JPWO2015093138A1 - 機電一体型駆動装置及びその製造方法 - Google Patents

機電一体型駆動装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

機電一体型駆動装置において、フレームユニットの壁部内には、モータユニット及びインバータユニットを冷却するための共通の冷媒流路が設けられている。パワーモジュールは、フレームユニットの内壁面に密着している。フレームユニット内には、フレームユニットとは別体のブラケットが嵌め合わせられている。フレームユニット内の空間は、ブラケットにより、モータユニットが収納される空間と、インバータユニットが収納される空間とに分割されている。

Description

この発明は、例えば電気自動車又はハイブリッド自動車等に用いられる駆動装置に関し、特にインバータを内蔵した機電一体型駆動装置、及びその製造方法に関するものである。
従来のインテリジェントモータでは、モータの駆動を制御する機能を有するドライブユニットがモータのハウジング内に組み込まれている。また、ドライブユニットは、接続ケーブルを介してモータの巻線に接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−252688号公報(第2欄第38〜45行、図1)
一般に、NC工作機械又はロボット等では、軸毎にサーボモータが必要であり、サーボモータ毎にドライブユニットも必要であるため、システム全体としては配線が煩雑なる。これに対して、上記のような従来のインテリジェントモータでは、ハウジング内にドライブユニットが組み込まれているため、配線の煩雑さを解消することができる。
しかし、特許文献1のインテリジェントモータは、水などの冷媒により積極的に冷却されていないので、例えば電気自動車の駆動モータ又はハイブリッド自動車の駆動モータなど、出力が高く発熱量が大きいモータに適用した場合、冷却が不十分となり、巻線が融けたり、ドライブユニットであるインバータユニットのパワーモジュールが発熱して破壊されたりする恐れがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、出力が高く発熱量の大きい用途にも適用することができる機電一体型駆動装置及びその製造方法を得ることを目的とする。
この発明に係る機電一体型駆動装置は、円筒状のフレームユニット、ステータコアと、ステータコアに装着されている複数の巻線と、ステータコアに挿入されているロータユニットとを有しており、フレームユニットに収納されているモータユニット、及びモータユニットに電力を供給するパワーモジュールと、パワーモジュールを駆動するパワーモジュール駆動基板とを有しており、フレームユニットに収納されているインバータユニットを備え、フレームユニットの壁部内には、モータユニット及びインバータユニットを冷却するための共通の冷媒流路が設けられており、パワーモジュールは、フレームユニットの内壁面に密着しており、フレームユニット内には、フレームユニットとは別体のブラケットが嵌め合わせられており、フレームユニット内の空間は、ブラケットにより、モータユニットが収納される空間と、インバータユニットが収納される空間とに分割されている。
また、この発明に係る機電一体型駆動装置の製造方法は、複数の巻線が装着されたステータコアの端部にブラケットを被せる工程、ステータコアと巻線とブラケットとをモールドにより一体化する工程、ステータコア、巻線、及びブラケットを含む組立体を、壁部内に冷媒流路が設けられている円筒状のフレームユニット内に、圧入又は焼き嵌めにより固定する工程、ステータコア内にロータユニットを挿入し、ロータユニットの軸をベアリングによって回転自在に保持する工程、及びパワーモジュールをその放熱面がフレームユニットの内壁面に密着するようにフレームユニットに固定する工程を含む。
この発明の機電一体型駆動装置及びその製造方法によれば、モータユニット及びパワーモジュールを効率的に冷却することができ、出力が高く発熱量の大きい用途にも適用することができる。
この発明の実施の形態1による機電一体型駆動装置を示す斜視図である。 図1のフレームユニットの一部を取り除いてフレームユニット内を露出させた状態を示す斜視図である。 図1の機電一体型駆動装置の軸線に沿う断面図である。 図3の要部を拡大して示す断面図である。 図3のロータユニットを示す斜視図である。 図3のステータユニットのモールド前の状態を示す斜視図である。 図3のインバータユニットの部分の軸線に直交する断面図である。 図3のモータユニットの部分の軸線に直交する断面図である。 図3のモータユニット及びそれに付随する部品を示す斜視図である。 図9の外側ブラケットとそれに搭載されている部品を外した状態を示す斜視図である。 図9の外側ブラケットを示す斜視図である。 図9の結線ベースを示す斜視図である。 図9の結線手段、引出線及び接続端子の接続状態を示す斜視図である。 図9の結線手段、引出線及び接続端子の接続状態を示す平面図である。 図1のフレームユニットを示す斜視図である。 図15のアウタフレームの一部を取り除いて示す斜視図である。 図1の機電一体型駆動装置の製造方法を示すフローチャートである。 図3のステータユニットの製造途中の状態を示す断面図である。 図18の後段の状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2による機電一体型駆動装置の軸線に沿う断面図である。 図20のステータユニットのモールド前の状態を示す斜視図である。 図20の機電一体型駆動装置の製造方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による機電一体型駆動装置のステータユニットを示す斜視図である。 図23のステータユニットの軸線に沿う断面図である。 図23のブラケットをステータユニットから外した状態を示す分解斜視図である。 図23のステータユニットを示す側面図である。 図24の第1の突起の詳細な形状を示す斜視図である。 図27の第1の突起が第1のピンに係合した状態を示す斜視図である。 図27の第1の突起と第1の溝及び第1のピンとの関係を示す正面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による機電一体型駆動装置を示す斜視図である。円筒状のフレームユニット200の第1の軸方向端部(図1の上端部)には、入口側の蓋であるフロントプレート2が被せられている。また、フレームユニット200の第2の軸方向端部(図1の下端部)には、出口側の蓋であるエンドプレート3が被せられている。
