は、右上壁部22Rの右端部に連なって右方に突出すると共に右方に向かうにつれてその上端部が上昇する縦壁部33と、縦壁部33の上端部に連なって後方に延在する上壁部32と、縦壁部33の右下部であって前後方向に貫通してサスペンションアームSAにおけるフロントサスペンション系の右前ピボット取付け用の取付孔35を有する右端縦壁部34と、縦壁部33の右側並びに右端縦壁部34の右側及び下側の各々の端部に連なって後方に延在して下壁及び側壁を兼ねる壁部36と、を備える。つまり、左突出部24及び右突出部31は、本体部10から左右方向に各々対応して突出した突出部を構成し、かかる突出部は前方に凸の形状を呈することになる。
左突出部24に対しては、上側に位置する上壁部41、上壁部41に連なって下方に延在しながら左側及び後ろ側に位置する縦壁部42、及び上壁部41及び縦壁部42に連なって下側に位置する下壁部43を有すると共に、それらで断面略コ字の形状を呈する左補強部材40が対向して配設される。
ここで、左突出部24の上壁部25と左補強部材40の上壁部41とが典型的にはアーク溶接等で対応して溶接され、左突出部24の壁部30と左補強部材40の縦壁部42及び下壁部43とが典型的にはアーク溶接等で対応して溶接されることにより、閉断面形状の左箱状部50が画成されている。なお、左突出部24のみで必要な強度が確保される場合には、左箱状部50は、左補強部材40を用いることなく、左突出部24のみで構成されてもよい。
左箱状部50に対しては、その左縦壁部に近接して対向すると共に左右方向に貫通した取付孔62を有する縦壁部61、縦壁部61の前端部に連なって右方に延在する前フランジ63、縦壁部61の上端部に連なって右方に延在する上フランジ64、及び縦壁部61の後端部に連なって右方に延在する後ろフランジ65を備える左補助部材60が、典型的にはアーク溶接等で溶接されることにより固設されている。
また、左箱状部50に対しては、上下方向に延在して下方に開くと共に左右方向に貫通する切欠部272を有する縦壁部、縦壁部の上端部に連なって左方に延在すると共に上下方向に貫通する取付孔273を有する上壁部、及び縦壁部の左右端部に各々連なる一対の側壁部を備える左連結部材270が装着される。なお、サブフレーム1の車体側部材への取付剛性を向上させる観点からは、切欠部272は、前後方向に複数並設されることが好ましい。
かかる構成の左連結部材270は、左補助部材60の取付孔62を介して、図示を省略するボルト等の締結部材で左箱状部50に装着される。なお、取付孔273に図示を省略するカラー部材を接合して、そのカラー部材を介して車体側部材と締結部材で締結してもよい。また、左連結部材270は、サブフレーム1の取付け対象である車体側部材の取付け位置が低い場合には、省略可能である。また、左連結部材270を省略した場合には、左箱状部50の上端に取付孔を設ければよく、かかる取付孔には同様にカラー部材を設けてもよい。
右突出部31に対しては、上側に位置する上壁部71、上壁部71に連なって下方に延在しながら右側及び後ろ側にわたって位置する縦壁部72、及び上壁部71及び縦壁部72に連なって下側に位置する下壁部73を有すると共に、それらで断面略コ字の形状を呈する右補強部材70が対向して配設される。
ここで、右突出部31の上壁部32と右補強部材70の上壁部71とが典型的にはアーク溶接等で対応して溶接され、右突出部31の壁部36と右補強部材70の縦壁部72及び下壁部73とが典型的にはアーク溶接等で対応して溶接されることにより、閉断面形状の右箱状部80が画成されている。なお、右突出部31のみで必要な強度が確保される場合には、右箱状部80は、右補強部材70を用いることなく、右突出部31のみで構成されてもよい。
右箱状部80に対しては、その右縦壁部に近接して対向すると共に左右方向に貫通した取付孔92を有する縦壁部91、縦壁部91の前端部に連なって左方に延在する前フランジ93、縦壁部91の上端部に連なって左方に延在する上フランジ94、及び縦壁部91の後端部に連なって左方に延在する後ろフランジ95を備える右補助部材90が、典型的にはアーク溶接等で溶接されることにより固設されている。
