JPWO2015075776A1 - 検査装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2に記載の検査装置において、一枚の基板に設けられた複数のはんだランドが複数のグループに分けられて、グループの各々について検査頻度が設定可能とされている。また、その場合において、高い信頼性が要求される電子部品が装着される予定のはんだランドが含まれるグループについての検査頻度が1とされる。
基板の待ち時間とは、例えば、前回基板が搬入された時点から次に基板が搬入されるまでの時間をいい、通常は、粘性流体塗布装置の作業時間等で決まるほぼ一定の時間となる。基板の待ち時間が短い場合、例えば、ほぼ前述の時間である場合には、基板に粘性流体が良好に塗布されたと推定される。基板の待ち時間が長い場合、例えば、前述の時間より長い設定時間以上である場合には、粘性流体塗布装置において、基板に塗布される予定の粘性流体が長い時間放置された結果、粘性流体の特性が変化し、基板に良好に塗布されなかった可能性が高いと推定される。そこで、例えば、基板の待ち時間が短い場合に簡略な検査が行われ、長い場合に詳細な検査が行われるようにすれば、すべての基板に対して詳細な検査が行われる場合と比較して、検査結果の信頼性をほぼ同じ程度に保持しつつ検査時間を短くすることができる。
なお、特許文献1,2のいずれにも、基板の待ち時間に基づいて検査が行われる検査装置についての記載はない。
(1)粘性流体塗布装置によって基板に形成された複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つに対して検査を行う検査装置であって、
前記粘性流体塗布装置から搬送される前記基板の待ち時間が長い場合は短い場合に比較して、より多くの粘性流体塗布部に対して検査を行う待ち時間依拠検査部を含むことを特徴とする検査装置。
検査対象とされる粘性流体塗布部の数は、待ち時間が長くなるにつれて連続的に多くなるようにしたり、段階的に多くなるようにしたりすること等ができる。検査対象の粘性流体塗布部の数が多い場合は少ない場合より詳細な検査が行われ得る。
検査装置において、例えば、実際に基板に形成された粘性流体塗布部の形状(面積、体積、高さ等で表すことができる)が取得され、その取得された実際の形状と、形成される予定の粘性流体塗布部(以下、粘性流体塗布予定部と称することがある)の形状とが比較され、粘性流体が良好に塗布されたか否かが評価される。例えば、実際の形状が予定の形状で決まる設定範囲内にある場合に粘性流体が良好に塗布されたと評価されるようにすることができる。
(2)前記待ち時間依拠検査部が、前記待ち時間が予め定められた設定時間より長い場合に、前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部すべてに対して検査を行う長待ち時全数検査部を含む(1)項に記載の検査装置。
設定時間は、例えば、基板に粘性流体が良好に塗布されていない可能性が高いと推定される時間とすることができる。具体的には、塗布される予定の粘性流体が基板に速やかに塗布されなかったため、粘性流体の特性が変化して、基板に良好に塗布されなかった可能性が高いと推定し得る時間とすること等ができる。
(3)当該検査装置が、前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部すべてが良好であると評価された場合の、その基板の枚数が、連続して設定枚数に達した場合に、前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部のうちの一部に対して検査を行う品質安定時一部検査部を含む(1)項または(2)項に記載の検査装置。
(4)前記待ち時間依拠検査部が、前記待ち時間が設定時間より長い場合に、前記複数の粘性流体塗布部すべてが良好であると評価された基板の枚数をカウントするカウンタのカウント値を初期値とするカウント値クリア部を含む(1)項ないし(3)項のいずれか1つに記載の検査装置。
(5)当該検査装置が、前記複数の粘性流体塗布部すべてに対して検査を行う全数検査部と、前記複数の粘性流体塗布部のうちの一部に対して検査を行う一部検査部とを含む(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載の検査装置。
一部検査部において、基板に形成された複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つについて必ず検査が行われる。