出力軸4は、エンドプレート3の中央からフレームユニット200外へ突出している。また、出力軸4は、フレームユニット200と同軸に配置されている。
フレームユニット200のフロントプレート2側の端面には、フレームユニット200に冷却液(冷媒)を供給するための入口側ニップル5aと、フレームユニット200から冷却液を排出するための出口側ニップル5bとが取り付けられている。
図2は図1のフレームユニット200の一部を取り除いてフレームユニット200内を露出させた状態を示す斜視図である。フレームユニット200内には、主として、モータユニット300、インバータユニット400、及び円板状のインバータ制御基板17が収納されている。
インバータ制御基板17は、インバータユニット400よりもフレームユニット200の第1の軸方向端部側に配置されている。モータユニット300は、インバータユニット400よりもフレームユニット200の第2の軸方向端部側に配置されている。即ち、インバータユニット400は、モータユニット300とインバータ制御基板17との間に配置されている。
モータユニット300で発生した回転力は、出力軸4により外部に伝達される。フレームユニット200内の空間は、円盤状の外側ブラケット11により、モータユニット300が収納される空間と、インバータユニット400が収納される空間とに分割されている。
外側ブラケット11は、フレームユニット200内に嵌め合わせられている。また、外側ブラケット11の外周面は、フレームユニット200の内周面に隙間なく接している。
インバータユニット400は、円環状に配置された6個のモジュールユニット50から構成されている。各モジュールユニット50は、主として、モータユニット300に電力を供給するパワーモジュール14と、パワーモジュール14を駆動するパワーモジュール駆動基板15と、パワーモジュール駆動基板15とフレームユニット200との間を絶縁する第1及び第2の絶縁具16a,16bとを有している。
絶縁具16a,16bの材料としては、例えば、カーボンが入っていない絶縁性のプラスチック、ガラスエポキシ又はセラミックス等が用いられている。
フレームユニット200の壁部内には、冷却液を流す冷媒流路18が設けられている。冷媒流路18は、フレームユニット200の周方向の一部に設けられている仕切板19によって仕切られている。
入口側ニップル5aから供給された冷却液は、仕切板19によって仕切られ、フレームユニット200の冷媒流路18内を周方向へ循環して出口側ニップル5bから排出される。このように、冷媒流路18に冷却液を循環させることにより、モータユニット300及びインバータユニット400が同時に冷却される。
次に、モータユニット300とインバータユニット400との電気的な接続を含む機電一体型駆動装置の詳細な構造について説明する。図3は図1の機電一体型駆動装置の軸線に沿う断面図(縦断面図)である。
フレームユニット200は、アウタフレーム1aと、アウタフレーム1aの内側に組み合わされているインナフレーム1bとを有する二重構造である。アウタフレーム1a及びインナフレーム1bは、いずれも軸方向に繋ぎ目がない構造となっている。即ち、アウタフレーム1aは、軸方向に連続した1つの部材で構成され、インナフレーム1bも軸方向に連続した1つの部材で構成されている。
インナフレーム1bは、アウタフレーム1aの内側に嵌め合わせられている。これにより、インナフレーム1bの外周面は、アウタフレーム1aの内周面に密着している。インバータ制御基板17は、アウタフレーム1aの入口近傍、即ち第1の軸方向端部(図3の上端部)近傍に固定されている。
モータユニット300及びインバータユニット400は、インナフレーム1b内に保持されている。冷媒流路18は、インナフレーム1bの外周面に溝を設けることにより形成されている。また、冷媒流路18は、パワーモジュール14を冷却するためのインバータ側冷媒流路18aと、モータユニット300を冷却するためのモータ側冷媒流路18bとを有している。
インバータ側冷媒流路18aは、パワーモジュール14を囲繞するように配置されている。また、モータ側冷媒流路18bは、モータユニット300を囲繞するように配置されている。さらに、モータ側冷媒流路18bは、インバータ側冷媒流路18aに対して、フレームユニット200の軸方向に間隔をおいて形成されている。
フロントプレート2は、アウタフレーム1aの第1の軸方向端面にねじ止め固定されている。エンドプレート3は、インナフレーム1bの第2の軸方向端面にねじ止め固定されている。
モータユニット300は、円筒状のステータユニット70、ステータユニット70内に挿入されているロータユニット60を有している。ステータユニット70は、円筒状のステータコア6、ステータコア6に装着された複数の巻線7、及びこれらをモールドする樹脂材料13を有している。ステータコア6は、電磁鋼板などの鉄系の材料で構成されている。
ロータユニット60の中心には、出力軸4が圧入されている。ロータユニット60は、出力軸4を中心として出力軸4と一体に回転する。
ステータコア6の第1の軸方向端面(上面)は、外側ブラケット11に当接している。外側ブラケット11の内側には、円盤状の内側ブラケット12が隙間なく嵌め合わせられている。
内側ブラケット12には、第1のベアリング10aが嵌め合わせられ保持されている。エンドプレート3には、第2のベアリング10bが嵌め合わせられ保持されている。出力軸4は、第1及び第2のベアリング10a,10bにより回転自在に保持されている。