また、右箱状部80に対しては、上下方向に延在して下方に開くと共に左右方向に貫通する切欠部282を有する縦壁部、縦壁部の上端部に連なって右方に延在すると共に上下方向に貫通する取付孔283を有する上壁部、及び縦壁部の左右端部に各々連なる一対の側壁部を備える右連結部材280が装着される。なお、サブフレーム1の車体側部材への取付剛性を向上させる観点からは、切欠部282は、前後方向に複数並設されることが好ましい。
かかる構成の右連結部材280は、右補助部材90の取付孔92を介して、図示を省略するボルト等の締結部材で右箱状部80に装着される。なお、取付孔283に図示を省略するカラー部材を接合して、そのカラー部材を介して車体側部材と締結部材で締結してもよい。また、右連結部材280は、サブフレーム1の取付け対象である車体側部材の取付け位置が低い場合には、省略可能である。また、右連結部材280を省略した場合には、右箱状部80の上端に取付孔を設ければよく、かかる取付孔には同様にカラーを設けてもよい。
前方部材20においては、壁部23L及び縦壁部27に対して、左ブラケット140が典型的にはアーク溶接等で溶接される一方で、壁部23R及び縦壁部33に対して、右ブラケット160が典型的にはアーク溶接等で溶接されている。
<上方部材の構成>
上方部材100は、上方に凸の基本形状を呈し、その前端部が前方部材20の中央部21の後端部及び左右の左上壁部22L及び右上壁部22Rの後端部に典型的にはアーク溶接等で溶接されていると共に、その後端部が下方部材120の後端部に典型的にはアーク溶接等で溶接されている。
ここで、上方部材100の上壁部101の中前部は、前方部材20の左右の左上壁部22L及び右上壁部22Rの間を前方に延在しながらそこで下方に陥設されると共に上下方向に貫通した前中取付孔105を有する前凹部104を備える。前凹部104の前端部は、前方部材20の前凹部26の後端部に型的にはアーク溶接等で溶接されている。
前凹部104の上面には、ナット部材265を典型的にはアーク溶接等で溶接して固設した典型的には鋼板等の金属製のマウントブラケット240が、典型的にはアーク溶接等で溶接されることにより固設されている。なお、マウントブラケット240は、前方部材20の前凹部26の両脇に位置する左右の壁部23L及び23Rに、その一部が溶接されていてもよい。
上壁部101には、その左前部を上下方向に貫通すると共にカラー部材250が配設された左前貫通孔102、及びその右前部を上下方向に貫通すると共にカラー部材250が配設された右前貫通孔103が設けられている。カラー部材250は、典型的にはアーク溶接等で溶接されることにより前貫通孔102及び右前貫通孔103に各々対応して固設されている。
左前貫通孔102の左側では、上壁部101を上下方向に貫通すると共に、前後に互いに並置された左前取付孔106及び左中取付孔107が設けられる一方で、右前貫通孔103の右側では、上壁部101を上下方向に貫通すると共に、前後に互いに並置された右前取付孔108及び右中取付孔109が設けられている。
左前取付孔106及び左中取付孔107の間と、右前取付孔108及び右中取付孔109との間と、を前後方向で挟む領域には、上壁部101を下方に陥設した後方凹部112が各々形成されている。
左中取付孔107の右側では、上壁部101を上下方向に貫通する中左取付孔110が設けられる一方で、右中取付孔109の左側では、上壁部101を上下に貫通する中右取付孔111が設けられている。
左中取付孔107の後ろ側では、上壁部101を上下方向に貫通する左後ろ取付孔113が設けられる一方で、右中取付孔109の後ろ側では、上壁部101を上下方向に貫通する右後ろ取付孔114が設けられている。
左後ろ取付孔113の後ろ側では、上壁部101を上下方向に貫通すると共にカラー部材260を配設された左後ろ貫通孔115が設けられる一方で、右後ろ取付孔114の後ろ側では、上壁部101を上下方向に貫通すると共にカラー部材260を配設された右後ろ貫通孔116が設けられている。カラー部材260は、典型的にはアーク溶接等で溶接されることにより左後ろ貫通孔115及び右後ろ貫通孔116に各々対応して固設されている。
<下方部材の構成>