(6)当該検査装置が、前記一部検査部による検査中に、前記待ち時間が前記設定時間より長い場合に、前記一部検査部による検査から前記全数検査部による検査に切り換える検査部切換部を含む(5)項に記載の検査装置。
一部検査部による検査中とは、例えば、一部検査部が選択されている状態であり、実際の検査の実行中に限定されない。
(7)前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部が複数のグループに分けられ、前記一部検査部が、前記複数のグループのうちの一部の検査対象のグループに含まれる1つ以上の粘性流体塗布部の各々に対して検査を行い、前記複数のグループのうち前記検査対象のグループを除くグループに含まれる1つ以上の粘性流体塗布部の各々に対して検査を行わないものであり、当該検査装置が、前記一部検査部による前記検査対象のグループを、予め定められた規則に従って選択する検査対象グループ選択部を含む(5)項または(6)項に記載の検査装置。
(8)当該検査装置が、
前記複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つの粘性流体塗布部である第1塗布部の各々に対して第1レベルを満たすか否かを評価する第1評価部と、
前記複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つの粘性流体塗布部である第2塗布部の各々に対して、前記第1レベルより高い第2レベルを満たすか否かを評価する第2評価部と
を含む(1)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の検査装置。
第1塗布部と第2塗布部とにおいて、少なくとも一部同士が同じであっても、一方が他方に含まれても、互いに異なっていてもよい。また、第1塗布部と第2塗布部との少なくとも一方は、基板に形成された複数の粘性流体塗布部すべてとすることができる。
(9)前記第1評価部によって前記第1塗布部すべてが第1レベルを満たすと評価され、かつ、前記第2評価部によって前記第2塗布部すべてが第2レベルを満たすと評価された場合に、前記粘性流体塗布装置において、前記粘性流体の前記基板への塗布が良好に行われる状態であると評価する複数段階評価部を含む(8)項に記載の検査装置。
例えば、全数検査においては、「基板に形成される複数の粘性流体塗布部のすべてが良好である」と評価され、一部検査においては、「基板に形成される複数の粘性流体塗布部のすべてが良好であると推定される」と評価されるようにすることができる。
前記対基板作業装置から搬送される前記基板の待ち時間を計測する待ち時間計測部と、
その待ち時間計測部によって計測された前記待ち時間に応じて決まる態様で前記検査を行う待ち時間依拠検査部と
を含むことを特徴とする検査装置。
作業には、例えば、部品装着作業、粘性流体塗布作業等が該当する。
(11)基板に形成された複数の加工部に対して検査を行う検査装置であって、
前記基板における前記複数の加工部が、前記複数の加工部の1つ以上を含んで構成される複数のグループに分けられ、
当該検査装置が、
前記複数のグループのうちの少なくとも1つのグループの各々に含まれる1つ以上の加工部の各々に対して検査を行うグループ毎検査部と、
前記対基板作業装置から搬送される前記基板の待ち時間に応じて、前記グループ毎検査部によって検査される対象の検査対象グループを決定する検査対象グループ決定部と
含むことを特徴とする検査装置。
(12)作業装置によって作業が行われたワークに対して検査を行う検査装置であって、
前記作業装置から搬送されるワークの待ち時間を計測する待ち時間計測部と、
その待ち時間計測部によって計測された前記待ち時間に応じて決まる態様で前記検査を行う待ち時間依拠検査部と
を含むことを特徴とする検査装置。
なお、(10)項、(11)項、(12)項に記載の検査装置には、(1)項ないし(9)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
なお、本発明の一実施形態に係る検査装置は、対基板作業装置の別の一例である部品装着装置の部品装着作業により基板に取り付けられた部品に対して検査を行う場合等にも適用することができる。
図1(a)のxが基板Pの搬送方向であり、yは基板Pの幅方向であり、zは基板の厚み方向、すなわち、上下方向である。
基板供給器22は、複数の基板を収納するとともに、基板を1枚ずつ、スクリーン印刷機24に供給する。スクリーン印刷機24は、基板供給器22から供給され、基板搬送装置30(図2参照)によって搬送された基板Pの上面にはんだを塗布して、はんだ塗布部を形成する。検査装置26は、基板Pに形成されたはんだ塗布部に対して検査を行う。