また、インナフレーム1b内の空間は、外側ブラケット11、内側ブラケット12、第1のベアリング10a、及び出力軸4により、2つの部屋に分割されており、モータユニット300を収納する空間とインバータユニット400を収納する空間とが物理的に遮断されている。
図4は図3の要部を拡大して示す断面図である。外側ブラケット11には、複数の引出線挿入孔20が設けられている。引出線挿入孔20には、巻線7からの引出線21が挿入されている。引出線21は、引出線挿入孔20を貫通している。
外側ブラケット11のインバータユニット400側の端部には、結線ベース29が固定されている。結線ベース29には、パワーモジュール14と巻線7とを接続するための結線手段80が装着されている。結線手段80は、結線ベース29に差し込まれた複数の結線導体(結線板)22を有している。
各引出線21の先端部は、U字状に折り曲げられて結線導体22に接続されている。また、各結線導体22には、接続端子23が設けられている。各接続端子23のインバータユニット400側の端部は、対応するパワーモジュール14の出力端子24に、ボルト25及びナット26により締結されている。
図5は図3のロータユニット60を示す斜視図である。ロータユニット60は、複数の磁石挿入孔が設けられている円筒状のロータコア8、磁石挿入孔に挿入されている複数の磁石28、及び出力軸4とロータコア8とを結合するスペーサ9を有している。
図6は図3のステータユニット70のモールド前の状態を示す斜視図である。巻線7からの引出線21a〜21lは、外側ブラケット11を貫通して引き出されている。この状態では、引出線21a〜21lの先端は折り曲げられていない。また、外側ブラケット11には、モールド時に樹脂材料13(図3)を注入するための4つの樹脂注入孔30a〜30dが設けられている。
次に、実施の形態1の機電一体型駆動装置の軸線に直交する断面の構造について説明する。図7は図3のインバータユニット400の部分の軸線に直交する断面図(横断面図)である。図7では、6個のモジュールユニット50が60度毎に円環状に配置されている。パワーモジュール14の放熱面14aは、略六角形に加工されたインナフレーム1bの内壁面に密着して固定されている。
インナフレーム1bの外周には、複数のインバータ側放熱フィン27aが形成されている。インバータ側放熱フィン27aは、インナフレーム1bの放熱面14aが密着している部分の外側(裏側)に配置されている。放熱面14aからの熱は、インバータ側放熱フィン27aに伝達され、インバータ側冷媒流路18aを円周方法に流れる冷却液により奪われる。これにより、パワーモジュール14が効率的に冷却される。
図8は図3のモータユニット300の部分の軸線に直交する断面図(横断面図)である。巻線7は、ステータコア6のティース6aに内周側から装着されている。ステータコア6は、外側ブラケット11をインナフレーム1bの内側に圧入又は焼き嵌めにより固定することにより、インナフレーム1bに固定されている。
インナフレーム1bの外周には、複数のモータ側放熱フィン27bが形成されている。モータ側放熱フィン27bは、インナフレーム1bの軸方向のモータ側冷媒流路18bに対応する部分であり、かつインナフレーム1bの周方向のインバータ側放熱フィン27aと同じ範囲に設けられている。モータユニット300で発生した熱は、モータ側放熱フィン27bに伝達され、モータ側冷媒流路18bを円周方法に流れる冷却液により奪われる。これにより、モータユニット300が効率的に冷却される。
次に、外側ブラケット11及び結線手段80の詳細な構造について説明する。図9は図3のモータユニット300及びそれに付随する部品を示す斜視図、図10は図9の外側ブラケット11とそれに搭載されている部品を外した状態を示す斜視図である。
モータユニット300には、図9に示すように、外側ブラケット11が被せられている。外側ブラケット11の軸方向端面には、結線ベース29が固定されている。結線導体22は、結線ベース29により保持されている。また、巻線7から引き出された引出線21の先端が結線導体22に接続されている。
さらに、図10に示すように、ステータコア6には、12個の巻線7a〜7lが装着されている。
図11は図9の外側ブラケット11を示す斜視図である。外側ブラケット11のインバータユニット400に対向する端部には、円形の第1の凹部(段部)11aが設けられている。また、第1の凹部の中央には、円形の第2の凹部(段部)11bが設けられている。第2の凹部11bの中央には、円形の開口が設けられている。
樹脂注入孔30a〜30dは、外側ブラケット11の第1の凹部11aよりも径方向外側の部分に配置されている。第1の凹部11aには、図4に示した引出線挿入孔20に相当する引出線挿入孔20a〜20iが設けられている。引出線挿入孔20a〜20iには、図6に示した引出線21a〜20lが通される。
また、第1の凹部11aには、結線ベース29の外周が嵌め合わせられる。即ち、第1の凹部11aは、結線ベース嵌合部である。
第2の凹部11bには、内側ブラケット12の外周が嵌め合わせられる。即ち、第2の凹部11bは、内側ブラケット嵌合部である。第2の凹部11bに内側ブラケット12を嵌め合わせることにより、内側ブラケット12が外側ブラケット11と同軸上に位置決めされる。
図12は図9の結線ベース29を示す斜視図である。結線ベース29には同心円状の5本の溝29a〜29eが形成されている。図4からも分かるように、内周側2本の溝29a,29bと外周側2本の溝29d,29eには結線導体22が差し込まれている。結線導体22を結線ベース29に差し込むことにより、結線手段80の位置ずれが防止される。
真ん中の1本の溝29cには、外側ブラケット11の引出線挿入孔20a〜20iに連続する複数の孔(図示せず)が設けられている。これらの孔には、引出線21が通される。
結線ベース29は、例えば、ガラスエポキシ、又はカーボンを含まないプラスチックなど、絶縁材料で構成されている。これにより、結線導体22同士及び結線手段80と外側ブラケット11との間の絶縁が確保されている。
図13は図9の結線手段80、引出線21及び接続端子23の接続状態を示す斜視図、図14は図9の結線手段80、引出線21及び接続端子23の接続状態を示す平面図である。