下方部材120は、下方に凸の基本形状を呈し、その前端部が前方部材20の中央部21の下端部に典型的にはアーク溶接等で溶接されていると共に、その後端部が上方部材100の後端部に典型的にはアーク溶接等で溶接されている。
下方部材120には、いずれもその底壁部121を上下方向に貫通する貫通孔であって、上方部材100の左後ろ取付孔113の下方でそれに対向した左後ろ取付孔122、上方部材100の右後ろ取付孔114の下方でそれに対向した右後ろ取付孔123、上方部材100の左後ろ貫通孔115の下方でそれに対向した左後ろ貫通孔124、及び上方部材100の右後ろ貫通孔116の下方でそれに対向した右後ろ貫通孔125が、各々設けられている。
ここで、下方部材120の左前端部に対しては、それから車両前方に突設する左支持部材130が典型的にはアーク溶接等で溶接されている。左支持部材130は、その底壁部131の前端部から上方に延在すると共に、前後方向に貫通してサスペンションアームSAにおける左前ピボット取付け用の取付孔133を有する縦壁部132と、縦壁部132の上端部に連なって前方に突出するフランジ134と、を備える。取付孔133は、前方部材20の取付孔29に対してその前方で対向する。なお、かかる取付孔133は、前方部材20の取付孔29に対するサスペンションアームSAにおける左前ピボットの取付け強度が十分に確保できる場合には、省略可能である。
左支持部材130のフランジ134の上面には、前方部材20に溶接された左ブラケット140の左端部が重なって、フランジ134及び左ブラケット140の左端部は典型的にはアーク溶接等で溶接されている。
左支持部材130のフランジ134の下面には、下方に開いた典型的には断面略コの字状で前方に突設する左上方部材171の後端部が重なって、フランジ134及び左上方部材171の後端部が典型的にはアーク溶接等により溶接されている。左上方部材171は、その上壁部172の幅方向の両端部から下方に垂下する左右一対のフランジ173、及び脆弱部である屈曲部174を備える。かかる屈曲部174は、典型的には車両の前面衝突時に印加される激力により、座屈変形する部分となり得て、その衝突時の力学的エネルギを吸収自在である。
左支持部材130の底壁部131には、左上方部材171の下方でそれと対向して、上方に開いた典型的には断面略コの字状で前方に突設する左下方部材175が典型的にはアーク溶接等により溶接されている。左下方部材175は、底壁部176及びその幅方向の両端部から上方に延在する左右一対のフランジ177を備える。
左上方部材171の左右一対のフランジ173と、左下方部材175の左右一対のフランジ177と、は、典型的にはアーク溶接等により各々対応して溶接され、左上方部材171及び左下方部材175は、箱形の閉断面を形成している。左上方部材171及び左下方部材175は、左外力受け部材170を構成している。なお、左外力受け部材170は、それよりも後方のサブフレーム1の部分に対して、溶接されて一体化される構成であるが、ボルト等の締結部材で取付けられる構成としてもよい。
下方部材120の右前端部に対しては、それから車両前方に突設する右支持部材150が典型的にはアーク溶接等で溶接されている。右支持部材150は、その底壁部151の前端部から上方に延在すると共に、前後方向に貫通してサスペンションアームSAにおける右前ピボット取付け用の取付孔153を有する縦壁部152と、縦壁部152の上端部に連なって前方に突出するフランジ154と、を備える。取付孔153は、前方部材20の取付孔35に対してその前方で対向する。なお、かかる取付孔153は、前方部材20の取付孔35に対するサスペンションアームSAにおける右前ピボットの取付け強度が十分に確保できる場合には、省略可能である。
右支持部材150のフランジ154の上面には、前方部材20に溶接された右ブラケット160の右端部が重なって、フランジ154及び右ブラケット160の右端部は典型的にはアーク溶接等で溶接されている。