基板搬送装置30は、電子回路製造ライン20のx方向に延びたものであり、基板供給器22から供給された基板をスクリーン印刷機24、検査装置26、図示しない装着機等に搬送する。
基板保持・昇降装置32は、基板搬送装置30によって搬送され、はんだ塗布位置に停止した基板Pを保持して上昇・下降させる。スクリーン保持装置36は、スクリーン34を保持する保持枠42の位置を調整する保持枠位置調整装置44を含み、保持枠42の位置を調整することにより、所望の位置においてスクリーン34を保持する。スクリーン34には、基板Pに形成される予定のはんだ塗布部(以下、はんだ塗布予定部と称する)に対応する貫通孔が複数設けられている。スキージ装置38は、1対のスキージ48と、それら1対のスキージ48の各々をz方向に移動(昇降)させるスキージ昇降装置50と、1対のスキージ48(スキージ昇降装置50)をy方向に移動させるスキージ移動装置52とを含む。クリーニング装置40は、基板Pに形成されたはんだ塗布部としてのはんだランド56(図3参照)のかすれ,はみ出しといった面積・体積の過少若しくは過多が発生した場合等に、スクリーン34の下面を清浄する装置である。不織布60により、スクリーン34の下面が拭かれるようにして清浄される。
検査ヘッド76は、図示を省略するが、4つの光源と、2つの撮像装置としてのカメラとを含む。4つの光源は、互いに90°間隔で設けられ、基板Pの垂線に対して傾斜した方向からスリット光を照射する。4つの光源のうちの互いに隣接する2つの光源からスリット光が照射されれば、基板の表面に格子状の光線82が形成される。カメラは、光源から隔たった位置に、レンズの光軸が基板Pの垂線に対して傾斜した姿勢で設けられる。カメラによって撮像された画像において、はんだランド56によって光線が歪み、また、2つの光線の間の距離が基準値からずれる。このことを利用して、カメラの撮像画像に基づいて、はんだランド56の位置、面積、高さ等を取得することができる。
また、1枚の基板Pの上面の面積に対して検査ヘッド76によって検査可能な面積は小さく、基板Pに形成された複数のすべてのはんだランド56の面積、高さ、位置等を取得する場合には、検査ヘッド76を移動させつつ複数回に分けて取得される。そのため、後述するように、検査対象のはんだランド56の数が少なくなれば、検査に要する時間が短くなる。
なお、光源の個数、カメラの個数は問わない等検査ヘッド76の構造は問わない。
スクリーン印刷機24においては、基板の複数のはんだ塗布予定部にはんだが塗布され、はんだランド56が形成されるのであるが、はんだの粘度等の特性、塗布されたはんだの量等の変化に起因して、実面積が予定面積に対して大きすぎたり(はみ出し)、小さすぎたり(かすれ)する。そこで、本実施例においては、実面積が予定面積で決まる設定範囲内にあるか否かが評価され、はんだランド56が良好に形成されたか否かが評価される。
本実施例においては、複数のブロック102が、それぞれ、ブロック番号(i:i=1,2,3・・・)によって規定され、ブロック102(i)の各々において、セクション104が、それぞれ、セクション番号(j:j=1,2,3・・・)で規定される。そして、基板100に対して、セクション104は、ブロック番号(i)とセクション番号(j)とによって規定される(i-j)。
また、基板100に形成されたすべてのはんだランド56は、それぞれ、いずれかのセクション104に属するのであり、はんだランド56とセクション104とは、予め対応付けられている。
評価しきい値は、図4(a)に示すように、2段階で設定可能とされている。例えば、設定範囲として、基準値R0に対して決まる許容範囲(RHN〜RLN)、正常範囲(RHG〜RLG)を定めることができる。許容範囲は、上限評価しきい値RHN、下限評価しきい値RLNで規定され、正常範囲は、上限評価しきい値RHG、下限評価しきい値RLGで規定される。基準値R0、許容範囲を規定する評価しきい値(RHN、RLN)、正常範囲を規定する評価しきい値(RHN、RLN)は、はんだ塗布予定面積を100とした場合の割合(%)で規定することができる。基準値R0を、100%とすることは不可欠ではなく、スクリーン印刷機24の能力、特性等で決まる値とすることができる。許容範囲は正常範囲より広く、すなわち、許容範囲を規定する評価しきい値(RHN、RLN)は、正常範囲を規定する評価しきい値(RHG、RLG)より基準値R0からの隔たりが大きい値である。