図13及び図14に示された導体のうち、巻線7a〜7lからの12本の引出線21a〜21lを除いた部分が結線手段80である。即ち、結線手段80は、同心円状に配置された円弧状の6本の結線導体22a〜22fにより構成されている。そして、結線手段80には、結線導体22a〜22fからそれぞれ立ち上がっている6つの接続端子23a〜23fが設けられている。
接続端子23aは、結線導体22aから立ち上がっている。そして、結線導体22aの上面には、引出線21a,21bの先端部が逆U字状に折り返されて接合されている。
接続端子23bは、結線導体22bから立ち上がっている。そして、結線導体22bの上面には、引出線21c,21dの先端部が逆U字状に折り返されて接合されている。
接続端子23cは、結線導体22cから立ち上がっている。そして、結線導体22cの上面には、引出線21e,21fの先端部が逆U字状に折り返されて接合されている。
接続端子23dは、結線導体22dから立ち上がっている。そして、結線導体22dの上面には、引出線21g,21hの先端部が逆U字状に折り返されて接合されている。
接続端子23eは、結線導体22eから立ち上がっている。そして、結線導体22eの上面には、引出線21i,21jの先端部が逆U字状に折り返されて接合されている。
接続端子23fは、結線導体22fから立ち上がっている。そして、結線導体22fの上面には、引出線21k,21lの先端部が逆U字状に折り返されて接合されている。
接続端子23a〜23fは、図14に示すように、外側ブラケット11の周方向に、60度毎に均等配置されている。また、例えば接続端子23bの結線導体22bから立ち上がる位置及び角度は、図7に示すパワーモジュール14の出力端子24の位置に一致するように調整されている。このことは、その他5つの接続端子23a,23c〜23fに関しても同様である。
このように、例えば結線導体22bには、180度ずらして対向配置された巻線7c,7d(図10)からの引出線21c,21dが接続され、接続端子23bによりパワーモジュール14の出力端子24と結合される。他の結線導体22a,22c〜22fに関しても、2つの巻線7からの引出線21を1つにまとめ、接続端子23によりパワーモジュール14と接続する構成は同じである。
ここで、結線導体22a〜22fは合計6本あるが、図12に示した結線ベース29の溝29a〜29eは5本で、それらのうち結線導体22a〜22fが挿入される溝は29cを除いた4本しかない。
これに対して、図14において、例えば結線導体22bは、12時の位置で外周側に折り曲げられて、円弧の半径が途中で変更されている。これにより、結線導体22bが結線導体22cと干渉するのが回避されている。同様にして、結線導体22c,22d,22eも途中で円弧の半径を変更することにより、結線導体22同士の干渉が回避されている。
なお、引出線21a〜21lの結線導体22a〜22fへの接合方法は、半田付けでもロウ付けでも溶接でもよい。また、半田付けなどで機械的接合強度が確保できない場合は、ワイヤなどで縛ってから半田付けしてもよい。さらに、先端突き当てでなく、面合わせで接合する場合は、溶接した後に合わせ面に半田を流し込み電気的な接続をより確実なものとしてもよい。
また、結線手段80は、外側ブラケット11上ではなく、内側ブラケット12上に配置されていてもよい。その場合、内側ブラケット12の外径は結線ベース29の外径よりも大きく、外側ブラケット11の内径は内側ブラケット12の外径が勘合するように拡大される。加えて、外側ブラケット11に設けられていた引出線挿入孔20a〜20iは、内側ブラケット12に設けられることになる。
次に、フレームユニット200の構造について説明する。図15は図1のフレームユニット200を示す斜視図、図16は図15のアウタフレーム1aの一部を取り除いて示す斜視図である。
インナフレーム1bの内面には、図2に示した第1の絶縁具16aが嵌め込まれる第1の座繰り部31aと、第2の絶縁具16bが嵌め込まれる第2の座繰り部31bとが形成されている。アウタフレーム1aの入口側には、インバータ制御基板17を受ける段差31cが設けられている。
アウタフレーム1a及びインナフレーム1bは、入口側接合部33aと出口側接合部33bとで周方向に連続して溶接されている。これにより、冷却液が漏れることがないように冷媒流路18の密閉が保たれている。
図16において、インバータ側放熱フィン27aは、パワーモジュール14の放熱面14aが密着する箇所の裏側に形成されている。また、モータ側放熱フィン27bは、インバータ側放熱フィン27aと周方向の同じ位置に形成されている。インバータ側冷媒流路18aとモータ側冷媒流路18bとは、空間部であるヘッダ部34で繋がっている。これにより、冷媒流路18a,18bには、同じ冷却液が循環する。
ヘッダ部34は、インバータ側冷媒流路18aとモータ側冷却流路18bとに繋がっている。また、ヘッダ部34は、図2に示した仕切り板19により第1室及び第2室の2つに分けられている。入口側ニップル5aから入った冷却液は、ヘッダ部34の第1室に入り、軸線方向に導かれる。次に、冷却液は、インバータ側冷媒流路18a及びモータ側冷却流路18bを周方向に回って、ヘッダ部34の第2室に戻る。そして、第2室に戻った冷却液は、出口側ニップル5bから排出される。
次に、実施の形態1の機電一体型駆動装置の動作について説明する。図示しない直流電源又はバッテリからインバータユニット400のパワーモジュール14に電力が供給され、図示しないマイコン又はパソコンからの指令に従って、インバータ制御基板17がパワーモジュール14の出力を制御する。図4において、パワーモジュール14から、出力端子24、接続端子23、結線導体22及び引出線21を経由して、モータユニット300の巻線7に電力が供給される。
本実施の形態1では、2組の3相結線を持つモータユニット300を想定しており、図7に示すように6個のモジュールユニット50が円環状に配置され、1個のパワーモジュール14に2個の巻線7が接続されている。これをU1相とすると、V1相、W1相の6個の巻線7で1群の3相結線を構成し、残りの6個の巻線7でU2相、V2相、W2相の2群の3相結線を構成する。