右支持部材150のフランジ154の下面には、下方に開いた典型的には断面略コの字状で前方に突設する右上方部材181の後端部が重なって、フランジ154及び右上方部材181の後端部が典型的にはアーク溶接等により溶接されている。右上方部材181は、その上壁部182の幅方向の両端部から下方に垂下する左右一対のフランジ183、及び脆弱部である屈曲部184を備える。かかる屈曲部184は、典型的には車両の前面衝突時に印加される激力により、座屈変形する部分となり得て、その衝突時の力学的エネルギを吸収自在である。
右支持部材150の底壁部151には、右上方部材181の下方でそれと対向して、上方に開いた典型的には断面略コの字状で前方に突設する右下方部材185が典型的にはアーク溶接等により溶接されている。右下方部材185は、底壁部186及びその幅方向の両端部から上方に延在する左右一対のフランジ187を備える。
右上方部材181の左右一対のフランジ183と、右下方部材185の左右一対のフランジ187と、は、典型的にはアーク溶接等により対応して溶接され、右上方部材181及び右下方部材185は、箱形の閉断面を形成している。右上方部材181及び右下方部材185は、右外力受け部材180を構成している。なお、右外力受け部材180は、それよりも後方のサブフレーム1の部分に対して、溶接されて一体化される構成であるが、ボルト等の締結部材で取付けられる構成としてもよい。
ここで、上方部材100及び下方部材120においては、左後ろ取付孔113及び122、並びに右後ろ取付孔114及び123に対しては、図4に代表して詳細を示す連絡部材190及びそれを介して左側のサスペンションアームSAの左後ろサスペンションピボットが装着される。また、ここでは、左側のサスペンションアームSA及びその取付け構成について主として説明するが、右側のサスペンションアーム及びその取付け構成は、左側のサスペンションアームSAのものに対して左右対称な構成を有する。
詳しくは、連絡部材190は、サスペンションアームSAの左後ろサスペンションピボットが装着される円筒部191と、円筒部191の左外周面に固設された左ブラケット192と、円筒部191の右上外周面に固設された右上ブラケット193と、円筒部191の右下外周面に固設された右下ブラケット194と、を備える。左ブラケット192、右上ブラケット193及び右下ブラケット194は、典型的には、鋼板等の平板部材をプレス成形して得られるもので、円筒部191の外周面に、アーク溶接等により各々溶接されている。
左ブラケット192は、幅方向に延在して左方に開くと共に上下方向に貫通する切欠部195を備える。かかる切欠部195は、車体側部材への取付けを可能にする観点からは、単に上下方向に貫通する取付孔にしてもよい。右上ブラケット193は、上下方向に貫通すると共に図示を省略するナット部材を溶接等で固設された貫通孔196を備える。また、右下ブラケット194は、上下方向に貫通する図示を省略する貫通孔を備える。
かかる構成の連絡部材190は、上方部材100及び下方部材120の左後ろ取付孔113及び122を介して、図示を省略する締結ボルト等の締結部材で締結されて上方部材100及び下方部材120に装着される。
また、上方部材100及び下方部材120で挟まれた空間の内部であって、左後ろ取付孔113及び122、左後ろ貫通孔115及び124、右後ろ取付孔114及び123、並びに右後ろ貫通孔116及び125に対しては、図5に詳細を示すスペーサ部材230が配設されている。
詳しくは、スペーサ部材230は、典型的には鋼板等の平板部材をプレス成形して得られるもので、その両端には略円筒状のカラー部231を各々備えると共に、これらのカラー部231を長手方向で連結する平板状の連結部232を備える。カラー部231は、サスペンションアームSAの左後ろサスペンションピボット用のボルト等の締結部材による締結軸力を受けるものである。連結部232は、両カラー部231を長手方向で連結する補強リブの機能を有し、サブフレーム1の剛性向上に寄与する。また、スペーサ部材230は、典型的には鋼板等の平板部材をプレス成形して構成しているので、鍛造製のスペーサ部材に比べ、コストが抑えられ、更に1枚の平板部材で2つのカラー部231を形成しているため、サブフレーム1の構成部品数の低減にも寄与することとなる。