例えば、許容範囲を規定する評価しきい値(RHN、RLN)がすべてのセクション104について設定され、正常範囲を規定する評価しきい値(RHG、RLG)が厳密な評価が要求されるセクション(例えば、高精度のはんだ塗布部が要求されるセクション)について設定されるようにすることができる。これら評価しきい値、はんだランド56とセクション104との対応関係等は、予めマニュアル入力部88を介して入力されて、記憶部に記憶されている。
なお、図4(c)に示すように、マルチ基板ではない基板110においては、ブロックは設けられないが、複数のはんだランド56が複数のセクション104(j)に分けられる。
また、全数検査が行われ、連続して設定枚数の基板についてすべてのはんだランド56が良好に形成されたと評価された場合には、一部検査に切り換えられる。スクリーン印刷機24が、はんだを基板に良好に、かつ、安定して塗布し得る状態にあると推定されるため、すべてのはんだランド56に対して検査を行う必要性が低いからである。
基板は、基板供給器22、スクリーン印刷機24で決まるほぼ一定の時間毎に検査装置26に搬入されるのが普通である。しかし、スクリーン印刷機24にトラブル等が生じた場合、基板供給器22のトラブル等に起因してスクリーン印刷機24に基板が供給されない場合、検査装置26の後の工程におけるトラブル等に起因して電気回路製造ライン20において基板の搬送が滞っている場合等には、検査装置26において基板の待ち時間が長くなる。そして、基板の待ち時間が検査要判定時間以上である場合には、上述のように、基板にはんだが良好に塗布されなかった可能性が高いと推定されるため、枚数カウンタのカウント値が初期値に戻されて、全数検査が行われる。また、カウント値が初期値に戻されると、設定枚数に達するのが遅れ、一部検査への切り換えが遅れる。基板の検査要判定時間以上になると、検査対象とされる粘性流体塗布部の個数が減らされるのが遅れ、その結果、待ち時間が検査要判定時間以下である場合より、検査対象である粘性流体塗布部の個数が多くなる。
それに対して、待ち時間が検査要判定時間以上である場合には、S14において枚数カウンタがクリアされ、S5において全数検査が行われる。一部検査中においては全数検査に切り換えられる。
このように、本実施例に係る検査装置において、すべての基板について全数検査が行われる場合とほぼ同様の検査結果の信頼性を保持しつつ検査に要する時間を短くすることができる。
また、評価は1段階で行われるようにすることもできる。
S21において基板が取り込まれ、S22において待ち時間が読み込まれ、S23において検査モードが全数検査モードに設定されているか一部検査モードに設定されているかが判定される。本実施例においては、メインプログラムに、予め、基板に対応して全数検査モードと一部検査モードとのいずれかが設定されている。全数検査モードが設定されている場合には、S24において全数検査が行われ、S25において検査結果が読み込まれる。すべてのはんだランド56の実面積が許容範囲内にある場合には、S26において次の工程へ搬送され、実面積が許容範囲内にないはんだランド56が少なくとも1つある場合には、S27においてNGコンベアへ搬送される。このように、本実施例においては、はんだランド56の実面積の評価が1段階で行われる
検査モードが一部検査モードに設定されている場合には、S28において基板待ち時間が検査要判定時間以上であるか否かが判定される。基板待ち時間が検査要判定時間以上である場合には、S25において全数検査が行われ、検査要判定時間より短い場合には、S29において一部検査が行われる。一部検査において、選択された検査対象ブロック102に含まれるはんだランド56が検査対象とされる。
例えば、S29が実行される場合に、図7のフローチャートで表される選択ルーチンに従って、検査対象とされるブロックが選択されるようにすることができる。S41において、検査対象ブロック102が、ブロック番号i=n、n+4で規定される2つのブロック102(n),102(n+4)とされる。パラメータnの初期値は1であるため、最初にS29が実行される場合には、検査対象ブロックが102(1),102(5)とされる。S42において、ブロック番号を規定するパラメータnが1増加させられ(n←n+1)、S43において、パラメータが4より大きくなったか否かが判定される。4より大きい場合には、S44において、パラメータnが初期値1とされる。図4(b)に示すように、基板100には、ブロック102が8個含まれるため、nが4に達すれば、すべてのブロック102(1〜8)が1回ずつ検査対象とされたことになる。次の本プログラムの実行から2回目の検査が行われることになる。