そして、インバータ制御基板17に搭載された制御回路により、6個のパワーモジュール14の励磁タイミングを切り換え、合計12個の巻線7により回転磁界を発生させる。そして、ロータコア8及びロータユニット60に組み込まれた磁石28との相互作用によって、ロータユニット60及びその回転軸である出力軸4を回転させる。
次に、実施の形態1の機電一体型駆動装置の製造法について説明する。図17は図1の機電一体型駆動装置の製造方法を示すフローチャートである。まず、図8に示すように、ステータコア6のティース6aに巻線7を装着する(ステップS1)。次に、巻線7が装着されたステータコア6を図18に示すモールド冶具の中に入れる(ステップS2)。
モールド冶具は、外筒31、内筒32及び底板33から構成されている。内筒32は、ステータコア6を外筒31内に入れた後でステータコア6の内周に挿入する(ステップS3)。
続いて、外側ブラケット11をステータコア6の上に被せ、図6に示した状態にする。このとき、引出線21a〜21lの先端を、図11に示す引出線挿入孔20a〜20iに挿入する。このとき、横幅が広い引出線挿入孔20a,20d,20gには、引出線を2本ずつ挿入する。
次に、樹脂注入孔30a〜30dからポッティング剤である樹脂材料13を流し込み、必要であれば温度を上げて、樹脂材料13を硬化させる。これにより、ステータコア6と巻線7とその引出線21の一部と外側ブラケット11とがモールドされ一体化される(ステップS4)。
モールド終了後にモールド冶具を外し、外側ブラケット11上に結線ベース29を固定する(ステップS5)。そして、結線導体22を結線ベース29の溝29a,29b,29c,29d(図12)に挿入して、結線手段80を結線ベース29に保持させる(ステップS6)。
この後、引出線21の先端部を逆Uの字に折り曲げて結線導体22の上面に接合する(ステップS7)。ここまでで、図19に示す状態になる。
続いて、内側ブラケット12に第1のベアリング10aを装着してから、内側ブラケット12を外側ブラケット11の内周に取り付ける(ステップS8)。そして、ステータユニット70、外側ブラケット11、結線ベース29、結線手段80、内側ブラケット12及び第1のベアリング10aの組立体を、フレームユニット200の出口側(図3の下側)からフレームユニット200内に圧入する(ステップS9)。このとき、必要であれば焼き嵌めしてもよい。
次に、ロータユニット60をステータコア6の内周に挿入し、出力軸4の先端を第1のベアリング10aで保持する(ステップS10)。そして、エンドプレート3に第2のベアリング10bを装着し、出力軸4を第2のベアリング10bに挿入しながら、エンドプレート3をフレームユニット200の出口側端面に固定する(ステップS11)。
これにより、出力軸4が第1及び第2のベアリング10a,10bによって回転自在に保持される。以上でモータユニット300のフレームユニット200への組み込みが終了し、図3の下半分の組立が完了する。
次に、図2に示すモジュールユニット50を、図3に示すように、放熱面14aがインナフレーム1bの内壁面に密着するように固定する(ステップS12)。続いて、図4に示すように、パワーモジュール14からの出力端子24と、結線手段80からの接続端子23とを、ボルト25及びナット26で締結する(ステップS13)。
次に、インバータユニット400のインバータ制御基板17をフレームユニット200の入口側(図3の上側)に固定する(ステップS14)。そして、インバータ制御基板17とモジュールユニット50との結線、及びその他図示されない部品間の電気的接続を行う(ステップS15)。最後に、フロントプレート2をフレームユニット200の入口側端面に固定する(ステップS16)。これにより、全ての組立が終了し、図1〜図3に示す完成状態となる。
なお、内側ブラケット12上に結線手段80を配置する場合は、図17のフローチャートのステップS4は、「ステータコアに外側ブラケット被せ、内側ブラケットを取り付けた後にモールドする」に変更になり、ステップ8は削除される。また、ステップ5は「内側ブラケット上に結線ベースを固定する」に変更になる。
以上のように、実施の形態1の機電一体型駆動装置では、モータユニット300及びインバータユニット400を、共通の冷媒流路18に冷却液を流すことにより冷却されたフレームユニット200で冷却するので、冷却効果が高く、モータユニット300の巻線が融けるのを防止することができるとともに、パワーモジュール14の温度が上昇して破壊されるのを防ぐことができる。このため、例えば電気自動車の駆動モータ又はハイブリッド自動車の駆動モータなど、出力が高く発熱量の大きい用途への適用が可能となる。
また、ステータユニット70及び外側ブラケット11をモールドにより一体化(サブアッセイ化)してからフレームユニット200に圧入又は焼き嵌めするので、ステータユニット70の部品を個別に組み込むよりも組立が容易である。
さらに、ステータユニット70をフレームユニット200に組み込む前に、巻線7の引出線21と結線手段80との接続を行うことができるので、接続作業がやり易い。
さらにまた、特許文献1に示された従来のインテリジェントモータでは、サーボモータとドライブユニットとの接続を、接続ケーブルによりハウジング内の深い位置で行うので、接続が非常にし難い。これに対して、実施の形態1の機電一体型駆動装置では、引出線21と結線手段80との接続作業をフレームユニット200の外で行うことができるので、半田付け又はロウ付けだけでなく、スペースを必要とする溶接による接合も可能となる。
そして、外側ブラケット11の上部からインバータユニット400側に突出した接続端子23を、パワーモジュール14の出力端子24と接続するので、フレームユニット200の内部であっても接続作業が比較的容易であり、インバータユニット400とモータユニット300との電気的接続を簡単に行うことができる。
また、フレームユニット200に繋ぎ目がないので、繋ぎ目から冷却液が漏れる心配がない。