スペーサ部材230は締結部材の締結軸力を受け持つものであるため、その配置精度は必ずしも正確でなくてもよく、更には上方部材100及び下方部材120への溶接も必ずしも必要ではない。かかるスペーサ部材230には、例えば、連結部232の下部中央に凸状部233を設け、凸状部233を、下方部材120の底壁部121に設けられた孔部126に挿通させて位置決めしてもよい。
なお、上方部材100及び下方部材120においては、左中取付孔107及び中左取付孔110の間に位置して上方部材100及び下方部材120を貫通する孔部OLが設けられると共に、右中取付孔109及び中右取付孔111の間に位置して上方部材100及び下方部材120を貫通する孔部ORが設けられている。
(各支持部及び各取付部等の構成)
以上の構成において、各支持部及び各取付部等と各構成要素との対応関係をより明確にしつつ、各支持部及び各取付部等の構成につき、図1から図3に加えて更に図4及び図5をも参照しながら、以下、より詳細に説明する。
以上の構成を有するサブフレーム1においては、車体に装着される部位として、左右の前方取付部である第1取付部A1及び第2取付部A2、並びに左右の後方取付部である第3取付部A3及び第4取付部A4の4カ所の部位が設定されると共に、サスペンションアームSAを支持する部位として、左右の前方支持部である第1支持部S1及び第2支持部S2、並びに左右の後方支持部である第3支持部S3及び第4支持部S4の4カ所の部位が設定されている。
また、サブフレーム1においては、各種の外力印部品の装着用の取付部や、外力受け部が設定されている。かかる各種の取付部としては、ステアリングギアボックス左取付部A5、ステアリングギアボックス右取付部A6、スタビライザ左取付部A7、スタビライザ右取付部A8及びトルクロッド取付部A9が挙げられる。また、かかる外力受け部としては、典型的には車両の前面衝突時に印加される激力を各々受ける第1外力受け部C1及び第2外力受け部C2が挙げられる。
詳しくは、第1取付部A1は、前方部材20の左突出部24に対応した左箱状部50に対して固設された左補助部材60に締結された左連結部材270に対応して配置されている。かかる第1取付部A1においては、図示を省略するボルト等の締結部材が、左連結部材270の切欠部272の上部に位置されながら、その左連結部材270及び左補助部材60の縦壁部61に設けられた取付孔62に挿通されて締結されることにより、左連結部材270が、サブフレーム1に装着されると共に、図示を省略するボルト等の締結部材が、左連結部材270の取付孔273を介して、図示を省略する車体側である左フロントサイドフレームに装着される。
第2取付部A2は、前方部材20の右突出部31に対応した右箱状部80に対して固設された右補助部材90に締結された右連結部材280に対応して配置されている。かかる第2取付部A2においては、図示を省略するボルト等の締結部材が、右連結部材280の切欠部282の上部に位置されながら、その右連結部材280及び右補助部材90の縦壁部91に設けられた取付孔92に挿通されて締結されることにより、右連結部材280が、サブフレーム1に装着されると共に、図示を省略するボルト等の締結部材が、右連結部材280の取付孔283を介して、図示を省略する車体側である右フロントサイドフレームに装着される。
第1取付部A1及び第2取付部A2においては、かかる切欠部272、282を設けた理由は、典型的には車両の前面衝突時にサブフレーム1に対して印加される激力により、締結部材が左補助部材60及び右補助部材90に締結された状態で切欠部272、282に沿って下方に移動されて左連結部材270及び右連結部材280から切り離され脱落することによって、対応してサブフレーム1が下方に移動するので、サブフレーム1が車室内に侵入することを抑制することができる。
第3取付部A3は、上方部材100のカラー部材260を固設した左後ろ貫通孔115に対応して配置されている。かかる第3取付部A3においては、カラー部材260を介して、図示を省略する締結ボルト等の締結部材で左フロントサイドフレームに締結されて車体側に装着される。
第4取付部A4は、上方部材100のカラー部材260を固設した右後ろ貫通孔116に対応して配置されている。かかる第4取付部A4においては、カラー部材260を介して、図示を省略する締結ボルト等の締結部材で右フロントサイドフレームに締結されて車体側に装着される。