また、本実施例においては、実面積の評価が1段階で行われるため、実面積と比較する設定範囲を、許容範囲より狭い範囲(正常範囲に近い範囲)とすることもできる。
さらに、S29において、検査対象ブロックは1つずつでも3つ以上ずつでもよく、選択の態様は問わない。
Claims (7)
- 粘性流体塗布装置によって基板に形成された複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つに対して検査を行う検査装置であって、
前記粘性流体塗布装置から搬送される前記基板の待ち時間が予め定められた設定時間以上である場合に、前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部すべてに対して検査を行う長待ち時全数検査部を含むことを特徴とする検査装置。 - 当該検査装置が、前記検査結果に基づき、前記複数の粘性流体塗布部すべてが良好に形成されたと評価された基板が設定枚数に達した場合に、前記複数の粘性流体塗布部のうちの一部に対して検査を行う品質安定時一部検査部を含み、
前記長待ち時全数検査部が、前記待ち時間が前記設定時間以上である場合に、前記複数の粘性流体塗布部すべてが良好に形成されたと評価された基板の枚数をカウントするカウンタのカウント値を初期値とするカウント値クリア部を含む請求項1に記載の検査装置。 - 当該検査装置が、前記基板に形成された複数の粘性流体塗布部すべてに対して検査を行う全数検査部と、前記複数の粘性流体塗布部のうちの一部に対して検査を行う一部検査部と、それら全数検査部と一部検査部とのいずれか一方を、予め定められた条件に基づいて選択する検査部選択部とを含み、
前記長待ち時全数検査部が、前記待ち時間が前記設定時間以上である場合に、前記検査部選択部によって前記一部検査部が選択されていても、前記全数検査部を選択する長待ち時全数検査部選択部を含む請求項1に記載の検査装置。 - 当該検査装置が、
前記複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つの粘性流体塗布部である第1塗布部の各々に対して第1レベルを満たすか否かを評価する第1評価部と、
前記第1塗布部のうちの少なくとも1つの粘性流体塗布部である第2塗布部の各々に対して、前記第1レベルより高い第2レベルを満たすか否かを評価する第2評価部と、
前記第1評価部によって前記第1塗布部すべてが第1レベルを満たすと評価され、かつ、前記第2評価部によって前記第2塗布部すべてが第2レベルを満たすと評価された場合に、前記粘性流体塗布装置が、前記基板に前記粘性流体を良好に塗布可能な状態にあると推定する複数段階評価部と
を含む請求項1ないし3のいずれか1つに記載の検査装置。 - 前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部すべてが複数のグループに分けられ、
前記一部検査部が、前記複数のグループのうちの一部の検査対象のグループに含まれる1つ以上の粘性流体塗布部の各々に対して検査を行い、前記複数のグループのうち前記検査対象のグループを除くグループに含まれる1つ以上の粘性流体塗布部の各々に対して検査を行わないものであり、
当該検査装置が、前記一部検査部による前記検査対象のグループを、予め定められた規則に従って選択する検査対象グループ選択部を含む請求項3に記載の検査装置。 - 対基板作業装置によって作業が行われた基板に対して検査を行う検査装置であって、
前記対基板作業装置から搬送される前記基板の待ち時間を計測する待ち時間計測部と、
その待ち時間計測部によって計測された前記待ち時間に応じて決まる態様で前記検査を行う待ち時間依拠検査部と
を含むことを特徴とする検査装置。 - 対基板作業装置によって基板に形成された複数の加工部に対して検査を行う検査装置であって、
前記基板における前記複数の加工部が、前記複数の加工部の1つ以上を含んで構成される複数のグループに分けられ、
当該検査装置が、
前記複数のグループのうちの少なくとも1つのグループの各々に含まれる1つ以上の加工部の各々に対して検査を行うグループ毎検査部と、
前記対基板作業装置から搬送される前記基板の待ち時間に応じて、前記グループ毎検査部によって検査される対象の検査対象グループを決定する検査対象グループ決定部と
含むことを特徴とする検査装置。
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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