さらに、フレームユニット200が軸方向に分割されることなく一体化されているので、駆動装置全体としての剛性が高い。
さらにまた、フレームユニット200をアウタフレーム1aとインナフレーム1bとに分割したので、切削及び鋳造で製作するときに作り易い。
また、モータユニット300とインバータユニット400とを外側ブラケット11を含む一連の部品で仕切ることで、モータユニット300側の熱及び電磁ノイズがインバータユニット400側に伝わりにくい。同時に、インバータユニット400側の熱及び電磁ノイズがモータユニット300側に伝わりにくい。
さらに、モータユニット300側で発生したゴミが、インバータユニット400側に侵入するのを防止することができる。同時に、インバータユニット400側のゴミ及び部品が、モータユニット300側に入って巻き込まれるのを防止することができる。
さらにまた、内側ブラケット12で第1のベアリング10aを保持しているので、第1のベアリング10aを保持する部品を別途設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、第1のベアリング10aの熱が、内側ブラケット12及び外側ブラケット11を介して、フレームユニット200に放熱されるので、ベアリング10aが高温になるのを防止することができる。
さらに、内側ブラケット12をフレームユニット200と別体としたことで、ベアリング10aとの嵌め合い箇所の精密加工が可能となるため、出力軸4を支持する第1のベアリング10aを精度良く嵌め合わせて保持することができる。
さらにまた、内側ブラケット12を外側ブラケット11と別体にしたことにより、ロータユニット60をステータユニット70に挿入した後に、第1のベアリング10aを出力軸4に嵌め、内側ブラケット12で保持することができる。これにより、ロータユニット60の組立及び分解が簡単に行える。加えて、内側ブラケット12を外すことができるので、モールド後の内部の清掃や、モータユニット300内に発生したゴミの除去、及び内部の点検が容易に行える。
また、ステータコア6、巻線7及び外側ブラケット11が樹脂材料13によりモールドされているので、巻線7で発生した熱が、ステータコア6と外側ブラケット11を介してインナフレーム1bに伝わり、モータ側冷媒流路18b内を流れる冷却液によって積極的に冷却される。このため、巻線7の温度上昇を抑制することができる。
さらに、巻線7の引出線21もステータユニット70の一部としてモールドされるので、引出線21の熱をフレームユニット200に逃がすことが可能となり、引出線21も効率的に冷却される。
一方、インバータユニット400において、パワーモジュール14の放熱面14aがインナフレーム1bの内壁に密着しているので、インバータ側冷媒流路18a内を流れる冷却液によってパワーモジュール14が積極的に冷却される。
さらにまた、外側ブラケット11に巻線7の引出線21を通す引出線挿入孔20を設けたので、引出線21を、フレームユニット200の冷媒流路18を貫通させずに、モータユニット300から引き出すことが可能となり、冷却液の漏洩を防止することができる。
また、引出線21をモータユニット300の外に引き出したので、インバータユニット400との結線が容易になる。
さらに、巻線7からパワーモジュール14までの接続を、線材を使わずに行うので、接続が煩雑にならず、巻線7とパワーモジュール14とをより確実に接続することができ、電気的接続の信頼性が高くなる。
さらにまた、図6において、外側ブラケット11の外径寸法は、ステータコア6の外径寸法よりも大きく、外側ブラケット11の外周がフレームユニット200の内周に隙間なく嵌め合わせられるように構成されている。このように、外側ブラケット11の外径寸法をステータコア6の外径寸法より大きくしたことにより、ステータユニット70をフレームユニット200に挿入するときに、ステータコア6が引っかかって入りにくいことがない。
また、ステータコア6の外径寸法は、外側ブラケット11の外径寸法よりも小さく、ステータコア6がフレームユニット200に隙間を持って挿入されるので、ステータコア6をフレームユニット200に圧入とする場合に比べて、ステータコア6の外径寸法の精度を落とすことができる。これにより、公差管理が容易になり、コストダウンを図ることができる。
なお、外側ブラケット11の外径寸法とステータコア6の外径寸法との関係は、外側ブラケット11の最小公差での外径寸法が、ステータコア6の最大公差での外径寸法よりも大きければよく、見た目ではほぼ同じでもよい。その場合、ステータコア6がフレームユニット200に軽く圧入されることになるが、ステータコア6の外径寸法が外側ブラケットの外径寸法よりも小さいことには変わりはないので、ステータコア6が引っかかって入らなくなることはない。
また、外側ブラケット11及び内側ブラケット12の材料を、ステータコア6の材料として一般的に用いられる電磁鋼板などの鉄系材料よりも熱伝導率が高く、比重が小さい材料、例えばアルミニウム合金又はマグネシウム合金等とした場合、モータユニット300からの発熱をフレームユニット200に効果的に伝えることが可能になる。加えて、外側ブラケット11及び内側ブラケット12の重量が軽くなるので、全体の軽量化を図ることもできる。
さらに、放熱フィン27a,27bを冷媒流路18全体に設けず、部分的に設けたので、放熱フィン27a,27bによる流路抵抗が大きく増えることがない。
さらにまた、引出線21a〜21lの巻線7a〜7lからの引出位置から、パワーモジュール14が配置されている位置まで、結線導体22a〜22fにより接続位置を周方向にずらすことができるので、接続が複雑にならず間違うことがない。
また、巻線7a〜7fからの12本の引出線21a〜21lを、結線導体22a〜22fで6本にまとめてから、接続端子23a〜23fでパワーモジュール14と接続するので、接続部品の数を半分に減らすことが可能となる。
さらに、結線手段80の結線導体22a〜22fを互いに干渉しないよう折り曲げたので、本来なら7本必要とされる結線ベース29の溝を5本に削減し、結線手段80が占有する面積を小さくすることができる。
実施の形態2.