第1支持部S1は、前方部材20における左端縦壁部28及び左支持部材130における縦壁部132の間で画成される外方に開いた第1開口部に対応して配置されている。かかる第1支持部S1においては、左端縦壁部28に設けられた取付孔29及び縦壁部132に設けられた取付孔133を介して、サスペンションアームSAにおける左前ピボットが図示を省略する締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。かかる左前ピボットは、図示を省略する左前車輪側サスペンションピボットの右側に対向して位置するサスペンションピボットであり、左前車輪の車幅方向の位置を規定すると共に、本体部に対して主として車幅方向に相対的に大きな外力を印加する。かかる左前ピボットの典型的な構成としては、その締結部材が挿通されるカラー部材にゴム部が接着された構成を有し、長手方向のバネ定数が小さく車幅方向のバネ定数が大きいインシュレータブッシュ部材が挙げられる。
第2支持部S2は、前方部材20における右端縦壁部34と右支持部材150における縦壁部152との間で画成される外方に開いた第2開口部に対応して配置されている。かかる第2支持部S2においては、右端縦壁部34に設けられた取付孔35及び縦壁部152に設けられた取付孔153を介して、サスペンションアームSAにおける右前ピボットが図示を省略する締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。かかる右前ピボットは、図示を省略する右前車輪側サスペンションピボットの左側に対向して位置するサスペンションピボットであり、右前車輪の車幅方向の位置を規定すると共に、本体部10に対して主として車幅方向に相対的に大きな外力を印加する。かかる右前ピボットの典型的な構成としては、その締結部材が挿通されるカラー部材にゴム部が接着された構成を有し、長手方向のバネ定数が小さく車幅方向のバネ定数が大きいインシュレータブッシュ部材が挙げられる。
ここで、このような第1支持部S1及び第2支持部S2が左右両側に各々設けられているため、車両の前面衝突時における車両前方側からの入力荷重をこれらで均等に受けることができ、サブフレーム1の左右の部分の変形モードを均等なものとすることができる。併せて、左ブラケット140及び右ブラケット160が互いに別体の部材であるため、転舵の際に左右いずれか一方の側からの荷重入力があっても他方にその荷重が伝達される事象の発生を抑制することができ、車両の操舵特性を向上することができる。
第3支持部S3は、上方部材100及び下方部材120の左後ろ取付孔113及び122、並びにこれらと車体側である左フロントサイドフレームを連絡する連絡部材190に対応して配置されている。かかる第3支持部S3においては、左サスペンションアームSAの左後ろサスペンションピボットが連絡部材190に設けられる円筒部191に圧入されて装着された状態で、連絡部材190が、上方部材100及び下方部材120の左後ろ取付孔113及び122に対して対応して位置整合した右上ブラケット193の貫通孔196及び右下ブラケット194の図示を省略する貫通孔を各々介して、図示を省略する締結ボルト等の締結部材で締結されてサブフレーム1に装着されると共に、左ブラケット192の切欠部195を介して、図示を省略する締結ボルト等の締結部材で締結されて左フロントサイドフレームに装着される。
第3支持部S3においては、左ブラケット192が切欠部195を有するものであるため、典型的には車両の前面衝突時にサブフレーム1に対して印加される激力により、切欠部195に挿通された締結部材から左ブラケット192が右方に移動されて脱落することによって、連絡部材190を左フロントサイドフレームから切り離すことができ、対応してサブフレーム1が下方に移動するので、サブフレーム1が車室内に侵入することを抑制することができる。
第4支持部S4は、上方部材100及び下方部材120の右後ろ取付孔114及び123、並びにこれらと車体側である右フロントサイドフレームを連絡する連絡部材に対応して配置されている。かかる第4支持部S4においては、右サスペンションアームSAの右後ろサスペンションピボットが第3支持部S3における連絡部材190を左右反転して用いる図示を省略した連絡部材に設けられる円筒部に圧入されて装着された状態で、第3支持部S3と同様に、サブフレーム1及び右フロントサイドフレームに装着されると共に、典型的には車両の前面衝突時に激力が印加された際に、連絡部材を右フロントサイドフレームから切り離すことができる。
ここで、左右のサスペンションアームSAは、典型的にはフロントサスペンションのL型ロアアームであり、かかる場合には、左後ろサスペンションピボット及び右後ろサスペンションピボットは、サスペンションアームSAと一体化された軸部に挿通されるカラー部材にゴム部が接着された構成を有し、前後方向のバネ定数が小さく上下方向及び車幅方向のバネ定数が大きいコンプライアンスブッシュ部材である。
また、第3支持部S3及び第3取付部A3、並びに第4支持部S4及び第4取付部A4の各々の間を連結するようにスペーサ部材230を設けることで、車両の衝突時において、これらの部分の変形を抑制することができ、第3支持部S3及び第4支持部S4が下方に脱落する際にその変形がかかる脱落の妨げになるような事態の発生を抑制することができる。
ステアリングギアボックス左取付部A5は、上方部材100のカラー部材250を固設した左前貫通孔102に対応して配置され、かつ、ステアリングギアボックス右取付部A6は、上方部材100のカラー部材250を固設した右前貫通孔103に対応して配置されている。かかるステアリングギアボックス左取付部A5及びステアリングギアボックス右取付部A6においては、これらのカラー部材250、250を介して、いずれも図示を省略するステアリングギアボックスが締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。なお、ステアリングギアボックスの仕様等によっては、更に、上方部材100の中左取付孔110及び中右取付孔111をもかかる取付部として対応して用いてもよい。
スタビライザ左取付部A7は、上方部材100の左前取付孔106及び左中取付孔107に対応して配置され、かつ、スタビライザ右取付部A8は、上方部材100の右前取付孔108及び右中取付孔109に対応して配置されている。かかるスタビライザ左取付部A7及びスタビライザ右取付部A8においては、これらの左前取付孔106及び左中取付孔107、並びに右前取付孔108及び右中取付孔109を介して、いずれも図示を省略する棒状のスタビライザが取付ブラケットと共に締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。なお、かかるスタビライザは、典型的には棒状部材であり、少なくともその縦断面の一部を上方部材100に設けられた後方凹部112に収容される態様でそれを幅方向に通過して配策され、その上部にはステアリングギアボックスが位置している。
トルクロッド取付部A9は、前方部材20の中央部21、上方部材100の前凹部104、及びマウントブラケット240に対応して配置されている。かかるトルクロッド取付部A9においては、これらの前中取付孔105及びナット部材265を介して、いずれも図示を省略するエンジン・トランスミッション系のマウント部材であるトルクロッドが、締結ボルト等の締結部材で締結されて装着される。かかるトルクロッドは、典型的にはその締結部材が挿通されるカラー部材にゴム部が接着された構成を有し、上下方向のバネ定数が小さく長手方向及び車幅方向のバネ定数が大きく設定されたエンジン・トランスミッション系の動きを抑制するもので、図示を省略する鋼材等の金属製の部材を介して、エンジン・トランスミッション系のケースに連結される。
第1外力受け部C1は、左上方部材171及び左下方部材175で構成された左外力受け部材170の前端部に対応して設定されている。左外力受け部材170は、典型的には車両の前面衝突時に印加される車両前方からの激力が第1外力受け部C1に印加された際に、後方に圧縮されながら潰れると共に、屈曲部174を起点に下方に折れ曲がることによりエネルギ吸収をして、それよりも後方のサブフレーム1の部分への激力の入力を低減することができる。