次に、図20はこの発明の実施の形態2による機電一体型駆動装置の軸線に沿う断面図、図21は図20のステータユニット70のモールド前の状態を示す斜視図である。実施の形態2では、実施の形態1で示した外側ブラケット11と内側ブラケット12とを1つにまとめたブラケット35が用いられている。
また、実施の形態2では、ステータコア6の外径寸法が、ブラケット35の外径寸法よりも大きく、フレームユニット200の内周にステータコア6の外周が隙間なく嵌め合わせられるように構成されている。
さらに、実施の形態2では、図20に示すように、結線導体22、結線ベース29、及び引出線21が樹脂材料36によりモールドされている。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
次に、実施の形態2の機電一体型駆動装置の製造方法について説明する。図22は図20の機電一体型駆動装置の製造方法を示すフローチャートである。実施の形態1における製造方法を示した図17との違いは、「外側ブラケット」が「ブラケット」に変わっている点(ステップS21、S22)、図17のステップS8の「内側ブラケットを外側ブラケットに取り付ける」工程が削除されている点、及び図22のステップS23の「結線手段と結線ベースと引出線をモールドする」工程が追加されている点であり、他の製造方法は実施の形態1と同様である。
このような機電一体型駆動装置では、一体型のブラケット35を用いたので、ロータユニット60の組立時に第1のベアリング10aを先にブラケット35に装着しなければならないので、出力軸4を第1のベアリング10aに嵌め合わせるのが難しくなる。また、ステータユニット70をフレームユニット200に圧入した後では、ブラケット35が取り外せなくなるので、モータユニット300内で発生したゴミの除去、及び内部の点検ができなくなる。しかし、その他の効果は実施の形態1に記載した効果と同じである。
また、一体型のブラケット35を用いたので、部品点数を削減し、コストダウンを図ることができる。
さらに、ブラケット35自体の剛性が高くなるため、ロータユニット60をより確実に保持することができ、振動及び騒音を軽減することができるとともに信頼性を向上させることができる。
さらにまた、ブラケット35に繋ぎ目がないので、モータユニット300が発生した熱を効率的にフレームユニット200に伝達することができる。
また、フレームユニット200にステータコア6を隙間なく嵌め合わせたので、ブラケット35をフレームユニット200に嵌め合わせる場合に比べて、軸方向への嵌め合わせ長さを長くすることができ、駆動時に回転トルクが掛かっても、ステータコア6がずれたり回ったりすることがない。
さらに、フレームユニット200にステータコア6を隙間なく嵌め合わせたので、巻線7が発生する熱を、接触面積の大きいステータコア6を介して、フレームユニット200に伝達することができ、巻線7の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
さらにまた、結線導体22、結線ベース29及び引出線21を樹脂材料36によりモールドしたので、結線導体22が結線ベース29と一体化され、結線手段80が強固に保持されて、結線手段80の位置ずれが防止される。
また、結線ベース29と引出線21とをモールドで一体化したことにより、巻線7から引出線21を介して結線手段80に伝わる熱を、ブラケット35及びフレームユニット200に効率的に伝え、巻線7を効率的に冷却することが可能となる。
さらに、モールドにより結線導体22及び引出線21が表面に露出しなくなるので、これらに金属片が接触してショートしたりゴミが付着したりすることがない。
さらにまた、インバータユニット400を組み込むときに、部品や工具が当たって結線導体22及び引出線21の被覆及び導体表面が傷付けられるのを防止することができる。
実施の形態3.
次に、図23はこの発明の実施の形態3による機電一体型駆動装置のステータユニット70を示す斜視図、図24は図23のステータユニット70の軸線に沿う断面図である。実施の形態3では、一体型のブラケット37が用いられている。ブラケット37の外周部のステータコア6側の端部には、ステータコア6側へ突出した第1及び第2の突起(フック)38,39が設けられている。第1及び第2の突起38,39は、ブラケット37の周方向に180度ずらして対向配置されている。
ステータコア6の外周には、第1の突起38が挿入される第1の突起挿入溝40と、第2の突起39が挿入される第2の突起挿入溝41とが設けられている。第1の突起挿入溝40内には、第1の突起38の先端部が係合する第1のピン42が径方向に圧入されて固定されている。第2の突起挿入溝41内には、第2の突起39の先端部が係合する第2のピン43が径方向に圧入されて固定されている。第1及び第2のピン42,43は、ステータコア6の径方向外側へ突出している。
図25は図23のブラケット37をステータユニット70から外した状態を示す分解斜視図、図26は図23のステータユニット70を示す側面図、図27は図24の第1の突起38の詳細な形状を示す斜視図、図28は図27の第1の突起38が第1のピン42に係合した状態を示す斜視図、図29は図27の第1の突起38と第1の突起挿入溝40及び第1のピン42との関係を示す正面図である。なお、第2の突起39の形状、第2の突起39と第2の突起挿入溝41及び第2のピン43との関係も図27〜図29と同様である。
図27において、第1の突起38(第2の突起39)の先端には、鉤爪部が設けられており、鉤爪部には、ブラケット37の軸方向に傾きを持つ軸方向テーパ部38b(39b)と、周方向の傾きを持つ周方向テーパ部38c(39c)とが設けられている。
また、第1の突起38(第2の突起39)の周方向テーパ部38c(39c)のテーパが高くなった方の側面は、ブラケット37の周方向の位置決めを行う周方向位置決め面38a(39a)となっている。
図25に示す状態から、ブラケット37をステータコア6に被せるときに、第1及び第2の突起38,39をそれぞれ第1及び第2の突起挿入溝40,41に挿入する。ブラケット37を強く押し込むと、第1及び第2の突起38,39の先端に設けられた軸方向テーパ部38b,39bが第1及び第2のピン42,43の先端を乗り越え、図28に示すように、第1及び第2の突起38,39の周方向テーパ部38c,39cが第1及び第2のピン42,43の外周面に係合し図26の状態になる。
このとき、図29に示すように、第1及び第2のピン42,43により周方向テーパ部38c,39cが右方向に押されるので、第1及び第2の突起38,39の周方向位置決め面38a,39aが第1及び第2の突起挿入溝40,41の当て面40a,41aに当接し、ブラケット37とステータコア6の周方向の位置決めが行われる。
また、第1の突起38と第1の突起挿入溝40との間には、第1のクリアランス40bが存在し、第2の突起39と第2の突起挿入溝41との間には、第2のクリアランス41bが存在する。また、第1及び第2の突起38,39が第1及び第2のピン42,43にそれぞれ係合することにより、ブラケット37はステータコア6方向に引っ張られるので、ブラケット37の下側の端面がステータコア6の上面に押し当てられ、ブラケット37とステータコア6の軸方向の位置決めも行われる。
なお、第1及び第2のピン42,43の先端には、第1及び第2の突起38,39の軸方向テーパ部38b,39bが乗り越えやすいように、C面かRを付けてもよい。他の構成及び動作は、実施の形態2と同様である。