第2外力受け部C2は、右上方部材181及び右下方部材185で構成された右外力受け部材180の前端部に対応して設定されている。右外力受け部材180は、典型的には車両の前面衝突時に印加される車両前方からの激力が第2外力受け部C2に印加された際に、後方に圧縮されながら潰れると共に、屈曲部184を起点に下方に折れ曲がることにより、エネルギ吸収をして、それよりも後方のサブフレーム1の部分への激力の入力を低減することができる。
なお、以上の各種のナット部材及びカラー部材は、典型的には鋼材等の金属製である。
また、以上の各種変形例を含む本実施形態においては、サスペンションアームSAは、同機能を有するものであれば、L型以外のものであってもよい。
なお、本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、簡便な構成で、良好な生産性や高い強度等を確保しながらサスペンションの支持剛性を向上することができる車両用サブフレームを提供することができるものであるため、その汎用普遍的な性格から広範に車両等の移動体の車体のサブフレームの分野に適用され得るものと期待される。

Claims (8)

  1. 車体の下方側に位置する板状部材である下方部材と、
    前記下方部材に前記車体の上方側で対向する板状部材である上方部材と、
    前記下方部材及び前記上方部材の前記車体の前方側に位置する板状部材である前方部材と、
    を備え、
    前記前方部材が、前記下方部材の前記車体の前方側の端部及び前記上方部材の前記前方側の端部の間に介在してそれらを接続し、かつ、前記下方部材の前記車体の後方側の端部及び前記上方部材の前記後方側の端部同士を接続することにより、前記車体の前後方向及び上下方向で閉じた閉断面形状を呈する本体部を構成し、
    前記前方部材は、前記本体部よりも前記車体の幅方向に突出した左右一対の突出部を有し、
    前記突出部は、前記幅方向に前記本体部から突出しながら前記上方側に延在して上端部を有すると共に前記前方側に凸の形状を呈し、前記上端部は、前記車体への前方取付部として機能し、
    前記突出部は、前記上端部を有する上壁と、前記上壁に対向する下壁と、前記上壁及び前記下壁の間を接続する側壁と、を有し、
    前記突出部は、前記上壁、前記下壁及び前記側壁の各々の端部が、前記本体部に接続された補強部材に接続されることにより、閉断面を成す車両用サブフレーム。
  2. 前記前方取付部と前記車体との間には、連結部材が更に設けられ、
    前記連結部材は、下向きに開くように形成された前記車体との締結用の切欠部を有する請求項に記載の車両用サブフレーム。
  3. 前記突出部は、前記前方側に縦壁部を有し、前記縦壁部と、前記本体部から前記前方側に突設された支持部材と、により、サスペンションアームを支持する前方支持部が構成される請求項1又は2に記載の車両用サブフレーム。
  4. 前記支持部材から前記前方側に突設された外力受け部材を更に備える請求項に記載の車両用サブフレーム。
  5. 前記上方部材及び前記下方部材が協働して前記車体への前記後方側の取付部である後方取付部及びサスペンションアームの前記後方側の支持部である後方支持部を構成する請求項1からのいずれかに記載の車両用サブフレーム。
  6. 前記後方取付部及び前記後方支持部に渡って配設されるスペーサ部材を更に備え、前記スペーサ部材は、前記後方取付部に配設される第1のカラー部、前記後方支持部に配設される第2のカラー部、及び前記第1のカラー部及び前記第2のカラー部を連結する連結部を有する請求項に記載の車両用サブフレーム。
  7. 前記後方支持部と前記車体との間には連絡部材が更に設けられ、
    前記後方支持部及び前記連絡部材により前記サスペンションアームが支持される請求項又はに記載の車両用サブフレーム。
  8. 前記上方部材は、前記下方側に陥設したスタビライザ配策用の窪み部を更に有する請求項1からのいずれかに記載の車両用サブフレーム。
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