次に、実施の形態3の機電一体型駆動装置の製造方法について説明する。実施の形態2と同様に、結線導体22等を樹脂材料36によりモールドするのであれば、実施の形態3の機電一体型駆動装置の製造方法は、図22に示した製造方法とほぼ同様である。実施の形態2との相違点は、ステータコア6にブラケット37を被せるときに、第1及び第2の突起38,39が第1及び第2のピン42,43をそれぞれ乗り越えるために少し外側に広がるので、図18に示したモールド用冶具の外筒31の内壁面に、第1及び第2の突起38,39を逃がす溝を設ける必要がある点である。その他の製造方法は実施の形態2と同じなので、実施の形態2に記載した製造方法による効果と同様の効果が得られる。
以上のように、実施の形態3の機電一体型駆動装置では、ブラケット37をステータコア6に押し込むだけで、ブラケット37とステータコア6との周方向及び軸方向の位置決めを簡単に行うことができる。また、第1及び第2の突起38,39が第1及び第2のピン42,43にそれぞれ係合するので、ブラケット37のステータコア6への固定も同時に行える。その他の効果は、実施の形態2に示した機電一体型駆動装置の効果と同じである。
なお、この発明の機電一体型駆動装置の用途は、電気自動車又はハイブリッド自動車に限定されるものではない。

Claims (15)

  1. 円筒状のフレームユニット、
    ステータコアと、前記ステータコアに装着されている複数の巻線と、前記ステータコアに挿入されているロータユニットとを有しており、前記フレームユニットに収納されているモータユニット、及び
    前記モータユニットに電力を供給するパワーモジュールと、前記パワーモジュールを駆動するパワーモジュール駆動基板とを有しており、前記フレームユニットに収納されているインバータユニット
    を備え、
    前記フレームユニットの壁部内には、前記モータユニット及び前記インバータユニットを冷却するための共通の冷媒流路が設けられており、
    前記パワーモジュールは、前記フレームユニットの内壁面に密着しており、
    前記フレームユニット内には、前記フレームユニットとは別体のブラケットが嵌め合わせられており、
    前記フレームユニット内の空間は、前記ブラケットにより、前記モータユニットが収納される空間と、前記インバータユニットが収納される空間とに分割されている機電一体型駆動装置。
  2. 前記ブラケットには、複数の引出線挿入孔が設けられており、
    前記引出線挿入孔には、前記巻線からの引出線が貫通しており、
    前記ステータコア、前記巻線、前記引出線及び前記ブラケットが、モールドにより一体化されている請求項1記載の機電一体型駆動装置。
  3. 前記ブラケットの前記インバータユニット側の端部には、前記パワーモジュールと前記巻線とを接続するための結線手段が配置されており、
    前記結線手段は、前記巻線からの引出線が接続される複数の結線導体を有しており、
    各前記結線導体には、前記パワーモジュールが配置されている位置で立ち上がっている接続端子が設けられている請求項1又は請求項2に記載の機電一体型駆動装置。
  4. 前記結線導体は、同心円状に配置されており、かつ円弧の途中で折り曲げられて円弧の半径が途中で変更されている請求項3記載の機電一体型駆動装置。
  5. 前記ブラケットの前記インバータユニット側の端部には、絶縁材料製の結線ベースが固定されており、
    前記結線ベースには、複数の溝が形成されており、
    前記結線導体は、前記溝に差し込まれている請求項3又は請求項4に記載の機電一体型駆動装置。
  6. 前記結線導体、前記結線ベース、及び前記引出線が、モールドにより一体化されている請求項5記載の機電一体型駆動装置。
  7. 前記ブラケットには、前記ロータユニットの軸を回転自在に保持するベアリングが保持されている請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載の機電一体型駆動装置。
  8. 前記ブラケットは、円盤状の外側ブラケットと、前記外側ブラケットの内側に嵌め合わせられている内側ブラケットとを有しており、
    前記内側ブラケットには、前記ベアリングが保持されており、
    前記外側ブラケットには、前記結線手段が配置されている請求項7記載の機電一体型駆動装置。
  9. 前記ブラケットの前記ステータコア側の端部には、前記ステータコア側へ突出した突起が設けられており、
    前記突起の先端には、鉤爪部が設けられており、
    前記鉤爪部には、前記ブラケットの軸方向に傾きを持つ軸方向テーパ部と、周方向の傾きを持つ周方向テーパ部とが設けられており、
    前記ステータコアの外周には、前記突起が挿入される溝が設けられており、
    前記溝には、前記ステータコアの径方向外側へ突出したピンが設けられており、
    前記周方向テーパ部は、前記ピンの外周面に係合している請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の機電一体型駆動装置。
  10. 前記ブラケットの外径寸法は、前記ステータコアの外径寸法よりも大きく、前記ブラケットの外周が前記フレームユニットの内周に隙間なく嵌め合わせられている請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の機電一体型駆動装置。
  11. 前記ステータコアの外径寸法が、前記ブラケットの外径寸法よりも大きく、前記フレームユニットの内周に前記ステータコアの外周が隙間なく嵌め合わせられている請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の機電一体型駆動装置。
  12. 前記ブラケットの材料が、前記ステータコアの材料である鉄系材料よりも、熱伝導率が高く、比重が小さい材料である請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の機電一体型駆動装置。
  13. 前記フレームユニットは、アウタフレームと、前記アウタフレームの内側に組み合わされているインナフレームとを有する二重構造であり、
    前記インナフレームの前記パワーモジュールが密着する箇所の裏側には、放熱フィンが設けられている請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の機電一体型駆動装置。
  14. 前記フレームユニットは、軸方向に繋ぎ目がない構造となっている請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の機電一体型駆動装置。
  15. 複数の巻線が装着されたステータコアの端部にブラケットを被せる工程、
    前記ステータコアと前記巻線と前記ブラケットとをモールドにより一体化する工程、
    前記ステータコア、前記巻線、及び前記ブラケットを含む組立体を、壁部内に冷媒流路が設けられている円筒状のフレームユニット内に、圧入又は焼き嵌めにより固定する工程、
    前記ステータコア内にロータユニットを挿入し、前記ロータユニットの軸をベアリングによって回転自在に保持する工程、及び
    パワーモジュールをその放熱面が前記フレームユニットの内壁面に密着するように前記フレームユニットに固定する工程
    を含む機電一体型駆動装置の製造方法。
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